JP2001358949A - 二値画像符号化装置 - Google Patents

二値画像符号化装置

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JP2001358949A JP2000180268A JP2000180268A JP2001358949A JP 2001358949 A JP2001358949 A JP 2001358949A JP 2000180268 A JP2000180268 A JP 2000180268A JP 2000180268 A JP2000180268 A JP 2000180268A JP 2001358949 A JP2001358949 A JP 2001358949A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ストライプモードのJBIG符号化方式を採
用する場合に、符号出力後の処理を簡単化あるいは省略
できる符号化装置を提供することを目的とする。 【解決手段】 ストライプデータの終端位置と出力単位
の区切りが一致するように、「00h」の1バイトデー
タを必要な数だけ、ストライプデータの最後の符号デー
タと終端マーカコードとの間に挿入され、その結果、ホ
ストシステム側で何らの処理をしなくとも、適切にスト
ライプモードのJBIG符号化方式の符号データを出力
することができるという効果を得る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ストライプモード
のJBIG符号化方式を適用し、二値画像データを符号
化圧縮する二値画像符号化装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、ファクシミリ装置等において
二値画像を送受信する際に用いられる圧縮符号化方式と
して、JBIG方式(Joint Bi−level
Image experts Group:ITU−T
勧告T.82,ISO/IEC標準11544,JIS
標準X4311)が適用されている。
【0003】このJBIG方式は、算術符号化と呼ばれ
るエントロピ符号化を用いる符号化方式であり、従来フ
ァクシミリ通信において用いられてきたMH(Modi
fied Huffman),MR(Modified
READ:Relative Element Ad
dress Designate),MMR(Modi
fied Modified READ)(ITU−T
勧告T.4,T.6)方式よりも圧縮率を高くすること
ができるため、従来の圧縮符号化方式を用いる場合に比
較して通信時間を短縮することができる。
【0004】JBIG方式による1ページの符号は大き
くヘッダ部分と、圧縮符号部分に分けられる。圧縮符号
部分は、1ページすべてをまとめて符号とする場合と、
複数ライン(デフォルトでは128ライン)を1ブロッ
クとし(これをストライプと呼ぶ)、このストライプ
(ブロック)単位で符号を構成し、複数のストライプに
より1ページの符号を構成する場合がある。後者は、ス
トライプモードと呼ばれ、各ストライプは、算術符号列
によって構成されるとともに、符号列にはマーカコード
と呼ばれる制御コードが挿入されている。このマーカコ
ードは、ストライプのライン数を指示したり、あるいは
ストライプ毎の符号終端を明示するために用いられる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】さて、このようなJB
IGの符号列を生成する符号化装置を考えた場合、一般
に符号化装置のデータ出力部は、この符号化装置が接続
されるホストシステムのデータバスに接続される。通
常、ホストシステムにおけるデータバスのバス幅は、そ
のホストシステムの用途などにより、8,16,32,
64ビット等様々ものが採用されている。
【0006】ここで、JBIGの符号は最小出力単位は
8ビットであり、したがって、ストライプ毎の符号列の
データ長は8の倍数となる。このような符号出力を行う
符号化装置を、前述のようなデータバスに接続しようと
した場合、各ストライプの符号データの終端において、
必ずしもバス幅分だけの符号が出るわけではなく、例え
ばバスの上位8ビットで符号が終了しており、それ以外
の下位ビットには意味のないデータが入っている場合が
ある。
【0007】そこで、ストライプモードのJBIG符号
化を適用する場合、あるストライプの符号列がバス幅分
に満たない状態で符号が終了している際には、次ストラ
イプの符号列を、終了した符号のすぐ後に、間をあけず
に配置する必要があり、この符号化装置の出力データを
使用するホストシステム側で、2つのストライプの符号
列が連続するように、ストライプ間の符号列を配置し直
す処理が発生してしまう。
【0008】本発明は、このような実情に鑑みてなされ
たものであり、ストライプモードのJBIG符号化方式
を採用する場合に、符号出力後の処理を簡単化あるいは
省略できる符号化装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、ストライプモ
ードのJBIG符号化方式を適用し、二値画像データを
符号化圧縮する二値画像符号化装置において、ストライ
プモードのJBIG符号化方式により入力二値画像デー
タを対応する符号データに変換する符号化手段と、上記
符号データをデータバスへ、当該データバスのバス幅に
相当するデータ長単位に出力する出力手段と、上記符号
化手段が作成するストライプ毎の上記符号データのデー
タ長が、上記出力手段が接続されるデータバスのバス幅
の整数倍になるように、上記符号データと、1ストライ
プデータを終端する所定の終端マーカコードの間に、0
ビット列を挿入する符号データ長調整手段を備えたもの
である。
【0010】また、ストライプモードのJBIG符号化
方式を適用し、二値画像データを符号化圧縮する二値画
像符号化装置において、ストライプモードのJBIG符
号化方式により入力二値画像データを対応する符号デー
タに変換する符号化手段と、上記符号データをデータバ
スへ、当該データバスのバス幅に相当するデータ長単位
に出力する出力手段と、上記データバスへ出力した符号
データの一部を、上記データバスのバス幅に対応するデ
ータ長だけ保存するためのデータレジスタ手段と、上記
符号化手段と上記データレジスタの出力データを切り換
えて、上記出力手段へ接続する出力データ調整手段を備
え、上記出力データ調整手段は、上記データバスのホス
ト手段より通知されたデータ長だけ、直前ストライプの
終端部の上記符号データを上記データレジスタ手段へ保
存し、上記符号化手段の出力データに先立って、上記デ
ータレジスタ手段を選択して上記出力手段へ出力し、そ
の後、上記符号化手段より出力される現ストライプデー
タの符号データを上記出力手段へ出力するとともに、上
記ホスト手段は、上記直前ストライプの終端部の上記符
号データを、現ストライプの符号データの最初に上記デ
ータバスへ出力される符号データで上書きする態様に、
連続するストライプの符号データを保存するようにした
ものである。
【0011】また、ストライプモードのJBIG符号化
方式を適用し、二値画像データを符号化圧縮する二値画
像符号化装置において、ストライプモードのJBIG符
号化方式により入力二値画像データを対応する符号デー
タに変換する符号化手段と、上記符号データをデータバ
スへ、当該データバスのバス幅に相当するデータ長単位
に出力する出力手段と、上記出力手段が上記データバス
へ出力した符号データの一部を保存するためのデータレ
ジスタ手段と、上記符号化手段と上記データレジスタの
出力データを切り換えて、上記出力手段へ接続する出力
データ調整手段を備え、上記出力データ調整手段は、直
前ストライプの上記符号データのデータ長が上記バス幅
の整数倍にならかった場合には、その剰余分の上記符号
データを上記データレジスタ手段へ保存し、上記符号化
手段の出力データに先立って、上記データレジスタ手段
を選択して上記出力手段へ出力し、その後、上記符号化
手段より出力される現ストライプデータの符号データを
上記出力手段へ出力するようにしたものである。
【0012】また、前記データバスのバス幅は、複数選
択可能にされている。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照しながら、
本発明の実施の形態を詳細に説明する。
【0014】図1は、本発明の一実施例にかかるグルー
プ3ファクシミリ装置を示している。
【0015】同図において、システム制御部1は、この
グループ3ファクシミリ装置の各部の制御処理、およ
び、所定のグループ3ファクシミリ伝送制御手順処理を
行うものであり、システムメモリ2は、システム制御部
1が実行する制御処理プログラム、および、処理プログ
ラムを実行するときに必要な各種データなどを記憶する
とともに、システム制御部1のワークエリアを構成する
ものであり、パラメータメモリ3は、このグループ3フ
ァクシミリ装置に固有な各種の情報を記憶するためのも
のであり、時計回路4は、現在時刻情報を出力するため
のものである。
【0016】スキャナ5は、所定の解像度で原稿画像を
読み取るためのものであり、プロッタ6は、所定の解像
度で画像を記録出力するためのものであり、操作表示部
7は、このファクシミリ装置を操作するためのもので、
各種の操作キー、および、各種の表示器からなる。
【0017】符号化復号化部8は、画信号を符号化圧縮
するとともに、符号化圧縮されている画情報を元の画信
号に復号化するためのものであり、MH符号化方式、M
R符号化方式、および、MMR符号化方式の処理能力を
備えるとともに、JBIG符号化方式のストライプモー
ドの動作モードも備えている。また、画像蓄積装置9
は、符号化圧縮された状態の画情報などの種々のデータ
を多数記憶するためのものである。
【0018】グループ3ファクシミリモデム10は、グ
ループ3ファクシミリのモデム機能を実現するためのも
のであり、伝送手順信号をやりとりするための低速モデ
ム機能(V.21モデム)、および、おもに画情報をや
りとりするための高速モデム機能(V.17モデム、
V.34モデム、V.29モデム、V.27terモデ
ムなど)を備えている。
【0019】網制御装置11は、このグループ3ファク
シミリ装置をアナログ公衆網PSTNに接続するための
ものであり、自動発着信機能を備えている。
【0020】これらの、システム制御部1、システムメ
モリ2、パラメータメモリ3、時計回路4、スキャナ
5、プロッタ6、操作表示部7、符号化復号化部8、画
像蓄積装置9、グループ3ファクシミリモデム10、お
よび、網制御装置11は、内部バス12に接続されてお
り、これらの各要素間でのデータのやりとりは、主とし
てこの内部バス12を介して行われている。
【0021】また、網制御装置11とグループ3ファク
シミリモデム10との間のデータのやりとりは、直接行
なわれている。
【0022】図2(a)は、符号化復号化部8がストラ
イプモードのJBIG符号化方式を適用した場合に作成
する符号データの一例を示している。
【0023】この符号データは、ヘッダと、1ページ分
の符号データを構成する複数のストライプデータからな
る。ここで、ヘッダには1ページの符号データについ
て、主走査サイズ、副走査サイズ、1ストライプ当たり
のライン数等の所定の情報が記録されている。
【0024】また、1つのストライプデータは、同図
(b)に示すように、浮動マーカセグメントとストライ
プデータ実体から構成される。ここで、浮動マーカセグ
メントには、そのストライプにおいて適用されるテンプ
レートの浮動参照画素の位置、任意のコメント、およ
び、副走査のサイズなどの内容が含まれる。また、スト
ライプデータ実体は、8ビット単位の任意長のデータで
ある。
【0025】また、ストライプデータ実体は、同図
(c)に示すように、算術符号そのものである符号デー
タと終端マーカから構成される。ここで、終端マーカ
は、JBIG符号化方式における制御用マーカコードの
1つであり、「FF02h(hは16進数をあらわす;
以下同じ)」という2バイトのデータ列からなる。ま
た、「FFh」は、制御用マーカコードの前置符号(プ
リフィックス)と呼ばれるコードであり、次の1バイト
コードにより、制御用マーカコードの内容が規定され
る。
【0026】なお、JBIG符号化方式においては、制
御用マーカコードと符号データとを識別できるように、
符号データに制御用マーカコードの前置符号である「F
Fh」が現れると、次の1バイトデータに「00h」を
配置するようにしている。したがって、復号側では、符
号データ中に「FFh」というデータが現れたとき、次
の1バイトが「00h」であった場合には、その「00
h」を削除して復号化処理を継続し、次の1バイトが
「00h」以外であった場合には、その2バイトは制御
用マーカコードであると認識して、対応した処理を実行
する。
【0027】さて、連続する2つのストライプデータ
m,(m+1)について考えた場合、同図(d)に示す
ように、ストライプデータmのデータ長が内部バス12
のバス幅(例えば、32ビット)の整数倍に一致せず、
ストライプデータmとストライプデータ(m+1)の境
界が、内部バス12への出力単位に一致しないという事
態を生じる場合がある。
【0028】このような事態に対処できるように、スト
ライプデータmの終端位置と出力単位の区切りが一致し
なかった場合には、ストライプデータmの終端位置と出
力単位の区切りが一致するように、「00h」の1バイ
トデータを必要な数だけ、ストライプデータmの最後の
符号データと終端マーカコードとの間に挿入すればよ
い。
【0029】ここで、JBIG符号化方式の復号規則に
よれば、1つのストライプの復号化が完了した後にあら
われる「00h」のデータ列は、復号側では読み飛ばさ
れるので、復号処理側ではこのようにストライプデータ
の最後の符号データと終端マーカコードとの間に挿入さ
れた「00h」のデータ列を除去するための特別な処理
を必要としない。なお、1つのストライプの復号化が完
了したか否かは、例えば、ヘッダに含まれているストラ
イプ当たりのライン数のデータを復号化できたか否かで
判定することができる。
【0030】すなわち、本実施例は、この意味で、本来
のJBIG符号化方式の符号化規則から外れた符号化方
式を提案するものではなく、本来のJBIG符号化方式
の符号化規則内における工夫である。
【0031】図3は、本発明の一実施例にかかる符号化
復号化部8におけるJBIG符号化部の一例を示してい
る。
【0032】同図において、全体制御部8aは、このJ
BIG符号化部の動作を制御するものであり、データ入
力回路8bは、内部バス12を介して、符号化対象であ
る二値画像データDIを入力するものであり、その二値
画像データDIは、QMコーダユニット8cに加えられ
る。
【0033】QMコーダユニット8cは、所定の算術符
号化処理を実行するものであり、8ビット単位(以下、
「ワード」という)に符号データが出力され、入力セレ
クタ8dの1つの入力端に加えられる。
【0034】レジスタ8eは、ストライプデータの終端
に挿入する1バイトのデータ「00h」を記憶するもの
であり、その出力データは、入力セレクタ8dの1つの
入力端に加えられている。
【0035】レジスタ8fは、上述した終端マーカコー
ド(「FF02h」)を記憶するものであり、その出力
データは、入力セレクタ8dの1つの入力端に加えられ
ている。
【0036】入力セレクタ8dは、QMコーダユニット
8cの出力データ、レジスタ8eの出力データ、また
は、レジスタ8fの出力データのいずれかを選択して出
力端へ接続するものであり、その出力端のデータは、出
力セレクタ8gに加えられている。
【0037】出力バッファ8hは、8ビットの出力バッ
ファを4つ(出力バッファ#1,#2,#3,#4)備
え、32ビットまでのデータバスに、符号データCDを
パラレル出力するものである。また、出力セレクタ8g
は、入力セレクタ8dから入力されるデータを、8ビッ
ト毎に、出力バッファ8hの4つの8ビットバッファに
順次切り換えて出力する。
【0038】ここで、出力バッファ8hの出力データ
は、内部バス12へ出力される。また、1回のデータ出
力が終了すると、出力バッファ8hの内容はクリアさ
れ、次のデータ出力に備えるようにしている。
【0039】図4〜図8は、1ページ分の二値画像デー
タDIを符号化する際の全体制御部8aの処理の一例を
示している。
【0040】まず、QMコーダユニット8cに必要な二
値画像データDIの属性情報(主走査サイズ、副走査サ
イズ、解像度など)を通知し、データ入力回路8bによ
る二値画像データDIの入力動作を開始し(処理10
1)、QMコーダユニット8cの符号化処理を開始する
とともに(処理102)、入力セレクタ8dにより、Q
Mコーダユニット8cを選択させ(処理103)、出力
セレクタ8gにより、出力バッファ#1を選択させて
(処理104)、QMコーダユニット8cから、1ワー
ド符号化終了、1ストライプ符号化終了、または、1ペ
ージ符号化終了が通知されるまで待つ(判断105,1
06,107のNOループ)。
【0041】一方、QMコーダユニット8cは、全体制
御部8aより通知された属性情報に対応した符号化処理
を開始し、ヘッダに続いて、データ入力回路8bを介し
て入力される二値画像データDIを符号化処理し、おの
おののストライプデータを、1ワード単位に順次出力す
る。
【0042】QMコーダユニット8cから1ワード符号
化終了が通知され、判断105の結果がYESになると
きには、出力セレクタ8gにより、そのときに選択した
出力バッファの次の出力バッファへ切り換え(処理10
8)、判断105,106,107のNOループへ戻
る。なお、処理108では、出力バッファ#1から出力
バッファ#2へ、出力バッファ#2から出力バッファ#
3へ、出力バッファ#3から出力バッファ#4へ、出力
バッファ#4から出力バッファ#1へと順次切換がなさ
れる。
【0043】また、QMコーダユニット8cから1ペー
ジ符号化終了が通知され、判断107の結果がYESに
なるときには、データ入力回路8bのデータ入力動作を
停止し(処理109)、所定の終了処理を実行し(処理
110)、1ページ分の符号化処理を終了する。
【0044】また、QMコーダユニット8cから1スト
ライプ符号化終了が通知され、判断106の結果がYE
Sになるときには、QMコーダユニット8cの動作を一
時停止し(処理111)、そのときに出力セレクタ8g
により選択している出力バッファが、出力バッファ#1
であるか、出力バッファ#2であるか、出力バッファ#
3であるかを調べる(判断112,113,114)。
【0045】そのときに出力セレクタ8gにより選択し
ている出力バッファが、出力バッファ#1であり、判断
112の結果がYESになるときには、入力セレクタ8
dによりレジスタ8eの出力データ(「00h」)を選
択し(処理115)、出力バイト数を計数するカウンタ
nの値を0に初期設定する(処理116)。
【0046】次いで、出力レジスタ8eよりデータ「0
0h」を出力させてそのときに選択している出力バッフ
ァ#1へ格納させ(処理117)、出力セレクタ8gに
より次の出力バッファ#2へ切り換える(処理11
8)。
【0047】そして、カウンタnの値を1つ増やし(処
理119)、カウンタnの値が2になったかどうかを調
べ(判断120)、判断120の結果がNOになるとき
には、処理117へ戻り、データ「00h」を出力バッ
ファ#2へ格納させる。
【0048】カウンタnの値が2になっている場合で、
判断120の結果がYESになるときには、出力バッフ
ァ#1,#2にデータ「00h」が格納されているとと
もに、出力バッファ#3が選択されている状態であり、
次に、終端マーカコード「FF02h」を出力バッファ
#3,#4に格納することで、出力バス幅の整数倍のデ
ータ長を持つ1ストライプデータを完成できる。
【0049】そこで、入力セレクタ8dにより、入力セ
レクタ8dによりレジスタ8fの出力データ(終端マー
カコード「FF02h」)を選択し(処理121)、出
力バイト数を計数するカウンタnの値を0に初期設定す
る(処理122)。
【0050】次いで、出力レジスタ8fより終端マーカ
コードの最初の1バイトを出力させてそのときに選択し
ている出力バッファ#3へ格納させ(処理123)、出
力セレクタ8gにより次の出力バッファ#4へ切り換え
る(処理124)。
【0051】そして、カウンタnの値を1つ増やし(処
理125)、カウンタnの値が2になったかどうかを調
べ(判断126)、判断126の結果がNOになるとき
には、処理123へ戻り、終端マーカコードの次の1バ
イトデータ(データ「02h」)を出力バッファ#4へ
格納させる。
【0052】カウンタnの値が2になっている場合で、
判断126の結果がYESになるときには、出力バッフ
ァ#1,#2にデータ「00h」が格納されるととも
に、出力バッファ#3,#4に終端マーカコード「FF
02h」が格納され、出力バス幅の整数倍のデータ長を
持つ1ストライプデータを完成された場合なので、QM
コーダユニット8cの符号化処理を再開し(処理12
7)、処理103へ戻って、次のストライプのデータの
出力を行う。
【0053】また、1ストライプの符号化終了されたこ
とが通知された時点で出力バッファ#2を選択していた
場合で、判断113の結果がYESになるときには、入
力セレクタ8dによりレジスタ8eの出力データ(「0
0h」)を選択し(処理130)、出力レジスタ8eよ
りデータ「00h」を出力させてそのときに選択してい
る出力バッファ#2へ格納させ(処理131)、出力セ
レクタ8gにより次の出力バッファ#3へ切り換える
(処理132)。
【0054】次いで、入力セレクタ8dによりレジスタ
8fの出力データ(終端マーカコード「FF02h」)
を選択し(処理133)、出力バイト数を計数するカウ
ンタnの値を0に初期設定する(処理134)。
【0055】次いで、出力レジスタ8fより終端マーカ
コードの最初の1バイトを出力させてそのときに選択し
ている出力バッファ#3へ格納させ(処理135)、出
力セレクタ8gにより次の出力バッファ#4へ切り換え
る(処理136)。
【0056】そして、カウンタnの値を1つ増やし(処
理137)、カウンタnの値が2になったかどうかを調
べ(判断138)、判断138の結果がNOになるとき
には、処理135へ戻り、終端マーカコードの次の1バ
イトデータ(データ「02h」を出力バッファ#4へ格
納させる。
【0057】カウンタnの値が2になっている場合で、
判断138の結果がYESになるときには、出力バッフ
ァ#1に当該ストライプデータの最後の1バイトデータ
が格納され、出力バッファ#2にデータ「00h」が格
納されるとともに、出力バッファ#3,#4に終端マー
カコード「FF02h」が格納され、出力バス幅の整数
倍のデータ長を持つ1ストライプデータを完成された場
合なので、QMコーダユニット8cの符号化処理を再開
し(処理139)、処理103へ戻って、次のストライ
プのデータの出力を行う。
【0058】また、1ストライプの符号化終了されたこ
とが通知された時点で出力バッファ#3を選択していた
場合で、判断114の結果がYESになるときには、入
力セレクタ8dによりレジスタ8fの出力データ(終端
マーカコード「FF02h」)を選択し(処理14
0)、出力バイト数を計数するカウンタnの値を0に初
期設定する(処理141)。
【0059】次いで、出力レジスタ8fより終端マーカ
コードの最初の1バイトを出力させてそのときに選択し
ている出力バッファ#3へ格納させ(処理142)、出
力セレクタ8gにより次の出力バッファ#4へ切り換え
る(処理143)。
【0060】そして、カウンタnの値を1つ増やし(処
理144)、カウンタnの値が2になったかどうかを調
べ(判断145)、判断145の結果がNOになるとき
には、処理142へ戻り、終端マーカコードの次の1バ
イトデータ(データ「02h」を出力バッファ#4へ格
納させる。
【0061】カウンタnの値が2になっている場合で、
判断145の結果がYESになるときには、出力バッフ
ァ#1,#2に当該ストライプデータの最後の2バイト
データが格納され、出力バッファ#3,#4に終端マー
カコード「FF02h」が格納され、出力バス幅の整数
倍のデータ長を持つ1ストライプデータを完成された場
合なので、QMコーダユニット8cの符号化処理を再開
し(処理146)、処理103へ戻って、次のストライ
プのデータの出力を行う。
【0062】また、1ストライプの符号化終了されたこ
とが通知された時点で出力バッファ#4を選択していた
場合で、判断113の結果がNOになるときには、入力
セレクタ8dによりレジスタ8eの出力データ(「00
h」)を選択し(処理150)、出力バイト数を計数す
るカウンタnの値を0に初期設定する(処理151)。
【0063】次いで、出力レジスタ8eよりデータ「0
0h」を出力させてそのときに選択している出力バッフ
ァ#4へ格納させ(処理152)、出力セレクタ8gに
より次の出力バッファ#1へ切り換える(処理15
3)。
【0064】このときには、出力バッファ#1,#2,
#3に符号データが、出力バッファ#4にデータ「00
h」が格納された状態であり、この出力バッファ8hに
格納されたデータは、その後の適宜なバスフェッチタイ
ミングで内部バス12を介してホストシステムへ転送さ
れる。
【0065】次に、カウンタnの値を1つ増やし(処理
154)、カウンタnの値が3になったかどうかを調べ
る(判断155)。カウンタnの値が1であり、判断1
55の結果がNOになるときには、処理152へ戻り、
データ「00h」を出力バッファ#1へ格納させ、出力
セレクタ8gにより次の出力バッファ#2へ切り換える
(処理153)。
【0066】次に、カウンタnの値を1つ増やし(処理
154)、カウンタnの値が3になったかどうかを調べ
る(判断155)。カウンタnの値が2であり、判断1
55の結果がNOになるときには、処理152へ戻り、
データ「00h」を出力バッファ#2へ格納させ、出力
セレクタ8gにより次の出力バッファ#3へ切り換える
(処理153)。
【0067】そして、カウンタnの値を1つ増やし(処
理154)、カウンタnの値が3になったかどうかを調
べる(判断155)。カウンタnの値が3になっている
場合で、判断155の結果がYESになるときには、出
力バッファ#1,#2にデータ「00h」が格納されて
いるとともに、出力バッファ#3が選択されている状態
であり、次に、終端マーカコード「FF02h」を出力
バッファ#3,#4に格納することで、出力バス幅の整
数倍のデータ長を持つ1ストライプデータを完成でき
る。
【0068】そこで、入力セレクタ8dにより、入力セ
レクタ8dによりレジスタ8fの出力データ(終端マー
カコード「FF02h」)を選択し(処理156)、出
力バイト数を計数するカウンタnの値を0に初期設定す
る(処理157)。
【0069】次いで、出力レジスタ8fより終端マーカ
コードの最初の1バイトを出力させてそのときに選択し
ている出力バッファ#3へ格納させ(処理158)、出
力セレクタ8gにより次の出力バッファ#4へ切り換え
る(処理159)。
【0070】そして、カウンタnの値を1つ増やし(処
理160)、カウンタnの値が2になったかどうかを調
べ(判断161)、判断161の結果がNOになるとき
には、処理123へ戻り、終端マーカコードの次の1バ
イトデータ(データ「02h」)を出力バッファ#4へ
格納させる。
【0071】カウンタnの値が2になっている場合で、
判断161の結果がYESになるときには、出力バッフ
ァ#1,#2にデータ「00h」が格納されるととも
に、出力バッファ#3,#4に終端マーカコード「FF
02h」が格納され、出力バス幅の整数倍のデータ長を
持つ1ストライプデータを完成された場合なので、QM
コーダユニット8cの符号化処理を再開し(処理16
2)、処理103へ戻って、次のストライプのデータの
出力を行う。
【0072】このようにして、本実施例では、ストライ
プデータの終端位置と出力単位の区切りが一致するよう
に、「00h」の1バイトデータを必要な数だけ、スト
ライプデータの最後の符号データと終端マーカコードと
の間に挿入するようにしているので、ホストシステム側
で何らの処理をしなくとも、適切にストライプモードの
JBIG符号化方式の符号データを出力することができ
る。
【0073】ところで、上述した実施例では、内部バス
12のバス幅が32ビットの場合について説明したが、
内部バス12のバス幅が16ビットの場合にも、本実施
例を同様にして適用することができる。
【0074】ただし、その場合、出力バッファ8hの出
力バッファ#1,#2の2本のみが有効に活用され、ま
た、出力バス幅の値は、あらかじめ全体制御部8aへビ
ットスイッチの設定データなどにより通知される必要が
ある。
【0075】この場合、内部バス12のバス幅が32ビ
ットの場合には、全体制御部8aは、上述した実施例と
同様の図4〜図8に示した処理を実行する。また、内部
バス12のバス幅が16ビットの場合には、全体制御部
8aは、図9および図10に示した処理を実行する。
【0076】まず、QMコーダユニット8cに必要な二
値画像データDIの属性情報(主走査サイズ、副走査サ
イズ、解像度など)を通知し、データ入力回路8bによ
る二値画像データDIの入力動作を開始し(処理20
1)、QMコーダユニット8cの符号化処理を開始する
とともに(処理202)、入力セレクタ8dにより、Q
Mコーダユニット8cを選択させ(処理203)、出力
セレクタ8gにより、出力バッファ#1を選択させて
(処理204)、QMコーダユニット8cから、1ワー
ド符号化終了、1ストライプ符号化終了、または、1ペ
ージ符号化終了が通知されるまで待つ(判断205,2
06,207のNOループ)。
【0077】一方、QMコーダユニット8cは、全体制
御部8aより通知された属性情報に対応した符号化処理
を開始し、ヘッダに続いて、データ入力回路8bを介し
て入力される二値画像データDIを符号化処理し、おの
おののストライプデータを、1ワード単位に順次出力す
る。
【0078】QMコーダユニット8cから1ワード符号
化終了が通知され、判断205の結果がYESになると
きには、出力セレクタ8gにより、そのときに選択した
出力バッファの次の出力バッファへ切り換え(処理20
8)、判断205,206,207のNOループへ戻
る。なお、処理208では、出力バッファ#1から出力
バッファ#2へ、出力バッファ#2から出力バッファ#
1へと順次切換がなされる。
【0079】また、QMコーダユニット8cから1ペー
ジ符号化終了が通知され、判断207の結果がYESに
なるときには、データ入力回路8bのデータ入力動作を
停止し(処理209)、所定の終了処理を実行し(処理
210)、1ページ分の符号化処理を終了する。
【0080】また、QMコーダユニット8cから1スト
ライプ符号化終了が通知され、判断206の結果がYE
Sになるときには、QMコーダユニット8cの動作を一
時停止し(処理211)、そのときに出力セレクタ8g
により選択している出力バッファが、出力バッファ#1
であるかどうかを調べる(判断212)。
【0081】そのときに出力セレクタ8gにより選択し
ている出力バッファが、出力バッファ#2であり、判断
212の結果がNOになるときには、入力セレクタ8d
によりレジスタ8eの出力データ(「00h」)を選択
し(処理213)、出力レジスタ8eよりデータ「00
h」を出力させてそのときに選択している出力バッファ
#2へ格納させ(処理214)、出力セレクタ8gによ
り次の出力バッファ#1へ切り換える(処理215)。
【0082】これにより、出力バッファ#1には当該ス
トライプデータの最後の1バイトデータが格納され、出
力バッファ#2にデータ「00h」が格納された状態で
あり、この出力バッファ#1,#2に格納されたデータ
は、その後の適宜なバスフェッチタイミングで内部バス
12を介してホストシステムへ転送される。
【0083】次いで、入力セレクタ8dによりレジスタ
8fの出力データ(終端マーカコード「FF02h」)
を選択し(処理216)、出力バイト数を計数するカウ
ンタnの値を0に初期設定する(処理217)。
【0084】次いで、出力レジスタ8fより終端マーカ
コードの最初の1バイトを出力させてそのときに選択し
ている出力バッファ#1へ格納させ(処理218)、出
力セレクタ8gにより次の出力バッファ#2へ切り換え
る(処理219)。
【0085】そして、カウンタnの値を1つ増やし(処
理230)、カウンタnの値が2になったかどうかを調
べ(判断221)、判断221の結果がNOになるとき
には、処理218へ戻り、終端マーカコードの次の1バ
イトデータ(データ「02h」)を出力バッファ#2へ
格納させる。
【0086】カウンタnの値が2になっている場合で、
判断138の結果がYESになるときには、出力バッフ
ァ#1,#2に終端マーカコード「FF02h」が格納
され、出力バス幅の整数倍のデータ長を持つ1ストライ
プデータを完成された場合なので、QMコーダユニット
8cの符号化処理を再開し(処理222)、処理203
へ戻って、次のストライプのデータの出力を行う。
【0087】また、1ストライプの符号化終了されたこ
とが通知された時点で出力バッファ#1を選択していた
場合で、判断212の結果がYESになるときには、入
力セレクタ8dによりレジスタ8fの出力データ(終端
マーカコード「FF02h」)を選択し(処理22
5)、出力バイト数を計数するカウンタnの値を0に初
期設定する(処理226)。
【0088】次いで、出力レジスタ8fより終端マーカ
コードの最初の1バイトを出力させてそのときに選択し
ている出力バッファ#1へ格納させ(処理227)、出
力セレクタ8gにより次の出力バッファ#2へ切り換え
る(処理228)。
【0089】そして、カウンタnの値を1つ増やし(処
理229)、カウンタnの値が2になったかどうかを調
べ(判断230)、判断230の結果がNOになるとき
には、処理227へ戻り、終端マーカコードの次の1バ
イトデータ(データ「02h」)を出力バッファ#2へ
格納させる。
【0090】カウンタnの値が2になっている場合で、
判断2305の結果がYESになるときには、出力バッ
ファ#1,#2に終端マーカコード「FF02h」が格
納され、出力バス幅の整数倍のデータ長を持つ1ストラ
イプデータを完成された場合なので、QMコーダユニッ
ト8cの符号化処理を再開し(処理231)、処理20
3へ戻って、次のストライプのデータの出力を行う。
【0091】図11は、本発明の他の実施例にかかる符
号化復号化部8におけるJBIG符号化部の一例を示し
ている。なお、同図において図3と同一部分又は相当す
る部分には、同一符号を付している。
【0092】同図において、全体制御部8aは、このJ
BIG符号化部の動作を制御するものであり、データ入
力回路8bは、内部バス12を介して、符号化対象であ
る二値画像データDIを入力するものであり、その二値
画像データDIは、QMコーダユニット8c、または、
データレジスタ8iに加えられる。
【0093】QMコーダユニット8cは、所定の算術符
号化処理を実行するものであり、8ビット単位(以下、
「ワード」という)に符号データが出力され、入力セレ
クタ8dの1つの入力端に加えられる。
【0094】データレジスタ8iは、データ入力回路8
bを介して外部バス(この場合は、内部バス12)から
直前ストライプの最後の部分の符号データを記憶するた
めのものであり、その出力データは、入力セレクタ8d
の1つの入力端に加えられている。
【0095】レジスタ8fは、上述した終端マーカコー
ド(「FF02h」)を記憶するものであり、その出力
データは、入力セレクタ8dの1つの入力端に加えられ
ている。
【0096】入力セレクタ8dは、QMコーダユニット
8cの出力データ、データレジスタ8iの出力データ、
または、レジスタ8fの出力データのいずれかを選択し
て出力端へ接続するものであり、その出力端のデータ
は、出力セレクタ8gに加えられている。
【0097】出力バッファ8hは、8ビットの出力バッ
ファを4つ(出力バッファ#1,#2,#3,#4)備
え、32ビットまでのデータバスに、符号データCDを
パラレル出力するものである。また、出力セレクタ8g
は、入力セレクタ8dから入力されるデータを、8ビッ
ト毎に、出力バッファ8hの4つの8ビットバッファに
順次切り換えて出力する。
【0098】ここで、出力バッファ8hの出力データ
は、内部バス12へ出力される。また、1回のデータ出
力が終了すると、出力バッファ8hの内容はクリアさ
れ、次のデータ出力に備えるようにしている。
【0099】本実施例の場合には、このJBIG符号化
部を使用する外部のホスト装置(この場合は、システム
制御部1)の制御により、直前ストライプの符号データ
の最後の部分のうち、32ビットに満たなかった部分の
符号データをデータレジスタ8iに記憶し、次のストラ
イプの符号化処理に先立って、データレジスタ8iに記
憶している符号データを出力バッファ8hへ記憶し、そ
の後、新たなストライプについて符号化処理を行うこと
で、2つのストライプ間の符号データが連続するように
している。
【0100】また、この場合には、ホスト装置側で、新
たなストライプデータを記憶する際、JBIG符号化部
に転送した直前ストライプの符号データを上書きする態
様にすることで、2つのストライプの符号データをメモ
リ上で連続させることができる。
【0101】図12および図13は、この場合に、1ペ
ージ分の二値画像データDIを符号化する際の全体制御
部8aの処理の一例を示している。
【0102】まず、QMコーダユニット8cに必要な二
値画像データDIの属性情報(主走査サイズ、副走査サ
イズ、解像度など)を通知し、データ入力回路8bの出
力先をQMコーダユニット8cに設定した状態で、デー
タ入力回路8bによる二値画像データDIの入力動作を
開始し(処理301)、QMコーダユニット8cの符号
化処理を開始するとともに(処理302)、入力セレク
タ8dにより、QMコーダユニット8cを選択させ(処
理303)、出力セレクタ8gにより、出力バッファ#
1を選択させて(処理304)、QMコーダユニット8
cから、1ワード符号化終了、1ストライプ符号化終
了、または、1ページ符号化終了が通知されるまで待つ
(判断305,306,307のNOループ)。
【0103】一方、QMコーダユニット8cは、全体制
御部8aより通知された属性情報に対応した符号化処理
を開始し、ヘッダに続いて、データ入力回路8bを介し
て入力される二値画像データDIを符号化処理し、おの
おののストライプデータを、1ワード単位に順次出力す
る。
【0104】QMコーダユニット8cから1ワード符号
化終了が通知され、判断305の結果がYESになると
きには、出力セレクタ8gにより、そのときに選択した
出力バッファの次の出力バッファへ切り換え(処理30
8)、判断305,306,307のNOループへ戻
る。なお、処理308では、出力バッファ#1から出力
バッファ#2へ、出力バッファ#2から出力バッファ#
3へ、出力バッファ#3から出力バッファ#4へ、出力
バッファ#4から出力バッファ#1へと順次切換がなさ
れる。
【0105】また、QMコーダユニット8cから1ペー
ジ符号化終了が通知され、判断307の結果がYESに
なるときには、データ入力回路8bのデータ入力動作を
停止し(処理309)、所定の終了処理を実行し(処理
310)、1ページ分の符号化処理を終了する。
【0106】また、QMコーダユニット8cから1スト
ライプ符号化終了が通知され、判断306の結果がYE
Sになるときには、QMコーダユニット8cの動作を一
時停止し(処理311)、入力セレクタ8dによりレジ
スタ8fの出力データ(終端マーカコード「FF02
h」)を選択し(処理312)、出力バイト数を計数す
るカウンタnの値を0に初期設定する(処理313)。
【0107】次いで、出力レジスタ8fより終端マーカ
コードの最初の1バイトを出力させてそのときに選択し
ている出力バッファへ格納させ(処理314)、出力セ
レクタ8gにより次の出力バッファへ切り換える(処理
315)。
【0108】そして、カウンタnの値を1つ増やし(処
理316)、カウンタnの値が2になったかどうかを調
べ(判断317)、判断317の結果がNOになるとき
には、処理314へ戻り、終端マーカコードの次の1バ
イトデータ(データ「02h」)を出力バッファへ格納
させる。
【0109】カウンタnの値が2になっている場合で、
判断317の結果がYESになるときには、終端マーカ
コードの出力を終了して、当該ストライプの符号データ
の出力を終了した状態となる。
【0110】一方、システム制御部1(ホスト制御部)
は、符号化復号化部8より出力される符号データを画像
蓄積装置9へ順次蓄積するとともに、1つのストライプ
の符号データの蓄積が終了した場合には、その蓄積を終
了したストライプの符号データの蓄積態様を調べ、最後
の部分が32ビットのどの部分を占めているかを判定
し、そのバイト数を符号化復号化部8へ通知するととも
に、その部分のデータを符号化復号化部8へ転送する。
【0111】したがって、全体制御部8aは、ホスト制
御部(システム制御部1)より通知されるバイト数を指
定バイト数として保存するとともに(処理318)、デ
ータ入力回路8bの出力先をデータレジスタ8iへ切り
換え、ホスト制御部(システム制御部1)より転送され
る符号データをデータレジスタ8iへ保存する(処理3
19)。
【0112】そして、入力セレクタ8dによりデータレ
ジスタ8iの出力データを選択し(処理320)、出力
バイト数を計数するカウンタCの値に、保存している指
定バイト数の値をセットし(処理321)、出力セレク
タ8gにより出力バッファ#1を選択させる(処理32
2)
【0113】次いで、データレジスタ8iより符号デー
タの1バイトを順に出力させてそのときに選択している
出力バッファへ格納させ(処理323)、出力セレクタ
8gにより次の出力バッファへ切り換える(処理32
4)。
【0114】そして、カウンタCの値を1つ減らし(処
理325)、カウンタCの値が0になったかどうかを調
べ(判断326)、判断326の結果がNOになるとき
には、処理323へ戻り、データレジスタ8iに保存し
ている符号データの次の1バイトを出力バッファへ格納
させる。
【0115】また、判断326の結果がYESになると
きには、直前のストライプデータと現在処理しようとし
ているストライプデータのつなぎの部分の処理が終了し
たので、QMコーダユニット8cの符号化処理を再開し
(処理327)、処理303へ戻って、次のストライプ
のデータの出力を行う。
【0116】このようにして、本実施例では、データレ
ジスタに直前のストライプの符号データの最後の部分を
格納し、符号データ長の出力バス幅と不整合な部分のつ
なぎを自動的に行うことができるので、ストライプモー
ドのJBIG符号化処理時において、ストライプ間のデ
ータをつなぐ部分のホスト制御部の処理の負担を軽減で
きる。
【0117】図14は、本発明のさらに他の実施例にか
かる符号化復号化部8におけるJBIG符号化部の一例
を示している。なお、同図において図3と同一部分又は
相当する部分には、同一符号を付している。
【0118】同図において、全体制御部8aは、このJ
BIG符号化部の動作を制御するものであり、データ入
力回路8bは、内部バス12を介して、符号化対象であ
る二値画像データDIを入力するものであり、その二値
画像データDIは、QMコーダユニット8cに加えられ
る。
【0119】QMコーダユニット8cは、所定の算術符
号化処理を実行するものであり、8ビット単位(以下、
「ワード」という)に符号データが出力され、入力セレ
クタ8dの1つの入力端に加えられる。
【0120】レジスタ8fは、上述した終端マーカコー
ド(「FF02h」)を記憶するものであり、その出力
データは、入力セレクタ8dの1つの入力端に加えられ
ている。
【0121】入力セレクタ8dは、QMコーダユニット
8cの出力データ、データレジスタ8k(後述)の出力
データ、または、レジスタ8fの出力データのいずれか
を選択して出力端へ接続するものであり、その出力端の
データは、出力セレクタ8gに加えられている。
【0122】出力バッファ8hは、8ビットの出力バッ
ファを4つ(出力バッファ#1,#2,#3,#4)備
え、32ビットまでのデータバスに、符号データCDを
パラレル出力するものである。また、出力セレクタ8g
は、入力セレクタ8dから入力されるデータを、8ビッ
ト毎に、出力バッファ8hの4つの8ビットバッファに
順次切り換えて出力する。
【0123】本実施例では、この出力バッファ8hの出
力データは、直接外部のデータバス(この場合は、内部
バス12)へ出力されず、出力メモリ8jに一旦蓄積さ
れた後に、内部バス12へ出力される。また、出力メモ
リ8jの記憶データは、データレジスタ8kへ転送し、
データレジスタ8kで保持可能にされている。
【0124】ここで、1つのストライプの符号化処理を
終了した時点で、出力メモリ8jに記憶されるデータの
バイト数は、それまでに出力された符号データのデータ
長を内部バス12のバス幅に基づいて算出した剰余バイ
ト数に相当する。
【0125】そこで、その出力メモリ8jに記憶されて
いる有効な符号データをデータレジスタ8kへ記憶し、
次のストライプの符号化処理に先立って、このデータレ
ジスタ8kに記憶した符号データを出力バッファ8hへ
先頭から順に記憶させることで、連続する2つのストラ
イプ間のデータをつなぐことができる。
【0126】したがって、本実施例の場合には、ストラ
イプモードにおいて、連続するストライプの符号データ
が切れ目なく出力されるので、ホストシステム側で何ら
の処理をしなくとも、適切にストライプモードのJBI
G符号化方式の符号データを出力することができる。
【0127】図15〜図17は、この場合に、1ページ
分の二値画像データDIを符号化する際の全体制御部8
aの処理の一例を示している。
【0128】まず、QMコーダユニット8cに必要な二
値画像データDIの属性情報(主走査サイズ、副走査サ
イズ、解像度など)を通知し、データ入力回路8bによ
る二値画像データDIの入力動作を開始し(処理40
1)、QMコーダユニット8cの符号化処理を開始する
とともに(処理402)、入力セレクタ8dにより、Q
Mコーダユニット8cを選択させ(処理403)、出力
セレクタ8gにより、出力バッファ#1を選択させて
(処理404)、QMコーダユニット8cから、1ワー
ド符号化終了、1ストライプ符号化終了、または、1ペ
ージ符号化終了が通知されるまで待つ(判断405,4
06,407のNOループ)。
【0129】一方、QMコーダユニット8cは、全体制
御部8aより通知された属性情報に対応した符号化処理
を開始し、ヘッダに続いて、データ入力回路8bを介し
て入力される二値画像データDIを符号化処理し、おの
おののストライプデータを、1ワード単位に順次出力す
る。
【0130】QMコーダユニット8cから1ワード符号
化終了が通知され、判断405の結果がYESになると
きには、出力セレクタ8gにより、そのときに選択した
出力バッファの次の出力バッファへ切り換え(処理40
8)、判断405,406,407のNOループへ戻
る。なお、処理408では、出力バッファ#1から出力
バッファ#2へ、出力バッファ#2から出力バッファ#
3へ、出力バッファ#3から出力バッファ#4へ、出力
バッファ#4から出力バッファ#1へと順次切換がなさ
れる。
【0131】また、QMコーダユニット8cから1ペー
ジ符号化終了が通知され、判断407の結果がYESに
なるときには、データ入力回路8bのデータ入力動作を
停止し(処理409)、所定の終了処理を実行し(処理
310)、1ページ分の符号化処理を終了する。
【0132】また、QMコーダユニット8cから1スト
ライプ符号化終了が通知され、判断406の結果がYE
Sになるときには、QMコーダユニット8cの動作を一
時停止し(処理411)、そのストライプについて作成
した符号データ長CLを入力する(処理412)。
【0133】次に、入力セレクタ8dによりレジスタ8
fの出力データ(終端マーカコード「FF02h」)を
選択し(処理413)、出力バイト数を計数するカウン
タnの値を0に初期設定する(処理414)。
【0134】次いで、出力レジスタ8fより終端マーカ
コードの最初の1バイトを出力させてそのときに選択し
ている出力バッファへ格納させ(処理415)、出力セ
レクタ8gにより次の出力バッファへ切り換える(処理
416)。
【0135】そして、カウンタnの値を1つ増やし(処
理417)、カウンタnの値が2になったかどうかを調
べ(判断418)、判断418の結果がNOになるとき
には、処理415へ戻り、終端マーカコードの次の1バ
イトデータ(データ「02h」)を出力バッファへ格納
させる。
【0136】カウンタnの値が2になっている場合で、
判断418の結果がYESになるときには、終端マーカ
コードの出力を終了して、当該ストライプの符号データ
の出力を終了した状態となる。
【0137】次いで、符号データ長CLに終端マーカコ
ードのデータ長である「2」を加えて符号データ長CL
の値を更新し(処理419)、それまでに作成した1ペ
ージ分の符号データの総バイト数を算出するとともに、
その算出した総バイト数を内部バス12のバス幅「3
2」で剰余計算して、剰余バイト数YBを算出する(処
理420)。この剰余バイト数YBの値が、出力メモリ
8jからデータバッファ8kへ転送する符号データのバ
イト数となる。
【0138】したがって、全体制御部8aは、剰余バイ
ト数YBの値が「0」であるかどうかを調べ(判断42
1)、判断421の結果がYESになるときには、出力
メモリ8jに保存している剰余バイト数YB分の符号デ
ータをデータレジスタ8kに保存する(処理422)。
【0139】そして、入力セレクタ8dによりデータレ
ジスタ8kの出力データを選択し(処理423)、出力
バイト数を計数するカウンタCの値に、剰余バイト数Y
Bの値をセットし(処理424)、出力セレクタ8gに
より出力バッファ#1を選択させる(処理425)
【0140】次いで、データレジスタ8kより符号デー
タの1バイトを順に出力させてそのときに選択している
出力バッファへ格納させ(処理426)、出力セレクタ
8gにより次の出力バッファへ切り換える(処理42
7)。
【0141】そして、カウンタCの値を1つ減らし(処
理428)、カウンタCの値が0になったかどうかを調
べ(判断429)、判断429の結果がNOになるとき
には、処理426へ戻り、データレジスタ8kに保存し
ている符号データの次の1バイトを出力バッファへ格納
させる。
【0142】また、判断429の結果がYESになると
きには、直前のストライプデータと現在処理しようとし
ているストライプデータのつなぎの部分の処理が終了し
たので、QMコーダユニット8cの符号化処理を再開し
(処理430)、処理403へ戻って、次のストライプ
のデータの出力を行う。
【0143】なお、図11および図14に示した実施例
では、ホストシステムのデータバスのバス幅が32ビッ
トに固定した場合について説明したが、16ビットの場
合についても同様に適用することができる。その場合
は、出力バッファ8hの最初の2つがデータバスに接続
されることとなり、全体制御部では、その2つの出力バ
ッファについての制御を行えばよい。
【0144】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ストライプモードのJBIG符号化方式を適用し、二値
画像データを符号化圧縮する二値画像符号化装置におい
て、ストライプモードのJBIG符号化方式により入力
二値画像データを対応する符号データに変換する符号化
手段と、上記符号データをデータバスへ、当該データバ
スのバス幅に相当するデータ長単位に出力する出力手段
と、上記符号化手段が作成するストライプ毎の上記符号
データのデータ長が、上記出力手段が接続されるデータ
バスのバス幅の整数倍になるように、上記符号データ
と、1ストライプデータを終端する所定の終端マーカコ
ードの間に、0ビット列を挿入する符号データ長調整手
段を備えたので、ストライプデータの終端位置と出力単
位の区切りが一致するように、「00h」の1バイトデ
ータを必要な数だけ、ストライプデータの最後の符号デ
ータと終端マーカコードとの間に挿入され、その結果、
ホストシステム側で何らの処理をしなくとも、適切にス
トライプモードのJBIG符号化方式の符号データを出
力することができるという効果を得る。
【0145】また、ストライプモードのJBIG符号化
方式を適用し、二値画像データを符号化圧縮する二値画
像符号化装置において、ストライプモードのJBIG符
号化方式により入力二値画像データを対応する符号デー
タに変換する符号化手段と、上記符号データをデータバ
スへ、当該データバスのバス幅に相当するデータ長単位
に出力する出力手段と、上記データバスへ出力した符号
データの一部を、上記データバスのバス幅に対応するデ
ータ長だけ保存するためのデータレジスタ手段と、上記
符号化手段と上記データレジスタの出力データを切り換
えて、上記出力手段へ接続する出力データ調整手段を備
え、上記出力データ調整手段は、上記データバスのホス
ト手段より通知されたデータ長だけ、直前ストライプの
終端部の上記符号データを上記データレジスタ手段へ保
存し、上記符号化手段の出力データに先立って、上記デ
ータレジスタ手段を選択して上記出力手段へ出力し、そ
の後、上記符号化手段より出力される現ストライプデー
タの符号データを上記出力手段へ出力するとともに、上
記ホスト手段は、上記直前ストライプの終端部の上記符
号データを、現ストライプの符号データの最初に上記デ
ータバスへ出力される符号データで上書きする態様に、
連続するストライプの符号データを保存するようにした
ので、データレジスタに直前のストライプの符号データ
の最後の部分を格納し、符号データ長の出力バス幅と不
整合な部分のつなぎを自動的に行うことができ、その結
果、ストライプモードのJBIG符号化処理時におい
て、ストライプ間のデータをつなぐ部分のホスト制御部
の処理の負担を軽減できるという効果も得る。
【0146】また、ストライプモードのJBIG符号化
方式を適用し、二値画像データを符号化圧縮する二値画
像符号化装置において、ストライプモードのJBIG符
号化方式により入力二値画像データを対応する符号デー
タに変換する符号化手段と、上記符号データをデータバ
スへ、当該データバスのバス幅に相当するデータ長単位
に出力する出力手段と、上記出力手段が上記データバス
へ出力した符号データの一部を保存するためのデータレ
ジスタ手段と、上記符号化手段と上記データレジスタの
出力データを切り換えて、上記出力手段へ接続する出力
データ調整手段を備え、上記出力データ調整手段は、直
前ストライプの上記符号データのデータ長が上記バス幅
の整数倍にならかった場合には、その剰余分の上記符号
データを上記データレジスタ手段へ保存し、上記符号化
手段の出力データに先立って、上記データレジスタ手段
を選択して上記出力手段へ出力し、その後、上記符号化
手段より出力される現ストライプデータの符号データを
上記出力手段へ出力するようにしたので、ストライプモ
ードにおいて、連続するストライプの符号データが切れ
目なく出力され、その結果、ホストシステム側で何らの
処理をしなくとも、適切にストライプモードのJBIG
符号化方式の符号データを出力することができるという
効果も得る。
【0147】また、前記データバスのバス幅は、複数選
択可能にされているので、複数の出力バス幅について対
応することができ、その結果、柔軟な符号化装置を実現
することができるという効果も得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例にかかるグループ3ファクシ
ミリ装置の概略構成を示したブロック図。
【図2】符号化復号化部8がストライプモードのJBI
G符号化方式を適用した場合に作成する符号データの一
例等を説明するための概略図。
【図3】本発明の一実施例にかかる符号化復号化部8に
おけるJBIG符号化部の一例を示したブロック図。
【図4】1ページ分の二値画像データDIを符号化する
際の全体制御部8aの処理の一例を示したフローチャー
ト。
【図5】1ページ分の二値画像データDIを符号化する
際の全体制御部8aの処理の一例を示したフローチャー
ト(続き)。
【図6】1ページ分の二値画像データDIを符号化する
際の全体制御部8aの処理の一例を示したフローチャー
ト(続き)。
【図7】1ページ分の二値画像データDIを符号化する
際の全体制御部8aの処理の一例を示したフローチャー
ト(続き)。
【図8】1ページ分の二値画像データDIを符号化する
際の全体制御部8aの処理の一例を示したフローチャー
ト(続き)。
【図9】1ページ分の二値画像データDIを符号化する
際の全体制御部8aの処理の他の例を示したフローチャ
ート。
【図10】1ページ分の二値画像データDIを符号化す
る際の全体制御部8aの処理の他の例を示したフローチ
ャート(続き)。
【図11】本発明の他の実施例にかかる符号化復号化部
8におけるJBIG符号化部の一例を示したブロック
図。
【図12】1ページ分の二値画像データDIを符号化す
る際の全体制御部8aの処理のさらに他の例を示したフ
ローチャート。
【図13】1ページ分の二値画像データDIを符号化す
る際の全体制御部8aの処理のさらに他の例を示したフ
ローチャート(続き)。
【図14】本発明のさらに他の実施例にかかる符号化復
号化部8におけるJBIG符号化部の一例を示したブロ
ック図。
【図15】1ページ分の二値画像データDIを符号化す
る際の全体制御部8aの処理のまたさらに他の例を示し
たフローチャート。
【図16】1ページ分の二値画像データDIを符号化す
る際の全体制御部8aの処理のまたさらに他の例を示し
たフローチャート(続き)。
【図17】1ページ分の二値画像データDIを符号化す
る際の全体制御部8aの処理のまたさらに他の例を示し
たフローチャート(続き)。
【符号の説明】
1 システム制御部 8 符号化復号化部 8a 全体制御部 8b データ入力回路 8c QMコーダユニット 8d 入力セレクタ 8e,8f レジスタ 8g 出力セレクタ 8h 出力バッファ 8i,8k データレジスタ 8j 出力メモリ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ストライプモードのJBIG符号化方式
    を適用し、二値画像データを符号化圧縮する二値画像符
    号化装置において、 ストライプモードのJBIG符号化方式により入力二値
    画像データを対応する符号データに変換する符号化手段
    と、 上記符号データをデータバスへ、当該データバスのバス
    幅に相当するデータ長単位に出力する出力手段と、 上記符号化手段が作成するストライプ毎の上記符号デー
    タのデータ長が、上記出力手段が接続されるデータバス
    のバス幅の整数倍になるように、上記符号データと、1
    ストライプデータを終端する所定の終端マーカコードの
    間に、0ビット列を挿入する符号データ長調整手段を備
    えたことを特徴とする二値画像符号化装置。
  2. 【請求項2】 ストライプモードのJBIG符号化方式
    を適用し、二値画像データを符号化圧縮する二値画像符
    号化装置において、 ストライプモードのJBIG符号化方式により入力二値
    画像データを対応する符号データに変換する符号化手段
    と、 上記符号データをデータバスへ、当該データバスのバス
    幅に相当するデータ長単位に出力する出力手段と、 上記データバスへ出力した符号データの一部を、上記デ
    ータバスのバス幅に対応するデータ長だけ保存するため
    のデータレジスタ手段と、 上記符号化手段と上記データレジスタの出力データを切
    り換えて、上記出力手段へ接続する出力データ調整手段
    を備え、 上記出力データ調整手段は、上記データバスのホスト手
    段より通知されたデータ長だけ、直前ストライプの終端
    部の上記符号データを上記データレジスタ手段へ保存
    し、上記符号化手段の出力データに先立って、上記デー
    タレジスタ手段を選択して上記出力手段へ出力し、その
    後、上記符号化手段より出力される現ストライプデータ
    の符号データを上記出力手段へ出力するとともに、 上記ホスト手段は、上記直前ストライプの終端部の上記
    符号データを、現ストライプの符号データの最初に上記
    データバスへ出力される符号データで上書きする態様
    に、連続するストライプの符号データを保存することを
    特徴とする二値画像符号化装置。
  3. 【請求項3】 ストライプモードのJBIG符号化方式
    を適用し、二値画像データを符号化圧縮する二値画像符
    号化装置において、 ストライプモードのJBIG符号化方式により入力二値
    画像データを対応する符号データに変換する符号化手段
    と、 上記符号データをデータバスへ、当該データバスのバス
    幅に相当するデータ長単位に出力する出力手段と、 上記出力手段が上記データバスへ出力した符号データの
    一部を保存するためのデータレジスタ手段と、 上記符号化手段と上記データレジスタの出力データを切
    り換えて、上記出力手段へ接続する出力データ調整手段
    を備え、 上記出力データ調整手段は、直前ストライプの上記符号
    データのデータ長が上記バス幅の整数倍にならかった場
    合には、その剰余分の上記符号データを上記データレジ
    スタ手段へ保存し、上記符号化手段の出力データに先立
    って、上記データレジスタ手段を選択して上記出力手段
    へ出力し、その後、上記符号化手段より出力される現ス
    トライプデータの符号データを上記出力手段へ出力する
    ようにしたことを特徴とする二値画像符号化装置。
  4. 【請求項4】 前記データバスのバス幅は、複数選択可
    能にされたことを特徴とする請求項1または請求項2ま
    たは請求項3記載の二値画像符号化装置。
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