JP2002083572A - 高圧放電ランプ - Google Patents

高圧放電ランプ

Info

Publication number
JP2002083572A
JP2002083572A JP2001054009A JP2001054009A JP2002083572A JP 2002083572 A JP2002083572 A JP 2002083572A JP 2001054009 A JP2001054009 A JP 2001054009A JP 2001054009 A JP2001054009 A JP 2001054009A JP 2002083572 A JP2002083572 A JP 2002083572A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lamp
pressure discharge
discharge lamp
switch
pulse
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2001054009A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3436252B2 (ja
Inventor
Masahito Wada
雅人 和田
Akio Takubo
章夫 田久保
Akira Yoshii
明 美井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP2001054009A priority Critical patent/JP3436252B2/ja
Priority to US09/888,706 priority patent/US6462477B1/en
Priority to DE60132956T priority patent/DE60132956T2/de
Priority to EP01115563A priority patent/EP1173050B1/en
Priority to CN01121597.6A priority patent/CN1199232C/zh
Publication of JP2002083572A publication Critical patent/JP2002083572A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3436252B2 publication Critical patent/JP3436252B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05BELECTRIC HEATING; ELECTRIC LIGHT SOURCES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; CIRCUIT ARRANGEMENTS FOR ELECTRIC LIGHT SOURCES, IN GENERAL
    • H05B41/00Circuit arrangements or apparatus for igniting or operating discharge lamps
    • H05B41/02Details
    • H05B41/04Starting switches
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01JELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
    • H01J61/00Gas-discharge or vapour-discharge lamps
    • H01J61/02Details
    • H01J61/30Vessels; Containers
    • H01J61/34Double-wall vessels or containers
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01JELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
    • H01J61/00Gas-discharge or vapour-discharge lamps
    • H01J61/02Details
    • H01J61/54Igniting arrangements, e.g. promoting ionisation for starting
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01JELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
    • H01J61/00Gas-discharge or vapour-discharge lamps
    • H01J61/02Details
    • H01J61/56One or more circuit elements structurally associated with the lamp
    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05BELECTRIC HEATING; ELECTRIC LIGHT SOURCES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; CIRCUIT ARRANGEMENTS FOR ELECTRIC LIGHT SOURCES, IN GENERAL
    • H05B41/00Circuit arrangements or apparatus for igniting or operating discharge lamps
    • H05B41/02Details
    • H05B41/04Starting switches
    • H05B41/042Starting switches using semiconductor devices
    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05BELECTRIC HEATING; ELECTRIC LIGHT SOURCES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; CIRCUIT ARRANGEMENTS FOR ELECTRIC LIGHT SOURCES, IN GENERAL
    • H05B41/00Circuit arrangements or apparatus for igniting or operating discharge lamps
    • H05B41/14Circuit arrangements
    • H05B41/16Circuit arrangements in which the lamp is fed by dc or by low-frequency ac, e.g. by 50 cycles/sec ac, or with network frequencies
    • H05B41/18Circuit arrangements in which the lamp is fed by dc or by low-frequency ac, e.g. by 50 cycles/sec ac, or with network frequencies having a starting switch
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01JELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
    • H01J61/00Gas-discharge or vapour-discharge lamps
    • H01J61/82Lamps with high-pressure unconstricted discharge having a cold pressure > 400 Torr

Landscapes

  • Circuit Arrangements For Discharge Lamps (AREA)
  • Discharge Lamps And Accessories Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ランプ始動機能及び安全機能を一層向上し、
一層高品質で安全性の高い始動装置内蔵型の高圧放電ラ
ンプを得る。 【解決手段】 発光管1に並列接続された非線形特性を
有するNCC素子2と半導体スイッチング素子3からな
る始動装置を備えた高圧放電ランプにおいて、始動装置
は、ランプ不点灯時において、加熱用抵抗の発熱により
OFF動作するパルス停止用熱応動スイッチ9が、NC
C素子2と直列に接続されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、高圧放電ランプに
関するものである。
【0002】
【従来の技術】高圧ナトリウムランプやメタルハライド
ランプなどの高圧放電ランプは、高効率・高輝度のうえ
に、演色性も比較的優れているという特長が活かされ
て、道路、広場、スポーツ等の屋外照明や近年では商業
施設等の屋外照明にも広く用いられている。
【0003】ところで、かかる高圧放電ランプを点灯す
るには通常いわゆる始動装置が必要である。この場合、
始動装置としては、点灯用安定器などに内蔵された外部
型とランプそのものに内蔵されたランプ内蔵型の2つに
分類される。そして、後者のランプ内蔵型は、簡易な銅
鉄リアクタンス安定器と組合せることによりランプシス
テムの総合コストが低くなることから、一般に普及して
いる。
【0004】従来の始動装置内蔵形の高圧放電ランプと
して、非線形特性を有する強誘電体セラミックコンデン
サー素子を用いた始動装置を備えたものがある。この始
動装置は、実使用での安全性が高いという特長があり、
かつ始動性能も比較的優れていることから普及化が進ん
でいる(特公平5−87940号公報、特開平5−29
0985号公報)。
【0005】図7に示すように、従来の始動装置内蔵型
の高圧ナトリウムランプは、高圧ナトリウムランプの発
光管23に並列に接続された強誘電体セラミックコンデ
ンサー(NCC)素子24と双方向性半導体スイッチン
グ素子25の直列回路から構成されている。その始動動
作は、電源13が印加されると、NCC素子24の非線
形特性による電流遮断といういわゆる電流スイッチング
動作で、リアクタンス安定器14に1500〜2000
Vの始動パルス電圧が電源電圧に重畳して半サイクル毎
に安定して誘起され、これにより発光管23が始動され
るものである。この場合、半導体スイッチング素子25
は、NCC素子24による電流スイッチング動作を、よ
り急峻にして、始動パルス電圧を一層高めるように作用
している。なお、図7に示す構成では、NCC素子24
及び半導体スイッチング素子25とに直列に熱応動スイ
ッチ26,27を介して接続された始動補助導体28
が、発光管23に付着するように設けられており、その
始動補助効果により比較的低い始動パルス電圧で発光管
23を始動することができる。そして、発光管23の始
動後はNCC素子24にかかる電圧は低下してその電流
スイッチング動作は不能となり始動パルス電圧発振は停
止する。次いで、始動後の発光管23の発熱によりバイ
メタル素子からなる熱応動スイッチ26,27がOFF
動作して、NCC素子24と半導体スイッチング素子2
5からなる始動回路部が発光管点灯回路から切離された
状態で発光管23の定常点灯が維持されることになる。
【0006】なお、完成製品としてのランプ構成は、発
光管23と、半導体スイッチング素子25を除く全ての
始動装置部品とが真空排気された外管ガラスバルブ29
内に組立て配備されている。また、半導体スイッチング
素子25はその温度を低下させるために口金内に配備さ
れており、このために外管ガラスバルブ封止には通常の
2本リード線封止用ガラスステムに代って、図8に示す
ように、3つのリード線が封止された外管ガラスバルブ
封止用のガラスステム17が用いられている。
【0007】ところで、基本的にNCC素子からなる始
動装置を内蔵したランプでは、その寿命中に2つの安全
性にかかわる問題の発生が想定された。第1は、ランプ
が不点灯状態になり、始動パルス電圧が連続して発振さ
れる場合に、安定器、配線ケーブル、口金ソケットなど
の絶縁劣化が引き起こされ、更にこの照明装置に人体が
接触するような問題の発生である。第2は、ランプの寿
命末期などに発光管の内部に封入されている始動補助用
キセノンガス、ナトリウムや水銀が外管ガラスバルブ内
にリークした場合に、始動パルス電圧により外管ガラス
バルブ内のリード線間などでアーク放電が誘起され、こ
のアーク放電による過大電流が流れると、安定器焼損や
場合によっては外管ガラスバルブの破損という問題の発
生である。
【0008】図7に示す従来技術にかかる始動装置にお
いては、基本的な発光管始動のための始動パルス電圧の
発振機能に加えて、上記2つの問題をそれぞれ解決する
ために次のような手段からなる安全機能が付加されてい
る。
【0009】(a)NCC素子24の非線形特性を示す
強誘電体性は、いわゆるキュリー温度(通常、約90
℃)以下の温度範囲で維持されるものであり、それ以上
の温度範囲では常誘電体性となり非線形特性は消滅し、
従って図7における始動パルス電圧発振も停止される。
このようなNCC素子24の温度特性を応用して、上記
第1の問題を解決するための手段として、NCC素子2
4と半導体スイッチング素子25に並列に接続された加
熱用抵抗30が、NCC素子24に近接して配置されて
いる。これにより、始動パルス電圧発振で発光管23が
不点灯の場合でも、NCC素子24自体の動作による自
己発熱に加えて、加熱用抵抗30からの発熱を吸収する
ことで、NCC素子24の温度はキュリー温度以上まで
速やかに上昇するので、前記始動パルス電圧発振は比較
的短時間で停止される。
【0010】(b)上記第2の問題を解決するための手
段として、まずNCC素子24自体が、キセノンガスな
どのリーク時に始動パルス電圧が印加されると、その両
電極端子間の沿面放電などにより放電破壊され導通状態
になるという、いわゆる自壊機構を持つように設計・構
成されている。併せて、NCC素子24の自壊・導通で
流れる過大電流により溶断するという、いわゆるヒュー
ズ機能を有するフィラメントコイル31がNCC素子2
4に直列に挿入・接続されている。このように、NCC
素子24の自壊機構とフィラメントコイル31のヒュー
ズ機能を組合すことにより、NCC素子24からなる始
動装置は点灯回路から切離されて動作不能となり、始動
パルス発振は停止される。そして、始動装置は電源が再
び印加された場合でももはや動作することはない。
【0011】なお、図7の従来技術による始動装置にお
いて、始動パルス電圧の発振位相を安定制御するために
半導体スイッチング素子25と並列に制御抵抗32が接
続されている。また、NCC素子24の使用に際して
は、発光管23の点灯毎に強誘電体性から常誘電体性に
変位するときのいわゆる脱分極によりNCC素子24に
流れる焦電流で、その非線形特性がランプ寿命中に劣化
するのを防止するために、焦電流を別に流すためのバイ
パス用抵抗をNCC素子24に並列に接続しておく必要
がある。図7の回路構成では、かかるNCC素子保護用
のバイパス抵抗として、加熱用抵抗30と制御抵抗32
の2つが用いられている。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】従来のNCC素子から
なる始動装置を内蔵した高圧ナトリウムランプを実際に
種々の市場において使用してみると、上記の安全機能を
付加させたゆえに本来の始動機能が低下して、場合によ
ってはランプ発光管が確実に始動しないという新たな問
題が発生した。つまり、従来の高圧ナトリウムランプで
はランプ不点灯時にNCC素子温度を速やかにキュリー
温度まで高めて始動パルス電圧発振を停止させるため
に、NCC素子に近接して加熱用抵抗が配置されてい
る。この場合、NCC素子の温度がキュリー温度以下の
範囲においても、温度上昇につれてその電流スイッチン
グ動作が鈍くなって誘起される始動パルス電圧が低減す
るので、例えば始動パルス電圧はキュリー温度に近づく
と常温時の1/2以下の値まで低下する。一方、高圧放
電ランプの始動においては、電源印加からランプ始動ま
でのいわゆる放電開始遅れ時間が必然的に存在する。特
に、実使用において、安定器からランプ設置までの配線
距離が長くなり始動パルス電圧の減衰が大きくなるとき
は、上記の放電開始遅れ時間が長くなる。従って、かか
る長い放電遅れ時間においては、上記の加熱用抵抗の効
果によるNCC素子の速やかな温度上昇で始動パルス電
圧の低下が大きくなり過ぎて、ランプ発光管が始動でき
ないときがある。これが、第1の問題である。
【0013】第2の問題として、ランプ寿命末期におい
て外管ガラスバルブ内でアーク放電が抑制されたとはい
え依然として発生することも判明した。これは、従来技
術によるNCC素子の沿面放電による破壊・導通からヒ
ューズ用フィラメントコイル31の溶断までの時間が比
較的長く、かつそのランプ間でのバラツキ幅も比較的大
きいことに起因している。例えば、溶断までの時間が最
長10数分かかるときがある。このように時間が長くか
かると、ヒューズ用フィラメントコイル31が溶断する
まえにアーク放電が発生するときがある。
【0014】上記2つの問題のほかに、本来高温動作や
放置を避けるべきNCC素子と半導体スイッチング素子
が高温となるランプ内に内蔵されるゆえの問題も、まだ
未解決のままに残されていることがわかった。
【0015】ひとつは、ランプの定常点灯後の再始動に
関わる問題である。このランプ再始動時に、前記のよう
にランプ始動に十分な始動パルス電圧を誘起するには、
NCC素子はその温度が約65℃以下の比較的低い範囲
で動作される必要がある。しかるに、例えば高ワット3
60Wタイプのランプが器具内点灯され消灯されたとき
のNCC素子温度は240℃以上と高くなり、これがラ
ンプ再始動に対応できる上記値まで低下するには比較的
長い時間を要する。従って、高圧ナトリウムランプの再
始動時間は通常上限値15分とされているが、実際の高
ワットタイプランプの再始動時間はそれより長く設定せ
ざるを得ないときがある。
【0016】もうひとつは、定常点灯での高温放置によ
る半導体スイッチング素子25の特性劣化の問題であ
る。通常半導体スイッチング素子25の保存(放置)時
の保証耐熱温度は130℃程度に規定されている。しか
るに、前記のように半導体スイッチング素子25はその
温度低下のために口金内に配備されているとはいえ、実
使用において例えば高ワット360Wタイプが器具内点
灯されたとき、その半導体スイッチング素子25の放置
温度は殆ど上記規定値を超えている。
【0017】更に、前記のように半導体スイッチング素
子25はガラスステム(図8参照)を用いて口金内に配
備されているが、この場合半導体スイッチング素子25
に接続されるリード線と他の電源あるいは安定器に接続
されるリード線との間隔が短いゆえに、両者の接触ない
し両者間の放電が起こることがある。そして、これを防
止するためにリード線に絶縁チューブを被せる対策がな
されているが、それだけ製造コストが上昇してしまう。
【0018】以上のように、従来技術によるNCC素子
からなる始動装置は、実使用ではそのランプ始動機能及
び安全機能がともに未だ十分適応できるものでなく、ま
たその他の諸問題も未解決のままに残されており、市場
からは両機能の一層の改善と諸問題の解決が要望されて
いる。
【0019】本発明は、NCC素子からなる始動装置を
内蔵した高圧放電ランプにおいて、実使用にも十分適応
できる水準までその始動装置のランプ始動機能及び安全
機能を一層向上し、一層高品質で安全性の高い始動装置
内蔵型の高圧放電ランプを提供することを目的とする。
【0020】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
発光管に並列接続された非線形特性を有する強誘電体セ
ラミックコンデンサー素子と半導体スイッチング素子か
らなる始動装置を備えた高圧放電ランプにおいて、前記
始動装置は、ランプ不点灯時における加熱用抵抗の発熱
によりOFF動作するパルス停止用熱応動スイッチが、
前記強誘電体セラミックコンデンサー素子と直列に接続
された構成を有する。
【0021】これにより、放電開始遅れ時間が長いとき
でも、始動パルス電圧は殆ど低下せずに維持されるの
で、従来技術に比べてより確実なランプ始動が得られ
る。この結果、従来のものと異なり始動機能の低下を伴
うことなく、ランプ不点灯に対する安全機能を備えるこ
とができる。
【0022】請求項2記載の発明は、請求項1記載の高
圧放電ランプにおいて、ランプ再始動時における前記パ
ルス停止用熱応動スイッチの復帰時間が、前記発光管の
点灯時に前記始動装置をOFF動作状態に保つために設
けられている始動回路開放用熱応動スイッチの復帰時間
に比べて、短い構成を有する。
【0023】これにより、より確実にランプ再始動を行
うことができる。
【0024】請求項3記載の発明は、請求項1または請
求項2記載の高圧放電ランプにおいて、前記加熱用抵抗
が前記パルス停止用熱応動スイッチと前記強誘電体セラ
ミックコンデンサー素子と並列に接続され、また前記パ
ルス停止用熱応動スイッチと並列にバイパス抵抗が接続
された構成を有する。
【0025】これにより、パルス停止用熱応動スイッチ
がOFFの場合、強誘電体セラミックコンデンサー素子
の脱分極に伴う焦電流は、加熱用抵抗とバイパス抵抗を
介して強誘電体セラミックコンデンサー素子に流れる。
そして加熱用抵抗は強誘電体セラミックコンデンサーに
残留する電荷を放電するためのバイパス抵抗と同様な機
能を兼ね備えて作用するため、それだけ始動回路の簡易
化を図ることができる。
【0026】請求項4記載の発明は、請求項1〜請求項
3のいずれかに記載の高圧放電ランプにおいて、外管ガ
ラスバルブが真空排気されており、前記外管ガラスバル
ブ内に前記強誘電体セラミックコンデンサーと直列にリ
ーク用フィラメントコイルが接続され、かつ前記リーク
用フィラメントコイルとの間でアーク放電するための電
極が前記リーク用フィラメントコイルに近接して設けら
れた構成を有する。
【0027】これにより、寿命末期における始動補助ガ
スなどの外管ガラスバルブ内へのリーク時に、従来と比
し、より速やかに始動パルス電圧発振を停止でき、外管
ガラスバルブ内のリード線間などのアーク放電発生をよ
り確実に防止できる。
【0028】請求項5記載の発明は、請求項1〜請求項
4のいずれかに記載の高圧放電ランプにおいて、前記始
動装置は、前記発光管と前記外管ガラスバルブ封止用の
ガラスステムとの中間に、前記発光管の管軸に対してほ
ぼ垂直面をなすようにセラミック基板が配置され、前記
セラミック基板の前記ガラスステム側には前記強誘電体
セラミックコンデンサー素子、前記パルス停止用熱応動
スイッチとその前記加熱用抵抗、半導体スイッチング素
子がそれぞれ配置され、一方前記セラミック基板の前記
発光管側には前記始動回路開放用熱応動スイッチが配置
された構成を有する。
【0029】これにより、始動装置を備えた高圧放電ラ
ンプの実使用での問題に対して、ランプ再始動の保証及
び再始動時間の短縮、ランプ定常点灯での半導体スイッ
チング素子の放置温度低下を防止することができる。
【0030】請求項6記載の発明は、請求項5記載の高
圧放電ランプにおいて、前記パルス停止用熱応動スイッ
チが前記セラミック基板のガラスステム側の面上に組立
・配置され、前記セラミック基板の厚みが2.0mm以
下の範囲に規定された構成を有する。
【0031】これにより、ランプ再始動における前記パ
ルス停止用熱応動スイッチの復帰時間が、始動回路開放
用熱応動スイッチの復帰時間に比べて、より短くなるよ
うに容易に設定されて、確実で正常なランプ再始動を行
うことができる。
【0032】請求項7記載の発明は、請求項1〜請求項
6のいずれかに記載の高圧放電ランプにおいて、前記パ
ルス停止用熱応動スイッチが前記加熱用抵抗と並行して
配置され、前記加熱用抵抗の抵抗値が20kΩ〜40k
Ω、かつワットが0.25〜0.5Wの範囲に規定さ
れ、かつ前記パルス停止用熱応動スイッチと前記加熱用
抵抗の間隔が2.0mm以下の範囲に規定された構成を
有する。
【0033】これにより、周囲温度が低い環境における
ランプ不点灯に対しても、前記パルス停止用熱応動スイ
ッチが確実にOFF動作し、始動パルス電圧発振を停止
できる。
【0034】請求項8記載の発明は、請求項7記載の高
圧放電ランプにおいて、前記パルス停止用熱応動スイッ
チの先端部が、前記加熱用抵抗に接触されて配置された
構成を有する。
【0035】これにより、周囲温度が低い環境における
ランプ不点灯に対しても、前記パルス停止用熱応動スイ
ッチが一層確実にOFF動作し、始動パルス電圧発振の
停止を行える。
【0036】請求項9記載の発明は、請求項5記載の高
圧放電ランプにおいて、前記強誘電体セラミックコンデ
ンサーが前記セラミック基板のガラスステム側の面上に
ほぼ平行して配置され、その配置間隔が0.5mm以上
の範囲に規定された構成を有する。
【0037】これにより、始動パルス電圧の印加によっ
て強誘電体セラミックコンデンサー素子が破壊されるの
を防止することができる。
【0038】請求項10記載の発明は、請求項5記載の
高圧放電ランプにおいて、前記半導体スイッチング素子
が、前記外管ガラスバルブ外で、かつ口金内に配置され
た構成を有する。
【0039】これにより、口金内に配置された半導体ス
イッチング素子の定常点灯時の放置温度が、従来技術に
よるものに比べて、より低下でき、高ワットタイプラン
プにおいてもほぼ通常保証耐熱温度130℃以下に抑え
られ、ランプ寿命中におけるその特性劣化が防止でき
る。
【0040】請求項11記載の発明は、請求項1〜請求
項10のいずれかに記載の高圧放電ランプにおいて、前
記口金内に配置された前記半導体スイッチング素子の一
端に接続される1つのリード線と電源に接続される2つ
のリード線とが封止されたガラスステムであって、前記
3つのリード線の封止部の横断面が三角形状を有し、前
記3つのリード線は前記三角形状の角部にそれぞれ位置
して封止された構成を有する。
【0041】これにより、従来技術のものに比べて、前
記3本リード線のそれぞれは互いに比較的長い間隔をも
って封止されるので、絶縁チューブを被せることなく口
金内におけるリード線の接触やリード線間の放電発生を
防止することができる。
【0042】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図1
から図6を用いて説明する。
【0043】図1、図2、図3、図4は、本発明の第1
の実施の形態である始動装置内蔵型の高圧ナトリウムラ
ンプ15の構成を示す。
【0044】図1は、本実施形態の高圧ナトリウムラン
プ用の始動装置の基本的な回路構成を示す。ここで、発
光管1の容器はアルミナセラミック管からなり、その内
部にはナトリウムアマルガムと始動補助用希ガスとして
20kPa〜30kPaのキセノンが封入されている。
【0045】図1に示すように本実施形態の高圧ナトリ
ウムランプは始動装置を備えており、この始動装置は、
始動回路開放用熱応動スイッチ7と、リーク用フィラメ
ントコイル11、パルス停止用熱応動スイッチ9と、強
誘電体セラミックコンデンサー(以下、NCC素子とい
う)2と、双方向性半導体スイッチング素子3(以下、
半導体スイッチング素子という)からなる直列体を備
え、この直列体と並列に発光管1が接続されている。パ
ルス停止用熱応動スイッチ9の両端にはバイパス抵抗1
0の両端が接続されている。また半導体スイッチング素
子3と並列に制御抵抗4が接続されている。加熱用抵抗
8はパルス停止用熱応動スイッチ9の近傍に位置すると
ともに、パルス停止用熱応動スイッチ9と、NCC素子
2と、半導体スイッチング素子3と並列に接続されてい
る。タングステン電極12はリーク用フィラメントコイ
ル11の近傍に設けられており、タングステン電極12
の端部は、発光管1の一方と半導体スイッチング素子3
との接続点に接続されている。
【0046】本始動回路の始動動作は、電源電圧13
(200V/220V)が印加されると、NCC素子2
の電流スイッチング動作によりリアクタンス安定器14
に1500V〜2000Vの始動パルス電圧が電源電圧
に重畳して半サイクル毎に安定して誘起され、これによ
り発光管1が始動する。この場合、NCC素子2として
はチタン酸ジルコン酸バリウムセラミック系強誘電体か
らなる円盤状のものを用い、また始動パルス電圧の発振
位相を安定制御するために制御抵抗4が半導体スイッチ
ング素子3に並列に接続されている。ここで、半導体ス
イッチング素子3は、前記のように始動パルス電圧を一
層高めるように作用している。更に、上記値の始動パル
ス電圧でも安定した発光管始動を得るために、モリブデ
ン線からなる始動補助導体5が発光管1の外表面に付着
して設けられている。なお、始動補助導体5の一端はコ
ンデンサー6を介して発光管1の一端に接続されてお
り、ここでコンデンサー6はランプ定常点灯時に発光管
1に対して始動補助導体5をいわゆる浮遊電位に近い絶
縁状態に保つことで、発光管1内部からのナトリウム消
失を防止するよう機能している。
【0047】発光管始動後は、発光管1にかかるいわゆ
るランプ電圧は約30Vと低いので、NCC素子2にか
かる電圧も同様に低下して、NCC素子2における電流
スイッチング動作は不能となり、始動パルス電圧発振は
停止する。次いで、始動後の発光管1の発熱によりバイ
メタル素子からなる始動回路開放用熱応動スイッチ7が
OFF動作して、前記始動回路部は発光管点灯回路から
切離された状態で、発光管1の定常点灯が維持されるこ
とになる。なお、定常点灯においては、発光管1の発熱
によりNCC素子2の温度はキュリー温度以上になり、
従ってNCC素子2は常誘電体性の状態を保っている。
【0048】図1に示す回路構成は、従来技術と異なる
2つの優位性ある特徴を有する。第1の特徴は、ランプ
不点灯に対応して始動パルス電圧発振を停止させる安全
機能を備えたときでも、十分な始動機能を維持できる手
段に関するものである。つまり、ランプ不点灯時におい
て、図7に示す従来技術では加熱用抵抗30の発熱によ
りNCC素子24の温度を上昇せしめてその電流スイッ
チング動作を停止しており、この場合は放電開始遅れ時
間が長くなると、始動パルス電圧の低下により、発光管
23の始動不能という新たな問題が実使用において発生
した。これに対して、本発明による回路構成では、基本
的にランプ不点灯において電源で加熱された加熱用抵抗
8の発熱によりOFF動作する新たなバイメタル素子か
らなるパルス停止用熱応動スイッチ9をNCC素子2に
直列に接続することにより、NCC素子2にかかる電圧
を低下せしめてその電流スイッチング動作すなわち始動
パルス電圧発振を停止させている。これにより、実使用
においてランプの始動開始遅れ時間が長いときでも、パ
ルス停止用熱応動スイッチ9がOFF動作するまで始動
パルス電圧は殆ど低下せずに維持されるので、ランプの
発光管1はより確実に始動されることになる。この結
果、本発明による始動装置は、ランプ不点灯に対応した
安全機能を装備するとともに、併せて従来技術に比べて
実使用において、より確実な始動機能を維持することが
できた。
【0049】図1に示す回路構成において、加熱用抵抗
8は、NCC素子2とパルス停止用熱応動スイッチ9と
並列に接続されており、パルス停止用熱応動スイッチ9
と並列に接続されたバイパス抵抗10とともに、パルス
停止用熱応動スイッチ9がOFFの場合において、NC
C素子2に残留する電荷を放電するバイパス抵抗10と
同様の機能を兼ね備えるものである。なお、ランプが正
常に始動され定常点灯状態にあるときは、パルス用熱応
動スイッチ9は発光管1の発熱によりOFF動作状態に
保たれている。
【0050】ところで、本発明によるパルス停止用熱応
動スイッチ9のランプ再始動における動作に関しては、
ひとつの条件が遵守される必要がある。つまり、ランプ
再始動時においてパルス停止用熱応動スイッチ9は始動
回路開放用熱応動スイッチ7よりも早く復帰されてON
動作される必要がある。仮に、始動回路開放用熱応動ス
イッチ7が早く復帰されてON動作されると、加熱用抵
抗8に電流が流れてその発熱によりパルス停止用熱応動
スイッチ9のOFF動作状態がそのまま維持され、従っ
てNCC素子2は動作不能でランプ再始動は不可能とな
る。
【0051】また、ランプ定常点灯においてパルス停止
用熱応動スイッチ9がOFF動作状態にあるときに前記
焦電流によるNCC素子2の特性劣化を防ぐために、パ
ルス停止用熱応動スイッチ9と並列にNCC素子保護用
のバイパス抵抗10を接続することも必要である。この
場合、バイパス抵抗10のほかに加熱用抵抗8と制御抵
抗4がNCC素子2に残留する電荷を放電する機能を兼
用しており、それだけ始動回路の簡易化が図られてい
る。
【0052】第2の特徴は、ランプ寿命末期における発
光管内からのキセノンリークなどによる、外管内のアー
ク放電発生を防止するための安全機能に関するものであ
る。従来技術では、NCC素子24の自壊・導通からヒ
ューズ用フィラメントコイル31を溶断させることによ
りアーク放電発生を抑えていたが、溶断までの時間が比
較的長くなりこれを十分防止することは困難であった。
これに対して、本発明ではNCC素子2に直列にリーク
用フィラメントコイル11が接続され、かつリーク用フ
ィラメントコイル11に対向させて新たに電子放射物質
が充填されたタングステンコイル電極12が配置されて
いる。この動作は、キセノンリーク時にはリーク用フィ
ラメントコイル11とタングステンコイル電極12との
間に、始動パルス電圧によって速やかにアーク放電が発
生して、リーク用フィラメントコイル11が溶断される
ことになる。これにより、リーク用フィラメントコイル
11が溶断されるまでの時間は従来技術での最長10数
分に比べて長くても20秒以下まで短縮され、かつその
ランプ間のバラツキ幅も縮小されて、キセノンリーク時
などのアーク放電発生を一層確実に防止することができ
た。
【0053】図2は、本実施形態である完成品としての
高圧ナトリウムランプ15の全体構成を示す。真空排気
された外管ガラスバルブ16の中に発光管1と、半導体
スイッチング素子3を除く全ての始動装置用部品とが組
立配備されており、外管ガラスバルブ16はガラスステ
ム17により気密封止されている。ガラスステム17に
は、3本のリード線、すなわち発光管1の両電極部に接
続されるリード線18,19と半導体スイッチング素子
3の一端に接続されるリード線20が気密封着されてい
る。そして、半導体スイッチング素子3はその特性劣化
を防止するために雰囲気温度がより低い口金21内部に
配備されている。
【0054】図3、図4は、本実施形態にかかる始動装
置用部品の組立構成図を示す。
【0055】図3、図4の部品組立構成の基本的な特徴
は、アルミナなどからなるセラミック基板22が発光管
1とガラスステム17との中間に導入・配置されている
ことである。ここで、セラミック基板22は、始動装置
用部品の組立に用いられるほかに、発光管1の管軸にほ
ぼ垂直面をなすように配置されることにより、特定の部
品をランプ定常点灯における発光管の発熱から遮蔽する
という主要な機能を有している。そして、基本的に発光
管1から遮蔽されるセラミック基板22のガラスステム
側には始動装置部品のうちNCC素子2、パルス停止用
熱応動スイッチ9及びその加熱用抵抗8と半導体スイッ
チング素子3が配置され、一方その発光管側には始動回
路開放用熱応動スイッチ7が配置されている。
【0056】これにより、次のように、上記のパルス停
止用熱応動スイッチ9のランプ再始動での動作の問題
や、併せて実使用における前記の諸問題を解決するため
の具体的手段と十分な効果が得られた。
【0057】まず、前記のように、本発明によるパルス
停止用熱応動スイッチ9のランプ再始動における復帰時
間は始動回路開放用熱応動スイッチ7に比べてより短く
設定されて、パルス停止用熱応動スイッチ9はランプ再
始動でより速やかにON動作されることが必要である。
その具体的手段として、パルス停止用熱応動スイッチ9
はセラミック基板22のガラスステム側の面上に組立・
配置されており、一方始動回路開放用熱応動スイッチ7
はセラミック基板22の発光管側の発光管端部に近接し
て配置されている。更に、図3、図4に示すように、パ
ルス停止用熱応動スイッチ9をセラミック基板22面上
にほぼ平行させて配置する場合の必要条件として、特に
セラミック基板22の熱容量を低減するためにその基板
厚みは2.0mm以下に規定したものを用いた。これに
より、ランプ定常点灯でのパルス停止用熱応動スイッチ
9の温度は始動回路開放用熱応動スイッチ7に比べてよ
り低い値で保たれており、従ってランプ再始動ではパル
ス停止用熱応動スイッチ9が始動回路開放用熱応動スイ
ッチ7に対してより速やかに容易にON動作され、確実
で正常なランプ再始動が保証できた。なお、図3、図4
の配置において、基板厚さが2.0mm以上のセラミッ
ク基板22を用いたときは、ランプ定常点灯中にセラミ
ック基板22に蓄えられた比較的大きい熱量により、ラ
ンプ再始動時のパルス停止用熱応動スイッチ9の復帰時
間が始動回路開放用熱応動スイッチ7よりも長くなり、
正常なランプ再始動が得られないときがある。
【0058】ところで、図3、図4の組立の検討過程
で、特に周囲温度が低い環境でのランプ始動に際してラ
ンプ不点灯が起こると、パルス停止用熱応動スイッチ9
が温度上昇し難いためにOFF動作されずに機能しな
い、という可能性があることがわかった。そこで、図4
のスイッチ9の配置に関するそのほかの必要条件とし
て、特に低温でのランプ始動時におけるランプ不点灯に
対してもスイッチ9の確実なOFF動作を保証するため
に、加熱用抵抗8の抵抗値とワット、及び前記スイッチ
9との配置間隔が特定範囲に規定された。つまり、加熱
用抵抗8の値が低くなると、誘起される始動パルス電圧
が低下して正常ランプが始動不能となり、一方高くなる
と、その発熱量が低減されてランプ不点灯時にスイッチ
9がOFF動作不能となるので、まず加熱用抵抗8の抵
抗値は20kΩ〜40kΩ、かつワットは0.25〜
0.5Wの範囲に規定され、かつ加熱用抵抗8に並行し
て配置されたスイッチ9との間隔gは2.0mm以下の
範囲に規定された。これにより、低温のランプ不点灯に
対しても前記スイッチ9を確実にOFF動作させて、始
動パルス電圧発振を停止させることができた。更に、図
3に示すように、この場合、スイッチ9のバイメタル素
子先端部を加熱用抵抗8の端部キャップに直接接触させ
て配置することにより、スイッチ9を一層確実にOFF
動作することができた。
【0059】次いで、従来技術によるランプ組立では、
ランプ定常点灯でのNCC素子24温度が高くなり、例
えば高ワットタイプランプの再始動時間を通常上限値1
5分を超えて設定せざるを得ない場合があった。これに
対して、本実施形態においては、NCC素子2はセラミ
ック基板22のガラスステム側の面上に配置されてい
る。これにより、ランプ定常点灯でのNCC素子2の温
度上昇が低減されて、それだけランプ再始動に際してN
CC素子2の温度は十分な始動パルス電圧が誘起され得
る65℃以下まで比較的速やかに低下するので、例えば
高ワット360Wタイプでもその再始動時間を通常上限
値15分以下に容易に設定することができた。
【0060】ところで、図4に示すように、NCC素子
2をセラミック基板22の面にほぼ平行させて配置した
構成において、NCC素子2とセラミック基板22との
配置間隔が短くなり過ぎると、約2000Vの始動パル
ス電圧の印加によりNCC素子2が破壊されることがわ
かった。これは、NCC素子2の内部電界強度分布が不
均一になり局所的強電界が発生することに起因してい
る。そこで、かかるNCC素子破壊を防止するために、
配置間隔を0.5mm以上の範囲に規定することによっ
て、NCC素子2の破壊を確実に防止することができ
た。
【0061】更に、従来技術によるランプ組立では、半
導体スイッチング素子25は、より低温のランプ口金内
に配備されながら、高ワットタイプランプでは定常点灯
時のその放置温度は耐熱保証温度130℃を殆ど超えて
いた。これに対して、本実施形態では、半導体スイッチ
ング素子3はセラミック基板22のガラスステム側で、
しかも口金21内に配備されている。これにより、その
口金部分自体が前記セラミック基板22により発光管1
の発熱から効果的に遮蔽されており、これにより高ワッ
トタイプランプでも半導体スイッチング素子3の放置温
度はほぼ上記値130℃以下に抑えられて、ランプ寿命
中におけるその特性劣化を防止できた。
【0062】図5は、本発明の実施形態1である高圧ナ
トリウムランプ15の3本のリード線18、19、20
が気密封止されているガラスステム17の構造を示す。
【0063】従来技術による図8のガラスステム構造で
は、半導体スイッチング素子25に接続されるリード線
19と他のリード線20の間隔が短すぎて両者の接触な
いし両者間の放電が起こるときがあり、これを防ぐため
に通常リード線は絶縁チューブで被われていた。これに
対して、本実施形態では、3つのリード線18,19,
20の封止部の横断面形状が、図5に示すように従来の
細長の長方形状と異なり三角形状をなすように成型加工
されていることである。これにより、半導体スイッチン
グ素子3に接続されるリード線20と電源に接続される
リード線18,19のそれぞれはその三角形状の角部に
互いに比較的長い間隔sをおいて封止されるので、絶縁
チューブを用いることなくリード線20とリード線1
8,19との間の接触や放電を確実に防止できた。
【0064】上記実施形態1である高圧ナトリウムラン
プの典型的な具体的構成は、低ワット110Wから高ワ
ット360Wタイプまで共通するものであり、まず図1
の回路部品の加熱用抵抗8が30kΩ、制御抵抗4が4
7kΩ、バイパス抵抗10が47kΩ、リーク用フィラ
メントコイル11が一般電球100V80W用と同一コ
イル、タングステンコイル電極12が高圧水銀ランプ2
00W用と同一電極、とそれぞれ設定された。また、図
2の部品組立のアルミナからなるセラミック基板22の
寸法30mm×30mm×厚み1.0mm、加熱用抵抗
8とパルス停止用熱応動スイッチ9の間隔gが1.0m
mで加熱用抵抗8の端部キャップに熱応動スイッチ9の
バイメタル素子先端部が接触されること、NCC素子2
とセラミック基板22との配置間隔dが3.0mm、と
それぞれ設定された。更に、図5のガラスステム17の
構造において、リード線20とリード線18,19との
封止間隔sが約5mmに設定された。そして、リード線
18,19,20はいずれも口金21内で絶縁チューブ
で被われていない。
【0065】上記実施形態1の具体的構成からなる高圧
ナトリウムランプの始動特性は、まず始動パルス電圧が
1500V〜2000Vで、この値はランプ放電開始遅
れ時間が約10秒と長いときでも低下することなく、よ
ってランプは確実に始動されることが確認された。ま
た、外管ガラスバルブ16へのキセノンリーク時におけ
るリーク用フィラメントコイル11の溶断時間は、ばら
つき範囲7.0〜15.7秒で平均10.6秒の値が得
られた。
【0066】ランプ再始動では、パルス停止用熱応動ス
イッチ9は始動回路開放用熱応用動スイッチ7に比べて
より速やかにON動作されて、確実に正常なランプ再始
動が行なわれた。一方、ランプ再始動時間は、高ワット
360Wタイプでも通常上限値15分以下の約14分に
設定でき、これに関連して起こるNCC素子破壊も確実
に防止できた。
【0067】更に、周囲温度−40℃でのランプ不点灯
に対しても、パルス停止用熱応動スイッチ9は確実にO
FF動作して始動パルス電圧発振は停止された。また、
ランプ定常点灯時の口金21内における半導体スイッチ
ング素子3の放置温度は高ワット360Wタイプでも保
証耐熱温度130℃以下の約127℃であり、そして口
金21内においてリード線20と他のリード線18,1
9との間での接触や放電発生は皆無であった。
【0068】図6に、本発明の第2の実施の形態である
アルミナセラミックメタルハライドランプに内蔵された
始動装置の回路構成を示す。
【0069】このメタルハライドランプと上記実施形態
1の高圧ナトリウムランプの構成における唯一の基本的
相違点は、本実施形態のメタルハライドランプでは外管
ガラスバルブ16内に窒素を主成分としたガスが300
〜400Torr封入されていることである。この結
果、本実施形態のメタルハライドランプでは寿命末期に
おいて仮に発光管1内からアルゴンなどの始動補助用希
ガスが外管ガラスバルブ16内にリークしても、リード
線間でアーク放電が発生することを防止できる。
【0070】従って、図6に示すように、図1と異なり
寿命末期におけるアーク放電防止のためのリーク用フィ
ラメントコイルとタングステンコイル電極による安全機
能は不要となる。図6におけるこのほかの始動装置の回
路構成は、図1の実施形態1のものと同一である。
【0071】更に、第2の実施形態の始動装置の組立構
成も、上記のフィラメントコイルとバイパス抵抗を除く
以外は、図3、図4の実施形態1のものと同一である。
また、ガラスステムの構造も図5のものと同一のものを
用いた。
【0072】これにより、第2の実施形態のメタルハラ
イドランプの始動特性は、ランプ寿命末期の安全機能を
除くことができるため、より簡易な構成で、より向上し
た結果を得ることができた。
【0073】以上のように、上記各実施形態で示された
回路構成、部品組立からなる始動装置と改良された構造
からなるガラスステムを装備することにより、従来技術
に比べて実使用にも十分適応できる水準までランプ始動
機能と安全機能がともに一層改善され、また実使用での
前記の諸問題も解決されて、本発明が目的とするより高
品質で安全性の高い始動装置内蔵型の高圧放電ランプが
得られる。
【0074】
【発明の効果】本発明によれば、NCC素子からなる始
動装置を内蔵した高圧放電ランプにおいて、実使用にお
ける放電開始遅れ時間が長いときでも確実なランプ始動
が得られ、また寿命末期でのキセノンリークによる外管
ガラスバルブ内のアーク放電がより確実に防止されて、
ランプの始動機能と安全機能が一層改善される。また、
実使用での諸問題に対して、ランプ再始動時間の短縮、
低温でのランプ不点灯における始動パルス電圧の発振停
止、ランプ定常点灯での半導体スイッチング素子の放置
温度低下、ランプ口金内でのリード線間の接触や放電の
防止、という問題解決が図られて、より高品質で安全性
の高い高圧放電ランプを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態である高圧ナトリウ
ムランプの始動装置の回路構成図
【図2】同じく高圧ナトリウムランプの全体構成図
【図3】同じく高圧ナトリウムランプの始動装置用部品
の組立構成図
【図4】同じく高圧ナトリウムランプの始動装置用部品
の組立構成図
【図5】同じく高圧ナトリウムランプのガラスステムの
構造図
【図6】本発明の第2の実施の形態であるメタルハライ
ドランプの始動装置の回路構成図
【図7】従来の高圧ナトリウムランプの始動装置の回路
構成図
【図8】従来の始動装置内臓型高圧ナトリウムランプの
ガラスステム構造図
【符号の説明】
1 発光管 2 強誘電体セラミックコンデンサー(NCC)素子 3 双方向性半導体スイッチング素子 4 制御抵抗 5 始動補助導体 6 コンデンサー 7 始動回路開放用熱応動スイッチ 8 加熱用抵抗 9 パルス停止用熱応動スイッチ 10 バイパス抵抗 11 リーク用フィラメントコイル 12 タングステンコイル電極 13 電源 14 リアクタンス安定器 15 高圧ナトリウムランプ 16 外管ガラスバルブ 17 ガラスステム 18,19,20 リード線 21 口金 22 セラミック基板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 美井 明 大阪府高槻市幸町1番1号 松下電子工業 株式会社内 Fターム(参考) 3K083 AA07 AA44 AA45 BA12 BC16 BC18 BC20 BC34 BD09 BD15 BD25 BD26 CA32 CA33 CA37 EA02 5C039 BB04 BB05 BB08 BB13 BB21

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 発光管に並列接続された非線形特性を有
    する強誘電体セラミックコンデンサー素子と半導体スイ
    ッチング素子からなる始動装置を備えた高圧放電ランプ
    において、前記始動装置は、ランプ不点灯時における加
    熱用抵抗の発熱によりOFF動作するパルス停止用熱応
    動スイッチが、前記強誘電体セラミックコンデンサー素
    子と直列に接続されていることを特徴とする高圧放電ラ
    ンプ。
  2. 【請求項2】 ランプ再始動時における前記パルス停止
    用熱応動スイッチの復帰時間が、前記発光管の点灯時に
    前記始動装置をOFF動作状態に保つために設けられて
    いる始動回路開放用熱応動スイッチの復帰時間に比べ
    て、短いことを特徴とする請求項1記載の高圧放電ラン
    プ。
  3. 【請求項3】 前記加熱用抵抗が前記パルス停止用熱応
    動スイッチと前記強誘電体セラミックコンデンサー素子
    と並列に接続され、また前記パルス停止用熱応動スイッ
    チと並列にバイパス抵抗が接続されていることを特徴と
    する請求項1または請求項2記載の高圧放電ランプ。
  4. 【請求項4】 外管ガラスバルブが真空排気されてお
    り、前記外管ガラスバルブ内に前記強誘電体セラミック
    コンデンサーと直列にリーク用フィラメントコイルが接
    続され、かつ前記リーク用フィラメントコイルとの間で
    アーク放電するための電極が前記リーク用フィラメント
    コイルに近接して設けられていることを特徴とする請求
    項1〜請求項3のいずれかに記載の高圧放電ランプ。
  5. 【請求項5】 前記始動装置は、前記発光管と前記外管
    ガラスバルブ封止用のガラスステムとの中間に、前記発
    光管の管軸に対してほぼ垂直面をなすようにセラミック
    基板が配置され、前記セラミック基板の前記ガラスステ
    ム側には前記強誘電体セラミックコンデンサー素子、前
    記パルス停止用熱応動スイッチとその前記加熱用抵抗、
    半導体スイッチング素子がそれぞれ配置され、一方前記
    セラミック基板の前記発光管側には前記始動回路開放用
    熱応動スイッチが配置されていることを特徴とする請求
    項1〜請求項4のいずれかに記載の高圧放電ランプ。
  6. 【請求項6】 前記パルス停止用熱応動スイッチが前記
    セラミック基板のガラスステム側の面上に組立・配置さ
    れ、前記セラミック基板の厚みが2.0mm以下の範囲
    に規定されたことを特徴とする請求項5記載の高圧放電
    ランプ。
  7. 【請求項7】 前記パルス停止用熱応動スイッチが前記
    加熱用抵抗と並行して配置され、前記加熱用抵抗の抵抗
    値が20kΩ〜40kΩ、かつワットが0.25〜0.
    5Wの範囲に規定され、かつ前記パルス停止用熱応動ス
    イッチと前記加熱用抵抗の間隔が2.0mm以下の範囲
    に規定されたことを特徴とする請求項1〜請求項6のい
    ずれかに記載の高圧放電ランプ。
  8. 【請求項8】 前記パルス停止用熱応動スイッチの先端
    部が、前記加熱用抵抗に接触されて配置されたことを特
    徴とする請求項7記載の高圧放電ランプ。
  9. 【請求項9】 前記強誘電体セラミックコンデンサーが
    前記セラミック基板のガラスステム側の面上にほぼ平行
    して配置され、その配置間隔が0.5mm以上の範囲に
    規定されたことを特徴とする請求項5記載の高圧放電ラ
    ンプ。
  10. 【請求項10】 前記半導体スイッチング素子が、前記
    外管ガラスバルブ外で、かつ口金内に配置されているこ
    とを特徴とする請求項5記載の高圧放電ランプ。
  11. 【請求項11】 前記口金内に配置された前記半導体ス
    イッチング素子の一端に接続される1つのリード線と電
    源に接続される2つのリード線とが封止されたガラスス
    テムであって、前記3つのリード線の封止部の横断面が
    三角形状を有し、前記3つのリード線は前記三角形状の
    角部にそれぞれ位置して封止されていることを特徴とす
    る請求項1〜請求項10のいずれかに記載の高圧放電ラ
    ンプ。
JP2001054009A 2000-06-30 2001-02-28 高圧放電ランプ Expired - Fee Related JP3436252B2 (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001054009A JP3436252B2 (ja) 2000-06-30 2001-02-28 高圧放電ランプ
US09/888,706 US6462477B1 (en) 2000-06-30 2001-06-25 High pressure discharge lamp
DE60132956T DE60132956T2 (de) 2000-06-30 2001-06-28 Hochdruckentladungslampe
EP01115563A EP1173050B1 (en) 2000-06-30 2001-06-28 High pressure discharge lamp
CN01121597.6A CN1199232C (zh) 2000-06-30 2001-06-29 高压放电灯

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000198323 2000-06-30
JP2000-198323 2000-06-30
JP2001054009A JP3436252B2 (ja) 2000-06-30 2001-02-28 高圧放電ランプ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2002083572A true JP2002083572A (ja) 2002-03-22
JP3436252B2 JP3436252B2 (ja) 2003-08-11

Family

ID=26595101

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001054009A Expired - Fee Related JP3436252B2 (ja) 2000-06-30 2001-02-28 高圧放電ランプ

Country Status (5)

Country Link
US (1) US6462477B1 (ja)
EP (1) EP1173050B1 (ja)
JP (1) JP3436252B2 (ja)
CN (1) CN1199232C (ja)
DE (1) DE60132956T2 (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007188903A (ja) * 2007-04-20 2007-07-26 Matsushita Electric Ind Co Ltd メタルハライドランプ
JP2009521081A (ja) * 2005-12-23 2009-05-28 オスラム ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング 点弧能力が改善された高圧放電ランプならびに高電圧パルス発生器
JP2009545125A (ja) * 2006-07-28 2009-12-17 オスラム ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング 高圧放電ランプ
JP2010520596A (ja) * 2007-03-06 2010-06-10 オスラム ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング 高圧パルス発生器および、高圧パルス発生器を備えた高圧放電ランプ
JP2011238502A (ja) * 2010-05-12 2011-11-24 Iwasaki Electric Co Ltd 低始動電圧形高圧金属蒸気放電灯

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE69826416T2 (de) * 1997-06-11 2005-10-06 Toshiba Lighting & Technology Corp. Kompakte Leuchtstofflampe, Ballast-Leuchtstofflampe und Leuchtkörper
EP1901329A3 (en) * 2002-09-13 2008-09-03 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Method of manufacturing a metal halide lamp having function for suppressing abnormal discharge
JP2005142130A (ja) * 2003-11-10 2005-06-02 Matsushita Electric Works Ltd 高圧放電灯点灯装置及び照明器具
JP4054004B2 (ja) * 2004-04-28 2008-02-27 株式会社スカンジナビア 美容機器
JP2010003414A (ja) * 2008-06-18 2010-01-07 Iwasaki Electric Co Ltd メタルハライドランプ

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5875795A (ja) * 1981-10-30 1983-05-07 三菱電機株式会社 放電灯点灯装置
JPH0650627B2 (ja) * 1990-08-31 1994-06-29 岩崎電気株式会社 金属蒸気放電灯
US5389856A (en) * 1992-01-17 1995-02-14 U.S. Philips Corporation High-pressure discharge lamp with an integral fuse-capacitor component
JPH05228956A (ja) 1992-02-20 1993-09-07 Polyplastics Co 細長い物品の製造方法
JP2814833B2 (ja) * 1992-04-10 1998-10-27 岩崎電気株式会社 始動器内蔵形高圧蒸気放電灯
JP2850313B2 (ja) 1993-10-08 1999-01-27 岩崎電気株式会社 始動器内蔵形高圧放電灯
JP3328121B2 (ja) 1995-11-01 2002-09-24 松下電器産業株式会社 高圧放電ランプ

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009521081A (ja) * 2005-12-23 2009-05-28 オスラム ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング 点弧能力が改善された高圧放電ランプならびに高電圧パルス発生器
JP2009545125A (ja) * 2006-07-28 2009-12-17 オスラム ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング 高圧放電ランプ
JP2010520596A (ja) * 2007-03-06 2010-06-10 オスラム ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング 高圧パルス発生器および、高圧パルス発生器を備えた高圧放電ランプ
JP2007188903A (ja) * 2007-04-20 2007-07-26 Matsushita Electric Ind Co Ltd メタルハライドランプ
JP4510844B2 (ja) * 2007-04-20 2010-07-28 パナソニック株式会社 メタルハライドランプ
JP2011238502A (ja) * 2010-05-12 2011-11-24 Iwasaki Electric Co Ltd 低始動電圧形高圧金属蒸気放電灯

Also Published As

Publication number Publication date
EP1173050A3 (en) 2004-10-06
EP1173050A2 (en) 2002-01-16
JP3436252B2 (ja) 2003-08-11
EP1173050B1 (en) 2008-02-27
US20020047597A1 (en) 2002-04-25
DE60132956D1 (de) 2008-04-10
CN1199232C (zh) 2005-04-27
CN1331485A (zh) 2002-01-16
US6462477B1 (en) 2002-10-08
DE60132956T2 (de) 2008-06-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2002083572A (ja) 高圧放電ランプ
KR20040111096A (ko) 고압방전램프의 점등방법 및 점등장치, 고압방전램프장치및 투사형 화상표시장치
JPS587231B2 (ja) 放電灯
US6194846B1 (en) Starter circuit with a safety switch
JP3328121B2 (ja) 高圧放電ランプ
JP2850313B2 (ja) 始動器内蔵形高圧放電灯
US20050269966A1 (en) High pressure discharge lamp
JP4316180B2 (ja) 高圧放電ランプ
JP3799461B2 (ja) パルス停止機能付き始動器を内蔵したメタルハライドランプ
KR20090032134A (ko) 점화 보조 엘리먼트를 구비한 방전 램프
JP3525571B2 (ja) 高圧放電ランプ
JP3126300B2 (ja) 高圧放電ランプ
JP3664199B2 (ja) 始動器内蔵型メタルハライドランプ
JP2001143660A (ja) グロー点灯管及びグロー点灯管を用いた発光装置
JP2008287931A (ja) 高圧放電ランプ
JPH03110753A (ja) メタルハライドランプ始動装置
JP3328114B2 (ja) 高圧放電ランプ
JPH08273593A (ja) 蛍光ランプおよび照明器具
JP2001155879A (ja) 高圧放電ランプ、高圧放電ランプ点灯装置および照明装置
JPH09115485A (ja) 高圧放電ランプ
JPH0963542A (ja) 高圧放電ランプ
JPH03219594A (ja) メタルハライドランプ始動装置
JP2002134063A (ja) 高圧放電ランプ
JP2006040671A (ja) 始動器内蔵形高圧放電灯
JPS61250960A (ja) 高圧金属蒸気放電灯

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080606

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090606

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100606

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100606

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110606

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120606

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120606

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130606

Year of fee payment: 10

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees