JP2002084725A - 電動機およびその制御方法 - Google Patents

電動機およびその制御方法

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JP2002084725A
JP2002084725A JP2000266695A JP2000266695A JP2002084725A JP 2002084725 A JP2002084725 A JP 2002084725A JP 2000266695 A JP2000266695 A JP 2000266695A JP 2000266695 A JP2000266695 A JP 2000266695A JP 2002084725 A JP2002084725 A JP 2002084725A
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Japan
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electromagnets
electromagnet
rotor
auxiliary member
permanent magnet
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JP2000266695A
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English (en)
Inventor
Kenji Narita
憲治 成田
Naoki Kawaguchi
直樹 川口
Takatomo Nakayama
隆大 中山
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Fujitsu General Ltd
Original Assignee
Fujitsu General Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電動機およびその制御方法において、低コス
ト、制御回路の簡素化を図ることを目的とする。 【解決手段】 電動機の固定子の内側の回転子23は、
4個の永久磁石22を当該円周方向に配置するととも
に、これら永久磁石22を同一極として等間隔に配置
し、固定子は第1および第2の電磁石26,30を相対
向する位置に配置し、かつ、それらの発生磁極を同一に
するとともに、その電磁石26,30の隣の一方に強磁
性体を第1および第2の補助部材27,31として配置
している。電磁石26,30をそれぞれエアギャップを
介して永久磁石22に対向させ、永久磁石22の外周側
の円弧長と、第1の電磁石26と第1の補助部材27と
による内周側の円弧長と、第2の電磁石30と第2の補
助部材31とによる内周側の円弧長とを同じとしてい
る。回転子23の位置を第1および第2の位置検出器3
3,34で検出してスイッチング素子32aを所定回転
角だけオンとして電磁石26,30に通電を行い、その
電磁石26,30と永久磁石22との間に反発力を働か
せ、間欠的に一方向のトルクを発生させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、種々の機械の動力
源として用いられる電動機(例えばブラシレス直流モー
タ)に係り、特に詳しくは、軽負荷に用いる電動機で新
規な構造としてその制御回路の簡素化を実現する電動機
およびその制御方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】この電動機の制御においては、回転子の
位置を検出し、この位置検出をもとにして電動機の固定
子の電機子巻線電流の通電を切り替える。例えば、図3
に示すように、商用電源1を全波整流回路等のコンバー
タ部2で直流電圧に変換し、この直流電圧(DC電圧)
をトランジスタ3を介してスイッチング部4に供給し、
このスイッチング部4のトランジスタUa,Va,W
a,X,Y,Zを所定にスイッチングして三相交流とし
て、回転子5aを内側に有する電動機5の電機子巻線5
b,5c,5dに印加する。なお、6,7は平滑用コン
デンサであり、このとき、トランジスタ3をコンバータ
部2に含めている場合もある。
【0003】電動機5の回転子5aの位置を検出するた
めに、位置検出センサ(例えばホール素子)8a,8
b,8cが電動機5の所定箇所に配置されている。これ
ら位置検出センサ8a,8b,8cは回転子5aの永久
磁石による磁束密度を検出し、これら検出信号を制御部
9に出力する。
【0004】制御部9のマイクロコンピュータ9aはそ
の検出信号により回転子の位置を検出し、この位置検出
をもとにしてスイッチング部4のトランジスタUa,V
a,Wa,X,Y,Zの駆動信号の転流タイミングを決
定する。なお、制御部9はマイクロコンピュータ9aを
主体とし、ドライバ回路等を含んでいる。
【0005】また、制御部9は、その転流タイミングの
駆動信号をスイッチング部4に出力し、各トランジスタ
Ua,Va,Wa,X,Y,Zを所定にオン、オフして
電動機5の電機子巻線5b,5c,5dの通電を切り替
え、回転子5aを制御する。一方、電動機5の所定箇所
には速度検出センサ10が備えられ、この速度検出セン
サ10による検出信号が制御部9に入力され、マイクロ
コンピュータ9aはその検出信号により回転子5aの回
転速度を検出する。
【0006】そして、その回転速度(回転数)と当該指
令回転速度(目標回転数)との差を算出して制御IC1
1に出力する。制御IC11は、現回転速度が指令回転
速度になるように、トランジスタ3のスイッチングのオ
フ、オフ比を可変し、スイッチング部4に供給するDC
電圧を可変する。このようにして、電動機5の駆動電流
を可変し、電動機5を回転制御するとともに、一定速度
に制御することができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記電動機
にあっては、電機子巻線電流を切り替えるために、6個
のトランジスタUa,Va,Wa,X,Y,Zを必要と
するため、どうしても制御手段のコスト高が避けられな
い。また、6個のトランジスタUa,Va,Wa,X,
Y,Zを所定にオン、オフに複雑な制御を必要とするた
め、どしても高機能なマイクロコンピュータ6a等の制
御装置が必要とされる。
【0008】本発明は、上記課題に鑑みなされたもので
あり、その目的は、電動機を駆動するスイッチング手段
の数を少なくし、低コスト、かつ、制御の簡素化を図る
ことができるようにした電動機およびその制御方法を提
供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、固定子の内側に永久磁石を有する回転子
を備えた電動機において、前記回転子は2n個(n;正
の整数)の永久磁石を当該円周方向に配置するととも
に、これら永久磁石を等間隔に配置し、前記固定子は、
複数の電磁石を円周方向に等間隔に配置するとともに、
これら電磁石の隣の一方にそれぞれ1つの強磁性体を補
助部材として配置し、少なくとも前記固定子の相対する
一対の電磁石を、それぞれエアギャップを介して前記回
転子の永久磁石に対向させ、前記永久磁石の外周側の円
弧長と、前記電磁石と補助部材とによる内周側の円弧長
とを同じとし、前記回転子の静止時には、前記永久磁石
の磁極中心を前記電磁石と補助部材との間として、それ
ら永久磁石の磁極中心と同電磁石の磁極中心とを偏心さ
せ、しかる後、前記複数の電磁石に瞬時的に通電を行う
とともに、この瞬時的な通電を繰り返して前記電磁石と
永久磁石との間に反発力あるいは吸引力もしくは反発力
および吸引力を働かせ、間欠的に一方向のトルクを発生
させて前記回転子を回転させるようにしたことを特徴と
している。
【0010】本発明は、固定子の内側に永久磁石を有す
る回転子を備えた電動機において、前記回転子は、4個
の永久磁石を当該円周方向に配置するとともに、これら
永久磁石を同一極として等間隔に配置し、前記固定子
は、第1および第2の電磁石を相対向する位置に配置
し、かつ、それらの発生磁極を同一にするとともに、第
1および第2の電磁石の隣の一方に強磁性体を、第1お
よび第2の補助部材として配置し、少なくとも前記第1
および第2の電磁石をそれぞれエアギャップを介して前
記永久磁石に対向させ、前記永久磁石の外周側の円弧長
と、前記第1の電磁石と第1の補助部材とによる内周側
の円弧長と、前記第2の電磁石と第2の補助部材とによ
る内周側の円弧長とを同じとし、前記回転子の静止時に
前記永久磁石の磁極中心を、前記第1および第2の電磁
石と第1および第2の補助部材との間として前記第1お
よび第2の電磁石に瞬時的に通電を行うとともに、この
瞬時的な通電を繰り返して前記第1および第2の電磁石
と永久磁石との間に反発力あるいは吸引力を働かせ、間
欠的に一方向のトルクを発生させて前記回転子を回転さ
せるようにしたことを特徴としている。
【0011】本発明は、固定子の内側に永久磁石を有す
る回転子を備えた電動機の制御方法において、前記回転
子は、4個の永久磁石を当該円周方向に配置するととも
に、これら永久磁石を同一極として等間隔に配置し、前
記固定子は第1および第2の電磁石を相対向する位置に
配置し、かつ、それらの発生磁極を同一にするととも
に、第1および第2の電磁石の隣の一方に、強磁性体を
第1および第2の補助部材として配置し、少なくとも前
記第1および第2の電磁石を、それぞれエアギャップを
介して前記永久磁石に対向させ、前記永久磁石の外周側
の円弧長と、前記第1の電磁石と第1の補助部材とによ
る内周側の円弧長と、前記第2の電磁石と第2の補助部
材とによる内周側の円弧長とを同じとし、前記回転子の
位置を検出する位置検出手段と該回転子の位置検出をも
とにして、前記第1および第2の電磁石に所定直流電圧
を瞬時的に印加するためのスイッチング手段および同ス
イッチング手段を制御する制御手段とを有し、前記回転
子の静止時には、前記永久磁石の磁極中心を前記第1の
電磁石と第1の補助部材の間および第2の電磁石と第2
の補助部材の間として、それら永久磁石の磁極中心と第
1および第2の電磁石の磁極中心とを偏心させ、前記第
1および第2の電磁石に瞬時的に通電を行った後、前記
位置検出手段による回転子の位置検出により前記スイッ
チング手段を所定回転角だけオンとして前記第1および
第2の電磁石に通電を行うとともに、この瞬時的な通電
を繰り返して前記第1および第2の電磁石と永久磁石と
の間に反発力あるいは吸引力を働かせ、間欠的に一方向
のトルクを発生させて前記回転子を回転させるようにし
たことを特徴としている。
【0012】本発明は、固定子の内側に永久磁石を有す
る回転子を備えた電動機において、前記回転子は、4個
の永久磁石を当該円周方向に配置するとともに、これら
永久磁石の隣接同士を異極として等間隔に配置し、前記
固定子は第1ないし第4の電磁石を当該円周方向に等間
隔とし、第1の電磁石と第2の電磁石、第3の電磁石と
第4の電磁石とをそれぞれ相対向する位置に配置し、か
つ、第1および第2の電磁石の発生磁極を同一とすると
ともに、第3および第4の電磁石の発生磁極を同一と
し、第1および第2の電磁石と第3および第4の電磁石
の発生磁極を異極とし、第1ないし第4の電磁石の隣の
一方に強磁性体を第1ないし第4の補助部材として配置
し、少なくとも前記第1および第2の電磁石を、それぞ
れエアギャップを介して前記永久磁石に対向させ、前記
第3および第4の電磁石を、それぞれエアギャップを介
して前記永久磁石に対向させ、前記永久磁石の外周側の
円弧長と、前記第1の電磁石と第1の補助部材とによる
内周側の円弧長と、前記第2の電磁石と第2の永久磁石
および第2の補助部材とによる内周側の円弧長と、前記
第3の電磁石と第3の補助部材とによる内周側の円弧長
と、前記第4の電磁石と第4の補助部材とによる内周側
の円弧長とを同じとし、前記回転子の静止時には、前記
一方の永久磁石の磁極中心を前記第1および第2の電磁
石と第1および第2の補助部材との間とし、前記他方の
永久磁石の磁極中心を、前記第3および第4の電磁石と
第3および第4の補助部材との間とし、前記第1および
第2の電磁石に瞬時的に通電を行い、第3および第4の
電磁石に瞬時的に通電を行うとともに、これら瞬時的な
通電を繰り返して前記第1ないし第4の電磁石と永久磁
石との間に反発力あるいは吸引力もしくは反発力および
吸引力を働かせ、間欠的に一方向のトルクを発生させて
前記回転子を回転させるようにしたことを特徴としてい
る。
【0013】本発明は、固定子の内側に永久磁石を有す
る回転子を備えた電動機の制御方法において、前記回転
子は、4個の永久磁石を当該円周方向に配置するととも
に、これら永久磁石の隣接同士を異極として等間隔に配
置し、前記固定子は第1ないし第4の電磁石を当該円周
方向に等間隔とし、第1の電磁石と第2の電磁石、第3
の電磁石と第4の電磁石とをそれぞれ相対向する位置に
配置し、かつ、第1および第2の電磁石の発生磁極を同
一とするとともに、第3および第4の電磁石の発生磁極
を同一とし、第1および第2の電磁石と第3および第4
の電磁石の発生磁極を異極とし、第1ないし第4の電磁
石の隣の一方に強磁性体を第1ないし第4の補助部材と
して配置し、少なくとも前記第1および第2の電磁石
を、それぞれエアギャップを介して前記永久磁石に対向
させ、前記第3および第4の電磁石をそれぞれエアギャ
ップを介して前記永久磁石に対向させ、前記永久磁石の
外周側の円弧長と、前記第1の電磁石と第1の補助部材
とによる内周側の円弧長と、前記第2の電磁石と第2の
永久磁石および第2の補助部材とによる内周側の円弧長
と、前記第3の電磁石と第3の補助部材とによる内周側
の円弧長と、前記第4の電磁石と第4の補助部材とによ
る内周側の円弧長とを同じとし、前記回転子の位置を検
出する位置検出手段と、該回転子の位置検出をもとにし
て前記第1ないし第4の電磁石に所定直流電圧を瞬時的
に印加するためのスイッチング手段および同スイッチン
グ手段を制御する制御手段とを有し、前記回転子の静止
時に、前記永久磁石の磁極中心をそれぞれ前記第1の電
磁石と第1の補助部材の間、第2の電磁石と第2の補助
部材の間、第3の電磁石と第3の補助部材との間および
第4の電磁石と第4の補助部材との間として、それら永
久磁石の磁極中心と第1ないし第4の電磁石の磁極中心
とを偏心させ、前記第1ないし第4の電磁石に瞬時的に
通電を行った後、前記位置検出手段による回転子の位置
検出により前記スイッチング手段を所定回転角だけオン
として、前記第1および第2の電磁石と第3および第4
の電磁石に通電を行うとともに、これら瞬時的な通電を
繰り返して前記第1ないし第4の電磁石と永久磁石との
間に、反発力あるいは吸引力もしくは反発力および吸引
力を働かせ、間欠的に一方向のトルクを発生させて前記
回転子を回転させるようにしたことを特徴としている。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図1
および図2を参照して詳細に説明する。なお、図中、図
3と同一部分には同一符号を付して重複説明を省略す
る。図1において、本発明の電動機は、単極ユニポーラ
の巻線を施した固定子の内側に、回転軸のシャフト20
に固定したコア21に同一極(例えばN極)の永久磁石
22を当該円周方向に等間隔に4個設けた回転子23を
配置してなる。
【0015】上記単極ユニポーラの固定子は、例えば板
形状の鉄心24に巻線25を施してなる第1の電磁石2
6と、この第1の電磁石26の隣の一方に配置した第1
の補助部材(強磁性体)27と、その第1の電磁石26
に対向して鉄心28に巻線29を施してなる第2の電磁
石30と、この第2の電磁石30の隣の一方に配置した
第2の補助部材(強磁性体)31とからなり、第1およ
び第2の電磁石26,30は瞬時的に同一磁極を形成す
る。
【0016】上記第1の電磁石26および第1の補助部
材27の内周側はエアギャップを介した永久磁石22の
外周に沿った円弧形状とし、かつその第1の電磁石26
の円弧長と第1の補助部材27の円弧長さをほぼ同じと
する。また、それらの円弧長は永久磁石22の外周の円
弧長の半分の値とする。
【0017】これにより、回転子23の静止状態におい
て、永久磁石22と第1の電磁石26の鉄心24および
第1の補助部材27との間に吸引力が働き、永久磁石2
2の磁極中心が第1の電磁石26と第1の補助部材27
との間になる。つまり、永久磁石22の磁極中心と第1
の電磁石26の磁極中心とが偏心する。
【0018】第2の電磁石30および第2の補助部材3
1についても、第1の電磁石26および第1の補助部材
27と同じ形状、構成とする。また、第1および第2の
電磁石26,30のシャフト20方向の長さは、永久磁
石22と同じ程度とし、第1および第2の補助部材2
7,31のシャフト20方向の長さについても同様とす
る。さらに、第1および第2の電磁石26,30、第1
および第2の補助部材27,31は当該電動機の外枠に
固定され、回転子23は当該電動機の内部で回転可能に
保持されている。
【0019】上記構成の電動機によると、第1および第
2の電磁石26,30の巻線25,29が通電されてい
ない状態では、回転子23は静止状態にある。この場
合、回転子23は、少なくとも1つの永久磁石22と第
1の電磁石26の鉄心24および第1の補助部材27と
の間に吸引力が働き、その反対側の永久磁石22と第2
の電磁石30の鉄心28および第1の補助部材31との
間に吸引力が働き、その吸引力により回転子23が静止
状態となる(図1の状態参照)。
【0020】このとき、第1および第2の電磁石26,
30の巻線25,29に瞬時的に通電を行い、第1およ
び第2の電磁石26,30を同一極(例えばN極)とす
る。すると、そのN極と回転子23の永久磁石22のN
極とが反発し、回転子23は時計方向に回転する。すな
わち、回転子23の停止状態において、第1および第2
の電磁石26,30が永久磁石22の中心からずれてい
るから(偏心しているから)である。
【0021】続いて、回転子23の次の永久磁石22の
中心が少なくとも第1および第2の電磁石26,30の
中心を過ぎた時点で、再び第1および第2の電磁石2
6,30の巻線25,29に瞬時的に通電を行い、第1
および第2の電磁石26,30を同一極(例えばN極)
とする。
【0022】そして、上記第1および第2の電磁石2
6,30の巻線25,29に瞬時的に通電を行い、かつ
これを繰り返す。これにより、回転子23の永久磁石2
2と第1および第2の電磁石26,30との間には反発
力が発生する。つまり、間欠的に一方向のトルクが発生
し、回転子23が回転する。したがって、固定子として
は一対の第1および第2の電磁石26,30を用い、回
転子としてはシャフト20に4つの永久磁石22を固定
すればよいことから、低コストの電動機を実現すること
ができる。
【0023】なお、永久磁石22と第1の電磁石26の
鉄心25および第1の補助部材27との間、永久磁石2
2と第2の電磁石30の鉄心29および第1の補助部材
31との間に吸引力が働き、これによる当該トルクへの
寄与も期待できる。また、上記回転子23の回転力(ト
ルク)は瞬時的反発力により間欠的に発生するが、この
トルクがそれほど大きなものではなく、例えばファン等
の軽負荷に対しては問題となることもない。
【0024】上記電動機の制御方法としては、上記第1
および第2の電磁石26,30に瞬時的に通電し、第1
および第2の電磁石26,30を瞬時的にN極とし、極
力大きいトルクが発生する所定回転角に相当するパルス
電圧を第1および第2の電磁石26,30に印加する。
例えば、少なくとも1/4回転だけ回転する回転力(ト
ルク)が得られる程度の通電時間(所定回転角)を予め
経験的に求める。
【0025】そして、回転子23の位置検出を利用して
所定回転角を検出し、この所定回転角の間、第1および
第2の電磁石26,30を通電する。その所定回転角の
検出は、永久磁石22の磁界を検出する磁気センサ(ホ
ール素子)を2つ電動機の所定箇所に配置し、例えば第
1のホール素子よって永久磁石22の所定磁束密度を検
出してから、第2のホール素子によってその永久磁石2
2の所定磁束密度を検出するまでの時間の算出により可
能である。
【0026】したがって、図1から明かなように、本発
明の電動機の制御方法が適用される制御装置は、所定回
転角に対応するパルス電圧(DC電圧)を第1および第
2の電磁石26,30に印加するために、スイッチング
部32のスイッチング素子(トランジスタ)32aと、
第1および第2の位置検出器33,34と、これら第1
の位置検出器33,34による検出信号により所定回転
角を算出し、この所定回転角だけスイッチング素子32
を駆動する制御部35とを備えている。
【0027】なお、パルス電圧のもととなるDC電圧
は、従来例と同じく、商用電源1を全波整流回路等のコ
ンバータ部2で直流電圧に変換し、この直流電圧(DC
電圧)をスイッチング素子3を介して得たものである。
また、スイッチング部32としては、スイッチング素子
32aの他に、ダイオード32bを備えているが、この
ダイオード32bをスイッチング素子32aに一体化し
た素子を用いてもよい。
【0028】さらに、制御部35は図3に示した制御部
9の機能も備え、マイクロコンピュータ35aはマイク
ロコンピュータ9aの機能を備えている。上記構成の制
御装置の動作を説明すると、回転子23の永久磁石22
の磁極中心がそれぞれ第1および第2の電磁石26,3
0と第1および第2の補助部材27,31との間にある
ものとする。
【0029】このとき、制御部35のマイクロコンピュ
ータ35aは当該電動機の起動開始指令によってスイッ
チング素子32aを所定時間オンし、第1および第2の
電磁石26,30に所定パルス電圧を印加すると、反発
力による回転力が働き、回転子23は時計方向に回転す
る。なお、この起動における所定パルス電圧の発生は予
め経験的に求めておくとよい。
【0030】しかる後、第1の位置検出器33によって
永久磁石22が検出されると、スイッチング素子32a
をオンにして第1および第2の電磁石26,30にDC
電圧を印加し、さらに第2の位置検出器34によって永
久磁石22が検出されると、スイッチング素子32aを
オフにする。これにより、第1および第2の電磁石2
6,30にはパルス電圧が印加され、トルクが発生す
る。つまり、回転子23には反発力による回転力が発生
し、回転子23が回転する。
【0031】続いて、回転子23の永久磁石22が第1
の位置検出器33によって検出されると、スイッチング
素子32aがオンにされ、再度第1および第2の電磁石
26,30の通電がオン状態となり、永久磁石22が第
2の位置検出器34によって検出されると、スイッチン
グ素子32aがオフにされ、その通電がオフ状態とな
る。このようにして、スイッチング素子32aのオン、
オフが繰り返されることにより、回転子23には間欠的
に一方向のトルクが発生し、回転子23が回転する。
【0032】また、従来と同様に、回転子23の回転速
度を速度検出センサ10で検出し、DC電圧を可変する
ことで、一定速度まで上昇させることができる。この場
合、所定回転角に相当する時間(通電時間)は、回転速
度が上昇するにしたがって短くなり、つまり、トルクが
小さくなるが、回転子23は既に回転して回転速度が上
がっていることから、それほど大きいトルクを与えずと
も、回転子23は回転し、かつ、一定速度まで上昇する
ことになる。
【0033】このように、電動機の制御手段としては、
1つのスイッチング素子32aだけでよく、つまり、従
来例の6個と比較して最小限で済むことから、制御の簡
素化を図ることができるばかりでなく、制御装置の低コ
スト化が実現できる。さらに、その制御手段としてマイ
クロコンピュータを用いずとも、例えば専用の制御IC
でもその制御が可能となり、制御装置のコストをより低
下させることができる。
【0034】ところで、上記電動機の制御方法として
は、つまり、固定子の第1および第2の電磁石26,3
0の通電方法としては、N極の永久磁石22の中心が第
1および第2の電磁石26,30と第1および第2の補
助部材27,31との間にあるときに、所定回転角ある
いは所定時間だけ、その第1および第2の電磁石26,
30の通電を瞬時的に行えばよい。
【0035】したがって、回転子23の位置を検出し、
回転速度を検出し、これらにより、そのN極の永久磁石
22の中心が第1および第2の電磁石26,30と第1
および第2の補助部材27,31との間となるタイミン
グを算出する。そして、この算出されたタイミングで当
該回転速度に応じて予め設定した所定時間だけ、第1お
よび第2の電磁石26,30に通電を行うようにしても
よい。
【0036】図2は、本発明の他の実施例を示し、電動
機およびその制御方法の適用制御装置を説明するための
概略的構成図である。なお、図中、図1と同一部分には
同一符号を付して重複説明を省略する。図2において、
この他の実施例の電動機は、両極ユニポーラの巻線を施
した固定子の内側に、回転軸のシャフト20に固定した
コア21にN極の永久磁石40とS極の永久磁石41と
を交互に配置し、かつ、それらを当該円周方向に等間隔
に4個設けた回転子42を配置している。
【0037】上記両極ユニポーラの固定子は、前実施例
と同様に、同一極(例えばN極)となる第1および第2
の電磁石43,44を対向する位置に配置し、かつ、第
1および第2の電磁石43,44の隣の一方に第1およ
び第2の補助部材45,46を配置するとともに、第1
および第2の電磁石43,44に対して異極で直行する
ように、同一極(例えばS極)となる第3および第4の
電磁石47,48を対向して配置し、かつ、第3および
第4の電磁石47,48に隣接して第3および第4の補
助部材49,50を配置している。
【0038】なお、第1ないし第4の電磁石43,4
4,47,48は前実施例の第1および第2の電磁石2
6,30と同じ形状、構造であるため、その説明を省略
する。この場合、第1および第2の電磁石43,44の
巻線と第3および第4の電磁石47,48の巻線とは逆
として異極になるようにする。
【0039】また、第1ないし第4の補助部材45,4
6,49,50は前実施例の第1および第2の補助部材
27,30と同様の形状の強磁性体である。さらに、第
1ないし第4の電磁石43,44,47,48および第
1ないし第4の補助部材45,46,49,50と永久
磁石40,41との関係についても、前実施例の第1お
よび第2の電磁石26と永久磁石22との関係と同じで
あることから、その説明を省略する。
【0040】この他の実施例の電動機によると、前実施
例と同様に、第1ないし第4の電磁石43,44,4
7,48にパルス電圧を印加すれば、回転子42は反時
計方向に回転する。なお、第1および第2の電磁石4
3,44のパルス電圧の印加タイミングと第3および第
4の電磁石47,48のパルス電圧の印加タイミングと
は必ずしも同タイミングでなくともよい。
【0041】この場合、N極の永久磁石40と第1およ
び第2の電磁石43,44との間には反発力が生じ、S
極の永久磁石41と第3および第4の電磁石47,48
との間にも反発力が生じる。逆に、N極の永久磁石40
と第3および第4の電磁石47,48と間には吸引力が
生じ、S極の永久磁石41と第1および第2の電磁石4
3,44との間にも吸引力が生じる。
【0042】したがって、この他の実施例によると、前
実施例よりも複雑な構造となり、コストアップにはなる
ものの、前実施例よりも大きいトルクが得られ、多少重
い負荷があっても利用できることになる。このように、
固定子としては2対の第1および第2の電磁石43,4
4と第3の電磁石47,48を用い、回転子としてはシ
ャフト20に4つの永久磁石40,41を固定すればよ
いことから、前実施例よりコスト高になるとはいうもの
の、大きいトルクの電動機を実現することができる。
【0043】上記電動機の制御方法が適用される制御装
置としては、前実施例と同様に、所定回転角に対応した
パルス電圧(DC電圧)を第1および第2の電磁石4
3,44に印加するために、スイッチング部51の第1
のスイッチング素子51aと、所定回転角に対応したパ
ルス電圧(DC電圧)を第3および第4の電磁石47,
48に印加するためのスイッチング部51の第2のスイ
ッチング素子51cと、第1のスイッチング素子51a
を制御するために回転子42の位置を検出する第1およ
び第2の位置検出器52,53と、第2のスイッチング
素子51cを制御するために回転子42の位置を検出す
る第3および第3の位置検出器54,55と、これら位
置検出により所定回転角だけ第1および第2のスイッチ
ング素子51a,51cをオン制御する制御部56とを
備えている。
【0044】なお、DC電圧は、前実施例と同じ手段で
生成されることから、その説明を省略する。また、スイ
ッチング部51としては、第1および第2のスイッチン
グ素子51a,51cの他に、ダイオード51b、51
dを備えているが、このダイオード51b、51dをス
イッチング素子51a,51cに一体化した素子を用い
てもよい。
【0045】さらに、制御部56は図3に示した制御部
9の機能も備え、マイクロコンピュータ56aはマイク
ロコンピュータ9aの機能を備えている。ている。上記
構成の制御装置の動作を説明すると、まずN極の永久磁
石40の磁極中心がそれぞれ第1および第2の電磁石4
3,44と第1および第2の補助部材45、46の間に
あり、S極の永久磁石41の磁極中心がそれぞれ第3お
よび第4の電磁石47,48と第3および第4の補助部
材49,50との間にあるものとする。
【0046】なお、回転子42の停止状態が図2に示す
場合だけなく、その逆になる場合、つまりN極の永久磁
石40が第3および第4の電磁石47,48側に、S極
の永久磁石41が第1および第2の永久磁石43,44
側となる場合もあるが、予め図2に示すように位置決め
すればよい。
【0047】上記回転子42の位置において、制御部5
6のマイクロコンピュータ56aは第1および第2のス
イッチング素子51a,51cをオンし、第1ないし第
4の電磁石43,44,47,48にパルス電圧を印加
する。すると、第1および第2の電磁石43,44がN
極となり、第3および第4の電磁石47,48がS極と
なるために、反発力により回転子42は反時計方向に回
転する。
【0048】上記回転子42の回転により、永久磁石4
0,41がそれぞれ第1ないし第4の位置検出器52,
53,54,55で検出され、つまり回転子42の位置
が検出される。このとき、第1の位置検出器52がN極
の永久磁石40を検出したときには、第1のスイッチン
グ素子51aをオンして第1および第2の電磁石43,
44に通電し、第2の位置検出器53がN極の永久磁石
40を検出ときには第1および第2の電磁石43,44
の通電を停止する。つまり、パルス電圧を第1および第
2の電磁石43,44に印加する。
【0049】また、第3の位置検出器54がS極の永久
磁石41を検出したときには、第2のスイッチング素子
51cをオンして第3および第4の電磁石47,48に
通電し、第4の位置検出器55がS極の永久磁石41を
検出ときには、第3および第4の電磁石47,48の通
電を停止する。つまり、パルス電圧を第1および第2の
電磁石47,48に印加する。このように、第1ないし
第4の電磁石43,44,47,48にパルス電圧(D
C電圧)を印加し、瞬時的に通電を行うことにより、第
1ないし第4の電磁石43,44,47,48と永久磁
石40,41との間には、反発力あるいは吸引力もしく
は反発力および吸引力が働き、これらによる回転力によ
り回転子42が回転する。
【0050】なお、第1の位置検出器52がS極の永久
磁石41を検出した場合、および第3の位置検出器54
がN極の永久磁石40を検出した場合、上述と同様に第
1ないし第4の電磁石43,44,47,48を瞬時的
に通電すると、回転子42が逆の方向(時計方向)に回
転する可能性もある。そこで、第1の位置検出器52が
S極の永久磁石41を検出した場合、および第3の位置
検出器54がN極の永久磁石40を検出した場合には、
当該回転子42の回転速度を勘案し、その位置検出から
所定時間遅延して第1および第2の電磁石43,44と
第3および第4の電磁石47,48を通電オン、通電オ
フとするようにパルス電圧を印加するとよい。
【0051】また、第2の位置検出器55がS極の永久
磁石41を検出した場合、および第4の位置検出器55
がN極の永久磁石40を検出した場合、上記遅延時間を
勘案して第1および第2の電磁石43,44と第3およ
び第4の電磁石47,48との通電を停止する。つま
り、パルス電圧を第1ないし第4の電磁石43,44,
47,48に印加するとよい。これにより、N極の第1
および第2の電磁石43,44とN極の永久磁石40、
また、S極の第3および第4の電磁石47,48とS極
の永久磁石41とが瞬時的に反発し、つまり反発力によ
り回転子42は反時計方向に回転する。
【0052】また、前実施例と同様に、回転子42の回
転速度を速度検出センサ10で検出し、DC電圧を可変
し、一定速度まで上昇する。このとき、所定回転角に相
当する時間(通電時間)は、回転速度が上昇するにした
がって短くなり、つまり、トルクが小さくなるが、回転
子42は既に回転して回転速度が上がっていることか
ら、それほど大きなトルクを与えなくとも、回転子42
は回転し、かつ、一定速度まで上昇する。
【0053】なお、回転子42の停止状態が図2に示す
場合だけなく、その逆になる場合、つまり、N極の永久
磁石40が第3および第4の電磁石47,48側に、S
極の永久磁石41が第1および第2の永久磁石43,4
4側になることもあるため、回転子42の位置決めが必
要となる。
【0054】このように、電動機の制御手段としては、
2つのスイッチング素子51a,51cだけでよく、つ
まり、従来例の6個と比較しても最小限で済むことか
ら、制御の簡素化を図ることができるばかりでなく、制
御装置の低コスト化を実現することができる。さらに、
その制御手段としてマイクロコンピュータ56aを用い
ずとも、例えば専用の制御ICでもその制御が可能とな
り、制御装置のコストをより低く抑えることができる。
【0055】ところで、上述した電動機の制御方法とし
ては、つまり、固定子の第1ないし第4の電磁石43,
44,47,48の瞬時的な通電方法としては、N極の
永久磁石40の磁極中心が第1および第2の電磁石4
3,44と第1および第2の補助部材45,46との間
にあるときに、所定回転角あるいは所定時間だけ、その
第1および第2の電磁石43,44に通電し、またS極
の永久磁石41の磁極中心が第3および第4の電磁石4
7,48と第3および第4の補助部材49,50との間
にあるときに、所定回転角あるいは所定時間だけ、その
第1および第2の電磁石47,48に通電するようにし
てもよい。
【0056】この場合、上述したように、回転子42の
位置とともに、回転速度を検出し、これら位置および回
転速度により、N極の永久磁石40の磁極中心が第1お
よび第2の電磁石43,44と第1および第2の補助部
材45,46との間となるタイミングを算出する。ま
た、S極の永久磁石41の磁極中心が第3および第4の
電磁石47,48と第3および第4の補助部材49,5
0との間となるタイミングを算出する。そして、それら
算出されたタイミングで当該回転速度に応じて予め設定
した所定時間だけ、その第1および第2の電磁石43,
44に通電を行い、その第3および第4の電磁石47,
48に通電を行えばよい。
【0057】なお、上述した実施例および他の実施例に
おいて、スイッチング素子32aと第1および第2のス
イッチング素子51a,51cとしては、バイポーラト
ランジスタ、IGBT、MOS−FETやサイリスタ等
を用いるとよい。さらに、第1の位置検出器32,52
および第2の位置検出器33,53、第3および第4の
位置検出器54,55としては、ホール素子の他に、オ
プトセンサ(フォトカプラ(フォトトランジスタと発光
ダイオードとの組合せ)やフォトインタラプタ等)、磁
気抵抗素子あるいは磁気ダイオード等を用いてもよい。
さらにまた、上記固定子を構成する電磁石の数は2n個
(n;正の整数)であればよく、上記回転子を構成する
永久磁石の数は4個に限る必要もない。
【0058】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば以
下に述べる効果を奏する。本発明の電動機は、固定子の
内側の回転子は、2n個(n;正の整数)の永久磁石を
当該円周方向に配置するとともに、これら永久磁石を等
間隔に配置し、その固定子は、複数の電磁石を円周方向
に等間隔に配置するとともに、これら電磁石の隣の一方
にそれぞれ1つの強磁性体を補助部材として配置し、少
なくとも上記固定子の相対する一対の電磁石を、エアギ
ャップを介して上記回転子の永久磁石に対向させ、上記
永久磁石の外周側の円弧長と、上記電磁石と補助部材と
による内周側の円弧長とを同じとしていることから、回
転子の静止状態では永久磁石の磁極中心と同電磁石の磁
極中心とが偏心することから、上記電磁石にパルス電圧
を印加することにより、永久磁石と電磁石との間に反発
力あるいは吸引力もしくは反発力および吸引力がは働く
ために、間欠的に一方のトルクが発生し、回転子を回転
させることができる。したがって、この構造の電動機に
より、固定子の電磁石を駆動するための制御手段のスイ
ッチング手段の数を少なくして、コストの低下を図り、
かつ、制御の簡素化を図ることができるという効果があ
る。
【0059】本発明の電動機は、上記固定子の電磁石を
一対(第1および第2の電磁石)にし、この第1および
第2の電磁石の発生磁界を同極とし、上記回転子の永久
磁石4個を当該円周方向に配置するともに、これら永久
磁石を全て同一極として等間隔に配置し、第1および第
2の電磁石をそれぞれエアギャップを介して永久磁石に
対向させ、回転子の静止時に永久磁石の磁極中心を第1
および第2の電磁石と第1および第2の補助部材との間
としていることから、上記電動機と同様の効果を奏する
ばかりでなく、一対の電磁石を用いることにより、電動
機の構造がより簡単となる。しかも、制御におけるスイ
ッチング手段の数を最小数で済ませられることから、コ
ストをより低下させることができるばかりでなく、制御
の簡素化を図ることができる。
【0060】本発明の電動機の制御方法は、上記電動機
の回転子の位置を検出する位置検出手段と、回転子の位
置検出をもとにして第1および第2の電磁石に所定直流
電圧を瞬時的に印加するためのスイッチング手段および
同スイッチング手段を制御する制御手段とを有し、回転
子の静止時に永久磁石の磁極中心を第1の電磁石と第1
の補助部材の間および第2の電磁石と第2の補助部材の
間とし、スイッチング手段を所定時間オンとして第1お
よび第2の電磁石に瞬時的通電を行い、しかる後、位置
検出手段による回転子の位置検出によりスイッチング手
段を所定回転角だけオンとして第1および第2の電磁石
に通電を行うとともに、この瞬時的な通電を繰り返して
第1および第2の電磁石と永久磁石との間に、反発力あ
るいは吸引力を働かせ、間欠的に一方向のトルクを発生
していることから、上記電動機と同様の効果を奏するば
かりでなく、スイッチング素子の数を従来の6個から大
幅に削減した1個で済ませられることから、制御装置の
低コスト化、コンパクト化が図ることができ、例えば、
当該制御手段としてのマイクロコンピュータの負担軽減
が図れるという効果がある。
【0061】本発明の電動機は、上記固定子の電磁石を
2対(第1および第2の電磁石、第3および第4の電磁
石)にし、この第1および第2の電磁石の発生磁界を同
極とし(例えばN極とし)、第3および第4の電磁石の
発生磁界を同極とし(例えばS極とし)、上記回転子の
永久磁石を4個を当該円周方向に配置するともに、これ
ら永久磁石の隣接同士を異一極として等間隔に配置し、
第1および第2の電磁石をそれぞれエアギャップを介し
て永久磁石に対向させ、回転子の静止時にN極の永久磁
石の磁極中心を第1および第2の電磁石と第1および第
2の補助部材との間とし、S極の永久磁石の磁極中心を
第3および第4の電磁石と第3および第4の補助部材と
の間としていることから、上記電動機と同様の効果を奏
するばかりでなく、2対の電磁石を用いることにより、
電動機の構造を簡単にし、また、その制御におけるスイ
ッチング手段の数を少なく済ませられることから、コス
トの低下および制御の簡素化が図れる。
【0062】本発明の電動機の制御方法は、上記電動機
の回転子の位置を検出する位置検出手段と、回転子の位
置検出をもとにして、それぞれ第1ないし第4の電磁石
に所定直流電圧を瞬時的に印加するためのスイッチング
手段および同スイッチング手段を制御する制御手段とを
有し、回転子の静止時にN極の永久磁石の磁極中心をそ
れぞれ第1および第2の電磁石と第1および第2の補助
部材の間、S極の永久磁石の磁極中心をそれぞれ第3お
よび第4の電磁石と第3および第4の補助部材の間とし
て、それら永久磁石の磁極中心と第1ないし第4の電磁
石の磁極中心とを偏心させ、第1および第2の電磁石と
第3および第4の電磁石に瞬時的に通電を行った後、位
置検出手段による回転子の位置検出によりスイッチング
手段を所定回転角だけオンとして第1および第2の電磁
石に通電を行い、第3および第4の電磁石に通電を行う
とともに、この瞬時的な通電を繰り返して第1および第
2の電磁石と永久磁石との間、第3および第4の電磁石
との間に、反発力あるいは吸引力を働かせ、間欠的に一
方向のトルクを発生していることから、上記電動機と同
様の効果を奏するばかりでなく、スイッチング素子が従
来の6個から大幅に削減した2個で済ませられることか
ら、制御装置の低コスト化およびコンパクト化を図るこ
とができ、例えば、当該制御手段としてのマイクロコン
ピュータの負担軽減が図れるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態を示し、電動機およびそ
の制御方法が適用される電動機および制御装置の概略的
構成図。
【図2】本発明の他の実施例を説明するための電動機お
よび制御装置の概略的構成図。
【図3】従来の電動機の制御装置の概略的ブロック線
図。
【符号の説明】
9,35,56 制御部 9a,35a,56a マイクロコンピュータ 10 速度検出センサ 20 シャフト 21 コア 22,40 永久磁石(N極) 23,42 回転子 24,28 鉄心 25,29 巻線 26,43 第1の電磁石 30,44 第2の電磁石 27,45 第1の補助部材(強磁性体) 31,46 第2の補助部材(強磁性体) 32,51 スイッチング部 32a スイッチング素子(トランジスタ等) 33,52 第1の位置検出器 34 53 第2の位置検出器 41 永久磁石(S極) 47 第3の電磁石 48 第4の電磁石 49 第3の補助部材(強磁性体) 50 第4の補助部材(強磁性体) 54 第3の位置検出器 55 第4の位置検出器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中山 隆大 神奈川県川崎市高津区末長1116番地 株式 会社富士通ゼネラル内 Fターム(参考) 5H019 AA09 BB01 BB02 BB05 BB12 BB20 BB23 CC03 DD01 EE03 EE13 5H560 BB02 BB12 DA02 DA04 DA09 DA18 DB03 EB01 GG04 SS04 SS07 UA02 UA05 UA06 UA07 5H621 BB08 GA17

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 固定子の内側に永久磁石を有する回転子
    を備えた電動機において、前記回転子は、2n個(n;
    正の整数)の永久磁石を当該円周方向に配置するととも
    に、これら永久磁石を等間隔に配置し、前記固定子は、
    複数の電磁石を円周方向に等間隔に配置するとともに、
    これら電磁石の隣の一方にそれぞれ1つの強磁性体を補
    助部材として配置し、少なくとも前記固定子の相対する
    一対の電磁石を、それぞれエアギャップを介して前記回
    転子の永久磁石に対向させ、前記永久磁石の外周側の円
    弧長と、前記電磁石と補助部材とによる内周側の円弧長
    とを同じとし、前記回転子の静止時には、前記永久磁石
    の磁極中心を前記電磁石と補助部材との間として、それ
    ら永久磁石の磁極中心と同電磁石の磁極中心とを偏心さ
    せ、しかる後、前記複数の電磁石に瞬時的に通電を行う
    とともに、この瞬時的な通電を繰り返して前記電磁石と
    永久磁石との間に反発力あるいは吸引力もしくは反発力
    および吸引力を働かせ、間欠的に一方向のトルクを発生
    させて前記回転子を回転させるようにしたことを特徴と
    する電動機。
  2. 【請求項2】 固定子の内側に永久磁石を有する回転子
    を備えた電動機において、前記回転子は、4個の永久磁
    石を当該円周方向に配置するとともに、これら永久磁石
    を同一極として等間隔に配置し、前記固定子は、第1お
    よび第2の電磁石を相対向する位置に配置し、かつ、そ
    れらの発生磁極を同一にするとともに、第1および第2
    の電磁石の隣の一方に強磁性体を第1および第2の補助
    部材として配置し、少なくとも前記第1および第2の電
    磁石を、それぞれエアギャップを介して前記永久磁石に
    対向させ、前記永久磁石の外周側の円弧長と、前記第1
    の電磁石と第1の補助部材とによる内周側の円弧長と、
    前記第2の電磁石と第2の補助部材とによる内周側の円
    弧長とを同じとし、前記回転子の静止時には、前記永久
    磁石の磁極中心を、前記第1および第2の電磁石と第1
    および第2の補助部材との間として前記第1および第2
    の電磁石に瞬時的に通電を行うとともに、この瞬時的な
    通電を繰り返して前記第1および第2の電磁石と永久磁
    石との間に反発力あるいは吸引力を働かせ、間欠的に一
    方向のトルクを発生させて前記回転子を回転させるよう
    にしたことを特徴とする電動機。
  3. 【請求項3】 固定子の内側に永久磁石を有する回転子
    を備えた電動機の制御方法において、前記回転子は、4
    個の永久磁石を当該円周方向に配置するとともに、これ
    ら永久磁石を同一極として等間隔に配置し、前記固定子
    は、第1および第2の電磁石を相対向する位置に配置
    し、かつ、それらの発生磁極を同一にするとともに、第
    1および第2の電磁石の隣の一方に、強磁性体を第1お
    よび第2の補助部材として配置し、少なくとも前記第1
    および第2の電磁石を、それぞれエアギャップを介して
    前記永久磁石に対向させ、前記永久磁石の外周側の円弧
    長と、前記第1の電磁石と第1の補助部材とによる内周
    側の円弧長と、前記第2の電磁石と第2の補助部材とに
    よる内周側の円弧長とを同じとし、前記回転子の位置を
    検出する位置検出手段と該回転子の位置検出をもとにし
    て、前記第1および第2の電磁石に所定直流電圧を瞬時
    的に印加するためのスイッチング手段および同スイッチ
    ング手段を制御する制御手段とを有し、前記回転子の静
    止時に、前記永久磁石の磁極中心を、前記第1の電磁石
    と第1の補助部材の間および第2の電磁石と第2の補助
    部材の間として、それら永久磁石の磁極中心と第1およ
    び第2の電磁石の磁極中心とを偏心させ、前記第1およ
    び第2の電磁石に瞬時的に通電を行った後、前記位置検
    出手段による回転子の位置検出により前記スイッチング
    手段を所定回転角だけオンとして前記第1および第2の
    電磁石に通電を行うとともに、この瞬時的な通電を繰り
    返して前記第1および第2の電磁石と永久磁石との間に
    反発力あるいは吸引力を働かせ、間欠的に一方向のトル
    クを発生させて前記回転子を回転させるようにしたこと
    を特徴とする電動機の制御方法。
  4. 【請求項4】 固定子の内側に永久磁石を有する回転子
    を備えた電動機において、前記回転子は、4個の永久磁
    石を当該円周方向に配置するとともに、これら永久磁石
    の隣接同士を異極として等間隔に配置し、前記固定子
    は、第1ないし第4の電磁石を当該円周方向に等間隔と
    し、第1の電磁石と第2の電磁石、第3の電磁石と第4
    の電磁石とをそれぞれ相対向する位置に配置し、かつ、
    第1および第2の電磁石の発生磁極を同一とするととも
    に、第3および第4の電磁石の発生磁極を同一とし、第
    1および第2の電磁石と第3および第4の電磁石の発生
    磁極を異極とするとともに、第1ないし第4の電磁石の
    隣の一方に強磁性体を第1ないし第4の補助部材として
    配置し、少なくとも前記第1および第2の電磁石をそれ
    ぞれエアギャップを介して前記永久磁石に対向させ、前
    記第3および第4の電磁石をそれぞれエアギャップを介
    して前記永久磁石に対向させ、前記永久磁石の外周側の
    円弧長と、前記第1の電磁石と第1の補助部材とによる
    内周側の円弧長と、前記第2の電磁石と第2の永久磁石
    および第2の補助部材とによる内周側の円弧長と、前記
    第3の電磁石と第3の補助部材とによる内周側の円弧長
    と、前記第4の電磁石と第4の補助部材とによる内周側
    の円弧長とを同じとし、前記回転子の静止時には、前記
    一方の永久磁石の磁極中心を前記第1および第2の電磁
    石と第1および第2の補助部材との間に、前記他方の永
    久磁石の磁極中心を前記第3および第4の電磁石と第3
    および第4の補助部材との間にし、前記第1および第2
    の電磁石に瞬時的に通電を行い、第3および第4の電磁
    石に瞬時的に通電を行うとともに、これら瞬時的な通電
    を繰り返して前記第1ないし第4の電磁石と永久磁石と
    の間に、反発力あるいは吸引力もしくは反発力および吸
    引力を働かせ、間欠的に一方向のトルクを発生させて前
    記回転子を回転させるようにしたことを特徴とする電動
    機。
  5. 【請求項5】 固定子の内側に永久磁石を有する回転子
    を備えた電動機の制御方法において、前記回転子は4個
    の永久磁石を当該円周方向に配置するとともに、これら
    永久磁石の隣接同士を異極として等間隔に配置し、前記
    固定子は、第1ないし第4の電磁石を当該円周方向に等
    間隔とし、第1の電磁石と第2の電磁石、第3の電磁石
    と第4の電磁石とをそれぞれ相対向する位置に配置し、
    かつ、第1および第2の電磁石の発生磁極を同一とする
    とともに、第3および第4の電磁石の発生磁極を同一と
    し、第1および第2の電磁石と第3および第4の電磁石
    の発生磁極を異極とし、第1ないし第4の電磁石の隣の
    一方に強磁性体を、第1ないし第4の補助部材として配
    置し、少なくとも前記第1および第2の電磁石を、それ
    ぞれエアギャップを介して前記永久磁石に対向させ、前
    記第3および第4の電磁石をそれぞれエアギャップを介
    して前記永久磁石に対向させ、前記永久磁石の外周側の
    円弧長と、前記第1の電磁石と第1の補助部材とによる
    内周側の円弧長と、前記第2の電磁石と第2の永久磁石
    および第2の補助部材とによる内周側の円弧長と、前記
    第3の電磁石と第3の補助部材とによる内周側の円弧長
    と、前記第4の電磁石と第4の補助部材とによる内周側
    の円弧長とを同じとし、前記回転子の位置を検出する位
    置検出手段と、該回転子の位置検出をもとにして前記第
    1ないし第4の電磁石に、所定直流電圧を瞬時的に印加
    するためのスイッチング手段および同スイッチング手段
    を制御する制御手段とを有し、前記回転子の静止時に
    は、前記永久磁石の磁極中心をそれぞれ前記第1の電磁
    石と第1の補助部材の間、第2の電磁石と第2の補助部
    材の間、第3の電磁石と第3の補助部材との間および第
    4の電磁石と第4の補助部材との間として、それら永久
    磁石の磁極中心と第1ないし第4の電磁石の磁極中心と
    を偏心させ、前記第1ないし第4の電磁石に瞬時的に通
    電を行った後、前記位置検出手段による回転子の位置検
    出により前記スイッチング手段を所定回転角だけオンと
    して、前記第1および第2の電磁石と第3および第4の
    電磁石に通電を行うとともに、これら瞬時的な通電を繰
    り返して前記第1ないし第4の電磁石と永久磁石との間
    に、反発力あるいは吸引力もしくは反発力および吸引力
    を働かせ、間欠的に一方向のトルクを発生させて前記回
    転子を回転させるようにしたことを特徴とする電動機の
    制御方法。
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