JP2002085683A - 遊技機 - Google Patents

遊技機

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JP2002085683A
JP2002085683A JP2000278931A JP2000278931A JP2002085683A JP 2002085683 A JP2002085683 A JP 2002085683A JP 2000278931 A JP2000278931 A JP 2000278931A JP 2000278931 A JP2000278931 A JP 2000278931A JP 2002085683 A JP2002085683 A JP 2002085683A
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Shohachi Ugawa
詔八 鵜川
Hiroshi Kawamura
博史 河村
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Sankyo Co Ltd
Original Assignee
Sankyo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 リールなどの回胴体によって構成される特別
図柄表示装置において、再抽選前の特定表示態様を再抽
選後のいかなる最終確定時の特定表示態様にも対応させ
る変動を可能とする。 【解決手段】 特別図柄表示装置4は、3つのリール4
a、4b、4cによって構成され、リール4a上の表示
図柄の配列は、リール4b、4c上の表示図柄の配列と
は逆順になっている。全ての表示図柄を変動させ
(a)、特別図柄表示装置4の中段において大当たり表
示態様で仮停止させる(b)。この際、最終確定すべき
表示図柄の位置が揃っていない場合がある。そして、所
定の音声の出力の後(c−1,c−2)、リール4aと
リール4b、4cを互いに逆方向に回転させながら再抽
選表示を行い(d)、最終確定図柄に変動させる(e−
1,e−2)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パチンコ遊技機、
スロットマシン等の遊技機に係り、特に所定の識別情報
を変動表示させる可変表示機能を有する遊技機に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、特図ゲームを行うパチンコ遊技機
として、例えば、第1種特別電動役物(アタッカ)を有
するパチンコ遊技機がある。このパチンコ遊技機は、遊
技領域中に発射された遊技球が、第1種始動口(スター
トチャッカ)と呼ばれる入賞口に入賞した際に、乱数値
の抽出、すなわち大当たり抽選を行い、抽出した乱数値
に基づいて特図ゲームにおける演出表示及び停止図柄態
様を決定するものである。
【0003】例えば、特別図柄表示装置上において左図
柄、中図柄、右図柄のように横方向に3つ配置された表
示図柄が、左図柄、右図柄、中図柄の順に更新表示を停
止し、これら表示図柄がすべて同一の図柄で最終的に停
止した場合に大当たりとなる特図ゲームを行うものとす
る。この間、最終停止図柄である中図柄以外の左図柄及
び右図柄が同一図柄で仮停止していれば、リーチ表示態
様となる。さらに中図柄も同一の図柄で仮停止すれば、
特定表示態様(大当たり表示態様)となり、そのままの
状態で停止すれば、大当たりが確定する。
【0004】ところが、この大当たりにも、例えば確率
変動大当たり(次回の特図ゲームにおける大当たり確率
が高くなる大当たりをいう)と非確率変動大当たり(次
回の特図ゲームにおける大当たり確率は変化しない大当
たりをいう)や、時短などの遊技価値の異なる複数種類
のものが用意されているのが一般的である。そして、特
定表示態様で表示図柄を仮停止させた後に再び全ての表
示図柄を変動させて、その再変動の結果、確率変動図柄
による特定表示態様とするか非確率変動図柄による特定
表示態様とするかを最終確定する再抽選動作を行うもの
がある。これにより、一旦特定表示態様で仮停止した後
も遊技者の期待感を継続させることができる。
【0005】ここで、液晶表示装置などの画像表示装置
で構成され、表示図柄をスクロールさせることによって
変動表示させる特別図柄表示装置では、通常、表示図柄
の配列は左図柄、中図柄、右図柄ともに同じであり、表
示領域内の有効ライン上において同一図柄で揃っていれ
ば、表示領域外においても同一図柄が揃っている。この
ため、最終確定時の表示図柄がどのようなものであって
も、各表示図柄に対して、同じ速度、同じ方向、同じタ
イミングで変動表示を行うことができる。仮に表示領域
外において最終確定時の表示図柄が揃っていなかったと
しても、画像表示装置であれば表示図柄の差し替えを行
うことによって、各表示図柄に対して同じ変動表示方法
を適用することができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、複数の
リールを並べて構成された特別図柄表示装置では、少な
くとも1つのリールにおける表示図柄の配列を、他のリ
ールにおける表示図柄の配列とは異なるものとしている
のが一般的である。このため、表示領域内の有効ライン
上において同一図柄が揃っているからといって、表示領
域外においても同一図柄が揃っているとは限らない。従
って、全ての表示図柄を同じ速度、同じ方向、同じタイ
ミングで変動させた場合には、リール等の回転体を用い
た特別図柄表示装置では技術よう表示図柄の差し替えも
不可能であり、最終確定時の表示図柄に対して、再抽選
前に仮停止させる表示図柄の種別が限られてしまってい
た。
【0007】本発明は、リールなどの回転体によって構
成される特別図柄表示装置において、再抽選前の特定表
示態様を再抽選後のいかなる最終確定時の特定表示態様
にも対応させる変動が可能な遊技機を提供することを目
的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の第1の観点にかかる遊技機は、外周部に複
数の識別情報が配された複数の回転体が駆動されること
によって、可変表示領域内に表示される識別情報を変動
表示可能に構成された可変表示装置(例えば、特別図柄
表示装置4)と、予め設定された変動開始条件を満足す
る場合、前記可変表示領域内に表示される識別情報の変
動の過程及び結果を決定する変動表示態様決定手段と、
前記変動表示態様決定手段の決定結果に基づいて、前記
複数の回転体を駆動させることにより前記可変表示領域
内の識別情報を変動表示させるとともに、前記複数の回
転体の駆動を停止させることにより前記識別情報の変動
表示を停止させる変動表示制御手段とを備え、前記変動
表示制御手段は、特定表示態様として前記識別情報を最
終停止(いわゆる再抽選前の仮停止)させた後、さらに
最終確定の特定表示態様(再抽選後の確定態様)となる
まで、対応する前記複数の回転体の駆動(例えば、駆動
速度または駆動方向)をそれぞれ制御しながら前記識別
情報を再び変動させる、すなわちいわゆる再抽選を行わ
せる。
【0009】上記遊技機では、特定表示態様での最終停
止から最終確定までの間、前記複数の回転体の駆動を互
いに異なるものとして識別情報の変動を行っている。こ
のため、最終停止態様時に最終確定すべき識別情報の位
置が表示領域内、外のどちらにおいても揃っていなくて
もよく、最終確定時の識別情報の種別に対して最終停止
時の識別情報の種別が制限されることがない。
【0010】上記遊技機において、前記複数の回転体の
うちの少なくとも1つは、他の回転体とは識別情報の配
列を異なるものとしていてもよい。この場合、前記変動
表示制御手段は、少なくとも識別情報の配列が異なる回
転体に対しては、他の回転体とは異なる制御を行うこと
ができる。つまり、上記のような識別情報の配列とする
場合は、最終停止した際に可変表示領域内に表示されて
いる識別情報が同一のもので揃っていたとしても、可変
表示領域外においては、同一の識別情報が揃っていない
ことがある。そこで、いわゆる再抽選後の最終確定状態
の識別情報を再抽選後に揃えるためには、このような回
転体の駆動の制御が必要となる。
【0011】上記遊技機は、前記識別情報を最終停止し
てから再び変動させる際、音声出力装置から所定の音声
を出力させる報知手段をさらに備えるものとしてもよ
い。ここで、前記報知手段は、最終確定される識別情報
が確率変動図柄等の遊技価値の高い図柄となる信頼度に
応じて、異なる音声を出力させるものとしてもよい。さ
らに、前記回転体に照射する光を制御することによっ
て、上記のような再変動の報知を行ってもよい。
【0012】上記目的を達成するため、本発明の第2の
観点にかかる変動表示方法は、予め設定された変動開始
条件を満足する場合、外周部に複数の識別情報が配され
た複数の回転体が駆動されることによって識別情報を変
動表示可能に構成された可変表示装置の可変表示領域内
に表示される識別情報の変動の過程及び結果を決定する
変動表示態様決定手順と、前記変動表示態様決定手順の
決定結果に基づいて、前記複数の回転体を駆動させるこ
とにより前記可変表示領域内の識別情報を変動表示させ
るとともに、前記複数の回転体の駆動を停止させること
により前記識別情報の変動表示を停止させる変動表示制
御手順とを含み、前記変動表示制御手順は、特定表示態
様として前記識別情報を最終停止させた後、さらに最終
確定の特定表示態様となるまで、対応する前記複数の回
転体の駆動をそれぞれ制御しながら前記識別情報を再び
変動させる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しつつ、本発明
の一実施形態を詳細に説明する。なお、以下の説明にお
いてリーチ演出表示とは、最終停止図柄となる表示図柄
以外の表示図柄が、例えば、大当たりとなる特定表示態
様と一致している状態で停止、揺動、拡大縮小あるいは
変形している状態、すなわち、所定領域内に一定期間継
続的に更新表示を停止している状態(以下、これらの状
態を仮停止という)、または、表示図柄の表示位置が入
れ替わっている状態、または、複数の表示図柄が同期し
て更新表示を行っている状態のように、最終結果が表示
される前段階において表示結果が特定表示態様となる可
能性が見かけ上高められる演出表示のことを指す。
【0014】また、有効ラインとは、特別図柄表示装置
上における図柄表示領域の特定の組み合わせであり、最
終的な停止図柄態様が特定表示態様である場合、特定表
示態様を形成する識別情報(表示図柄)がその有効ライ
ン上に表示されるものである。
【0015】本実施例における遊技機としては、特別図
柄表示装置により特図ゲームを行う遊技機として、プリ
ペイドカードによって球貸しを行うカードリーダ(C
R:Card Reader )式の第1種パチンコ遊技機を例にと
って説明するが、適用対象となる遊技機としては、これ
に限るものではない。例えば、スロットマシン等の遊技
機にも適用可能である。
【0016】また、パチンコ遊技機等の弾球遊技機であ
っても、駆動可能なリールなどによって構成された可変
表示装置を有するものであれば、例えば、第2種あるい
は第3種に分類されるパチンコ遊技機や、一般電役機、
またはパチコンと呼ばれる確率設定機能付き弾球遊技機
等であっても構わない。さらには、プリペイドカードに
よって球貸しを行うCR式パチンコ遊技機(CR機)だ
けではなく、現金によって球貸しを行うパチンコ遊技機
(現金機)にも適用可能である。
【0017】図1は、本実施例におけるパチンコ遊技機
の正面図であり、主要部材の配置レイアウトを示す。パ
チンコ遊技機(遊技機)1は、大別して、遊技盤面を構
成する遊技盤(ゲージ盤)2と、遊技盤2を支持固定す
る遊技機用枠(台枠)3とから構成されている。遊技盤
2にはガイドレールによって囲まれた、ほぼ円形状の遊
技領域が形成されており、遊技領域のほぼ中央位置に
は、可変表示装置としての特別図柄表示装置4が設けら
れている。
【0018】特別図柄表示装置4は、ステッピングモー
タによって回転駆動される回転体として、3つのリール
4a、4b、4cによって構成される。特別図柄表示装
置4において、遊技者は、リール4a、4b、4cの外
周部に描かれた表示図柄のうちの連続する3つを、上中
下3段に視認可能となっており、各段の横方向に3本、
及び対角線方向に2本の有効ラインが設定されている。
また、リール4a、4b、4cの内部には、それぞれ視
認可能領域内にある表示図柄の背面側から光を照射する
リールランプが設けられている。これらのリールランプ
は、発光色などの発光態様を変化可能に構成されてい
る。
【0019】図5(a)は、左側のリール4aの外周部
に描かれた表示図柄を示す。図5(b)は、中側及び右
側のリール4b、4cの外周部に描かれた表示図柄を示
す。これらの図に示すように、リール4a、4b、4c
の外周部には、大当たりに関係する何らかの表示図柄と
大当たりに関係しない表示図柄とが交互に所定の順序で
描かれている。大当たりに関係する表示図柄のうち、
白、赤、青、緑色の「7」が確率変動図柄であり、だ円
の中に「A」(白)、「J」(青)、「Q」(赤)、
「K」(緑)が描かれたものが非確率変動図柄である。
確率変動図柄と非確率変動図柄は、大当たりに関係しな
い図柄を挟んで交互に描かれている。また、リール4b
と4cとの図柄の配列順は同一であり、リール4aとリ
ール4b、4cとで図柄の配列順は、完全に逆順になっ
ている。
【0020】図1に戻って説明を続けると、特別図柄表
示装置4の下方位置には、電動チューリップ型役物(普
通電動役物)5を兼用する特別図柄始動口(第1種始動
口:スタートチャッカ)6と、大当たり発生時にソレノ
イド等を駆動することで開放動作を行う大入賞口(第1
種特別電動役物)7とが上下に並んで配設されている。
大入賞口7は、特別図柄始動口6への入賞タイミングに
基づいて特図ゲームが行われた結果、特定表示態様で大
当たりとなった場合に一定期間断続的に開放動作を行
う。また、遊技用枠3の左右上部位置には、効果音等を
再生出力するためのスピーカ8L、8Rが設けられてお
り、さらに遊技領域周辺部には、ランプ9が設けられて
いる。
【0021】図2は、遊技制御部を中心としたシステム
構成例を示すブロック図である。本実施例におけるパチ
ンコ遊技機1は、主として、電源部(電源基板)10
と、遊技制御部(遊技制御基板)11と、入出力部12
と、表示制御部(表示制御基板)13と、音制御部(音
制御基板)14と、ランプ制御部(ランプ制御基板)1
5と、払出制御部(払出制御基板)16と、情報出力部
(情報端子基板)17とを備えている。なお、本発明に
おいて、変動表示態様決定手段、変動表示制御手段およ
び報知手段の各手段の有する機能は、主に遊技制御部1
1、表示制御部13および音制御部14によって実現さ
れている。
【0022】電源部10は、パチンコ遊技機1内の各回
路に所定の電源電圧を供給するものである。遊技制御部
11は、遊技制御基板内に設けられた各種回路から構成
されており、特図ゲームにおいて用いる乱数の生成機
能、入出力部12を介して信号の入出力を行う機能、表
示制御部13、音制御部14、ランプ制御部15及び払
出制御部16に対し、それぞれ制御コマンド信号を出力
する機能、ホールの管理コンピュータに対し、各種情報
を出力する機能を備えている。
【0023】入出力部12は、遊技球の検出や役物の開
閉動作を行うためのものである。表示制御部13、音制
御部14、ランプ制御部15は、遊技制御部11から送
信される制御コマンド信号に基づいて、特図ゲームにお
ける特別図柄表示制御(リールランプの制御を含む)、
音出力制御、ランプ表示制御を、それぞれ遊技制御部1
1とは独立して実行するものである。表示制御部13
は、リール4a、4b、4cのステッピングモータに制
御信号を送ることにより、リール4a、4b、4cを駆
動、停止させることで、表示図柄を変動させる。払出制
御部16は、遊技球の貸出や賞球等の払出制御を行うも
のである。情報出力部17は、各種遊技関連情報を外部
に出力するためのものである。
【0024】ここで、特別図柄表示装置4上に表示され
る表示図柄の仮停止タイミングや変動タイミング等は、
後述する変動表示パターンコマンドに従って一意に定ま
っている。すなわち、表示制御部13、音声制御部14
及びランプ制御部15は、変動表示パターンコマンドを
受け取ったタイミングから、特別図柄表示装置4上にお
ける表示図柄の変動(リールランプの点灯を含む)、ス
ピーカ8L、8Rからの音声出力、並びにランプ9の明
滅表示が連動して行われるように制御を行っている。
【0025】次に、本実施例の動作(作用)を説明す
る。
【0026】まず、本実施例のパチンコ遊技機における
遊技の流れの概略について説明する。パチンコ遊技機1
の右下位置に設けられたハンドルを操作することによ
り、遊技球が遊技領域中に発射される。遊技制御部11
では、入出力部12内の特別図柄始動スイッチ等の入力
の有無を監視しており、遊技球が特別図柄始動口6に入
賞した場合、特別図柄始動スイッチにおいて遊技球の入
賞が検出される。また、特別図柄始動口6において、遊
技球の入賞が検出された場合、入賞した遊技球の数、入
賞時の乱数の抽選値が特別図柄判定用バンクに保管され
る。そして、保管されたデータに基づいて特別図柄表示
装置4において特図ゲームを開始する。
【0027】図3は、遊技制御部における処理動作例を
示すフローチャートである。本実施例における遊技制御
部12は、タイマ割り込みによって約2ミリ秒毎に起動
する。すなわち、遊技制御部11は、タイマ割り込み方
式を使用し、以下に述べる各処理をタイマ割り込み毎に
繰り返し実行する。
【0028】タイマ割込信号によって遊技制御部11が
起動されると、遊技制御部11は、スタックポインタに
指定番地をセットする、いわゆるスタックセット処理を
行う(ステップS101:以下、単にS101と記
す)。次に、遊技制御部11は、システムチェック用の
フラグ情報を確認し、フラグ情報が正常動作判定値とは
異なる値であった場合にはメモリ内の作業領域をクリア
するシステムチェック処理を行う(S102)。
【0029】次いで、遊技制御部11は、特図ゲームに
おける各種フラグ情報等を取得する情報出力処理と、特
図ゲームにおける効果音の出力を行う音出力処理との時
分割処理を行う(S103)。次に、入出力部12から
の入力信号を検出し、検出した状態に対応する入力処理
を行う(S104)。
【0030】次いで、遊技制御部11は、詳細を後述す
る、特別図柄プロセス処理を実行する(S105)。同
様にして、特別図柄プロセス処理実行後は、特図ゲーム
に用いる判定用乱数を更新するための乱数更新処理を行
うとともに(S106)、特図ゲームに用いる表示図柄
乱数を更新するための表示図柄乱数更新処理を行う(S
107)。そして、遊技制御部11は、エラー等の不正
の有無を検出し、エラー発生時に必要に応じてエラー報
知を行う、エラー処理を行う(S108)。
【0031】さらに、遊技制御部11は、入出力部12
からの検出信号を入力し、各入賞口または入賞装置に対
する入賞有無を判定する、入賞球処理を行う(S10
9)。次いで、遊技制御部11は、各出力ポートに対し
て音声データ、表示制御信号、飾りランプ、情報信号、
ソレノイド駆動信号、賞球個数信号等のコマンドを送信
するための出力処理を行う(S110)。その後、遊技
制御部11は、タイマ割り込み信号が与えられるまで表
示図柄決定用乱数及び判定用乱数を更新する、残時間処
理を繰り返す(S111)。
【0032】図4は、図3の特別図柄プロセス処理にお
ける処理例を示すフローチャートである。特別図柄プロ
セス処理では、遊技状態に応じてパチンコ遊技機1を所
定の順序で制御するための特図フラグ情報にしたがっ
て、該当する処理を選択的に実行する。そして、特図フ
ラグ情報の値は、遊技状態に応じて各処理中に更新され
る。特別図柄プロセス処理では、特図フラグ情報に対応
して以下に示す各処理を実行する。
【0033】特図フラグ情報の値が“0”のとき、特図
ゲームにおいて抽選した乱数値が大当たり値と一致する
か否かを判定したり、外部に報知するしたりする「特別
図柄通常時処理」を実行する(S201)。特図フラグ
情報の値が“1”のとき、特別図柄表示装置4において
特図ゲームにおける変動表示を開始する「特別図柄変動
開始処理」を実行する(S202)。この特別図柄変動
開始処理において、特図ゲームの変動表示パターンの設
定と最終停止図柄の設定とが行われている。
【0034】特図フラグ情報の値が“2”のとき、特別
図柄表示装置4において特図ゲームにおける変動表示処
理を行う「特別図柄変動処理」を実行する(S20
3)。特別フラグ情報の値が“3”のとき、特別図柄表
示装置4における第1停止図柄である特別図柄左図柄、
続いて第2停止図柄である特別図柄右図柄、最後に最終
停止図柄である特別図柄中図柄の減速停止処理をそれぞ
れ行う「特別図柄全図柄停止処理」を実行する(S20
4)。
【0035】特別フラグ情報の値が“4”のとき、大当
たり動作のための初期化処理や、インターバル期間中の
様々な処理、及び大当たり動作終了時に、大当たり時に
セットされた各種フラグを再設定する「大入賞口開放前
後処理」を実行する(S205)。特図フラグ情報の値
が“5”のとき、大当たり動作に関する様々な処理、及
び1回当たりの大入賞口7の開放時間をチェックする
「大入賞口開放中処理」を実行する(S206)。特図
フラグ情報の値が“6”のとき、大当たり動作が終了す
るまでのタイミングを合わせる「大当たり動作終了待ち
処理」を実行する(S207)。
【0036】なお、特別図柄プロセス処理において実行
される各処理としては、前述した処理だけに限るもので
はなく、他の処理に置換したり、さらに他の処理を追加
しても構わない。また、特図フラグ情報の値によって分
岐される各処理の処理内容が複雑化して、タイマ割り込
み時間内で処理を完了させることができない場合には、
同一処理を複数追加するようにしてもよい。
【0037】特図ゲームでは、遊技球が特別図柄始動口
6に入賞し、遊技球の入賞が検出された際に、判定用乱
数の値によって特別図柄の大当たり、ハズレを判定す
る。判定の結果、大当たりとなった場合には、判定用乱
数の値に対応する特別図柄の組み合わせを特別図柄表示
装置4に表示する。一方、ハズレとなった場合には、表
示図柄用乱数の値に対応する特別図柄を表示する。
【0038】以下、上記のようにして遊技制御部11か
ら送られてくる変動表示パターンコマンドに基づいて、
表示制御部13が特別図柄表示装置4上で図柄を変動表
示させるとともに、音制御部14がスピーカ8L、8R
から音声を出力させるための処理について説明する。こ
こでは、変動表示パターンとして、図6のフローチャー
ト及び図7の表示例に示すパターンを示すものとする。
【0039】ところで、以下の説明に用いているフロー
チャートは、表示図柄の変動表示及び音声出力の手順を
分かり易く説明するためのものであり、表示制御部13
及び音制御部14は、必ずしもこのようなフローチャー
トに対応したプログラムを実行して処理を行う必要はな
い。すなわち、特別図柄表示装置4上の態様、及びスピ
ーカ8L、8Rから出力される音声の態様が後述する表
示画面例に対応したものとなるのであれば、表示制御部
13及び音制御部14の処理プログラムは、いかなるも
のであっても構わない。
【0040】図6は、この実施の形態における変動表示
パターンを示すフローチャートである。図7は、この実
施の形態における特別図柄表示装置4上の表示例を示す
図である。特図ゲームが開始すると、表示制御部13
は、前回の特図ゲームの終了状態で停止していたリール
4a、4b、4cを全て回転駆動させることにより、図
7(a)に示すように、左図柄、中図柄及び右図柄の全
てを変動表示させる(S301)。
【0041】次に、表示制御部13は、一定時間が経過
する毎に、図7(b−1)または(b−2)に示すよう
に、左図柄を仮停止させ(S302)、右図柄を仮停止
させ(S303)、中図柄を仮停止させる(S30
4)。このときの表示態様は、表示図柄「K」で揃った
非確率変動図柄による特定表示態様(b−1)、または
表示図柄「7(白)」で揃った確率変動図柄による特定
表示態様(b−2)であり、これが、遊技者に特定表示
態様となることを示す最終停止態様となる。なお、仮停
止された各表示図柄は、図7(b−1)、(b−2)に
示すように、リール4a、4b、4cが小刻みに往復運
動されることにより、上下に揺動して仮停止表示されて
いる。
【0042】次に、後述する再抽選表示を行う前に、音
制御部14は、確率変動図柄による特定表示態様で最終
確定する信頼度に応じた音声を、スピーカ8L、8Rか
ら出力させる(S305)。例えば、図7(c−1)に
示すように、最終停止態様が非確率変動図柄による特定
表示態様となる場合には、最終確定態様が確率変動図柄
による特定表示態様となる確率は50%に定められてお
り、信頼度が低いことを示す「ボーン!」という音声を
出力させる。また、図7(c−2)に示すように、最終
停止態様が確率変動図柄による特定表示態様となる場合
には、最終確定態様が確率変動図柄による特定表示態様
となる信頼度は100%に定められており、信頼度が高
いことを示す「ポーン!」という音声を出力させる。
【0043】その後、表示制御部13は、リール4a、
4b、4cを再び回転駆動させることにより、図7
(d)に示すように、左図柄、中図柄及び右図柄の全て
の再び変動させる、いわゆる再抽選を行う(S30
6)。ここで、リール4aとリール4b、4cとで表示
図柄の配列が逆順になっているため、後述する最終確定
態様時の表示図柄は、最終停止態様時に位置が有効ライ
ンをリール4a、4b、4cに沿って移動させたライン
上で揃っていない場合がある。が、中段の有効ライン上
に同一の図柄が揃っていれば、同一種別の表示図柄は、
中段の有効ラインから互いに同じ距離にある(図5参
照)。そこで、図7(d)に示すように、リール4aの
回転方向をリール4b、4cの回転方向とは逆にする、
すなわち左図柄の変動表示方向を中図柄及び右図柄の変
動表示方向とは逆にして、再抽選表示を行っている。但
し、リール4aとリール4b、4cの回転速度は同一で
あり、また、回転開始のタイミング、さらには次に示す
回転停止のタイミングも同一である。
【0044】そして、表示制御部13は、リール4a、
4b、4cの駆動を完全に停止することにより、左図
柄、中図柄及び右図柄の全てを最終確定させる(S30
7)。例えば、S305において信頼度の低い音声報知
を行っていた場合には、図7(e−1)に示すように、
例えば非確率変動図柄による特定表示態様で最終確定さ
せる(但し、50%の確率で確率変動図柄による特定表
示態様となる場合もあり)。一方、信頼度の高い音声報
知を行っていた場合には、図7(e−2)に示すよう
に、確率変動図柄による特定表示態様で最終確定させ
る。こうして最終確定状態が示されることによって、こ
のフローチャートの処理を終了する。
【0045】以上説明したように、この実施の形態にか
かるパチンコ遊技機では、再抽選を行う際、回転速度や
回転開始、終了のタイミングは同一であるが、表示図柄
の配列パターンが異なるリール4aの回転方向を、リー
ル4b、4cの回転方向とは逆にしている。このため、
再抽選前の仮停止の状態で最終確定図柄の位置が揃って
いない種別の図柄であっても、最終確定図柄として適用
することができる。逆をいえば、最終確定時の図柄の種
別に対して仮停止時の図柄の種別の選択範囲が、制限さ
れることがない。
【0046】また、再抽選表示を行う前に、最終確定時
の表示態様が確率変動図柄による特定表示態様になる信
頼度に応じた音声を、スピーカ8L、8Rから出力させ
ている。すなわち、一旦特定表示態様となることが遊技
者に示された後でも、このような音声が出力されること
によって、再抽選後に確率変動表示図柄による特定表示
態様となる可能性があることを遊技者に期待させること
ができ、特に信頼度の高い音声を出力させた場合には、
とりわけ遊技者の期待感を高めさせることができる。
【0047】本発明は、上記の実施の形態に限られず、
種々の変形、応用が可能である。以下、本発明に適用可
能な上記の実施の形態の変形態様について、説明する。
【0048】上記の実施の形態では、リール4aとリー
ル4b、4cの表示図柄の配列は、互いに逆順としてい
た。しかしながら、表示図柄の配列が同じリール4bと
4cとでも、対角線の有効ラインによる特定表示態様か
ら水平方向の有効ラインによる特定表示態様へと再抽選
表示を行う場合には、再抽選を行う前に最終確定の際の
表示図柄の位置が揃っていない場合もある。また、リー
ル4a、4b、4cの表示図柄の配列を各々ランダムな
ものとすれば、中段の有効ラインにおいて同一の表示図
柄を揃えて仮停止させても、中段の有効ラインから最終
確定図柄までの距離が、リール4a、4b、4c毎に異
なる場合がある。
【0049】図8は、このような場合に適用可能な、特
別図柄表示装置4上の表示例を示す図である。例えば、
図8(a)に示すように、特定表示態様で全ての表示図
柄を仮停止させた後(S302〜S304)、図8
(b)に示すように、確率変動図柄による特定表示態様
で最終確定する信頼度に応じた音声を、スピーカ8L、
8Rから出力させる(S305)。
【0050】そして、リール4a、4b、4cを再び回
転駆動させ、全ての表示図柄を再び変動させることによ
って再抽選表示を行うが、この際、図8(c)に示すよ
うに、リール4a、4b、4cのそれぞれの回転速度
(図中、矢印の長さで示す)を、中段の有効ラインから
最終確定図柄の位置までの距離に比例するものとしてい
る(S306)。そして、図8(d)に示すように、遊
技制御部11からのコマンドに従って定められた種別の
表示図柄で、最終確定させている(S307)。
【0051】さらに、図7、図8に示したものでは、再
抽選時にリール4aの回転方向か回転速度の一方を、リ
ール4b、4cとは異なるものにしていたが、回転方向
と回転速度の両方を異なるものとし、リール4a、4
b、4cの回転開始及び終了のタイミングを同一にする
ものとしてもよい。さらにいえば、回転方向、回転速
度、回転開始タイミング、及び回転終了タイミングのう
ちの4つをどのように組み合わせてリール4a、4b、
4cの制御を行ってもよい。
【0052】上記の実施の形態では、リール4a、4
b、4cの内部に設けられたリールランプは、表示図柄
の背面側から光を照射するバックライトであった。これ
に対して、リール4a、4b、4c上の表示図柄の前面
側から光を照射するフロントライト、側面側から光を照
射するサイドライトであってもよい。再抽選の際には、
スピーカ8L、8Rから出力する音声による報知の他、
リールランプの発光態様の変化による報知を行うことも
できる。
【0053】上記の実施の形態では、特別図柄表示装置
4として、外周部に表示図柄が描かれ、回転駆動される
ことによって表示図柄を変化させるリール4a、4b、
4cによって構成されるものを例として挙げていた。し
かしながら、リング状に構成されるとともに、外周部に
表示図柄を配したベルトを複数並べて、特別図柄表示装
置4を構成してもよい。また、図9に示すように、6つ
のリール4a’〜4f’を各段3個ずつ上下2段に並べ
て構成した特別図柄表示装置4’を適用することもでき
る。この特別図柄表示装置4’では、リール4a’〜4
f’の各々が独立に駆動され、停止時にはそれぞれにつ
いて1つの表示図柄のみが表示されるものである。ま
た、6つのリールの縦横の並びを逆にして、縦に3個ず
つ左右に並べて構成した特別図柄表示装置も適用するこ
とができる。
【0054】上記の実施の形態では、本発明をパチンコ
遊技機1に適用した場合について説明した。これに対し
て、パチンコ遊技機1の動作をシミュレーションするゲ
ーム機などにも本発明を適用することができる。つま
り、ゲーム機のCPUが所定のプログラムを実行するこ
とにより、上記した遊技球の動きをシミュレーション
し、その結果として上記した特別図柄始動口6を遊技球
が通過したと判別したとき、上記したのと同様の抽選を
行い、表示図柄を変動表示させるものとすることができ
る。このゲーム機のプログラムは、CD−ROMなどに
格納して、ゲーム機とは別に流通させることができる。
また、液晶表示装置に画像を表示すると共に、音声を出
力して演出等を行うスロットマシン等にも本発明を適用
することができる。
【0055】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
リールなどの回転体によって構成される特別図柄表示装
置において、再抽選前の特定表示態様を再抽選後のいか
なる最終確定時の特定表示態様にも対応させる変動がで
きるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態にかかるパチンコ遊技機の
正面図である。
【図2】遊技制御部を中心としたシステム構成例を示す
ブロック図である。
【図3】遊技制御部における処理動作例を示すフローチ
ャートである。
【図4】図3の特別図柄プロセス処理における処理例を
示すフローチャートである。
【図5】特別図柄表示装置を構成するリールに配された
表示図柄を示す図である。
【図6】本発明の実施の形態における変動表示パターン
を示すフローチャートである。
【図7】本発明の実施の形態における特別図柄表示装置
上の表示例を示す図である。
【図8】本発明の実施の形態における特別図柄表示装置
上の他の表示例を示す図である。
【図9】特別図柄表示装置の他の構成例を示す図であ
る。
【符号の説明】
1 パチンコ遊技機 4 特別図柄表示装置 8L、8R スピーカ 9 ランプ 11 遊技制御部 13 表示制御部 14 音制御部 15 ランプ制御部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外周部に複数の識別情報が配された複数
    の回転体が駆動されることによって、可変表示領域内に
    表示される識別情報を変動表示可能に構成された可変表
    示装置と、 予め設定された変動開始条件を満足する場合、前記可変
    表示領域内に表示される識別情報の変動の過程及び結果
    を決定する変動表示態様決定手段と、 前記変動表示態様決定手段の決定結果に基づいて、前記
    複数の回転体を駆動させることにより前記可変表示領域
    内の識別情報を変動表示させるとともに、前記複数の回
    転体の駆動を停止させることにより前記識別情報の変動
    表示を停止させる変動表示制御手段とを備え、 前記変動表示制御手段は、特定表示態様として前記識別
    情報を最終停止させた後、さらに最終確定の特定表示態
    様となるまで、対応する前記複数の回転体の駆動をそれ
    ぞれ制御しながら前記識別情報を再び変動させることを
    特徴とする遊技機。
  2. 【請求項2】 前記複数の回転体のうちの少なくとも1
    つは、他の回転体とは識別情報の配列を異なるものとし
    ており、 前記変動表示制御手段は、少なくとも識別情報の配列が
    異なる回転体に対しては、他の回転体とは異なる制御を
    行うことを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
  3. 【請求項3】 前記識別情報を最終停止してから再び変
    動させる際、音声出力装置から所定の音声を出力させる
    報知手段をさらに備えることを特徴とする請求項1また
    は2に記載の遊技機。
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