JPH11339026A - 記録制御装置及び記録制御方法 - Google Patents

記録制御装置及び記録制御方法

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JPH11339026A
JPH11339026A JP10147957A JP14795798A JPH11339026A JP H11339026 A JPH11339026 A JP H11339026A JP 10147957 A JP10147957 A JP 10147957A JP 14795798 A JP14795798 A JP 14795798A JP H11339026 A JPH11339026 A JP H11339026A
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JP10147957A
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Akiko Sugano
明子 菅野
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 受信した画像データを所定の大きさのブロッ
ク毎に回転処理する際に、ブロックの画像が特定画像で
構成される場合、回転処理を行なわないことにより、処
理時間を短縮でき、効率良く画像情報を記録媒体に記録
させることができる記録制御装置及び記録制御方法を提
供する。 【解決手段】 受信した画像データのサイズと記録媒体
のサイズ及び方向に基づき、画像データを記録媒体に記
録させる際に、画像データを回転させるか否かを判定
し、その判定結果に応じて回転処理回路106で画像デ
ータを所定の大きさのブロック毎に回転させるが、ブロ
ックの画像が特定画像で構成される場合、回転処理を行
なわないで、ビットマップメモリ105に直接特定画像
を書き込む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、受信した画像デー
タを一旦メモリに蓄積し、蓄積された画像データを記録
媒体に記録させる記録制御装置及び記録制御方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】現在、送られてきた画像を受信後一旦メ
モリに蓄積し、蓄積した画像データを記録媒体に記録さ
せる装置としてファクシミリ装置が広く知られている。
【0003】この種のファクシミリ装置では、受信した
画像データが装置に格納されている記録用紙と異なる向
きである場合、メモリ内から記録系に画像を出力する際
に、画像の主走査方向と副走査方向を入れ替えることに
より画像の90°回転を行ない、最適な出力を得る機能
を有するものが増えてきている。
【0004】ここで、受信画像に時刻やページ番号等の
フッタ情報を付加して記録しようとする場合、フッタ情
報を付けた画像を生成した後、画像全体を回転させる手
法が一般的である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例では、受信した画像のライン数が非常に少ない場
合、図8に示すように、フッタ情報を付加する位置まで
の間に、「明らかに画像の存在しない領域」ができる。
即ち、このような画像にフッタ情報を付加した画像を回
転させる場合、明らかな空白部分をも含めた全体領域を
画像領域と判断して回転処理を行なっているため、処理
時間が長くなり、効率良く画像情報を記録することがで
きなかった。
【0006】本発明は、上記課題を解決するためになさ
れたもので、受信した画像データを所定の大きさのブロ
ック毎に回転処理する際に、ブロックの画像が特定画像
で構成される場合、回転処理を行なわないことにより、
処理時間を短縮でき、効率良く画像情報を記録媒体に記
録させることができる記録制御装置及び記録制御方法を
提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は受信した画像データを一旦メモリに蓄積
し、蓄積された画像データを記録媒体に記録させる記録
制御装置において、受信した画像データのサイズと記録
媒体のサイズ及び方向に基づき、前記画像データを記録
媒体に記録させる際に、前記画像データを回転させるか
否かを判定する判定手段と、前記判定手段での判定結果
に応じて前記画像データを所定の大きさのブロック毎に
回転させる回転処理手段とを有し、前記回転処理手段
は、前記ブロックの画像が特定画像で構成される場合、
回転処理を行なわないことを特徴とする。
【0008】また、上記目的を達成するために、本発明
は受信した画像データを一旦メモリに蓄積し、蓄積され
た画像データを記録媒体に記録させる記録制御方法にお
いて、受信した画像データのサイズと記録媒体のサイズ
及び方向に基づき、前記画像データを記録媒体に記録さ
せる際に、前記画像データを回転させるか否かを判定す
る判定工程と、前記判定手段での判定結果に応じて前記
画像データを所定の大きさのブロック毎に回転させる回
転処理工程とを有し、前記回転処理工程で、前記ブロッ
クの画像が特定画像で構成される場合、回転処理を行な
わないことを特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら本発明
に係る実施の形態を詳細に説明する。
【0010】図1は、本実施形態におけるファクシミリ
装置の概略構成を示すブロック図である。図中、101
はCPU(中央処理装置)であり、本装置全体を制御す
る。102はROM(リード・オンリ・メモリ)であ
り、CPU101のプログラムコードや制御データ等が
記憶されている。103はRAM(ランダム・アクセス
・メモリ)であり、CPU101が制御を実行時に使用
するワークエリアや各種テーブル等が定義されている。
104は画像蓄積メモリであり、電気的にバックアップ
されている。105はビットマップメモリであり、A3
サイズの画像1枚分の2値画像を格納可能なメモリであ
る。
【0011】106は回転処理回路であり、16×16
画素(ピクセル)の画像ブロックを左右90°回転させ
る。107は送受信バッファであり、送受信する際に画
像を一時記憶する。108は操作部であり、本装置のス
テータスや各種メッセージの表示と機能の入力を行な
う。109,110,112,113はそれぞれ符号
化,復号化,画像の読み取り,記録を行なう回路であ
り、111はそれらの作業に用いられるコーデックバッ
ファである。読取部112には、画像処理回路116、
補正回路115、CCD(電荷結合素子)が順次接続さ
れている。一方、記録部113には、記録画像処理回路
117、プリンタ制御回路118、プリンタ119が順
次接続されている。
【0012】120はMODEM(モデム)であり、実
際の送受信の通信を行なう。121は網制御装置であ
り、ファクシミリ伝送手順に従って公衆網との通信を制
御する。122は16ラインバッファであり、受信した
画像を回転させて記録する際に一時的なバッファとして
用いられる。
【0013】尚、CPU101は、ROM102に予め
格納された各種プログラムに従って他の各構成要素を制
御しながら以下に説明する各種処理を実行する。プログ
ラムは機能別にタスクと呼ばれる動作単位に分けられて
おり、同様にROM102に格納されたオペレーティン
グシステムと呼ばれるプログラムによって実行順序を管
理され、擬似的に並列に動作することが可能となってい
る。
【0014】<受信動作>はじめに、本実施形態におけ
る受信動作について説明する。図2は、受信時の画像の
流れを示す図である。
【0015】回線Nを介して受信された画像データは、
網制御装置121を通してMODEM20に入力されて
復調され、1バイト単位で送受信バッファ107に転送
される。送受信バッファ107に転送された受信に係る
画像データは、CPU101によって一旦伸張復号され
て誤り検査がなされ、RAM103に展開された後、更
に本装置内での統一方式で圧縮符号化されて蓄積メモリ
104に格納される。また同時に、CPU101は上述
の一旦復号化の際、受信した画像の副走査方向のライン
数LINEをカウントしておく。このライン数LINE
は、蓄積された画像データに関する管理情報と共にRA
M103に格納される。
【0016】<記録用紙選択、回転処理判定>受信画像
の主走査方向の画素数PIXは管理情報の一部としてR
AM103に格納されている。この画素数PIXとライ
ン数LINEから、画像を現在プリンタ119にセット
されている用紙の内、どのサイズの用紙に記録するかを
以下のように決定する。ここで、受信画像の解像度はス
ーパーファイン(主走査解像度200dpi、副走査解
像度400dpi)とする。 (1)「回転受信しない」設定の場合 この場合、同系1枚>異系1枚>同系分割>異系分割の
優先順位で用紙を決定する。例として、図3に示すよう
に、プリンタ119にA4横と、B4横の2種類の用紙
がセットされている場合を考える。ここで、主走査画素
数PIXがA3の大きさで、ライン数LINEがA4の
大きさ(210mm)より小さい画像が入ってきたとす
ると、「A4横」は同じA系である。主走査画素数PI
XがA3の大きさであるから、A4の大きさに記録する
ためには70%に画像を縮小することが必要になるが、
記録画像処理回路117でこの処理は可能であり「用紙
はA4横を選択し、縮小率70%で1枚の紙に記録す
る」ことに決定する。図4は、記録画像処理回路117
における縮小可能倍率の一例を示す図である。
【0017】また、主走査画素数PIXが同じA3幅、
ライン数LINEがA3長より長い450mmの画像が
入ってきたとする。この場合、同系であるA4横1枚に
納めようとすると66%の縮小が必要となり、図4に示
した縮小可能倍率より小さくなってしまう。そこで、次
に高い優先順位の「異系1枚」としてB4横に記録する
場合の縮小率を演算する。この場合、必要な縮小率は8
0%であるから、図4に示す縮小可能倍率内であり処理
が可能である。よって、「B4横1枚に、倍率80%で
記録する」。
【0018】尚、この用紙選択の優先順位はユーザ設定
によって変更可能にもできる。この例で、ファイルの都
合で用紙サイズを優先的に揃えたい場合には、「異系1
枚」と「同系分割」の優先順位を入れ替えておけば、上
述の長さ450mmの画像を記録する場合、主走査方向
の判定のみで「用紙にA4横を選択して70%で記録
し、ライン数LINEがはみ出た分は画像を分割して2
枚目に記録する」と判定するようにできる。 (2)「回転受信する」設定の場合 この場合、図5に示すように、選択肢として上記(1)
の例に加え、セットされている用紙を90°回転した架
空の用紙(上述の例ではA4縦、B4横)の内、仕様内
のサイズ(主走査方向画素数PIXの最大サイズはA3
相当とする)であるA4縦をも選択肢に含め、その上で
上記(1)と同様の用紙選択を行なう。例えば、上記
(1)の一つ目の例では「同系1枚」の候補はA4横と
架空のA4縦の2種類であり、A4縦は縮小せずに記録
可能なことから「A4縦に100%で1枚記録」と判定
する。このように、用紙として実在しないA4縦が最適
な用紙と判断された場合、実際に選択する用紙を選択さ
れたものと90°回転させた「A4横」に置き換えると
同時に、「回転処理実行」フラグROTをオンにして以
降の工程に対し回転処理を指示する。
【0019】ここで、あらかじめ設定によりプリント時
に時刻やページ数等の「フッタ」を付加するようにして
いた場合は、あらかじめライン数LINEにフッタに必
要なライン数を加算し、フッタも含めた画像で用紙を決
定する。付加するべきフッタ情報は蓄積メモリ104上
に更に領域を確保し、付加する文字をROM102内に
あるフォントを用いてビットマップの形に展開してお
く。
【0020】以上の手順を経て、画像を記録する用紙と
回転の可否が決定される。例えば、回転動作がオフ或い
は回転不要と判定された場合、図6に示すように、蓄積
メモリ104から出力された受信画像データは復号化部
110−コーデックバッファ111−記録部113を通
過して記録画像に復調され、選択された用紙に所定の倍
率でプリントアウトされる。また、あらかじめ蓄積メモ
リ104の一部を利用してビットマップに展開されたフ
ッタ画像は記録画像が所定のライン数LINE分記録終
了した後、フッタを記録すべき所定のライン数に達した
ところで、記録画像処理回路117にDMA転送され、
その後記録画像と同様にプリントアウトされる。
【0021】<回転動作>上述の用紙選択の過程で、回
転記録を行なうと判定された場合(回転処理実行フラグ
ROT=オン)、以下に述べる手順に従って画像を回転
させて、プリンタ119に出力する。図7は、画像を回
転させてプリントアウトする流れを示す図である。
【0022】尚、受信画像のライン数が記録用紙に入る
ライン数より少なく、明らかに画像の「ない」領域が生
じた場合は回転処理をスキップさせる。これにより、画
像のない部分について回転処理を行なうのに要する処理
時間を削減できる。 (a)1ラインずつ復号化部110で画像データに復調
し(図7に示す(1))、復調した1ライン分の画像デ
ータをCPU101がコーデックバッファ111から1
6ラインバッファ112にコピーする(図7に示す
(2))。この処理を16ライン分繰り返す。 (b)16ライン分の画像データが16ラインバッファ
122に蓄積されると、CPU101は先頭から16画
素×16ライン分のブロック画像を回転処理回路106
内の16×16メモリに書き込む(図7に示す
(3))。一方、回転処理回路106では、あらかじめ
設定された状態に従ってアドレスの変換を行なう。そし
て、CPU101が16×16ブロックメモリから読み
出すときに行列変換を行ない、90°回転させた画像を
出力する。 (c)CPU101は上記(b)で回転させた16×1
6のブロック画像を回転処理回路106から読み出し、
ビットマップメモリ105に並べる(図7に示す
(4))手順を、16ラインバッファ122内の全画像
について処理が終了するまで繰り返す。尚、16ライン
バッファ122内の画像の画素数が16の倍数でなかっ
た場合は、足りない分の画像を16ラインバッファ12
2内のライン末端に白などで書き足し、16の倍数にな
るようにする。 (d)図7に示す(1)〜(4)の処理をライン数LI
NE分の処理が終了するまで繰り返す。またLINEが
16の倍数でなかった場合は、LINE分の最後の処理
を行なう際、16ラインバッファ122内で足りないラ
イン分を白などで書き足し、16の倍数になるようにす
る。
【0023】以上の処理により、画像全体をビットマッ
プメモリ105に展開すると、展開されたビットマップ
データを記録画像処理回路113にDMA転送し(図7
に示す(9))、回転しない場合と同様に、解像度変換
等の処理を行なってプリンタ119に出力する。
【0024】尚、主走査方向と副走査方向で解像度が異
なる画像の場合は、回転したことによって解像度変換の
係数も主走査方向と副走査方向が入れ替わる。
【0025】<フッタの回転処理>記録用紙の最下部に
フッタを付ける場合、ライン数LINEの終了からフッ
タ位置の先頭までに空白ラインが生じる場合がある。こ
のような場合には、ビットマップメモリ105内におけ
る空白ラインに相当する領域にCPU101で直接
「白」画像データを書き込む(図7に示す(5))こと
により、画像のない部分について回転処理を行なうのに
要する処理時間を削減できる。
【0026】上述の通り、あらかじめ蓄積メモリ104
に展開しておくフッタ画像は、直接回転処理回路106
に16×16のブロック毎に書き込んでもよく、受信画
像と同じ手順で一旦16ラインバッファ122に16ラ
インずつコピー(図7に示す(6))し、その後回転処
理回路106に移動(図7に示す(7))してもよい。
何れにしてもフッタ画像をブロック単位で回転させ、C
PU101で追加した「白」画像データの後ろに展開
(図7に示す(8))し、ビットマップメモリ105上
に記録する画像全体のビットマップを生成する。その後
の記録処理は回転処理を行なわない場合と同様である
(図7に示す(9))。
【0027】尚、本実施形態では、送受信バッファ10
7に入力された画像データをCPU101の処理により
ソフトウェアで処理していが、これに限られるものでは
なく、例えば109〜113のような圧縮/伸張可能な
系をもう1系統持ち、そこでハードウェア的に処理する
ことによりCPU101の付加を軽減するなど、多くの
方法で実施可能である。
【0028】また、1度に回転する画素数の単位とし
て、この例では16×16に設定しているが、これに限
られるものではなく、主走査/副走査方向が同数でない
場合も含め、種々実現可能であることは言うまでもな
い。
【0029】<白ラインブロック検出>次に、受信画像
のライン数が記録用紙の大きさと同じでも、画像のうち
大部分が「白のみ」ラインで構成される画像も多い。図
8は、内部に白ラインブロックを含む画像の一例を示す
図である。ここで、「白のみ」ラインが一定ライン数、
図8に示す例では16ライン、より多い場合にも回転処
理をスキップすることで、より高速な記録出力が可能に
なると考えられる。
【0030】図9は、本実施形態における白ラインブロ
ックの検出を示すフローチャートである。まず、パラメ
ータを初期化し(ステップS101)、受信画像の1ペ
ージ分の処理を終了したか、即ち、EOPを検出(ステ
ップS102)するまで以下の処理を実行する。
【0031】1ラインの終了、即ち、EOL信号でなけ
れば(ステップS103のNo)、cnt番目の信号を
復号化処理する(ステップS104)。そして、1ライ
ンの中で既に画像「黒(1)」を検出、即ち、黒検出フ
ラグBKが“0”でなければ(ステップS105のN
o)、次の信号の処理に進む。また、「黒」を検出して
いなければ(ステップS105のYes)、復号化した
信号が「黒」か判断する(ステップS106)。ここ
で、「黒」であれば(ステップS106のYes)、黒
検出フラグBKをセットし(ステップS107)、パラ
メータcntを+1する(ステップS108)。
【0032】その後、EOL信号を検出すると(ステッ
プS103のYes)、1ラインの中に「黒」があった
か否かを黒検出フラグBKによってチェックする(ステ
ップS109)。ここで、「黒」を検出したのであれ
ば、即ち、黒検出フラグBKが“0”でなければ(ステ
ップS109のNo)、「白ブロックカウンタ」WHを
クリアする(ステップS114)。また、「黒」を検出
していなければ、即ち、黒検出フラグBKが“0”であ
れば(ステップS109のYes)、「白ブロックカウ
ンタ」WHを+1し(ステップS110)、「白ブロッ
クカウンタ」WHが16ラインをカウントしたか判断す
る(ステップS111)。ここで、Yesであれば、
「回転処理の1周期がスキップ可能」と判定し、RAM
103に判定時のライン数LINEを一時的に記憶し、
「白ブロックカウンタ」WHをクリアする(ステップS
112)。そして、LINEを+1、cntをクリアし
て次のラインの処理を行なう。
【0033】このようにして画像1ページ分が蓄積メモ
リ104に蓄積された後、回転可否の判定を行なう。そ
の結果、回転処理実行フラグROTがオンであれば、C
PU101は上述した回転処理を行ないながら処理ライ
ン数をカウントし、RAM103に一時的に格納した
「白ラインブロック」のライン数と比較する。ここで、
処理ラインが「白ラインブロック」ラインに一致した場
合、ビットマップメモリ105に直に「白」を16ライ
ン書き込むことにより、回転処理時間を短縮することが
可能となる。
【0034】この白ラインカウントは上述のようにCP
U101の演算で行なうことも可能であるが、ライン数
のカウント同様ハードウェア化することにより更に処理
速度を向上させることが可能である。
【0035】また、回転処理をスキップするべきライン
数はここでは16ラインであるが、回転ブロックの構成
によって変化させても良い。
【0036】更に、より大きいブロックで目覚ましい効
果が上がるときのみ回転処理をスキップさせるなど、様
々な変形例が実現可能である。
【0037】図10は、上述した処理プログラムが格納
されたROM102のメモリマップの一例を示す図であ
る。
【0038】尚、本発明は複数の機器(例えば、ホスト
コンピュータ,インタフェイス機器,リーダ,プリンタ
など)から構成されるシステムに適用しても、一つの機
器からなる装置(例えば、複写機,ファクシミリ装置な
ど)に適用してもよい。
【0039】また、本発明の目的は前述した実施形態の
機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録
した記憶媒体を、システム或いは装置に供給し、そのシ
ステム或いは装置のコンピュータ(CPU若しくはMP
U)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読出し
実行することによっても、達成されることは言うまでも
ない。
【0040】この場合、記憶媒体から読出されたプログ
ラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現するこ
とになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は
本発明を構成することになる。
【0041】プログラムコードを供給するための記憶媒
体としては、例えばフロッピーディスク,ハードディス
ク,光ディスク,光磁気ディスク,CD−ROM,CD
−R,磁気テープ,不揮発性のメモリカード,ROMな
どを用いることができる。
【0042】また、コンピュータが読出したプログラム
コードを実行することにより、前述した実施形態の機能
が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示
に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレ
ーティングシステム)などが実際の処理の一部又は全部
を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実
現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0043】更に、記憶媒体から読出されたプログラム
コードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードや
コンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメ
モリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に基
づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わる
CPUなどが実際の処理の一部又は全部を行い、その処
理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も
含まれることは言うまでもない。
【0044】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
受信した画像データを所定の大きさのブロック毎に回転
処理する際に、ブロックの画像が特定画像で構成される
場合、回転処理を行なわないことにより、処理時間を短
縮でき、効率良く画像情報を記録媒体に記録させること
が可能となる。
【0045】
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態におけるファクシミリ装置の概略構
成を示すブロック図である。
【図2】本実施形態における受信動作時の画像の流れを
示す図である。
【図3】用紙選択の一例を説明する図である。
【図4】記録画像処理回路117における縮小可能倍率
の一例を示す図である。
【図5】「回転受信する」設定の場合の用紙選択の一例
を説明する図である。
【図6】回転動作なしの場合における記録動作時の画像
の流れを示す図である。
【図7】回転動作ありの場合における記録動作時の画像
の流れを示す図である。
【図8】内部に白ラインブロックを含む画像の一例を示
す図である。
【図9】本実施形態における白ラインブロックの検出を
示すフローチャートである。
【図10】記憶媒体に記憶された各モジュールのメモリ
マップを示す図である。
【符号の説明】
101 CPU(中央処理装置) 102 ROM(リード・オンリ・メモリ) 103 RAM(ランダム・アクセス・メモリ) 104 画像蓄積メモリ 105 ビットマップメモリ 106 回転処理回路 107 送受信バッファ 108 操作部 109 符号化 110 復号化 111 コーデックバッファ 112 読取部 113 記録部 114 CCD(電荷結合素子) 115 補正回路 116 画像処理回路 117 記録画像処理回路 118 プリンタ制御回路 119 プリンタ 120 MODEM 121 網制御装置 122 16ラインバッファ

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 受信した画像データを一旦メモリに蓄積
    し、蓄積された画像データを記録媒体に記録させる記録
    制御装置において、 受信した画像データのサイズと記録媒体のサイズ及び方
    向に基づき、前記画像データを記録媒体に記録させる際
    に、前記画像データを回転させるか否かを判定する判定
    手段と、 前記判定手段での判定結果に応じて前記画像データを所
    定の大きさのブロック毎に回転させる回転処理手段とを
    有し、 前記回転処理手段は、前記ブロックの画像が特定画像で
    構成される場合、回転処理を行なわないことを特徴とす
    る記録制御装置。
  2. 【請求項2】 前記判定手段は、所定の優先順位に従っ
    て記録媒体を90°回転させた実在しない記録媒体を選
    択した場合、前記画像データを回転させると判定するこ
    とを特徴とする請求項1記載の記録制御装置。
  3. 【請求項3】 更に、前記受信した画像データに所定の
    管理情報を付加する手段を有し、前記回転処理手段は、
    前記管理情報を所定の大きさのブロック毎に回転させる
    ことを特徴とする請求項1記載の記録制御装置。
  4. 【請求項4】 前記特定画像で構成されるブロックは、
    同色を表す画像のみで構成されるブロックであることを
    特徴とする請求項1記載の記録制御装置。
  5. 【請求項5】 受信した画像データを一旦メモリに蓄積
    し、蓄積された画像データを記録媒体に記録させる記録
    制御方法において、 受信した画像データのサイズと記録媒体のサイズ及び方
    向に基づき、前記画像データを記録媒体に記録させる際
    に、前記画像データを回転させるか否かを判定する判定
    工程と、 前記判定手段での判定結果に応じて前記画像データを所
    定の大きさのブロック毎に回転させる回転処理工程とを
    有し、 前記回転処理工程で、前記ブロックの画像が特定画像で
    構成される場合、回転処理を行なわないことを特徴とす
    る記録制御方法。
  6. 【請求項6】 前記判定工程で、所定の優先順位に従っ
    て記録媒体を90°回転させた実在しない記録媒体を選
    択した場合、前記画像データを回転させると判定するこ
    とを特徴とする請求項5記載の記録制御方法。
  7. 【請求項7】 更に、前記受信した画像データに所定の
    管理情報を付加する工程を有し、前記回転処理工程で、
    前記管理情報を所定の大きさのブロック毎に回転させる
    ことを特徴とする請求項5記載の記録制御方法。
  8. 【請求項8】 前記特定画像で構成されるブロックは、
    同色を表す画像のみで構成されるブロックであることを
    特徴とする請求項5記載の記録制御方法。
  9. 【請求項9】 記録制御方法のプログラムコードが格納
    されたコンピュータ可読記憶媒体であって、 受信した画像データのサイズと記録媒体のサイズ及び方
    向に基づき、前記画像データを記録媒体に記録させる際
    に、前記画像データを回転させるか否かを判定する判定
    工程のコードと、 判定結果に応じて前記画像データを所定の大きさのブロ
    ック毎に回転させ、前記ブロックの画像が特定画像で構
    成される場合、回転処理を行なわないように処理する回
    転処理工程のコードとを有することを特徴とする記憶媒
    体。
JP10147957A 1998-05-28 1998-05-28 記録制御装置及び記録制御方法 Withdrawn JPH11339026A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7907291B2 (en) 2004-09-14 2011-03-15 Canon Kabushiki Kaisha Image supply device and control method of the same and printing system

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