JP2002083248A - 売掛債権処理装置及び売掛債権処理方法 - Google Patents

売掛債権処理装置及び売掛債権処理方法

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JP2002083248A JP2000270765A JP2000270765A JP2002083248A JP 2002083248 A JP2002083248 A JP 2002083248A JP 2000270765 A JP2000270765 A JP 2000270765A JP 2000270765 A JP2000270765 A JP 2000270765A JP 2002083248 A JP2002083248 A JP 2002083248A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 手形決済の廃止による印紙代節減や手形発行
事務の効率化だけでなく、納入事業者の資金運用・財務
スリム化ニーズにも迅速かつ的確に対応できる売掛債権
処理装置を提供する。 【解決手段】 一括処理対象の売掛債権の情報を格納す
る譲渡対象債権DB20と、納入事業者から上記債権に
関しての期日前支払希望金額及び支払希望日付の情報を
受取り格納する期日前支払依頼受付部28と、前記支払
事業者に対して、当該支払事業者の債権にかかる期日前
支払希望対象債務の情報を提示して、資金運用申込を受
付ける資金運用申込部31と、期日前支払情報に基づい
て期日前支払を実行し、この期日前支払分を差し引いた
残高情報に基づいて期日一括支払を実行する支払処理部
33,34とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、商取引における
決済を、売掛債権の一括決済によって行う一括ファクタ
リング装置等の売掛債権処理装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】手形を用いない決済方式として、従来一
括ファクタリング方式と称される決済方式がある。
【0003】一括ファクタリング方式の決済において
は、商品等を購入しその代金を支払うべき債務を有する
支払事業者と、当該商品等を販売し代金を受け取るべき
債権(売掛債権)を有する納入事業者と、ファクタリン
グを実行するファクタリング機関とが存在する。これら
三者間の約定に基づき、前記納入事業者は売掛債権をフ
ァクタリング機関に譲渡して当該代金の額に相当する金
銭の支払を受け、支払事業者は当該代金の額に相当する
金銭を当該ファクタリング機関に支払う。
【0004】このような一括ファクタリングによれば、
従来の手形決済と異なって情報処理システムによる迅速
かつ大量の決済処理が行えるため、電子商取引が普及す
るにしたがってその必要性が急激に高まっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来の一括
ファクタリングにおいては、支払事業者の手形決済の廃
止による印紙代節減や手形発行事務の効率化といった個
別ニーズには対応できるものの、支払企業の資金運用ニ
ーズや財務スリム化ニーズに応える手段は提供していな
い。このため、このようなニーズに応える商品を別途用
意して提供する必要がある。
【0006】すなわち、従来のファクタリングに関連し
て支払事業者の資金運用ニーズに対応しうる方法として
は、買い取った債権を裏付けとした運用商品(受益権、
CP等)を別途、投資家として購入する方法や、支払事
業者自らがファクタリング機関を運営する方法がある。
【0007】しかしながら、投資家としての運用商品購
入については、完全に別商品としての対応となるため、
希望する運用金額となる運用玉の組成がタイムリーに行
えないことや資金運用金額のリアルタイムの把握等効率
的かつ即時の資金運用・財務スリム化への対応ができな
いという欠点がある。また、支払企業自らファクタリン
グ業務を行うためには、多大なシステム初期投資と資金
繰り確保が必要であり、現実的な方法ではない。
【0008】この発明はこのような事情に鑑みてなされ
たものであり、手形決済の廃止による印紙代節減や手形
発行事務の効率化の他、納入企業の資金運用・財務スリ
ム化ニーズにも迅速かつ的確に対応できる売掛債権処理
システムを提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、この発明の第1の主要な観点によれば、売掛債権処
理事業者に設けられ、債権者である納入事業者と債務者
である支払事業者との間に発生した売掛債権に係る債務
を引受け、前記納入事業者に対して期日支払及び期日前
支払を実行するための売掛債権処理装置であって、一括
処理対象の売掛債権の情報を格納する売掛債権情報格納
手段と、納入事業者から、上記債権に関しての期日前支
払希望金額及び支払希望日付の情報を受取り格納する期
日前支払情報格納手段と、前記支払事業者に対して、当
該納入事業者の債権にかかる期日前支払希望対象債務の
情報を提示して、資金運用申込を受付ける資金運用申込
受付手段と、前記期日前支払対象の売掛債権の残高を前
記期日前支払希望金額差し引いて更新する手段と、前記
期日前支払情報に基づいて期日前支払を実行し、更新さ
れた残高情報に基づいて期日一括支払を実行する手段と
を有することを特徴とする売掛債権処理装置が提供され
る。
【0010】このような構成によれば、支払事業者にお
ける手形決済の廃止による印紙代節減や手形発行事務の
効率化の他、支払事業者に対して納入事業者の期日前支
払申込に応じた資金運用機会を提供できる。これによ
り、支払事業者の資金運用ニーズにも迅速かつ的確に対
応できる売掛債権処理システムを提供することができ
る。
【0011】ここで、この装置はさらに、前記支払事業
者に対して、前記資金運用に係る運用レートを提示する
運用レート提示手段を有することが好ましい。このよう
な構成によれば、前記支払状業者側で資金運用に係る決
断を迅速に行える。
【0012】また、この装置は、さらに、前記支払事業
者に対して、所定期日に係る債権の代金から資金運用に
係る金額を差し引いた金額を請求する清算処理手段を有
することが望ましい。このような構成によれば、ファク
タリング機関及び支払事業者おける決算手続が簡便化さ
れる。
【0013】さらに、この装置は、前記売掛債権は、前
記納入事業者から前記売掛債権処理事業者に譲渡された
ものであっても良いし、前記支払事業者と前記売掛債権
処理事業者とが連帯債務者となるものであってもよい。
【0014】また、前記納入事業者から期日前支払申込
を受付けてから所定期間後に、当該支払申込に係る金額
から前記支払事業者からの資金運用申込に係る金額を差
し引き、不足分がある場合には、前記支払事業者以外の
者から資金調達を行う手段をさらに有することが好まし
い。
【0015】このような構成によれば、自動的に不足分
を算出し、市場からの資金調達を行うことができる効果
がある。
【0016】この発明の第2の観点によれば、売掛債権
処理事業者に設けられたコンピュータシステムに対し、
債権者である納入事業者と債務者である支払事業者との
間に発生した売掛債権に係る債務を引受け、前記納入事
業者に対して期日支払及び期日前支払を実行させるため
の指令を与えるコンピュータソフトウエアプログラムを
格納した記憶媒体であって、このプログラムはコンピュ
ータシステムに指令を与える以下の手段を含む:一括処
理対象の売掛債権の情報を格納する売掛債権情報格納手
段と、納入事業者から、上記債権に関しての期日前支払
希望金額及び支払希望日付の情報を受取り格納する期日
前支払情報格納手段と、前記支払事業者に対して、当該
支払事業者の債権にかかる期日前支払希望対象債務の情
報を提示して、資金運用申込を受付ける資金運用申込受
付手段と、前記期日前支払対象の売掛債権の残高を前記
期日前支払希望金額差し引いて更新する手段と、前記期
日前支払情報に基づいて期日前支払を実行し、更新され
た残高情報に基づいて期日一括支払を実行する手段、が
提供される。
【0017】このような構成によれば、第1の観点に係
る売掛債権処理装置を動作させるための記憶媒体を得る
ことができる。
【0018】この発明の第3の観点によれば、売掛債権
処理事業者が、債権者である納入事業者と債務者である
支払事業者との間に発生した売掛債権に係る債務を引受
け、前記支払事業者に対して期日支払及び期日前支払を
実行するための売掛債権処理方法であって、一括処理対
象の売掛債権の情報を格納する売掛債権情報格工程と、
納入事業者から、上記債権に関しての期日前支払希望金
額及び支払希望日付の情報を受取り格納する期日前支払
情報格納工程と、前記支払事業者に対して、当該支払事
業者の債権にかかる期日前支払希望対象債務の情報を提
示して、資金運用申込を受付ける資金運用申込受付工程
と、前記期日前支払対象の売掛債権の残高を前記期日前
支払希望金額差し引いて更新する工程と、前記期日前支
払情報に基づいて期日前支払を実行し、前記更新された
残高情報に基づいて期日一括支払を実行する工程とを有
する売掛債権処理方法が提供される。
【0019】このような構成によれば、第1の観点に係
る売掛債権処理装置により、売掛債権処理を行える売掛
債権処理方法を得ることができる。
【0020】なお、この発明の他の特徴と顕著な効果
は、次の発明の実施の形態の項及び添付した図面により
明らかにされる。
【0021】
【発明の実施の形態】図1は、この発明の一実施形態を
示す概略構成図である。一括ファクタリングにおいて
は、商品などを購入し代金債務を負う支払事業者1と、
支払事業者1に対して商品等を販売し代金売掛債権を取
得する納入事業者2と、一括ファクタリングを実行する
ファクタリング機関3と、ファクタリング機関による資
金調達先である金融機関4とが関連する。前3者の間で
は、予め一括ファクタリングにより決済を行う旨の契約
がなされている。
【0022】そして、この実施形態のファクタリングシ
ステムは、前記ファクタリング機関3に設けられシステ
ムのホストとして機能するファクタリング装置5と、前
記支払事業者1に設けられ前記ファクタリング装置5に
対して公衆回線網を介してダイアルアップ接続可能な支
払事業者端末機6と、納入事業者2に設けられた納入事
業者端末機7とを有する。前記支払事業者端末機6及び
納入事業者端末機7はモデムを使用して公衆回線網に接
続可能な汎用コンピュータであって、ディスプレイやキ
ーボード等の入出力部を有するものであれば良い。
【0023】図2は、ファクタリング機関3に設けられ
たファクタリング装置5を示す概略構成図である。
【0024】このファクタリング装置5は、CPU1
0、RAM11、モデム12、入出力装置13が接続さ
れてなるバス14に、情報格納部15及びプログラム格
納部16が接続されてなる。
【0025】情報格納部15には、支払事業者1及び納
入事業者2のデータを格納する事業者DB(データベー
ス)18と、前記三者間の契約情報を格納する契約情報
DB19と、譲渡対象債権のデータを格納する譲渡対象
債権DB20と、納入事業者から期日前支払予約がなさ
れた債権、すなわち資金運用可能な債権のデータを格納
する期日前支払DB21と、支払事業者ごと資金運用レ
ートを格納する資金運用レートDB22と、支払事業者
の申し込んだ資金調達情報を格納する資金調達DB23
とが格納されている。
【0026】また、前記プログラム格納部16には、メ
インプログラム25の他、譲渡対象債権データ生成部2
6と、アクセス可否判断部27と、期日前支払依頼受付
部28と、資金運用可能金額提示部29と、資金運用レ
ート提示部30と、資金運用申込受付部31と、資金運
用実行部32と、期日前支払処理部33と、期日一括支
払処理部34と、清算部35とが格納されている。各構
成要素は、前記CPU10によって前記RAM11上に
呼び出され実行されることで以下の各機能を奏する。以
下、各構成要素の機能を、実際の動作と共に、図1のフ
ローチャートを参照しながら説明する。なお、この図1
中S1、S2…で示すのは、ステップ順序を参照するた
めの記号であり、以下の説明中の記号と一致する。 (譲渡対象債権の登録)まず、納入事業者2は、支払事
業者1に対して商品の販売、役務の提供(支払事業者か
ら見ると仕入)を行うことにより、支払事業者1に対す
る売掛債権を取得する(ステップS1)。
【0027】この後、支払事業者1は、ファクタリング
装置にアクセスし、売掛債権の内容を示すデータ、例え
ば、仕入明細データを送信する(ステップS2)。ここ
で、支払事業者がこのファクタリング装置にアクセスす
ると、アクセス可否判断部27(図2)は、前記事業者
DB18及び契約情報DB19に基づいてそのアクセス
可否を判断する。このアクセス可否判断部27は、デー
タを集計する支払事業者1を特定すると共に、譲渡対象
債権の内容の正当性を判断するためのデータを前記契約
情報DB19から抽出して前記譲渡対象債権データ生成
部26に受け渡す機能を有する。
【0028】ついで、前記譲渡対象債権データ生成部2
6は、この支払事業者1から受け取った譲渡対象の売掛
債権(債務)情報を集計し、譲渡対象債権データを生成
する。この際、前記アクセス可否判断部27から受け取
った契約情報と突合し、前記譲渡対象債権データの正当
性を判断する。
【0029】正当性が確認されたならば、前記譲渡対象
債権データ生成部26は、この債権情報を支払事業者1
の端末機6に送信する。この実施形態では、納入事業者
2は債権譲渡の許諾を行う権限を支払事業者1に委譲し
ている。したがって、支払事業者1のみで譲渡対象債権
の確認を行うことができる(ステップS3)。
【0030】なお、譲渡対象債権の確認は、支払事業者
1からの明示若しくは黙示(所定期間内に返答がないこ
と)の意思表示により行えば良い。このような意思表示
がなされたと判断されたならば、譲渡債権データ生成部
26は前記債権情報を譲渡対象債権DB20に格納す
る。
【0031】(期日前支払依頼)この実施形態に係る装
置では、予め「個別割引(期日前支払)」を行うか「一
括割引(期日一括支払)」を行うかの別を特定しなくて
も、期日までの任意の時点で個別支払を行えるシステム
を提供している。
【0032】まず、納入事業者2は端末機7を使用し、
公衆回線網を通じて前記ファクタリング装置5に接続す
る。接続がなされたならば、ファクタリング装置5は、
アクセス用のインターフェースプログラムを前記端末機
7に送信し、この端末機7はブラウザを使用してアクセ
ス用プログラムを実行し、アクセス用インターフェース
画面(図示せず)を表示する。
【0033】このインターフェース画面を通じて企業番
号(事業者番号)及びパスワードを入力し、実行ボタン
を押すことによってこれらの情報がファクタリング装置
5に送信される。これらのデータはアクセス可否判断部
27に送られる。このアクセス可否判断部27は受信し
たアクセス情報を事業者DB18、契約情報DB19中
のデータと照合してその正当性を判断する。
【0034】ついで、前記期日前支払依頼受付部28
は、このアクセス可否判断部27により特定された納入
事業者情報を受け取り、この納入事業者2が債権者であ
る譲渡対象債権データを集計し、所定のインタフェース
プログラムと合成して前記納入事業者2の端末7に送信
する。納入事業者2は、このインタフェースプログラム
を自己の端末7上で実行することにより、自己の有する
売掛債権の残高確認を行なうことができる(ステップS
4)。そして、同じインタフェース上で、期日前支払対
象の債権の選択及び期日前支払希望金額の入力を行うこ
とで期日前支払申込を行うことができる(ステップS
5)。
【0035】入力された期日前支払対象債権及び期日前
支払金額等の期日前支払情報は、前記インタフェースプ
ログラムによって前記ファクタリング機関3に送信さ
れ、期日前支払DB21に格納される。 (資金運用)ところで、納入事業者2から期日前支払要
求があった場合、ファクタリング機関3は、納入事業者
2に対して期日前支払金額として支払うべき資金を調達
する必要がある。この発明では、原則として譲渡対象債
権の債務者であった支払事業者1から資金を調達し、不
足分の金額を金融機関4から調達するようにする。
【0036】このため、前記資金運用可能金額提示部2
9は、支払事業者1からの要求に応じて譲渡対象債権の
うち期日前支払依頼の対象となっている債権の情報を支
払事業者毎に集計し、運用可能金額情報を所定のインタ
フェースプログラムと共に前記支払事業者1の端末6に
送信する(ステップS6)。また、前記資金運用レート
提示部30は、前記資金運用レートDB22にアクセス
し、日々更新される支払事業者ごとのベースレート36
を取り出すと共に、支払事業者1毎に登録された資金運
用スプレッド37に基いて期間ごとのレートを算出し、
前記資金運用可能金額表示部29によって提示されるイ
ンタフェース中に表示する(ステップS7)。
【0037】図3は、この支払事業者1の端末6上に表
示されるインタフェースを示す概略構成図である。
【0038】この図に示すように、このインタフェース
は、期日前支払対象債権の情報として、支払基準日4
0、期日41、債権引き受け金額42、資金運用可能金
額43、資金運用レート44及び期日前支払対象外金額
45を支払事業者1に対して表示する。支払事業者1
は、この画面で、納入事業者が期日前支払を利用した金
額を確認した後、これらの支払債務を利用して資金運用
したい場合には、「資金運用の入力」ボタン46を押
す。
【0039】このことで、前記資金運用申込受付部31
が、図4に示すインタフェースを支払事業者1の端末6
上に表示する。
【0040】このインタフェースでは、各売掛債権毎
に、運用開始日48及び運用申込金額49を指定するこ
とができるようになっている。前記申込受付部31は、
支払事業者1が「申込」ボタン50を押すことによって
前記各欄48,49に入力された数値を取得し支払事業
者資金調達DB23に格納する(ステップS8)。そし
て、前記資金運用実行部32は、これに基いて支払事業
者からの当該資金の振込みを監視する(ステップS
9)。
【0041】また、前記清算部35は、前記納入事業者
2から期日前支払申込がなされてから所定期間中に前記
支払事業者1から資金調達できなかった金額(期日前支
払要求金額から支払事業者からの資金調達金額を減算し
たもの)を集計し、前記金融機関4に対して借入申込を
送信する(ステップS10)。そして、当該金融機関4
からの入金を監視する。
【0042】(期日前支払及び期日一括支払)ついで、
前記期日前支払処理部33は、各期日前支払申込済み債
権について希望の支払日に個別割引を実行する。
【0043】また、残高分については前記期日一括支払
処理部34が、決済日において一括割引処理を行う。具
体的には、まず、前記期日において、支払業者から前記
期日に係る債権の代金から前記資金運用に係る金額を差
し引いた額の振込みがファクタリング機関3に対してな
される。そして、ファクタリング機関3は、残高額に相
当する金銭を納入事業者2の取引銀行の指定口座にファ
ームバンキングにより振り込む。
【0044】以上説明した実施形態によれば、支払事業
者にとって手形作成業務を廃止できると共に、容易で安
全な資金運用手段を得ることができる効果がある。すな
わち、上記構成によれば、支払事業者は、納入事業者が
期日前支払を利用することによりファクタリング機関に
対して発生した支払債務を前払いする形で資金運用を行
うことができ、この運用可能金額情報は前記一括ファク
タリング機関から前記納入事業者の期日前支払申込に応
じてリアルタイムに受け取ることができる。
【0045】これにより、支払事業者は金融機関の提供
する商品を利用することなく、自己が一括ファクタリン
グ契約を結んだファクタリング機関から資金運用するこ
とができる。
【0046】なお、この発明は、上記一実施形態に限定
されるものではなく、発明の要旨を変更しない範囲で種
々変形可能である。
【0047】例えば、この発明の売掛債権処理装置は、
前記一実施形態では一括ファクタリング装置であった
が、これに限定されるものではない。
【0048】例えば、一括ファクタリングと異なり、フ
ァクタリング機関と支払事業者とが連帯債務者となり、
ファクタリング機関が支払事業者に対して求償権に基く
請求を行うようにしても良い。このようにファクタリン
グ機関が支払事業者の支払債務を併存的に引受する方式
を「併存的債務引受方式」と呼ぶことにすると、この併
存的債務引受け方式によれば、ファクタリング機関と支
払事業者が連帯債務者として弁済義務を有するのでサー
ビスの信頼度が高まる効果がある。
【0049】また、上記一実施形態では、支払事業者
1、納入事業者2及びファクタリング機関3間のデータ
の受け渡しはオンラインでなされていたが、これに限定
されるものではない。例えば、ファックス及びOCRに
より受け取るようにしても良い。
【0050】
【発明の効果】上述したように、この発明によれば、手
形決済の廃止による印紙代節減や手形発行事務の効率化
の他、納入事業者の資金運用・財務スリム化ニーズにも
迅速かつ的確に対応できる売掛債権処理装置を提供でき
る効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態に係るシステム構成を示
すブロック図。
【図2】同じく、ファクタリング装置を示す概略構成
図。
【図3】同じく、支払事業者端末のブラウザ上に表示さ
れたインターフェース画面例を示す図。
【図4】同じく、支払事業者端末のブラウザ上に表示さ
れたインターフェース画面例を示す図。
【符号の説明】
1…支払事業者 2…納入事業者 3…ファクタリング機関 4…金融機関 5…ファクタリング装置 6…支払事業者端末機 7…納入事業者端末機 10…CPU 11…RAM 12…モデム 13…入出力装置 14…バス 15…情報格納部 16…プログラム格納部 18…事業者DB 19…契約情報DB 20…譲渡対象債権DB 21…期日前支払DB 22…資金運用レートDB 23…支払事業者資金調達DB 25…メインプログラム 26…譲渡対象債権データ生成部 27…アクセス可否判断部 28…期日前支払依頼受付部 29…資金運用可能金額提示部 30…資金運用レート提示部 31…資金運用申込受付部 32…資金運用実行部 33…期日前支払処理部 34…期日一括支払処理部 35…清算部 36…ベースレート 37…資金運用スプレッド

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 売掛債権処理事業者に設けられ、債権者
    である納入事業者と債務者である支払事業者との間に発
    生した売掛債権に係る債務を引受け、前記納入事業者に
    対して期日支払及び期日前支払を実行するための売掛債
    権処理装置であって、 一括処理対象の売掛債権の情報を格納する売掛債権情報
    格納手段と、 納入事業者から、上記債権に関しての期日前支払希望金
    額及び支払希望日付の情報を受取り格納する期日前支払
    依頼受付手段と、 前記支払事業者に対して、当該納入事業者の債権にかか
    る期日前支払希望対象債務の情報を提示して、資金運用
    申込を受付ける資金運用申込受付手段と、 前記期日前支払情報に基づいて期日前支払を実行し、こ
    の期日前支払分を差し引いた残高情報に基づいて期日一
    括支払を実行する支払処理手段とを有することを特徴と
    する売掛債権処理装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の売掛債権処理装置におい
    て、 さらに、 前記支払事業者に対して、前記資金運用に係る運用レー
    トを提示する運用レート提示手段を有することを特徴と
    する売掛債権処理装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の売掛債権処理装置におい
    て、 さらに、 前記支払事業者に対して、所定期日に係る債権の代金か
    ら資金運用に係る金額を差し引いた金額を請求する清算
    処理手段を有することを特徴とする売掛債権処理装置。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の売掛債権処理装置におい
    て、 前記売掛債権は、前記納入事業者から前記売掛債権処理
    事業者に譲渡されたものであることを特徴とする売掛債
    権処理装置。
  5. 【請求項5】 請求項1記載の売掛債権処理装置におい
    て、 前記売掛債権は、前記支払事業者と前記売掛債権処理事
    業者とが連帯債務者となるものであることを特徴とする
    売掛債権処理装置。
  6. 【請求項6】 請求項1記載の売掛債権処理装置におい
    て、 前記納入事業者から期日前支払申込を受付けてから所定
    期間後に、当該支払申込に係る金額から前記支払事業者
    からの資金運用申込に係る金額を差し引き、不足分があ
    る場合には、前記支払事業者以外の者から資金調達を行
    う手段をさらに有することを特徴とする売掛債権処理装
    置。
  7. 【請求項7】 売掛債権処理事業者に設けられたコンピ
    ュータシステムに対し、債権者である納入事業者と債務
    者である支払事業者との間に発生した売掛債権に係る債
    務を引受け、前記納入事業者に対して期日支払及び期日
    前支払を実行させるための指令を与えるコンピュータソ
    フトウエアプログラムを格納した記憶媒体であって、こ
    のプログラムはコンピュータシステムに指令を与える以
    下の手段を含む:一括処理対象の売掛債権の情報を格納
    する売掛債権情報格納手段と、 納入事業者から、上記債権に関しての期日前支払希望金
    額及び支払希望日付の情報を受取り格納する期日前支払
    情報格納手段と、 前記支払事業者に対して、当該支払事業者の債権にかか
    る期日前支払希望対象債務の情報を提示して、資金運用
    申込を受付ける資金運用申込受付手段と、 前記期日前支払情報に基づいて期日前支払を実行し、こ
    の期日前支払分を差し引いた残高情報に基づいて期日一
    括支払を実行する手段。
  8. 【請求項8】 請求項7記載の記憶媒体において、 前記プログラムは、 前記支払事業者に対して、前記資金運用に係る運用レー
    トを提示する運用レート提示手段をさらに有することを
    特徴とする記憶媒体。
  9. 【請求項9】 請求項7記載の記憶媒体において、 前記プログラムは、 前記支払事業者に対して、所定期日に係る債権の代金か
    ら資金運用に係る金額を差し引いた金額を請求する清算
    処理手段をさらに有することを特徴とする記憶媒体。
  10. 【請求項10】 請求項7記載の記憶媒体において、 前記売掛債権は、前記納入事業者から前記売掛債権処理
    事業者に譲渡されたものであることを特徴とする記憶媒
    体。
  11. 【請求項11】 請求項7記載の記憶媒体において、 前記売掛債権は、前記支払事業者と前記売掛債権処理事
    業者とが連帯債務者となるものであることを特徴とする
    記憶媒体。
  12. 【請求項12】 請求項7記載の記憶媒体において、 前記プログラムは、前記納入事業者から期日前支払申込
    を受付けてから所定期間後に、当該支払申込に係る金額
    から前記支払事業者からの資金運用申込に係る金額を差
    し引き、不足分がある場合には、前記支払事業者以外の
    者から資金調達を行う手段をさらに有することを特徴と
    する記憶媒体。
  13. 【請求項13】 売掛債権処理事業者が、債権者である
    納入事業者と債務者である支払事業者との間に発生した
    売掛債権に係る債務を引受け、前記納入事業者に対して
    期日支払及び期日前支払を実行するための売掛債権処理
    方法であって、 一括処理対象の売掛債権の情報を格納する売掛債権情報
    格工程と、 納入事業者から、上記債権に関しての期日前支払希望金
    額及び支払希望日付の情報を受取り格納する期日前支払
    情報格納工程と、 前記支払事業者に対して、当該支払事業者の債権にかか
    る期日前支払希望対象債務の情報を提示して、資金運用
    申込を受付ける資金運用申込受付工程と、 前記期日前支払情報に基づいて期日前支払を実行し、こ
    の期日前支払分を指し引いた残高情報に基づいて期日一
    括支払を実行する工程とを有することを特徴とする売掛
    債権処理方法。
  14. 【請求項14】 請求項13記載の売掛債権処理方法に
    おいて、 さらに、 前記支払事業者に対して、前記資金運用に係る運用レー
    トを提示する運用レート提示工程を有することを特徴と
    する売掛債権処理方法。
  15. 【請求項15】 請求項13記載の売掛債権処理方法に
    おいて、 さらに、 前記支払事業者に対して、所定期日に係る債権の代金か
    ら資金運用に係る金額を差し引いた金額を請求する清算
    処理工程を有することを特徴とする売掛債権処理方法。
  16. 【請求項16】 請求項13記載の売掛債権処理方法に
    おいて、 前記売掛債権は、前記納入事業者から前記売掛債権処理
    事業者に譲渡されたものであることを特徴とする売掛債
    権処理方法。
  17. 【請求項17】 請求項13記載の売掛債権処理方法に
    おいて、 前記売掛債権は、前記支払事業者と前記売掛債権処理事
    業者とが連帯債務者となるものであることを特徴とする
    売掛債権処理方法。
  18. 【請求項18】 請求項13記載の売掛債権処理方法に
    おいて、 前記納入事業者から期日前支払申込を受付けてから所定
    期間後に、当該支払申込に係る金額から前記支払事業者
    からの資金運用申込に係る金額を差し引き、不足分があ
    る場合には、前記支払事業者以外の者から資金調達を行
    う工程をさらに有することを特徴とする売掛債権処理方
    法。
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