JP2002082138A - 発雷検知センサおよび配電線引込口装置 - Google Patents

発雷検知センサおよび配電線引込口装置

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JP2002082138A
JP2002082138A JP2000271164A JP2000271164A JP2002082138A JP 2002082138 A JP2002082138 A JP 2002082138A JP 2000271164 A JP2000271164 A JP 2000271164A JP 2000271164 A JP2000271164 A JP 2000271164A JP 2002082138 A JP2002082138 A JP 2002082138A
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lightning
cylindrical electrode
electrode
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lightning surge
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Tamio Motomitsu
民生 元満
Ryuichi Kobayashi
隆一 小林
Akiyoshi Tominaga
哲欣 富永
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 雷サージに耐え得る十分な絶縁耐力を有し、
小型・軽量かつ安価な発雷検知センサを得る。 【解決手段】 被測定線6の周囲に第1の円筒状電極
(内部電極)7−1aを配置し、内部電極7−1aの外
側に同軸状に第2の円筒状電極(外部電極)7−1bを
配置し、被測定線6と内部電極7−1aとの間に雷サー
ジに耐え得る高耐圧の第1の絶縁部材7−1cを設け、
内部電極7−1aと外部電極7−1bとの間に雷サージ
に耐え得る高耐圧の第2の絶縁部材7−1cを設ける。
雷サージ検出部7−2において、内部電極7−1aと外
部電極7−1bとの間に生じる電圧が所定値Vxを越え
た場合を被測定線6を介する雷サージの侵入として検出
し、「H」レベルの雷サージ検出信号を出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、被測定線を介す
る雷サージの侵入を検知する発雷検知センサおよびこの
発雷検知センサを用いた配電線引込口装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】商用電源を使用する機器、例えば配電線
と通信線の双方が引き込まれている通信端末機器では、
配電線と通信線との間に発生する雷サージによって機器
の内部で絶縁破壊を起こし故障することがある。
【0003】この対策の1つとして、雷の発生時(発雷
時)に商用電源線を開閉器により一時的に遮断する方法
(文献2:能勢他、「雷防護ブレーカの開発」、信学技
報EMCJ98-79(1998-11))が検討されている。この対策方
法は、従来から行われていた発雷時に電源コンセントを
抜いて電気製品を雷から防護する方法と原理的には同じ
であり、一般的に絶縁対策法と称されているものであ
る。
【0004】図4は局舎などの需要家における通信装置
の設置例である。同図において、1は需要家、2はこの
需要家1に設けられた通信装置(電力装置を含む)、3
は配電線(商用電源線)、4は配電線3と通信装置2と
の間に設けられた配電線引込口装置である。配電線引込
口装置4は、需要家1に設けられており、開閉器4−
1,発雷検知センサ4−2および開閉器ドライバ4−3
を備えている。発雷検知センサ4−2はセンサ部4−2
1と雷サージ検出部4−22とから構成されている。雷
サージ検出部4−22は、センサ部4−21からの出力
に基づいて配電線3を介する雷サージの侵入を検出し、
開閉器ドライバ4−3を介して開閉器4−1を開く。こ
れにより、配電線3が通信装置2から切り離され、雷サ
ージによる通信装置2の内部での絶縁破壊が防がれる。
【0005】発雷検知センサ4−2としては電流プロー
ブや電圧プローブが用いられる。電流プローブは種別が
豊富であるので、発雷検知に適した入出力特性の電流プ
ローブを入手することは易しい。しかし、開閉器4−1
が開いた状態では、配電線3に電流が流れないので、そ
の後の雷サージの消失を検出することができない。すな
わち、開閉器4−1を閉じるタイミングが分からない。
このため、雷サージ検出用の回線を別途設ける必要があ
り、コスト高となる。これに対し、電圧プローブを用い
れば、開閉器4−1が開いた状態でも配電線3には電圧
が現れるので、雷サージ検出用の回線を別途設ける必要
がない。
【0006】電圧プローブの一例として、妨害波電圧の
計測用に設計された非接触型の容量性電圧プローブがあ
り(文献1:小林他、「容量性電圧プローブの開発とそ
の特性」、信学技報 EMCJ98-25(1998-06))、この容量
性電圧プローブを発雷検知センサ4−2として使用する
ことが考えられる。
【0007】図5にこの容量性電圧プローブの構成図を
示す。同図において、5−1はセンサ部、5−2は電圧
検出部である。センサ部5−1と電圧検出部5−2とに
よって容量性電圧プローブ5が構成されている。センサ
部5−1は、被測定線6の周囲に配置される第1の円筒
状電極(内部電極)5−1aと、この内部電極5−1a
の外側に同軸状に配置される第2の円筒状電極(外部電
極)5−1bとを備えている。
【0008】被測定線6と内部電極5−1aとの間およ
び内部電極5−1aと外部電極5−1bとの間には絶縁
部材5−1cおよび5−1dが充填されている。絶縁部
材5−1dによって内部電極5−1aと外部電極5−1
bとの2層構造が保持され、絶縁部材5−1cによって
センサ部5−1の被測定線6への取り付け状態が保持さ
れている。電圧検出部5−2にはセンサ部5−1の内部
電極5−1aと外部電極5−1bとの間に生じる電圧が
与えられる。
【0009】図6にこの容量性電圧プローブ5の等価回
路を示す。同図において、Enは被測定線6の電圧、C
1は被測定線6と内部電極5−1aとの間の静電容量、
C2は内部電極5−1aと外部電極5−1bとの間の静
電容量、C3およびR1は電圧検出部5−2における内
部回路の静電容量成分および抵抗成分である。この等価
回路において、C1,C2,C3とR1は既知であるの
で、電圧検出部5−2のP1,P間の出力電圧を測定す
れば、その測定値から被測定線6の電圧Enを求めるこ
とができる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】この容量性電圧プロー
ブ5は、被測定線6の電圧Enの値を高精度で測定する
ために、電圧検出部5−2の内部回路の構成が複雑とな
っている。また、高い精度を確保するために、内部電極
5−1aや外部電極5−1bの形状も大きなものとなっ
ている。例えば、内部電極5−1aおよび外部電極5−
1bの長さLが10cm、外部電極5−1bの半径Rが
5.5cm、重量が1Kgとなっている。また、被測定
線6と内部電極5−1aとの間に充填された絶縁部材5
−1cや内部電極5−1aと外部電極5−1bとの間に
充填された絶縁部材5−1dは、妨害波電圧の計測を目
的としていることから、すなわち比較的低い妨害波電圧
の測定を目的としていることから、絶縁耐力が小さい。
したがって、この容量性電圧プローブ5を発雷検知セン
サ4−2として使用した場合、発雷検知センサ4−2の
みならず、配電線引込口装置4も大型かつ高コストとな
る。また、絶縁部材5−1cや5−1dの絶縁耐力が小
さいので、発雷時に被測定線6と内部電極5−1aとの
間、内部電極5−1aと外部電極5−1bとの間が絶縁
破壊されてしまう。
【0011】本発明はこのような課題を解決するために
なされたもので、その目的とするところは、雷サージに
耐え得る十分な絶縁耐力を有し、小型・軽量かつ安価な
発雷検知センサおよび配電線引込口装置を提供すること
にある。
【0012】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために本発明は、被測定線の周囲に第1の円筒状電極
を配置し、この第1の円筒状電極の外側に同軸状に第2
の円筒状電極を配置し、被測定線と第1の円筒状電極と
の間に雷サージに耐え得る高耐圧の第1の絶縁部材を設
け、第1の円筒状電極と第2の円筒状電極との間に雷サ
ージに耐え得る高耐圧の第2の絶縁部材を設け、第1の
円筒状電極と第2の円筒状電極との間に生じる電圧が所
定値を越えた場合を被測定線を介する雷サージの侵入と
して検出するようにしたものである。
【0013】雷サージを検知する場合、妨害波電圧を計
測する場合とは異なり、測定精度はさほど必要としな
い。すなわち、ある程度以上の高電圧の発生を検知すれ
ばよく、雷サージの電圧値を高精度で測定する必要はな
い。本発明では、第1の円筒状電極と第2の円筒状電極
との間に生じる電圧が所定値を越えた場合を被測定線を
介する雷サージの侵入として検出することにより、雷サ
ージ検出部の構成を簡単とすることができる。また、測
定精度をさほど必要としないので、第1の円筒状電極や
第2の円筒状電極の形状も小さくてよい(例えば、第1
および第2の円筒状電極の長さをほゞ3cm、第2の円
筒状電極の半径をほゞ3cmとすることが可能)。ま
た、本発明において、被測定線と第1の円筒状電極との
間には雷サージに耐え得る高耐圧の第1の絶縁部材が、
第1の円筒状電極と第2の円筒状電極との間には雷サー
ジに耐え得る高耐圧の第2の絶縁部材が設けられている
ので、被測定線と第1の円筒状電極との間、第1の円筒
状電極と第2の円筒状電極との間が雷サージによって絶
縁破壊されることがない。
【0014】本発明の発雷検知センサにおいて、被測定
線に沿って第1の円筒状電極の両側の端面よりも外側に
第1の絶縁部材を延ばせば、沿面放電を防止し、大きな
絶縁耐力を容易に確保することができる。
【0015】本発明の発雷検知センサを配電線引込口装
置に設ける場合、負荷への配電線を被測定線として発雷
検知センサを設け、発雷検知センサによって雷サージの
侵入が検出された場合、配電線を負荷から切り離す。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明を実施の形態に基づ
いて詳細に説明する。図1(a)はこの発明の一実施の
形態を示す発雷検知センサの構成図である。この発雷検
知センサ7はセンサ部7−1と雷サージ検出部(電圧検
出部)7−2とから構成されている。センサ部7−1
は、被測定線6の周囲に配置される第1の円筒状電極
(内部電極)7−1aと、この内部電極7−1aの外側
に同軸状に配置される第2の円筒状電極(外部電極)7
−1bとを備えている。被測定線6と内部電極7−1a
との間および内部電極7−1aと外部電極7−1bとの
間には絶縁部材7−1cおよび7−1dが充填されてい
る。
【0017】絶縁部材7−1cおよび7−1dは、雷サ
ージに耐え得る高耐圧の絶縁部材とされ、数10KV〜
数100KVの絶縁耐力を有している。本実施の形態に
おいて、絶縁部材7−1cおよび7−1dとしては、例
えばポリエチレンやシリコーンゴムを用いる。ポリエチ
レンやシリコーンゴムは20KV/mm程度以上の絶縁
耐力を有しているので(柳井他、「基礎 電気材料」、
実教出版(株)、1976)、1cm厚で約200KV
の絶縁耐力を確保することができる。
【0018】雷サージを検知する場合、妨害波電圧を計
測する場合とは異なり、測定精度はさほど必要としな
い。すなわち、ある程度以上の高電圧の発生を検知すれ
ばよく、雷サージの電圧値を高精度で測定する必要はな
い。本実施の形態において、雷サージ検出部7−2は、
内部電極7−1aと外部電極7−1bとの間に生じる電
圧が所定値Vx(例えば、8V)を越えた場合を被測定
線6を介する雷サージの侵入として検出し、「H」レベ
ルの雷サージ検出信号を出力する。このため、図5に示
した電圧検出部5−2と比較して、雷サージ検出部7−
2の構成が簡単となる(アナログ波形整形回路などが不
要)。また、雷サージの電圧値を高精度で測定する必要
がないので、内部電極7−1aや外部電極7−1bの形
状も小さくてよい。これにより、発雷検知センサ7の大
きさはかなり小さくなり、小型・軽量かつ安価となる。
例えば、内部電極7−1aおよび外部電極7−1bの長
さLが3cm、外部電極7−1bの半径Rが3cm、重
量が30g程度となる。
【0019】また、本実施の形態では、被測定線6と内
部電極7−1aとの間に雷サージに耐え得る高耐圧の絶
縁部材7−1cが、内部電極7−1aと外部電極7−1
bとの間に雷サージに耐え得る高耐圧の絶縁部材7−1
dが充填されているので、発雷時に被測定線6と内部電
極7−1aとの間、内部電極7−1aと外部電極7−1
bとの間が絶縁破壊されてしまうことがない。
【0020】図1(b)は図1(a)の変形例である。
図1(b)に示した発雷検知センサ7′では、被測定線
6に沿って内部電極7−1aの両側の端面よりも外側に
絶縁部材7−1cを長く延ばしている。本実施の形態で
は、内部電極7−1aの両側の端面よりも外側に、絶縁
部材7−1cをそれぞれ1.5cm程度延ばしている。
これによって、沿面放電が防止され、大きな絶縁耐力が
容易に確保される。
【0021】すなわち、図1(a)に示した発雷検知セ
ンサ7では、被測定線6と内部電極7−1aの端面との
間の沿面距離が短い。図1(b)では、被測定線6に沿
って内部電極7−1aの両側の端面よりも外側に絶縁部
材7−1cを長く延ばすという簡単な方法で、すなわち
絶縁部材7−1cの形状に工夫をこらすことにより、被
測定線6と内部電極7−1aの端面との間の沿面距離を
長くしている。因に、図1(a)では絶縁耐力が数KV
程度(ほゞ被測定線6の絶縁耐力)であるが、図1
(b)とすることにより絶縁耐力がアップし、前述した
ように1〜200KVの絶縁耐力が確保できる。
【0022】図2に発雷検知センサ7′を需要家1にお
ける配電線引込口装置4に設けた例を示す。雷サージ検
出部7−2は、センサ部7−1′からの出力電圧(内部
電極7−1aと7−1bとの間に生じる電圧)が所定値
Vxを越えると、「H」レベルの雷サージ検出信号を開
閉器ドライバ4−3へ与える。この「H」レベルの雷検
出信号を受けて、開閉器ドライバ4−3は、開閉器4−
1を開く。これにより、配電線3が通信装置2から切り
離され、雷サージによる通信装置2の内部での絶縁破壊
が防がれる。センサ部7−1′からの出力電圧が所定値
Vxを下回れば、開閉器ドライバ4−3への雷サージ検
出信号が「L」レベルとなり、開閉器ドライバ4−3は
開閉器4−1を閉じる。発雷検知センサ7′は可動部分
がなく、絶縁耐力も大きいので、配電線引込口装置4の
信頼性を高める。
【0023】図3に発雷検知センサ7′の入出力特性の
実測値を示す。この入出力特性の実測値は、図1(b)
において、内部電極7−1および外部電極7−2の長さ
Lを約3cm、外部電極7−2の半径Rを約3cm、被
測定線6と内部電極7−1間の間隔Dを約1cmとし、
絶縁部材7−3および7−4をポリエチレンとした場合
のものである。
【0024】図3(a)は周波数領域における入出力特
性である。同図から1kHzを越えると感度は約−46d
B(1/200)、位相は0度で一定となることが分か
る。図3(b)は入出力波形の実測値である。同図から
出力波形は入力波形に比べて少し短く(鋭く)なり波高
値の比は約1/120であることが分かる。
【0025】
【発明の効果】以上説明したことから明らかなように本
発明によれば、被測定線の周囲に第1の円筒状電極を配
置し、この第1の円筒状電極の外側に同軸状に第2の円
筒状電極を配置し、被測定線と第1の円筒状電極との間
に雷サージに耐え得る高耐圧の第1の絶縁部材を設け、
第1の円筒状電極と第2の円筒状電極との間に雷サージ
に耐え得る高耐圧の第2の絶縁部材を設け、第1の円筒
状電極と第2の円筒状電極との間に生じる電圧が所定値
を越えた場合を被測定線を介する雷サージの侵入として
検出するようにしたので、雷サージ検出部の構成を簡単
とすることができ、第1の円筒状電極や第2の円筒状電
極の形状も小さくてよく、小型・軽量かつ安価な発雷検
知センサを得ることができる。また、被測定線と第1の
円筒状電極との間、第1の円筒状電極と第2の円筒状電
極との間が雷サージによって絶縁破壊されることがな
く、雷サージに耐え得る十分な絶縁耐力を有する発雷検
知センサを得ることができる。また、この発雷検知セン
サは可動部分がなく、絶縁耐力も大きいので、この発雷
検知センサを使用することによって信頼性の高い配電線
引込口装置を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施の形態を示す発雷検知センサ
の構成図である。
【図2】 この発雷検知センサを需要家における配電線
引込口装置に設けた例を示す図である。
【図3】 この発雷検知センサの入出力特性の実測値を
示す図である。
【図4】 需要家における通信装置の設置例を示す図で
ある。
【図5】 妨害波電圧の計測用に設計された非接触型の
容量性電圧プローブの構成図である。
【図6】 この容量性電圧プローブの等価回路図であ
る。
【符号の説明】
1…需要家、2…通信装置、3…配電線、4…配電線引
込口装置、4−1…開閉器、4−3…開閉器ドライバ、
6…被測定線、7,7′…発雷検知センサ、7−1,7
−1′…センサ部、7−2…雷サージ検出部、7−1a
…第1の円筒状電極(内部電極)、7−1b…第2の円
筒状電極(外部電極)、7−1c…第1の絶縁部材、7
−1d…第2の絶縁部材。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小林 隆一 東京都新宿区西新宿三丁目19番2号 東日 本電信電話株式会社内 (72)発明者 富永 哲欣 東京都千代田区大手町二丁目3番1号 日 本電信電話株式会社内 Fターム(参考) 2G025 AA05 AB07 AC02 2G035 AA00 AB11 AC05 AD10 AD13 5G004 AA01 AB02 BA07 DC04 DC06

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被測定線の周囲に配置される第1の円筒
    状電極と、 この第1の円筒状電極の外側に同軸状に配置される第2
    の円筒状電極と、 前記被測定線と前記第1の円筒状電極との間に設けられ
    た雷サージに耐え得る高耐圧の第1の絶縁部材と、 前記第1の円筒状電極と前記第2の円筒状電極との間に
    設けられた雷サージに耐え得る高耐圧の第2の絶縁部材
    と、 前記第1の円筒状電極と第2の円筒状電極との間に生じ
    る電圧が所定値を越えた場合を前記被測定線を介する雷
    サージの侵入として検出する雷サージ検出部とを備えた
    ことを特徴とする発雷検知センサ。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記被測定線に沿っ
    て前記第1の円筒状電極の両側の端面よりも外側に前記
    第1の絶縁部材が延びていることを特徴とする発雷検知
    センサ。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2において、前記第1およ
    び第2の円筒状電極の長さがほゞ3cm、前記第2の円
    筒状電極の半径がほゞ3cmであることを特徴とする発
    雷検知センサ。
  4. 【請求項4】 負荷への配電線を被測定線とする請求項
    1又は請求項2又は3記載の発雷検知センサと、 この発雷検知センサによって雷サージの侵入が検出され
    た場合、前記配電線を負荷から切り離す配電線切離手段
    とを備えたことを特徴とする配電線引込口装置。
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