JP3321226B2 - 符号化復号化方法 - Google Patents

符号化復号化方法

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JP3321226B2
JP3321226B2 JP04993493A JP4993493A JP3321226B2 JP 3321226 B2 JP3321226 B2 JP 3321226B2 JP 04993493 A JP04993493 A JP 04993493A JP 4993493 A JP4993493 A JP 4993493A JP 3321226 B2 JP3321226 B2 JP 3321226B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、算術符号によりシンボ
ル系列を符号化する符号化復号化方法に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、原稿をラスタスキャンして得た
画信号の情報量を圧縮するための符号化方式としては、
グループ3ファクシミリ装置の標準符号化方式として採
用されているMH符号、オプション符号化方式として採
用されているMR符号、および、グループ4ファクシミ
リ装置の標準符号化方式として採用されているMMR符
号などが広く用いられているが、このような標準的な符
号化方式以外でも、符号化効率の良好な符号化方式が提
案されている。
【0003】例えば、JPEG(Joint Phot
ographic ExpertsGroup)におい
て国際標化作業が進められているカラー静止画(自然
画)符号化方式のエントロピー符号化方式に採用された
QM−coderのように、算術符号を用いて画像デー
タを符号化するものなどが提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来方法では、いずれにせよ周知な標準的符号化方
式を用いるため次のような不都合を生じていた。
【0005】すなわち、例えば、ファクシミリ装置の送
信データを盗聴した場合、その送信データを復号化する
ことは容易であり、このために、元の画像が他人に知ら
れてしまうという不都合を生じることがあった。
【0006】本発明は、かかる実情に鑑みてなされたも
のであり、符号化された符号データを容易に暗号化でき
る符号化復号化方法を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、算術符号によ
りシンボル系列を符号化する符号化復号化方法におい
て、符号化時、シンボル系列を符号化処理し、それによ
って得た符号列を再度符号化処理し、この符号化処理に
よって得た符号列を再度符号化処理し、この繰り返し符
号化処理を最初の符号化処理を含めた回数が所定数にな
るまで繰り返し実行し、復号化時、符号データを復号化
処理し、それによって得たデータ列を再度復号化処理
し、この繰り返し復号化処理を、最初の復号化処理を含
めた回数が上記所定数になるまで繰り返し実行し、最終
的に得たデータ列を元のシンボル系列として出力するよ
うにしたものである。
【0008】また、算術符号によりシンボル系列を符号
化する符号化復号化方法において、符号化時、シンボル
系列を符号化処理し、それによって得た符号列を再度符
号化処理し、この符号化処理によって得た符号列を再度
符号化処理し、この繰り返し符号化処理を最初の符号化
処理を含めた回数が所定数になるまで繰り返し実行する
とともに、おのおのの符号データには、その符号データ
を生成した符号化処理で用いた符号化パラメータを含
め、復号化時、符号データを復号化処理し、それによっ
て得たデータ列を再度復号化処理し、この繰り返し復号
化処理を、最初の復号化処理を含めた回数が上記所定数
になるまで繰り返し実行し、最終的に得たデータ列を元
のシンボル系列として出力するとともに、おのおのの復
号化処理では、そのときに復号化処理するデータ列に含
まれる上記符号化パラメータを参照してその符号化パラ
メータを除いた部分のデータ列に復号化処理を適用する
ようにしたものである。
【0009】また、算術符号によりシンボル系列を符号
化する符号化復号化方法において、符号化時、シンボル
系列を符号化処理し、それによって得た符号列を再度符
号化処理し、この符号化処理によって得た符号列を再度
符号化処理し、この繰り返し符号化処理を最初の符号化
処理を含めた回数が所定数になるまで繰り返し実行する
とともに、最終的に得た符号データには、おのおのの符
号化処理時に適用した複数個の符号化パラメータをその
符号化処理の順序に応じて配置した符号化パラメータデ
ータを含め、復号化時、符号データを復号化処理し、そ
れによって得たデータ列を再度復号化処理し、この繰り
返し復号化処理を、最初の復号化処理を含めた回数が上
記所定数になるまで繰り返し実行し、最終的に得たデー
タ列を元のシンボル系列として出力するとともに、最初
の復号化処理では、符号データに含まれている上記符号
化パラメータデータを抽出してその符号化パラメータデ
ータの対応する符号化パラメータを用いて、その符号化
パラメータデータを除いた部分に対して符号化処理を適
用し、第2回目以降の符号化処理では、上記符号化パラ
メータの対応する符号化パラメータを適用するようにし
たものである。
【0010】また、算術符号によりシンボル系列を符号
化する符号化復号化方法において、符号化時、シンボル
系列を符号化処理し、それによって得た符号列を再度符
号化処理し、この符号化処理によって得た符号列を再度
符号化処理し、この繰り返し符号化処理を最初の符号化
処理を含めた回数が所定数になるまで繰り返し実行する
とともに、最終の符号化処理以外の符号化処理では、符
号化処理後に得た符号データに、所定数のダミーデータ
を付加し、復号化時、符号データを復号化処理し、それ
によって得たデータ列を再度復号化処理し、この繰り返
し復号化処理を、最初の復号化処理を含めた回数が上記
所定数になるまで繰り返し実行し、最終的に得たデータ
列を元のシンボル系列として出力するとともに、最初の
復号化処理以外の復号化処理では、復号化対象となるデ
ータから所定数のダミーデータを除去したのちに、復号
化処理を適用するようにしたものである。
【0011】
【作用】したがって、符号化処理の繰り返し回数など、
符号化方法の具体的な内容を知らなかった場合には、符
号データを適切に復号化することができないので、情報
の秘密を保持することができる。
【0012】
【実施例】以下、添付図面を参照しながら、本発明の実
施例を詳細に説明する。
【0013】図1は、本発明の一実施例にかかるグルー
プ3ファクシミリ装置を示している。
【0014】同図において、制御部1は、このファクシ
ミリ装置の各部の制御処理、および、ファクシミリ伝送
制御手順処理を行うものであり、システムメモリ2は、
制御部1が実行する制御処理プログラム、および、処理
プログラムを実行するときに必要な各種データなどを記
憶するとともに、制御部1のワークエリアを構成するも
のであり、パラメータメモリ3は、このグループ3ファ
クシミリ装置に固有な各種の情報を記憶するためのもの
である。
【0015】スキャナ4は、所定の解像度で原稿画像を
読み取るためのものであり、プロッタ5は、所定の解像
度で画像を記録出力するためのものであり、操作表示部
6は、このファクシミリ装置を操作するためのもので、
各種の操作キー、および、各種の表示器からなる。
【0016】符号化復号化部7は、例えば、QM−co
derの符号化方式により、画信号を符号化圧縮すると
ともに、符号化圧縮されている画情報を元の画信号に復
号化するためのものであり、符号化テーブル記憶部8
は、符号化復号化部7が符号化/復号化時に参照する符
号化テーブルを記憶するためのものであり、画像蓄積装
置9は、符号化圧縮された状態の画情報を多数記憶する
ためのものである。
【0017】グループ3ファクシミリモデム10は、グ
ループ3ファクシミリのモデム機能を実現するためのも
のであり、伝送手順信号をやりとりするための低速モデ
ム機能(V.21モデム)、および、おもに画情報をや
りとりするための高速モデム機能(V.29モデム、
V.27terなどモデム)を備えている。
【0018】網制御装置11は、このファクシミリ装置
を公衆電話回線網に接続するためのものであり、自動発
着信機能を備えている。
【0019】これらの、制御部1、システムメモリ2、
パラメータメモリ3、スキャナ4、プロッタ5、操作表
示部6、符号化復号化部7、画像蓄積装置9、グループ
3ファクシミリモデム10、および、網制御装置11
は、システムバス12に接続されており、これらの各要
素間でのデータのやりとりは、主としてこのシステムバ
ス12を介して行われている。
【0020】また、網制御装置11とグループ3ファク
シミリモデム10との間のデータのやりとりは、直接行
なわれている。
【0021】ここで、QM−coder符号化方式の基
礎となっている算術符号について説明する。算術符号と
は、0以上1未満([0,1))の数直線上の対応区間
(2進小数で[0.0…0,0.1…1))を各シンボ
ルの生起確率に応じて不等長に分割していき、対象シン
ボル系列を対応する部分区間に割り当て、再帰的に分割
を繰り返していくことにより得られた区間内に含まれる
点の座標を、少なくとも他の区間と区別できる2進小数
で表現してそのまま符号とするものである。
【0022】例えば、符号化シンボル系列0100を対
象とした2値算術符号化では、図2に示すような符号化
が行われる。
【0023】同図において、例えば、第1シンボルの符
号化時には、全区間が0と1のシンボルの生起確率の比
にしたがってA(0)とA(1)に分割され、0の発生
により区間A(0)が選択される。次に、第2シンボル
の符号化のさいには、その状態における両シンボルの生
起確率比によってA(0)がさらに分割され、発生シン
ボル系列に対応する区間としてA(01)が選択され
る。このような分割と選択の処理のくり返しにより符号
化が進められる。
【0024】この算術符号はいわゆる非ブロック符号で
あり、とくに、予測符号化方式のように状態番号(コン
テクスト)に応じてシンボルの出現確率が変化する場合
の符号化に適しており、また、MH符号のようなランレ
ングス符号に比べて、符号器の規模や必要メモリ量など
のハードウェアが小さくて済む、より高い効率が期待で
きる、および、適用符号化が容易であるという利点があ
る。
【0025】上述したQM−coderは、この算術符
号化をより少ないハードウェア資源を用いて実現し、か
つ、より高速な処理が可能なようにしたものである。な
お、通常は、画像データを直接算術符号化するのではな
く、予測符号化処理により画像データの各画素が劣勢シ
ンボルであるのか、あるいは、優勢シンボルであるのか
の判定を行なう前処理を行なう。
【0026】また、QM−coderの符号化/復号化
アルゴリズムについて説明する。
【0027】符号化の初めでは、0以上1未満の数直線
を考える。この数直線の間隔をA、そのときのマルコフ
状態(初期状態では、状態0)に対応した劣勢シンボル
の発生確率をQeとすると、分割後の領域は、次式
(1)であらわされる。
【0028】a=A×(1−Qe) (a:優勢シンボ
ルの領域の大きさ)
【0029】b=A×Qe (b:劣勢シンボ
ルの領域の大きさ)…(1)
【0030】ここで、最初のシンボルが0(優勢シンボ
ル)であった場合には、aを新しいAとして、1(劣勢
シンボル)であった場合には、bを新しいAとしてさら
に分割を行なう。なお、符号化テーブルは、マルコフ状
態の状態番号と、確率Qeとの関係、および、再正規化
処理発生時(後述)の状態推移のための情報などが組み
になって記憶されている。
【0031】しかしながら、符号化時に乗算操作が行わ
れることは装置規模の面でも演算速度の面でも不利であ
る。また、無限長のシンボル系列を符号化するさい、小
さくなった領域を演算するためには無限長の演算用レジ
スタが必要となる。
【0032】そこで、QM−coderでは、分割後の
新しいAが常に0.75以上1.5未満の大きさになる
ように操作して、Aを1に近似できるようにし、上述し
た式(1)を次式(2)で近似する。
【0033】a=A−Qe
【0034】b=Qe …(2)
【0035】この近似に伴い、Aの値が0.75未満に
なったときには、Aが0.75以上1.5未満の値にな
るまでAを左にビットシフトして拡大する再正規化処理
を行なう。この再正規化処理により、乗算を必要とする
演算を減算で実現できるとともに、有限長レジスタを用
いて演算を行なうことができる。また、再正規化処理を
行なうと、そのときのマルコフ状態と、処理対象のシン
ボルの優勢/劣勢の区別に応じて、次のマルコフ状態に
推移する。
【0036】優勢シンボルの符号化処理は、例えば、図
3(a)に示すように行われ、また、劣勢シンボルの符
号化処理は、例えば、同図(b)に示すように行われ
る。ここで、Cは符号をあらわし、その初期値は0であ
る。
【0037】すなわち、優勢シンボルを符号化するとき
には、符号Cは変更せず(処理101)、領域Aの値を
そのときのマルコフ状態に対応した確率Qeだけ小さい
値に更新する(処理102)。このとき、領域Aの値が
0.75よりも小さいかどうかを調べて(判断10
3)、判断103の結果がYESになるときには、領域
Aの値および符号Cを再正規化処理するとともに状態推
移し(処理104)、1つの優勢シンボルの処理を終了
する。また、判断103の結果がNOになるときには、
処理104を行なわず、そのときのマルコフ状態を維持
する。
【0038】また、劣勢シンボルを符号化するときに
は、符号Cの値を(A−Qe)だけ増やして(処理20
1)、領域Aの値を確率Qeの値に更新し(処理20
2)、領域Aと符号Cを再正規化処理するとともに状態
推移する(処理203)。
【0039】このときに生成した符号Cは、領域のもっ
とも下の部分を示す2進小数値に一致する。また、再正
規化処理では、符号Cを領域Aと同じ桁数左シフトして
拡大し、1を超えた部分の符号Cの値が、符号データと
して出力される。
【0040】また、復号化処理の一例を図3(c)に示
す。
【0041】まず、符号Cが値(A−Qe)よりも小さ
いかどうかを調べて(判断301)、判断301の結果
がYESになるときには、復号化対象となっている注目
画素を優勢シンボルとして判断し(処理302)、領域
Aの値をそのときのマルコフ状態に対応した確率Qeだ
け減じた値に更新する(処理303)。そして、更新し
た領域Aの値が0.75よりも小さくなったかどうかを
調べて(判断304)、判断304の結果がYESにな
るときには、領域Aと符号Cを再正規化するとともにマ
ルコフ状態を推移して(処理305)、この1つのシン
ボルの復号化処理を終了する。また、判断304の結果
がNOになるときには、処理305を行なわず、そのと
きのマルコフ状態を維持する。
【0042】また、判断301の結果がNOになるとき
には、注目画素を劣勢シンボルとして判断し(処理30
6)、符号Cの値を(A−Qe)だけ小さい値に更新す
るとともに(処理307)、領域Aを確率Qeの値に更
新し(処理308)、領域Aと符号Cを再正規化すると
ともにマルコフ状態を推移して(処理309)、この1
つのシンボルの復号化処理を終了する。
【0043】このようにして、QM−coderの符号
化時では、優勢シンボルがあらわれたときには符号Cが
変化しないとともに、再正規化処理が行われる可能性が
少なく、また、劣勢シンボルがあらわれると即再正規化
処理が行われるとともに符号データが形成される。
【0044】したがって、劣勢シンボルの出現頻度が小
さくなるように前処理である予測符号化処理を行なう
と、符号化効率が向上するとともに、処理速度も向上す
る。
【0045】このようにして、符号化された符号データ
は、図4(a)に示したようなフォーマットのデータ形
式の符号化データとして出力される。
【0046】この符号化データは、先頭に所定ビットパ
ターンからなるマーカコード・プレフィクスMCP、画
像(データ)の先頭であることをあらわすマーカコード
SOI、画像のライン数をあらわすライン数データL
N、符号データ、マーカコード・プレフィクスMCPお
よび画像の終了端であることをあらわすマーカコードE
OIからなる。
【0047】さて、この実施例では、QM−coder
によって符号化された符号化データを次のような方法で
暗号化する。
【0048】すなわち、図5に示すように、まず、符号
化対象となる画像データPIX1を符号化して、上述し
たデータ形式の符号化データFDC1を形成する。次
に、この符号化データFDC1を画像データとみなし
て、2回目の符号化処理を実行し、その符号化処理結果
で得られた符号データを、上述したデータ形式の符号化
データFDC2にまとめる。
【0049】また、符号化データFDC1を符号化する
とき、そのおのおののバイト・データを1ラインの画像
データとみなして符号化処理を実行する。すなわち、こ
の場合、符号化データFDC1を画像データとみなした
ときの1ライン当たりの画素数(すなわち、ビット数)
を8画素(=8ビット)に設定している。したがって、
この場合、符号化データFDC2に含めるライン数デー
タLNの値は、そのときの符号化対象となっている符号
化データFDC1のバイト数をセットする。
【0050】次に、同様にして、符号化データFDC2
を画像データとみなして、3回目の符号化処理を実行
し、符号化データFDC3を形成し、これを順次繰り返
し実行して、最初の符号化処理を含めて、m回符号化処
理を実行し、最終的に得た符号化データFDCmをその
ときの画像データPIX1の符号化データとして出力す
る。
【0051】この場合の符号化処理の一例を図6
(a),(b)に示す。
【0052】まず、符号化する画像データの主走査方向
の画素数、および、ライン数を、それぞれ主走査サイズ
および副走査サイズとして、符号化復号化部7に設定し
(処理401)、変数NCにそのときの符号化処理の繰
り返し回数の値をセットするとともに、符号化処理の繰
り返し回数を記憶するためのカウンタiの値を0に初期
設定する(処理402)。
【0053】そして、符号化する画像データを1ビット
取り出して符号化復号化部7に転送し(処理403)、
符号化復号化部7に上述した算術符号化処理を実行させ
(処理404)、そのときに符号化復号化部7から符号
データが出力されたときには、その符号データを所定の
バッファに出力する(処理405)。
【0054】次いで、画像データが終了したかどうかを
調べ(判断406)、判断406の結果がNOになると
きには、処理403に戻って残りの画像データの符号化
処理を行う。また、判断406の結果がYESになると
きには、カウンタiの値を1つ増やして(処理40
7)、そのときにバッファに蓄積している符号データ
を、上述したフォーマットの符号化データに変換する
(処理408)。
【0055】次に、次の符号化のための条件として用い
る副走査サイズを算出する(処理409)。この場合に
は、フォーマット後の符号化データのバイト数を算出し
て(端数切り上げ)、その値を副走査サイズの値として
用いる。
【0056】そして、主走査サイズに8を、副走査サイ
ズに処理409で算出した値をそれぞれ符号化復号化部
7にセットした後に(処理410)、バッファから符号
化データを1ビット取り出して符号化復号化部7に転送
し(処理411)、符号化復号化部7に上述した算術符
号化処理を実行させ(処理412)、そのときに符号化
復号化部7から符号データが出力されたときには、その
符号データを、符号化対象となっている符号化データと
は異なる所定のバッファに出力する(処理413)。
【0057】次に、符号化対象となっている符号化デー
タが終了したかどうかを調べて(判断414)、判断4
14の結果がNOになるときには、処理411に戻っ
て、残りの符号化データの符号化処理を行う。また、判
断414の結果がYESになるときには、カウンタiの
値を1つ増やして(処理415)、そのときにバッファ
に蓄積している符号データを、上述したフォーマットの
符号化データに変換する(処理416)。
【0058】そして、カウンタiの値が、変数NCの値
に等しいかどうかを調べる(判断417)。判断417
の結果がNOになるときには、指定された繰り返し回数
の符号化処理を実行終了していないので、処理409に
戻り、次の符号化処理を行う。また、判断417の結果
がYESになるときには、そのときに最終的に得た符号
化データを、符号化結果の符号化データとして、例え
ば、次段のプロセスなどに出力する(処理418)。
【0059】図7(a),(b)は、この場合の復号化
処理の一例を示している。
【0060】まず、復号化対象となる符号化データを分
解して、符号データとライン数データを抽出する(処理
501;これを、符号化データをアンフォーマットする
という;以下同じ)。
【0061】次いで、主走査サイズの値に8を、副走査
サイズにそのときに抽出したライン数データの値をそれ
ぞれセットして、それらの主走査サイズと副走査サイズ
を、そのときの復号化条件として符号化復号化部7にセ
ットする(処理502)。また、変数NCにあらかじめ
設定されている復号化処理の繰り返し回数の値をセット
し、復号化処理の繰り返し回数を記憶するためのカウン
タiを0に初期設定する(処理503)。
【0062】そして、符号データを1ビット読み込んで
符号化復号化部7に転送し(処理504)、符号化復号
化部7に上述した算術復号化処理を実行させる(処理5
05)。この処理505で復号化データが出力される場
合には、その復号化データを所定のバッファに保存する
(処理506)。
【0063】ここで、全ての符号データについての復号
化処理を終了したかどうかを調べて(判断507)、判
断507の結果がNOになるときには、処理504に戻
って次の符号化データの復号化処理を実行する。また、
判断507の結果がYESになるときには、カウンタi
の値を1つ増やす(処理508)。
【0064】そのときに得られた復号化データは、最終
的な復号化結果ではないので、その復号化データをアン
フォーマットする(処理509)。そして、カウンタi
の値が(NC−1)に等しいかどうかを調べる(判断5
10)。判断510の結果がNOになるときには、中間
段階の復号化処理を実行する必要があり、したがって、
主走査サイズの値に8を、副走査サイズにそのときに抽
出したライン数データの値をそれぞれセットして、それ
らの主走査サイズと副走査サイズを、そのときの復号化
条件として符号化復号化部7にセットした(処理51
1)のちに、処理504に戻って復号化処理を実行す
る。
【0065】また、判断510の結果がYESになると
きには、次に実行するのが最終的な復号化処理なので、
そのときに指定された主走査サイズ、および、アンフォ
ーマットして得た副走査サイズを符号化復号化部7にセ
ットする(処理512)。
【0066】そして、符号データを1ビット読み込んで
符号化復号化部7に転送し(処理513)、符号化復号
化部7に上述した算術復号化処理を実行させる(処理5
14)。この処理514で復号化データが出力される場
合には、その復号化データを画像データとして次段プロ
セスに出力する(処理515)。
【0067】次に、所定量の画像データが得られたかど
うかを調べて(判断516)、判断516の結果がNO
になるときには、処理513に戻って次の符号化データ
の復号化処理を実行する。また、判断516の結果がY
ESになるときには、この復号化処理を終了する。
【0068】したがって、この場合には、画像データP
IX1に対する符号化処理を、再帰的にm回実行してい
るので、この符号化処理の再帰的な処理回数を知らない
場合には、符号化データFDCmから元の画像データP
IX1を形成することができず、画像伝送の秘密を保持
することができる。
【0069】また、符号化データFDCmは、元の画像
データPIX1よりもデータ量が少ないので、データ伝
送時間を短縮できる。また、符号化復号化部7を用いて
画像データの符号化処理と暗号化処理を実現できるの
で、暗号化のための構成要素(ハードウェア)を必要と
せず、暗号化機能を備えたファクシミリ装置を、安価に
提供することができる。
【0070】また、最後の復号化処理時に参照する主走
査サイズは、相手端末から通知された画像サイズによっ
て決まる主走査方向の寸法と、そのときの画像の解像度
に基づいて算出する。また、復号化時の判断516で参
照する画像データ量は、主走査サイズと副走査サイズを
乗算した値を用いる。
【0071】また、再帰的に実行する符号化処理の回数
mは、おのおののファクシミリ装置に、ユーザまたはサ
ービスマンなどにより設定するようにしてもよいし、こ
の暗号化符号化モードを用いる場合の暗黙値として、フ
ァクシミリ装置に固定的に設定するようにすることもで
きる。また、通信を実行するたびに、ユーザに入力を要
求するようにしてもよい。
【0072】図8は、本発明の他の実施例にかかる暗号
化方法を示している。
【0073】この場合には、まず、符号化対象となる画
像データPIX2を符号化して(1回目の符号化)、符
号データCD1を形成する。そして、この符号データC
D1の先頭に、画像データPIX2の主走査サイズをあ
らわす主走査サイズデータMSD1と、画像データPI
X2のライン数をあらわす副走査サイズデータSSD1
を順次付加し、この主走査サイズデータMSD1、副走
査サイズデータMSD1および符号データCD1をこの
順に並べたものを画像データとみなして、2回目の符号
化処理を実行する。
【0074】この2回目の符号化処理で得られた符号デ
ータCD2に、値8がセットされる主走査サイズデータ
MSD2と、主走査サイズデータMSD1、副走査サイ
ズデータMSD1および符号データCD1のバイト数を
あらわす副走査サイズデータSSD2を順次付加し、主
走査サイズデータMSD2、副走査サイズデータMSD
2および符号データCD2をこの順に並べたものを画像
データとみなして、3回目の符号化処理を実行する。
【0075】これ以降は、上述と同様にして、順次、主
走査サイズデータと副走査サイズデータと符号データか
らなる一連のデータを画像データとみなして符号化処理
を繰り返し実行する。
【0076】そして、m回目の符号化処理で形成された
符号データCDmに、値8がセットされる主走査サイズ
データMSDmと、そのm回目の符号化対象となったデ
ータのバイト数をあらわす副走査サイズデータSSDm
を順次付加し、主走査サイズデータMSDm、副走査サ
イズデータSSDmおよび符号データCDmをこの順に
並べたものを最終的な符号データとして形成し、上述し
た形式の符号化データにフォーマット化する。この最終
的に得られた符号化データを、このときの画像データP
IX2の符号化データとして出力する。なお、この場合
には、復号化時に参照しなくて済むので、符号化データ
のライン数データLNには、適宜な値をセットしてよ
い。
【0077】したがって、この場合には、図5の暗号化
方法と比較すると、2回目以降の符号データの量が少な
くなるので、図5の実施例に比べて、符号化効率が向上
する。
【0078】この場合の符号化処理の一例を図9
(a),(b)に示す。
【0079】まず、符号化する画像データの主走査方向
の画素数、および、ライン数を、それぞれ主走査サイズ
および副走査サイズとして、符号化復号化部7に設定し
(処理601)、変数NCにそのときの符号化処理の繰
り返し回数の値をセットするとともに、符号化処理の繰
り返し回数を記憶するためのカウンタiの値を0に初期
設定する(処理602)。
【0080】そして、符号化する画像データを1ビット
取り出して符号化復号化部7に転送し(処理603)、
符号化復号化部7に上述した算術符号化処理を実行させ
(処理604)、そのときに符号化復号化部7から符号
データが出力されたときには、その符号データを所定の
バッファに出力する(処理605)。
【0081】次いで、画像データが終了したかどうかを
調べ(判断606)、判断606の結果がNOになると
きには、処理603に戻って残りの画像データの符号化
処理を行う。また、判断606の結果がYESになると
きには、そのときに符号化処理した元の画像データの副
走査サイズを算出し(処理607)、主走査サイズをあ
らわす主走査サイズデータ、および、算出して得た副走
査サイズをあらわす副走査サイズデータを、そのときに
形成した符号データの先頭に付加して次の符号化のため
のデータを形成するとともに、その主走査サイズおよび
副走査サイズを符号化復号化部7にセットする(処理6
08)。そして、カウンタiの値を1つ増やす(処理6
09)。
【0082】次に、バッファから符号化データを1ビッ
ト取り出して符号化復号化部7に転送し(処理61
0)、符号化復号化部7に上述した算術符号化処理を実
行させ(処理611)、そのときに符号化復号化部7か
ら符号データが出力されたときには、その符号データ
を、符号化対象となっている符号化データとは異なる所
定のバッファに出力する(処理612)。
【0083】次に、符号化対象となっている符号化デー
タが終了したかどうかを調べて(判断613)、判断6
13の結果がNOになるときには、処理610に戻っ
て、残りの符号化データの符号化処理を行う。また、判
断613の結果がYESになるときには、そのときに符
号化処理した元の符号化データのバイト数を副走査サイ
ズとして算出し(処理614)、値8がセットされる主
走査サイズデータ、および、算出して得た副走査サイズ
をあらわす副走査サイズデータを、そのときに形成した
符号データの先頭に付加して次の符号化のためのデータ
を形成するとともに、その主走査サイズおよび副走査サ
イズを符号化復号化部7にセットする(処理615)。
そして、カウンタiの値を1つ増やす(処理609)。
【0084】ここで、カウンタiの値が、変数NCの値
に等しいかどうかを調べる(判断617)。判断617
の結果がNOになるときには、指定された繰り返し回数
の符号化処理を実行終了していないので、処理610に
戻り、次の符号化処理を行う。また、判断617の結果
がYESになるときには、そのときに最終的に得た符号
化データを、上述した形式の符号化データにフォーマッ
ト化し(処理618)、その符号化データを符号化結果
として、例えば、次段のプロセスなどに出力する(処理
619)。
【0085】図10(a),(b)は、この場合の復号
化処理の一例を示している。
【0086】まず、復号化対象となる符号化データを分
解して、符号データを抽出する(処理701)。
【0087】次いで、変数NCにあらかじめ設定されて
いる復号化処理の繰り返し回数の値をセットし、復号化
処理の繰り返し回数を記憶するためのカウンタiを0に
初期設定する(処理702)。また、抽出した符号デー
タに付加している主走査サイズデータおよび副走査サイ
ズデータをそれぞれ取得して(処理703)、それらの
値を、それぞれ主走査サイズと副走査サイズとして、符
号化復号化部7にセットする(処理704)。
【0088】そして、符号データを1ビット読み込んで
符号化復号化部7に転送し(処理705)、符号化復号
化部7に上述した算術復号化処理を実行させる(処理7
06)。この処理706で復号化データが出力される場
合には、その復号化データを所定のバッファに保存する
(処理707)。
【0089】ここで、全ての符号データについての復号
化処理を終了したかどうかを調べて(判断708)、判
断708の結果がNOになるときには、処理705に戻
って次の符号化データの復号化処理を実行する。また、
判断708の結果がYESになるときには、カウンタi
の値を1つ増やす(処理709)。
【0090】そして、カウンタiの値が(NC−1)に
等しいかどうかを調べる(判断710)。判断710の
結果がNOになるときには、そのときに得られた復号化
データが、最終的な復号化結果ではないので、処理70
3に戻り、そのときに得た復号化データについて再度復
号化動作を実行する。
【0091】また、判断710の結果がYESになると
きには、次に実行するのが最終的な復号化処理なので、
そのときに復号化されたデータから、主走査サイズデー
タおよび副走査サイズデータをそれぞれ取得して(処理
711)、それらの値を、それぞれ主走査サイズと副走
査サイズとして、符号化復号化部7にセットする(処理
712)。
【0092】そして、符号データを1ビット読み込んで
符号化復号化部7に転送し(処理713)、符号化復号
化部7に上述した算術復号化処理を実行させる(処理7
14)。この処理714で復号化データが出力される場
合には、その復号化データを画像データとして次段プロ
セスに出力する(処理715)。
【0093】次に、所定量の画像データが得られたかど
うかを調べて(判断716)、判断716の結果がNO
になるときには、処理713に戻って次の符号化データ
の復号化処理を実行する。また、判断716の結果がY
ESになるときには、この復号化処理を終了する。
【0094】なお、この場合、判断716で参照する画
像データ量は、そのときに使用している主走査サイズと
副走査サイズを乗算することで得ることができる。
【0095】図11(a)は、本発明のさらに他の実施
例にかかる暗号化方法を示している。
【0096】この場合には、まず、符号化対象となる画
像データPIX3を符号化して(1回目の符号化)、符
号データCE1を形成する。そして、この符号データC
E1を画像データとみなして、2回目の符号化処理を実
行する。この2回目の符号化処理時では、主走査サイズ
に値8にセットするとともに、副走査サイズに符号デー
タCE1のバイト数の値をセットする。
【0097】次に、この2回目の符号化処理で得られた
符号データCE2を画像データとみなして、3回目の符
号化処理を実行する。この3回目の符号化処理時にも、
主走査サイズに値8にセットするとともに、副走査サイ
ズに符号データCE2のバイト数の値をセットする。
【0098】これ以降は、上述と同様にして、順次、形
成された符号データCEを画像データとみなして符号化
処理を繰り返し実行し、最初の符号化処理を含めて(k
−1)回目の符号化処理を実行すると、その符号化処理
により得た得た符号データCE(k−1)の先頭に、1
回目の符号化処理から(k−1)回目の符号化処理で使
用した主走査サイズおよび副走査サイズをそれぞれあら
わすヘッダ情報HDを付加し、このヘッダ情報HDおよ
び符号化データCE(k−1)を順次並べたものを画像
データとしてみなし、k回目の符号化処理を実行して、
最終的な符号データを形成する。なお、このk回目の主
走査サイズに値8にセットするとともに、副走査サイズ
に符号データCE2のバイト数の値をセットする。
【0099】また、ヘッダ情報HDは、図11(b)に
示すように、1〜(k−1)回目の符号化処理時に使用
した主走査サイズと副走査サイズからなるサイズ情報
(同図(c)参照)を、順次並べたものである。
【0100】また、最終的に形成する符号化データのラ
イン数データLNには、k回目の符号化処理時に用いた
副走査サイズをセットする。
【0101】したがって、本実施例では、最初の復号化
処理でその後の復号化処理のために必要な主走査サイズ
情報および副走査サイズ情報からなるヘッダ情報を得る
ことができ、また、そのヘッダ情報が固定長データなの
で、抽出が容易であり、復号化処理をより高速に実行す
ることができる。
【0102】この場合の符号化処理例を図12(a),
(b)に示す。
【0103】まず、符号化する画像データの主走査方向
の画素数、および、ライン数を、それぞれ主走査サイズ
および副走査サイズとして、符号化復号化部7に設定し
(処理801)、変数NCにそのときの符号化処理の繰
り返し回数の値をセットするとともに、符号化処理の繰
り返し回数を記憶するためのカウンタiの値を0に初期
設定する(処理802)。
【0104】そして、符号化する画像データを1ビット
取り出して符号化復号化部7に転送し(処理803)、
符号化復号化部7に上述した算術符号化処理を実行させ
(処理804)、そのときに符号化復号化部7から符号
データが出力されたときには、その符号データを所定の
バッファに出力する(処理805)。
【0105】次いで、画像データが終了したかどうかを
調べ(判断806)、判断806の結果がNOになると
きには、処理803に戻って残りの画像データの符号化
処理を行う。また、判断806の結果がYESになると
きには、カウンタiの値を1つ増やし(処理807)、
そのときに符号化処理した元の画像データの主走査サイ
ズと副走査サイズの値をi番目のサイズ情報#(i)と
して保存する(処理808)。
【0106】そして、主走査サイズに値8を、副走査サ
イズにそのときに形成した符号データのバイト数の値を
セットし、その主走査サイズおよび副走査サイズを符号
化復号化部7にセットする(処理809)。
【0107】次に、バッファから符号化データを1ビッ
ト取り出して符号化復号化部7に転送し(処理81
0)、符号化復号化部7に上述した算術符号化処理を実
行させ(処理811)、そのときに符号化復号化部7か
ら符号データが出力されたときには、その符号データ
を、符号化対象となっている符号化データとは異なる所
定のバッファに出力する(処理812)。
【0108】次に、符号化対象となっている符号化デー
タが終了したかどうかを調べて(判断813)、判断8
13の結果がNOになるときには、処理810に戻っ
て、残りの符号化データの符号化処理を行う。また、判
断813の結果がYESになるときには、カウンタiの
値を1つ増やし(処理814)、そのときに符号化処理
した元の符号化データのバイト数を副走査サイズとして
算出し(処理815)、元の符号化データのサイズ情報
を保存し(処理816)、カウンタiの値が、(NC−
1)に等しいかどうかを調べる(判断817)。判断8
17の結果がNOになるときには、ヘッダ情報HDを付
加しない場合なので、処理809に戻り、上述と同様の
符号化処理を実行する。
【0109】また、判断817の結果がYESになると
きには、次の符号化処理が最後の符号化処理に相当する
ので、それまでに保存している(k−1)個のサイズ情
報をまとめて上述したヘッダ情報HDを形成し、そのヘ
ッダ情報HDをバッファ情報符号データに付加する(処
理818)。
【0110】次に、主走査サイズに8を、また、副走査
サイズにヘッダ情報HDを付加した符号データ全体のバ
イト数をセットして、そのセットした主走査サイズおよ
び副走査サイズをその主走査サイズおよび副走査サイズ
を符号化復号化部7にセットする(処理819)。
【0111】そして、バッファから符号化データを1ビ
ット取り出して符号化復号化部7に転送し(処理82
0)、符号化復号化部7に上述した算術符号化処理を実
行させ(処理821)、そのときに符号化復号化部7か
ら符号データが出力されたときには、その符号データ
を、符号化対象となっている符号化データとは異なる所
定のバッファに出力する(処理822)。
【0112】次に、符号化対象となっている符号化デー
タが終了したかどうかを調べて(判断823)、判断8
23の結果がNOになるときには、処理820に戻っ
て、残りの符号化データの符号化処理を行う。また、判
断823の結果がYESになるときには、そのときに符
号化処理した元の符号化データのバイト数を副走査サイ
ズ(ライン数データLN)として算出し(処理82
4)、そのときに最終的に得た符号化データを、上述し
た形式の符号化データにフォーマット化し、その符号化
データを符号化結果として、例えば、次段のプロセスな
どに出力する(処理825)。
【0113】図13(a),(b)は、この場合の復号
化処理の一例を示している。
【0114】まず、復号化対象となる符号化データを分
解して、符号データを抽出する(処理901)。
【0115】次いで、あらかじめ設定されている復号化
処理の繰り返し回数の値を変数NCにセットし、復号化
処理の繰り返し回数を記憶するためのカウンタiを0に
初期設定する(処理902)。また、主走査サイズに値
8を、副走査サイズにそのときのライン数データLNの
値をそれぞれ設定し、それらの値を、それぞれ主走査サ
イズと副走査サイズとして符号化復号化部7にセットす
る(処理903)。
【0116】そして、符号データを1ビット読み込んで
符号化復号化部7に転送し(処理904)、符号化復号
化部7に上述した算術復号化処理を実行させる(処理9
05)。この処理905で復号化データが出力される場
合には、その復号化データを所定のバッファに保存する
(処理906)。
【0117】ここで、全ての符号データについての復号
化処理を終了したかどうかを調べて(判断907)、判
断907の結果がNOになるときには、処理904に戻
って次の符号化データの復号化処理を実行する。また、
判断907の結果がYESになるときには、カウンタi
の値を1つ増やす(処理908)。
【0118】次いで、そのときに形成した復号化データ
の先頭に付加されているヘッダ情報HDを取り出して
(処理909)、このヘッダ情報HDの(NC−i)番
目のサイズ情報を取り出して、そのサイズ情報の内容を
それぞれ主走査サイズおよび副走査サイズとして、符号
化復号化部7にセットする(処理910)。また、カウ
ンタiの値を1つ増やす(処理911)。
【0119】そして、符号データを1ビット読み込んで
符号化復号化部7に転送し(処理912)、符号化復号
化部7に上述した算術復号化処理を実行させる(処理9
13)。この処理913で復号化データが出力される場
合には、その復号化データを所定のバッファに保存する
(処理915)。
【0120】次に、所定量の画像データが得られたかど
うかを調べて(判断916)、判断916の結果がNO
になるときには、処理912に戻って次の符号化データ
の復号化処理を実行する。また、判断916の結果がY
ESになるときには、カウンタiの値がNCに等しいか
どうかを調べる(判断917)。判断917の結果がN
Oになるときには、処理910に戻る。また、判断91
7の結果がYESになるときには、最終的に得た復号化
データを復号化した画像データとして、次段プロセスに
出力する(処理918)。
【0121】なお、この場合、判断916で参照する画
像データ量は、そのときに使用している主走査サイズと
副走査サイズを乗算することで得ることができる。
【0122】図14は、本発明のさらに他の実施例にか
かる暗号化方法を示している。
【0123】この場合には、まず、符号化対象となる画
像データPIX4を符号化して(1回目の符号化)、符
号データCF1を形成する。そして、この符号データC
F1に、マーカコードMCに続いて、ダミーデータDM
1を付加する。このとき、符号データCF1、マーカコ
ードMCおよびダミーデータDM1をあわせたデータ量
が、元の画像データPIX4のデータサイズPSZと等
しい値になるように、ダミーデータDM1のデータ量を
設定する。
【0124】次に、この符号データCF1、マーカコー
ドMCおよびダミーデータDM1をあわせたデータを画
像データとみなして、2回目の符号化処理を実行する。
この2回目の符号化処理時では、主走査サイズに値8に
セットするとともに、副走査サイズにデータサイズPS
Zのバイト数の値をセットする。
【0125】そして、2回目の符号化処理で得られた符
号データCF2に、マーカコードMCに続いて、ダミー
データDM2を付加する。このときにも、符号データC
F2、マーカコードMCおよびダミーデータDM2をあ
わせたデータ量が、元の画像データPIX4のデータサ
イズPSZと等しい値になるように、ダミーデータDM
2のデータ量を設定する。
【0126】次いで、この符号データCF2、マーカコ
ードMCおよびダミーデータDM2をあわせたデータを
画像データとみなして、3回目の符号化処理を実行す
る。この3回目の符号化処理時でも、主走査サイズに値
8にセットするとともに、副走査サイズにデータサイズ
PSZのバイト数の値をセットする。
【0127】これ以降は、上述と同様にして、順次、形
成された符号データCFに、全体のデータ量がPSZに
等しくなるように、マーカコードMCおよびダミーデー
タDMを付加し、この符号データCF、マーカコードM
CおよびダミーデータDMを画像データとみなして符号
化処理を繰り返し実行し、最初の符号化処理を含めてm
回目の符号化処理を実行すると、その符号化処理により
得た得た符号データCFmを、最終的に得た符号データ
として、上述した形式の符号化データを形成する。
【0128】また、このとき、最終的に形成する符号化
データのライン数データLNには、元の画像データPI
X4のライン数をセットする。
【0129】したがって、本実施例では、符号化処理す
るときに常に元の画像データのサイズに等しくなるよう
にダミーデータを付加しているので、復号化処理時に
は、復号化データのサイズがこの画像データサイズにな
るまで実行すればよいので、復号化処理時に必要なデー
タをとくに付加する必要がなくなる。
【0130】この場合の符号化処理例を図15(a),
(b)に示す。
【0131】まず、符号化する画像データの主走査方向
の画素数、および、ライン数を、それぞれ主走査サイズ
および副走査サイズとして、符号化復号化部7に設定し
(処理1001)、変数NCにそのときの符号化処理の
繰り返し回数の値をセットするとともに、符号化処理の
繰り返し回数を記憶するためのカウンタiの値を0に初
期設定する(処理1002)。
【0132】そして、符号化する画像データを1ビット
取り出して符号化復号化部7に転送し(処理100
3)、符号化復号化部7に上述した算術符号化処理を実
行させ(処理1004)、そのときに符号化復号化部7
から符号データが出力されたときには、その符号データ
を所定のバッファに出力する(処理1005)。
【0133】次いで、画像データが終了したかどうかを
調べ(判断1006)、判断1006の結果がNOにな
るときには、処理1003に戻って残りの画像データの
符号化処理を行う。また、判断1006の結果がYES
になるときには、カウンタiの値を1つ増やし(処理1
007)、全体のデータ量が元の画像データのデータサ
イズに等しくなるように、そのときに形成した符号デー
タに、マーカコードおよびダミーデータを付加する(処
理1008)。
【0134】そして、主走査サイズに値8を、副走査サ
イズにそのときの画像データのデータサイズのバイト数
の値をセットし、その主走査サイズおよび副走査サイズ
を符号化復号化部7にセットする(処理1009)。
【0135】次に、バッファから符号化データを1ビッ
ト取り出して符号化復号化部7に転送し(処理101
0)、符号化復号化部7に上述した算術符号化処理を実
行させ(処理1011)、そのときに符号化復号化部7
から符号データが出力されたときには、その符号データ
を、符号化対象となっている符号化データとは異なる所
定のバッファに出力する(処理1012)。
【0136】次に、符号化対象となっている符号化デー
タが終了したかどうかを調べて(判断1013)、判断
1013の結果がNOになるときには、処理1010に
戻って、残りの符号化データの符号化処理を行う。ま
た、判断1013の結果がYESになるときには、カウ
ンタiの値を1つ増やし(処理1014)、そのカウン
タiの値が、変数NCの値に等しいかどうかを調べる
(判断1015)。判断1015の結果がNOになると
きには、全体のデータ量が元の画像データのデータサイ
ズに等しくなるように、そのときに形成した符号データ
に、マーカコードおよびダミーデータを付加し(処理1
016)、処理1010に戻り、上述と同様の符号化処
理を実行する。
【0137】また、判断1015の結果がYESになる
ときには、そのときに得た符号データを上述した形式に
フォーマット化し(処理1017)、その符号化データ
を符号化結果として、例えば、次段のプロセスなどに出
力する(処理1018)。
【0138】図16(a),(b)は、この場合の復号
化処理の一例を示している。
【0139】まず、復号化対象となる符号化データを分
解して、符号データを抽出し、主走査サイズに値8を、
副走査サイズにそのときの画像データのデータサイズの
バイト数の値をそれぞれ設定し、それらの値を、それぞ
れ主走査サイズと副走査サイズとして符号化復号化部7
にセットする(処理1101)。ここで、画像データの
データサイズは、そのときの画像の主走査方向の解像
度、主走査方向の長さ、および、ライン数データLNの
値から算出する。
【0140】次いで、あらかじめ設定されている復号化
処理の繰り返し回数の値を変数NCにセットし、復号化
処理の繰り返し回数を記憶するためのカウンタiを0に
初期設定する(処理1102)。
【0141】そして、符号データを1ビット読み込んで
符号化復号化部7に転送し(処理1103)、符号化復
号化部7に上述した算術復号化処理を実行させる(処理
1104)。この処理1104で復号化データが出力さ
れる場合には、その復号化データを所定のバッファに保
存する(処理1105)。
【0142】ここで、全ての符号データについての復号
化処理を終了したかどうかを調べて(判断1106)、
判断1106の結果がNOになるときには、処理110
3に戻って次の符号化データの復号化処理を実行する。
なお、符号データの終了判定は、復号化データのデータ
量が、そのときの画像データのデータサイズに等しくな
ったことを検出することで、行う。
【0143】また、判断1106の結果がYESになる
ときには、カウンタiの値を1つ増やし(処理110
7)、カウンタiの値が(NC−1)に等しいかどうか
を調べる(判断1108)。判断1108の結果がNO
になるときには、処理1103に戻り、そのときに形成
した復号化データを符号データとみなして復号化動作を
実行する。
【0144】一方、判断1108の結果がYESになる
ときには、そのときの画像データの主走査サイズおよび
副走査サイズの値を符号化復号化部7にセットし(処理
1109)、符号データを1ビット読み込んで符号化復
号化部7に転送し(処理1110)、符号化復号化部7
に上述した算術復号化処理を実行させる(処理111
1)。この処理1111で復号化データが出力される場
合には、その復号化データを所定のバッファに保存する
(処理1112)。
【0145】次に、所定量の画像データが得られたかど
うかを調べて(判断1113)、判断1113の結果が
NOになるときには、処理1110に戻って次の符号化
データの復号化処理を実行する。また、判断1113の
結果がYESになるときには、最終的に得た復号化デー
タを復号化した画像データとして、次段プロセスに出力
する(処理1114)。
【0146】ところで、上述した各実施例では、符号化
データのフォーマットとして、図4(a)に示したもの
を用いたが、このフォーマットとしては、同図(b)に
示したようなものを用いることもできる。
【0147】同図(b)の符号化データは、先頭に所定
ビットパターンからなるマーカコード・プレフィクスM
CP、画像(データ)の先頭であることをあらわすマー
カコードSOI、ライン数0がセットされているライン
数データLN0、符号データ、マーカコード・プレフィ
クスMCP、次にライン数データが続くことを示すマー
カコードDLN、画像のライン数をあらわすライン数デ
ータLN、マーカコード・プレフィクスMCP、およ
び、画像の終了端であることをあらわすマーカコードE
OIからなる。
【0148】また、上述した各実施例では、算術符号化
方式としてQM−coderを用いたが、これ以外の算
術符号化方式を用いることができる。また、上述した実
施例では、本発明をグループ3ファクシミリ装置につい
て適用した場合を示したが、本発明は、それ以外の装置
についても同様にして適用することができる。
【0149】また、本発明は、テンプレートを用いる予
測符号化方式と組み合わせた場合についても、同様にし
て適用することができる。
【0150】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
符号化処理の繰り返し回数など、符号化方法の具体的な
内容を知らなかった場合には、符号データを適切に復号
化することができないので、情報の秘密を保持すること
ができるという効果を得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例にかかるグループ3ファクシ
ミリ装置を示すブロック図。
【図2】算術符号化の原理について説明するための概略
図。
【図3】QM−coderの符号化処理および復号化処
理の一例を示したフローチャート。
【図4】符号化データのデータ形式を例示した概略図。
【図5】本発明の一実施例にかかる符号化方法を説明す
るための概略図。
【図6】図5の符号化処理の一例を示したフローチャー
ト。
【図7】図5の復号化処理の一例を示したフローチャー
ト。
【図8】本発明の他の実施例にかかる符号化方法を説明
するための概略図。
【図9】図8の符号化処理の一例を示したフローチャー
ト。
【図10】図8の復号化処理の一例を示したフローチャ
ート。
【図11】本発明のさらに他の実施例にかかる符号化方
法を説明するための概略図。
【図12】図11の符号化処理の一例を示したフローチ
ャート。
【図13】図11の復号化処理の一例を示したフローチ
ャート。
【図14】本発明のさらに他の実施例にかかる符号化方
法を説明するための概略図。
【図15】図14の符号化処理の一例を示したフローチ
ャート。
【図16】図14の復号化処理の一例を示したフローチ
ャート。
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 1/44 H03M 7/46 H04N 1/41 - 1/419

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 算術符号によりシンボル系列を符号化す
    る符号化復号化方法において、符号化時、シンボル系列
    を符号化処理し、それによって得た符号列を再度符号化
    処理し、この符号化処理によって得た符号列を再度符号
    化処理し、この繰り返し符号化処理を最初の符号化処理
    を含めた回数が所定数になるまで繰り返し実行し、 復号化時、符号データを復号化処理し、それによって得
    たデータ列を再度復号化処理し、この繰り返し復号化処
    理を、最初の復号化処理を含めた回数が上記所定数にな
    るまで繰り返し実行し、最終的に得たデータ列を元のシ
    ンボル系列として出力することを特徴とする符号化復号
    化方法。
  2. 【請求項2】 算術符号によりシンボル系列を符号化す
    る符号化復号化方法において、符号化時、シンボル系列
    を符号化処理し、それによって得た符号列を再度符号化
    処理し、この符号化処理によって得た符号列を再度符号
    化処理し、この繰り返し符号化処理を最初の符号化処理
    を含めた回数が所定数になるまで繰り返し実行するとと
    もに、おのおのの符号データには、その符号データを生
    成した符号化処理で用いた符号化パラメータを含め、 復号化時、符号データを復号化処理し、それによって得
    たデータ列を再度復号化処理し、この繰り返し復号化処
    理を、最初の復号化処理を含めた回数が上記所定数にな
    るまで繰り返し実行し、最終的に得たデータ列を元のシ
    ンボル系列として出力するとともに、おのおのの復号化
    処理では、そのときに復号化処理するデータ列に含まれ
    る上記符号化パラメータを参照してその符号化パラメー
    タを除いた部分のデータ列に復号化処理を適用すること
    をことを特徴とする符号化復号化方法。
  3. 【請求項3】 算術符号によりシンボル系列を符号化す
    る符号化復号化方法において、符号化時、シンボル系列
    を符号化処理し、それによって得た符号列を再度符号化
    処理し、この符号化処理によって得た符号列を再度符号
    化処理し、この繰り返し符号化処理を最初の符号化処理
    を含めた回数が所定数になるまで繰り返し実行するとと
    もに、最終的に得た符号データには、おのおのの符号化
    処理時に適用した複数個の符号化パラメータをその符号
    化処理の順序に応じて配置した符号化パラメータデータ
    を含め、 復号化時、符号データを復号化処理し、それによって得
    たデータ列を再度復号化処理し、この繰り返し復号化処
    理を、最初の復号化処理を含めた回数が上記所定数にな
    るまで繰り返し実行し、最終的に得たデータ列を元のシ
    ンボル系列として出力するとともに、最初の復号化処理
    では、符号データに含まれている上記符号化パラメータ
    データを抽出してその符号化パラメータデータの対応す
    る符号化パラメータを用いて、その符号化パラメータデ
    ータを除いた部分に対して符号化処理を適用し、第2回
    目以降の符号化処理では、上記符号化パラメータの対応
    する符号化パラメータを適用することをことを特徴とす
    る符号化復号化方法。
  4. 【請求項4】 算術符号によりシンボル系列を符号化す
    る符号化復号化方法において、符号化時、シンボル系列
    を符号化処理し、それによって得た符号列を再度符号化
    処理し、この符号化処理によって得た符号列を再度符号
    化処理し、この繰り返し符号化処理を最初の符号化処理
    を含めた回数が所定数になるまで繰り返し実行するとと
    もに、最終の符号化処理以外の符号化処理では、符号化
    処理後に得た符号データに、所定数のダミーデータを付
    加し、 復号化時、符号データを復号化処理し、それによって得
    たデータ列を再度復号化処理し、この繰り返し復号化処
    理を、最初の復号化処理を含めた回数が上記所定数にな
    るまで繰り返し実行し、最終的に得たデータ列を元のシ
    ンボル系列として出力するとともに、最初の復号化処理
    以外の復号化処理では、復号化対象となるデータから所
    定数のダミーデータを除去したのちに、復号化処理を適
    用することを特徴とする符号化復号化方法。
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