JP2002085622A - スノーボード用のビンディング - Google Patents

スノーボード用のビンディング

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JP2002085622A
JP2002085622A JP2000282223A JP2000282223A JP2002085622A JP 2002085622 A JP2002085622 A JP 2002085622A JP 2000282223 A JP2000282223 A JP 2000282223A JP 2000282223 A JP2000282223 A JP 2000282223A JP 2002085622 A JP2002085622 A JP 2002085622A
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binding
base plate
boot
plate
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Koshin Okano
康臣 岡野
Shinobu Midorikawa
忍 緑川
Shigehiro Kawai
茂博 河合
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Japana Co Ltd
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  • Footwear And Its Accessory, Manufacturing Method And Apparatuses (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】スノーボード用ブーツの底部とスノーボードと
の間に柔軟性を確保することができて、スノーボード用
ブーツをはいていても自然な足の動きが妨げられず、こ
れによりスノーボードによるスノーボードの滑走性能や
ターン性能を向上させることのできるスノーボード用の
ビンディングを、簡単な構成によって提供すること。 【解決手段】スノーボード20にスノーボード用ブーツ
30を取り付けるために使用され、スノーボード20に
取り付けられるベースプレート11と、このベ−スプレ
ート11にスノーボード用ブーツ30を固定する機能を
備えたビンディングであって、ベースプレート11の中
心部分以外にスノーボード20から浮かせた部分11a
を形成し、このベースプレートのスノーボードから浮い
た部分が撓み得るようにしたこと。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、スノーボード用ブーツ
をスノーボードに取付けるために使用するビンディング
に関し、特にスノーボードの滑走性能を向上させること
のできるビンディングに関するものである。
【0002】
【従来の技術】スノーボード用のビンディングとしては
既に数多くのものが提案されてきているが、その代表的
な従来例を図11に示す。この図11に示したビンディ
ングは、特開平11−206952公報にて提案されて
いるものであるが、スノーボード用ブーツの前部底面に
設けた被係止部材65,66を、ベースプレートの前部
表面に設けた係止部77,78に係止させるとともに、
例えばスノーボード用ブーツの背面下部に設けた棒状部
材64を、ベースプレートに装着された支持部材73,
74に支持された掛止手段75に係止させることによ
り、スノーボード用ブーツをスノーボードに固定するよ
うにしたものである。
【0003】一方、ベースプレートは、例えば特開平1
0−165560号公報にて提案されている、図12に
示すような構造によってスノーボードに取付けられるも
のである。すなわち、この図12に示した代表的な取付
構造は、スノーボードの表面に固定されるベースプレー
トの略中央に、下方に向けて小径となる開口36を設け
ておき、この開口36内に、上面から底面に向かって内
方にテーパ状になっている押さえプレートを挿入して、
この押えプレートをスノーボード側に固定するものであ
る。
【0004】以上の、図11あるいは図12に示したビ
ンディングによれば、 スノーボード用ブーツをスノーボードに対してしっか
りと固定することができる。 スノーボード用ブーツのスノーボードに対する取付角
度の調整が行える。といった作用あるいは機能を発揮す
ることができるのであるが、次の点に関しては十分な機
能を発揮することができないものとなっている。
【0005】スノーボードでは、足の運動によって自然
に生ずる足首および足裏のねじれをビンディングやブー
ツは妨げてはならない。しかしながら、従来一般に使用
されている、底部の硬いブーツ、ねじれにくい剛性の高
いビンディング、特に図13に示すようなステップイン
ビンディング及びブーツでは、前述した足首および足裏
の自然なねじれを妨げる為十分な滑走性能を得ることが
できない。
【0006】以上のような、ベースプレートに必要な柔
軟性に着目した技術としては、例えば、特開平9−25
3268号公報にて提案されている「スノーボード用ビ
ンディング」がある。このスノーボード用ビンディング
は、上記公報の特許請求の範囲の記載からすると、「両
壁側と、底板部とより成るベースプレートを有し、上記
底板部が上記両側壁より弾性があり、縦軸の周りに弾性
的に湾曲自在であり、縦軸方向には剛性を示すことを特
徴とするスノーボード用ビンディング」であり、「上記
底板部が上記両側壁より弾性があり、縦軸の周りに弾性
的に湾曲自在であり、縦軸方向には剛性を示す」(段落
8)ことになって、「滑走中のブーツに対する衝撃をベ
ースプレートによって容易に吸収できる大きな利益があ
る」(段落17)ものとなっている。
【0007】しかしながら、この特開平9−25326
8号の技術によれば、トゥーストラップが連結される両
側壁よりベースプレートが弾力性を有したものとするこ
とにより、スノーボード用ブーツの固定をし易くするよ
うにしただけであって、スノーボード側に掛けた力に応
じてベースプレートを湾曲させるようにしたものではな
く、「縦軸方向には剛性を示す」ものであって、滑走性
能やターン性能を向上させるものではない。特に、この
特開平9−253268号の構造は、図13に示したス
テップインタイプのビンディングには適用できないもの
である。
【0008】そこで、本発明者等は、この種のスノーボ
ード用ビンディングについてスノーボード側に固定され
ている部分にある程度の柔軟性を与えるようにするには
どうしたらよいか、について種々検討を重ねてきた結
果、本発明を完成したのである。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、以上のよう
なスノーボード用のビンディングについての実状に鑑み
てなされたもので、その解決しようとする課題は、スノ
ーボード用ブーツの底部とスノーボードとの間にある程
度の柔軟性を持たせるようにすることである。
【0010】すなわち、まず請求項1に係る発明の目的
とするところは、スノーボード用ブーツの底部とスノー
ボードとの間に柔軟性を確保することができて、スノー
ボード用ブーツをはいていても自然な足の動きが妨げら
れず、これによりスノーボードによるスノーボードの滑
走性能やターン性能を向上させることのできるスノーボ
ード用のビンディングを、簡単な構成によって提供する
ことにある。
【0011】また、請求項2に係る発明の目的とすると
ころは、上記請求項1と同様な目的を達成できる他、踏
み込んだときの荷重は主として人の足の「母指球」に掛
かることに着目して、この母指球に対応したベースプレ
ートの部分の柔軟性を十分なものとすることにより、ス
ノーボードの滑走性能やターン性能をより一層向上させ
たスノーボード用のビンディングを提供することにあ
る。
【0012】さらに、請求項3に係る発明の目的とする
ところは、上記請求項1または2と同様な目的を達成で
きる他、ベースプレートの浮いた部分における撓み量を
簡単に調整することのできるスノーボード用のビンディ
ングを提供することにある。
【0013】そして、請求項4に係る発明の目的とする
ところは、上記請求項1〜請求項3における目的が、ス
テップインタイプのビンディングについてより一層効果
的に発揮できるようにしたスノーボード用ビンディング
を提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】以上の課題を解決するた
めに、まず請求項1に係る発明の採った手段は、後述す
る実施の形態の説明中において使用する符号を付して説
明すると、「スノーボード20にスノーボード用ブーツ
30を取り付けるために使用され、スノーボード20に
取り付けられるベースプレート11と、このベ−スプレ
ート11にスノーボード用ブーツ30を固定する機能を
備えたビンディングであって、ベースプレート11の中
心部分以外にスノーボード20から浮かせた部分11a
を形成し、このベースプレートのスノーボードから浮い
た部分が撓み得るようにしたことを特徴とするスノーボ
ード用のビンディング10」である。
【0015】すなわち、この請求項1に係る発明におい
ては、図1に示すように、スノーボード用ブーツ30を
スノーボード20に連結するビンディング10につい
て、ベースプレート11の中心部分以外にスノーボード
20から浮かせた部分11aを形成し、このベースプレ
ートのスノーボードから浮いた部分が撓み得るようにす
ることにより、図2〜図4に示すように、ベースプレー
ト11にスノーボード20から僅かに浮き上がる浮き上
がり部11aを積極的に形成するようにしたものであ
る。
【0016】この浮き上がり部11aの形成の仕方とし
ては種々あるが、図2〜図4に示す実施例1のビンディ
ング10では、ベースプレート11の裏面の中心部分
(人の足の土踏まずがくる)に、図4に示すように、円
環突条12を一体成形することにより、その周囲のベー
スプレート11を浮き上がり部11aとしたものであ
る。図5及び図6に示す実施例2では、上述した円環突
条12とともに、図6に示すように、人の足の母指球
(親指の付根部分)に該当する部分とその両側を除いた
部分をスノーボード20に直接当接し得る平坦面とする
ことにより、ベースプレート11の前方部分と、内側前
方部分とを浮き上がり部11aとしたものである。この
ようにした浮き上がり部11a部分に図7〜図10に示
すように、ある程度の弾力性を有した軟質の弾性プレー
ト13を配置するようにしても必要な浮き上がり部11
aとすることができる。
【0017】以上のような浮き上がり部11aがベース
プレート11の中心部分以外に存在することによって、
そこに遊技者のスノーボード用ブーツ30からの力が加
わったときには、この浮き上がり部11aが弾力的に曲
がることになる。つまり、遊技者がターン操作やブレー
キ操作などの加圧運動を行ったとき、それに応じてその
力の加わったベースプレート11の浮き上がり部11a
が弾力的に曲がることになるため、底部の硬いブーツ3
0やねじれ剛性の高いビンディングであっても、スノー
ボード20に必要な運動が妨げられない。
【0018】従って、この請求項1に係るビンディング
10は、力が加えられた部分の浮き上がり部11aが柔
軟性を以って曲がるため、スノーボード用ブーツをはい
ていても自然な足の動きが妨げられず、スノーボード2
0による滑走性能やターン性能を向上させることができ
るのである。また、以上のことは、円環突条12の全周
囲において確保することができるのである。
【0019】上記課題を解決するために、請求項2に係
る発明の採った手段は、上記請求項1に係るビンディン
グ10について、「ベースプレート11の、少なくとも
足の母指球周囲からの力が掛かる部分を浮かせて、この
部分が撓み得るようにしたこと」である。
【0020】すなわち、この請求項2のビンディング1
0では、スノーボード用ブーツ30からスノーボード2
0側に力が加えられるのは、主として人の母指球からで
あることに着目したものであり、これに応じて、ベース
プレート11に弾力性を有する浮き上がり部11aを形
成するにあって、図5〜図10に示すように、この母指
球周囲の直下に位置することになるベースプレート11
の部分を浮き上がり部11aとしたものである。
【0021】従って、この請求項2のビンディング10
は、スノーボード20において特に重要な母指球周囲の
運動を妨げないため、スノーボード20の滑走性能やタ
ーン性能をより一層高めることができる。
【0022】さらに、請求項3に係る発明の採った手段
は、上記請求項1または請求項2のビンディング10に
ついて、「ベースプレート11がスノーボード20から
浮いた部分11aに、弾性プレート13を介在させるよ
うにしたこと」である。
【0023】すなわち、この請求項3のビンディング1
0は、図7〜図10に示すように、ベースプレート11
の一部を浮き上がり部11aとするとともに、この浮き
上がり部11aとスノーボード20との間に弾性プレー
ト13を介在させたものであり、この弾性プレート13
をゴムや軟質プラスチック等の柔軟性を有する材料によ
って形成することにより、浮き上がり部11aの柔軟性
をある程度まで確保できるようにしたものである。
【0024】換言すれば、このビンディング10におい
ては、その弾性プレート13を、ベースプレート11が
スノーボード20から浮いた部分11aに介在させたも
のであるから、この弾性プレート13を交換することに
より、その軟硬いずれかの材質に簡単に変えられるもの
となっているのである。これにより、スノーボーダーの
好みや滑走スタイルに応じて、浮き上がり部11aの撓
み量を自由に調整できる。また、柔らかい弾性プレート
13とすれば、振動や衝撃を吸収するので、足に掛かる
負担や長時間の滑走での疲労が軽減され、ケガの防止に
もつながる。
【0025】また、弾性プレート13は、図7にも示す
ように、浮き上がり部11aとスノーボード20との間
を埋めるものであるから、浮き上がり部11aとスノー
ボード20との間に雪が詰まるのを防止することにな
る。
【0026】従って、この請求項3に係るビンディング
10は、前述した請求項1または請求項2のそれと同様
な機能を発揮する他、ベースプレート11の浮き上がり
部11aの撓み量を簡単に調整することができて、スノ
ーボード20の滑走性能をより一層向上させることがで
きるのである。
【0027】そして、請求項4に係る発明の採った手段
は、上記請求項1〜請求項3のいずれかのビンディング
10について、「ビンディングは、スノーボード用ブー
ツ30の底面に設けた固定金具31の各係止端部32・
33を係止させる係合部15を備えたベースプレート1
1を有したステップインタイプのものであること」とし
たものである。
【0028】すなわち、この請求項4のビンディング1
0は、これによってスノーボード20に固定されスノー
ボード用ブーツ30が、図13に示したような固定金具
31を有したものであり、このようなスノーボード用ブ
ーツ30を対象としたステップインタイプのものであ
る。
【0029】図13に示したスノーボード用ブーツ30
は、底部に一体化してある固定金具31やその固定板等
によって比較的硬くなっているものであり、スノーボー
ド20に必要な運動が阻害され易い。しかしながら、本
発明のビンディング10を使用することによって、スノ
ーボード用ブーツ30を介して加えられる力は浮き上が
り部11aの撓みによってなめらかにスノーボード20
側に掛けられることになる。
【0030】従って、この請求項4のビンディングは、
上記請求項1〜3のそれと同様な機能を、特にステップ
インタイプのものについて効果的に発揮させることがで
きるのである。
【0031】
【発明の実施の形態】次に、以上のように構成した各請
求項に係る発明について、図面に示した実施の形態であ
るビンディング10について説明すると、まず図1に
は、本発明に係るビンディング10を使用して、遊技者
のスノーボード用ブーツ30をスノーボード20に取付
けた状態が示してある。また、本発明は、実施例1〜3
のビンディング10についてそれぞれ説明していくこと
とする。 (実施例1)図2〜図4には、請求項1の発明に係る実
施例1が示してあり、この実施例1のビンディング10
は、図3に示したように、スノーボード用ブーツ30が
上面に固定されることになるベースプレート11と、こ
のベースプレート11の中心部分を直接スノーボード2
0側に支えることとなる円環突条12とを少なくとも有
しているものである。勿論、このビンディング10に
は、図2にも示したように、スノーボード用ブーツ30
の背面側を所定角度で支えるためのハイバック14等を
備えていることは言うまでもない。
【0032】円環突条12は、図4に示したように、円
環突条としたものであり、その中心部分と、これに該当
するベースプレート11側の中心部分には、図示しない
押えプレートが挿入される。この図示しない押えプレー
トは、これをスノーボード20の表面側にネジ等によっ
て固定することにより、ベースプレート11を、角度調
整をしながらスノーボード20側に固定することになる
ものである。
【0033】以上のように、図示しない押えプレートに
よってベースプレート11をスノーボード20に固定す
ると、このベースプレート11は、その下面側に一体化
してあった円環突条12により、その中心部分以外の部
分が、図2及び図3に示したように浮き上がることにな
る。つまり、図2及び図3の円環突条12の外側部分に
浮き上がり部11aが形成されるのである。この実施例
1では、図4に示したように、ベースプレート11の、
円環突条12の外側に位置する部分全体が浮き上がり部
11aとなっているものである。
【0034】なお、この浮き上がり部11aや円環突条
12を一体的に有しているベースプレート11は、硬質
合成樹脂を材料として一体成形されるものであって、こ
れにより、浮き上がり部11aは、円環突条12に対し
てある程度の自由度をもって曲がることのできる柔軟性
を有したものとなっている。
【0035】(実施例2)図5及び図6には、請求項2
の発明に該当するビンディング10の実施例2が示して
ある。このビンディング10のベースプレート11にお
いては、特に図6に示したように、人の足の母指球に該
当することになる部分と、その両側部分を浮き上がり部
11aとしたものであり、その他の部分を円環突条12
と同じ厚さにしたものである。
【0036】従って、この実施例2のビンディング10
では、そのベースプレート11に形成した浮き上がり部
11aは、図6に示したように、人が足で踏みしめたと
きに力が多く加わる、ベースプレート11の前方部分
と、内側前部とに位置しているものである。
【0037】(実施例3)図7〜図10には、請求項3
の発明に該当するビンディング10の実施例3が示して
あり、この実施例3における浮き上がり部11aは、前
述した浮き上がり部11aと略同じ状態及び位置で形成
したものである。この実施例3のビンディング10で
は、以上の浮き上がり部11aとスノーボード20との
間に、図7及び図8に示したように、弾性プレート13
を介在させたことがポイントとなっている。
【0038】この弾性プレート13は、図9に示したよ
うな側面形状及び厚さを有しているものであるととも
に、図10に示したような平面形状を有しているもので
ある。また、この弾性プレート13は、発泡合成樹脂や
合成ゴム等の軟質材料によって形成したものであり、浮
き上がり部11aが撓んだときにこれを受け入れて圧縮
されるものである。
【0039】
【発明の効果】以上、詳述した通り、まず請求項1に係
る発明においては、上記実施形態にて例示した如く、
「スノーボード20にスノーボード用ブーツ30を取り
付けるために使用され、スノーボード20に取り付けら
れるベースプレート11と、このベ−スプレート11に
スノーボード用ブーツ30を固定する機能を備えたビン
ディングであって、ベースプレート11の中心部分以外
にスノーボード20から浮かせた部分11aを形成し、
このベースプレートのスノーボードから浮いた部分が撓
み得るようにしたこと」にその構成上の特徴があり、こ
れにより、スノーボード用ブーツの底部とスノーボード
との間に柔軟性を確保することができて、スノーボード
用ブーツをはいていても自然な足の動きが妨げられず、
これによりスノーボードによるスノーボードの滑走性能
やターン性能を向上させることのできるスノーボード用
のビンディングを、簡単な構成によって提供することが
できるのである。
【0040】また、請求項2に係る発明においては、上
記請求項1に係るビンディング10について、「ベース
プレート11の、少なくとも足の母指球周囲からの力が
掛かる部分を浮かせて、この部分が撓み得るようにした
こと」にその特徴があり、これにより、上記請求項1と
同様な目的を達成できる他、踏み込んだときの荷重が主
として人の足の「母指球」に掛かるのであるが、この母
指球に対応したベースプレートの部分の柔軟性を十分な
ものとしたことにより、スノーボードの滑走性能やター
ン性能をより一層向上させたスノーボード用のビンディ
ングを提供することができるのである。
【0041】さらに、請求項3に係る発明においては、
上記請求項1または請求項2のビンディング10につい
て、「ベースプレート11がスノーボード20から浮い
た部分11aに、弾性プレート13を介在させるように
したこと」にその構成上の特徴があり、これにより、ベ
ースプレートの浮いた部分における撓み量を簡単に調整
することのできるスノーボード用のビンディングを提供
することができるのである。
【0042】そして、このビンディング10をステップ
インタイプのものとした場合には、前述した各請求項に
おける効果をより一層確実にすることができるのであ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るビンディングによってスノーボー
ド用ブーツを固定したスノーボードによる遊技を行って
いる状態を示した斜視図である。
【図2】本発明の実施例1に係るビンディングによって
スノーボード用ブーツ30をスノーボードに固定した状
態の側面図である。
【図3】同ビンディングの部分側面図である。
【図4】同底面図である。
【図5】本発明の実施例2に係るビンディングの部分側
面図である。
【図6】同ビンディングの底面図である。
【図7】本発明の実施例3に係るビンディングの部分側
面図である。
【図8】同ビンディングの底面図である。
【図9】同ビンディングに使用している弾性プレートの
側面図である。
【図10】同弾性プレートの底面図である。
【図11】従来の技術を示すビンディングとスノーボー
ド用ブーツとの分解斜視図である。
【図12】別の従来例を示すビンディングの縦断側面図
である。
【図13】ステップインタイプのビンディングとこれに
よって固定されるべきスノーボード用ブーツとの分解斜
視図である。
【符号の説明】
10 ビンディング 11 ベースプレート 11a 浮き上がり部 12 円環突条 13 弾性プレート 14 押えプレート 20 スノーボード 30 スノーボード用ブーツ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スノーボードにスノーボード用ブーツを
    取り付けるために使用され、スノーボードに取り付けら
    れるベースプレートと、このベ−スプレートにスノーボ
    ード用ブーツを固定する機能を備えたビンディングであ
    って、 前記ベースプレートの中心部分以外に前記スノーボード
    から浮かせた部分を形成し、このベースプレートのスノ
    ーボードから浮いた部分が撓み得るようにしたことを特
    徴とするスノーボード用のビンディング。
  2. 【請求項2】 前記ベースプレートの、少なくとも足の
    母指球周囲からの力が掛かる部分を浮かせて、この部分
    が撓み得るようにしたことを特徴とする請求項1に記載
    のスノーボード用のビンディング。
  3. 【請求項3】 前記ベースプレートが前記スノーボード
    から浮いた部分に、弾性プレートを介在させるようにし
    たことを特徴とする請求項1または請求項2に記載のス
    ノーボード用のビンディング。
  4. 【請求項4】 前記ビンディングは、前記スノーボード
    用ブーツの底面に設けた固定金具の各係止端部を係止さ
    せる係合部を備えたベースプレートを有したステップイ
    ンタイプのものであることを特徴とする請求項1〜請求
    項3のいずれかに記載のスノーボード用のビンディン
    グ。
JP2000282223A 2000-09-18 2000-09-18 スノーボード用のビンディング Pending JP2002085622A (ja)

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