JP2015116651A - 打撃工具 - Google Patents

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Abstract

【課題】打撃工具内部の部材の配置形態によって打撃工具の作業性を向上する。【解決手段】打撃工具10は、先端工具を着脱自在に保持する工具保持具12が設けられたハウジング14を有し、出力軸34を有するモータ31がハウジング14内に収容されている。出力軸34により回転駆動されるクランク軸41の回転運動を、出力軸34と直交する方向の先端工具の往復動に変換する運動変換機構47がハウジング14内に設けられ、ハウジング14の後端部にはハンドル28が設けられている。運動変換機構47とハンドル28との間には、モータ31の回転を制御する制御基板78が配置されている。【選択図】図2

Description

本発明は作業対象物に対して衝撃力を加えるようにした打撃工具に関する。
作業対象物に衝撃力を加えるようにした打撃工具には、ハンマやハンマドリルがある。ハンマは工具保持具にシャンクや打撃用のアダプタ等が先端工具として装着され、ハンマドリルは工具保持具にドリルビットやアンカードリル等が先端工具として装着される。このような打撃工具による作業モードとしては、先端工具に工具保持具から衝撃力を加えるようにした衝撃モードと、衝撃力に加えて先端工具を回転運動させるようにした回転衝撃モードとがある。
先端工具は工具保持具の先端部に着脱自在に装着されるようになっており、工具保持具には先端工具に衝撃力を加えるために、ハンマ部材が軸方向に往復動自在に装着されている。ハンマ部材を駆動するために、工具保持具が取り付けられたシリンダ内にはピストンが往復動自在に装着されており、打撃工具のハウジング内には、ピストンを駆動するための電動モータが組み込まれている。電動モータの出力軸の回転運動は運動変換機構によりピストンの往復運動に変換される。
先端工具に衝撃力を加えるようにしたハンマは、例えば、特許文献1に記載されるように、シリンダを収容するシリンダハウジングと、電動モータを収容するモータハウジングと、運動変換機構を収容するギヤハウジングとを有している。これらのハウジングが組み合わされて打撃工具であるハンマのハウジングが形成されている。シリンダを回転駆動するようにした打撃工具においては、電動モータによりシリンダが回転駆動される。
特開2007−331072号公報
従来の打撃工具においては、電動モータの回転速度を制御するための制御回路が設けられた制御基板は、モータハウジングの基端部側やハンドルの内部等に配置されている。打撃工具を用いて作業者が作業を行うときには、作業者はハンドルを把持することになる。作業者の操作性を向上するには、モータハウジング周辺に配置される部材を少なくして打撃工具の小型化を図るとともに、打撃工具の重量バランスをシリンダの軸心つまり打撃軸に近付けることが望ましい。
一方、電動モータの冷却のために、冷却風を生成するファンが打撃工具に設けられており、ファンは電動モータにより駆動される。このモータ冷却のための冷却風を利用して、制御基板をも冷却することができると、制御基板の冷却性も高めることができる。制御基板の冷却性が高められると、ハウジングに制御基板の熱が伝達されることなく、打撃工具の作業性を向上させることができる。
本発明の目的は、打撃工具内部の部材の配置形態によって打撃工具の作業性を向上することにある。
本発明の打撃工具は、先端工具を着脱自在に保持する工具保持具が設けられたハウジングと、前記ハウジングに収容され、回転駆動力を出力する出力軸を有するモータと、前記出力軸により回転駆動されるクランク軸の回転運動を、前記出力軸と直交する方向の先端工具の往復運動に変換する運動変換機構と、前記ハウジングの後部に設けられたハンドルと、を備え、前記運動変換機構と前記ハンドルとの間に、前記モータの回転を制御する制御基板を配置した。
本発明によれば、モータの回転を制御するための制御基板が打撃工具の運動変換機構とハンドルとの間に設けられているので、モータ周辺に配置される部材を含めてモータ部分の小型化を達成することができ、打撃工具の重心位置を打撃軸に近付けることができる。これにより、打撃工具の操作性を向上させることができる。また、ファンにより生成される冷風流路内に制御基板を配置すると、制御基板の周囲に十分なスペースを確保することができ、制御基板の冷却性を向上させることができ、打撃工具の操作性が高められる。
(A)は一実施の形態である打撃工具の外観を示す斜視図であり、(B)は変形例である打撃工具の外観を示す斜視図である。 図1(A)に示された打撃工具の縦断面図である。 図2におけるA−A線拡大矢視図である。 図2におけるB−B線拡大断面図である。 モータ制御回路を示すブロック図である。 変形例である打撃工具の要部を示す断面図である。 他の変形例である打撃工具の要部を示す断面図である。 他の変形例である打撃工具の要部を示す断面図である。 他の変形例である打撃工具の要部を示す断面図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。それぞれの図面においては、共通する部材には同一の符号が付されている。
図1(A)および図2に示される打撃工具10は、ハンマドリルとも言われ、先端工具Tとしてのドリルビットが着脱自在に装着される。ドリルビットつまり先端工具Tには、回転運動と衝撃運動とが加えられるようになっており、打撃工具10はコンクリートや石材等を作業対象物として、これに穴あけ加工等を行うために使用される。打撃工具10による作業モードとしては、先端工具Tに衝撃力を加える衝撃モードと、衝撃力に加えて先端工具Tを回転運動させる回転衝撃モードとがある。
打撃工具10は、図2に示されるように、シリンダ11を有しており、このシリンダ11の先端部には円筒形状の工具保持具12がピン13により固定されている。工具保持具12はシリンダハウジング14aに軸受15により支持され、シリンダ11と工具保持具12は、シリンダハウジング14a内に回転自在に装着されている。工具保持具12に先端工具Tが装着された状態のもとで、シリンダ11を回転させると、先端工具Tは回転駆動される。
工具保持具12の基端部内にはハンマ部材16の先端部が軸方向に往復動自在に組み込まれており、ハンマ部材16の基端部はシリンダ11内に突出している。シリンダ11内には、ハンマ部材16に対して衝撃力を加えるための打撃子17が軸方向に往復動自在に装着され、シリンダ11の後端部内にはピストン18が軸方向に往復動自在に装着されている。打撃子17とピストン18との間には、空気室19が設けられており、ピストン18を前進駆動すると、空気室19内の空気が圧縮されて打撃子17が前進方向に駆動される。これにより、打撃子17がハンマ部材16に衝突し、ハンマ部材16を介して先端工具Tには打撃子17の衝撃力が加えられる。
シリンダハウジング14aの先端には先端カバー21が取り付けられ、工具保持具12の先端にはゴム製の先端キャップ22が取り付けられている。先端キャップ22の外側には、着脱スリーブ23が軸方向に往復動自在に装着され、着脱スリーブ23には、シリンダハウジング14aから離れる方向つまり前進方向のばね力がコイルばね24により付勢されている。工具保持具12には、先端工具Tに設けられた溝に係合する係合コロつまり係合部材25が径方向に移動自在に装着されている。着脱スリーブ23には、締結リング26が設けられており、図2に示されるように、締結リング26が係合部材25を径方向内方に突出すると、先端工具Tは工具保持具12に締結される。一方、着脱スリーブ23をばね力に抗して後退移動させると、締結リング26に設けられた退避スペース27が係合部材25の位置になる。この状態のもとで、先端工具Tを引っ張ると、係合部材25が径方向外方に退避移動して、先端工具Tを取り外すことができる。一方、着脱スリーブ23を後退移動させた状態のもとで、先端工具Tを工具保持具12の先端部内に挿入し、工具保持具12をばね力により前進移動させると、先端工具Tは工具保持具12に装着されて係合部材25により締結される。
シリンダハウジング14aの後端部にはギヤハウジング14bが設けられ、このギヤハウジング14bにはモータハウジング14cが設けられている。モータハウジング14cはシリンダハウジング14aに対してほぼ直角方向を向いており、これらのハウジング14a〜14cにより、打撃工具10のハウジング14が形成されている。ハウジング14の後部には、後方に突出して操作用のハンドル28が設けられている。ハンドル28はシリンダ11に対してほぼ直角方向に延びる本体部28aと、その両端に設けられる脚部28b,28cとを有し、本体部28aの上端部には上側の脚部28bが一体となっており、本体部28aの下端部には下側の脚部28cが一体となっている。それぞれの脚部28b,28cはハウジング14の背面に取り付けられており、本体部28aとハウジング14との間には、把持スペース29が設けられている。作業者がハンドル28の本体部28aを把持して打撃工具10により作業対象物に対して穴あけ加工等の作業を行うときには、作業者は手を把持スペース29内に入り込ませることになる。ハウジング14の背面はハンドル28の本体部28aに対向しており、本体部28aの内面はハウジング14の背面側に対向している。
作業者が打撃工具10により作業を行う際には、通常では、上側の脚部28bが上側となるように、つまりシリンダハウジング14aがモータハウジング14cよりも上側となるようにして、作業者はハンドル28を把持つまり手に持つことになる。ハンドル28の2つの脚部28b,28cの上下関係、シリンダハウジング14aとモータハウジング14cの上下関係は、図2に示されるように、打撃工具10が通常使用される姿勢を示している。シリンダハウジング14aとモータハウジング14cは、ギヤハウジング14bを介して組み付けられており、ギヤハウジング14bはシリンダハウジング14a側の上側部30aと、モータハウジング14c側の下側部30bとにより形成されている。
モータハウジング14c内にはブラシレスモータ31が収容されている。このブラシレスモータ31はコイルが巻き付けられた円筒形状のステータ32とその内部に組み込まれるロータ33とを有している。ロータ33には出力軸34が取り付けられ、出力軸34はシリンダ11に対してほぼ直角方向を向き、モータ31の回転駆動力を出力する。出力軸34の基端部は軸受35により回転自在に支持され、出力軸34の出力端部は軸受36により回転自在に支持されている。軸受35は、モータハウジング14cの底壁部に一体となってモータハウジング14cの一部を構成するリテーナ38に組み込まれており、リテーナ38はハウジング14に取り付けられる底部カバー37により覆われている。軸受36はギヤハウジング14bの下側部30bに取り付けられている。ハウジング14の後部側の上面には上部カバー39が取り付けられている。上部カバー39と底部カバー37は、それぞれハウジング14の一部を構成している。
モータ31の出力軸34の回転運動を、ピストン18の往復動に変換するために、ギヤハウジング14bにはクランク軸41が回転自在に装着されている。クランク軸41は出力軸34と平行となって、工具保持具側に配置されており、クランク軸41に設けられた大径のピニオンギヤ42が出力軸34の先端部に設けられたギヤ部に噛み合っている。クランク軸41の先端部にはクランクウエイトとしての偏心部材43が取り付けられ、偏心部材43にはクランク軸41の回転中心から偏心した位置にクランクピン44が取り付けられている。クランクピン44にはコネクティングロッド45の一端部が回転自在に嵌合され、他端部はピストン18に取り付けられたピストンピン46に揺動自在に嵌合されている。これにより、出力軸34により駆動されるクランク軸41の回転運動は、偏心部材43、およびコネクティングロッド45等からなる運動変換機構47により出力軸34と直交する方向のピストン18の往復運動に変換される。偏心部材43やクランクピン44等は上部カバー39により覆われている。
出力軸34の回転運動をシリンダ11の回転運動に伝達するために、ギヤハウジング14b内には回転伝達軸51が回転自在に支持されており、この回転伝達軸51には、クランク軸41に設けられた小径のピニオンギヤ52に噛み合う大径のピニオンギヤ53が設けられている。このような歯車機構により出力軸34の回転力が回転伝達軸51に伝達される。シリンダ11の外側には従動スリーブ54が軸方向に移動自在に嵌合されており、この従動スリーブ54の基端部には、回転伝達軸51の先端部に設けられた駆動側のベベルギヤ55が噛み合う従動側のベベルギヤ56が設けられている。従動スリーブ54とシリンダ11との間には、図示しないキー部材が設けられている。従動側のベベルギヤ56が駆動側のベベルギヤ55に噛み合う位置に、従動スリーブ54を後退移動させると、図2に示されるように、従動スリーブ54はキー部材によりシリンダ11に係合する。これにより、出力軸34の回転運動はシリンダ11の回転運動に伝達され、打撃工具10は回転衝撃モードとなる。一方、従動スリーブ54を前進移動させると、従動スリーブ54とシリンダ11との係合が解除され、シリンダ11には回転力が伝達されず、打撃工具10は衝撃モードとなる。
従動スリーブ54に対して後退方向のばね力を付勢するために、シリンダハウジング14a内にはコイルばね57が装着されている。従動スリーブ54を駆動側のベベルギヤ55に噛み合わせる位置と、噛み合い状態を解除する位置とに作動するために、図示しないモード切換レバーがハウジング14に設けられている。これにより、作業者がレバー操作すると、先端工具Tに衝撃力を加える衝撃モードと、衝撃力に加えて先端工具Tを回転運動させる回転衝撃モードとに切り換えられる。
ブラシレスモータ31は商用電源を動力源としており、ハンドル28には給電ケーブル58が取り付けられている。図2においては、給電ケーブル58の一部のみが示されており、給電ケーブル58の先端には図示しないコンセントが設けられている。モータ31を駆動させる状態と停止させる状態とに切り換えるために、トリガースイッチつまり操作スイッチ59が、図2に示されるように、ハンドル28の本体部28aに設けられている。
図3にはハウジング14の後面の一部が拡大して示されており、ハウジング14の後面つまりハンドル28に対向する面には報知手段としての通電ランプ61が配置されている。この通電ランプ61は、コンセントが商用電源のプラグに差し込まれた状態のもとでは点灯状態となる。ハウジング14の後面には、モータ31の回転速度を入力するための速度設定手段としての速度設定ボタン62が配置されている。この速度設定ボタン62を操作することにより、モータ31の回転速度が入力される。モータ31の回転速度を表示するために、ハウジング14の後面には速度表示部63が報知手段として配置されている。この速度表示部63は、4つのLEDを有し、モータ回転速度が4段階に表示される。速度設定ボタン62と速度表示部63とをハンドル28に対向したハウジング後面側に配置すると、作業者が作業を行うときには、ハンドル28を把持するので、回転速度の調整操作を容易に行うことができる。しかも、速度表示部63を目視してモータ回転速度の確認を容易に行うことができる。速度設定手段としては、図3に示すボタン式のみならず、ダイヤル式があり、ボタン式に代えてダイヤル式としても良いが、ボタン式とすると、ハンドル28を把持した手により容易に速度調整操作を行うことができる。さらに、報知手段として、先端工具Tに加わる負荷が所定値以上となったときに点灯する異常状態表示ランプを通電ランプ61の近傍に配置するようにしても良い。
図5はブラシレスモータ31の回転速度を制御するためのモータ制御回路を示すブロック図である。図5に示されるように、ブラシレスモータ31の固定子つまりステータ32には、U相,V相およびW相の巻線が設けられており、回転子つまりロータ33には円周方向に間隔を置いて4つの永久磁石が設けられている。ロータ33の回転位置を検出するために、モータ制御回路は、回転位置検出センサとして、3相の巻線に対応させて3つのホール素子S1〜S3を有している。それぞれのホール素子は、図2に示されたセンサ基板64に設けられている。それぞれのホール素子S1〜S3は、磁束を検出することにより、ロータ33の磁極部の極性がN極とS極の中性点となったときに検出信号を出力する磁界検出素子であり、ホール素子S1〜S3からの検出信号に基づいてロータ33の位置を検出し、それぞれの巻線に対する転流動作つまり巻線に対する通電切替動作が行われる。回転位置検出センサとしては、ホール素子のみに限られず、コンパレータの機能を有する電子回路とホール素子をワンチップ化したホールICを用いるようにしても良い。
モータ制御回路は、U相、V相およびW相の各巻線に対する駆動電流を制御するためのインバータ回路65を有している。インバータ回路65には、商用電源66の交流を直流に整流するための整流回路67と、整流された直流電圧を昇圧してインバータ回路65に供給するための力率改善回路(PFC)68とを介して電力が供給される。力率改善回路68は、MOSFETからなるトランジスタTrにPWM制御信号を出力するIC69を有しており、インバータ回路65のスイッチング素子で発生する高調波電流を制限値以下に抑える。なお、電源66と整流回路67との間には、インバータ回路65等で生じたノイズを電源側に伝えないようにするために、雑音対策回路70が設けられている。
インバータ回路65は、3相フルブリッジインバータ回路であり、それぞれ直列に接続された2つのスイッチング素子Tr1、Tr2と、2つのスイッチング素子Tr3、Tr4と、2つのスイッチング素子Tr5、Tr6とを有し、それぞれは、力率改善回路68の正極と負極の出力端子に接続される。正極側に接続される3つのスイッチング素子Tr1、Tr3、Tr5は、ハイサイド側となっており、負極側に接続される3つのスイッチング素子Tr2、Tr4、Tr6は、ロウサイド側となっている。2つのスイッチング素子Tr1、Tr2の間には、U相の巻線の一方の接続端子が接続される。2つのスイッチング素子Tr3、Tr4の間には、V相の巻線の一方の接続端子が接続される。2つのスイッチング素子Tr5、Tr6の間には、W相の巻線の一方の接続端子が接続される。U相、V相およびW相のそれぞれの巻線の他方の接続端子は、相互に接続されており、各巻線はスター結線となっている。なお、結線方式としては、デルタ結線としても良い。それぞれのスイッチング素子Tr1〜Tr6としては、MOSFETが使用されている。例えば、ハイサイド側のスイッチング素子Tr1と、ロウサイド側のスイッチング素子Tr4のゲートに制御信号が通電されると、U相とV相の巻線に電流が供給される。それぞれのスイッチング素子に供給される制御信号のタイミングを調整することにより、各巻線に対する転流動作が制御される。
インバータ回路65に制御信号を演算して出力するモータ制御ユニット71は、コントローラ72を有している。コントローラ72からは制御信号出力回路73を介してインバータ回路65に制御信号が送られる。回転位置検出センサとしてのホール素子S1〜S3の検出信号は、回転子位置検出回路74に送られる。回転子位置検出回路74からはモータ回転数検出回路75に信号が送られ、モータ回転数検出回路75からはコントローラ72にモータ回転数に応じた信号が出力される。モータ31に流れる電流を検出するためのモータ電流検出回路76からは、コントローラ72にモータ電流に応じた検出信号が送られる。コントローラ72は、制御信号を演算するマイクロプロセッサと、制御プログラム、演算式およびデータなどが格納されるメモリとを有している。
図2に示した操作スイッチ59が作業者により入力操作されると、操作スイッチ検出回路77を介してコントローラ72にオンオフの検出信号が送られる。コントローラ72には通電ランプ61が接続されており、給電ケーブル58のコンセントが商用電源のプラグに差し込まれると、通電ランプ61に点灯信号が送られる。コントローラ72には、速度設定ボタン62が接続されており、速度設定ボタン62の操作により設定された回転速度でモータ31は回転駆動される。モータ回転数つまり回転速度は、各巻線に供給される電圧を調整することにより制御される。巻線に対する電圧制御は、スイッチング素子をPWM制御することによって、インバータ回路65の各スイッチング素子Tr1〜Tr6のゲートに印加されるオン信号のデューティ比を調整することにより行われる。例えば、デューティ比を20%に設定すると、力率改善回路68からの出力電圧の20%の電圧が各巻線に供給され、デューティ比を100%に設定すると、モータ回転数は最大回転数となる。設定された回転速度を表示するために、コントローラ72には速度表示部63が接続されている。
インバータ回路65、整流回路67,力率改善回路68およびモータ制御ユニット71等は、図2に示される制御基板78に設けられている。制御基板78は収容スペース81内に収容されており、出力軸34の方向を向いており、その表面にはインバータ回路65を構成するスイッチング素子等が搭載されている。収容スペース81は、ギヤハウジング14bに設けられた前側の仕切り壁82とその後方の仕切り壁83との間に形成されている。両方の仕切り壁82,83の下端部は底壁84により一体となっており、後ろ側の仕切り壁83に制御基板78は取り付けられている。制御基板78を仕切り壁83に取り付けることなく、前側の仕切り壁82に取り付ける形態としても良く、いずれの形態においても、制御基板78は出力軸34の方向となって収容スペース81内に配置される。制御基板78が出力軸34の方向となって、その表面にはそれぞれの回路を構成する電子部品が設けられているので、電子部品は収容スペース81内に露出されている。
収容スペース81は、モータ31に対して上側であって、モータ31の出力軸34よりもモータ31のハンドル28側つまりハウジング14の後面側に設けられている。この収容スペース81はデッドスペースでもあり、そのスペースを利用することによって、制御基板78を配置することができるとともに、制御基板78の周囲に十分な冷却スペースを確保することができる。制御基板78は、図2に示されるように、ハンドル28の上下の脚部28b,28cの間と、出力軸34の先端部との間に配置されている。制御基板78の背面側には、図3に示した通電ランプ61と速度表示部63がそれぞれ報知手段として設けられ、速度設定ボタン62が速度設定手段として設けられており、それぞれはハウジング14の背面から突出してハンドル28の本体部28aに対向している。
図2に示されるように、制御基板78はピストン18の後方に配置されており、ピストン18の中心軸つまり打撃軸の延長上に制御基板78が設けられている。このように、制御基板78を、モータハウジング14cの周囲に配置することなく、打撃軸に近付けると、打撃工具10の重心位置を打撃軸に近付けることができ、モータハウジング14cの小型化と相俟って、打撃工具10の操作性を向上させることができる。
モータ31の出力軸34の先端部には、冷却風を生成するためのファン85が設けられている。このファン85は軸流ファンであるが、ラジアルファンを用いるようにしても良い。モータ31はモータケース86を有し、円筒形状のステータ32はモータケース86により覆われている。モータ31はモータハウジング14c内に組み込まれており、モータケース86とモータハウジング14cとの間には、図4に示されるように、冷却風が通過可能な冷却通路87が設けられている。冷却通路87は、モータケース86の外周面に軸方向に沿って形成された複数の溝と、モータハウジング14cとの間に形成されている。これに対し、モータケース86の外周面に溝を設けることなく、モータハウジング14cの内面に複数の溝を形成し、冷却通路87をモータハウジング14cの溝により形成するようにしても良い。ファン85の駆動により生成される冷却風は、ステータ32とロータ33との間の隙間を流れるとともに、冷却通路87を流れてブラシレスモータ31を冷却する。なお、図4においては、モータケース86の内部が図示省略されている。
モータケース86は樹脂により成形されており、モータハウジング14cはアルミニウム合金のように熱伝導率が樹脂よりも高い素材により成形されている。モータハウジング14cの構造としては、モータハウジング14cを全てアルミニウム合金とする形態と、モータハウジング14cのうち外部に露出される部分、つまり工具保持具12側を覆う部分のみをアルミニウム合金として、他の部分を樹脂製とする複合構造とする形態とがある。いずれの形態としても、モータハウジング14cの少なくとも一部がアルミニウム合金製となっているので、冷却通路87を流れてブラシレスモータ31を冷却した冷却風の放熱性を高めることができる。
このように、モータハウジング14cをアルミニウム合金とし、これを外部に露出させることにより、ハウジング14の剛性が上がり、打撃工具の耐久性が向上する。モータハウジング14cの熱伝導率が樹脂製のモータケース86よりも高いため、モータケース86を介してモータ31を冷却させることができるという効果が得られる。特に、ファン85が回転していない状態のもとでも、モータ31を冷却させることができる。
モータ31は、樹脂製のモータケース86により覆われているので、モータ31に作用している電力や磁力が作業者に伝わることを抑制した絶縁構造となっている。すなわち、この打撃工具は、アルミニウム製のモータハウジング14cを外部に露出させることによりモータハウジング14cの剛性を得ながら、モータハウジング14cとモータ31との間に樹脂製のモータケース86を介在させることにより、モータ31に作用している電力が作業者に伝わらない構造となっている。
底部カバー37には通気口88aが設けられ、リテーナ38が設けられたモータハウジング14cの底壁部には、通気口38aが設けられ、ギヤハウジング14bの下側部30bと底壁84には通気口88bが設けられている。さらに、上部カバー39とハンドル28との間の隙間により、通気口88cが形成されている。出力軸34が駆動されると、通気口88aから外気が取り入れられて冷却風が生成され、生成された冷却風は通気口88bから収容スペース81内に供給される。したがって、ハウジング14内には、破線の矢印Cで示すように、通気口88aを冷却風取り入れ口とし、上述した通気口88b,38aを通過した後、通気口88cを排出口として冷風流路が形成される。
このように、モータケース86とモータハウジング14cとの間に風路を形成した構成とすることにより、ステータ32とロータ33との間の隙間、モータケース86とモータハウジング14cとの間の冷却通路87,およびモータハウジング14cの外側に冷却風を流すことができるので、モータ31を内側と外側からファン風により冷却することができるとともに、モータハウジング14c自体の発熱を抑えることができ、モータハウジング14cを手で把持し易くなる。また、ファン85が回転していない際にも、モータケース86とモータハウジング14cとの間の冷却通路87により、モータハウジング14cが冷えやすくなる。さらに、モータハウジング14cの一部を構成するリテーナ38もアルミニウム合金であり、軸受35が発生する熱もリテーナ38を介して外部に露出したモータハウジング14cによって冷却することができる。
収容スペース81内に通気口88bから供給された冷却風は、制御基板78の表面に向けて吹き付けられ、制御基板78に設けられたスイッチング素子は冷却風により冷却される。制御基板78およびそれに設けられた電子機器に吹き付けられた冷却風は、通気口88cから外部に排出される。このように、ファン85により生成される冷却風は、図2において破線の矢印Cで示すように、冷却通路87を通ってブラシレスモータ31を冷却した後に、インバータ回路65やモータ制御ユニット71等の電子機器を冷却することになる。このように、制御基板78を破線矢印で示す冷風流路C内に配置することにより、モータ冷却風を、ブラシレスモータ31を冷却するための冷却風としても利用して、インバータ回路65のように、発熱する電子機器の冷却をも行うことができる。制御基板78に設けられる電子機器のうち、巻線に対する転流制御や速度制御を行うためのインバータ回路65を構成するスイッチング素子Tr1〜Tr6は、発熱量が多いが、冷風流路Cに制御基板78を配置することによって、モータ冷却風を利用してインバータ回路65を冷却することにより、スイッチング素子が過加熱されることが防止され、スイッチング素子を含めた制御基板78の耐久性を向上させることができるとともに、制御基板78から発生する熱がハウジング14に伝達されにくく、打撃工具10の作業性を向上させることができる。
図6は変形例である打撃工具10の要部を示す断面図である。図6にはハウジング14の後端部とこれに取り付けられたハンドル28とが示されている。図6に示した打撃工具10においては、破線の矢印Cで示すように、ファン85により生成される冷却風を、上述した場合とは逆方向に流すようにしている。つまり、上部カバー39とハンドル28との間の隙間により形成される通気口88cを冷却風取り入れ口とし、底部カバー37に設けられた通気口88aを排出口として、破線の矢印Cで示すように、ハウジング14内には冷風流路が形成される。制御基板78は、冷風流路C内に配置されており、制御基板78およびそれに設けられた電子機器を冷却した後の冷却風がブラシレスモータ31に供給される。制御基板78は、図2に示した場合と同様に、破線の矢印で示される冷風流路C内に配置されている。
図7は他の変形例である打撃工具10の要部を示す断面図である。図7に示した打撃工具10においては、ハウジング14の背面に通気口88dがハンドル28に対向して形成されている。したがって、通気口88dを冷却風取り入れ口とした場合には、通気口88dから通気口88aに向けて冷風通路が形成され、制御基板78は、ハンドル28の上下の脚部28b,28cの間に位置させて収容スペース81内に形成される冷風通路内に配置されている。このように、先端工具Tに対して反対側であって、ハンドル28の把持スペース29からファン85の冷却風を吸い込むようにしたので、粉塵が内部に入り難いという効果が得られる。
ハウジング14とハンドル28の脚部28bとの間には通気口88cも設けられているが、冷却風が制御基板78に吹き付けられるようになっていれば、通気口88cを設けないようにしても良い。図7に示す形態においても、冷却風を図2に示すようにブラシレスモータ31側から制御基板78に向けて流すようにしても良く、図6に示すように制御基板78側からブラシレスモータ31に向けて流すようにしても良い。
図2、図6および図7に示されるように、工具保持具から離れた位置であるハウジング14の後部に冷風取り入れ口または排出口が設けられているので、底部カバー37の通気口88aとの間を流れる冷風流路が運動変換機構47とハンドル28との間に形成され、その冷却流路内に制御基板78が配置される。これにより、モータ31を冷却するための冷却風により制御基板78を確実に冷却することができる。なお、図2、図6および図7に示されるように、制御基板78は、後ろ側の仕切り壁83に取り付けられているが、それぞれの打撃工具10において、前側の仕切り壁82に取り付けるようにしても良い。
図8は他の変形例である打撃工具10の要部を示す断面図である。この打撃工具10においては、速度設定手段としての速度設定ダイヤル62aがハウジング14の後部に設けられている。この速度設定ダイヤル62aは、図1(B)に示すように、ハウジング14の外部側面に露出されている。打撃工具10としては、図1(A)、図2および図3に示すように、速度設定ボタン62をハウジング14の後面に露出させて配置するようにした形態と、図1(B)および図8に示すように速度設定ダイヤル62aをハウジング14の後部側面に露出させるようにした形態とがある。側面露出形態においても、速度設定ダイヤル62aに代えて、速度設定ボタン62を側面に露出させて配置するようにしても良い。図8に示す形態においても、冷却風をブラシレスモータ31側から制御基板78に向けて流すようにしても良く、制御基板78側からブラシレスモータ31に向けて流すようにしても良い。
図9はさらに他の変形例である打撃工具10の要部を示す断面図である。図9に示す打撃工具10においては、従動スリーブ54にギヤスリーブ54aが取り付けられており、このギヤスリーブ54aに従動側のベベルギヤ56aが設けられている。このベベルギヤ56aの歯面は、図2に示されたベベルギヤ56と相違して打撃工具10の前方を向いている。したがって、回転伝達軸51は、図2に示した場合よりも、打撃工具10の前側にずれており、ハウジング14の後部側に形成される収容スペース81は、図2に示した場合よりも上下方向に大きなサイズとなっており、制御基板78の冷却性を向上させることができる。
図9に示されるように、ハウジング14とハンドル28の脚部28bとの間には、通気口88cが設けられており、ファン85により形成される冷風流内に制御基板78が配置されている。制御基板78は、ハンドル28の上下の脚部28b,28cの間に位置させて収容スペース81内に配置されている。ハウジング14とハンドル28の脚部28bとの間に通気口88cを設けることなく、図7に示した打撃工具10と同様に、ハウジング14の後部に通気口88dを設けるようにしても良く、通気口88cと通気口88dとを設けるようにしても良い。図9に示される形態においても、冷却風をブラシレスモータ31側から制御基板78に向けて流すようにしても良く、制御基板78側からブラシレスモータ31に向けて流すようにしても良い。
図9においては、図5に示したインバータ回路65と、力率改善回路68と、モータ制御ユニット71等が設けられた制御基板78が、ファン85よりも打撃工具10の上方に配置されているが、インバータ回路65が設けられた部分と、他の部分とに制御基板78を分割し、発熱量が多いインバータ回路65が設けられた部分をファン85よりも上方側に配置し、他の部分をブラシレスモータ31の後方に配置するようにしても良い。制御基板78を分割形態とした場合においては、制御基板78のうち、インバータ回路65を構成するスイッチング素子を有する部分を収容スペース81内に配置することにより、制御基板78の少なくとも一部は収容スペース81内に配置される。その部分は、出力軸34の方向を向いて配置される。このような分割形態の制御基板78は、図2、図7および図8に示した打撃工具10にも適用することができる。
本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能である。例えば、図示する打撃工具10は、商用電源を電力源とする形態であるが、ハウジング14に二次電池の電池ケースを動力源とする電池式の打撃工具10にも本発明を適用することができる。また、この打撃工具10は、ハンマドリルのみならず、シャンク等を先端工具とするハンマにも適用することができる。
10 打撃工具
11 シリンダ
12 工具保持具
14 ハウジング
14a シリンダハウジング
14b ギヤハウジング
14c モータハウジング
16 ハンマ部材
17 打撃子
18 ピストン
19 空気室
28 ハンドル
31 ブラシレスモータ
32 ステータ
33 ロータ
34 出力軸
41 クランク軸
42 ピニオンギヤ
43 偏心部材
45 コネクティングロッド
47 運動変換機構
51 回転伝達軸
59 操作スイッチ
61 通電ランプ
62 速度設定ボタン
62a 速度設定ダイヤル
63 速度表示部
65 インバータ回路
71 モータ制御ユニット
72 コントローラ
78 制御基板
81 収容スペース
85 ファン
86 モータケース
87 冷却通路
88a〜88d 通気口

Claims (12)

  1. 先端工具を着脱自在に保持する工具保持具が設けられたハウジングと、
    前記ハウジングに収容され、回転駆動力を出力する出力軸を有するモータと、
    前記出力軸により回転駆動されるクランク軸の回転運動を、前記出力軸と直交する方向の先端工具の往復運動に変換する運動変換機構と、
    前記ハウジングの後部に設けられたハンドルと、を備え、
    前記運動変換機構と前記ハンドルとの間に、前記モータの回転を制御する制御基板を配置した、打撃工具。
  2. 前記モータにより回転駆動されるファンを有し、前記ファンにより生成される冷却風が流れる冷風流路内に前記制御基板を配置した、請求項1記載の打撃工具。
  3. 前記工具保持具から離れて前記ハウジングの後部に冷風取り入れ口または排出口を設け、前記制御基板は前記冷風取り入れ口または前記排出口と前記ファンとの間の冷風流路内に配置した、請求項2記載の打撃工具。
  4. 前記ハンドルは、本体部と前記本体部の両端に設けられる脚部とを有し、前記制御基板の少なくとも一部は前記出力軸の方向を向いて両方の前記脚部の間に位置する、請求項1〜3のいずれか1項に記載の打撃工具。
  5. 前記ハンドルは、本体部と前記本体部の両端に設けられる脚部とを有し、前記制御基板は前記出力軸の方向を向いて両方の前記脚部の間に位置する、請求項1〜3のいずれか1項に記載の打撃工具。
  6. 作業者に先端工具の状態を報知する報知手段を前記制御基板に設け、前記報知手段は前記ハンドルに対向させて前記ハウジングの後端部に設けた、請求項4または5記載の打撃工具。
  7. 作業者により操作され前記モータの回転速度を入力する速度設定手段を前記制御基板に設け、前記速度設定手段は前記ハンドルに対向させて前記ハウジングの後端部に設けた、請求項4または5記載の打撃工具。
  8. 前記冷風取り入れ口または前記排出口は、両方の前記脚部の間に設けられている、請求項4または5記載の打撃工具。
  9. 前記クランク軸は、前記出力軸よりも前記工具保持具側に配置されている、請求項1〜8のいずれか1項に記載の打撃工具。
  10. 前記クランク軸よりも前記工具保持具側に配置され、前記出力軸の回転力を前記工具保持具に伝達する回転伝達軸を有する、請求項9記載の打撃工具。
  11. 前記モータは樹脂製のモータケースを有し、前記ハウジングは前記モータケースの少なくとも前記工具保持具側を覆う部分がアルミニウム合金からなるモータハウジングを有する、請求項1〜10のいずれか1項に記載の打撃工具。
  12. 前記モータケースと前記モータハウジングとの間に、冷却風が通過可能な冷却通路が形成されている、請求項11記載の打撃工具。
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