JP2002077588A - 画像処理装置及び画像処理方法 - Google Patents

画像処理装置及び画像処理方法

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JP2002077588A
JP2002077588A JP2000265687A JP2000265687A JP2002077588A JP 2002077588 A JP2002077588 A JP 2002077588A JP 2000265687 A JP2000265687 A JP 2000265687A JP 2000265687 A JP2000265687 A JP 2000265687A JP 2002077588 A JP2002077588 A JP 2002077588A
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band
shaped
jbig
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Yuko Hosokawa
優子 細川
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Abstract

(57)【要約】 【課題】高速処理の可能な高品質の画像処理装置及び画
像処理方法を提供すること。 【解決手段】 ヘッダモードが「つける」の場合は、ス
トライプ長L0_lenを送信ヘッダ副走査長head
er_len508に設定する(ステップS204)。
そしてfirst−stripe−flg505をON
にする(ステップS205)。 設定されたL0_le
n502に従って蓄積画像をJBIG符号化する(ステ
ップS208)。次にステップS210でストライプ終
了時、L0_flg511がONかどうか判定し、更に
ステップS211で、L0_len502=heade
r_len508かどうか判定し、更にステップS21
2でfirst−stripe−flg505がONか
どうか判定する。これらの判定の全てyesであれば、ス
トライプ終了コードはSDRST(ff03)となる
(ステップS213)。そして、ステップS214でf
irst−stripe−flgをOFFにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は画像処理装置及び画
像処理方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】スピード&クオリティが重要視される現
代の情報化社会において、ファクシミリもその例外では
なく、通信時間の短縮を図るため、従来のMR/MMR
符号の他に、JBIG符号通信機能を持つ機種が登場し
ている。JBIG符号は静止2値画像の標準符号化方式
で、ITU−T勧告T.82/85で定義されている。
本符号の特徴としては、 ・高い圧縮率:MMR符号の1.1〜30倍以上、符号
サイズが原画を超えることがない。
【0003】・可逆符号:復号時、情報が完全に復元で
きる。 などがあげられる。
【0004】図7、8にJBIG符号の構成を示す。
【0005】JBIG符号は、ヘッダ部701(BIH
と呼ばれる)と、一定ライン数(ストライプ:通常はL
0=128ライン)毎にJBIG符号化されたデータ部
702(SDEと呼ばれる)と、制御コード703(フ
ローティングマーカコードと呼ばれる)とで構成され
る。つまり、JBIG符号化は、1ページの画像を同じ
大きさの複数の帯状領域毎に符号化するものであり、本
明細書では1つのストライプを構成するライン数(帯状
領域の幅)をストライプ長と称する。
【0006】ヘッダ部701ではJBIG符号方式を宣
言する。マーカコード703には、図8の801〜80
5に示されるものがある。SDNORM807/SDR
ST808はストライプ終了を示すコードで必須であ
る。SDNORM807がストライプ終了にセットされ
た場合、該ストライプ符号化時に設定された学習テーブ
ルの情報は保持され、次ストライプ符号化時にそのまま
使用される。一方SDRST808がセットされた場合
は、学習テーブルはリセットされる。
【0007】JBIG符号化された画像は高い圧縮率を
持ち、画像によっては1ページが数十〜数百バイトまで
に圧縮することができる。そのため、通信符号のみなら
ず、画像のメモリ蓄積時の符号化方式としてもJBIG
符号は高い注目を集めている。
【0008】図6は、画像送信時に付加される送信ヘッ
ダモードの説明である。
【0009】通常送信ヘッダは、送信開始時に元画像に
付加される帯状画像であり、例えば、発信元アドレスや
日時情報等が含まれる。図6(a)は、送信画像であ
り、601は送信ヘッダ、602は送信しようとする画
像を示す。(b)は送信ヘッダ601が画像602の外
に付加される外付けヘッダモードの受信画像例を示す図
である。この場合、送信画像はそのままで画像先頭にヘ
ッダが付加される。(c)はヘッダを画像の内に付加し
た内づけヘッダモードの受信画像例を示す図である。ヘ
ッダと同じ長さ分、送信画像の先頭が欠ける。(d)は
ヘッダを付加しないヘッダなしモードの受信画像例を示
す図である。この場合、画像は手を加えられることな
く、送信される。
【0010】図9は従来のJBIG送信時のヘッダ付加
処理を示すフローチャートである。
【0011】まず、ステップS1101で初期化した
後、ステップS1102で送信ヘッダの設定を確認し、
ヘッダなしであれば、ステップS1112に進み、符号
化画像はそのまま通信制御部に送られる。もしヘッダが
あれば、ステップS1103でヘッダモードが「外付け
モード」かどうか判定され、「外付けモード」の場合
は、ステップS1104でストライプを復号化する。そ
して、ステップS1105に進み、画像の先頭に、送信
ヘッダ画像を付加して、ストライプを再符号化する。以
降、順次ストライプの復号・符号化を繰り返し、1ペー
ジ処理が終了したら通信制御部へ符号を通知する(ステ
ップS1112)。
【0012】ヘッダモードが「内付けモード」の場合
は、ストライプ復号化し(ステップS1106)、送信
ヘッダライン数分の先頭画像を送信ヘッダに置き換え
て、ストライプを再符号化する(ステップS110
7)。以降、順次ストライプの復号・符号化を繰り返し
(ステップS1109)、ステップS1110で1ペー
ジ処理が終了されたと判定されると、終了コードをSD
SRTに入力し、通信制御部へ符号を通知する(ステッ
プS1112)。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来例
で説明したように、JBIG符号のような、同じ大きさ
の帯状領域毎に符号化を行う方式では、帯状の画像が付
加されると帯状領域の区切りが変わるために、再度、画
像の先端から符号化しなおさなければならない。つま
り、送信ヘッダと蓄積された画像データとを組み合わせ
て1つの画像として送信する際、蓄積画像を1ページす
べて生画像に復号化し、送信ヘッダ情報と組み合わせ
て、改めて先頭から帯状領域毎に符号化しなければなら
ないという問題があり、処理時間がかかってしまうとい
う不具合があった。
【0014】本発明は、上述の課題に鑑みてなされたも
のであり、その目的とするところは、高速処理の可能な
高品質の画像処理装置及び画像処理方法を提供すること
にある。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明に係る装置は、1ページの画像に、帯状画像
を付加するかどうかを判断する判断手段と、前記1ペー
ジの画像を同じ大きさの複数の帯状領域毎に符号化する
符号化手段と、前記符号化手段によって符号化された符
号化画像情報を記憶する記憶手段と、前記記憶手段に記
憶された前記符号化画像情報に、前記帯状画像を符号化
した符号化帯状画像を付加する付加手段と、前記判断手
段で、前記帯状画像を付加すると判断された場合に、前
記符号化手段で符号化を行う際の帯状領域の幅を、前記
帯状画像の幅と同じ幅に設定する制御手段と、を有する
ことを特徴とする。
【0016】前記符号化手段は、JBIG方式で符号化
を行うことを特徴とする。
【0017】前記帯状画像は、画像情報を送信する際
に、ページのヘッダ部分に付加するための、送信ヘッダ
画像であることを特徴とする。
【0018】前記付加手段は、前記帯状画像が内的付加
の場合に、前記符号化画像情報の1つの帯状領域に対応
する情報を削除して、その削除した部分に前記符号化帯
状画像を付加することを特徴とする。
【0019】JBIG符号化された画像データの送信を
行う画像処理装置であって、元画像をJBIG符号化す
る符号化手段と、符号化された画像を蓄積する記憶手段
と、送信ヘッダとしての帯状画像を前記元画像のヘッダ
部分に付加する付加手段と、前記符号化手段でJBIG
符号化を行う前に、前記送信ヘッダを付加するモードか
否かを判定し、前記送信ヘッダを付加する場合には、前
記JBIG符号化時のストライプ長を送信ヘッダ長を同
じ長さにする制御手段と、を有することを特徴とする。
【0020】前記符号化手段でJBIG符号化する際、
付加する前記送信ヘッダに対応するストライプの終了コ
ードはSDRSTであることを特徴とする。
【0021】上記目的を達成するため、本発明に係る方
法は、画像を同じ大きさの複数の帯状領域毎に符号化す
る画像処理方法であって、1ページの画像に、帯状画像
を付加するかどうかを判断する判断工程と、前記判断工
程で、前記帯状画像を付加すると判断された場合に、符
号化を行う際の前記帯状領域の幅を、前記帯状画像の幅
と同じ幅に設定する制御工程と、前記1ページの画像を
同じ大きさの複数の帯状領域毎に符号化する符号化工程
と、前記符号化工程で符号化された符号化画像情報を記
憶する記憶工程と、前記帯状画像を符号化する工程と、
前記記憶工程に記憶された前記符号化画像情報に、前記
帯状画像を符号化した符号化帯状画像を付加する付加工
程と、を有することを特徴とする。
【0022】JBIG符号化された画像データの送信を
行う画像処理方法であって、元画像に送信ヘッダを付加
して送信するモードか否かを判定する判定工程と、前記
送信ヘッダを付加する場合に、前記JBIG符号化時の
ストライプ長を送信ヘッダ長を同じ長さにする制御工程
と、元画像をJBIG符号化する符号化工程と、符号化
された画像を蓄積する記憶工程と、送信ヘッダとしての
帯状画像を符号化する工程と、符号化された前記帯状画
像をJBIG符号化された前記元画像のヘッダ部分に付
加する付加工程と、を有することを特徴とする。
【0023】上記目的を達成するため、本発明に係る記
憶媒体は、画像を同じ大きさの複数の帯状領域毎に符号
化する画像処理プログラムを格納したコンピュータ可読
メモリであって、前記画像処理プログラムは、1ページ
の画像に、帯状画像を付加するかどうかを判断する判断
工程のコードと、前記判断工程で、前記帯状画像を付加
すると判断された場合に、符号化を行う際の前記帯状領
域の幅を、前記帯状画像の幅と同じ幅に設定する制御工
程のコードと、前記1ページの画像を同じ大きさの複数
の帯状領域毎に符号化する符号化工程のコードと、前記
符号化工程で符号化された符号化画像情報を記憶する記
憶工程と、前記帯状画像を符号化する工程のコードと、
前記記憶工程に記憶された前記符号化画像情報に、前記
帯状画像を符号化した符号化帯状画像を付加する付加工
程のコードと、を含むことを特徴とする。
【0024】JBIG符号化された画像データの送信を
行う画像処理プログラムを格納したコンピュータ可読メ
モリであって、前記画像処理プログラムは、元画像に送
信ヘッダを付加して送信するモードか否かを判定する判
定工程のコードと、前記送信ヘッダを付加する場合に、
前記JBIG符号化時のストライプ長を送信ヘッダ長を
同じ長さにする制御工程のコードと、元画像をJBIG
符号化する符号化工程のコードと、符号化された画像を
蓄積する記憶工程のコードと、送信ヘッダとしての帯状
画像を符号化する工程のコードと、符号化された前記帯
状画像をJBIG符号化された前記元画像のヘッダ部分
に付加する付加工程のコードと、を含むことを特徴とす
る。
【0025】
【発明の実施の形態】以下に、図面を参照して、この発
明の好適な実施の形態を例示的に詳しく説明する。ただ
し、この実施の形態に記載されている構成要素の相対配
置、数式、数値等は、特に特定的な記載がない限りは、
この発明の範囲をそれらのみに限定する趣旨のものでは
ない。
【0026】(一実施の形態)本発明に係る画像処理装
置の一実施の形態としてファクシミリ装置を例に挙げて
説明する。
【0027】図1において、CPU101は、システム
制御部であり、装置全体を制御する。ROM102は、
CPUの制御プログラムを格納するものである。DRA
M103は、プログラム制御変数等を格納するためのも
のである。また、画像データを蓄積するためのものであ
る。
【0028】SRAM104は、オペレータが登録した
設定値や装置の管理データ等や各種ワーク用バッファも
RAMに格納されるものである。読み取り部105は、
画像を装置内に取り込むものである。符号化復号化処理
部(以下、コーデック)106は、通信制御装置で扱う
画像データの符号化復号化処理を行う。また、画像の縮
小・拡大処理もここで行われる。
【0029】通信制御部107は画像の送受信における
通信手順を制御するものである。操作部108は、LC
D、キーボード等で構成され、各種メッセージの表示や
オペレータが各種入力操作を行うためのものである。
【0030】図5は、本実施の形態において用いられる
パラメータの例を示す図である。図5において、501
〜507は、蓄積画像ごとに設定されるものであり、画
像の数だけ存在する。
【0031】"code_mode"501は符号化モー
ドを示すものである。MH/MR/MMR/JBIG等
が設定される。上記以外にもさまざまな符号形態が設定
可能である。"L0_len"502は、画像蓄積時のス
トライプ長L0の値を示すものである。"画像サイズ"5
03は蓄積画像サイズを示すものである。"解像度"50
4は蓄積画像の解像度を示すものである。"first
_stripe_flg"505は、先頭ストライプ符
号化終了までONに設定される。"tx_code_m
ode"506は送信時の符号モードを示すものであ
る。"tx_L0_len"507はJBIG送信時のス
トライプ長を示すものである。"header−mod
e"510は送信ヘッダの付加モードを設定するもので
ある。ヘッダを「画像の外に付加」「画像の内側に付
加」「付加しない」が設定できる。"header_l
en"511は送信ヘッダの副走査長(幅)である。"L
0_flg"511は蓄積時、L0を送信ヘッダ長とす
るか否かのSW設定である。
【0032】尚、各パラメータ横の括弧内の数値/文字
は本考案を説明するにあたっての設定例である。
【0033】図2は、送信画像蓄積時の処理を示すフロ
ーチャートである。
【0034】図2に従って、本ファクシミリ装置の符号
化及び記憶動作を説明する。蓄積符号データに変換する
ためにコーデック106に処理要求イベントが発生し、
処理を開始する。最初にパラメータを初期化する(ステ
ップS200)。初期化されるパラメータには、先頭ス
トライプフラグ505が含まれる。このフラグは蓄積開
始時にはOFFに初期化される。
【0035】また、図5の501〜507のパラメータ
は、蓄積画像の数だけ存在し、互いに区別が可能となる
ように設定される。符号モード501、画像サイズ50
3などは蓄積開始時のオペレータあるいはマシンの設定
に依存する。
【0036】ステップS201で符号化モード501が
JBIG以外と判断された場合は、ステップS207に
進み他処理へ移行する。符号化モードがJBIGの場合
は、ステップS202に進み、L0_flg511の設
定を確認する。
【0037】L0_flg511は、画像をJBIG蓄
積時、ストライプ数L0_len503を、送信ヘッダ
の副走査長と同じ長さとするか否かを設定するためのS
Wの値である。SWの設定はマシン設定でも良いし、オ
ペレーションによってユーザが設定することも可能であ
る。また、画像毎に設定が可能としてもかまわない。
【0038】L0_flg=OFFの場合は、ステップ
S206でL0_lenを標準ストライプ数128に設
定する。
【0039】L0_flg=ONの場合は、ステップS
203で、蓄積符号のストライプ数送信ヘッダモードを
確認する。
【0040】ここでは、送信ヘッダモードがマシン設定
による場合を説明しているが、もちろんヘッダモードも
画像ごとに設定が可能としてもかまわない。
【0041】ヘッダモードが「つけない」の場合は、L
0_lenを標準ストライプ数128に設定する(ステ
ップS206)。
【0042】一方、ヘッダモードが「つける」の場合
は、L0_lenを送信ヘッダ副走査長:header
_len508に設定する(ステップS204)。he
ader_lenは蓄積画像サイズ503、解像度50
4によって求められる。そしてfirst−strip
e−flg505をONにする(ステップS205)。
【0043】設定されたL0_len502に従って蓄
積画像をJBIG符号化する(ステップS208)。次
にステップS210でストライプ終了時、L0_flg
511がONかどうか判定し、更にステップS211
で、L0_len502=header_len508
かどうか判定し、更にステップS212でfirst−
stripe−flg505がONかどうか判定する。
これらの判定の全てyesであれば、ストライプ終了コー
ドはSDRST(ff03)となる(ステップS21
3)。そして、ステップS214でfirst−str
ipe−flgをOFFにする。
【0044】上記条件以外ではストライプ終了コードは
SDNORM(ff02)となる(ステップS21
5)。
【0045】以降、送信画像を繰り返しJBIG符号化
し、ステップS209で1ページ符号化終了したと判断
された場合、ステップS216で終了コードをSDRS
Tにセットして蓄積を終了する。
【0046】次に蓄積された画像を送信する時を説明す
る。
【0047】図3は、蓄積画像送信時の処理を示すフロ
ーチャートである。
【0048】送信符号データに変換するためにコーデッ
クに処理要求イベントが発生し、処理を開始する。まず
ステップS300で初期化した後、ステップS301で
蓄積モード・送信モードともにJBIGでないかどうか
判定し、noの場合はステップS322で他処理を実行す
る。なお、送信符号モードは通信開始時のネゴシエーシ
ョンの結果で決定される。JBIG送信の場合は、ステ
ップS302に進み、蓄積画像のストライプ数L0_l
en502と、送信開始時のネゴシエーションで設定さ
れた送信ストライプ数tx_L0_len507とを比
較する。
【0049】L0_lenとtx_L0_lenが一致
する場合、ステップS303に進み、蓄積画像ストライ
プ長L0_len502と送信ヘッダ副走査長tx_h
eader_len508とを比較する。
【0050】L0_lenとtx_header_le
nが一致する場合は、ステップS304に進み、送信ヘ
ッダの付加条件header_mode510を判定す
る。
【0051】ステップS305でヘッダを内付けすると
判定された場合は、ステップS306に進み、蓄積画像
の先頭ストライプを削除した後、ステップS307に進
み、送信ヘッダをJBIG符号化する。そして、ステッ
プS308でストライプ終了コードはSDRST(ff
03)を設定する。以降、蓄積画像をヘッダストライプ
に付加して通信制御部へ通知する(ステップS309、
10)。
【0052】ステップS304でヘッダを外付けすると
判定された場合は、蓄積画像の先頭ストライプを削除す
る工程以外は内付け時と同様、送信ヘッダをJBIG符
号化し(ステップS307)、ステップS308でスト
ライプ終了コードにSDRST(ff03)を設定し
て、ステップS309で蓄積画像全体をヘッダストライ
プに付加してステップS301で通信制御部へ通知す
る。
【0053】L0_lenとtx_header_le
nが一致しない場合は、ステップS311に進む。ステ
ップS311でヘッダを付加しない場合は、ステップS
310に進み、蓄積画像をそのまま通信制御部へ通知す
る。ヘッダを付加する場合はステップS313に進んで
蓄積画像を復号化し、送信ヘッダの設定に従って画像の
先頭に付加してJBIG符号化するか(ステップS31
6、S317)あるいはヘッダライン数分の画像を削除
してJBIG符号化するか(ステップS314、S31
5)する。そして更に、蓄積画像を順次復号化・符号化
し(ステップS319)、ステップS320でページ終
了と判断されたら終了コードSDRSTを付加して(ス
テップS321)、符号を通信制御部107へ通知する
(ステップS310)。
【0054】また蓄積画像のストライプ数L0_len
502と送信ストライプ数507とが一致しない場合
も、ヘッダの付加条件に従って順次蓄積画像の復号化・
符号化を行う(ステップS312〜S321)。
【0055】以上、説明したように、本実施の形態によ
れば、画像をJBIG蓄積・JBIG送信することので
きるファクシミリにおいて、送信画像をJBIG符号化
してメモリに蓄積時に、送信時に作成・付加される送信
ヘッダ長と等しい値を符号化の際のストライプ長として
設定し、さらに、先頭ストライプ終了コードとしてSD
RSTを用いることにより、送信時には先頭の1ストラ
イプのみ復号化・符号化するだけで送信ヘッダを付加す
ることが可能となる。
【0056】これにより、1ページすべてを再復号・符
号化する必要がなくなるため、処理時間つまりは通信時
間に過剰な時間がかかることなく、少ないメモリでも効
率的に動作可能となる。また、本処理は、特別なハード
構成を持つ必要がないため、生産性にも優れている。
【0057】なお、本実施の形態ではJBIG符号化を
採用したファクシミリ装置について説明したが、同様の
問題を抱える他の符号化方式においても、本発明は適用
可能である。
【0058】(その他の実施の形態)なお、本発明は、
複数の機器(例えばホストコンピュータ、インタフェイ
ス機器、リーダ、プリンタなど)から構成されるシステ
ムに適用しても、一つの機器からなる装置(例えば、複
写機、ファクシミリ装置など)に適用してもよい。
【0059】また、本発明の目的は、前述した実施形態
の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記
録した記憶媒体(または記録媒体)を、システムあるい
は装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュ
ータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体に格納された
プログラムコードを読み出し実行することによっても、
達成されることは言うまでもない。この場合、記憶媒体
から読み出されたプログラムコード自体が前述した実施
形態の機能を実現することになり、そのプログラムコー
ドを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実
行することにより、前述した実施形態の機能が実現され
るだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、
コンピュータ上で稼働しているオペレーティングシステ
ム(OS)などが実際の処理の一部または全部を行い、
その処理によって前述した実施形態の機能が実現される
場合も含まれることは言うまでもない。
【0060】さらに、記憶媒体から読み出されたプログ
ラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張カー
ドやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わ
るメモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示
に基づき、その機能拡張カードや機能拡張ユニットに備
わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、
その処理によって前述した実施形態の機能が実現される
場合も含まれることは言うまでもない。
【0061】本発明を上記記憶媒体に適用する場合、そ
の記憶媒体には、先に説明した(図2および/または図
3に示す)フローチャートに対応するプログラムコード
が格納されることになる。例えば、上記実施の形態を実
現するためには、図4のようなメモリマップをROMに
格納すればよい。具体的には、初期化工程のコード40
1、画像をJBIG符号化する工程のコード402、画
像をJBIG復号化する工程のコード403、送信時に
日時情報をヘッダとして画像付加する工程のコード40
4、送信ヘッダの付加条件を判定する工程のコード40
5、送信ヘッダの副走査長を判断する工程のコード40
6と、画像をメモ林にJBIG蓄積する工程のコード4
07と、蓄積符号化時のL0を設定する工程のコード4
08と、蓄積L0を送信ヘッダ副走査長に設定するか否
かを設定する工程のコード409と、上記したSWを判
定する工程のコード410、送信時のL0と蓄積画像の
L0を比較する工程のコード411が含まれる。
【0062】
【発明の効果】本発明によれば、高速処理の可能な高品
質の画像処理装置及び画像処理方法を提供することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態としてのファクシミリ装
置の構成の概略図である。
【図2】本発明の一実施の形態としてのファクシミリの
送信画像蓄積時のフローチャートである。
【図3】本発明の一実施の形態としてのファクシミリの
蓄積画像送信時のフローチャートである。
【図4】本発明の一実施の形態としての画像処理方法を
実現するプログラムのメモリマップを示す図である。
【図5】本発明の一実施の形態としての画像処理方法に
用いられるパラメータについて説明する図である。
【図6】送信ヘッダについて説明する図である。
【図7】JBIG符号の概念を示す図である。
【図8】JBIG符号について説明する図である。
【図9】従来の送信ヘッダ付加処理を示すフローチャー
トである。
【符号の説明】
101 CPU 102 ROM 103 DRAM 104 SRAM 105 読み取り部 106 コーデック 107 通信制御部 108 操作部

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】1ページの画像に、帯状画像を付加するか
    どうかを判断する判断手段と、 前記1ページの画像を同じ大きさの複数の帯状領域毎に
    符号化する符号化手段と、 前記符号化手段によって符号化された符号化画像情報を
    記憶する記憶手段と、 前記記憶手段に記憶された前記符号化画像情報に、前記
    帯状画像を符号化した符号化帯状画像を付加する付加手
    段と、 前記判断手段で、前記帯状画像を付加すると判断された
    場合に、前記符号化手段で符号化を行う際の帯状領域の
    幅を、前記帯状画像の幅と同じ幅に設定する制御手段
    と、 を有することを特徴とする画像処理装置。
  2. 【請求項2】前記符号化手段は、JBIG方式で符号化
    を行うことを特徴とする請求項1に記載の画像処理装
    置。
  3. 【請求項3】前記帯状画像は、画像情報を送信する際
    に、ページのヘッダ部分に付加するための、送信ヘッダ
    画像であることを特徴とする請求項1又は2に記載の画
    像処理装置。
  4. 【請求項4】前記付加手段は、前記帯状画像が内的付加
    の場合に、前記符号化画像情報の1つの帯状領域に対応
    する情報を削除して、その削除した部分に前記符号化帯
    状画像を付加することを特徴とする請求項1、2又は3
    に記載の画像処理装置。
  5. 【請求項5】JBIG符号化された画像データの送信を
    行う画像処理装置であって、 元画像をJBIG符号化する符号化手段と、 符号化された画像を蓄積する記憶手段と、 送信ヘッダとしての帯状画像を前記元画像のヘッダ部分
    に付加する付加手段と、 前記符号化手段でJBIG符号化を行う前に、前記送信
    ヘッダを付加するモードか否かを判定し、前記送信ヘッ
    ダを付加する場合には、前記JBIG符号化時のストラ
    イプ長を送信ヘッダ長を同じ長さにする制御手段と、 を有することを特徴とする画像処理装置。
  6. 【請求項6】前記符号化手段でJBIG符号化する際、
    付加する前記送信ヘッダに対応するストライプの終了コ
    ードはSDRSTであることを特徴とする請求項5に記
    載の画像処理装置。
  7. 【請求項7】画像を同じ大きさの複数の帯状領域毎に符
    号化する画像処理方法であって、 1ページの画像に、帯状画像を付加するかどうかを判断
    する判断工程と、 前記判断工程で、前記帯状画像を付加すると判断された
    場合に、符号化を行う際の前記帯状領域の幅を、前記帯
    状画像の幅と同じ幅に設定する制御工程と、 前記1ページの画像を同じ大きさの複数の帯状領域毎に
    符号化する符号化工程と、 前記符号化工程で符号化された符号化画像情報を記憶す
    る記憶工程と、 前記帯状画像を符号化する工程と、 前記記憶工程に記憶された前記符号化画像情報に、前記
    帯状画像を符号化した符号化帯状画像を付加する付加工
    程と、 を有することを特徴とする画像処理方法。
  8. 【請求項8】JBIG符号化された画像データの送信を
    行う画像処理方法であって、 元画像に送信ヘッダを付加して送信するモードか否かを
    判定する判定工程と、 前記送信ヘッダを付加する場合に、前記JBIG符号化
    時のストライプ長を送信ヘッダ長を同じ長さにする制御
    工程と、 元画像をJBIG符号化する符号化工程と、 符号化された画像を蓄積する記憶工程と、 送信ヘッダとしての帯状画像を符号化する工程と、 符号化された前記帯状画像をJBIG符号化された前記
    元画像のヘッダ部分に付加する付加工程と、 を有することを特徴とする画像処理方法。
  9. 【請求項9】画像を同じ大きさの複数の帯状領域毎に符
    号化する画像処理プログラムを格納したコンピュータ可
    読メモリであって、 前記画像処理プログラムは、 1ページの画像に、帯状画像を付加するかどうかを判断
    する判断工程のコードと、 前記判断工程で、前記帯状画像を付加すると判断された
    場合に、符号化を行う際の前記帯状領域の幅を、前記帯
    状画像の幅と同じ幅に設定する制御工程のコードと、 前記1ページの画像を同じ大きさの複数の帯状領域毎に
    符号化する符号化工程のコードと、 前記符号化工程で符号化された符号化画像情報を記憶す
    る記憶工程と、 前記帯状画像を符号化する工程のコードと、 前記記憶工程に記憶された前記符号化画像情報に、前記
    帯状画像を符号化した符号化帯状画像を付加する付加工
    程のコードと、 を含むことを特徴とするコンピュータ可読メモリ。
  10. 【請求項10】JBIG符号化された画像データの送信
    を行う画像処理プログラムを格納したコンピュータ可読
    メモリであって、 前記画像処理プログラムは、 元画像に送信ヘッダを付加して送信するモードか否かを
    判定する判定工程のコードと、 前記送信ヘッダを付加する場合に、前記JBIG符号化
    時のストライプ長を送信ヘッダ長を同じ長さにする制御
    工程のコードと、 元画像をJBIG符号化する符号化工程のコードと、 符号化された画像を蓄積する記憶工程のコードと、 送信ヘッダとしての帯状画像を符号化する工程のコード
    と、 符号化された前記帯状画像をJBIG符号化された前記
    元画像のヘッダ部分に付加する付加工程のコードと、 を含むことを特徴とするコンピュータ可読メモリ。
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