JP2002083639A - 端子金具のタブ - Google Patents
端子金具のタブInfo
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- Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)
- Connections Effected By Soldering, Adhesion, Or Permanent Deformation (AREA)
- Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)
Abstract
ることを防止できる端子金具のタブを提供する。 【解決手段】 タブ2は端子金具としての雄端子1を構
成している。タブ2は相手側の端子金具としての雌端子
3の筒状の電気接触部6内に挿入される。タブ2は雌端
子3の電気接触部6の一対の弾性片7によって挟まれて
抜け出ることを規制される。タブ2は板金を屈曲されて
形成されている。板金はタブ2が電気接触部内に挿入さ
れると弾性片7と接触する箇所を含んだ一部分23の厚
みが他の部分の厚みより薄く形成されている。一部分2
3の角に位置する曲面31は曲率が小さく形成されてい
る。タブ2は位置ずれしても曲面31相互間に位置する
平坦な面35が弾性片7と接触する。
Description
気接触部内に挿入されて、電線と雌型端子金具とを接続
する端子金具のタブに関する。
具(以下雌端子と呼ぶ)の電気接触部内に挿入される雄
型の端子金具(以下雄端子と呼ぶ)のタブ102a,1
02bは、一般に、図6及び図7に示すように、導電性
を有する板金120を屈曲されて形成されている。この
ため、図6及び図7に示すように、タブ102a,10
2bの側部には、板金120の厚みと等しい曲率の曲面
131a,131bが形成されている。
で示された構造で厚みが0.64mmでかつ幅が0.6
4mmのタブ120cを成形する。すると、図8に示す
ように、角に位置する曲面131cの曲率半径が大きく
なってしまい、かつ、曲面131c相互間に位置する平
坦な面135cが狭くなってしまう。
120cを雌端子103の筒状の電気接触部106内に
挿入すると、該雌端子103の一対の弾性片107の接
触部107aが平坦面135cに接触する。そして、一
対の弾性片107は、互いの間にタブ102cを挟み込
む方向に弾性復元力を生じる。タブ102cは、電気接
触部106内から抜け出ることが規制される。
102cが電気接触部106内で相対的に位置ずれする
と、曲面131cと弾性片107の接触部107aとが
互いに接触しようと相対することがある。この場合、弾
性片107の弾性復元力が弱くなって、タブ102cが
雌端子103の電気接触部106から抜け出やすくな
る。
子金具の電気接触部内から抜け出ることを防止できる端
子金具のタブを提供することにある。
達成するために、請求項1に記載の本発明の端子金具の
タブは、相手側の端子金具の筒状の電気接触部内に挿入
されかつ該相手側の端子金具の弾性片に押圧されて前記
電気接触部から抜け出ることを規制される端子金具のタ
ブにおいて、導電性を有する板金を屈曲されて形成され
ているとともに、前記板金は、前記タブが電気接触部内
に挿入されると前記弾性片と接触する箇所を含んだ一部
分の厚みが他の部分の厚みより薄く形成されていること
を特徴としている。
は、請求項1に記載の端子金具のタブにおいて、前記板
金は、前記弾性片と接触する箇所を含んだ一部分が一方
の面から凹の凹部を有し、かつ、前記一方の面の裏側に
位置する他方の面が前記弾性片と接触する箇所を含んだ
一部分と前記他の部分とに亘って面一に形成されている
ことを特徴としている。
は、請求項2記載の端子金具のタブにおいて、前記タブ
は、前記一方の面が内側に位置しかつ前記他方の面が外
側に位置する状態に前記板金が屈曲されて形成されてい
ることを特徴としている。
ブによれば、屈曲されてタブをなす板金が、弾性片と接
触する箇所を含んだ一部分が他の部分より薄く形成され
ている。このため、板金が屈曲されてタブに成形された
場合、前記一部分の角に形成される曲面の曲率半径が小
さくなる。
ブによれば、弾性片と接触する箇所を含んだ一部分が一
方の面から凹の凹部を有し、かつ他方の面が面一に形成
されている。このため、前記一部分が他の部分より確実
に薄く形成されている。
ブによれば、凹部が形成された一方の面が内側に位置
し、他方の面が外側に位置する状態で屈曲されている。
このため、弾性片と接触する箇所を含んだ一部分の角に
形成される曲面の曲率半径が小さくなることにくわえ、
弾性片と相対する箇所が前記一部分と他の部分とに亘っ
て面一となるので、弾性接触片と接触しやすくなる。
るタブ2及び該タブ2を備えた端子金具としての雄型の
端子金具(以下雄端子と呼ぶ)1を、図1ないし図5を
参照して説明する。図1などに示すタブ2を備えた雄端
子1は、相手側の端子金具としての雌型の端子金具(以
下雌端子と呼ぶ)3と、図示しない電線とを、互いに電
気的に接続するために用いられる。
なり、図示しない電線接続部と、図5などに示す電気接
触部6と、を一体に備えている。電線接続部は、電線を
かしめたり被覆部を切り込むなどして、前記電線と電気
的に接続するとともに該電線と固定される。電気接触部
6は、図5などに示すように筒状に形成されている。電
気接触部6は、互いに相対する一対の弾性片7を備えて
いる。
形自在となっている。弾性片7は、幅方向に沿った中央
部に接触部7aを設けている。これらの接触部7aは、
弾性片7の他の部分より電気接触部6の内方向に向かっ
て突出している。
タブ2が挿入されると一対の弾性片7間に挟み込む。な
お、このとき、一対の弾性片7は、互いに挟み込む方向
にタブ2を押圧する弾性復元力を生じて、該タブ2が電
気接触部6から抜け出ることを規制する。
ブ2に相当する一部を図3及び図4に示す)を屈曲され
て形成されている。雄端子1は、図1に示すように、前
記電線が電気的に接続される電線接続部4と、筒状部8
と、前記雌端子3の電気接触部6内に挿入されるタブ2
と、を一体に備えている。雄端部1は、電線接続部4と
筒状部8とタブ2とが、順に一列に配されている。
図1に示すように、底壁10と、この底壁10の縁に連
なる複数のかしめ片11と、を備えている。底壁10
は、平坦に形成されている。底壁10は、平面形状が矩
形状に形成されている。底壁10は、その上に芯線が露
出した状態の電線の端部が載置される。かしめ片11
は、底壁10の幅方向に沿った両端に位置する縁それぞ
れに連なっている。
した状態の電線の端部を載置した後、この電線の端部を
底壁10に向かって押しつける方向にかしめ片11を曲
げて、即ちかしめ片11で電線をかしめて、電線と電気
的に接続される。
方に連なりかつ四角筒状に形成されている。筒状部8
は、雄端子1がコネクタハウジング内に挿入されると、
該コネクタハウジングの端子収容室内に挿入される。筒
状部8は、端子収容室の内壁面と密に接して、雄端子1
がコネクタハウジング内で位置ずれすることを防止す
る。また、筒状部8には、前記コネクタハウジングに係
止アームなどが係止する。筒状部8に係止アームなどが
係止すると、雄端子1は、端子収容室内から抜け出るこ
とが防止される。
示すように、前記底壁10と略同一平面上に位置する平
坦な底壁12と、この底壁12に連なる又は相対する複
数の周壁13と、を備えて筒状に形成されている。タブ
2は、筒状部8より薄く形成されている。底壁12及び
周壁13は、それぞれ帯板状に形成されている。タブ2
は、電線接続部4から離れた先端部が、先端に向かうに
したがって徐々に先細となるように形成されている。
及び図4に示す導電性を有する板金20は、銅又は銅合
金(黄銅、ベリリウム銅などを含む)からなる導電性金
属板を打ち抜いて得られる。
図3等に示すように平面形が略矩形状の平板状に形成さ
れている。板金20は、図3に示すように、底壁12に
相当する底壁相当部21と、それぞれ周壁13に相当す
る複数の周壁相当部22と、を備えている。底壁相当部
21及び周壁相当部22は、それぞれ、帯状に形成され
ている。板金20は、前記底壁相当部21と周壁相当部
22との相互の境に位置する図中に一点鎖線で示す折り
線30a,30b,30cに沿って屈曲されて、タブ2
となる。
気接触部6内に挿入された際に、前記弾性片7と接触す
る箇所を含んだ一部分23の厚みが、他の部分24,2
5の厚みより薄く形成されている。前記一部分23に
は、図4に示すように、板金20の一方の面26から凹
の凹部27が形成されている。前記凹部27は、図3に
示すように、底壁相当部21の幅方向に沿った中央から
板金20の幅方向に沿って全ての周壁相当部22に亘っ
て、形成されている。
に位置する他方の面28は、図4に示すように、前記一
部分23と前記他の部分24,25とに亘って面一に形
成されている。前記他の部分は、図示例では、前記一部
分23より電線接続部4から離れかつ先端側に位置する
部分24と、電線接続部4に近くかつ基端側に位置する
部分25と、に分割されている。
しかつ他方の面28が外側に位置するように、折り線3
0a,30b,30cに沿って板金20が折り曲げられ
て筒状に形成される。このため、図2(B)に示す前記
一部分23の角に位置する曲面31は、図2(A)及び
図2(C)に示す前記他の部分24,25の角に位置す
る曲面32,33より曲率が小さく形成されている。
角相互間に位置する平坦な面34は、図2(A)及び図
2(C)に示す前記他の部分24,25の角相互間に位
置する平坦な面35,35より面積が大きく形成されて
いる。
の部分24,25より薄く形成され、かつ前記凹部27
が一方の面26から凹でかつ他方の面28が面一に形成
されている。さらに、前記一方の面26が内側に位置し
前記他方の面28が外側に位置するように、屈曲されて
形成されている。そして、前記一部分23の角に位置す
る曲面31の曲率が小さくなっている。
が雌端子3の電気接触部6内に挿入された際に、図5
(B)に示すように相対的に位置ずれしても、弾性片7
の接触部7aが曲面31に接触することを防止できる。
したがって、一対の弾性片7が相互にタブ2を挟み込む
弾性復元力が弱くなることを防止でき、タブ2が雌端子
3の電気接触部6から抜け出ることを確実に防止でき
る。
本発明によれば、板金が屈曲されてタブに成形された場
合、弾性片と接触する箇所を含んだ一部分の角に形成さ
れる曲面の曲率半径が小さくなる。このため、前記一部
分の平坦な面の面積が大きくなり、相手側の端子金具の
電気接触部内に挿入された際に位置ずれしても、該相手
側の端子の弾性片と前記曲面とが接触することを防止で
きかつ前記弾性片と前記平坦な面とを確実に接触される
ことができる。
ずれしても、該相手側の端子金具の弾性片から押圧され
る力を弱めることがないので、相手側の端子金具の電気
接触から抜け出ることを防止できる。
と接触する箇所を含んだ一部分が一方の面から凹の凹部
を有し、かつ他方の面が面一に形成されている。このた
め、前記一部分が他の部分より確実に薄く形成されお
り、弾性片と接触する箇所を含んだ一部分の角に形成さ
れる曲面の曲率半径が確実に小さくなる。したがって、
前記一部分の平坦な面の面積を確実に大きくすることが
でき、相手側の端子金具の電気接触から抜け出ることを
防止できる。
形成された一方の面が内側に位置し、他方の面が外側に
位置する状態で屈曲されている。このため、弾性片と接
触する箇所を含んだ一部分の角に形成される曲面の曲率
半径が小さくなることにくわえ、弾性片と相対する箇所
が前記一部分と他の部分とに亘って面一となるので、弾
性接触片と接触しやすくなる。したがって、相手側の電
気接触部内で位置ずれしても、該相手側の端子金具の弾
性片から押圧される力を弱めることをより確実に防止で
き、相手側の端子金具の電気接触部から抜け出ることを
より一層確実に防止できる。
子を示す斜視図である。
面図である。(B)は図1中のIIB−IIB線に沿っ
た断面図である。(C)は図1中のIIC−IIC線に
沿った断面図である。
である。
部内に挿入された状態を示す断面図である。(B)は図
5(A)に示す状態からタブが位置ずれした状態を示す
断面図である。
る。(B)は図6(A)中のVIB−VIB線に沿った
断面図である。
る。(B)は図7(A)中のVIIB−VIIB線に沿
った断面図である。
触部内に挿入された状態を示す断面図である。(B)は
図9(A)に示す状態からタブが位置ずれした状態を示
す断面図である。
Claims (3)
- 【請求項1】 相手側の端子金具の筒状の電気接触部内
に挿入されかつ該相手側の端子金具の弾性片に押圧され
て前記電気接触部から抜け出ることを規制される端子金
具のタブにおいて、 導電性を有する板金を屈曲されて形成されているととも
に、 前記板金は、前記タブが電気接触部内に挿入されると前
記弾性片と接触する箇所を含んだ一部分の厚みが他の部
分の厚みより薄く形成されていることを特徴とする端子
金具のタブ。 - 【請求項2】 前記板金は、前記弾性片と接触する箇所
を含んだ一部分が一方の面から凹の凹部を有し、かつ、
前記一方の面の裏側に位置する他方の面が前記弾性片と
接触する箇所を含んだ一部分と前記他の部分とに亘って
面一に形成されていることを特徴とする請求項1記載の
端子金具のタブ。 - 【請求項3】 前記タブは、前記一方の面が内側に位置
しかつ前記他方の面が外側に位置する状態に前記板金が
屈曲されて形成されていることを特徴とする請求項2記
載の端子金具のタブ。
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