JP2002080128A - 給紙トレイ - Google Patents

給紙トレイ

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JP2002080128A
JP2002080128A JP2000267466A JP2000267466A JP2002080128A JP 2002080128 A JP2002080128 A JP 2002080128A JP 2000267466 A JP2000267466 A JP 2000267466A JP 2000267466 A JP2000267466 A JP 2000267466A JP 2002080128 A JP2002080128 A JP 2002080128A
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JP
Japan
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bottom plate
paper
sheet
paper feed
paper sheets
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Application number
JP2000267466A
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English (en)
Inventor
Toshio Baba
利夫 馬場
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 底板上の用紙の満載、少積載に関係なく用紙
の先端折れや不送りに対する給紙性能を向上できる給紙
トレイを提供する。 【解決手段】 給紙トレイ1に固設したガイド16内に
底板支点軸5を配し、ガイド16内の下方から加圧スプ
リング17で用紙Pの積載高さ方向に底板4を付勢す
る。用紙Pが満載時、その重量で加圧スプリング17が
圧縮され、底板4の先後端が同高さに位置し、用紙Pが
少数枚では加圧スプリング17により底板支点軸5は用
紙先端が給紙ローラ2から受ける押圧力とほぼ同等の力
を受け、底板4の先後端が同高さに位置する。ガイド1
6の上部を底板支点軸5が底板4の後端が先端と同高さ
に位置するようにして底板支点軸5の上限位置を規制す
る。底板4は満載時も少積載時もほぼ水平に位置し、用
紙Pのフリクションパッド6の進入角度はほぼ同等にな
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写機、プリン
タ、ファクシミリ等のフリクションパッド給紙装置や、
用紙積載トレイを有する画像形成機器の給紙装置に用い
る給紙トレイに関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】給紙ト
レイに積載した用紙を1枚ずつ最上位のものから順次給
紙するフリクションパッド給紙装置として、給紙トレイ
内に底板を給紙ローラから離れた側の端部を回動可能に
支持し、その支持側と反対の自由端部を下側から引張ス
プリングで加圧アームを回動させ底板を持ち上げる等の
加圧手段により、給紙ローラ側に付勢し、最上位の用紙
を給紙ローラに圧接するようにしたものが一般的に知ら
れている。このような給紙装置は、底板上に積載された
用紙の減少に伴って底板が次第に回動されていき、最後
の1枚まで給紙される。
【0003】従来のフリクションパッド給紙装置の構成
を図1、図2により説明する。図示の給紙トレイ1は、
用紙Pを載置するための底板4と、最上紙を図示せぬ画
像形成機器の本体側に軸3により配設された給紙ローラ
2に圧接させるための底板4の底板支点軸5及び底板4
の加圧手段としてアーム支点13を引張スプリング15
により回動する加圧アーム14、さらに用紙の縦方向を
規制するサイドフェンス9、横方向を規制する用紙後端
を押すための弾性部材である板バネ12を備えたエンド
フェンス10、及び分離部材7を備えているフリクショ
ンパッド6を給紙ローラ2に圧接する加圧手段8を備え
ている。
【0004】この給紙トレイは、図1に破線で示した最
下位に位置した底板4に満載に積載された用紙Pのフリ
クションパッド6への進入角度をθ1とし、同じく破線
で給紙ローラ2に接した位置にある底板4に積載された
最後の1枚の用紙Pのフリクションパッド6への進入角
度をθ2とすると、満載時と最後の1枚時の進入角度の
差δθは、θ2−θ1となり、この角度のばらつきが搬
送の際のばらつきとなる。また、底板4の先端または用
紙Pの先端とフリクションパッド6の隙間は、給紙ロー
ラ2の半径をrとするとほぼr×δθとなり、この隙間
により給送時に用紙Pの先端折れや不送りが発生する。
【0005】特開平9−118440号公報には、積載
枚数満載、少積載時の給紙圧の安定化を図った給紙装置
が開示されている。この給紙装置は、底板の下にさらに
バネにより上方に付勢された第2の底板が備えられ、さ
らに積載枚数により付勢された加圧部材切り替え装置等
が必要であり、給紙装置の高さ方向のスペース、積載量
による切り替え操作性等に問題がある。
【0006】また従来の給紙装置としては、底板の回動
支点が上固定で底板の給紙方向の長手方向より長い用紙
を満載する場合、底板より長い用紙の満載時の最下位の
用紙が底板上昇に伴い移動するときトレイとの摺動負荷
による給紙圧の低下は大きく、給紙圧が不安定となり不
送りが発生しやすくなるため、用紙後端を積載する第2
の底板が第1の底板の回動に連動して用紙を給紙方向に
連動させて対応しているものがある。
【0007】また、底板の回動支点が下固定の場合、底
板より長い用紙の満載時は最下位の用紙はほとんど移動
しないためトレイの摺動負荷はなく給紙圧の低下は小さ
いが、用紙先端位置が満載時と少積載時で差が大きくな
るため、少積載時に用紙とフリクションパッド部の隙間
が大きくなり不送り、先端折れが発生しやすくなるの
で、エンドフェンスに板バネを備え、少積載時の用紙後
端を押して隙間をなくす対応をしているものもある。
【0008】しかしながら、上記両方式ともに満載、少
積載時の用紙のフリクションパッドへの進入角度に差が
発生するため、不送り、重送の要因となっている。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の給紙トレイのう
ち請求項1に係るものは、上記目的を達成するために、
回動支点を持つ用紙を載置するための底板、最上紙を給
紙ローラに圧接させるための加圧手段、用紙の縦、横方
向を規制するサイドフェンス及びエンドフェンスを備え
た給紙トレイにおいて、上記底板の回動支点が用紙積載
高さ方向に付勢する加圧手段と、上記回動支点が移動す
るためのガイドを備えることを特徴とする。
【0010】同請求項2に係るものは、請求項1の給紙
トレイにおいて、上記エンドフェンスが、用紙後端部の
受台部が用紙積載高さ方向に付勢する加圧手段を有する
ことを特徴とする。
【0011】同請求項3に係るものは、請求項2の給紙
トレイにおいて、上記エンドフェンスの用紙後端受台部
の移動量が用紙積載量高さ相当に規制する高さ規制部材
を備えることを特徴とする。
【0012】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態を図面を
参照して説明する。なお以下の説明においては、従来の
例と共通する部分には共通する符号を付し、重複する説
明は省略する。図3ないし図7は、本発明の第1の実施
形態を示す。図3は、用紙Pが約半分積載され、図示し
ていない画像形成機器本体に給紙トレイ1がセットさ
れ、底板4が加圧アーム14により給紙ローラ2側へ押
圧された状態の正面断面図、図4は同平面図である。
【0013】給紙トレイ1に固設されたガイド16内に
底板支点軸5は配置され、ガイド16内の下方より加圧
スプリング17で用紙Pの積載高さ方向に付勢されてい
る。ガイド16は底板支点軸5の外径を直接ガイドして
もよいし、底板支点軸5に軸受を介しても構わない。ま
た加圧スプリング17は、加圧手段であれば圧縮スプリ
ングでなくともレバーを介して引張スプリングその他の
手段を用いてもよく、直接に底板支点軸5を加圧しなく
ても、底板支点軸5にスプリング受けを介しても構わな
い。
【0014】図5は用紙満載時の断面図、図6は少積載
時の断面図である。図5の状態では、用紙Pが満載であ
り、その重量により加圧スプリング17が圧縮され、底
板4の後端が先端と同高さに位置している。図6では用
紙Pが少数枚であり、加圧スプリング17により底板支
点軸5は用紙先端が給紙ローラ2から受ける押圧力とほ
ぼ同等の加圧力を受け、底板4の後端が先端と同高さに
位置している。また、ガイド16の上部を底板支点軸5
が底板4の後端が先端と同高さに位置するように、即ち
図6のようにガイド16を逆さU字型にして底板支点軸
5の上限位置を規制している。
【0015】底板4は満載時も少積載時もほぼ水平に位
置しているため、用紙Pのフリクションパッド6の進入
角度はほぼ同等(θ1=θ2)になる。また、底板4よ
り後方の給紙トレイ1の用紙P受面は、最下位用紙Pと
給紙トレイ1の受面の摺動負荷を低減させるため、満載
時に底板4が最下位置にある面と同一高さ面もしくはそ
れ以上とする。
【0016】図7は、用紙Pがなくなり、給紙トレイ1
が図示せぬ画像形成機器本体から引き出され、用紙補給
する前の状態を示す。用紙Pを補給時給紙方向に底板5
が傾斜しているため、その方向から用紙Pを補給すると
セットしやすい。
【0017】図8は本発明の第2の実施形態を示す。上
述した第1の実施形態では、底板4の回動支点が用紙P
の積載枚数の減少により上方へ移動していくため、少数
積載時、即ち底板回動支点5が上の時は用紙後端が垂れ
下がり、用紙位置が給紙方向後方にずれ、不送りの原因
となり得る。そこで本実施形態では、エンドフェンス1
0は給紙トレイ1に対して紙送り方向にスライド可能で
あり、受台18を用紙積載方向に付勢する加圧手段であ
る受台加圧スプリング19を保持するホルダー部10a
を備えている。
【0018】用紙Pの満載時、受台18は用紙Pの重さ
により、受台加圧スプリング19が圧縮され、エンドフ
ェンス10の下方に位置し、用紙Pは給紙トレイ1に対
しほぼ水平に載置されている。このとき、満載された用
紙Pの受台18が受ける力と、受台加圧スプリング19
の加圧力は釣り合うようにバネ定数が設定されている。
また、用紙Pが1枚の時は、受台加圧スプリング19に
より受台18は底板支点軸5を中心とした底板4上の用
紙Pによるモーメントと同じモーメントが掛かる加圧力
となるように受台加圧スプリング19の荷重を設定し、
用紙Pを給紙トレイ2に対しほぼ水平に載置する。
【0019】図9、図10は本発明の第3の実施形態を
示す。図9は、図8に示した断面A−Aに相当する断面
図、図10は、図9の矢印B方向から見た 図である。
上述した第1、第2の実施形態では、少積載用紙での最
上紙位置は底板4の回動支点の移動位置によるが、用紙
後端位置が制限なく、上方へ移動可能である用紙先端位
置がフリクションパッド6から離れていくため不送り及
び先端折れの原因となる。そこで、エンドフェンス10
を樹脂等で成形し、図中矢印X方向に弾性的に変形可能
なロック爪10bを設け、給紙トレイ1には用紙長手方
向に鋸歯状の溝1aを切り、ロック爪10bを矢印A方
向に押さえるとエンドフェンス10は給紙トレイ1の上
を用紙長手方向にスライド可能となり、積載用紙の後端
で押さえを解除すると溝1aにロック爪10bが係合
し、エンドフェンス10がその位置でロックされるよう
にしている。また、エンドフェンス10には受台18の
積載高さ方向上限を規制するストッパ爪10cが設けて
あり、少積載時に受台18がその位置以上に移動するの
を規制している。
【0020】
【発明の効果】請求項1の給紙トレイは、以上説明して
きたように、用紙が満載時は底板の回動支点は下方向に
あり、用紙が少積載時は底板の回動支点が上方向にある
ため、底板に積載された用紙が給紙ローラに圧接された
ときの用紙先端の給紙方向の位置は底板が回動しても、
満載、少積載に関係なくほぼ一定に保たれ、またフリク
ションパッド給紙方式での底板とパッドの隙間が広がる
ことがなくなり、用紙の先端折れや不送りに対する給紙
性能を向上できるという効果がある。また、用紙補給時
に底板が傾斜しているため用紙補給作業が容易となると
いう効果もある。
【0021】請求項2の給紙トレイは、以上説明してき
たように、エンドフェンスの受台が底板同様、積載枚数
に応じて上下動するので、底板の給紙方向の長さより長
い用紙を積載しても、用紙が少積載時は底板の回動支点
が上方向にあるため、底板に積載された用紙が給紙ロー
ラに圧接されたときの用紙先端の給紙方向の位置は底板
が回動しても、満載、少積載に関係なくほぼ一定に保た
れ、上記請求項1の給紙トレイと共通の効果が得られる
とともに、さらに少数積載時、即ち底板回動支点が上の
時の用紙後端垂れ下がりによる用紙位置が給紙方向後方
ずれがなくなり、不送りに対する給紙性能を向上できる
とうい効果がある。
【0022】請求項3の給紙トレイは、以上説明してき
たように、エンドフェンス受台の高さが規制されるた
め、少積載用紙での最上紙位置は満載時の高さとほぼ同
じになるため、上記請求項1または2の給紙トレイと共
通の効果が得られるとともに、用紙先端位置がフリクシ
ョンパッドから離れていくことはなく、不送り及び先端
折れに対する給紙性能を向上できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来のフリクションパッド給紙装置の構成を示
す断面図である。
【図2】同平面図である。
【図3】本発明に係る給紙トレイの一実施形態を示す断
面図である。
【図4】同平面図である。
【図5】同用紙満載状態を示す断面図である。
【図6】同少積載時の断面図である。
【図7】同用紙補給時の断面図である。
【図8】本発明に係る給紙トレイの第2実施形態を示す
断面図である。
【図9】図8中のA−A断面図である。
【図10】図9中の矢印B方向から見た部分拡大平面図
である。
【符号の説明】
1 給紙トレイ 1a 溝 4 底板 5 底板支点軸 6 フリクションパッド 8 加圧手段 9 サイドフェンス 10 エンドフェンス 10a ホルダー部 10b ロック爪 10c ストッパ爪 12 板バネ 13 アーム支点 14 加圧アーム 15 引張スプリング 16 ガイド 17 加圧スプリング 18 受台 19 加圧スプリング P 用紙

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回動支点を持つ用紙を載置するための底
    板、最上紙を給紙ローラに圧接させるための加圧手段、
    用紙の縦、横方向を規制するサイドフェンス及びエンド
    フェンスを備えた給紙トレイにおいて、上記底板の回動
    支点が用紙積載高さ方向に付勢する加圧手段と、上記回
    動支点が移動するためのガイドを備えることを特徴とす
    る給紙トレイ。
  2. 【請求項2】 上記エンドフェンスが、用紙後端部の受
    台部が用紙積載高さ方向に付勢する加圧手段を有するこ
    とを特徴とする請求項1の給紙トレイ。
  3. 【請求項3】 上記エンドフェンスの用紙後端受台部の
    移動量が用紙積載量高さ相当に規制する高さ規制部材を
    備えることを特徴とする請求項2の給紙トレイ。
JP2000267466A 2000-09-04 2000-09-04 給紙トレイ Pending JP2002080128A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7931266B2 (en) 2008-03-28 2011-04-26 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Sheet feeding device and image forming apparatus

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