JP2002079476A - インパクト型の電動工具装置 - Google Patents
インパクト型の電動工具装置Info
- Publication number
- JP2002079476A JP2002079476A JP2001215530A JP2001215530A JP2002079476A JP 2002079476 A JP2002079476 A JP 2002079476A JP 2001215530 A JP2001215530 A JP 2001215530A JP 2001215530 A JP2001215530 A JP 2001215530A JP 2002079476 A JP2002079476 A JP 2002079476A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tool device
- impact
- amplitude
- grip
- power tool
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B25—HAND TOOLS; PORTABLE POWER-DRIVEN TOOLS; MANIPULATORS
- B25D—PERCUSSIVE TOOLS
- B25D11/00—Portable percussive tools with electromotor or other motor drive
- B25D11/06—Means for driving the impulse member
- B25D11/12—Means for driving the impulse member comprising a crank mechanism
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B25—HAND TOOLS; PORTABLE POWER-DRIVEN TOOLS; MANIPULATORS
- B25D—PERCUSSIVE TOOLS
- B25D2250/00—General details of portable percussive tools; Components used in portable percussive tools
- B25D2250/005—Adjustable tool components; Adjustable parameters
- B25D2250/021—Stroke length
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B25—HAND TOOLS; PORTABLE POWER-DRIVEN TOOLS; MANIPULATORS
- B25D—PERCUSSIVE TOOLS
- B25D2250/00—General details of portable percussive tools; Components used in portable percussive tools
- B25D2250/221—Sensors
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Percussive Tools And Related Accessories (AREA)
- Drilling And Boring (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 使用者の介入によりインパクト工具装置の衝
撃力を、駆動部の回転数に係わらず常に制御可能とす
る。 【解決手段】 電動インパクト工具装置(8)は、グリ
ップ(11)と、ハウジング(10)内に配置した遊星
歯車機構(5)とを具える。遊星歯車機構(5)は、駆
動軸(1)の回転運動(ω)を揺動運動(υ)に変換す
る。衝撃発生手段(2)が生じる往復運動の衝撃振幅
は、遊星歯車機構(5)における太陽歯車(6)の調整
(α)により制御可能である。この衝撃振幅は、工具装
置(8)のグリップ(11)に使用者が及ぼす軸線方向
力(F)に応じて制御する。
撃力を、駆動部の回転数に係わらず常に制御可能とす
る。 【解決手段】 電動インパクト工具装置(8)は、グリ
ップ(11)と、ハウジング(10)内に配置した遊星
歯車機構(5)とを具える。遊星歯車機構(5)は、駆
動軸(1)の回転運動(ω)を揺動運動(υ)に変換す
る。衝撃発生手段(2)が生じる往復運動の衝撃振幅
は、遊星歯車機構(5)における太陽歯車(6)の調整
(α)により制御可能である。この衝撃振幅は、工具装
置(8)のグリップ(11)に使用者が及ぼす軸線方向
力(F)に応じて制御する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、空圧式衝撃機構を
具えるインパクト型の電動工具装置、例えばハンマドリ
ル、チゼルハンマ等に関するものである。
具えるインパクト型の電動工具装置、例えばハンマドリ
ル、チゼルハンマ等に関するものである。
【0002】
【従来の技術】インパクト型の電動工具装置の場合、電
動モータの回転運動は適当な変換機構により揺動及び衝
撃振動の並進運動に変換される。通常、駆動軸に対して
平行の振動軸線に対する揺動部材と、垂直の振動軸線を
有する偏心部材とを使用する。多くの場合、空圧式衝撃
機構における揺動運動は、駆動ピストンを介してガス封
入スプリング及びフリーピストンに伝達され、最後に軸
線方向で工具に伝達される。ハンマドリルの場合、更
に、工具スピンドルの回転運動が駆動軸から適切な変速
歯車を介して伝達される。それにより、工具の振動数及
び衝撃数は、工具スピンドルの回転数に対して常に固定
された、段階的に選択切替可能な関係にある。
動モータの回転運動は適当な変換機構により揺動及び衝
撃振動の並進運動に変換される。通常、駆動軸に対して
平行の振動軸線に対する揺動部材と、垂直の振動軸線を
有する偏心部材とを使用する。多くの場合、空圧式衝撃
機構における揺動運動は、駆動ピストンを介してガス封
入スプリング及びフリーピストンに伝達され、最後に軸
線方向で工具に伝達される。ハンマドリルの場合、更
に、工具スピンドルの回転運動が駆動軸から適切な変速
歯車を介して伝達される。それにより、工具の振動数及
び衝撃数は、工具スピンドルの回転数に対して常に固定
された、段階的に選択切替可能な関係にある。
【0003】インパクト型の工具装置に関して、ヨーロ
ッパ特許第759341号明細書には自動的な空撃ち防
止機構が記載されている。この防止機構は、工具に対し
て軸線方向の押圧力が及ぼされていない場合、軸線方向
に変位可能な開閉スリーブにより空圧式衝撃機構のバル
ブを開口させて衝撃を中断させる。
ッパ特許第759341号明細書には自動的な空撃ち防
止機構が記載されている。この防止機構は、工具に対し
て軸線方向の押圧力が及ぼされていない場合、軸線方向
に変位可能な開閉スリーブにより空圧式衝撃機構のバル
ブを開口させて衝撃を中断させる。
【0004】特開平4−224343号公報は、工具ス
ピンドルの回転数を段階的に切り換えるために遊星歯車
機構を記載している。しかし、工具スピンドルの回転数
に対して衝撃数を連続的に調節することは不可能であ
る。
ピンドルの回転数を段階的に切り換えるために遊星歯車
機構を記載している。しかし、工具スピンドルの回転数
に対して衝撃数を連続的に調節することは不可能であ
る。
【0005】ドイツ特許第3505544号明細書は、
偏心部材の軸線方向位置を調節することにより揺動振幅
を連続的に調整可能としたハンマドリルを記載してい
る。この場合、偏心部材を傾斜させて配置することによ
り、偏心度を連続的に可変とすることが可能である。
偏心部材の軸線方向位置を調節することにより揺動振幅
を連続的に調整可能としたハンマドリルを記載してい
る。この場合、偏心部材を傾斜させて配置することによ
り、偏心度を連続的に可変とすることが可能である。
【0006】ヨーロッパ特許第063725号明細書
は、偏心タップの駆動に使用される遊星歯車機構を記載
している。この遊星歯車機構は、単一の遊星歯車と、そ
の遊星歯車を内接させた内歯の太陽歯車との寸法を適切
に決定することにより、遊星歯車のピッチ円上の各ポイ
ントが直線的な軌道曲線を辿る。太陽歯車を90°回動
すると、ピストン工程は、太陽歯車のピッチ円直径に一
致する全行程から殆どゼロまで可変となる。太陽歯車
は、揺動振幅を絶えず調整するために、自己制動型のウ
ォーム歯車装置又は半径方向に延在する固定可能な調節
グリップにより、それぞれの角度位置に固定される。
は、偏心タップの駆動に使用される遊星歯車機構を記載
している。この遊星歯車機構は、単一の遊星歯車と、そ
の遊星歯車を内接させた内歯の太陽歯車との寸法を適切
に決定することにより、遊星歯車のピッチ円上の各ポイ
ントが直線的な軌道曲線を辿る。太陽歯車を90°回動
すると、ピストン工程は、太陽歯車のピッチ円直径に一
致する全行程から殆どゼロまで可変となる。太陽歯車
は、揺動振幅を絶えず調整するために、自己制動型のウ
ォーム歯車装置又は半径方向に延在する固定可能な調節
グリップにより、それぞれの角度位置に固定される。
【0007】電動工具装置の場合、通常、電源部に配置
した位相制御による駆動力を介して、グリップ内に位置
する指で操作する圧力スイッチボタンにより、回転数を
押込深度に応じて絶えず制御する。それにより、例えば
工具装置の緩やかな始動を可能とし、使用者の介入によ
って回転数を調節することができる。
した位相制御による駆動力を介して、グリップ内に位置
する指で操作する圧力スイッチボタンにより、回転数を
押込深度に応じて絶えず制御する。それにより、例えば
工具装置の緩やかな始動を可能とし、使用者の介入によ
って回転数を調節することができる。
【0008】ドイツ特許第19503526号明細書
は、工具軸線に対して垂直に配置されると共に、この工
具軸線にオフセットして回転可能とした工具グリップを
記載している。それによって生じる限定的な運動自由度
を、工具軸線に沿って、グリップの振動抑制に利用す
る。
は、工具軸線に対して垂直に配置されると共に、この工
具軸線にオフセットして回転可能とした工具グリップを
記載している。それによって生じる限定的な運動自由度
を、工具軸線に沿って、グリップの振動抑制に利用す
る。
【0009】
【発明の課題】本発明の課題は、使用者の介入によりイ
ンパクト工具装置の衝撃力を、駆動部の回転数に係わら
ず常に制御可能とすることにある。
ンパクト工具装置の衝撃力を、駆動部の回転数に係わら
ず常に制御可能とすることにある。
【0010】
【課題の解決手段】この課題を解決するため、本発明
は、請求項1に記載された特徴を有している。また、本
発明の有利な実施形態は、従属請求項に記載されたとお
りである。
は、請求項1に記載された特徴を有している。また、本
発明の有利な実施形態は、従属請求項に記載されたとお
りである。
【0011】本発明においては、遊星歯車機構をクラン
ク機構として使用する。単一の遊星歯車と、その遊星歯
車に内接する内歯太陽歯車との寸法を適切に決定するこ
とにより、遊星歯車のピッチ円上の各ポイントは直線的
な軌道曲線を辿る。遊星歯車の偏心タップは、連接棒を
介し、工具軸線と平行な往復運動を行う駆動ピストン等
の衝撃発生手段に結合する。太陽歯車の調整可能な取り
付け角度は、工具軸線に沿ってグリップに及ぼされる力
に応じて調整可能である。
ク機構として使用する。単一の遊星歯車と、その遊星歯
車に内接する内歯太陽歯車との寸法を適切に決定するこ
とにより、遊星歯車のピッチ円上の各ポイントは直線的
な軌道曲線を辿る。遊星歯車の偏心タップは、連接棒を
介し、工具軸線と平行な往復運動を行う駆動ピストン等
の衝撃発生手段に結合する。太陽歯車の調整可能な取り
付け角度は、工具軸線に沿ってグリップに及ぼされる力
に応じて調整可能である。
【0012】偏心タップの直線的な往復運動のアングル
は、一体回転して調整可能とする太陽歯車を介して、常
に可変とする。したがって、特定の回転数について、衝
撃エネルギは揺動振幅を介して常に調整可能である。太
陽歯車の調整値をほぼゼロとする場合には空衝ちが防止
され、これも本発明による解決方法に包括される。
は、一体回転して調整可能とする太陽歯車を介して、常
に可変とする。したがって、特定の回転数について、衝
撃エネルギは揺動振幅を介して常に調整可能である。太
陽歯車の調整値をほぼゼロとする場合には空衝ちが防止
され、これも本発明による解決方法に包括される。
【0013】太陽歯車の調整αは、グリップと機械的、
空圧的又は電気的に接続された調整機構により行われ
る。この調整機構は、振動の反力が主としてグリップで
はなく、ハウジング全体に作用するよう、必然的に自己
制動するものとする。その際、衝撃力を制御するグリッ
プの変位領域は、太陽歯車の角度変化△αをπ/2まで
として、調整手段を介した3cm以下の領域に表現され
る。
空圧的又は電気的に接続された調整機構により行われ
る。この調整機構は、振動の反力が主としてグリップで
はなく、ハウジング全体に作用するよう、必然的に自己
制動するものとする。その際、衝撃力を制御するグリッ
プの変位領域は、太陽歯車の角度変化△αをπ/2まで
として、調整手段を介した3cm以下の領域に表現され
る。
【0014】ウォームピニオンは、太陽歯車の対応する
外歯に自己制動可能な状態で係合させるのが有利であ
る。ウォームピニオンを駆動する歯車装置は、サーボ制
御手段を介し、電動工具装置の有効エネルギによって駆
動するのが有利である。太陽歯車の調整αに要するエネ
ルギとして、制御可能な調整クラッチを介して生ずる運
動駆動エネルギ、制御可能なバルブを介して生ずる空気
圧縮エネルギ、及び/又は制御可能なサーボモータによ
る電気エネルギを使用する。
外歯に自己制動可能な状態で係合させるのが有利であ
る。ウォームピニオンを駆動する歯車装置は、サーボ制
御手段を介し、電動工具装置の有効エネルギによって駆
動するのが有利である。太陽歯車の調整αに要するエネ
ルギとして、制御可能な調整クラッチを介して生ずる運
動駆動エネルギ、制御可能なバルブを介して生ずる空気
圧縮エネルギ、及び/又は制御可能なサーボモータによ
る電気エネルギを使用する。
【0015】制御可能なサーボモータを使用する場合、
使用者又はマイクロプロセッサにより、所望の作動条件
に応じて衝撃力を調整することが可能である。実際に工
具に与えられる衝撃力は、ストロークセンサ、圧力セン
サ又は加速度センサと、適切な電子測定回路により間接
的に測定可能である。
使用者又はマイクロプロセッサにより、所望の作動条件
に応じて衝撃力を調整することが可能である。実際に工
具に与えられる衝撃力は、ストロークセンサ、圧力セン
サ又は加速度センサと、適切な電子測定回路により間接
的に測定可能である。
【0016】衝撃振幅に基づく目標衝撃力の制御は、圧
力スイッチボタンの操作による駆動力の制御に依存せ
ず、工具装置のグリップに及ぼされる軸線方向力に応じ
て行うのが有利である。この軸線方向力は、使用者の直
感的な意思に直接的に合致するからである。更に、グリ
ップは、軸線方向反力に抗して軸線方向で限定的に可動
とするのが有利であり、グリップが工具又は母材の方向
に押圧され、太陽歯車の調整αに作用することにより衝
撃エネルギを増大することが可能である。
力スイッチボタンの操作による駆動力の制御に依存せ
ず、工具装置のグリップに及ぼされる軸線方向力に応じ
て行うのが有利である。この軸線方向力は、使用者の直
感的な意思に直接的に合致するからである。更に、グリ
ップは、軸線方向反力に抗して軸線方向で限定的に可動
とするのが有利であり、グリップが工具又は母材の方向
に押圧され、太陽歯車の調整αに作用することにより衝
撃エネルギを増大することが可能である。
【0017】グリップは、工具軸線に対して半径方向に
オフセットして配置され、同軸線に対し垂直に延在する
回転継手を介して装置本体と結合するのが有利である。
この軸線方向力は、変位を介して間接的に測定される
か、又は圧電センサにより直接的に測定され、その測定
データは目標値としてマイクロプロセッサに出力され
る。マイクロプロセッサは、動作データ特性域を読み出
して太陽歯車の調整値αを算定する。これは、軸線方向
力の適切な非線形写像又は必要な衝撃力の実現に不可欠
な太陽歯車の調整値αへの変位として実行され、この調
整はサーボモータ等により行う。
オフセットして配置され、同軸線に対し垂直に延在する
回転継手を介して装置本体と結合するのが有利である。
この軸線方向力は、変位を介して間接的に測定される
か、又は圧電センサにより直接的に測定され、その測定
データは目標値としてマイクロプロセッサに出力され
る。マイクロプロセッサは、動作データ特性域を読み出
して太陽歯車の調整値αを算定する。これは、軸線方向
力の適切な非線形写像又は必要な衝撃力の実現に不可欠
な太陽歯車の調整値αへの変位として実行され、この調
整はサーボモータ等により行う。
【0018】マイクロプロセッサによる算定のため、回
転数、トルク、消費電流、加速度、選択的な工具の種類
・サイズ等の更なる固有パラメータを決定するのが有利
であり、最適かつ確実な作動のために、マイクロプロセ
ッサにより読出可能な動作データ特性域に対応して前記
固有パラメータを考慮する。
転数、トルク、消費電流、加速度、選択的な工具の種類
・サイズ等の更なる固有パラメータを決定するのが有利
であり、最適かつ確実な作動のために、マイクロプロセ
ッサにより読出可能な動作データ特性域に対応して前記
固有パラメータを考慮する。
【0019】工具装置のグリップにおける軸線方向力を
介して衝撃力の目標値を決定する際、作動方向、質量及
び重力加速度を通じて、その自重は歪曲して作用する。
この好ましくない影響を低減するため、傾斜センサによ
って作動方向を決定可能とすると共に、既知の自重にお
いては、使用者が所望する衝撃力の真の目標値をマイク
ロプロセッサによって算定可能とする。そのために、傾
斜センサをマイクロプロセッサに接続する。マイクロプ
ロセッサは、グリップで実測した軸線方向力を係止力に
ついて修正する。係止力は、電動工具装置の作動方向の
重力加速度に対する方向余弦を乗じた工具装置の自重に
相当する。
介して衝撃力の目標値を決定する際、作動方向、質量及
び重力加速度を通じて、その自重は歪曲して作用する。
この好ましくない影響を低減するため、傾斜センサによ
って作動方向を決定可能とすると共に、既知の自重にお
いては、使用者が所望する衝撃力の真の目標値をマイク
ロプロセッサによって算定可能とする。そのために、傾
斜センサをマイクロプロセッサに接続する。マイクロプ
ロセッサは、グリップで実測した軸線方向力を係止力に
ついて修正する。係止力は、電動工具装置の作動方向の
重力加速度に対する方向余弦を乗じた工具装置の自重に
相当する。
【0020】
【好適な実施形態】以下、本発明を図示の好適な実施形
態について更に具体的に説明する。
態について更に具体的に説明する。
【0021】図1に示すように、駆動軸1の回転運動ω
を、これに対して垂直の揺動運動υに変換するために、
駆動軸1の一平面に延在する工具軸線Aに対して平行と
する空圧式衝撃機構の駆動ピストン等で構成される衝撃
発生手段2を、一般的なサイクロイド軌跡の特殊ケース
とする調整αによって決定した直線上に配置されたサイ
クロイド遊星歯車機構5のタップ4と結合する。従っ
て、タップ4における平面に対して垂直に推移する往復
運動に基き、α=〔0,π/2〕とする遊星歯車機構5
の調整値αにより、衝撃発生手段2の往復運動の振幅は
殆どゼロ(最終的な連接棒の長さで三角法により決定さ
れた残存運動を除く)から、遊星歯車機構5の軌道直径
の最大値に至る範囲内で、常に単調に連続変化させるこ
とが可能となり、その振幅は調整値αの正弦に対してほ
ぼ比例する。特定の回転数に関しては、調整αによって
振動υの振幅が調整可能であり、従って、衝撃エネルギ
も常に調整可能である。振幅をほぼゼロとする空衝ち防
止状態は、本発明の解決手段に包括されるものである。
を、これに対して垂直の揺動運動υに変換するために、
駆動軸1の一平面に延在する工具軸線Aに対して平行と
する空圧式衝撃機構の駆動ピストン等で構成される衝撃
発生手段2を、一般的なサイクロイド軌跡の特殊ケース
とする調整αによって決定した直線上に配置されたサイ
クロイド遊星歯車機構5のタップ4と結合する。従っ
て、タップ4における平面に対して垂直に推移する往復
運動に基き、α=〔0,π/2〕とする遊星歯車機構5
の調整値αにより、衝撃発生手段2の往復運動の振幅は
殆どゼロ(最終的な連接棒の長さで三角法により決定さ
れた残存運動を除く)から、遊星歯車機構5の軌道直径
の最大値に至る範囲内で、常に単調に連続変化させるこ
とが可能となり、その振幅は調整値αの正弦に対してほ
ぼ比例する。特定の回転数に関しては、調整αによって
振動υの振幅が調整可能であり、従って、衝撃エネルギ
も常に調整可能である。振幅をほぼゼロとする空衝ち防
止状態は、本発明の解決手段に包括されるものである。
【0022】図2に示す遊星歯車機構5において、一体
回転して調整可能な太陽歯車6は直径2rの内歯歯車と
して形成され、この内歯歯車には直径がrの外歯の遊星
歯車7が内接する。遊星歯車7の回転軸が駆動軸1によ
り駆動されると、遊星歯車7の外縁部に取り付けたタッ
プ4は、一般的なサイクロイド軌跡の特殊ケースとし
て、直線的な往復運動を行う。太陽歯車6の調整αによ
り、往復運動の方向は絶えず可変となる。
回転して調整可能な太陽歯車6は直径2rの内歯歯車と
して形成され、この内歯歯車には直径がrの外歯の遊星
歯車7が内接する。遊星歯車7の回転軸が駆動軸1によ
り駆動されると、遊星歯車7の外縁部に取り付けたタッ
プ4は、一般的なサイクロイド軌跡の特殊ケースとし
て、直線的な往復運動を行う。太陽歯車6の調整αによ
り、往復運動の方向は絶えず可変となる。
【0023】図3に示す遊星歯車機構5の太陽歯車6の
外周部に、自己制動型のウォームピニオン9を配置す
る。一体回転して調整可能な太陽歯車6を調整αするた
めに、軸線方向力Fを電動工具装置8のハウジング10
に固定した圧電センサ12により測定すると共に、その
測定データをマイクロプロセッサ13に目標値として出
力する。マイクロプロセッサ13は、軸線方向力Fの適
切な非線形写像を介し、不可欠な衝撃力の実現に必要と
される遊星歯車機構5の調整値αを算定すると共に、ウ
ォームピニオン9と結合したサーボモータ14を介し
て、ハウジング10に対する遊星歯車機構5を調整値α
に調整する。マイクロプロセッサ13に接続した傾斜セ
ンサ15の出力データに基づいて、既知の自重に対する
軸線方向力Fの目標値を修正するために電動工具装置8
の作動方向Aを決定する。動作データセンサ16は、駆
動軸1の回転数及びトルクを決定し、マイクロプロセッ
サ13において読出可能とした動作データ特性域を介し
て、最適な衝撃振幅値と、軸線方向力Fに対応する衝撃
振幅値とを決定可能とする。その際、算定に際して更に
別の動作パラメータを参照することも可能である。
外周部に、自己制動型のウォームピニオン9を配置す
る。一体回転して調整可能な太陽歯車6を調整αするた
めに、軸線方向力Fを電動工具装置8のハウジング10
に固定した圧電センサ12により測定すると共に、その
測定データをマイクロプロセッサ13に目標値として出
力する。マイクロプロセッサ13は、軸線方向力Fの適
切な非線形写像を介し、不可欠な衝撃力の実現に必要と
される遊星歯車機構5の調整値αを算定すると共に、ウ
ォームピニオン9と結合したサーボモータ14を介し
て、ハウジング10に対する遊星歯車機構5を調整値α
に調整する。マイクロプロセッサ13に接続した傾斜セ
ンサ15の出力データに基づいて、既知の自重に対する
軸線方向力Fの目標値を修正するために電動工具装置8
の作動方向Aを決定する。動作データセンサ16は、駆
動軸1の回転数及びトルクを決定し、マイクロプロセッ
サ13において読出可能とした動作データ特性域を介し
て、最適な衝撃振幅値と、軸線方向力Fに対応する衝撃
振幅値とを決定可能とする。その際、算定に際して更に
別の動作パラメータを参照することも可能である。
【0024】動作データセンサ16の出力信号に基づく
第1段階では、電動工具装置8の現実の動作データを検
出すると共に、その動作データをマイクロプロセッサ1
3に出力する。第2段階では、現実の動作データを考慮
しつつ、手動で設定された衝撃力の目標値、又は好適に
は傾斜センサ15の出力データに基づいてマイクロプロ
セッサ13で修正した衝撃力の目標値から、設定衝撃力
又は最適衝撃力を、動作データ特性域内で少なくとも支
持個所で読出可能として残された写像を介し、衝撃振幅
を通じて衝撃力を実現するのに必要な調整値αにマイク
ロプロセッサ13で換算する。第3段階では、マイクロ
プロセッサ13により、遊星歯車機構5における調整値
αをサーボモータ14により変更する。最終段階では、
マイクロプロセッサ13を使用し、センサで検出した別
の特性値から実際の衝撃力を算定して目標値と比較し、
比較値に対応して遊星歯車機構5における調整値αを逆
に調節する。
第1段階では、電動工具装置8の現実の動作データを検
出すると共に、その動作データをマイクロプロセッサ1
3に出力する。第2段階では、現実の動作データを考慮
しつつ、手動で設定された衝撃力の目標値、又は好適に
は傾斜センサ15の出力データに基づいてマイクロプロ
セッサ13で修正した衝撃力の目標値から、設定衝撃力
又は最適衝撃力を、動作データ特性域内で少なくとも支
持個所で読出可能として残された写像を介し、衝撃振幅
を通じて衝撃力を実現するのに必要な調整値αにマイク
ロプロセッサ13で換算する。第3段階では、マイクロ
プロセッサ13により、遊星歯車機構5における調整値
αをサーボモータ14により変更する。最終段階では、
マイクロプロセッサ13を使用し、センサで検出した別
の特性値から実際の衝撃力を算定して目標値と比較し、
比較値に対応して遊星歯車機構5における調整値αを逆
に調節する。
【図1】 本発明の作動原理を説明するための略図であ
る。
る。
【図2】 本発明において適用可能な遊星歯車機構の略
図である。
図である。
【図3】 本発明において適用可能な制御システムの説
明図である。
明図である。
1 駆動軸 2 衝撃発生手段 3 連接棒 4 タップ 5 遊星歯車機構 6 太陽歯車 7 遊星歯車 8 電動工具装置 9 ウォームピニオン 11 グリップ 10 ハウジング 12 圧電力センサ 13 マイクロプロセッサ 14 サーボモータ 15 傾斜センサ 16 動作データセンサ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 コンラッド アルトマン ドイツ国 82237 ヴェルトゼー クック ックシュトラーセ 2 Fターム(参考) 2D058 AA14 CA03 CB06 CB12 CB14
Claims (9)
- 【請求項1】 グリップ(11)と、ハウジング(1
0)内に配置した遊星歯車機構(5)とを具え、該遊星
歯車機構(5)により駆動軸(1)の回転運動(ω)を
揺動運動(υ)に変換し、遊星歯車機構(5)の太陽歯
車(6)を所定の調整範囲(α)内で調整することによ
り、衝撃発生手段(2)の発生する往復衝撃運動の振幅
を調整可能としたインパクト型の電動工具装置(8)に
おいて、前記往復衝撃運動の振幅を、工具装置(8)の
グリップ(11)に使用者が作用させる軸線方向力
(F)に基づいて制御することを特徴とする電動工具装
置。 - 【請求項2】 請求項1記載の装置において、太陽歯車
(6)の調範囲整(α)内における調整値(α)=
〔0,π/2〕では、前記往復衝撃運動の振幅を単調に
増減可能としたことを特徴とする電動工具装置。 - 【請求項3】 請求項1又は2に記載の装置において、
調整値(α)=0において前記往復衝撃運動の振幅をほ
ぼゼロとして空撃を防止することを特徴とする電動工具
装置。 - 【請求項4】 請求項1〜3の何れか一項に記載の装置
において、前記衝撃発生手段(2)を、空圧式打撃機構
の駆動ピストンにより構成したことを特徴とする電動工
具装置。 - 【請求項5】 請求項1〜4の何れか一項に記載の装置
において、前記往復衝撃運動の振幅を調整するため、ハ
ウジング(10)に対する太陽歯車(6)の一体的に回
転可能な支持角度を、自己制動型のウォームピニオン
(9)により調整可能としたことを特徴とする電動工具
装置。 - 【請求項6】 請求項1〜5の何れか一項に記載の装置
において、前記往復衝撃運動の振幅を調整するため、ハ
ウジング(10)に対する太陽歯車(6)の支持角度
を、サーボモータ等の制御手段(14)により制御可能
としたことを特徴とする電動工具装置。 - 【請求項7】 請求項6記載の装置において、前記制御
手段(14)をマイクロプロセッサ(13)により制御
することにより、動作データセンサ(16)と読出可能
な動作データ特性域とを任意的に使用しつつ衝撃力を最
適制御することを特徴とする電動工具装置。 - 【請求項8】 請求項7記載の装置において、前記マイ
クロプロセッサ(13)に傾斜センサ(15)の出力を
供給して電動工具装置(8)の作動方向を決定し、これ
により、グリップ(11)に及ぼされる軸線方向力
(F)に基づいて、衝撃力に係る重力加速度の真の目標
値をマイクロプロセッサ(13)で算定することを特徴
とする電動工具装置。 - 【請求項9】 請求項1〜8の何れか一項に記載の装置
において、前記グリップ(11)を工具軸線Aに関して
限定的に回動可能に担持すると共に、軸線方向圧力で付
勢することによりグリップ(11)を、軸線方向力
(F)を作用させたときに限定的に軸線方向に可動とし
たことを特徴とする電動工具装置。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE10034359:7 | 2000-07-14 | ||
DE10034359A DE10034359A1 (de) | 2000-07-14 | 2000-07-14 | Schlagendes Elektrohandwerkzeuggerät |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002079476A true JP2002079476A (ja) | 2002-03-19 |
Family
ID=7648972
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001215530A Pending JP2002079476A (ja) | 2000-07-14 | 2001-07-16 | インパクト型の電動工具装置 |
Country Status (6)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US6520266B2 (ja) |
EP (1) | EP1172180B1 (ja) |
JP (1) | JP2002079476A (ja) |
CN (1) | CN1181953C (ja) |
DE (2) | DE10034359A1 (ja) |
ZA (1) | ZA200105752B (ja) |
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004230548A (ja) * | 2003-01-27 | 2004-08-19 | Hilti Ag | 手持式作業装置 |
JP2006055914A (ja) * | 2004-08-17 | 2006-03-02 | Makita Corp | 電動工具 |
KR100914641B1 (ko) * | 2008-04-10 | 2009-09-02 | 이재민 | 못 파지 및 타격장치 |
JP2014046437A (ja) * | 2012-09-03 | 2014-03-17 | Makita Corp | 打撃工具 |
JP2015517341A (ja) * | 2012-05-08 | 2015-06-22 | オルトー テクノロジース エル エル シーOrtho Technologies,Llc | 整形外科用衝撃を付与する電気モータ駆動式器具 |
JP2015116651A (ja) * | 2013-12-20 | 2015-06-25 | 日立工機株式会社 | 打撃工具 |
JP2017035539A (ja) * | 2016-10-27 | 2017-02-16 | メディカル エンタープライゼス, エルエルシー | 整形外科用衝撃付与電気モータ駆動器具 |
US10052747B2 (en) | 2012-09-03 | 2018-08-21 | Makita Corporation | Hammer tool |
JP2019022663A (ja) * | 2018-08-17 | 2019-02-14 | メディカル エンタープライゼス ディストリビューション、 エルエルシー | 整形外科用衝撃付与電気モータ駆動器具 |
Families Citing this family (68)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE10117121A1 (de) * | 2001-04-06 | 2002-10-17 | Bosch Gmbh Robert | Handwerkzeugmaschine |
US6729412B2 (en) * | 2001-07-06 | 2004-05-04 | Hitachi Koki Co., Ltd. | Power tool driven by linear motor |
DE10145464C2 (de) * | 2001-09-14 | 2003-08-28 | Wacker Construction Equipment | Bohr- und/oder Schlaghammer mit anpressdruckabhängiger Leerlaufsteuerung |
DE10160864A1 (de) * | 2001-12-12 | 2003-06-26 | Hilti Ag | Axial schlagendes Elektrohandwerkzeuggerät |
DE10254813A1 (de) * | 2002-11-23 | 2004-06-03 | Hilti Ag | Elektrohandwerkzeugmaschine mit schwingungsentkoppelter Schlagwerksbaugruppe |
JP4270887B2 (ja) * | 2003-01-10 | 2009-06-03 | 株式会社マキタ | 電動往復動式工具 |
DE10316844A1 (de) * | 2003-04-11 | 2004-11-04 | Hilti Ag | Steuerung einer Elektrohandwerkzeugmaschine |
DE10328061A1 (de) * | 2003-06-23 | 2005-01-20 | Robert Bosch Gmbh | Motorgetriebene Stichsägemaschine |
EP1502710B1 (en) * | 2003-07-31 | 2008-07-23 | Makita Corporation | Power tool |
DE10346534A1 (de) | 2003-10-07 | 2005-05-12 | Bosch Gmbh Robert | Handwerkzeugmaschine mit einem Schlagwerk sowie Verfahren zum Betreiben der Handwerkzeugmaschine |
DE10348397A1 (de) * | 2003-10-17 | 2005-05-19 | Robert Bosch Gmbh | Schlagwerk für eine Handwerkzeugmaschine |
DE10358033B4 (de) * | 2003-12-11 | 2007-05-03 | Hilti Ag | Antriebsanordnung |
DE102004019865A1 (de) * | 2004-04-23 | 2005-11-17 | Wacker Construction Equipment Ag | Vorrichtung zum Wandeln einer Drehbewegung in eine Translationsbewegung |
DE102004036030A1 (de) * | 2004-07-23 | 2006-02-16 | Wabco Gmbh & Co.Ohg | Faden für akustisches Dämmmaterial, insbesondere für Geräuschdämpfer in Drucklufteinrichtungen |
DE102004047606A1 (de) * | 2004-09-30 | 2006-04-06 | Hilti Ag | Bohr- und/oder Meisselhammer |
US7140450B2 (en) * | 2004-10-18 | 2006-11-28 | Battelle Energy Alliance, Llc | Percussion tool |
GB0428210D0 (en) * | 2004-12-23 | 2005-01-26 | Black & Decker Inc | Mode change mechanism |
EP1690640B1 (en) * | 2005-02-10 | 2013-03-06 | Black & Decker Inc. | Hand-held hammer machine |
GB2423045A (en) * | 2005-02-10 | 2006-08-16 | Black & Decker Inc | Hammer with adjustable amplitude of oscillation |
JP4742613B2 (ja) * | 2005-02-24 | 2011-08-10 | マックス株式会社 | ドリル工具 |
DE102005047353A1 (de) * | 2005-10-04 | 2007-04-05 | Robert Bosch Gmbh | Elektrowerkzeugmaschine |
DE102006000279A1 (de) * | 2006-06-08 | 2007-12-13 | Hilti Ag | Handwerkzeugmaschine mit kurbelgetriebenem Luftfederschlagwerk |
DE102007000393A1 (de) * | 2007-07-19 | 2009-01-22 | Hilti Aktiengesellschaft | Handwerkzeugmaschine mit pneumatischem Schlagwerk |
DE102007055843A1 (de) * | 2007-12-17 | 2009-06-25 | Hilti Aktiengesellschaft | Handwerkzeugmaschine mit Schwingungsausgleicher |
US7506531B1 (en) * | 2007-12-20 | 2009-03-24 | Gm Global Technology Operations, Inc. | Dimple-forming tool for projection welding |
US20110088921A1 (en) * | 2008-07-25 | 2011-04-21 | Sylvain Forgues | Pneumatic hand tool rotational speed control method and portable apparatus |
DE102008035298A1 (de) * | 2008-07-29 | 2010-02-04 | Wacker Neuson Se | Luftfederschlagwerk mit variablem rotatorischem Antrieb |
FR2935496B1 (fr) * | 2008-08-29 | 2014-05-16 | Pellenc Sa | Procede permettant l'arret des outils portatifs lors de mouvements brusques imprevus, et outils portatifs en faisant application |
DE102009008190A1 (de) * | 2009-01-30 | 2010-08-05 | Hilti Aktiengesellschaft | Pneumatisches Schlagwerk |
US20100252290A1 (en) * | 2009-04-07 | 2010-10-07 | Grand Gerard M | Adjustable amplitude hammer drill mechanism |
DE102009029055A1 (de) * | 2009-09-01 | 2011-03-10 | Robert Bosch Gmbh | Bohr- und/oder Meißelhammervorrichtung |
JP6229956B2 (ja) * | 2010-12-29 | 2017-11-15 | メディカル エンタープライゼス, エルエルシー | 整形外科用衝撃を付与する電気モータ駆動式器具 |
US8936106B2 (en) * | 2010-12-29 | 2015-01-20 | Medical Enterprises LLC | Electric motor driven tool for orthopedic impacting |
US8695726B2 (en) | 2010-12-29 | 2014-04-15 | Medical Enterprises LLC | Electric motor driven tool for orthopedic impacting |
DE102011080374A1 (de) * | 2011-08-03 | 2013-02-07 | Robert Bosch Gmbh | Werkzeugmaschine |
DE102011082373B4 (de) * | 2011-09-08 | 2013-06-06 | Airbus Operations Gmbh | Verfahren und Vorrichtung zum Abbilden eines Schlagereignisses |
DE102011089913A1 (de) * | 2011-12-27 | 2013-06-27 | Robert Bosch Gmbh | Handwerkzeugvorrichtung |
DE102012005803A1 (de) * | 2012-03-21 | 2013-09-26 | Wacker Neuson Produktion GmbH & Co. KG | Bohr-und/oder Schlaghammer mit belastungsabhängiger Anpassung der Schlagzahl |
US10149711B2 (en) | 2012-03-30 | 2018-12-11 | Depuy Mitek, Llc | Surgical impact tool |
DE102012206445A1 (de) * | 2012-04-19 | 2013-10-24 | Hilti Aktiengesellschaft | Werkzeugmaschine |
DE102012206761A1 (de) * | 2012-04-25 | 2013-10-31 | Hilti Aktiengesellschaft | Handgeführtes Arbeitsgerät und Verfahren zum Betreiben eines handgeführten Arbeitsgeräts |
DE102012208913A1 (de) * | 2012-05-25 | 2013-11-28 | Robert Bosch Gmbh | Schlagwerkeinheit |
DE102012208870A1 (de) * | 2012-05-25 | 2013-11-28 | Robert Bosch Gmbh | Schlagwerkeinheit |
DE102012208855A1 (de) * | 2012-05-25 | 2013-11-28 | Robert Bosch Gmbh | Handwerkzeugmaschine |
US9532789B2 (en) * | 2012-11-14 | 2017-01-03 | British Columbia Cancer Agency Branch | Cannulated hammer drill attachment |
US9388885B2 (en) | 2013-03-15 | 2016-07-12 | Ideal Industries, Inc. | Multi-tool transmission and attachments for rotary tool |
CN104227667B (zh) * | 2013-06-21 | 2016-05-18 | 苏州宝时得电动工具有限公司 | 一种电动榔头 |
WO2015051418A1 (en) * | 2013-10-10 | 2015-04-16 | Arbortech Industries Limited | Rotary gear transmission for tools |
WO2015079645A2 (en) * | 2013-11-26 | 2015-06-04 | Hitachi Koki Co., Ltd. | Electrical power tool |
EP2896485A1 (de) * | 2014-01-15 | 2015-07-22 | Siemens Aktiengesellschaft | Handführbare Vorrichtung zum Eintreiben einer Leitschaufel in eine Schaufelnut |
US9931151B2 (en) * | 2014-01-16 | 2018-04-03 | Archer Sciences, LLC | Impactor and remover devices |
CN105459029B (zh) * | 2014-07-28 | 2019-05-28 | 博世电动工具(中国)有限公司 | 手持式电动工具 |
DE102014222253A1 (de) * | 2014-10-31 | 2016-05-04 | Robert Bosch Gmbh | Handwerkzeugmaschinenvorrichtung |
EP3023200A1 (de) * | 2014-11-20 | 2016-05-25 | HILTI Aktiengesellschaft | Steuerungsverfahren für einen Bohrhammer |
JP7010701B2 (ja) * | 2015-01-09 | 2022-01-26 | デピュイ・シンセス・プロダクツ・インコーポレイテッド | 整形外科用の衝撃を付与する電気モータ駆動式器具 |
CN104708600A (zh) * | 2015-03-18 | 2015-06-17 | 江苏源通电气有限公司 | 一种保护钻头的多用钻孔机 |
EP3538317B1 (en) * | 2016-11-11 | 2023-06-07 | Davis Tool Systems Inc. | Reciprocal action tool accessories |
DE102017209830A1 (de) * | 2017-06-12 | 2018-12-13 | Robert Bosch Gmbh | Handwerkzeugmaschine |
US10814468B2 (en) | 2017-10-20 | 2020-10-27 | Milwaukee Electric Tool Corporation | Percussion tool |
CN214723936U (zh) | 2018-01-26 | 2021-11-16 | 米沃奇电动工具公司 | 冲击工具 |
CN109176411B (zh) * | 2018-11-13 | 2024-03-29 | 久维科技(苏州)有限公司 | 一种快速紧固装置 |
CN110774236B (zh) * | 2019-11-20 | 2021-07-27 | 山东奥德燃气设备制造有限公司 | 一种压力可调的气动冲击工具 |
JP2023551117A (ja) | 2020-11-10 | 2023-12-07 | ジンマー,インコーポレイティド | 二重スプリング式手術用衝撃工具 |
CA3208984A1 (en) * | 2021-01-29 | 2022-08-04 | Zimmer, Inc. | Orthopedic impactor tool |
AU2022214931B2 (en) | 2021-01-29 | 2024-08-15 | Zimmer, Inc. | Rotary electric surgical hammer impact tool |
AU2022227599B2 (en) | 2021-02-26 | 2024-07-25 | Zimmer, Inc. | Bi-spring surgical hammer impact tools |
US11721250B2 (en) * | 2021-07-12 | 2023-08-08 | Schlage Lock Company Llc | Door closer power adjustment |
CN115306334A (zh) * | 2022-08-09 | 2022-11-08 | 杭州百控实业有限公司 | 手持式二速钻孔取芯机 |
Family Cites Families (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE2944275A1 (de) * | 1979-11-02 | 1981-05-14 | Hilti AG, 9494 Schaan | Motorisch betriebenes handwerkzeug |
DE3116851A1 (de) | 1981-04-28 | 1982-11-11 | Hilti AG, 9494 Schaan | Bohr- und meisselhammer |
DE3505544A1 (de) | 1985-02-18 | 1986-08-21 | Hilti Ag, Schaan | Bohrhammer |
DE19503526A1 (de) | 1995-02-03 | 1996-08-08 | Bosch Gmbh Robert | Bohr- und/oder Schlaghammer mit abnehmbarem vibrationsgedämpften Handgriff sowie vibrationsgedämpfte Handgriffanordnung für einen Bohr- und/oder Schlaghammer |
US5704435A (en) * | 1995-08-17 | 1998-01-06 | Milwaukee Electric Tool Corporation | Hand held power tool including inertia switch |
JP3292969B2 (ja) | 1995-08-18 | 2002-06-17 | 株式会社マキタ | ハンマードリル |
DE19534850A1 (de) * | 1995-09-20 | 1997-03-27 | Hilti Ag | Schlagunterstütztes Handbohrgerät |
US5653294A (en) * | 1996-08-06 | 1997-08-05 | Ryobi North America | Impact mechanism for a hammer drill |
-
2000
- 2000-07-14 DE DE10034359A patent/DE10034359A1/de not_active Withdrawn
-
2001
- 2001-07-04 DE DE50106293T patent/DE50106293D1/de not_active Expired - Lifetime
- 2001-07-04 EP EP01810652A patent/EP1172180B1/de not_active Expired - Lifetime
- 2001-07-06 CN CNB011224517A patent/CN1181953C/zh not_active Expired - Fee Related
- 2001-07-11 US US09/902,676 patent/US6520266B2/en not_active Expired - Lifetime
- 2001-07-12 ZA ZA200105752A patent/ZA200105752B/xx unknown
- 2001-07-16 JP JP2001215530A patent/JP2002079476A/ja active Pending
Cited By (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004230548A (ja) * | 2003-01-27 | 2004-08-19 | Hilti Ag | 手持式作業装置 |
JP2006055914A (ja) * | 2004-08-17 | 2006-03-02 | Makita Corp | 電動工具 |
JP4527468B2 (ja) * | 2004-08-17 | 2010-08-18 | 株式会社マキタ | 電動工具 |
KR100914641B1 (ko) * | 2008-04-10 | 2009-09-02 | 이재민 | 못 파지 및 타격장치 |
JP2015517341A (ja) * | 2012-05-08 | 2015-06-22 | オルトー テクノロジース エル エル シーOrtho Technologies,Llc | 整形外科用衝撃を付与する電気モータ駆動式器具 |
JP2014046437A (ja) * | 2012-09-03 | 2014-03-17 | Makita Corp | 打撃工具 |
US10052747B2 (en) | 2012-09-03 | 2018-08-21 | Makita Corporation | Hammer tool |
JP2015116651A (ja) * | 2013-12-20 | 2015-06-25 | 日立工機株式会社 | 打撃工具 |
JP2017035539A (ja) * | 2016-10-27 | 2017-02-16 | メディカル エンタープライゼス, エルエルシー | 整形外科用衝撃付与電気モータ駆動器具 |
JP2019022663A (ja) * | 2018-08-17 | 2019-02-14 | メディカル エンタープライゼス ディストリビューション、 エルエルシー | 整形外科用衝撃付与電気モータ駆動器具 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
DE10034359A1 (de) | 2002-01-24 |
EP1172180A2 (de) | 2002-01-16 |
CN1333100A (zh) | 2002-01-30 |
US6520266B2 (en) | 2003-02-18 |
CN1181953C (zh) | 2004-12-29 |
EP1172180A3 (de) | 2003-10-29 |
ZA200105752B (en) | 2002-01-22 |
EP1172180B1 (de) | 2005-05-25 |
US20020056558A1 (en) | 2002-05-16 |
DE50106293D1 (de) | 2005-06-30 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2002079476A (ja) | インパクト型の電動工具装置 | |
EP2012978B1 (en) | Electrical power tool | |
JP5086505B2 (ja) | 電動手工具装置 | |
US8534376B2 (en) | Pneumatic-spring percussion mechanism with a variable rotary drive | |
EP1832394B1 (en) | Impact tool with vibration control mechanism | |
EP1779979B1 (en) | Working tool | |
US7216433B2 (en) | Saber saw tool | |
EP1015186B1 (en) | Oscillating mass-based tool with dual stiffness spring | |
US7708083B2 (en) | Hand power tool with a percussion merchanism, and as a method of operating the hand power tool | |
US10052747B2 (en) | Hammer tool | |
CN101568410B (zh) | 手持式电动工具机 | |
EP3381619B1 (en) | Reciprocating work machine | |
JPH10503432A (ja) | ねじ回し機械及びねじ回し機械によりねじ結合を締付けるための方法 | |
EP1598724A3 (en) | Haptic feedback input device | |
WO2001094088A3 (de) | Einrichtung an granuliervorrichtungen | |
AU774255B2 (en) | Percussion electrical hand-held tool | |
JP4662311B2 (ja) | 電動工具 | |
JP2533769B2 (ja) | ハンマ−ドリル | |
JP4621532B2 (ja) | 電動ハンマ | |
CN221331877U (zh) | 一种筋膜枪 | |
JP2000023492A (ja) | ステッパモータの制御駆動システム | |
MXPA99009926A (en) | Double-shell closure having an arcuate groove |