JP2002081190A - 板状建材 - Google Patents

板状建材

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JP2002081190A
JP2002081190A JP2001212615A JP2001212615A JP2002081190A JP 2002081190 A JP2002081190 A JP 2002081190A JP 2001212615 A JP2001212615 A JP 2001212615A JP 2001212615 A JP2001212615 A JP 2001212615A JP 2002081190 A JP2002081190 A JP 2002081190A
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JP
Japan
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adhesive
board
plate
tile
building material
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JP2001212615A
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English (en)
Inventor
Mitsuya Matsuo
三矢 松尾
Takeshi Yabuki
毅 藪木
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Toto Ltd
Original Assignee
Toto Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 タイル等の板状建材の建築躯体への取付け施
工において、取付け強度の劣化や落下事故を確実に防止
できる板状建材を提供する。 【解決手段】 上下方向に間隔をおいて突起が表面に形
成された下地用ボード5に接着剤を介して取り付けら
れ、裏面に前記突起に係合可能な凹部を形成した板状建
材1において、前記下地用ボードの表面に接触する部分
であって少なくとも前記接着剤が塗布される領域に、前
記接着剤を保持及び分散圧延させる、ほぼ三角形の断面
形状であって互いに隣接配置され且つ前記接着剤を保持
及び分散圧延させる複数の係止溝4aを刻設した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、たとえばセメント
系の下地用ボードに乾式工法によって取り付けるタイル
等の板状建材及び建築躯体側に固定される壁材とその取
付け方法に関する。
【0002】
【従来の技術】タイル等の板状建材の建築体への乾式施
工により取付け構造として、たとえば特公平5−746
66号公報に記載されたものが従来から広く利用されて
いる。これは、建築体側に施工用のボードを設けてその
表面にタイルを掛けるための突起を形成し、タイルの裏
面にはこの突起が入り込む凹部を設け、突起と凹部との
係合とタイル下端側の裏面とボードとの間の接着剤によ
ってタイルを拘束するというものである。
【0003】図3は先の公報に記載のタイルの固定構造
であってボードの建築体への取付け構造も含めて示す要
部の縦断面図である。
【0004】先に説明したように、ボード50の表面側
に形成した突起50aにタイル51の裏面の凹部51a
を被せるようにしてタイル51を突起50aに引っ掛
け、ボード50とタイル51の裏面との間に接着剤52
を塗ってタイル51がボード50に固定されている。そ
して、タイル51周りの目地には適切な目地材53が施
工され、タイル51の姿勢の保持と剥げ落ちを防止する
ようにしている。
【0005】一方、ボード50は、たとえばセメント板
やガラス繊維強化コンクリート板等を利用したものであ
り、釘54によって建築体側に固定される。この釘54
は1枚のボード50に対して適当な数だけ打ち込まれ、
たとえば目地材53を充填しないような施工の際にその
頭部54aが目地に現れないように、凹部50aが被さ
る位置を選んで施工される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このようなタイル51
の施工において利用される接着剤52は、たとえばシリ
コン系接着剤,変性シリコン系接着剤,ブチルゴム系接
着剤,エポキシ系接着剤等のような有機質接着剤が一般
的である。この有機質接着剤は、経年変化によってその
接着力が次第に低下することが知られている。
【0007】先の公報に記載のものも図3に示す従来例
のものも、ボード50とタイル51との突き合わせ面に
接着剤52を塗って接合するが、これらの突き合わせ面
はいずれも平坦面である。一方、タイル51自身はその
重量によって下向きの付加を接着剤52に及ぼし、接着
剤52は下向きの剪断力を受ける。このような剪断に対
し、接着剤52はボード50及びタイル51の両方に対
して平坦面で接合されているので、下向きに作用する剪
断力によって滑りを生じやすく、剥がれやすい。
【0008】また、ボード50を建築体に釘54によっ
て固定するとき、ボード50の表面に浸入する雨水は釘
54がボード50を貫通している部分からボード50を
抜けて水分がこのボード50の裏面側にも及ぶことにな
り、釘54が腐食したり、建築体側へ好ましくない影響
を与えたりする。
【0009】このように、従来の乾式施工による壁材の
取付けでは、接着剤の劣化や釘部分を抜けて浸潤する水
による取付け強度の低下を招く恐れがある。
【0010】本発明において解決すべき課題は、乾式施
工によるタイル等の壁材の取付け強度の劣化や落下事故
を確実に防止できる板状建材,この板状建材と下地用ボ
ードによる壁材及びこの壁材の取付け方法を提供するこ
とにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の板状建材は、上
下方向に間隔をおいて突起が表面に形成された下地用ボ
ードに接着剤を介して取り付けられ、裏面に前記突起に
係合可能な凹部を形成した板状建材において、前記下地
用ボードの表面に接触する部分であって少なくとも前記
接着剤が塗布される領域に、前記接着剤を保持及び分散
圧延させる、ほぼ三角形の断面形状であって互いに隣接
配置され且つ前記接着剤を保持及び分散圧延させる複数
の係止溝を刻設したことを特徴とする。
【0012】また、本発明の壁材は、表面に上下に間隔
をおいて係合突起を設けた下地用ボードに対して、前記
係合突起に裏面を引っ掛けると共に接着剤を介して板状
建材を固定する壁材において、前記下地用ボードの表面
に接触する部分であって少なくとも前記接着剤が塗布さ
れる領域に、前記接着剤を保持及び分散圧延させる係止
溝を刻設された板状建材と、前記板状建材の係止溝に対
峙する位置に前記接着剤の層を根づかせるように拘束す
る保持溝を形成した下地用ボードと、前記係止面と保持
溝とで形成される空間に充填された接着剤とからなるこ
とを特徴とする。
【0013】更に、本発明の壁材の取付け方法は、前記
下地用ボードを建築躯体側に固定する固定具を前記保持
溝から裏面側に貫通させて躯体に固定し、前記接着剤を
前記保持溝に埋没した前記固定具の端部を封止させると
共に前記下地用ボードの表面から盛り上げて充填し、前
記板状建材の係止溝部分を前記接着剤に圧接させて取り
付けることを特徴とする。
【0014】板状建材の裏面であって接着剤を塗る部分
に係止溝によって、下地用ボードとの間で接着剤の滑り
落ち等がないように保持できると共に、係止溝が複数の
三角形状の断面形状であることから接着剤を分散させて
圧密状に延在させることができる。そして、係止溝の中
に接着剤が根を張るようにようになり、接着剤が剥がれ
難くなると共に接着面積も増えるので接着力も大きくな
る。
【0015】また、下地用ボードの表面側であって接着
剤を塗る部分に保持溝を設けることによって、接着剤は
この保持溝に根づかせるようにして拘束され、壁材の場
合と同様に接着剤の剥がれの防止と接着力の増強が可能
となる。
【0016】更に、保持溝に没している固定具の端部を
接着剤によって封止するような取付け方法とすることに
よって、固定具がボードを貫通する部分への雨水等の浸
潤がなくなり、固定具の腐食の防止が図れるほか建築躯
体側への影響もなくすことができる。
【0017】
【実施例】図1は板状建材と下地用ボードの建築躯体へ
の取付け構造を示す要部の縦断面図である。なお、実施
例では、タイルを板状建材の例として説明する。
【0018】図において、タイル1の裏面には、従来の
乾式施工用のものと同様に、上下に突起2,3を幅方向
の全長に形成し、これらの突起2,3の間にアリ溝状断
面の凹部4を設けたものである。
【0019】タイル1を取り付けるためのボード5の表
面側には、タイル1の凹部4の中に入り込む係合突起5
aを形成し、この係合突起5aの部分に打ち込んだ固定
具としての釘6によってボード5は建築躯体7に固定さ
れている。
【0020】図2は図1の円Aで囲んだ部分の拡大図で
あり、タイル1の凹部4の中であって係合突起5aに対
峙し且つ釘6のヘッド6aに対向する面には、三角波状
の外郭面を形成した複数の係止溝4aから構成される係
止面を設ける。一方、ボード5の係合突起5aの表面側
には係止溝4aの中に含まれる大きさであって且つ釘6
のヘッド6aが埋没する深さの保持溝5bを形成する。
この保持溝5bはその上下端の切開縁をアリ状に形成し
たものであり、釘6を打ち込んだときにはそのヘッド6
aは保持溝5の中に没して係合突起5aの表面からは突
き出ない。
【0021】なお、係止溝4aは三角形状の断面とする
だけでなく、矩形波のような凹凸面としたり緩やかな曲
線の波状としたり、更には鋸刃状のものとしてもよい。
また、保持溝5bについてもアリ状とするだけでなく、
表面側よりも奥側のほうが拡がっていて接着剤が根づく
ような形状のものであればよい。
【0022】建築躯体7へのタイル1の取付け施工は、
図1に示すように、保持溝5bに合わせて釘6をボード
5に打ち込むことによって、ボード5を建築躯体7に固
定する。そして、このボード5の施工の後、ボード5の
保持溝5b部分に接着剤8を塗布する。
【0023】接着剤8は各種の弾性接着剤が利用でき、
従来例でも述べたように有機質の接着剤とすることがで
きる。そしてこの接着剤8は保持溝5bの中の全体を満
たすと共に、保持溝5b部分の周りに溢れて係合突起5
aの表面から前に盛り上がる程度の量を塗布するものと
する。
【0024】この後、タイル1の凹部4の中に係合突起
5aが差し込まれるようにし、係合突起5aの上端に突
起2を引っ掛ける。これにより、保持溝5bに対峙する
位置に形成されている凹部4の係止溝4aが接着剤8に
被さるようになり、図2に示すように接着剤8は係止溝
4aの三角波状の形状に倣ってこれらの係止溝4aの中
に浸潤していく。
【0025】次いで、タイル1をボード5に取り付けた
後には、図1に示すように、各タイル1の目地に弾性材
またはモルタル等の目地材9を詰め込み、これによって
ボード5を介してタイル1を建築躯体7に施工すること
ができる。
【0026】以上のような施工では、ボード6を建築躯
体7に固定するための釘6のヘッド6aは、ボード5の
保持溝5bの中に没するので、タイル1の凹部4を係合
突起5aに被せたときには、係止溝4a部分はヘッド6
aに干渉しない。このため、係合突起5aに対して凹部
4を適正に掛けることができ、タイル1の姿勢の安定が
維持される。
【0027】また、接着剤8は図2に示すように、アリ
溝状の保持溝5bの中と三角波状の係止溝4aの中に充
填されるように展開する。保持溝5bの中側に充填され
る一部の接着剤8の層は、係合突起5aの中に根を張る
ように拘束され、図2において上下方向及び表面側への
抜けが規制される。また、この係合突起5aから外に拡
がっている一部の接着剤8は、複数の係止溝4aの中ま
で入り込んで三角波状の外郭に密着するので、タイル1
に対する上下方向の拘束力が増強されると共に接着剤8
の接着面積も平坦な場合に比べると増えるので接着力も
強固になる。
【0028】このように、接着剤8は係止溝4aと保持
溝5bの中に展開していくので、タイル1自身の下向き
の負荷が接着剤8の層に加わっても、ボード5側からも
タイル1側からも接着剤8は剥離し難くなる。特に、保
持溝5bの中に入り込んでいる接着剤8はこの保持溝5
bの中に一体に嵌合されていることから接着剤8のボー
ド5側からの剥げ落ちは回避され、またタイル1自身も
平面的な接着面に変わる三角波状の複数の係止溝4aに
より、上下方向が確実に拘束される。したがって、タイ
ル1はボード5に安定して固定され、振動等による負荷
があっても、脱落等の事故が確実に防止される。
【0029】なお、係止面を形成している係止溝4a
は、三角波状の複数の条なので、これらの係止溝4aを
過度に深くしなくても十分な接着剤8との接合が可能で
ある。このため、係止溝4aをタイル1の裏面に上下方
向に配列していても強度面での障害はない。また、三角
波状の係止溝4aとするのに代えて、ボード5の保持溝
5bと同様なアリ溝や波形等の接着剤が保持及び分散圧
延しやすい形状であればよい。
【0030】更に、有機質の接着剤8は釘6のヘッド6
a周りにも満たされるので、このヘッド6a部分は接着
剤8によってシールされる。このため、釘6がボード5
を貫通している部分に雨水等が浸潤してボード5の裏面
側に及ぶことがない。したがって、施工後においてもボ
ード5から建築躯体7側への水分の浸入がなく、釘6の
腐食防止によってボード5の安定固定が維持されると同
時に、建築躯体7への影響も避けられる。
【0031】なお、以上の実施例では下地用のボードに
タイルを取り付ける例として説明したが、建築躯体の壁
自身やPC板への乾式施工についても同様である。
【0032】
【発明の効果】本発明の板状建材では、ほぼ三角形状の
係止溝を設けたことによって、接着剤がこの係止溝の隅
部まで充填でき且つ均等に分散圧延できることで、接着
剤の剥げが防止されると同時に接着面積の増加によって
板状建材自身の接着強度を上げることができ、板状建材
の剥離が確実に防止される。
【0033】また、本発明の壁材においても、下地用ボ
ードに保持溝を設けることによって、板状建材の係止溝
との間に塗布する接着剤の剥離防止が可能であり、下地
用ボードと板状建材の溝の対峙による接着力の相乗効果
で、板状建材をより一層安定して確実に固定することが
できる。
【0034】更に、本発明の壁材の取付け方法では、固
定具の端部を接着剤によって封止するので、固定具の腐
食が防止されて下地用ボードの取付け強度も良好に維持
されるほか、建築躯体側への湿気の影響や建築躯体側へ
の水の浸潤が防止されるので、良好な施工体が得られ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の板状建材と下地用ボードの建築躯体
への取付け構造を示す要部の縦断面図である。
【図2】 図1において円Aで囲んだ部分の拡大図であ
る。
【図3】 従来のタイルのボードへの固定構造を示す要
部の概略縦断面図である。
【符号の説明】
1…タイル、2…突起、3…突起、4…凹部、4a…係
止溝(係止面)、5…ボード、5a…係合突起、5b…
保持溝、6…釘(固定具)、6a…ヘッド、7…建築躯
体、8…接着剤、9…目地材

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上下方向に間隔をおいて突起が表面に形
    成された下地用ボードに接着剤を介して取り付けられ、
    裏面に前記突起に係合可能な凹部を形成した板状建材に
    おいて、前記下地用ボードの表面に接触する部分であっ
    て少なくとも前記接着剤が塗布される領域に、前記接着
    剤を保持及び分散圧延させる、ほぼ三角形の断面形状で
    あって互いに隣接配置され且つ前記接着剤を保持及び分
    散圧延させる複数の係止溝を刻設した板状建材。
JP2001212615A 2001-07-12 2001-07-12 板状建材 Pending JP2002081190A (ja)

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Effective date: 20050412