JP2002079228A - ゴミ処理システム及びゴミ炭化処理方法 - Google Patents
ゴミ処理システム及びゴミ炭化処理方法Info
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Abstract
無く、ゴミ処理後の再利用を可能とする炭化処理を行う
自動化したゴミ処理システムを提供する。 【解決手段】 ゴミ処理システム40は、立設された円
筒状の内釜47と外釜48からなる炉本体と、その底部
に配されてモータにて駆動される撹拌スクリュー42
と、内釜47の側壁面の外周と底壁外面に配設された電
熱ヒータ43a、43bと、炉内温度を測る温度センサ
44と、ゴミの投入口蓋45及び排出口蓋46とを備え
て炉内のゴミを空気流入遮断状態で350〜500℃で
8〜15時間加熱して炭化する一次加熱炉50と、上方
に連結配置されてガスGを通過させるとともに800〜
900℃で加熱処理する上端が開放された煙突状の二次
加熱炉60と、始動・停止制御及び温度制御とゴミ撹拌
制御と前記投入口蓋45と排出口蓋46の開閉制御を行
う制御装置11と、を備える構造である。
Description
その他の施設で利用が可能な集中制御によるゴミ処理シ
ステムとゴミ炭化処理方法に関する。
であれば焼却炉にて燃やして灰にし、不燃物であれば地
下に埋めることが一般的であった。最近ではゴミ資源の
再利用の推進という施策によって、プラスチックを始め
とする一部のゴミは再処理が為される場合も多くなって
いる。
国的に問題となっている。特にプラスチック廃棄物の焼
却処理についてはゴミ焼却施設からのダイオキシン類の
排出の問題が深刻化しており、規制立法が為されて早急
な対策が要請されている。即ち、一般にプラスチック廃
棄物を燃やした時に発生するガス中には法的規制対象の
ダイオキシン類(ポリ塩化ジベンゾダイオキシンPCD
Dとポリ塩化ジベンゾフランPCDFの総称)が含まれ
るが、このダイオキシン類は環境中で分解されにくく、
所定温度(約850℃)以上で焼却すれば発生が抑えら
れるが、そのような高温処理可能な焼却炉を備える焼却
施設は高価であり各自治体でも導入は遅々として進んで
いない。ましてや、病院や企業等が個々に環境対策の万
全な既存のゴミ焼却施設を導入することはコスト面や施
工場所の確保等の点で難しい。従来、学校に設置されて
いた焼却炉は廃止されるに至っているのである。
したゴミ焼却処理システムでは、ゴミ資源の再利用の道
を阻んでおり、ゴミ資源の有効活用の観点からは望まし
いとは言えない。また、ダイオキシン類排出対策を講じ
た焼却施設は大掛かりで高コストであって、排煙等の問
題は未解決である。
業、その他個々の施設でのゴミ処理を一括して行い、且
つダイオキシン汚染等の環境問題が解消され、ゴミ資源
の有効活用が実現できるようなクリーンで場所を取らな
い低コストのゴミ処理システムの実現が強く望まれてい
るのである。
れたものであり、焼却炉によってゴミを燃して灰にする
従来のゴミ焼却システムに代替するものとして、ゴミの
焼却ではなく炭化を行う炭化炉を備えて生ゴミやプラス
チックゴミ等を再利用可能な形態で且つクリーンにゴミ
処理を行うようにした場所を取らないゴミ処理システム
とそれを用いたゴミ炭化処理方法を提供するものであ
る。
決するために、 (1)炉内に配されてモータ駆動される撹拌スクリュー
と、炉内の上方に配された遠赤外線ヒータと、炉の壁面
を加熱する電熱ヒータと、炉内温度を測る温度センサ
と、ゴミの投入口蓋及び排出口蓋を備えるゴミ炭化炉
と、前記ゴミ炭化炉の始動・停止制御と温度制御とゴミ
撹拌制御と投入口蓋及び排出口蓋の開閉制御を行う制御
装置と、を備えることを特徴とするゴミ処理システムを
提供する。 (2)上記(1)に記載のゴミ処理システムにおいて、
ゴミ炭化炉が、U字状の断面を有する筒状体を平面側を
上にして水平に横置した炉本体と、炉本体の内部の底近
傍に水平に軸を渡して炉の外部に配設したモータにて回
転される羽が脱着自在の撹拌スクリューと、炉の壁面に
配設された電熱ヒータと、炉内部の上方に略水平に配設
された遠赤外線セラミックヒータと、モータによって自
動開閉するゴミの投入口蓋及び排出口蓋と、容量センサ
と、を備えることを特徴とするゴミ処理システムを提供
する。 (3)炉内底部に配されてモータにて駆動される撹拌ス
クリューと、炉の壁面に配設された電熱ヒータと、炉内
温度を測る第一の温度センサと、ゴミの投入口蓋及び排
出口蓋と、を備えて炉内のゴミを加熱して炭化する一次
加熱炉(炭化炉)と、炉内温度を測る第二の温度センサ
と、炉の壁面に配された電熱ヒータとを備えるとともに
前記一次加熱炉の上方に連結配置されて一次加熱炉で発
生するガスを通過させるとともに加熱する二次加熱炉
と、前記一次加熱炉と二次加熱炉の始動・停止制御及び
温度制御とゴミ撹拌制御と前記投入口蓋と排出口蓋の開
閉制御を行う制御装置と、を備えることを特徴とするゴ
ミ処理システムを提供する。 (4)上記(3)に記載のゴミ処理システムにおいて、
一次加熱炉が、立設された円筒状の炉本体と、該炉本体
の底に垂直に軸着されてモータにて回転される撹拌スク
リューと、内釜の側壁面と底面に配設された電熱ヒータ
と、自動開閉手段を有するゴミの投入口蓋と排出口蓋
と、を備え、二次加熱炉が、同一中心軸を持つ内筒と外
筒の2つの筒状体に挟まれた空間をガス通過域とする炉
体と、前記外筒の外周に設けられた電熱ヒータと、を備
えることを特徴とするゴミ処理システムを提供する。 (5)上記(1)または(2)に記載のゴミ処理システ
ムにおいて、ゴミ炭化炉は、炉内に投入されたゴミを空
気流入遮断状態で400〜500℃で2〜10時間加熱
するとともに撹拌スクリューにて撹拌されて均一に炭化
し粉砕することを特徴とするゴミ処理システムを提供す
る。 (6)上記(3)または(4)に記載のゴミ処理システ
ムにおいて、一次加熱炉は、炉内に投入されたゴミを空
気流入遮断状態で350〜500℃で8〜15時間加熱
するとともに撹拌スクリューにて撹拌して均一に炭化し
て粉砕し、二次加熱炉は、前記一次加熱炉で発生したガ
スを空気流入遮断状態で800〜900℃に加熱処理す
ることを特徴とするゴミ処理システムを提供する。 (7)上記(1)〜(6)何れかに記載のゴミ処理シス
テムにおいて、炉と空き缶潰し機が箱状体の内部に配置
され、前記炉の投入口へゴミを投入するための投入口内
蓋を備えるダクトと、ダクトへ外からゴミを搬入するゴ
ミ搬入扉と、炉の底部の排出口から炭化処理後の炭化物
を取り出す炭化物回収扉と、アルミ空き缶及び鉄空き缶
を投入する空き缶搬入扉と、出入口扉と、換気扇と、前
記ゴミ炭化炉と空き缶潰し機の制御装置の計器読み取り
用窓と、が前記箱状体の壁面に取り付けられていること
を特徴とするゴミ処理システムを提供する。 (8)上記(5)に記載のゴミ処理システムを用いたゴ
ミ炭化処理方法であり、ゴミ搬入扉を手動にて開けるス
テップ1と、前記ステップ1の2〜10秒後に炭化炉の
投入口蓋を制御装置が自動にて開けるステップ2と、前
記ステップ2の1〜10秒後にダクトの投入口内蓋を制
御装置が自動にて開けるステップ3と、ステップ3とほ
ぼ同時に制御装置が撹拌スクリューを一方向に回し始め
てゴミを炉内の奥へ送るステップ4と、容量センサが炉
内のゴミ量が所定量に達したことを感知するとともにこ
の感知信号を受けて制御装置が炭化炉の投入口蓋を自動
にて閉めるステップ5と、前記ステップ5の1〜10秒
後に制御装置が遠赤外線ヒータと電熱ヒータに通電して
炉本体を加熱するステップ6と、制御装置が撹拌スクリ
ューを自動にて反復回転させるステップ7と、加熱開始
後3〜10時間経過後に撹拌スクリューの駆動と遠赤外
線ヒータ及び電熱ヒータの通電を停止するステップ8
と、前記ステップ8の後停止状態を3〜10時間保持し
た後、制御装置が再稼働可能状態に自動にて戻るステッ
プ9と、で構成されることを特徴とするゴミ炭化処理方
法を提供する。 (9)上記(6)に記載のゴミ処理システムを用いたゴ
ミ炭化処理方法であり、ゴミ搬入扉を手動にて開けるス
テップ1と、一次加熱炉の投入口蓋を制御装置が自動に
て開けるとともに撹拌スクリューを回すステップ2と、
ゴミ投入後にゴミ搬入扉を手動にて閉じるとともに制御
装置が一次加熱炉の投入口蓋を自動にて閉め撹拌スクリ
ューを停止するステップ3と、起動スイッチを入れるス
テップ4と、制御装置が二次加熱炉の電熱ヒータに通電
して温度制御しつつ加熱するステップ5と、制御装置が
第二の温度センサにて二次加熱炉が所定温度以上に加熱
されたことを感知して一次加熱炉の電熱ヒータに通電し
て温度制御しつつ加熱するステップ6と、制御装置が撹
拌スクリューを回転させるステップ7と、制御装置が一
次加熱炉の加熱開始後8〜15時間経過後に一次加熱炉
の電熱ヒータの通電を停止するステップ8と、前記一次
加熱炉の通電停止後所定時間経過後に撹拌スクリューを
停止するとともに二次加熱炉の通電を停止するステップ
9と、前記ステップ9の後一次加熱炉が所定温度以下に
なった時に制御装置が排出口蓋の閉解除を行うとともに
再稼働可能状態に自動にて戻るステップ10と、で構成
されることを特徴とするゴミ炭化処理方法を提供する。
て説明する。
システムの構成を示す平面図であり、図2は同正面図で
ある。図3は本発明に係る第一の形態の主たる構成要素
である炭化炉の構成を示す斜視図である。図4は本発明
に係るゴミ処理システムの箱状体の外観図である。図5
は本発明に係る第一の形態のゴミ処理システムによるゴ
ミ炭化処理方法の手順例を示すフロー図である。図6は
本発明に係る第二の形態のゴミ処理システムの構成を示
す正面図である。図7は同ゴミ処理システムの主要部の
一次加熱炉と二次加熱炉の構造を示す斜視図である。図
8は本発明に係る第二の形態のゴミ処理システムによる
ゴミ炭化処理方法の手順例を示すフロー図である。
システム20は、炉内に配されてモータ1によって駆動
される撹拌スクリュー2と、炉内の上方に配された遠赤
外線ヒータ3、3と、炉の壁面を加熱する電熱ヒータ4
と、炉内温度を測る温度センサ5と、ゴミの投入口S1
をスライド開閉する投入口蓋6及び炭化物の排出口S2
を開閉する排出口蓋7を備えるゴミ炭化炉10と、前記
ゴミ炭化炉10の電源の始動・停止制御と遠赤外線ヒー
タ3と電熱ヒータ4への温度センサ5に基づく通電制御
による温度制御と撹拌スクリュー2の駆動モータ1によ
るゴミ撹拌制御と前記投入口蓋6及び排出口蓋7等の開
閉制御を行うマイクロコンピュータによる制御装置11
と、を備える構成となっている。
るように、U字状の断面を有するステンレススチールの
筒状体を平面側を上にして水平に横置した長手寸法1.
3m、深さ0.8m、横0.9m程度の大きさの炉本体
8(周りは耐火断熱材28で覆われている。)と、炉本
体8の内部の底近傍に水平に軸を渡して炉の外部に配設
したモータ1にて回転される羽13が脱着自在に取り付
けられる撹拌スクリュー2と、炉の壁面に配設された電
熱ヒータ4と、炉内部の上方に略水平に配設された遠赤
外線セラミックヒータ3と、適宜配置されたモータ14
によってワイヤ駆動ないしチェーン駆動で自動開閉する
ゴミの投入口蓋6及び排出口蓋7と、炉内に溜められた
ゴミの量が所定量を越えたか否かを計る容量センサ9
と、を備えた構成となっている。
ゴミ(プラスチックを含む生ゴミ)を空気流入遮断状態
で400〜500℃(好ましくは約450℃)で2〜1
0時間(好ましくは5時間以上)加熱するとともに撹拌
スクリュー2にてゴミを撹拌して均一に炭化し粉砕する
ように制御装置11にて自動制御される。上記温度範囲
はゴミの炭化に適した温度領域であり、上記寸法の炭化
炉10では対象のゴミによって異なるが約5時間で炭化
が完了する。
却するのではなく、水分を蒸発させて炭化することで、
有毒ガスその他の煙りは殆ど排出しない。また、遠赤外
線による加熱は撹拌スクリュー2による撹拌と相俟って
ゴミを一様に内部にまで加熱するので加熱効率が高く水
分の蒸発速度が速い。また、炭化に伴う臭いも少なく
(脱臭装置を組み合わせればより完全にシステム外部と
遮断できる。)蒸気と僅かのガスのみの排出となる。炉
内で圧力が高まった蒸気等は排気管15を通して排出さ
れ、また、換気扇26を通して炭化炉10の発生する熱
は外部に排出される。勿論、炉内への空気の流入は遮断
してゴミが燃焼しないようにすることが肝要である。な
お、撹拌スクリュー2の羽13は対象とするゴミの種類
によって適宜その大きさ、形状、枚数等を調整すること
が望ましい。
0は上記ゴミ炭化炉10に加えて既存の空き缶潰し機
(分類機能付)30が箱状体19の内部に配置され、図
2に示されるように、前記ゴミ炭化炉10の投入口S1
へゴミを投入するための投入口内蓋16を備えるダクト
17と、ダクト17を通して外からゴミを搬入するゴミ
搬入扉21と、ゴミ炭化炉10の排出口S2から炭化処
理後の炭化物を取り出す炭化物回収扉22と、アルミ空
き缶及びスチール空き缶を投入する空き缶搬入扉24
と、出入口扉25と、換気扇26と、前記ゴミ炭化炉1
0と空き缶潰し機30の制御装置11の計器読み取り用
窓27と、が前記箱状体19の壁面に取り付けられてい
ることを特徴とする。
2.4m、高さ2.1m程度の壁面が耐火パネルで覆わ
れたやや大型の物置程度の容積を有し、中に前記ゴミ炭
化炉10と空き缶潰し機30とモータ1、14、制御装
置11等が適宜配置されている構成である。
コンパクトなボックスに集約させて一元化したゴミ処理
システムは、病院、学校、公共施設等に導入されること
によって、ややもすると曖昧でお荷物的存在のゴミ処理
対策が、安全且つ清潔で明快な環境対策として整えるこ
とが可能になるのである。
たゴミ炭化処理方法として、特に、安全面と自動化の観
点から図5のフロー図に示される主要な処理手順にてゴ
ミの炭化処理を制御装置11のコンピュータ制御で行う
ことが望ましい。
テップ1)、次にそのT1秒(2〜10秒後、好ましく
は約5秒)後にゴミ炭化炉10の投入口蓋6を制御装置
11が自動にて開け(ステップ2)、次にそのT2秒
(1〜10秒後、好ましくは約3秒)後にダクト17の
投入口内蓋16を制御装置11が自動にて開ける(ステ
ップ3)。且つそれとほぼ同時に制御装置11が撹拌ス
クリュー2を一方向に回し始めてゴミを炉内の奥へ送る
(ステップ4)。
内のゴミ量が所定量に達したことを感知すると、この感
知信号を受けて制御装置11が炭化炉10の投入口蓋6
を自動にて閉め(ステップ5)、そのT3秒(1〜10
秒後、好ましくは3秒後)に制御装置11が遠赤外線ヒ
ータ3と電熱ヒータ4に通電して炉本体を加熱し(ステ
ップ6)、且つ制御装置11が撹拌スクリュー2を自動
にて反復回転させ(ステップ7)、加熱開始後T4秒
(3〜10時間、好ましくは5時間)経過後に撹拌スク
リュー2の駆動と遠赤外線ヒータ3及び電熱ヒータ4の
通電を停止する(ステップ8)。そして、前記ステップ
8の後停止状態をT5時間(3〜10時間、好ましくは
5時間)保持した後、制御装置11が再稼働可能状態に
自動にて復帰する(ステップ9)という手順で構成され
ている。
ュータを利用した簡単なプログラム制御にてシーケンス
制御される。
係る第二の形態のゴミ処理システム40は、プラスチッ
ク廃棄物から発生するダイオキシン類の対策を念頭に創
案されたものである。その構造は、内釜47と外釜48
からなる炉本体の底部に配されてモータ41にて駆動さ
れる撹拌スクリュー42と、内釜47の側壁面の外周と
底壁外面に配設された電熱ヒータ43a、43bと、炉
内温度を測る第一の温度センサ44と、ゴミの投入口蓋
45及び排出口蓋46と、を備えて炉内のゴミを空気流
入遮断状態で加熱して炭化する一次加熱炉50(炭化炉
である)と、炉内温度を測る第二の温度センサ51と、
炉の側壁面の外周に配された電熱ヒータ52とを備える
とともに前記一次加熱炉50の上方に連結配置されて一
次加熱炉50で発生するガスGを通過させるとともに加
熱処理する二次加熱炉60(これも空気流入遮断状態で
の加熱なので炭化炉である)と、前記一次加熱炉50と
二次加熱炉60の始動・停止制御及び温度制御とゴミ撹
拌制御と前記投入口蓋45と排出口蓋46の開閉制御を
行う制御装置と、を備える基本構造である。
炉50は、ステンレススチール製の立設された円筒状の
内釜47(内径640mm、高さ800mm)と外釜4
8(外径1050mm、高さ約800mm)からなる炉
本体であり、前記撹拌スクリュー42は内釜47の底に
垂直に軸着されてモータ41にて回転する。
つ内筒54(外直径85mm程度)と外筒55(内直径
100mm程度)の2つの筒状体に挟まれた空間(厚さ
7.5mm程度のパイプ形状の空間)をガス通過域とす
る2重構造の炉体と、前記外筒55の外周に長さ1.2
mにわたって設けられた電熱ヒータ52と、を備え、さ
らに外筒55の周りはステンレススチール製の円筒で放
熱を遮断するように覆われている。
ゴミを空気流入遮断状態で350〜500℃で8〜15
時間加熱するとともに撹拌スクリュー42にて撹拌して
均一に炭化して粉砕し、上記二次加熱炉60は、前記一
次加熱炉50で発生したガスGを空気流入遮断状態で8
00〜900℃に加熱処理して有害物を分解除去した
後、クリーンなガスG′として外へ排出する。
された煙突状であり、一次加熱炉50で発生したガスG
は一次加熱炉50の自身の内圧で二次加熱炉60の薄い
隙間の炉体中に流入してゆっくりと1.2m以上の長い
炉内(通過域)を昇っていくが、その間に800〜90
0℃に速やかに加熱処理されて上端から排出される。
50のみで炭化処理した場合には、従来のような燃焼で
はないので、従来の焼却炉に比して格段にダイオキシン
類の発生は抑えられるが、猶、僅かの有害なガスGが発
生することは否定できない。上記二次加熱炉60はそう
した有毒なガスGを空気流入遮断状態(炉の上端からは
圧力差で外気は流入しない。)で近接する電熱ヒータ5
2にて速やかに800〜900℃に加熱処理するので、
有害ガスは分解され、最終的に外気へ排出されるガス
G′は蒸気、及び法定基準を満たす僅かの低濃度のガス
に過ぎない。
60をより密閉に近い構造もしくは還流する方式にする
と、ガスGが長時間滞留して加熱が十分に行われるよう
にも一見想定されるが、実際は圧力の増大を招き、煤煙
の量が増大することが判った。そして、上記二次加熱炉
60の二重煙突構造のように壁面に囲まれた薄く長いガ
スの通過域を開放された上端に向かって通しつつ加熱す
る構造が効率的であり、結果的に煤煙を殆ど出さないこ
とが判明したのである。
ミ炭化処理方法の主要な手順を図8のフロー図を元に以
下説明する(符号は図6、図7及び図4を参照)。先
ず、ゴミ搬入扉21を手動にて開け(ステップ1)、ス
テップ1の2〜10秒後に一次加熱炉50の投入口蓋4
5を制御装置が自動にて開けるとともに撹拌スクリュー
42を回し(ステップ2)、ゴミ投入後にゴミ搬入扉2
1を手動にて閉じるとともに制御装置が一次加熱炉50
の投入口蓋45を自動にて閉めてゴミを撹拌していた撹
拌スクリュー42を停止し(ステップ3)、ゴミ処理起
動スイッチを入れ(ステップ4)、制御装置が二次加熱
炉60の電熱ヒータ52に通電して設定温度t2=85
0℃まで温度制御しつつ加熱し(ステップ5)、制御装
置が第二の温度センサ51にて二次加熱炉60が所定温
度(例えば500℃)以上に加熱されたことを感知して
一次加熱炉50の電熱ヒータ43a、43bに通電して
温度制御しつつ設定温度t1=370〜450℃に加熱
し(ステップ6)、制御装置がステップ4から所定時間
経過後(例えば2時間後)に撹拌スクリュー42を回転
始動させ(ステップ7)、制御装置が一次加熱炉50の
加熱開始後8〜15時間経過後に一次加熱炉50の電熱
ヒータ43a、43bの通電を停止し(ステップ8)
と、前記一次加熱炉50の通電停止後所定時間経過後
(例えば2時間後)に撹拌スクリュー42を停止すると
ともに二次加熱炉60の通電を停止し(ステップ9)、
ステップ9の後一次加熱炉50が所定温度以下(例えば
80℃以下)になって炉内温度が冷まされた時に制御装
置が排出口蓋46の閉解除(安全ロック解除である。)
を行うとともに再稼働可能状態に自動にて戻る(ステッ
プ10)、というステップで構成され、最後に排出口蓋
46を開けて炭化物を排出する。なお、制御装置は前述
のゴミ処理システム20の制御装置11と同等である。
扉21を開けてゴミを投入する所作と、処理起動スイッ
チを入れる所作のみでゴミ炭化処理が開始され、以後は
完全自動化されており、ゴミ処理終了後は、炭化物回収
扉22を開けて炉内から排出される炭化物を回収する所
作のみで済む点にある。なお、ゴミ炭化処理中は箱状体
19内への立ち入りは禁止されて安全が確保される。
ステム20または40は、生ゴミ(学校における給食の
食べ残し、レストランの残飯等)は勿論、病院における
紙おむつ等の医療産廃物、その他のプラスチックゴミは
全て炭化して元の1/50〜1/20以下に減量した所
謂「炭」になっており、後の廃棄処理が容易であり、ま
た生ゴミ等を炭化させたものは飼料、肥料として農家、
園芸用に土壌改良としても再利用できる。
システム20または40は箱状体19に装置全てが収ま
って自動制御されるので利用者が中に立ち入る必要がな
く、また有害物質を排出せず環境汚染の恐れが解消され
るので、安全、衛生的であって、学校、病院、レストラ
ン、老人センター等の諸施設に殊の外有益なゴミ処理シ
ステムとなることは疑いない。
処理方法は上記のように構成されているため、 (1)生ゴミを炭化処理するので、環境汚染の恐れがな
く安全である。 (2)炭化処理された生ゴミの炭化物は飼料、肥料とし
て再利用できるのでゴミ資源のリサイクルに資する。 (3)システム全体が物置程度の大きさのコンパクトな
処理施設としてまとまっており、設置場所が確保し易
い。 (4)自動制御されていて、生ゴミの最適な炭化処理が
安全に行われる。 (5)燃焼ではなく炭化させるので、ダイオキシン類の
発生は抑えられ、二次加熱炉は800〜900℃の高温
で熱処理を行ってダイオキシン類を分解除去するので極
めてクリーンな排気となり、煤煙は殆ど出ない。
示す平面図である。
示す正面図である。
の構成を示す斜視図である。
図である。
処理方法の手順を示すフロー図である。
示す斜視図である。
示す正面図である。
ミ炭化処理方法の手順を示すフロー図である。
Claims (9)
- 【請求項1】 炉内に配されてモータ駆動される撹拌ス
クリューと、炉内の上方に配された遠赤外線ヒータと、
炉の壁面を加熱する電熱ヒータと、炉内温度を測る温度
センサと、ゴミの投入口蓋及び排出口蓋を備えるゴミ炭
化炉と、前記ゴミ炭化炉の始動・停止制御と温度制御と
ゴミ撹拌制御と投入口蓋及び排出口蓋の開閉制御を行う
制御装置と、を備えることを特徴とするゴミ処理システ
ム。 - 【請求項2】 請求項1に記載のゴミ処理システムにお
いて、ゴミ炭化炉が、U字状の断面を有する筒状体を平
面側を上にして水平に横置した炉本体と、炉本体の内部
の底近傍に水平に軸を渡して炉の外部に配設したモータ
にて回転される羽が脱着自在の撹拌スクリューと、炉の
壁面に配設された電熱ヒータと、炉内部の上方に略水平
に配設された遠赤外線セラミックヒータと、モータによ
って自動開閉するゴミの投入口蓋及び排出口蓋と、容量
センサと、を備えることを特徴とするゴミ処理システ
ム。 - 【請求項3】 炉内底部に配されてモータにて駆動され
る撹拌スクリューと、炉の壁面に配設された電熱ヒータ
と、炉内温度を測る第一の温度センサと、ゴミの投入口
蓋及び排出口蓋と、を備えて炉内のゴミを加熱して炭化
する一次加熱炉と、炉内温度を測る第二の温度センサ
と、炉の壁面に配された電熱ヒータとを備えるとともに
前記一次加熱炉の上方に連結配置されて一次加熱炉で発
生するガスを通過させるとともに加熱する二次加熱炉
と、前記一次加熱炉と二次加熱炉の始動・停止制御及び
温度制御とゴミ撹拌制御と前記投入口蓋と排出口蓋の開
閉制御を行う制御装置と、を備えることを特徴とするゴ
ミ処理システム。 - 【請求項4】 請求項3に記載のゴミ処理システムにお
いて、一次加熱炉が、立設された円筒状の炉本体と、該
炉本体の底に垂直に軸着されてモータにて回転される撹
拌スクリューと、内釜の側壁面と底面に配設された電熱
ヒータと、自動開閉手段を有するゴミの投入口蓋と排出
口蓋と、を備え、二次加熱炉が、同一中心軸を持つ内筒
と外筒の2つの筒状体に挟まれた空間をガス通過域とす
る炉体と、前記外筒の外周に設けられた電熱ヒータと、
を備えることを特徴とするゴミ処理システム。 - 【請求項5】 請求項1または請求項2に記載のゴミ処
理システムにおいて、ゴミ炭化炉は、炉内に投入された
ゴミを空気流入遮断状態で400〜500℃で2〜10
時間加熱するとともに撹拌スクリューにて撹拌されて均
一に炭化し粉砕することを特徴とするゴミ処理システ
ム。 - 【請求項6】 請求項3または請求項4に記載のゴミ処
理システムにおいて、一次加熱炉は、炉内に投入された
ゴミを空気流入遮断状態で350〜500℃で8〜15
時間加熱するとともに撹拌スクリューにて撹拌して均一
に炭化して粉砕し、二次加熱炉は、前記一次加熱炉で発
生したガスを空気流入遮断状態で800〜900℃に加
熱処理することを特徴とするゴミ処理システム。 - 【請求項7】 請求項1〜請求項6何れかに記載のゴミ
処理システムにおいて、炉と空き缶潰し機が箱状体の内
部に配置され、前記炉の投入口へゴミを投入するための
投入口内蓋を備えるダクトと、ダクトへ外からゴミを搬
入するゴミ搬入扉と、炉の底部の排出口から炭化処理後
の炭化物を取り出す炭化物回収扉と、アルミ空き缶及び
鉄空き缶を投入する空き缶搬入扉と、出入口扉と、換気
扇と、前記ゴミ炭化炉と空き缶潰し機の制御装置の計器
読み取り用窓と、が前記箱状体の壁面に取り付けられて
いることを特徴とするゴミ処理システム。 - 【請求項8】 請求項5に記載のゴミ処理システムを用
いたゴミ炭化処理方法であり、ゴミ搬入扉を手動にて開
けるステップ1と、前記ステップ1の2〜10秒後に炭
化炉の投入口蓋を制御装置が自動にて開けるステップ2
と、前記ステップ2の1〜10秒後にダクトの投入口内
蓋を制御装置が自動にて開けるステップ3と、ステップ
3とほぼ同時に制御装置が撹拌スクリューを一方向に回
し始めてゴミを炉内の奥へ送るステップ4と、容量セン
サが炉内のゴミ量が所定量に達したことを感知するとと
もにこの感知信号を受けて制御装置が炭化炉の投入口蓋
を自動にて閉めるステップ5と、前記ステップ5の1〜
10秒後に制御装置が遠赤外線ヒータと電熱ヒータに通
電して炉本体を加熱するステップ6と、制御装置が撹拌
スクリューを自動にて反復回転させるステップ7と、加
熱開始後3〜10時間経過後に撹拌スクリューの駆動と
遠赤外線ヒータ及び電熱ヒータの通電を停止するステッ
プ8と、前記ステップ8の後停止状態を3〜10時間保
持した後、制御装置が再稼働可能状態に自動にて戻るス
テップ9と、で構成されることを特徴とするゴミ炭化処
理方法。 - 【請求項9】 請求項6に記載のゴミ処理システムを用
いたゴミ炭化処理方法であり、ゴミ搬入扉を手動にて開
けるステップ1と、一次加熱炉の投入口蓋を制御装置が
自動にて開けるとともに撹拌スクリューを回すステップ
2と、ゴミ投入後にゴミ搬入扉を手動にて閉じるととも
に制御装置が一次加熱炉の投入口蓋を自動にて閉め撹拌
スクリューを停止するステップ3と、起動スイッチを入
れるステップ4と、制御装置が二次加熱炉の電熱ヒータ
に通電して温度制御しつつ加熱するステップ5と、制御
装置が第二の温度センサにて二次加熱炉が所定温度以上
に加熱されたことを感知して一次加熱炉の電熱ヒータに
通電して温度制御しつつ加熱するステップ6と、制御装
置が撹拌スクリューを回転させるステップ7と、制御装
置が一次加熱炉の加熱開始後8〜15時間経過後に一次
加熱炉の電熱ヒータの通電を停止するステップ8と、前
記一次加熱炉の通電停止後所定時間経過後に撹拌スクリ
ューを停止するとともに二次加熱炉の通電を停止するス
テップ9と、前記ステップ9の後一次加熱炉が所定温度
以下になった時に制御装置が排出口蓋の閉解除を行うと
ともに再稼働可能状態に自動にて戻るステップ10と、
で構成されることを特徴とするゴミ炭化処理方法。
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- 2001-05-23 JP JP2001153755A patent/JP3621053B2/ja not_active Expired - Fee Related
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