JP2002084362A - 照明機能付き携帯端末機及び照明制御方法 - Google Patents

照明機能付き携帯端末機及び照明制御方法

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JP2002084362A
JP2002084362A JP2000273968A JP2000273968A JP2002084362A JP 2002084362 A JP2002084362 A JP 2002084362A JP 2000273968 A JP2000273968 A JP 2000273968A JP 2000273968 A JP2000273968 A JP 2000273968A JP 2002084362 A JP2002084362 A JP 2002084362A
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    • Y02D30/00Reducing energy consumption in communication networks
    • Y02D30/70Reducing energy consumption in communication networks in wireless communication networks

Abstract

(57)【要約】 【課題】 携帯端末機のバッテリへの充電時間を短縮す
る。 【解決手段】 充電部11で充電器20からバッテリ1
2への充電電力が検出されると、制御部18で充電時照
明設定モードが確認される。確認の結果、充電時の照明
部15の点灯が設定されているときは、照明用電力供給
制御部16において、照明部15への供給電力が低減さ
れ、照明部15の消費電流値が検知される。充電部11
において、通常の充電完了電流値に照明用電力供給制御
部16からの消費電流値が加えられた値が点灯時充電完
了電流値とされ、この設定値まで充電が続行される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、照明機能付き携帯
端末機に関し、特に、バッテリの充電中であっても照明
部の点灯が可能な照明機能付き携帯端末機に関する。
【0002】
【従来の技術】携帯端末機は、外出先における無線通話
の利便性の向上が求められることから、小型化,軽量化
がすすめられている。この小型化等の推進にともない、
携帯端末機に設けられるバッテリの大きさが必然的に制
限される。また、利用者の急速な増加及び製造業者や通
信業者間の販売競争により、多様な機能が携帯端末機に
搭載され、サービスの向上が図られている。この搭載機
能をカバーするため、小型化の要求されるバッテリの大
容量化が望まれている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、大容量
化がすすむバッテリにおいては、充電の完了までに相当
の時間を要していた。また、充電中に照明部の点灯が可
能な携帯端末機においては、照明部への供給電力分も含
めて外部から充電電力として受ける必要があるため、さ
らに充電時間が延長されることとなっていた。
【0004】そして、今後も搭載機能の充実が図られ、
かつ扱われるデータ量の増加が見込まれる携帯端末機に
おいては、バッテリの容量増加を実現する技術が開発さ
れることで、さらに充電の長時間化を必要とすることが
予想される。本発明は、上記の事情にかんがみなされた
ものであり、充電中に照明部の点灯が可能な携帯端末機
におけるバッテリへの充電時間の短縮を可能とする照明
機能付き携帯端末機の提供を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するた
め、本発明の請求項1記載の照明機能付き携帯端末機
は、バッテリの充電中に照明部の点灯が可能な携帯端末
機において、充電中であることを検出する充電部と、こ
の充電部において検出されたバッテリへの充電中に、点
灯している照明部への供給電圧及び/又は供給電流の値
を制御する照明用電力供給制御部とを設けた構成として
ある。
【0006】照明機能付き携帯端末機をこのような構成
とすると、供給電圧及び供給電流の制御により照明部に
おける消費電流が低減されることで、バッテリへの充電
電流を低く抑えられるため、充電時間の短縮を図ること
ができる。
【0007】また、請求項2記載の照明機能付き携帯端
末機は、充電部が、バッテリへの充電電圧及び/又は充
電電流の値を検出し、照明用電力供給制御部が、充電部
からの充電電圧値及び/又は充電電流値にもとづき供給
電圧値及び/又は供給電流値を決定して制御する構成と
してある。照明機能付き携帯端末機をこのような構成と
すれば、照明部の点灯の光度をそれほど必要のないバッ
テリの充電中において、照明部への供給電力を低減する
ことで、バッテリの充電時間を短縮できる。
【0008】また、請求項3記載の照明機能付き携帯端
末機は、照明用電力供給制御部が、供給電圧及び/又は
供給電流を制御した後の照明部の消費電流値を検出し、
充電部が、通常の充電完了電流値に照明用電力供給制御
部からの消費電流値を加えた値を、点灯時充電完了電流
値とする構成としてある。照明機能付き携帯端末機をこ
のような構成とすると、充電完了電流値に加えられる消
費電流値が、供給電圧又は供給電流を制御した後のもの
であるため、必要かつ最小限の充電時間を確保できる。
【0009】また、請求項4記載の照明機能付き携帯端
末機は、照明用電力供給制御部が、パルス変調回路から
なる構成としてある。照明機能付き携帯端末機をこのよ
うな構成とすると、パルス変調回路により、バッテリの
充電中における照明部への供給電流を可変できるため、
照明部の点灯光度を低く維持するとともに、充電時間を
短縮できる。
【0010】また、請求項5記載の照明機能付き携帯端
末機は、照明用電力供給制御部が、供給電流値を決定す
る複数の電気抵抗素子と、この複数の電気抵抗素子の切
り替えを行う切換素子とを有する抵抗制御回路からなる
構成としてある。照明機能付き携帯端末機をこのような
構成とすれば、電気抵抗を切り替えることにより、照明
部へ供給される電流が制御されるため、バッテリの充電
時間の短縮を図ることができる。
【0011】また、請求項6記載の照明制御方法は、携
帯端末機における照明部への供給電力を制御する方法で
あって、携帯端末機の有するバッテリの充電中に、点灯
している照明部への供給電圧及び/又は供給電流の値を
低下させる方法としてある。照明制御方法をこのような
方法とすれば、照明部への供給電圧又は供給電流の値が
低下されるため、充電電力への負担が軽減されることか
ら、充電時間の短縮を図ることができる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面を参照して説明する。 [第一実施形態]まず、本発明の照明機能付き携帯端末
機の第一の実施形態について、図1を参照して説明す
る。同図は、本実施形態の照明機能付き携帯端末機の内
部構成を示すブロック図である。
【0013】照明機能付き携帯端末機10には、携帯電
話、PHS、PDAなどが含まれる。また、照明機能付
き携帯端末機10は、同図に示すように、充電部11
と、バッテリ12と、表示部13と、操作部14と、照
明部15と、照明用電力供給制御部16と、無線部17
と、制御部18とを有している。
【0014】ここで、充電部11は、照明機能付き携帯
端末機10に外部接続される充電器20と接続され、こ
の充電器20からの充電電力をバッテリ12へ送る。ま
た、充電部11は、充電電力を検知することにより、バ
ッテリ12が充電中であることを検出する。
【0015】なお、充電中であることを検出する他の方
法としては、充電器20に凸部を、携帯端末機10に凹
部をそれぞれ設け、突部が凹部に嵌合したことをスイッ
チなどにより検出するものがある。この充電中であるこ
とを検出した旨は、充電開始信号として制御部18を介
し充電部11から照明用電力供給制御部16へ送られ
る。
【0016】また、充電部11は、予め設定されている
充電完了電流値を管理し、かつ照明部15の点灯中に再
設定される充電完了電流値(点灯時充電完了電流値)
を、照明用電力供給制御部16からの消費電流値により
決定する。充電完了電流値とは、バッテリの電力充満に
ともない低下した充電電流値が到達する値であり、充電
の終了のタイミングを示す閾値をいう。
【0017】また、点灯時充電完了電流値は、通常の充
電完了電流値に、照明部15の消費電流値が加えられた
値とする。なお、後述するように、照明部15の消費電
流値には、照明用電力供給制御部16における照明部1
5の供給電力の制御がされた後のものが用いられる。こ
のため、バッテリへの充電に必要かつ最小限の充電時間
を確保できる。
【0018】表示部13は、電話番号等の各種情報を画
面表示する機能を有するものであり、たとえば、LCD
(液晶ディスプレー)を用いることができる。また、操
作部14は、電話番号の入力や各種モードの設定に用い
られ、たとえば、入力キー、タッチパネル等からなる。
【0019】照明部15は、表示部13及び操作部14
の一方又は双方を照明する機能を有するものであり、た
とえば、バックライトを用いることができる。また、照
明部15は、バッテリ12の充電中においても点灯可能
とする。
【0020】照明用電力供給制御部16は、照明部15
への電力供給制御、及び点灯・消灯の動作制御を行う。
また、照明用電力供給制御部16は、充電部11からの
充電開始信号により照明部15への供給電力値を低く設
定する。なお、供給電力値には、供給電圧及び供給電流
の一方又は双方を含むものとする。
【0021】この低く設定される供給電力値(充電時供
給電力値)は、照明機能付き携帯端末機10の利用者に
より表示部13及び操作部14の目視可能な光量を確保
できる程度の値とする。また、照明用電力供給制御部1
6は、充電時供給電力値の設定後、照明部15の消費電
流値を検知し、制御部18を介して充電部11へ送る。
【0022】なお、照明用電力供給制御部16における
供給電力の制御は、バッテリ12への充電開始時だけで
なく、充電中にも行うことができる。たとえば、充電中
に操作部14におけるキー入力がされた場合は、照明用
電力供給制御部16が、制御部18を介して操作部14
から送られてきたキー入力信号にもとづき、供給電力値
を通常のものに切り替える。
【0023】また、充電時供給電力値を複数の段階設
け、照明機能付き携帯端末機10の周辺の明るさや、利
用者の選択操作により可変させることもできる。なお、
バッテリ12に充電電力が充満する前に充電部11にお
いて充電器20からの充電電力が検出されなくなったと
きは、充電部11から照明用電力供給制御部16へ充電
完了信号が送られ、供給電力値が通常のものに設定され
る。
【0024】無線部17は、無線基地局との間の無線電
波を送受信する。制御部18は、充電部11等の各構成
部を制御する。また、制御部18は、バッテリ12の充
電時における照明部15の点灯及び消灯を設定するモー
ド(充電時照明設定モード)を管理する。
【0025】これにより、制御部18は、充電部11か
らの充電開始信号により、充電時照明設定モードが点灯
及び消灯のいずれに設定されているを確認し、確認結果
を照明用電力供給制御部16へ送る。また、制御部18
は、照明用電力供給制御部16からの消費電流値を充電
部11へ送る。
【0026】次に、本実施形態の照明機能付き携帯端末
機の動作について、図2を参照して説明する。同図は、
本実施形態の照明機能付き携帯端末機の動作を示すフロ
ーチャートである。
【0027】充電部11において、充電器20からバッ
テリ12への充電電力が検出されると(ステップ1
0)、充電開始信号が、制御部18へ送られる。制御部
18において、充電開始信号の入力により、充電時照明
設定モードの設定が照明部15の点灯及び消灯のいずれ
であるかが確認される(ステップ12)。
【0028】確認の結果、消灯に設定されている場合
は、充電部11において、通常の充電電流で充電が行わ
れる。そして、充電中は、充電電流値Dと充電完了電流
値Aとが比較され、D<Aになるまで充電動作が継続さ
れる(ステップ14)。その後、D<Aが検出される
と、充電部11において、充電動作が終了される(ステ
ップ22)。
【0029】なお、消灯設定信号は、制御部18から照
明用電力供給制御部16へ送られることもできる。この
場合、照明用電力供給制御部16において照明部15の
消灯動作がなされる。
【0030】一方、充電時照明設定モードが点灯に設定
されている場合は、点灯設定信号が照明用電力供給制御
部16へ送られる。照明用電力供給制御部16におい
て、点灯設定信号の入力により、供給電力が充電時供給
電力値に設定され照明部15へ供給される(ステップ1
6)。
【0031】照明用電力供給制御部16において、供給
電力の制御後、照明部15の消費電流の値が検知され制
御部18を介して充電部11へ送られる。充電部11に
おいて、通常の充電完了電流値Aに照明用電力供給制御
部16からの消費電流値Bが加算され、得られた値C
(C=A+B)が点灯時充電完了電流値として設定され
る(ステップ18)。
【0032】充電部11において、充電動作中に、点灯
時充電完了電流値Cと充電電流値Dとが比較され、D<
Cを検出したときに充電動作を終了する(ステップ2
0、ステップ22)。
【0033】次に、本実施形態の照明機能付き携帯端末
機における充電電圧及び充電電流の変化について、図3
を参照して説明する。同図は、本実施形態の照明機能付
き携帯端末機における充電電圧及び充電電流の変化を示
す推移グラフである。
【0034】同図において、実線及び鎖線は充電時に照
明部15を点灯させる場合、点線は消灯させる場合の充
電電圧及び充電電流の変化を示す。また、細線は充電電
圧を、太線は充電電流をそれぞれ示す。さらに、太い一
点鎖線は、照明部15を最大の供給電力で点灯させた場
合、太い二点鎖線は、供給電力値を低く設定した場合の
充電電流を示す。
【0035】同図に示すように、充電電圧は、充電の開
始からバッテリ12の充満までなだらかに上昇を続け、
充満後は、一定値で維持される。充電電流は、充電の開
始からバッテリ12の充満まで一定値で推移し、バッテ
リ12の充満とともに下降する。
【0036】ここで、充電中に照明部15が点灯してい
ないときは、充電電流は太い点線(G1)で示すように
変化する。一方、照明部15が通常の供給電力値で点灯
しているときは、太い一点鎖線(G2)で示すように変
化する。
【0037】これらG1とG2とを比較した場合、G2
の方が充電時間が約三十分程度長くなっているのは、照
明部15において電力が消費されているためである。そ
こで、通常よりも低い供給電力値で照明部15を点灯さ
せたときは、充電電流は太い実線(G3)で示すように
変化する。
【0038】すなわち、照明部15への供給電力を低減
させることで、充電時間が数分から数十分短縮される。
さらに供給電力値を低く設定したときは、充電電流は太
い二点鎖線(G4)に示すように推移し、さらに充電時
間が数分から数十分短縮される。このように、照明部1
5への供給電力を低減することにより、充電電力への供
給電力の負担が軽減されることから、バッテリ12への
充電の時間を短縮できる。
【0039】照明機能付き携帯端末機をこのような構成
とすると、バッテリの充電中において、あまり光度を必
要としない照明部への供給電力を、照明用電力供給制御
部により低下させることで、総充電電力が減少されるこ
とから充電時間を短縮することができる。
【0040】[第二実施形態]次に、本発明の照明機能
付き携帯端末機の第二の実施形態について、図4を参照
して説明する。同図は、本実施形態の照明機能付き携帯
端末機の内部構成を示すブロック図である。
【0041】本実施形態は、第一実施形態における照明
用電力供給制御部にパルス変調回路を用いることとして
いる。他の構成要素は第一実施形態と同様である。した
がって、図4において、図1と同様の構成部分について
は同一の符号を付して、その詳細な説明を省略する。
【0042】図4に示すように、照明機能付き携帯端末
機10は、照明用電力供給制御部16にパルス変調回路
16−2を用いてある。ここで、パルス変調回路16−
2は、周期的なパルスを変調信号に応じて変化させて行
う変調機能を有する回路をいう。またパルス変調には、
アナログ変調とデジタル変調との二種類がある。
【0043】このうち、アナログ変調には、パルス振幅
変調、パルス幅変調、パルス位相変調、及びパルス周波
数変調が含まれ、一方、デジタル変調には、パルス密度
変調とパルス符号変調とが含まれる。ただし、照明部1
5に供給される電力は直流であるため、交流変換を行な
ってからパルス変調を行う。
【0044】次に、本実施形態の照明機能付き携帯端末
機の動作について、図5を参照して説明する。同図は、
本実施形態の照明機能付き携帯端末機の動作を示すフロ
ーチャートである。
【0045】同図に示す照明機能付き携帯端末機10の
動作は図2とほとんど同じである。相違点としては、第
一実施形態における動作を示す図2のステップ14にお
いてであり、第二実施形態では、パルス変調回路16−
1を設けることで、照明用電力供給制御部16における
照明部15への制御が供給電圧ではなく供給電流で行わ
れる。
【0046】照明機能付き携帯端末機10における照明
部15への供給電流をパルス変調回路により変調するこ
とで、供給電流値を低減できる。したがって、供給電流
による充電電流への負担が軽減されるため、充電時間を
短縮できる。また、パルス変調において、供給電流の振
幅や周波数を変化させることにより、供給電流値を任意
に設定できる。
【0047】[第三実施形態]次に、本発明の照明機能
付き携帯端末機の第三の実施形態について、図6を参照
して説明する。同図は、本実施形態の照明機能付き携帯
端末機の内部構成を示すブロック図である。
【0048】本実施形態は、第一実施形態における照明
用電力供給制御部に抵抗制御回路を用いることとしてい
る。他の構成要素は第一実施形態と同様である。したが
って、図6において、図1と同様の構成部分については
同一の符号を付して、その詳細な説明を省略する。
【0049】図6に示すように、照明機能付き携帯端末
機10は、照明用電力供給制御部16に抵抗制御回路1
6−2を用いてある。ここで、抵抗制御回路16−2
は、照明部15への供給電流の値を抵抗値の切り換えに
より制御する機能を有し、たとえば、複数の電気抵抗素
子(抵抗R)とこれらの切り換えを行う切換素子からな
る回路(抵抗切換回路)を用いることができる。
【0050】複数の抵抗Rには、通常の供給電流値を決
定するための抵抗R1と、充電時の供給電流値を決定す
るための抵抗R2とが含まれている。抵抗制御回路16
−2に抵抗切換回路を用いた場合、通常は、抵抗R1が
接続されている。
【0051】その後、充電部11から制御部18を介し
て送られてきた充電開始信号により、切換素子、たとえ
ばトランジスタTrにおけるスイッチング動作により抵
抗R2への切り換えが行われる。供給電流は、切り替え
られた抵抗R2により値が低下され照明部15へ供給さ
れる。なお、本実施形態の照明機能付き携帯端末機10
の動作は、図5と同様である。
【0052】照明機能付き携帯端末機をこのような構成
とすれば、抵抗制御回路によっても照明部への供給電流
を制御できることから、供給電流による充電電力への負
担が軽減されるため、充電時間を短縮できる。
【0053】なお、本発明の照明機能付き携帯端末機
は、第一実施形態、第二実施形態及び第三実施形態のそ
れぞれにおける照明機能付き携帯端末機を任意に組み合
わせたものであってもよい。
【0054】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、携帯端
末機に、バッテリへの充電時にあまり光度を必要としな
い照明部への供給電力を制御する照明用電力供給制御部
を設けることにより、供給電力の低減を図り充電電流の
完了設定値を通常よりも高く設定することで、充電時間
の短縮を図ることができる。
【0055】また、充電中の完了設定値を、通常の完了
設定値に照明部の供給電流を加えた値とすることで、バ
ッテリへ十分にかつ最短時間で充電できる。さらに、照
明用電力供給制御部にパルス変調回路あるいは抵抗制御
回路を設けることで、照明部15への供給電流を低下で
きるため、充電時間を短縮できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一実施形態における照明機能付き携
帯端末機の内部構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の第一実施形態における照明機能付き携
帯端末機の動作を示すフローチャートである。
【図3】本発明の第一実施形態の照明機能付き携帯端末
機において、バッテリへの充電電圧及び充電電流の変化
を示すグラフである。
【図4】本発明の第二実施形態における照明機能付き携
帯端末機の内部構成を示すブロック図である。
【図5】本発明の第二実施形態における照明機能付き携
帯端末機の動作を示すフローチャートである。
【図6】本発明の第三実施形態における照明機能付き携
帯端末機の内部構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
10 照明機能付き携帯端末機 11 充電部 12 バッテリ 13 表示部 14 操作部 15 照明部 16 照明用電力供給制御部 16−1 パルス変調回路 16−2 抵抗制御回路 17 無線部 18 制御部 20 充電器

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 バッテリの充電中に照明部の点灯が可能
    な携帯端末機において、 充電中であることを検出する充電部と、 この充電部からの充電検出信号にもとづき、点灯してい
    る前記照明部への供給電圧及び/又は供給電流を制御す
    る照明用電力供給制御部とを設けたことを特徴とする照
    明機能付き携帯端末機。
  2. 【請求項2】 前記充電部が、前記バッテリへの充電電
    圧及び/又は充電電流の値を検知し、 前記照明用電力供給制御部が、前記充電部からの前記充
    電電圧値及び/又は前記充電電流値にもとづき前記供給
    電圧値及び/又は前記供給電流値を決定して制御するこ
    とを特徴とする請求項1記載の照明機能付き携帯端末
    機。
  3. 【請求項3】 前記照明用電力供給制御部が、前記供給
    電圧及び/又は前記供給電流を制御した後の前記照明部
    の消費電流値を検知し、 前記充電部が、通常の充電完了電流値に前記照明用電力
    供給制御部からの前記消費電流値を加えた値を、点灯時
    充電完了電流値とすることを特徴とする請求項1又は2
    記載の照明機能付き携帯端末機。
  4. 【請求項4】 前記照明用電力供給制御部が、パルス変
    調回路からなることを特徴とする請求項1,2又は3記
    載の照明機能付き携帯端末機。
  5. 【請求項5】 前記照明用電力供給制御部が、前記供給
    電流値を決定する複数の電気抵抗素子と、この複数の電
    気抵抗素子の切り替えを行う切換素子とを有する抵抗制
    御回路からなることを特徴とする請求項1,2,3又は
    4記載の照明機能付き携帯端末機。
  6. 【請求項6】 携帯端末機における照明部への供給電力
    を制御する方法であって、 前記携帯端末機の有するバッテリの充電中に、点灯して
    いる前記照明部への供給電圧及び/又は供給電流の値を
    低下させることを特徴とする照明制御方法。
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