JP2002084872A - 屋根、屋上用植物生育構造体 - Google Patents
屋根、屋上用植物生育構造体Info
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02A—TECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
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- Y02A30/24—Structural elements or technologies for improving thermal insulation
- Y02A30/254—Roof garden systems; Roof coverings with high solar reflectance
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02B—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
- Y02B80/00—Architectural or constructional elements improving the thermal performance of buildings
- Y02B80/32—Roof garden systems
Landscapes
- Cultivation Of Plants (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】取り扱いが簡単であり、重量が軽く、そのため
屋根や屋上への設置が容易であり、かつ植物の生育が確
実に行える屋根、屋上用植物生育構造体の開発。 【解決手段】ココヤシ繊維で形成された上面マットと下
面マットの間に、種子等を混入した植物生育基材を、そ
れぞれ適宜間隔に配置した複数の区画を設けて、その中
に封じ込める。あるいは、下面マットを、圧縮成形して
断面形状を角波屋根板の谷部の形状に合わせた上面開口
状の箱体とし、種子等と植物生育基材を入れて上面マッ
トでフタをする。上面マットは、植物がマットを貫通し
て発芽可能である目の大きさとし、下面マットは、封じ
込めた植物生育基材が通過できない目の大きさで、かつ
植物生育基材と同等以上の保水力を有するものとした。
屋根や屋上への設置が容易であり、かつ植物の生育が確
実に行える屋根、屋上用植物生育構造体の開発。 【解決手段】ココヤシ繊維で形成された上面マットと下
面マットの間に、種子等を混入した植物生育基材を、そ
れぞれ適宜間隔に配置した複数の区画を設けて、その中
に封じ込める。あるいは、下面マットを、圧縮成形して
断面形状を角波屋根板の谷部の形状に合わせた上面開口
状の箱体とし、種子等と植物生育基材を入れて上面マッ
トでフタをする。上面マットは、植物がマットを貫通し
て発芽可能である目の大きさとし、下面マットは、封じ
込めた植物生育基材が通過できない目の大きさで、かつ
植物生育基材と同等以上の保水力を有するものとした。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、建築物の屋根や屋
上で、植物を生育するための構造体に関するものであ
り、詳しくは、建築物の屋根や屋上で、乾燥、暑さ、風
等の悪条件の環境に対して比較的強い植物を生育し、地
面以外でも緑化を図るための生育構造体に関するもので
ある。
上で、植物を生育するための構造体に関するものであ
り、詳しくは、建築物の屋根や屋上で、乾燥、暑さ、風
等の悪条件の環境に対して比較的強い植物を生育し、地
面以外でも緑化を図るための生育構造体に関するもので
ある。
【０００２】
【従来の技術】従来、屋根や屋上で植物を生育するため
には、屋上に防水防根加工をし、潅水装置を配置し、生
育基材である土壌を敷き、そこに草木を植えて生育する
大掛かりな工法がある。あるいは、道路の法面の植生方
法を利用して、植物種子と生育基材を屋根や屋上に吹き
付けて密着させ植物を生育させる方法もある。また、地
上において一定段階まで生育した状態のものを、薄くシ
ート状に剥がしてロール形状にして移設し、防水加工を
した屋上に張り付ける方法もある。
には、屋上に防水防根加工をし、潅水装置を配置し、生
育基材である土壌を敷き、そこに草木を植えて生育する
大掛かりな工法がある。あるいは、道路の法面の植生方
法を利用して、植物種子と生育基材を屋根や屋上に吹き
付けて密着させ植物を生育させる方法もある。また、地
上において一定段階まで生育した状態のものを、薄くシ
ート状に剥がしてロール形状にして移設し、防水加工を
した屋上に張り付ける方法もある。
【０００３】しかし、屋根の耐荷重がさほど大きくない
一般的な家屋、あるいは簡易組立建物においては、全体
重量を軽量にしなくてはならない。そのためには生育基
材の厚さを薄くしなければならず、そうすると保水力は
低下し、風による飛散も増大する。しかし軽量であれ
ば、設置が容易であり、在庫、流通も容易となる。
一般的な家屋、あるいは簡易組立建物においては、全体
重量を軽量にしなくてはならない。そのためには生育基
材の厚さを薄くしなければならず、そうすると保水力は
低下し、風による飛散も増大する。しかし軽量であれ
ば、設置が容易であり、在庫、流通も容易となる。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】そこで、取り扱いが簡
単であり、重量が軽く、そのため屋根や屋上への設置が
容易であり、かつ植物の生育が確実に行える、屋根、屋
上用植物生育構造体を提供することを目的とする。
単であり、重量が軽く、そのため屋根や屋上への設置が
容易であり、かつ植物の生育が確実に行える、屋根、屋
上用植物生育構造体を提供することを目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記、課題を解決するた
めに、ココヤシ繊維で形成された上面マットと下面マッ
トの間に、植物の種子または発芽発根が可能な部分を混
入した植物生育基材を、それぞれ適宜間隔に配置した複
数の区画を設けて封じ込め、上面マットは、植物がその
マットを貫通して発芽可能である目の大きさとし、下面
マットは、封じ込めた植物生育基材が通過できない目の
大きさで、かつ植物生育基材と同等以上の保水力を持つ
ものとした。あるいは、下面マットは、ココヤシ繊維を
圧縮成形して断面形状を角波屋根板の谷部の形状に合わ
せ左右縁部に押え代を設けた上面開口状の箱体とし、各
区画は、それぞれ分離して別体とした。
めに、ココヤシ繊維で形成された上面マットと下面マッ
トの間に、植物の種子または発芽発根が可能な部分を混
入した植物生育基材を、それぞれ適宜間隔に配置した複
数の区画を設けて封じ込め、上面マットは、植物がその
マットを貫通して発芽可能である目の大きさとし、下面
マットは、封じ込めた植物生育基材が通過できない目の
大きさで、かつ植物生育基材と同等以上の保水力を持つ
ものとした。あるいは、下面マットは、ココヤシ繊維を
圧縮成形して断面形状を角波屋根板の谷部の形状に合わ
せ左右縁部に押え代を設けた上面開口状の箱体とし、各
区画は、それぞれ分離して別体とした。
【０００６】屋根への取り付け方としては、植物生育基
材が封じ込められている区画を、角波屋根板の山部と山
部の間の谷部にそれぞれ配置し、角波屋根板を固定して
いるボルトと、マット押え材で、各区画間のマット部
分、あるいは押え代を固定するよう構成した。また、植
物生育基材に、有機廃棄物を微生物で分解処理した後、
完熟発酵させた処理済み培養材を肥料として適宜混入し
た。
材が封じ込められている区画を、角波屋根板の山部と山
部の間の谷部にそれぞれ配置し、角波屋根板を固定して
いるボルトと、マット押え材で、各区画間のマット部
分、あるいは押え代を固定するよう構成した。また、植
物生育基材に、有機廃棄物を微生物で分解処理した後、
完熟発酵させた処理済み培養材を肥料として適宜混入し
た。
【０００７】
【発明の実施の形態】発明の実施の形態を図面を参照し
て説明する。図１は、本発明の植物生育構造体Ａを、角
波屋根板Ｂの上に設置する状態を、分離して示した斜視
図である。簡易組立式ガレージ（図７参照）の屋根とし
て設置されている角波屋根板Ｂは、その山部Ｂ１にボル
トＢ２の先端が突き出している。山部Ｂ１と山部Ｂ１の
間は谷部Ｂ３となっている。角波屋根板Ｂの上に防水防
根シートＣを張り付け、さらにその上から植物生育構造
体Ａを載置する。
て説明する。図１は、本発明の植物生育構造体Ａを、角
波屋根板Ｂの上に設置する状態を、分離して示した斜視
図である。簡易組立式ガレージ（図７参照）の屋根とし
て設置されている角波屋根板Ｂは、その山部Ｂ１にボル
トＢ２の先端が突き出している。山部Ｂ１と山部Ｂ１の
間は谷部Ｂ３となっている。角波屋根板Ｂの上に防水防
根シートＣを張り付け、さらにその上から植物生育構造
体Ａを載置する。
【０００８】植物生育構造体Ａは、ココヤシ繊維で形成
された上面と下面のマットから構成され、その間に植物
生育基材１を封入している。その植物生育基材１を角波
屋根板Ｂの谷部Ｂ３に対応させて配置し、ボルトＢ２で
防水防根シートＣを介して植物生育構造体Ａのマット部
分を貫通し、断面コ字型のマット押え材２の上からナッ
トで固定する。
された上面と下面のマットから構成され、その間に植物
生育基材１を封入している。その植物生育基材１を角波
屋根板Ｂの谷部Ｂ３に対応させて配置し、ボルトＢ２で
防水防根シートＣを介して植物生育構造体Ａのマット部
分を貫通し、断面コ字型のマット押え材２の上からナッ
トで固定する。
【０００９】図２は、広げた状態の植物生育構造体Ａの
一部を断面で示した斜視図であり、植物生育基材１は、
上面マット１１と下面マット１２の間にサンドイッチ状
に封じ込められて、複数の区画ａに分割されている。区
画ａの幅は角波屋根板Ｂの谷部Ｂ３の幅に、各区画のピ
ッチは山部Ｂ１のピッチにそれぞれ対応させている。ま
た植物生育基材１の中には植物の種子または発芽発根が
可能な部分（以下種子等）１３を混入し、さらに生ゴミ
等の有機廃棄物を微生物で分解処理した後、完熟発酵さ
せた処理済み培養材を肥料として適宜混入している。
一部を断面で示した斜視図であり、植物生育基材１は、
上面マット１１と下面マット１２の間にサンドイッチ状
に封じ込められて、複数の区画ａに分割されている。区
画ａの幅は角波屋根板Ｂの谷部Ｂ３の幅に、各区画のピ
ッチは山部Ｂ１のピッチにそれぞれ対応させている。ま
た植物生育基材１の中には植物の種子または発芽発根が
可能な部分（以下種子等）１３を混入し、さらに生ゴミ
等の有機廃棄物を微生物で分解処理した後、完熟発酵さ
せた処理済み培養材を肥料として適宜混入している。
【００１０】上面マット１１は、植物生育基材１の中の
種子等１３が上面マット１１を貫通して発芽することが
可能である目の粗さであり、かつまた、設置作業や屋根
の傾斜により植物生育基材１が片寄ることを防止でき
る、さらに風により植物生育基材１が吹き飛ばされるこ
とが防止できる目の密度が必要である。下面マット１２
は、植物生育基材１が通過できない目の密度と、植物生
育基材１と同等かそれ以上の保水力を必要とする。
種子等１３が上面マット１１を貫通して発芽することが
可能である目の粗さであり、かつまた、設置作業や屋根
の傾斜により植物生育基材１が片寄ることを防止でき
る、さらに風により植物生育基材１が吹き飛ばされるこ
とが防止できる目の密度が必要である。下面マット１２
は、植物生育基材１が通過できない目の密度と、植物生
育基材１と同等かそれ以上の保水力を必要とする。
【００１１】植物生育構造体Ａを製造、保管するにあた
っては、植物生育基材１に含まれた種子等１３が不必要
に発芽生育して保管や施工に支障をきたさないよう、上
面、下面マットおよび植物生育基材１はそれらに含まれ
る水分を出来るだけ少なくし、更に温度を低くすること
で発芽生育を抑制することができる。また逆にすぐに屋
根、屋上を緑化する必要がある時は、事前に植物生育構
造体Ａに水分を与えて施工に支障が無い程度に発芽生育
させておくことができる。
っては、植物生育基材１に含まれた種子等１３が不必要
に発芽生育して保管や施工に支障をきたさないよう、上
面、下面マットおよび植物生育基材１はそれらに含まれ
る水分を出来るだけ少なくし、更に温度を低くすること
で発芽生育を抑制することができる。また逆にすぐに屋
根、屋上を緑化する必要がある時は、事前に植物生育構
造体Ａに水分を与えて施工に支障が無い程度に発芽生育
させておくことができる。
【００１２】図３は、図１の断面図である。図４は、植
物生育構造体Ａの設置が完了した状態を示した断面図で
ある。図５は、植物生育構造体Ａの設置後、植物生育基
材中の種子等１３が発芽し、植物Ｐが生育した状態を示
した断面図である。植物Ｐは、比較的薄い育成基材でも
良好に成長し、乾燥にも耐え得る、かつ風に対して抵抗
出来るように背が低く、しっかりと根を張る植物が適当
であり、例えばヤノウエアカゴケ、ネジクチゴケ、アオ
ギヌゴケ、ギンゴケ等の蘚苔類や、アサツキ等の鱗茎植
物または、ベンケイソウ科に属しヨーロッパマンネング
サ、メキシコマンネングサ、ユキマンネングサ、コーラ
ルカーペット等の多肉性植物セダム類が適している。
物生育構造体Ａの設置が完了した状態を示した断面図で
ある。図５は、植物生育構造体Ａの設置後、植物生育基
材中の種子等１３が発芽し、植物Ｐが生育した状態を示
した断面図である。植物Ｐは、比較的薄い育成基材でも
良好に成長し、乾燥にも耐え得る、かつ風に対して抵抗
出来るように背が低く、しっかりと根を張る植物が適当
であり、例えばヤノウエアカゴケ、ネジクチゴケ、アオ
ギヌゴケ、ギンゴケ等の蘚苔類や、アサツキ等の鱗茎植
物または、ベンケイソウ科に属しヨーロッパマンネング
サ、メキシコマンネングサ、ユキマンネングサ、コーラ
ルカーペット等の多肉性植物セダム類が適している。
【００１３】図６は、本発明の他の実施の形態を示した
斜視図であり、角波屋根板Ｂの上に、防水防根シート
（図示省略）を貼付し、ココヤシ繊維を圧縮成形して断
面形状を角波屋根板の谷部Ｂ３の形状に合わせ左右縁部
に押え代３３を設けた上面開口状の箱体とした下面マッ
ト３２の中に、植物生育基材１を入れ、上面マット３１
で蓋をして封じ込め、箱型植物生育構造体Ａ′としてい
る。各区画の箱型植物生育構造体Ａ′はそれぞれ分離し
て別体とした。
斜視図であり、角波屋根板Ｂの上に、防水防根シート
（図示省略）を貼付し、ココヤシ繊維を圧縮成形して断
面形状を角波屋根板の谷部Ｂ３の形状に合わせ左右縁部
に押え代３３を設けた上面開口状の箱体とした下面マッ
ト３２の中に、植物生育基材１を入れ、上面マット３１
で蓋をして封じ込め、箱型植物生育構造体Ａ′としてい
る。各区画の箱型植物生育構造体Ａ′はそれぞれ分離し
て別体とした。
【００１４】前記実施の形態と同様に、植物生育基材１
の中には植物の種子等１３を混入し、上面マット３１
は、植物生育基材１の中の種子等１３が上面マット３１
を貫通して発芽することが可能である目の粗さであっ
て、かつまた、設置作業や屋根の傾斜により植物生育基
材１が片寄ることを防止でき、さらに風により植物生育
基材１が吹き飛ばされることが防止できる目の粗さとす
る。
の中には植物の種子等１３を混入し、上面マット３１
は、植物生育基材１の中の種子等１３が上面マット３１
を貫通して発芽することが可能である目の粗さであっ
て、かつまた、設置作業や屋根の傾斜により植物生育基
材１が片寄ることを防止でき、さらに風により植物生育
基材１が吹き飛ばされることが防止できる目の粗さとす
る。
【００１５】下面マット３２は、ココヤシ繊維に固形剤
を添加し圧縮成形したものであるが、植物生育基材１が
通過できない目の密度と、植物生育基材１と同等かそれ
以上の保水力を必要とする。
を添加し圧縮成形したものであるが、植物生育基材１が
通過できない目の密度と、植物生育基材１と同等かそれ
以上の保水力を必要とする。
【００１６】図７は、本発明の植物生育構造体Ａまたは
Ａ′を屋根一面に設置し、植物Ｐを生育させた状態の簡
易組立式ガレージＧを示した斜視図である。
Ａ′を屋根一面に設置し、植物Ｐを生育させた状態の簡
易組立式ガレージＧを示した斜視図である。
【００１７】
【発明の効果】植物生育基材を、ココヤシ繊維で形成さ
れた上面下面マットの間に挟んで複数の区画内に封じ込
めた植物生育構造体としたので、保管管理、運搬、施工
が容易に行える。すなわち、植物生育構造体を保管中、
運搬、または施工の際に、傾斜させても上面マットと下
面マットでサンドイッチ状に挟んでいるため中の植物生
育基材が片寄ったり、こぼれ落ちたりすることがなく、
また施工までの期間に、水分、温度調整をすることによ
り植物の発芽生育を抑制して、重ね合わせた状態で保管
することが出来る。コントロールして施工現場の状況に
応じた対応が可能である。上下のマットの特性をそれぞ
れ異なったものとしたので、植物の発芽効率が良く、か
つ保水性が良くなった。植物生育基材の中に、生ゴミ等
の有機廃棄物を微生物で分解処理した後、完熟発酵させ
た処理済み培養材を肥料として適宜混入したので植物の
生育が早く緑化の進行が早くなる。
れた上面下面マットの間に挟んで複数の区画内に封じ込
めた植物生育構造体としたので、保管管理、運搬、施工
が容易に行える。すなわち、植物生育構造体を保管中、
運搬、または施工の際に、傾斜させても上面マットと下
面マットでサンドイッチ状に挟んでいるため中の植物生
育基材が片寄ったり、こぼれ落ちたりすることがなく、
また施工までの期間に、水分、温度調整をすることによ
り植物の発芽生育を抑制して、重ね合わせた状態で保管
することが出来る。コントロールして施工現場の状況に
応じた対応が可能である。上下のマットの特性をそれぞ
れ異なったものとしたので、植物の発芽効率が良く、か
つ保水性が良くなった。植物生育基材の中に、生ゴミ等
の有機廃棄物を微生物で分解処理した後、完熟発酵させ
た処理済み培養材を肥料として適宜混入したので植物の
生育が早く緑化の進行が早くなる。
【図１】本発明の施工状態を、分離して示した斜視図
【図２】本発明の植物生育構造体の一部断面を示した斜
視図
視図
【図３】図１の断面図
【図４】設置状態を示す断面図
【図５】植物が生育した状態を示す断面図
【図６】本発明の他の実施形態を示した斜視図
【図７】本発明の施工をしたガレージの斜視図
Ａ、Ａ′…植物生育構造体 Ｂ…角波屋根板 Ｃ…防水防根シート １…植物生育基材 １１、３１…上面マット １２、３２…下面マット ２…マット押え材
Claims (5)
- 【請求項１】ココヤシ繊維で形成された上面マットと下
面マットの間に、植物の種子または発芽発根が可能な部
分を混入した植物生育基材を、それぞれ適宜間隔に配置
した複数の区画を設けて、封じ込めたことを特徴とする
屋根、屋上用植物生育構造体。 - 【請求項２】上面マットは、植物がそのマットを貫通し
て発芽可能である目の大きさであり、下面マットは、封
じ込めた植物生育基材が通過できない目の大きさであ
り、かつ植物生育基材と同等以上の保水性があることを
特徴とする請求項１記載の屋根、屋上用植物生育構造
体。 - 【請求項３】下面マットは、ココヤシ繊維を圧縮成形し
て断面形状を角波屋根板の谷部の形状に合わせ左右縁部
に押え代を設けた上面開口状の箱体とし、各区画は、そ
れぞれ分離して別体としたことを特徴とする請求項１ま
たは２記載の屋根、屋上用植物生育構造体。 - 【請求項４】植物生育基材が封じ込められている各区画
を、角波屋根板の谷部にそれぞれ配置し、角波屋根板を
固定しているボルトと、マット押え材で、各区画間のマ
ット部分、あるいは、押え代を固定するよう構成したこ
とを特徴とする請求項１ないし３のいずれかに記載の屋
根、屋上用植物生育構造体。 - 【請求項５】植物生育基材に、有機廃棄物を微生物で分
解処理した後、完熟発酵させた処理済み培養材を肥料と
して適宜混入したことを特徴とする請求項１ないし４の
いずれかに記載の屋根、屋上用植物生育構造体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000273431A JP2002084872A (ja) | 2000-09-08 | 2000-09-08 | 屋根、屋上用植物生育構造体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000273431A JP2002084872A (ja) | 2000-09-08 | 2000-09-08 | 屋根、屋上用植物生育構造体 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2002084872A true JP2002084872A (ja) | 2002-03-26 |
Family
ID=18759371
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000273431A Pending JP2002084872A (ja) | 2000-09-08 | 2000-09-08 | 屋根、屋上用植物生育構造体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2002084872A (ja) |
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2004036320A (ja) * | 2002-07-05 | 2004-02-05 | Gantan Beauty Ind Co Ltd | 屋根緑化構造 |
| JP2006241936A (ja) * | 2005-03-07 | 2006-09-14 | Tajima Roofing Co Ltd | 折板屋根の外断熱構造。 |
| JP2008045324A (ja) * | 2006-08-14 | 2008-02-28 | Sekisui Plastics Co Ltd | 立ちはぜ折板屋根への緑化基盤材の固定構造とその固定構造を用いた立ちはぜ折板屋根緑化構造体 |
| JP2009287247A (ja) * | 2008-05-28 | 2009-12-10 | Sekisui House Ltd | 勾配屋根の緑化構造 |
| JP2013028939A (ja) * | 2011-07-28 | 2013-02-07 | Otis:Kk | 遮熱シートの取付構造 |
| US8875454B2 (en) * | 2006-06-19 | 2014-11-04 | Daniel Efrain Arguelles | Pan tile roofing system |
| US9663955B2 (en) | 2006-06-19 | 2017-05-30 | Daniel Efrain Arguelles | Pan tile roofing system |
| US11035130B1 (en) | 2019-02-01 | 2021-06-15 | Daniel Efrain Arguelles | Synthetic mechanically attached roof underlayment system |
-
2000
- 2000-09-08 JP JP2000273431A patent/JP2002084872A/ja active Pending
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2004036320A (ja) * | 2002-07-05 | 2004-02-05 | Gantan Beauty Ind Co Ltd | 屋根緑化構造 |
| JP2006241936A (ja) * | 2005-03-07 | 2006-09-14 | Tajima Roofing Co Ltd | 折板屋根の外断熱構造。 |
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| US11913235B1 (en) | 2019-02-01 | 2024-02-27 | Daniel Efrain Arguelles | Synthetic mechanically attached roof underlayment system |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040614 |