JP2002084676A - 蓄電装置の電力変換装置 - Google Patents

蓄電装置の電力変換装置

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JP2002084676A JP2000270943A JP2000270943A JP2002084676A JP 2002084676 A JP2002084676 A JP 2002084676A JP 2000270943 A JP2000270943 A JP 2000270943A JP 2000270943 A JP2000270943 A JP 2000270943A JP 2002084676 A JP2002084676 A JP 2002084676A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】二次電池を用いた蓄電装置の電力変換装置にお
いて、安価な構成で、蓄電装置の充放電効率を向上する
こと。 【解決手段】交流電源8からの交流入力電圧30をコン
バータ22によりその波高値より高く整流、昇圧して中
間直流入力電圧31に変換し、この中間直流入力電圧3
1を降圧チョッパにより降圧して交流出力電圧の波高値
より高い入力直流電圧32で蓄電手段16を充電し、交
流出力電圧30の波高値より高い直流出力電圧36を蓄
電手段16より出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、蓄電装置の電力変
換装置に係り、特に二次電池を用いた蓄電手段を交流入
力で充電し交流出力で放電する蓄電装置の電力変換装置
に好適なものである。
【0002】
【従来の技術】従来の蓄電装置の電力変換装置として
は、特開平9−233710号公報で提案されているよ
うに、交流電源を整流する充電用整流回路と、この充電
用整流回路に逆並列に接続され、蓄電池の電気量を交流
電源に回生する回生用整流回路と、充電用整流回路と蓄
電池との間に設けられた昇降圧コンバータとを備え、昇
降圧コンバータを、充電時には降圧コンバータとして使
用し、放電時には昇圧コンバータとして使用するものが
ある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、係る従来の蓄
電装置の電力変換装置は、充放電時に、充電用及び回生
用整流回路と昇降圧コンバータとでそれぞれ2段に電圧
変換を行なうため、高価な装置になってしまうと共に、
変換に伴う損失が大きくなり、蓄電装置の充放電効率が
低下するものであった。
【0004】本発明の目的は、安価な構成で、蓄電装置
の充放電効率を向上することができる蓄電装置の電力変
換装置を得ることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明の第1の特徴は、二次電池を用いた蓄電手段
と、交流電源からの交流入力電圧を整流して中間直流入
力電圧に変換するコンバータと、中間直流入力電圧を降
圧して蓄電手段に入力する降圧チョッパと、蓄電手段か
らの直流出力電圧を交流出力電圧に変換するインバータ
とを備え、コンバータは交流入力電圧の波高値より高い
中間直流入力電圧に昇圧するように構成し、降圧チョッ
パは中間直流入力電圧を交流出力電圧の波高値より高い
入力直流電圧に降圧するように構成し、蓄電手段は交流
出力電圧の波高値より高い直流出力電圧になるように構
成したことにある。
【0006】本発明の第2の特徴は、さらに、半導体ス
イッチ素子と充電リアクトルとの直列回路を有して中間
直流入力電圧を降圧して蓄電手段に入力する降圧チョッ
パとし、降圧チョッパの半導体スイッチ素子と充電リア
クトルとの直列回路に並列に逆接続したダイオードを有
し、蓄電手段からダイオードを介して入力した中間直流
出力電圧をインバータにより交流出力電圧に変換するよ
うにしたことにある。
【0007】本発明の第3の特徴は、さらに、半導体ス
イッチ素子のフルブリッジとその交流出力側に直列に接
続したリアクトルとを有するインバータにより蓄電手段
からの直流出力電圧を交流出力電圧に変換するようにし
たことにある。
【0008】本発明の第4の特徴は、さらに、交流電源
からの交流入力電圧を整流して中間直流入力電圧に変換
すると共に蓄電手段からの直流出力電圧を交流出力電圧
に変換する双方向コンバータとし、半導体スイッチ素子
のフルブリッジとその交流入出力側に直列に接続した第
2のリアクトルを有する構成にしたことにある。
【0009】本発明の第5の特徴は、二次電池を用いた
蓄電手段と、交流電源からの交流入力電圧を整流して中
間直流入力電圧に変換するコンバータと、中間直流入力
電圧を降圧して蓄電手段に入力する降圧チョッパと、蓄
電手段からの直流出力電圧を交流出力電圧に変換するイ
ンバータとを備え、コンバータは交流入力電圧の波高値
より高い中間直流入力電圧に昇圧するように構成し、降
圧チョッパは中間直流入力電圧を交流出力電圧の波高値
より高い入力直流電圧に降圧するように構成し、蓄電手
段は交流出力電圧の波高値より高い直流出力電圧になる
ように構成し、インバータは蓄電手段からの直流出力電
圧を交流入力電圧より若干高い交流出力電圧に変換する
ように構成したことにある。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の各実施例を図を用
いて説明する。なお、各実施例の図における同一符号は
同一物又は相当物を示す。
【0011】まず、本発明の第1実施例を図1及び図2
を用いて説明する。
【0012】最初に本発明の第1実施例における蓄電装
置の電力変換装置の構成を図1を参照しながら説明す
る。図1は本発明の第1実施例における蓄電装置の電力
変換装置のブロック結線図である。
【0013】図1において、半導体スイッチ素子1a、
1b、1c、1dはフルブリッジ構成で接続されてお
り、各半導体スイッチ素子1a、1b、1c、1dには
それぞれダイオード2a、2b、2c、2dが並列に逆
接続されている。そして、半導体スイッチ素子1a、1
bの接続点には充放電リアクトル3の一端が接続されて
いる。これらの半導体スイッチ素子1a、1b、1c、
1dと、ダイオード2a、2b、2c、2dと、充放電
リアクトル3とは、双方向コンバータ22を構成してい
る。
【0014】この充放電リアクトル3の他端にはチョー
クコイル4及びフィルタコンデンサ5の一端が接続され
ており、このチョークコイル4の他端には切替スイッチ
6が接続されている。また、半導体スイッチ素子1c、
1dの接続点は交流電流計測センサ7を介してフィルタ
コンデンサ5の他端と切替スイッチ6とが接続されてい
る。切替スイッチ6は、2回路トランスファー接点構成
になっており、ブレーク接点側が商用電源8に接続され
ており、メーク接点側が負荷9に接続されている。
【0015】半導体スイッチ1a、1cの接続点には、
平滑コンデンサ10の一端と、半導体スイッチ素子11
のドレイン側と、ダイオード12のカソード側と、中間
直流電圧検出部13とが接続されている。また、半導体
スイッチ1b、1dの接続点には、平滑コンデンサ10
の他端と、還流ダイオード14のアノード側と、中間直
流電圧検出部13と、直流電流計測センサ15を介して
二次電池で構成した蓄電手段16の負極側と、直流電圧
検出部17と、フィルタコンデンサ18の一端とが接続
されている。
【0016】半導体スイッチ素子11のドレインとソー
ス間には寄生ダイオード19が逆接続されており、半導
体スイッチ素子11のソース側には還流ダイオード14
のカソード側及び充電リアクトル20の一端に接続され
ている。充電リアクトル20の他端には、ダーオード1
2のアノード側と、直流電圧検出部17と、フィルタコ
ンデンサ18の他端と、切離しスイッチ21の一端とに
接続されている。この切離しスイッチ21の他端には蓄
電手段16の正極側が接続されている。なお、蓄電手段
16は、リチュームイオン二次電池を複数直列に接続さ
れて構成されている。また、降圧チョッパ26は、半導
体スイッチ素子11と、寄生ダイオード19と、還流ダ
イオード14と、充電リアクトル20とで構成されてい
る。
【0017】双方向コンバータ22の交流側入出力部の
両端には交流電圧検出部23が接続されており、交流電
流計測センサ7には交流電流計測部24が接続されてい
る。交流電流計測部24、交流電圧検出部23及び中間
直流電圧検出部13は、各検出情報が双方向コンバータ
22を制御する入出力制御部25に伝達されるように接
続されている。
【0018】直流電流計測センサ15には直流電流検出
部27が接続されている。直流電流検出部27、中間直
流電圧検出部13及び直流電圧検出部17は、各検出情
報が降圧チョッパ26を制御する充電制御部28に伝達
されるように接続されている。装置制御部29は、入出
力制御部25及び充電制御部28と情報交換できるよう
に接続されていると共に、切替スイッチ6を切替制御で
きるように接続されている。
【0019】次いで、係る本実施例の蓄電装置の電力変
換装置の充放電動作を図1及び図2を参照しながら説明
する。図2は図1の電力変換装置の各部の電圧波形図で
ある。図2において、30は交流入力電圧で、充電時の
交流入力の切替スイッチ8の端子部の交流電圧を示す。
31は中間直流入力電圧で、充電時に双方向コンバータ
22により整流・昇圧された中間直流のコンデンサ10
の端子間電圧を示す。32は直流入力電圧で、充電時の
直流入力の蓄電手段16の両端子間電圧である。36は
直流出力電圧で、放電時の直流出力の蓄電手段の端子間
電圧を示す。37は中間直流出力電圧で、放電時の中間
直流のコンデンサ10の端子間電圧を示す。38は交流
出力電圧で、放電時の交流出力の切替スイッチ8の端子
部の交流電圧を示す。本実施例においては交流入力電圧
30の波形は商用電源8の電圧波形と同じである。
【0020】まず、本実施例の蓄電装置の電力変換装置
の充電時の動作を説明する。
【0021】蓄電装置16を充電する場合には、装置制
御部29から切替スイッチ6に充電の指令信号を送るこ
とにより、この切替スイッチ6をブレーク接点側の商用
電源8側に切替える。これにより、図2に示す交流入力
電圧30の電圧波形を有する交流入力がチョークコイル
4とフィルタコンデンサ5で構成されたローパスフィル
タを通過した後、双方向コンバータ22に入力される。
係る交流入力電圧30を交流電圧検出部23で検出して
その検出情報を入出力制御部25に入力する。この交流
電圧検出部23の検出情報に応じて、入出力制御部25
から高周波スイッチング信号を半導体スイッチ素子1
a、1b、1c、1dのゲートに入力して各半導体スイ
ッチ素子1a、1b、1c、1dをオン・オフ制御し、
入力電流波形を交流電流計測部24でモニターして略交
流入力波形状になるように制御しながら整流・昇圧す
る。
【0022】この双方向コンバータ22の整流・昇圧の
動作を詳しく説明する。交流入力の充放電リアクタ3側
の電圧が正の場合には、電流が半導体スイッチ1b、1
cをオンすると、電流が半導体スイッチ素子1b・ダイ
オード2d及びダイオード2a・半導体スイッチ素子1
cを経由して流れ、係る電流により充放電リアクトル3
にエネルギーが蓄積され、そして、半導体スイッチ素子
1b、1cをオフすると、充放電リアクトル3に蓄えら
れたエネルギーがダイオード2a、平滑コンデンサ1
0、ダイオード2dを経由して流れ、これによりエネル
ギーが平滑コンデンサ10に蓄えられる。また、交流入
力の充放電リアクトル3側の電圧が負の場合には、半導
体スイッチ1a、1dをオンすると、電流が半導体スイ
ッチ素子1d・ダイオード2b及びダイオード2c・半
導体スイッチ素子1aを経由して流れ、係る電流により
充放電リアクトル3にエネルギーが蓄積され、そして、
半導体スイッチ素子1a、1dをオフすると、充放電リ
アクトル3に蓄えられたエネルギーがダイオード2c、
平滑コンデンサ10、ダイオード2bを経由して流れ、
これによりエネルギーが平滑コンデンサ10に蓄えられ
る。このときに充放電リアクトル3に蓄えられるエネル
ギー量は通電電流と通電時間に依存し、平滑コンデンサ
10の端子間電圧即ち中間直流入力電圧31は、平滑コ
ンデンサ10に蓄えられたエネルギー量に依存するの
で、半導体スイッチ素子1b、1c及び1a、1dのオ
ン時間を制御する事により交流入力電圧30を整流・昇
圧して中間直流入力電圧31を生成できる。
【0023】なお、双方向コンバータ22を構成するフ
ルブリッジの半導体スイッチ素子1a、1b、1c、1
dは、上記の動作説明では対角の半導体スイッチ素子を
それぞれ同時にオン・オフするものとして説明したが、
それぞれ個別にオン・オフするように制御してもよい。
【0024】そして、装置制御部29から充電制御部2
8への充電の指令信号により、充電制御部28から高周
波スイッチング信号を半導体スイッチ素子11のゲート
に入力し、これにより降圧チョッパ26を動作させる。
【0025】この降圧チョッパ26の動作を詳しく説明
する。中間直流検出部13により検出した中間直流入力
電圧31の情報と、直流電圧検出部17で検出した蓄電
手段16への直流入力電圧32の情報と、直流電流検出
部27で検出した直流電流の情報とを充電制御部28に
入力し、この入力情報に基づいて充電制御部28により
降圧チョッパ26内の半導体スイッチ素子11のゲート
に入力する高周波のオン・オフ信号のオン時間を制御
し、蓄電手段16への充電電圧・電流を制御する。この
降圧チョッパ26の動作において、半導体スイッチ素子
11がオンすると、電流が平滑コンデンサ10、半導体
スイッチ素子11、充電リアクトル20、フィルタコン
デンサ18及び切離しスイッチ21・蓄電手段16の経
路で流れ、フィルタコンデンサ18と蓄電手段16とを
充電しながら充電リアクトル20にエネルギーが蓄えら
れる。なお、充電時には切離しスイッチ21は閉じてお
く。
【0026】そして、半導体スイッチ素子11をオフす
ると、充電リアクトル20に蓄えられたエネルギーによ
り、電流がフィルタコンデンサ18及び切離しスイッチ
21、蓄電手段16・還流ダイオード14の経路で流
れ、フィルタコンデンサ18と蓄電手段16とを充電す
る。充電制御部28は、この充電電流が半導体スイッチ
素子11のオン・オフにより途切れることなく連続にな
るようにオン・オフ制御する。この時、直流入力電圧3
2は、図2に示すように、交流入力電圧30の波高値よ
りも常に高くなるようにしてある。これにより、蓄電手
段16に流れる電流が小さくなり、電流の2乗に比例す
る抵抗損を小さくでき、充電時の効率を向上することが
できる。
【0027】次いで、本実施例による蓄電装置の電力変
換装置の放電時の動作を説明する。
【0028】蓄電手段16から負荷9に放電する場合に
は、装置制御部29の放電の指令信号により、切替スイ
ッチ6をメーク接点側の負荷9側に切替えると共に、切
離しスイッチ21を閉じる。なお、蓄電手段16への充
電完了後に切離しスイッチ21を開かずに閉じておいた
場合には改めて閉じる必要はない。切離しスイッチ21
を閉じることにより、図2に示す直流出力電圧36とな
る蓄電手段16から切離しスイッチ21、ダイオード1
2を介して平滑コンデンサ10に放電電荷が供給され
る。この蓄電手段16の端子間電圧である直流出力電圧
36は、交流出力電圧38の波高値よりも高いので、放
電時の蓄電手段16に流れる電流が小さくなり、電流の
2乗に比例する抵抗損を小さくできる。そして、平滑コ
ンデンサ10の端子間電圧である中間直流入力電圧37
は、蓄電手段16の端子間電圧36より若干低い略同波
形となるが、放電時の交流出力電圧38の波高値より常
に高くなるように設定されているので、蓄電手段16の
直流出力電圧36を昇圧することなく、双方向コンバー
タ22をインバータとして動作させて所定の交流出力電
圧38を得ることができる。従って、昇圧回路を必要と
しないので、安価なものとすることができると共に、昇
圧変換に伴う損失をなくすことができ、放電時の効率を
向上することができる。
【0029】この場合に、蓄電手段16の放電電流は、
ダイオード12を用いることなく充電リアクトル20と
寄生ダイオード19を介して流すようにすることも可能
であるが、寄生ダイオード19の順方向電圧降下は一般
に比較的大きく周波数特性もあまりよくなく、かつ充電
リアクトル20のインピーダンス分も付加されるため、
充電リアクトル20と寄生ダイオード19を利用して放
電しようとすると損失が大きくなるので、ダイオード1
2を用いることが望ましい。即ち、充電リアクトル20
と半導体スイッチ11との直列回路を逆接続したダイオ
ード12でバイパスすることにより、充電リアクトル2
0及び半導体スイッチ11での損失を低減し、放電時の
効率を向上することができる。特に、本実施例の場合に
は、蓄電装置が自立運転になるため、充電電流に比べて
最大放電電流が大幅に大きくなり、ダイオード12とし
て順方向電圧降下の小さい電流・電圧仕様の適切なダイ
オードを選択して設けることで、放電時の損失を大幅に
低減できる。
【0030】そして、平滑コンデンサ10の端子間電圧
である中間直流入力電圧37を双方向コンバータ22に
より交流出力電圧38に変換するには、装置制御部29
の放電の指令信号により、入出力部25から高周波のオ
ン・オフ信号を双方向コンバータ22の各半導体スイッ
チ素子1a、1b、1c、1dのゲートに加える。な
お、この放電時には、双方向コンバータ22はインバー
タとして動作させる。
【0031】この双方向コンバータ22のインバータと
しての動作を詳しく説明する。入力制御部25の信号に
より半導体スイッチ素子1a、1dをオンすると、平滑
コンデンサ10に蓄えられた電荷が半導体スイッチ素子
1a、充放電リアクトル3、フィルタコンデンサ5及び
チョークコイル4・切替スイッチ6・負荷9の直列回
路、半導体スイッチ素子1dを経路として放電され、電
流として流れる。この時、充放電リアクトル3にエネル
ギーが蓄積され、半導体スイッチ素子1a、1dをオフ
すると、充放電リアクトル3に蓄えられたエネルギーに
より、電流が充放電リアクトル3、フィルタコンデンサ
5及びチョークコイル4・切替スイッチ6・負荷9の直
列回路、ダイオード2c、平滑コンデンサ10、ダイオ
ード2bの経路で流れる。この時、交流電圧検出部23
により交流出力電圧38をモニタするとともに、交流電
流計測部24で交流出力電流をモニタして、交流出力電
圧38の波形が商用電源8の電圧波形と同等になるよう
に入出力制御部25でオン・オフ信号のパルス幅を加減
して制御する。なお、オンのパルス幅を広げると交流出
力波形31の波高値は上がる。
【0032】そして、半導体スイッチ素子1b、1cを
オンすると、電流が半導体スイッチ素子1c、フィルタ
コンデンサ5及び切替スイッチ6・負荷9・チョークコ
イル4の直列回路、充放電リアクトル3、半導体スイッ
チ素子1b、平滑コンデンサ10の経路で流れ、この
時、充放電リアクトル3にエネルギーが蓄えられる。半
導体スイッチ素子1b、1cをオフすると、充放電リア
クトル3に蓄えられたエネルギーにより、電流が充放電
リアクトル3、ダイオード2a、平滑コンデンサ10、
ダイオード2d、フィルタコンデンサ5及び切替スイッ
チ6・負荷9・チョークコイル4の直列回路の経路で流
れる。
【0033】このようにして、インバータとして動作す
る双方向コンバータ22の出力は交流となり、入出力制
御部25は、交流電圧検出部23の情報により、係る交
流出力を商用電源8の電圧波形と同等の交流出力電圧3
8の波形になるように制御する。なお、本実施例の場合
には蓄電装置が自立運転になるため、インバータとして
動作する双方向コンバータ22は出力電圧を一定にする
電圧制御で制御される。
【0034】上述したように、中間直流出力電圧37を
交流出力電圧38に変換して出力するインバータを半導
体スイッチ素子1a,1b、1c、1dのフルブリッジ
と交流出力部に直列に接続した充放電リアクトル3とで
構成したことにより、トランスレスで軽量小型化が可能
になる。また、交流入力を中間直流に変換するコンバー
タ及び中間直流を交流に変換して出力するインバータを
同一の双方向コンバータ22としたことで、安価な回路
で高効率の電力変換装置とすることができる。
【0035】次に、本発明の第2実施例における蓄電装
置の電力変換装置を図3及び図4を用いて説明する。図
3は本発明の第2実施例における蓄電装置の電力変換装
置のブロック結線図、図4は図3の電力変換装置の各部
の電圧波形図である。
【0036】まず、本実施例の構成を図3を参照しなが
ら説明すると、負荷9は予め商用電源8に接続されてお
り、蓄電装置の電力変換装置と商用電源8及び負荷9と
の間には入切スイッチ34が設けられ、前記電力変換装
置は入切スイッチ34により商用電源8及び負荷9と断
続される。入切スイッチ34の商用電源8側には商用電
源波形検出部35が接続されており、入切スイッチ34
が切れている場合にも商用電源8の電圧波形30を商用
電源波形検出部35によりモニタしている。その他の点
は第1実施例と基本的に同じであるので説明を省略す
る。
【0037】次いで、本実施例の蓄電装置の電力変換装
置の動作を図3及び図4を参照しながら説明する。充電
時は、入切スイッチ34をオンした後に充電動作を行な
う。なお、本実施例の電力変換装置の充電時の動作は第
1の実施例と同じであるので説明を省略する。
【0038】放電時は、入切スイッチ34をオンする前
に、商用電源波形検出部35により商用電源8の交流入
力電圧30をモニタし、インバータとして動作する双方
向コンバータ22を動作させ、そして、交流電圧検出部
23により交流出力電圧38をモニタし、商用電源8の
の交流入力電圧30より若干高い交流出力電圧38を出
力させる(図4参照)。なお、電力変換装置の他の部分
の放電動作は第1実施例と同じなので説明を省略する。
次に、入切スイッチ34をオンし、交流出力波形38を
商用電源波形36に重畳させる。このときに、入出力制
御部25は交流電流計測部24により出力電流をモニタ
し、出力電流が一定になるように電流を制御する。
【0039】本実施例の場合には、蓄電手段16の出力
を商用電源8と連系させる出力方式となり、放電時の出
力電流が一定になるため、放電電流の経路となる半導体
スイッチ素子1a、1b、1c、1d、ダイオード2
a、2b、2c、2d、充放電リアクトル3、チョーク
コイル4、ダイオード12、切離しスイッチ21の各部
品定格を小さくできるとともに損失が小さくなる適当な
仕様のものを選定できる。
【0040】以上、本発明の実施形態について説明した
が、本発明は上記実施形態に限定されるものではないこ
とはいうまでもない。
【0041】
【発明の効果】本発明によれば、安価な構成で、蓄電装
置の充放電効率を向上することができる蓄電装置の電力
変換装置を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例における蓄電装置の電力変
換装置のブロック結線図である。
【図2】図1の電力変換装置の各部の電圧波形図であ
る。
【図3】本発明の第2実施例における蓄電装置の電力変
換装置のブロック結線図である。
【図4】図3の電力変換装置の各部の電圧波形図であ
る。
【符号の説明】
1a、1b、1c、1d…半導体スイッチ素子、2a、
2b、2c、2d…ダイオード、3…充放電リアクトル
(第2のリアクトル)、4…チョークコイル、5…フィ
ルタコンデンサ、6…切替スイッチ、7…交流電流計測
センサ、8…商用電源、9…負荷、10…平滑コンデン
サ、11…半導体スイッチ素子、12…ダイオード、1
3…中間直流電圧検出部、14…還流ダイオード、15
…直流電流計測センサ、16…蓄電手段、17…直流電
圧検出部、18…フィルタコンデンサ、19…寄生ダイ
オード、20…充電リアクトル(第1のリアクトル)、
21…切離しスイッチ、22…双方向コンバータ、23
…交流電圧検出部、24…交流電流計測部、25…入出
力制御部、26…降圧チョッパ、27…直流電流検出
部、28…充電制御部、29…装置制御部、30…交流
入力電圧、31…中間直流入力電圧、32…直流入力電
圧、34…入切スイッチ、35…商用電源波形検出部、
36…直流出力電圧、37…中間直流出力電圧、38…
交流出力電圧。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 坂入 美千子 栃木県下都賀郡大平町大字富田800番地 株式会社日立製作所冷熱事業部内 Fターム(参考) 5G003 AA01 BA01 CA12 CC02 DA06 GB06 5H006 CA01 CA07 CB01 CC02 CC08 DA02 DA04 DC02 DC05 5H007 BB00 CA01 CB05 CC01 CC09 DA06 DB01 DC02 DC05 5H030 AA01 AS18 AS20 BB01 BB09 FF43

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】二次電池を用いた蓄電手段と、交流電源か
    らの交流入力電圧を整流して中間直流入力電圧に変換す
    るコンバータと、前記中間直流入力電圧を降圧して前記
    蓄電手段に入力する降圧チョッパと、前記蓄電手段から
    の直流出力電圧を交流出力電圧に変換するインバータと
    を備え、前記コンバータは前記交流入力電圧の波高値よ
    り高い中間直流入力電圧に昇圧するように構成し、前記
    降圧チョッパは前記中間直流入力電圧を前記交流出力電
    圧の波高値より高い入力直流電圧に降圧するように構成
    し、前記蓄電手段は前記交流出力電圧の波高値より高い
    直流出力電圧になるように構成したことを特徴とする蓄
    電装置の電力変換装置。
  2. 【請求項2】二次電池を用いた蓄電手段と、交流電源か
    らの交流入力電圧を整流して中間直流入力電圧に変換す
    るコンバータと、半導体スイッチ素子と充電リアクトル
    との直列回路を有して前記中間直流入力電圧を降圧して
    前記蓄電手段に入力する降圧チョッパと、前記降圧チョ
    ッパの半導体スイッチ素子と充電リアクトルとの直列回
    路に並列に逆接続したダイオードと、前記蓄電手段から
    の直流出力電圧を交流出力電圧に変換するインバータと
    を備え、前記コンバータは前記交流入力電圧の波高値よ
    り高い中間直流入力電圧に昇圧するように構成し、前記
    降圧チョッパは前記中間直流入力電圧を前記交流出力電
    圧の波高値より高い直流入力電圧に降圧するように構成
    し、前記蓄電手段は前記交流出力電圧の波高値より高い
    直流出力電圧になるように構成し、前記インバータは前
    記蓄電手段から前記ダイオードを介して入力した中間直
    流出力電圧を前記交流出力電圧に変換するように構成し
    たことを特徴とする蓄電装置の電力変換装置。
  3. 【請求項3】二次電池を用いた蓄電手段と、交流電源か
    らの交流入力電圧を整流して中間直流入力電圧に変換す
    るコンバータと、前記中間直流入力電圧を降圧して前記
    蓄電手段に入力する降圧チョッパと、半導体スイッチ素
    子のフルブリッジとその交流出力側に直列に接続したリ
    アクトルとを有して前記蓄電手段からの直流出力電圧を
    交流出力電圧に変換するインバータとを備え、前記コン
    バータは前記交流入力電圧の波高値より高い中間直流入
    力電圧に昇圧するように構成し、前記降圧チョッパは前
    記中間直流入力電圧を前記交流出力電圧の波高値より高
    い直流入力電圧に降圧するように構成し、前記蓄電手段
    は前記交流出力電圧の波高値より高い直流出力電圧にな
    るように構成し、前記インバータは前記蓄電手段から前
    記ダイオードを介して入力した中間直流出力電圧を前記
    交流出力電圧に変換するように構成したことを特徴とす
    る蓄電装置の電力変換装置。
  4. 【請求項4】二次電池を用いた蓄電手段と、交流電源か
    らの交流入力電圧を整流して中間直流入力電圧に変換す
    ると共に前記蓄電手段からの直流出力電圧を交流出力電
    圧に変換する双方向コンバータと、半導体スイッチ素子
    と第1のリアクトルとの直列回路を有して前記中間直流
    入力電圧を降圧して前記蓄電手段に入力する降圧チョッ
    パと、前記降圧チョッパの半導体スイッチ素子と充電リ
    アクトルとの直列回路に並列に逆接続したダイオードと
    を備え、前記コンバータは、半導体スイッチ素子のフル
    ブリッジとその交流入出力側に直列に接続した第2のリ
    アクトルとを有し、前記交流入力電圧の波高値より高い
    中間直流入力電圧に昇圧すると共に前記蓄電手段から前
    記ダイオードを介して入力した中間直流出力電圧を前記
    交流出力電圧に変換するように構成し、前記降圧チョッ
    パは前記中間直流入力電圧を前記交流出力電圧の波高値
    より高い直流入力電圧に降圧するように構成し、前記蓄
    電手段は前記交流出力電圧の波高値より高い直流出力電
    圧になるように構成したことを特徴とする蓄電装置の電
    力変換装置。
  5. 【請求項5】二次電池を用いた蓄電手段と、交流電源か
    らの交流入力電圧を整流して中間直流入力電圧に変換す
    るコンバータと、前記中間直流入力電圧を降圧して前記
    蓄電手段に入力する降圧チョッパと、前記蓄電手段から
    の直流出力電圧を交流出力電圧に変換するインバータと
    を備え、前記コンバータは前記交流入力電圧の波高値よ
    り高い中間直流入力電圧に昇圧するように構成し、前記
    降圧チョッパは前記中間直流入力電圧を前記交流出力電
    圧の波高値より高い入力直流電圧に降圧するように構成
    し、前記蓄電手段は前記交流出力電圧の波高値より高い
    直流出力電圧になるように構成し、前記インバータは前
    記蓄電手段からの直流出力電圧を前記交流入力電圧より
    若干高い交流出力電圧に変換するように構成したことを
    特徴とする蓄電装置の電力変換装置。
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