JP2002085112A - 一体成形ソールの製造方法 - Google Patents

一体成形ソールの製造方法

Info

Publication number
JP2002085112A
JP2002085112A JP2000267092A JP2000267092A JP2002085112A JP 2002085112 A JP2002085112 A JP 2002085112A JP 2000267092 A JP2000267092 A JP 2000267092A JP 2000267092 A JP2000267092 A JP 2000267092A JP 2002085112 A JP2002085112 A JP 2002085112A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sole
block
strap
mold
manufacturing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000267092A
Other languages
English (en)
Inventor
Mocho Sai
茂徴 蔡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Priority to JP2000267092A priority Critical patent/JP2002085112A/ja
Publication of JP2002085112A publication Critical patent/JP2002085112A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Footwear And Its Accessory, Manufacturing Method And Apparatuses (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ストラップの快速組み付け、交換が行える、
一体成形ソールの製造方法の提供。 【解決手段】 組合せブロック40と緩衝ブロック24
を、上下の金型20、10内の実心凸塊22と凹溝2
3、12内に設置し、上下の金型20、10を閉じ合わ
せた後に、発泡材料を注入し、発泡材料で上下の金型2
0、10内の組合せブロック40と金型20、10を被
覆した後に、上下の金型20、10を開いて組合せブロ
ック40と緩衝ブロック24が埋め込まれ且つ該組合せ
ブロック40の挿入孔43がソール30の表面に露出し
たソール30を形成することを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は一種の靴のソールの
製造方法に係り、特にストラップの快速組み付け、交換
が行える、一体成形ソールの製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】周知の靴のアウトソールとミッドソール
は別個に金型を用いて射出成形された二つの個体とされ
(図1参照)、人工的に接着剤(強力接着剤)をアウト
ソールとミッドソールの接合面に塗布し、並びに加圧機
器を利用し加圧してアウトソールとミッドソールを相互
に接合させ、さらにそれらの接触面からはみ出た接着剤
をそぎ取り、並びに接着剤が接着効果を発揮するのを待
ち、靴のアウトソールとミッドソールの加工を完成して
いた(図2参照)。しかし、射出、研磨、接着剤塗布、
加圧、接着、そぎ取り、ウエイティングを経て製品を完
成するため、その製造過程が煩瑣であり、6から7の工
程ステップを経てはじめて完成し、より大量に生産して
製造コストを下げることができず、並びにこのような方
法で製造されたソールに足の甲或いは踵のストラップを
組み合わせる時には、ストラップの端縁をソールに縫い
付ける必要があり、その操作は専門の作業員によらねば
ならなかった。このためメーカーにとって人力応用の負
担が増し、ミシンで縫い付ける速度及び靴の曲面等の多
種の原因により迅速に製造コストが増加し、工程が緩慢
である問題を有していた。且つミシン縫いした縫い線は
容易に磨損し切れ、ミシン縫い技術が不良であると、足
裏との当接面に縫い糸或いは糸端が突出し、着用して不
適感をもたらした。
【0003】最近では、靴製造に直接圧接固定する技術
が採用され、即ち、アウトソールとミッドソール構造を
別個に成形した後に、ミッドソールの所定の位置にスト
ラップを挿入する孔を穿ち、ストラップの端部をミッド
ソール内に挿入し、さらにミッドソールとアウトソール
を圧接固定し、これによりそれ以前の、前述のミシン縫
いによる問題を解決している。しかし製造工程は簡素化
されていない。即ち、ミッドソールに二次加工で穿孔を
設ける必要があり、さらに手作業でストラップ端部を所
定の深さを以て穿孔に挿入し、さらに圧接成形する必要
がある。ゆえに製造時間上明らかな節約が達成されず、
ゆえにソールの製造工程をより迅速とし、より手間を節
約できるようにする方法が求められていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は一種の一体成
形ソールの製造方法を提供することを課題とし、それ
は、アウトソールとミッドソールを手作業による加工不
要で成形できるほか、靴の低迷する市場にビジネスチャ
ンスを創造し、またストラップのソールへの快速組み付
けを可能とし、組み付け作業の専業度、困難度を減少す
ることができる方法であるものとする。
【0005】本発明は一種の一体成形ソールの製造方法
を提供することを課題とし、それは、使用の必要に応じ
て異なるストラップを組み合わせることができ、豊富な
変化性を有するソールを提供できる方法であるものとす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、組合
せブロック40と緩衝ブロック24を、上下の金型2
0、10内の実心凸塊22と凹溝23、12内に設置
し、上下の金型20、10を閉じ合わせた後に、発泡材
料を注入し、発泡材料で上下の金型20、10内の組合
せブロック40と金型20、10を被覆した後に、上下
の金型20、10を開いて組合せブロック40と緩衝ブ
ロック24が埋め込まれ且つ該組合せブロック40の挿
入孔43がソール30の表面に露出したソール30を形
成することを特徴とする、一体成形ソールの製造方法と
している。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明によると、発泡材料を上下
の金型に注入して一つのソールを形成する。そのうち下
金型と上金型はソール形状に対応するキャビティーを有
し、下金型(固定側金型)のキャビティー内の適宜位置
に凹溝が設けられ、上金型(可動側金型)のキャビティ
ー内の適宜位置にも凹溝が設けられ、上金型のキャビテ
ィー内の適宜位置に、後述の組合せブロックを嵌設する
ための複数の実心凸塊が設けられ、且つ上金型の該下金
型の凹溝に対応する部分に凹溝が設けられ、双方の凹溝
に一つの緩衝体が埋設される。別に少なくとも二つの組
合せブロックが設けられ、各組合せブロックの固定片上
面に少なくとも一つの挿入ブロックが突設され、該挿入
ブロックの中央を一つの挿入孔が貫通して、組合せブロ
ックの挿入ブロックが上向きに上金型の実心凸塊に固定
され、緩衝ブロックが上下の金型の凹溝内に放置され、
これにより上下の金型が結合される時に、該組合せブロ
ックと緩衝ブロック上下の金型内の所定の高度に位置
し、金型内にソール材料が注入され、材料が凝固成形し
た後、該組合せブロックがソール内に被覆固定され、且
つ挿入ブロックの挿入孔がソールの表面に露出した状態
とされる。
【0008】
【実施例】図3から図9を参照されたい。本発明の一体
成形ソールの製造方法は、発泡材料を下金型10と上金
型20に注入し、ソール30を発泡成形する方法であ
る。図3に示されるように、該下金型10と上金型20
はいずれもソールに対応する形状のキャビティ11、2
1を具え、該下金型10のキャビティ11内の適宜位置
に凹溝12が設けられ、上金型20のキャビティ21内
の適宜位置に組合せブロック40を嵌設するための複数
の実心凸塊22が凸設され、並びに該上金型20の下金
型10の凹溝12に対応する部分にも一つの凹溝23が
設けられ、上金型20と下金型10の凹溝12、23に
一つの緩衝ブロック24が埋め込まれる。
【0009】図4、5、6に示されるように、まず組合
せブロック40を該組合せブロック40に一体に凸設さ
れた挿入ブロック42により、上向きに固定する方式で
上金型20の実心凸塊22に固定し、緩衝ブロック24
を上金型20と下金型10の凹溝23、12内に放置す
る。ゆえに上金型20と下金型10が結合される時、該
組合せブロック40と緩衝ブロック24が上金型20と
下金型10内の所定の高度に位置する。金型内にソール
30の材料が注入され(稠液状の軟弾性材料或いは発泡
材料)を注入し、材料を凝固成形させ該組合せブロック
40をソール30内に被覆固定すると共に、挿入ブロッ
ク42の挿入孔43をソール30の表面に露出させる。
【0010】上述の各一つの組合せブロック40はいず
れも一つの固定片41を具え、該固定片41の上面に少
なくとも一つの挿入ブロック42が凸設され、該挿入ブ
ロック42の中央を縦に貫通する挿入孔43が設けら
れ、該挿入孔43内に一つの歯状舌片44が設けられ、
該歯状舌片44の固定端が折り曲げられて挿入孔43内
壁面に固定され、その自由端が挿入孔43の内壁面と所
定の距離を保持し上向きに挿入孔43の上口縁へと延伸
されている。該歯状舌片44の外側面は横歯面441と
され、該横歯面441の各一つの歯がいずれも斜形歯と
され、且つ斜形歯は斜面が上向きで直面が下向きとされ
ている。
【0011】少なくとも二つのストラップ取付け片50
(図7参照)の上方に一つの穿孔51が設けられて、靴
のストラップ60の両端がそれぞれ穿孔51に通されて
縫い合わされ、該ストラップ取付け片50の底面に少な
くとも一つの結合片52が設けられ、該結合片52の一
側面は横歯面521とされ、該横歯面521の各一つの
歯がいずれも斜形歯とされ、且つこの斜形歯は斜面が下
向きで直面が上向きとされる。該ストラップ取付け片5
0の結合片52が組合せブロック40のソール30表面
に露出した組合せブロック40の挿入孔43に挿入さ
れ、該歯状舌片44及び結合片52の斜形歯の斜面のス
ライドにより結合片52が順調に該挿入孔43内に挿入
され、逆向きに抜き出そうとすると、斜形歯の直面の相
互係止によりストラップ取付け片50の抜き出しが不能
とされる。こうしてストラップ60がソール30に連結
される。
【0012】二つのストラップ取付け片50に一つのス
トラップ60が連接されてこの二つのストラップ取付け
片50がソール30の前方に挿置され、同様の方式でも
う一つのストラップ60’がソール30の後方に組み合
わされることにより、靴が完成する。
【0013】図8及び図9に示されるように、該ストラ
ップ60、60’の任意の一側に内向きに開裂して隙間
61、61’が形成され、該隙間61、61’内に硬い
駆動片62、62’が挿入され、該駆動片62、62’
はストラップ60、60’を交換したい時に取り出し、
駆動片62、62’の端部を挿入孔43に挿入して、歯
状舌片44の自由端を孔内壁に当接させることにより歯
状舌片44と結合片52を分離させるのに用い、これに
より、ストラップ60、60’を上向きに引き出すこと
ができる。
【0014】
【発明の効果】以上の構造により、本発明は以下のよう
な優れた効果を発生する。 1.組合せブロック40と緩衝ブロック24がソール3
0成形前にそれぞれ上金型20と下金型10の実心凸塊
22及び凹溝23、12内に設置され、材料を凝固成形
後に上金型20と下金型10を開けると、即ち組合せブ
ロック40及び緩衝ブロック24を内部に埋設したソー
ル30が形成される。これによりストラップ60、6
0’を固定したストラップ取付け片50、50’を直接
組合せブロック40の挿入孔43内に挿入すれば、スト
ラップ60、60’とソール30の簡易組合せが完成
し、極めて便利である。 2.第1の優れた点により、使用者が好みに応じて多双
の異なる様式の靴を得ることができ、また収納空間の問
題を形成しない。ソール30に異なるストラップ60、
60’を組合せ可能で、ストラップ60、60’及びス
トラップ取付け片50、50’の組合せ体は僅かに薄い
帯体状を呈するため、折り畳んで収納でき、収納空間を
減らすことができる。 3.ストラップ60、60’の両端がストラップ取付け
片50、50’の穿孔51、51’に通されて折り返さ
れた後に結合され、結合技術が簡単で、迅速に組合せが
完成する。
【図面の簡単な説明】
【図1】周知の技術の斜視図である。
【図2】周知の技術の製造方法フローチャートである。
【図3】本発明による製品の分解斜視図である。
【図4】本発明による製品の組合せ断面図である。
【図5】本発明によるソールの斜視図である。
【図6】本発明によるソールの製造フローチャートであ
る。
【図7】本発明によるソールの組合せ表示図である。
【図8】図7のA−A断面図である。
【図9】図8の動作表示図である。
【符号の説明】
10 下金型 11 キャビティ 12
凹溝 20 上金型 21 キャビティ 22
実心凸塊 23 凹溝 24 緩衝ブロック 30
ソール 40 組合せブロック 41 固定片 42
挿入ブロック 43 挿入孔 44 歯状舌片 44
1 横歯面 50、50’ ストラップ取付け片 51、51’
穿孔 52 結合片 521 横歯面 60、60’ ストラップ 61、61’ 間
隙 62、62’ 駆動片

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 組合せブロック40と緩衝ブロック24
    を、上下の金型20、10内の実心凸塊22と凹溝2
    3、12内に設置し、上下の金型20、10を閉じ合わ
    せた後に、発泡材料を注入し、発泡材料で上下の金型2
    0、10内の組合せブロック40と金型20、10を被
    覆した後に、上下の金型20、10を開いて組合せブロ
    ック40と緩衝ブロック24が埋め込まれ且つ該組合せ
    ブロック40の挿入孔43がソール30の表面に露出し
    たソール30を形成することを特徴とする、一体成形ソ
    ールの製造方法。
JP2000267092A 2000-09-04 2000-09-04 一体成形ソールの製造方法 Pending JP2002085112A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000267092A JP2002085112A (ja) 2000-09-04 2000-09-04 一体成形ソールの製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000267092A JP2002085112A (ja) 2000-09-04 2000-09-04 一体成形ソールの製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002085112A true JP2002085112A (ja) 2002-03-26

Family

ID=18754065

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000267092A Pending JP2002085112A (ja) 2000-09-04 2000-09-04 一体成形ソールの製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002085112A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108783728A (zh) * 2017-12-15 2018-11-13 浙江科曼奇生物科技股份有限公司 整体式防水呼吸鞋以及加工整体式防水呼吸鞋鞋底的模具和方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108783728A (zh) * 2017-12-15 2018-11-13 浙江科曼奇生物科技股份有限公司 整体式防水呼吸鞋以及加工整体式防水呼吸鞋鞋底的模具和方法
CN108783728B (zh) * 2017-12-15 2024-01-23 浙江科曼奇生物科技股份有限公司 整体式防水呼吸鞋以及加工整体式防水呼吸鞋鞋底的模具和方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5723358B2 (ja) 履物を製造する方法
CN106426746B (zh) 一种鞋模、鞋底及将鞋底模制到鞋帮的方法
CN103182766A (zh) 溜冰鞋的3d鞋体的成型方法
JPS5928903A (ja) 着脱自在な踵を備えた靴および靴の中底システム
JP2002085112A (ja) 一体成形ソールの製造方法
JP2014528859A (ja) 柔軟性を有する三次元の物品の製造方法
US3178496A (en) Injection process
TWI617254B (zh) Toe shoe and integrated molding manufacturing method thereof
US4372525A (en) Insole, apparatus for molding and method of making shoes
US4214335A (en) Method for making soles
JP3053512U (ja) サンダルのストラップ固定装置
JPH11198252A (ja) 運動靴及びその製造方法
GB2374515A (en) Sandal with integrally formed sole
JP2768402B2 (ja) 靴及びその製造方法
JPH07255509A (ja) 押縁付き成形靴およびその製造方法
JP3352937B2 (ja) 靴底の成形方法
JP2001000209A (ja) 射出成形サンダル並びにその製造方法および製造装置
JP2759750B2 (ja) 靴の射出成形法
JP3073233U (ja) スリッパ
JPH0313201Y2 (ja)
CN1283546A (zh) 一体成型之鞋底的制造方法
JPS583522Y2 (ja) 山靴
JPS605281B2 (ja) 履物の製造方法
JP3118958U (ja) ヒール部品及びそのヒール部品を用いた靴
JPH09150467A (ja) 靴及びその製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20030722