JP2002079776A - 感熱孔版印刷原紙用フィルムおよびそれを用いた原紙 - Google Patents

感熱孔版印刷原紙用フィルムおよびそれを用いた原紙

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JP2002079776A
JP2002079776A JP2001186470A JP2001186470A JP2002079776A JP 2002079776 A JP2002079776 A JP 2002079776A JP 2001186470 A JP2001186470 A JP 2001186470A JP 2001186470 A JP2001186470 A JP 2001186470A JP 2002079776 A JP2002079776 A JP 2002079776A
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Kunimitsu Shimizu
国光 清水
Masahiro Hasegawa
正大 長谷川
Toshihiko Hiraoka
俊彦 平岡
Takashi Sumiya
隆 角谷
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Abstract

(57)【要約】 【課題】低エネルギーで穿孔する穿孔感度に優れた感熱
孔版印刷用フィルムを提供する。 【解決手段】融解エネルギーが3〜11cal/gであ
る熱可塑性樹脂から主として成り、該熱可塑性樹脂の幅
方向の破断伸度をET(%)、破断強度をST(kg/m
2)とし、長手方向の破断伸度をEM(%)、破断強度
をSM(kg/mm2)としたとき、ETDおよびEMDのう
ちの少なくとも一方が70%以上100%以下であっ
て、下記式(1)および(2)を満足することを特徴とす
る感熱孔版印刷原紙用二軸延伸フィルム。 ST/ET × 100 ≦ 50 (1) SM/EM × 100 ≦ 50 (2)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は感熱孔版印刷原紙用
として、穿孔感度に優れた感熱孔版印刷原紙用フィルム
を提供することに関する。
【0002】
【従来の技術】感熱孔版印刷原紙としては、通常感熱孔
版原紙用フィルムと多孔性支持体とを接着材で張り合わ
せたものが使用される。感熱孔版印刷原紙用フィルムと
しては、塩化ビニリデン共重合体フィルムやポリプロピ
レンフィルム、ポリエチレンテレフタレート共重合体フ
ィルムが使用され、多孔性支持体としては、薄葉紙やテ
トロン沙等が使用されてきた(例えば特開昭53−49
519号公報など)。
【0003】また、印刷原板を得る方法としては、原稿
をスキャナで読みとり原稿を一端デジタル情報としてド
ットに分解した後、サーマルヘッドにより感熱孔版印刷
原紙の感熱孔版原紙用フィルムにデジタル化された原稿
に対応するドットを穿孔させることにより印刷原板を得
る方法が主流である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】サーマルヘッドの小型
化、印刷の高精細化、および印刷原板作成の高速化のた
めに、低エネルギーで穿孔する穿孔感度に優れた感熱孔
版印刷用フィルムが要求されている。本発明は上記要求
を満足する穿孔感度に優れた感熱孔版印刷用フィルムを
安定に供給することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、融解エネルギ
ーが3〜11cal/gである熱可塑性樹脂から主とし
て成り、該熱可塑性樹脂の幅方向の破断伸度をE
T(%)、破断強度をST(kg/mm2)とし、長手方
向の破断伸度をEM(%)、破断強度をSM(kg/mm
2)としたとき、ETDおよびEMDのうちの少なくとも一
方が70%以上100%以下であって、下記式(1)およ
び(2)を満足することを特徴とする感熱孔版印刷原紙
用二軸延伸フィルムである。
【0006】 ST/ET × 100 ≦ 50 (1) SM/EM × 100 ≦ 50 (2)
【0007】
【発明の実施の形態】本発明でいう感熱孔版印刷用原紙
とはキセノンフラッシュランプ、サーマルヘッド、レー
ザー光線等による熱を受けることにより穿孔製版される
もので、感熱印刷原紙用フィルム(以下感熱フィルムと
いう)と多孔性支持体を張り合わせたものである。
【0008】感熱フィルムの穿孔はサーマルヘッド素子
等による熱印加により熱印加直下のフィルムが溶融し、
溶融部分が周囲から受ける加熱収縮応力により穿孔し、
孔が拡大するのであるが、孔が拡大していく過程でポリ
マーの結晶部分および非晶鎖の安定構造を熱溶融させる
必要がある。
【0009】ここで低エネルギでの穿孔を可能にするた
めにはポリマーの結晶部分および非晶鎖の安定構造がフ
ィルム中に占める割合が小さいことが必要である。
【0010】本発明は上記ポリマーの結晶部分をよび非
晶鎖の安定構造を規定し、低エネルギでの穿孔を可能と
するものである。
【0011】本発明のフィルムを構成する熱可塑性樹脂
の融解エネルギは3〜11cal/g、好ましくは5〜
10cal/gである。11cal/gを越えるとフィ
ルム中でポリマーの結晶部分の占める割合が大きいため
結晶部分を融解するのに印加エネルギを消費してしまう
ため、本発明の効果が得られない。3cal/g未満で
は原紙(原稿)とのひっ付きを起こすので好ましくな
い。
【0012】さらに本発明で使用する熱可塑性樹脂は幅
方向の破断伸度をET(%)、破断強度をST(kg/m
2)とし、長手方向の破断伸度をEM(%)、破断強度
をSM(kg/mm2)としたとき、ETおよびEMのうち
の少なくとも一方が70%以上100%以下であり、か
つ、下記式(1)〜(2)を満足することが必要であ
る。
【0013】 ST/ET × 100 ≦ 50 (1) SM/EM × 100 ≦ 50 (2) ETおよびEMについては両方が70%以上100%以下
であればさらに好ましく、また、(1)および(2)式の右
辺については好ましくは45kg/mm2、より好まし
くは40kg/mm2、更に好ましくは30kg/m
2、特に好ましくは25kg/mm2である。
【0014】長手方向および幅方向の破断伸度がともに
100%を越えるとポリマー非晶鎖のポリマーの配向が
充分に得られずそのため穿孔時に必要な加熱収縮応力が
充分に得られず、本発明を満足するフィルムが得られな
い。逆に長手方向および幅方向の破断伸度がともに70
%未満であるとポリマーの非晶鎖の安定構造の割合が増
え、穿孔時に加えられるエネルギが安定構造を熱融解さ
せるのに消費されてしまうため本発明で言う低エネルギ
で穿孔するフィルムを得ることができなくなる。
【0015】また、フィルムの破断伸度と破断強度との
関係が上式(1)および(2)を満足しているとき、ポ
リマーの非晶鎖の安定構造の割合とポリマー非晶鎖のポ
リマーの配向との関係が穿孔に最適な関係となるので、
低エネルギで穿孔するフィルムを得ることができる。逆
に上式(1)および(2)を満足していない場合、ポリ
マーの非晶鎖の安定構造の割合とポリマー非晶鎖のポリ
マーの配向との関係が穿孔に好ましくないものとなり本
発明で言う低エネルギで穿孔しうるフィルムが得られな
い。
【0016】破断伸度は幅方向の方が長手方向より大き
い場合、二軸延伸時に幅方向の延伸倍率を大きくするこ
とができ生産性が向上するので好ましい。
【0017】本発明のフィルムの融点は230℃以下で
あることが好ましい。融点が230℃を越えると、穿孔
時に必要なエネルギが多量に必要となるため好ましくな
い。
【0018】本発明のフィルムの厚みは0.5〜5μm
の範囲が好ましく、さらに好ましくは0.5〜2.5μ
mの範囲である。フィルムの厚みが薄くなれば熱伝達距
離が短縮され、穿孔時に必要な熱エネルギも減少するた
め穿孔性が向上する。厚みが0.5μm未満では印字が
不鮮明で濃淡ムラが生じやすく、フィルムの生産性、巻
き上げ作業性が悪化するので好ましくない。厚みが3μ
mを越えると、穿孔性が悪化し、印刷ムラとなるため好
ましくない。
【0019】本発明のフィルムは極めて薄いため、フィ
ルムの長手方向と幅方向のヤング率が400kg/mm
2以上、さらには450kg/mm2以上あることが好ま
しく、フィルムの剛性が増すために、取り扱い性、作業
性、耐刷性が向上する。
【0020】本発明でいう熱可塑性樹脂の代表としてポ
リエステルが挙げられる。ここでいうポリエステルと
は、芳香族ジカルボン酸を主たる酸性分とし、アルキレ
ングリコールを主たるグリコール成分とするポリエステ
ルである。
【0021】芳香族ジカルボン酸の具体例としては、テ
レフタル酸、イソフタル酸、ナフタレンジカルボン酸、
ジフエノキシエタンジカルボン酸、ジフエニルジカルボ
ン酸、ジフエニルエーテルジカルボン酸、ジフエニルス
ルホンジカルボン酸、ジフエニルケトンジカルボン酸、
アンスラセンジカルボン酸、α, βービス(2ークロル
フエノキシン)エタンー4、4’ージカルボン酸などが
挙げられる。これらのうち、特にテレフタル酸、イソフ
タル酸が望ましい。
【0022】アルキレングリコールの具体例としては、
エチレングリコール、トリメチレングリコール、テトラ
メチレングリコール、ペンタメチレングリコール、テト
ラメチレングリコール、ヘキサメチレングリコール、へ
キシレングリコール等が挙げられる。これらのうち、特
にエチレングリコールが望ましい。
【0023】もちろん、これらのポリエステルは、コポ
リエステル(共重合ポリエステル)であるのが良く、共
重合する成分としてはジエチレングリコール、プロピレ
ングリコール、ネオペンチルグリコール、ポリアルキレ
ングリコール、p-オキシレングリコール、1, 4ーシ
クロヘキサンジメタノール、5ーナトリウムスルホレゾ
ルシンなどのジオール成分、アジピン酸、セバシン酸、
フタル酸、イソフタル酸、2,6ーナフタリンジカルボ
ン酸、5ーナトリウムイソフタル酸などのオキシカルボ
ン酸成分などが挙げられる。
【0024】本発明の感熱フィルムは前記ポリエステル
からなるフィルムを二軸延伸したものであり、前記加熱
収縮応力の特性を満足するならば、単層フィルムでも、
2層以上の積層フィルムでもよく、ポリエステルとして
は前記ポリエステルを二種類以上をブレンドしたもので
あってもよい。さらに、感熱フィルムの滑り性を改良す
るために有機、無機の添加剤を含有させてもよい。
【0025】次に、本発明の感熱フィルムの製造方法に
ついて説明する。
【0026】本発明の感熱フィルムは、前述したよう
に、ポリエステル共重合体や共重合したものをホモのポ
リエチレンテレフタレート等とブレンドすることにより
得られる樹脂原料を押出機に供給し、Tダイまたはイン
フレーションキャスト法などにより溶融製膜した後、二
軸延伸、熱処理することにより得られる。
【0027】二軸延伸の方法は、特に限定されるもので
はないが、逐次二軸延伸や同時二軸延伸(ステンタ法、
チューブ法)を用いることができる。
【0028】
【物性の測定方法ならびに効果の評価方法】本発明の特
性値の測定値方法ならびに効果の評価方法は次の通りで
ある。
【0029】(1)破断強度および破断伸度 ASTM-D-882によるテンシロン型引っ張り試験機に試幅1
0mm、試長100mmとなるようにセットし、引っ張
り速度200mm/分、温度20℃、湿度65%RHの
条件でフィルムを引っ張り、フィルムが破断した時の強
度(kg)、及び伸度を測定し、下記式により破断強
度、破断伸度を求めた。
【0030】(2)穿孔感度 フィルムに和紙を貼り合わせて原紙を制作した。得られ
た原紙を理想科学工業(株)製リソグラフGR375印
刷機を用いて、製版エネルギを3段階 (80,90,
100%、100%の製版エネルギを48μmJとする
)に変化させて製版した。製版された原紙をフィルム
側から顕微鏡で穿孔状態を観察し、以下の項目について
評価した。 ◎・・・80%以下の製版エネルギで確実に穿孔し良
好。 ○・・・90%以下の製版エネルギでは確実に穿孔し良
好であるが、80% の製版エネルギでは希に所定の穿
孔が得られない部分があるが、実用上問題がない。 △・・・90% の製版エネルギでは希に所定の穿孔が
得られない部分があるが、実用上問題がない。 ×・・・100%の製版エネルギでは確実に穿孔し良好
であるが、90% 以下の製版エネルギでは所定の穿孔
が得られない部分が多数あり実用上支障がある。
【0031】(3)融解エネルギー ΔHu(cal/
g) PERKIN,ELMER社製、DSC−7型を用いて、感熱フィル
ムの融解時の面積から求めた。この面積は、昇温するこ
とによりベースラインから吸熱側にずれ、さらに昇温を
続けるとベースラインの位置までもどるまでの面積であ
り、融解開始温度位置から終了温度位置までを直線で結
び、この面積(a)を求めた。同じDSCの測定条件で
In(インジウム)を測定し、この面積(b)を6.8
cal/gとして次の式 △Hu(cal/g)=a/b×6.8 により求めた。
【0032】
【実施例】本発明を実施例にもとづいて説明するが、本
発明はこれらの実施例に限定されるものでない。
【0033】実施例1 ジカルボン酸成分として、テレフタル酸ジメチル75モ
ル%とイソフタル酸ジメチル25モル%、グリコール成
分としてエチレングリコールを定法により共重合し、平
均粒径1.0μmの二酸化ケイ素を0.4重量%含有さ
せて、固有粘度0.650 のポリエステルポリマーを
得た。このポリマーを押出機とTダイで270℃でシー
ト上に押出し、静電印加方式により25℃に設定した回
転水冷ドラムに密着させて冷却固化させ未延伸シートを
得た。
【0034】次いでこのフィルムを温度90℃で長手方
向に3.6倍延伸し、引き続きステンターに送り込み温
度80℃で幅方向に3.7倍延伸し、引き続いて100
℃で緊張熱処理し、厚み1.7μmのフィルムを得た。
【0035】実施例2 実施例1と同様にして未延伸フィルムを得た。このフィ
ルムを温度100℃で長手方向に3.6倍延伸し、引き
続きステンターに送り込み温度80℃で幅方向に3.7
倍延伸し、引き続いて90℃で緊張熱処理し、厚み1.
7μmのフィルムを得た。ジカルボン酸成分として、テ
レフタル酸ジメチル83モル%とイソフタル酸ジメチル
17モル%を用いた以外は実施例1と同様の固有粘度
0.650ポリエステルポリマーを用いた。実施例1と
同様な製膜条件で厚み1.7μmのフィルムを得た。
【0036】実施例3 実施例1と同様にして未延伸フィルムを得た。このフィ
ルムを長手方向および幅方向に同時に2軸延伸できるス
テンターに送りこみ、温度100℃にて長手方向に3.
6倍および幅方向に3.8倍になるように同時に延伸
し、100℃で緊張熱処理し、厚み1.7μmのフィル
ムを得た。
【0037】実施例4 実施例1と同様にして未延伸フィルムを得た。このフィ
ルムを温度100℃で長手方向に4.8倍延伸し、引き
続きステンターに送り込み温度80℃で幅方向に4.4
倍延伸し、引き続いて130℃で緊張熱処理し、厚み
1.7μmのフィルムを得た。ジカルボン酸成分とし
て、テレフタル酸ジメチル83モル%とイソフタル酸ジ
メチル17モル%を用いた以外は実施例1と同様の固有
粘度0.650ポリエステルポリマーを用いた。
【0038】実施例5 実施例1と同様にして未延伸フィルムを得た。このフィ
ルムを温度100℃で長手方向に5.1倍延伸し、引き
続きステンターに送り込み温度80℃で幅方向に4.6
倍延伸し、引き続いて130℃で緊張熱処理し、厚み
1.7μmのフィルムを得た。ジカルボン酸成分とし
て、テレフタル酸ジメチル83モル%とイソフタル酸ジ
メチル17モル%を用いた以外は実施例1と同様の固有
粘度0.650ポリエステルポリマーを用いた。
【0039】比較例1 実施例1と同様にして未延伸フィルムを得た。このフィ
ルムを温度110℃で長手方向に4.75倍延伸しステ
ンタで80℃で幅方向に4.7倍延伸し、引き続いて1
00℃で熱処理した以外は実施例3と同様の条件で製膜
し、厚み1.7μmのフィルムを得た。
【0040】比較例2 実施例1と同様にして未延伸フィルムを得た。このフィ
ルムを温度120℃で長手方向に3.5 倍延伸し、引
き続いてステンタで幅方向で80℃に4.7倍延伸した
後、ステンタで130℃で緊張熱処理して、厚み1.7
μmのフィルムを得た。
【0041】比較例3 実施例1と同様にして未延伸フィルムを得た。このフィ
ルムを温度110℃で長手方向に4.75倍延伸し、引
き続いてステンタで幅方向に4.7倍延伸した後、ステ
ンタで95℃で緊張熱処理して、厚み1.7μmのフィ
ルムを得た。
【0042】以上により得られたフィルムで感熱孔版印
刷原紙を作成し、穿孔感度を評価した。フィルムの物性
および穿孔感度を表1にまとめて示す。
【0043】実施例1〜3のフィルムは、本発明の条件
を満足しているため、これらのフィルムを用いて作成し
た感熱孔版印刷原紙は穿孔感度に優れたものであった。
【0044】これらに対し、比較例1〜3については破
断伸度および破断強度が本発明の条件を満足せず穿孔感
度に劣るものであった。
【0045】
【表1】
【0046】
【発明の効果】本発明により低エネルギでの穿孔感度に
すぐれた感熱孔版印刷原紙用フィルムを提供することが
でき、その工業的価値は高い。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 角谷 隆 岐阜県安八郡神戸町大字安次900番地の1 東レ株式会社岐阜工場内 Fターム(参考) 2H114 AB22 BA06 DA56 EA02 GA12 GA38 4F071 AA43 AA44 AA45 AA46 AF14 AF43 AH19 BA01 BB06 BB08 BC01 BC17 4F210 AA24 AE10 AG01 AH81 QA02 QC05 QG01 QG18

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】融解エネルギが3〜11cal/gである
    熱可塑性樹脂から主として成り、該熱可塑性樹脂の幅方
    向の破断伸度をET(%)、破断強度をST(kg/mm
    2)とし、長手方向の破断伸度をEM(%),破断強度を
    M(kg/mm2)としたとき、ETおよびEMのうちの
    少なくとも一方が70%以上100%以下であって、か
    つ下記式(1)および(2)を満足することを特徴とす
    る感熱孔版印刷原紙用二軸延伸フィルム。 ST/ET × 100 ≦ 50 (1) SM/EM × 100 ≦ 50 (2)
  2. 【請求項2】熱可塑性樹脂がポリエステルである請求項
    1記載の感熱孔版印刷原紙用二軸延伸フィルム。
  3. 【請求項3】同時二軸延伸によって製造されたものであ
    る請求項1または2に記載の感熱孔版印刷原紙用二軸延
    伸フィルム。
  4. 【請求項4】請求項1〜3のいずれかに記載の感熱孔版
    印刷原紙用二軸延伸フィルムを用いて成ることを特徴と
    する感熱孔版印刷原紙。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005343069A (ja) * 2004-06-04 2005-12-15 Duplo Seiko Corp 孔版印刷用原紙
WO2009069502A1 (ja) * 2007-11-29 2009-06-04 Toyo Boseki Kabushiki Kaisha ポリエチレンテレフタレート系樹脂フィルム、およびその製造方法
WO2009123085A1 (ja) * 2008-03-31 2009-10-08 東洋紡績株式会社 二軸延伸ポリエチレンテレフタレート系樹脂フィルム

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