JP3212076B2 - 通信装置および記憶媒体 - Google Patents
通信装置および記憶媒体Info
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Description
受信データを記憶する記憶手段を備えた通信装置に関す
るものである。
記憶手段を備えた通信装置の一例として、たとえばファ
クシミリ通信用のモデムを備えたパーソナルコンピュー
タなどのコンピュータが考えられる。
ファクシミリデータに対して任意の時期に表示、プリン
ト、編集、加工などの処理を行えるように、受信ファク
シミリデータをハードディスク装置に格納しておくこと
が多い。
画像の再生に必要のないデータが含まれている。たとえ
ば、通信の最初と最後に、画像データとは関係のない各
種の制御データなどが含まれていたり、1ラインの最小
通信時間を厳守するために0の可変長信号列であるフィ
ルが含まれていたりする。
コンピュータでは、画像の再生に必要のないデータを含
んだ状態で受信ファクシミリデータをハードディスク装
置に格納していたので、ファイルの容量が大きくなり、
ハードディスク装置の記憶領域を無駄に消費していた。
しかも、受信画像を表示したりプリントしたりするとき
に、不要データの除去処理を毎回行う必要があるので、
表示やプリントに要する時間が長くなってしまう。
がら不要データを除去することは、時間的に困難である
が、受信画像を表示したりプリントしたりするときに
は、不要データの除去処理を行うのであるから、ハード
ディスク装置の受信ファクシミリデータを除去処理後の
ものに置き換えるという処置が可能であるにも拘らず、
このような処置は従来なされていなかった。
のであって、一旦記憶した受信データのデータ量を削減
して記憶し直すことができる通信装置を提供することを
目的としている。
め、請求項1に記載した発明の通信装置は、モデムを介
して受信された圧縮符号化された受信データを記憶する
第1の記憶手段と、第1の記憶手段に記憶されている圧
縮符号化された受信データを読み出して、その受信デー
タから元情報の再生に不要なデータを除去する不要デー
タ除去手段と、不要データ除去手段により不要なデータ
を除去された受信データを第2の記憶手段に格納する格
納制御手段とを備え、不要データ除去手段は、1ライン
のデータが本来1ラインを構成する画素数よりも多い場
合および少ない場合に、その1ラインのデータ全てを不
要データとして除去する構成とした。
段が、第1の記憶手段に記憶されている圧縮符号化され
た受信データを読み出して、その受信データから元情報
の再生に不要なデータを除去し、格納制御手段が、不要
データ除去手段により不要なデータを除去された受信デ
ータを第2の記憶手段に格納するので、一旦記憶した受
信データのデータ量を削減して記憶し直すことができ
る。したがって、ファイルの容量を小さくでき、記憶領
域の消費量を低減できる。さらには、受信内容を表示し
たりプリントしたりするときに、不要データの除去処理
を毎回行う必要がなく、表示やプリントなどに要する時
間を短縮できる。
外付けされたパーソナルコンピュータなどのコンピュー
タが考えられるが、これに限らず、圧縮符号化されかつ
不要データを含む受信データを記憶しておくことが可能
なあらゆる通信装置に本発明を適用できる。第1および
第2の記憶手段としては、ハードディスク装置を用いる
ことができるが、これに限るものではない。また、第1
の記憶手段と第2の記憶手段とは、同一の記憶手段であ
ってもよいし、異なる記憶手段であってもよい。
は、モデムを介して受信された圧縮符号化された受信デ
ータを記憶する第1の記憶手段と、第1の記憶手段に記
憶されている圧縮符号化された受信データを読み出し
て、その受信データから元情報の再生に不要なデータを
除去する不要データ除去手段と、不要データ除去手段に
より不要なデータを除去された受信データを第2の記憶
手段に格納する格納制御手段とを備え、不要データ除去
手段は、各ファイル毎に、最初のライン終端符号が検出
されるまでのデータを不要データとして除去する構成と
した。
は、モデムを介して受信された圧縮符号化された受信デ
ータを記憶する第1の記憶手段と、第1の記憶手段に記
憶されている圧縮符号化された受信データを読み出し
て、その受信データから元情報の再生に不要なデータを
除去する不要データ除去手段と、不要データ除去手段に
より不要なデータを除去された受信データを第2の記憶
手段に格納する格納制御手段とを備え、不要データ除去
手段は、各ファイル毎に、ライン終端符号が連続して6
回検出されたときに、それ以降のデータを不要データと
して除去する構成とした。
は、請求項2または3に記載の通信装置であって、不要
データ除去手段は、各ライン毎に、1ラインのデータが
本来1ラインを構成する画素数に至ったときに、それに
続くデータがライン終端符号でない場合、本来1ライン
を構成する画素数を越えた時点からライン終端符号まで
のデータを不要データとして除去する。
は、請求項1ないし4のいずれかに記載の通信装置であ
って、不要データ除去手段は、第1の記憶手段に記憶さ
れている受信ファクシミリデータを表示画面上に表示す
るか、あるいは記録用紙上に記録するために、第1の記
憶手段から最初に読み出したときに、その受信ファクシ
ミリデータから画像の再生に不要なデータを除去する。
記憶されている受信ファクシミリデータを表示画面上に
表示するか、あるいは記録用紙上に記録するために、第
1の記憶手段から最初に読み出したときに、その受信フ
ァクシミリデータから画像の再生に不要なデータを除去
するので、請求項1ないし4のいずれかに記載の通信装
置による効果に加えて、使用者が不要データ除去のため
の特別な操作を行う必要がなく、使い勝手がよい。しか
も、2回目以降の表示あるいは記録を短時間で行える。
は、請求項1ないし4のいずれかに記載の通信装置であ
って、格納制御手段は、不要データ除去手段により受信
ファクシミリデータが復号化される前に第2の記憶手段
に格納する。
段により受信ファクシミリデータが復号化される前に不
要データ除去後の受信ファクシミリデータを第2の記憶
手段に格納するので、請求項1ないし4のいずれかに記
載の通信装置による効果に加えて、不要データ除去後の
受信ファクシミリデータを再度符号化する必要がなく、
迅速に処理できる。
は、請求項1ないし4のいずれかに記載の通信装置であ
って、格納制御手段は、不要データ除去手段により受信
ファクシミリデータが一旦復号化され、さらに符号化さ
れた後に第2の記憶手段に格納する。
は、モデムを介して受信された圧縮符号化された受信デ
ータを記憶する第1の記憶手段に記憶されている圧縮符
号化された受信データを読み出して、その受信データか
ら元情報の再生に不要なデータを除去する不要データ除
去プログラムと、不要データ除去プログラムにより不要
なデータを除去された受信データを第2の記憶手段に格
納する格納制御プログラムとを含むプログラムを格納し
た記憶媒体であって、不要データ除去プログラムは、1
ラインのデータが本来1ラインを構成する画素数よりも
多い場合および少ない場合に、その1ラインのデータ全
てを不要データとして除去する。
ナルコンピュータなどにインストールすることにより、
請求項1記載の通信装置を実現できる。
は、モデムを介して受信された圧縮符号化された受信デ
ータを記憶する第1の記憶手段に記憶されている圧縮符
号化された受信データを読み出して、その受信データか
ら元情報の再生に不要なデータを除去する不要データ除
去プログラムと、不要データ除去プログラムにより不要
なデータを除去された受信データを第2の記憶手段に格
納する格納制御プログラムとを含むプログラムを格納し
た記憶媒体であって、不要データ除去プログラムは、各
ファイル毎に、最初のライン終端符号が検出されるまで
のデータを不要データとして除去する。
体は、モデムを介して受信された圧縮符号化された受信
データを記憶する第1の記憶手段に記憶されている圧縮
符号化された受信データを読み出して、その受信データ
から元情報の再生に不要なデータを除去する不要データ
除去プログラムと、不要データ除去プログラムにより不
要なデータを除去された受信データを第2の記憶手段に
格納する格納制御プログラムとを含むプログラムを格納
した記憶媒体であって、不要データ除去プログラムは、
各ファイル毎に、ライン終端符号が連続して6回検出さ
れたときに、それ以降のデータを不要データとして除去
する。
態を、図面を参照しつつ具体的に説明する。
てのパーソナルコンピュータに周辺装置を接続した状態
の回路ブロック図である。パーソナルコンピュータ1
は、いわゆるマルチウインドウを用いたGUIを採用し
ており、複数のアプリケーションソフトウェアを同時に
起動させておくことが可能である。多機能周辺装置(以
下「MFD」という)2は、ファクシミリ、プリンタ、
イメージスキャナ、およびコピー機などの複数の機能を
有している。なお、MFDはマルチ・ファンクション・
ディバイスの略称である。
1、ROM12、RAM13、ゲートアレイ14、イン
ターフェース15、ハードディスク装置16、およびフ
レキシブルディスクドライブ17を備えている。プロセ
サ11、ROM12、RAM13、ゲートアレイ14、
およびインターフェース15は、バス線により相互に接
続されている。バス線は、データバス、アドレスバス、
および制御信号線を含む。
にインストールされているOSや各種のアプリケーショ
ンソフトウェアなどのプログラムに基づいて動作し、情
報処理を行う。ROM12は、各種のデータなどを記憶
している。RAM13は、各種のアプリケーションソフ
トウェアなどによって利用され、各種のデータなどを記
憶する。ゲートアレイ14は、プロセサ11とハードデ
ィスク装置16およびフレキシブルディスクドライブ1
7との間のインターフェースとして機能する。インター
フェース15は、たとえばRS−232Cなどの規格に
基づいて、パーソナルコンピュータ1とMFD2との間
のデータの送受信を制御する。ハードディスク装置16
は、各種のアプリケーションソフトウェアのプログラム
やファイルなどを記憶する。フレキシブルディスクドラ
イブ17は、フレキシブルディスクの内容を読み出す。
OM23、ゲートアレイ24、インターフェース25、
スキャナ26、プリンタ27、およびモデム28を備え
ている。CPU21、RAM22、ROM23、ゲート
アレイ24、およびインターフェース25は、バス線に
より相互に接続されている。バス線は、データバス、ア
ドレスバス、および制御信号線を含む。インターフェー
ス25は、ケーブル31を介してパーソナルコンピュー
タ1のインターフェース15に接続されており、モデム
28には、電話回線32が接続されている。
RAM22は、各種のデータを記憶する。ROM23
は、MFD2を制御するためのプログラムなどを記憶し
ている。ゲートアレイ24は、CPU21とスキャナ2
6、プリンタ27、およびモデム28との間のインター
フェースとして機能する。インターフェース25は、た
とえばRS−232Cなどの規格に基づいて、パーソナ
ルコンピュータ1とMFD2との間のデータの送受信を
制御する。スキャナ26は、原稿の画像を読み取って画
像信号に変換する。プリンタ27は、画像データに基づ
いて画像をプリントする。モデム28は、ファクシミリ
通信の送受信に際して、送信データにより搬送波を変調
し、また受信搬送波を復調して受信データを取り出す。
ク装置16には、MFD2のモデム28を用いてパーソ
ナルコンピュータ1と他のファクシミリ装置などとの間
でファクシミリ通信を行わせたり、プリンタ27を用い
てパーソナルコンピュータ1で作成した文書や画像を印
刷させたり、スキャナ26を用いて読み取らせた画像信
号をパーソナルコンピュータ1に取り込んだりという、
各種の機能を実現するためのMFD制御アプリケーショ
ンソフトウェアがインストールされている。このMFD
制御アプリケーションソフトウェアは、フレキシブルデ
ィスクドライブ17にフレキシブルディスクを挿入して
所定の操作を行うことにより、ハードディスク装置16
にインストールされる。このMFD制御アプリケーショ
ンソフトウェアは、テキストデータをビットマップデー
タに変換するなどのデータ変換を行うFAXドライバと
呼ばれるソフトウェア、通信履歴を管理および表示する
ログマネージャと呼ばれるソフトウェア、およびパーソ
ナルコンピュータ1とMFD2との間のデータの送受を
管理するステータスモニタと呼ばれるソフトウェアなど
により構成されている。さらに、MFD制御アプリケー
ションソフトウェアには、ハードディスク装置16に記
憶されている圧縮符号化された受信データを読み出し
て、その受信データから元情報の再生に不要なデータを
除去する不要データ除去プログラムと、この不要データ
除去プログラムにより不要なデータを除去された受信デ
ータをハードディスク装置16に格納する格納制御プロ
グラムとが含まれている。
縮符号化された受信データを記憶する第1の記憶手段
と、不要データ除去手段により不要なデータを除去され
た受信データを格納される第2の記憶手段とを構成して
いる。プロセサ11は、第1の記憶手段に記憶されてい
る圧縮符号化された受信データを読み出して、その受信
データから元情報の再生に不要なデータを除去する不要
データ除去手段と、不要データ除去手段により不要なデ
ータを除去された受信データを第2の記憶手段に格納す
る格納制御手段とを構成している。
作について説明する。パーソナルコンピュータ1による
ファクシミリ受信モードにおいては、電話回線32を介
してMFD2のモデム28に入力された受信ファクシミ
リデータは、モデム28により復調され、ゲートアレイ
24、インターフェース25、ケーブル31、パーソナ
ルコンピュータ1のインターフェース15、およびゲー
トアレイ14を介してハードディスク装置16に格納さ
れる。この受信ファクシミリデータは、1通信分が1つ
のファイルを構成する。そして、受信ファクシミリデー
タに基づく画像を図外の表示画面に表示させたり、ある
いはMFD2のプリンタ27によりプリントさせたりす
るための操作を使用者が行うと、プロセサ11が、ハー
ドディスク装置16から受信ファクシミリデータを読み
出し、復号化して図外の表示装置あるいはプリンタ27
に出力する。これと同時に、プロセサ11が、受信ファ
クシミリデータのうち、画像の再生に必要でないデータ
を除去し、それを新たなファイルとしてハードディスク
装置16に格納すると共に、不要データ除去前の古いフ
ァイルをハードディスク装置16から消去する。すなわ
ち、古いファイルを新しいファイルに置き換える不要デ
ータ除去処理を実行する。この不要データ除去処理は、
表示あるいはプリントを最初に実行したときに行われ
る。
いて、図2に示すフローチャートを参照しながら説明す
る。なお、この説明において、旧ファイルとは、不要デ
ータ除去前の受信ファクシミリデータからなるファイル
をいい、新ファイルとは、不要データ除去後の受信ファ
クシミリデータからなるファイルをいう。
を介してハードディスク装置16を制御することによ
り、旧ファイルから1バイトの受信ファクシミリデータ
を読み出し(S1)、それがライン終端符号EOLであ
るか否かを判断する(S2)。ライン終端符号EOLで
あれば(S2:YES)、プロセサ11が、ゲートアレ
イ14を介してハードディスク装置16を制御すること
により、旧ファイルから次の1バイトの受信ファクシミ
リデータを読み出す(S3)。そして、プロセサ11
が、ゲートアレイ14を介してハードディスク装置16
を制御することにより、S3で読み出した1バイトの受
信ファクシミリデータを新ファイルに書き込む(S
4)。すなわち、ライン終端符号EOLの後の所定長の
データは、不要データではないので、新ファイルに書き
込むのである。さらに、プロセサ11が、S4で読み出
した1バイトのデータを復号化し(S5)、復号化した
データをRAM13に書き込む(S6)。そして、プロ
セサ11が、RAM13に1ライン分のデータが書き込
まれたか否かを判断する(S7)。具体的には、RAM
13に1728画素分のデータが書き込まれているか否
かを調べる。すなわち、用紙サイズがA4の場合、1ラ
インは1728画素と決められているので、画素数を調
べることにより1ライン分のデータかどうかが判るので
ある。なお、RAM13に書き込まれた1ラインのデー
タは、不要データが除去され、かつ復号化された受信フ
ァクシミリデータであるので、表示あるいはプリントに
利用される。
まれていれば(S7:YES)、プロセサ11が、ゲー
トアレイ14を介してハードディスク装置16を制御す
ることにより、旧ファイルからさらに次の1バイトの受
信ファクシミリデータを読み出し(S8)、それがライ
ン終端符号EOLであるか否かを判断する(S9)。ラ
イン終端符号EOLであれば(S9:YES)、プロセ
サ11が、変数Kを1とし(S10)、ゲートアレイ1
4を介してハードディスク装置16を制御することによ
り、旧ファイルからさらに次の1バイトの受信ファクシ
ミリデータを読み出し(S11)、それがライン終端符
号EOLであるか否かを判断する(S12)。ライン終
端符号EOLであれば(S12:YES)、プロセサ1
1が、変数Kの内容に1を加算し(S13)、変数Kが
6以上であるか否かを判断する(S14)。すなわち、
ライン終端符号EOLが6回連続すれば、それは1通信
の終了を表す制御復帰符号RTCであるので、制御復帰
符号RTCの存在の有無を判定しているのである。変数
Kが6以上であれば(S14:YES)、制御復帰符号
RTCが存在しているということであり、それ以降のデ
ータは不要データであるので、新ファイルに書き込むこ
となく、プロセサ11が、ゲートアレイ14を介してハ
ードディスク装置16を制御することにより、旧ファイ
ルを消去して(S15)、このルーチンを終了する。こ
れにより、1通信の最後に付加されている、制御復帰符
号RTC以降の不要データを除去できる。
ば(S14:NO)、S11に戻って、ライン終端符号
EOLの連続をさらに監視する。
イトのデータがライン終端符号EOLでなければ(S1
2:NO)、それは必要なデータであるので、S4に戻
って新ファイルへの書き込み以降の処理を継続する。
のデータがライン終端符号EOLでなければ(S9:N
O)、それは不要なデータであるので、新ファイルに書
き込むことなく、S8に戻って旧ファイルからの読み出
し処理を継続する。すなわち、1ライン分のデータ以降
のライン終端符号EOLまでのデータは、0の可変長信
号列であるフィルなので、新ファイルに書き込むことな
く処理を継続する。これにより、不要データであるフィ
ルを除去できる。
データが書き込まれていなければ(S7:NO)、必要
なデータがさらに連続しているので、S3に戻って読み
出し以降の処理を継続する。
のデータがライン終端符号EOLでなければ(S2:N
O)、それは1通信の冒頭に付加された不要データであ
るので、新ファイルに書き込むことなく、S1に戻って
読み出し処理を継続する。これにより、1通信の冒頭に
付加されている、画像データの先頭以前の不要データを
除去できる。
復号化する前に新ファイルに格納したが、必要なデータ
を復号化し、さらにそれを符号化した後に新ファイルに
格納してもよい。
いて、図3に示すフローチャートを参照しながら説明す
る。
を介してハードディスク装置16を制御することによ
り、旧ファイルから1バイトの受信ファクシミリデータ
を読み出し(S21)、それがライン終端符号EOLで
あるか否かを判断する(S22)。ライン終端符号EO
Lであれば(S22:YES)、プロセサ11が、ゲー
トアレイ14を介してハードディスク装置16を制御す
ることにより、旧ファイルから次の1バイトの受信ファ
クシミリデータを読み出す(S23)。そして、プロセ
サ11が、S23で読み出した1バイトのデータを復号
化し(S24)、復号化したデータをRAM13に書き
込む(S25)。さらに、プロセサ11が、RAM13
に1ライン分のデータが書き込まれたか否かを判断する
(S26)。具体的には、RAM13に1728画素分
のデータが書き込まれているか否かを調べる。すなわ
ち、用紙サイズがA4の場合、1ラインは1728画素
と決められているので、画素数を調べることにより1ラ
イン分のデータかどうかが判るのである。なお、RAM
13に書き込まれた1ラインのデータは、不要データが
除去され、かつ復号化された受信ファクシミリデータで
あるので、表示あるいはプリントに利用される。
まれていれば(S26:YES)、プロセサ11が、R
AM13に書き込まれた1ライン分のデータを符号化し
(S27)、符号化したデータを新ファイルに書き込む
(S28)。そして、プロセサ11が、ゲートアレイ1
4を介してハードディスク装置16を制御することによ
り、旧ファイルからさらに次の1バイトの受信ファクシ
ミリデータを読み出し(S29)、それがライン終端符
号EOLであるか否かを判断する(S30)。ライン終
端符号EOLであれば(S30:YES)、プロセサ1
1が、変数Kを1とし(S31)、ゲートアレイ14を
介してハードディスク装置16を制御することにより、
旧ファイルからさらに次の1バイトの受信ファクシミリ
データを読み出し(S32)、それがライン終端符号E
OLであるか否かを判断する(S33)。ライン終端符
号EOLであれば(S33:YES)、プロセサ11
が、変数Kの内容に1を加算し(S34)、変数Kが6
以上であるか否かを判断する(S35)。すなわち、ラ
イン終端符号EOLが6回連続すれば、それは1通信の
終了を表す制御復帰符号RTCであるので、制御復帰符
号RTCの存在の有無を判定しているのである。変数K
が6以上であれば(S35:YES)、制御復帰符号R
TCが存在しているということであり、それ以降のデー
タは不要データであるので、新ファイルに書き込むこと
なく、プロセサ11が、ゲートアレイ14を介してハー
ドディスク装置16を制御することにより、旧ファイル
を消去して(S36)、このルーチンを終了する。これ
により、1通信の最後に付加されている、制御復帰符号
RTC以降の不要データを除去できる。
ば(S35:NO)、S32に戻って、ライン終端符号
EOLの連続をさらに監視する。
イトのデータがライン終端符号EOLでなければ(S3
3:NO)、それは必要なデータであるので、S24に
戻って復号化以降の処理を継続する。
イトのデータがライン終端符号EOLでなければ(S3
0:NO)、それは不要なデータであるので、新ファイ
ルに書き込むことなく、S29に戻って旧ファイルから
の読み出し処理を継続する。すなわち、1ライン分のデ
ータ以降のライン終端符号EOLまでのデータは、0の
可変長信号列であるフィルなので、新ファイルに書き込
むことなく処理を継続する。これにより、不要データで
あるフィルを除去できる。
のデータが書き込まれていなければ(S26:NO)、
必要なデータがさらに連続しているので、S23に戻っ
て読み出し以降の処理を継続する。
イトのデータがライン終端符号EOLでなければ(S2
2:NO)、それは1通信の冒頭に付加された不要デー
タであるので、新ファイルに書き込むことなく、S21
に戻って読み出し処理を継続する。これにより、1通信
の冒頭に付加されている、画像データの先頭以前の不要
データを除去できる。
画像データよりも前の不要データ、最後の画像データよ
りも後の不要データ、およびフィルを除去したが、さら
に、ノイズの影響などにより1ラインのデータが172
8画素分よりも多い場合および少ない場合に、その1ラ
インのデータを全て不要データとして除去してもよい。
たは記憶媒体によれば、不要データ除去手段が、第1の
記憶手段に記憶されている圧縮符号化された受信データ
を読み出して、その受信データから元情報の再生に不要
なデータを除去し、格納制御手段が、不要データ除去手
段により不要なデータを除去された受信データを第2の
記憶手段に格納するので、一旦記憶した受信データのデ
ータ量を削減して記憶し直すことができる。したがっ
て、ファイルの容量を小さくでき、記憶領域の消費量を
低減できる。さらには、受信内容を表示したりプリント
したりするときに、不要データの除去処理を毎回行う必
要がなく、表示やプリントなどに要する時間を短縮でき
る。
ルコンピュータに周辺装置を接続した状態の回路ブロッ
ク図である。
データ除去処理の手順を説明するフローチャートであ
る。
順を説明するフローチャートである。
Claims (10)
- 【請求項1】 モデムを介して受信された圧縮符号化さ
れた受信データを記憶する第1の記憶手段と、 前記第1の記憶手段に記憶されている圧縮符号化された
受信データを読み出して、その受信データから元情報の
再生に不要なデータを除去する不要データ除去手段と、 前記不要データ除去手段により不要なデータを除去され
た受信データを第2の記憶手段に格納する格納制御手段
とを備え、 前記不要データ除去手段は、1ラインのデータが本来1
ラインを構成する画素数よりも多い場合および少ない場
合に、その1ラインのデータ全てを不要データとして除
去する構成としたことを特徴とする通信装置。 - 【請求項2】 モデムを介して受信された圧縮符号化さ
れた受信データを記憶する第1の記憶手段と、 前記第1の記憶手段に記憶されている圧縮符号化された
受信データを読み出して、その受信データから元情報の
再生に不要なデータを除去する不要データ除去手段と、 前記不要データ除去手段により不要なデータを除去され
た受信データを第2の記憶手段に格納する格納制御手段
とを備え、 前記不要データ除去手段は、各ファイル毎に、最初のラ
イン終端符号が検出されるまでのデータを不要データと
して除去する構成としたことを特徴とする通信装置。 - 【請求項3】 モデムを介して受信された圧縮符号化さ
れた受信データを記憶する第1の記憶手段と、 前記第1の記憶手段に記憶されている圧縮符号化された
受信データを読み出して、その受信データから元情報の
再生に不要なデータを除去する不要データ除去手段と、 前記不要データ除去手段により不要なデータを除去され
た受信データを第2の記憶手段に格納する格納制御手段
とを備え、 前記不要データ除去手段は、各ファイル毎に、ライン終
端符号が連続して6回検出されたときに、それ以降のデ
ータを不要データとして除去する構成としたことを特徴
とする通信装置。 - 【請求項4】 前記不要データ除去手段は、各ライン毎
に、1ラインのデータが本来1ラインを構成する画素数
に至ったときに、それに続くデータがライン終端符号で
ない場合、本来1ラインを構成する画素数を越えた時点
からライン終端符号までのデータを不要データとして除
去する、請求項2または3に記載の通信装置。 - 【請求項5】 前記不要データ除去手段は、前記第1の
記憶手段に記憶されている受信ファクシミリデータを表
示画面上に表示するか、あるいは記録用紙上に記録する
ために、前記第1の記憶手段から最初に読み出したとき
に、その受信ファクシミリデータから画像の再生に不要
なデータを除去する、請求項1ないし4のいずれかに記
載の通信装置。 - 【請求項6】 前記格納制御手段は、前記不要データ除
去手段により受信ファクシミリデータが復号化される前
に前記第2の記憶手段に格納する、請求項1ないし4の
いずれかに記載の通信装置。 - 【請求項7】 前記格納制御手段は、前記不要データ除
去手段により受信ファクシミリデータが一旦復号化さ
れ、さらに符号化された後に前記第2の記憶手段に格納
する、請求項1ないし4のいずれかに記載の通信装置。 - 【請求項8】 モデムを介して受信された圧縮符号化さ
れた受信データを記憶する第1の記憶手段に記憶されて
いる圧縮符号化された受信データを読み出して、その受
信データから元情報の再生に不要なデータを除去する不
要データ除去プログラムと、 前記不要データ除去プログラムにより不要なデータを除
去された受信データを第2の記憶手段に格納する格納制
御プログラムとを含むプログラムを格納した記憶媒体で
あって、 前記不要データ除去プログラムは、1ラインのデータが
本来1ラインを構成する画素数よりも多い場合および少
ない場合に、その1ラインのデータ全てを不要データと
して除去することを特徴とする記憶媒体。 - 【請求項9】 モデムを介して受信された圧縮符号化さ
れた受信データを記憶する第1の記憶手段に記憶されて
いる圧縮符号化された受信データを読み出して、その受
信データから元情報の再生に不要なデータを除去する不
要データ除去プログラムと、 前記不要データ除去プログラムにより不要なデータを除
去された受信データを第2の記憶手段に格納する格納制
御プログラムとを含むプログラムを格納した記憶媒体で
あって、 前記不要データ除去プログラムは、各ファイル毎に、最
初のライン終端符号が検出されるまでのデータを不要デ
ータとして除去することを特徴とする記憶媒体。 - 【請求項10】 モデムを介して受信された圧縮符号化
された受信データを記憶する第1の記憶手段に記憶され
ている圧縮符号化された受信データを読み出して、その
受信データから元情報の再生に不要なデータを除去する
不要データ除去プログラムと、 前記不要データ除去プログラムにより不要なデータを除
去された受信データを第2の記憶手段に格納する格納制
御プログラムとを含むプログラムを格納した記憶媒体で
あって、 前記不要データ除去プログラムは、各ファイル毎に、ラ
イン終端符号が連続して6回検出されたときに、それ以
降のデータを不要データとして除去することを特徴とす
る記憶媒体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11884496A JP3212076B2 (ja) | 1996-05-14 | 1996-05-14 | 通信装置および記憶媒体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11884496A JP3212076B2 (ja) | 1996-05-14 | 1996-05-14 | 通信装置および記憶媒体 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JPH09307771A JPH09307771A (ja) | 1997-11-28 |
JP3212076B2 true JP3212076B2 (ja) | 2001-09-25 |
Family
ID=14746560
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11884496A Expired - Fee Related JP3212076B2 (ja) | 1996-05-14 | 1996-05-14 | 通信装置および記憶媒体 |
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JP (1) | JP3212076B2 (ja) |
-
1996
- 1996-05-14 JP JP11884496A patent/JP3212076B2/ja not_active Expired - Fee Related
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