JP2002077573A - 画像印刷制御装置および方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 一度印刷した合成画像を，比較的簡単に再度
印刷する。 【構成】 テンプレート画像およびこのテンプレート画
像に合成すべき元画像がユーザによって選択される（ス
テップ72，74）。元画像を表すデータが格納されていた
メディアの識別番号が入力される（ステップ76）。テン
プレート画像に元画像が合成され（ステップ77），合成
画像を表すデータがプリンタに送信され，プリントされ
る（ステップ78）。合成画像を構成するテンプレート画
像，元画像，メディア識別番号，駒番号等が互いに関連
づけられてハードディスクに記録される（ステップ7
9）。印刷された合成画像と同じ合成画像を再度印刷し
ようとするときには，メディア識別番号および駒番号が
入力される。対応するテンプレート画像データおよび元
画像データがハードディスクから探し出され，再度合成
画像が生成される。生成された合成画像が再プリントさ
れる。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【技術分野】この発明は，画像印刷制御装置および方法
ならびに画像印刷制御装置のコンピュータを制御するプ
ログラムを格納した記録媒体に関する。

【０００２】

【発明の背景】テンプレート画像の画像合成領域に，ユ
ーザが所有している元画像を合成して合成画像を生成す
る画像合成装置が実用化されている。このような画像合
成装置は，多数のテンプレート画像の中から所望のテン
プレート画像をユーザが選択し，かつユーザが所有して
いる多数の元画像の中から，合成すべき元画像をユーザ
が選択する。選択されたテンプレート画像の画像合成領
域に，選択されたユーザの元画像が合成される。合成さ
れた画像がプリンタなどの印刷装置を用いて印刷され
る。

【０００３】しかしながら，テンプレート画像およびユ
ーザの元画像はいずれも多数あるから，どのテンプレー
ト画像とどの元画像とを用いて合成画像を生成したか分
からなくなることが多い。同じ合成画像を再度生成しよ
うとしても，合成画像に用いたテンプレート画像と元画
像とを見つけ出すのは難しい。このような問題は，合成
画像を生成する場合に限らず，一度プリントしたユーザ
の元画像と同じ元画像を探し出して同じ元画像を再度印
刷しようとする場合にも起きる。

【０００４】

【発明の開示】この発明は，一度画像を印刷した場合に
おいて同じ画像を再度印刷するときに，印刷に用いた画
像を比較的簡単に見つけることを目的とする。

【０００５】第１の発明による画像合成装置は，着脱自
在な第１の記録媒体に記録されている元画像データを読
み取る第１の読み取り手段，上記第１の読み取り手段に
よって読み取られた元画像データによって表される複数
の元画像の中からテンプレート画像の画像合成領域に合
成すべき元画像を選択する元画像選択手段，上記元画像
選択手段によって選択された元画像を上記画像合成領域
に合成する合成手段，上記合成手段によって合成された
画像を印刷するように印刷装置を制御する印刷制御手
段，上記元画像選択手段によって選択された元画像の識
別符号および上記第１の記録媒体の識別符号を報知する
報知手段，ならびに上記元画像選択手段によって選択さ
れた元画像を表す元画像データ，上記テンプレート画像
を表すテンプレート画像データ，上記第１の記録媒体の
識別符号を表す識別データおよび上記元画像選択手段に
よって選択された元画像の識別符号を表す駒データを互
いに関連づけて第２の記録媒体に記録するように記録装
置を制御する記録制御手段を備えていることを特徴とす
る。

【０００６】第１の発明は，上記装置に適した方法も提
供している。すなわち，この方法は，着脱自在な第１の
記録媒体に記録されている元画像データを読み取り，読
み取られた元画像データによって表される複数の元画像
の中からテンプレート画像の画像合成領域に合成すべき
元画像を選択し，選択された元画像を上記画像合成領域
に合成し，合成された画像を印刷するように印刷装置を
制御し，選択された元画像の識別符号および上記第１の
記録媒体の識別符号を報知し，選択された元画像を表す
元画像データ，上記テンプレート画像を表すテンプレー
ト画像データ，上記第１の記録媒体の識別符号を表す識
別データおよび選択された元画像の識別符号を表す駒デ
ータを互いに関連づけて第２の記録媒体に記録するもの
である。

【０００７】第１の発明は，上記方法を実施するための
プログラムを格納した記録媒体も提供している。

【０００８】第１の発明によると，上記第１の記録媒体
に記録されている元画像データによって表される元画像
の中から所望の元画像が選択される。選択された元画像
が，上記テンプレート画像の画像合成領域に合成され
る。合成された画像が印刷装置によって印刷される。選
択された元画像の識別符号および上記第１の記録媒体の
識別符号はユーザに報知される。

【０００９】選択された元画像を表す元画像データ，テ
ンプレート画像データ，上記第１の記録媒体の識別符号
を表す識別データおよび選択された元画像の識別符号を
表す駒データは，互いに関連づけて上記第２の記録媒体
に記録される。

【００１０】上記第２の記録媒体には，元画像データ，
テンプレート画像データ，識別データおよび駒データが
記録されているので，第１の記録媒体の識別符号および
元画像の識別符号が与えられることにより，合成画像の
生成に用いられた元画像データおよびテンプレート画像
データを特定することができる。合成された画像と同じ
画像を再度印刷しようとするときには，第１の記録媒体
の識別符号および元画像の識別符号を与えることによ
り，合成画像の生成に用いられた元画像データおよびテ
ンプレート画像データを見つけ出すことができる。比較
的簡単に，一度印刷された合成画像と同じ合成画像を再
度印刷することができる。

【００１１】好ましくは，上記第１の記録媒体の識別符
号および上記元画像の識別符号の少なくとも一方を入力
する入力手段，ならびに上記入力手段から入力された識
別符号に対応するテンプレート画像データおよび元画像
データを上記第２の記録媒体から見つけ出す検索手段を
さらに備える。

【００１２】上記入力手段から上記第１の記録媒体の識
別符号および上記元画像の識別符号が入力されたときに
は，一のテンプレート画像データおよび元画像データが
定まり，合成画像を再度生成することができる。

【００１３】上記入力手段から上記第１の記録媒体の識
別符号が入力され，上記元画像識別符号が入力されない
ときには，上記第１の記録媒体の識別符号によって特定
される一または複数のテンプレート画像データおよび元
画像データが見つけ出される。見つけ出された一または
複数のテンプレート画像および元画像の中から画像合成
に用いるべきテンプレート画像および元画像が選択され
る。選択されたテンプレート画像および元画像を用いて
再度合成画像が生成される。

【００１４】同様にして，上記入力手段から上記元画像
識別符号が入力され，上記第１の記録媒体の識別符号が
入力されないときには，上記元画像識別符号によって特
定されるテンプレート画像データおよび元画像データが
見つけ出される。見つけ出された一または複数のテンプ
レート画像および元画像の中から画像合成に用いるべき
テンプレート画像および元画像が選択される。選択され
たテンプレート画像および元画像を用いて再度合成画像
が生成される。

【００１５】テンプレート画像が複数ある場合には，複
数のテンプレート画像の中から所望のテンプレート画像
が選択されることとなる。複数のテンプレート画像の中
から所望のテンプレート画像を選択して合成画像を生成
し，印刷する場合には，次のような構成となろう。

【００１６】着脱自在な第２の記録媒体に記録されてい
るテンプレート画像データを読み取る第２の読み取り手
段，および上記第２の読み取り手段によって読み取られ
たテンプレート画像データによって表される複数のテン
プレート画像の中から所望のテンプレート画像を選択す
るテンプレート画像選択手段をさらに備えてもよい。

【００１７】この場合，上記合成手段は，上記元画像選
択手段によって選択された元画像を，上記テンプレート
画像選択手段によって選択されたテンプレート画像の画
像合成領域に合成するものである。また，上記記録制御
手段は，上記元画像選択手段によって選択された元画像
を表す元画像データ，上記テンプレート画像を表すテン
プレート画像データ，上記第１の記録媒体の識別符号を
表す識別データ，上記元画像選択手段によって選択され
た元画像の識別符号を表す駒データおよび上記テンプレ
ート画像選択手段によって選択されたテンプレート画像
の識別符号を表すテンプレート画像識別データを互いに
関連づけて第２の記録媒体に記録するように記録装置を
制御するものとなろう。

【００１８】所望のテンプレート画像を選択し，選択さ
れたテンプレート画像にユーザが選択した元画像を合成
して合成画像を印刷することができる。所望のテンプレ
ート画像を選択した場合であっても，再度合成画像を印
刷しようとするときに，その合成画像の生成に用いたテ
ンプレート画像および元画像を比較的簡単に見つけ出す
ことができるようになる。

【００１９】上記報知手段は，たとえば，上記第１の記
録媒体の識別符号および上記元画像選択手段によって選
択された元画像の識別符号を上記合成手段によつて合成
された画像の一部に印刷する。

【００２０】合成された画像の一部に上記第１の記録媒
体の識別符号および上記元画像の識別符号を印刷するの
で，印刷物を見ることにより，識別符号を知ることがで
きる。ユーザは，識別符号を入力することにより，画像
合成に用いられたテンプレート画像および元画像を見つ
け出すことができるようになる。

【００２１】第２の発明による画像印刷制御装置は，着
脱自在な第１の記録媒体に記録されている元画像データ
を読み取る読み取り手段，上記読み取り手段によって読
み取られた元画像データによって表される複数の元画像
の中から元画像を選択する元画像選択手段，上記元画像
選択手段によって選択された画像を印刷するように印刷
装置を制御する印刷制御手段，上記元画像選択手段によ
って選択された元画像の識別符号および上記第１の記録
媒体の識別符号を報知する報知手段，ならびに上記元画
像選択手段によって選択された元画像を表す元画像デー
タ，上記第１の記録媒体の識別符号を表す識別データお
よび上記元画像選択手段によって選択された元画像の識
別符号を表す駒データを互いに関連づけて第２の記録媒
体に記録するように記録装置を制御する記録制御手段を
備えていることを特徴とする。

【００２２】第２の発明は，上記装置に適した方法も提
供している。すなわち，この方法は，着脱自在な第１の
記録媒体に記録されている元画像データを読み取り，読
み取られた元画像データによって表される複数の元画像
の中から元画像を選択し，選択された画像を印刷するよ
うに印刷装置を制御し，選択された元画像の識別符号お
よび上記第１の記録媒体の識別符号を報知し，選択され
た元画像を表す元画像データ，上記第１の記録媒体の識
別符号を表す識別データおよび選択された元画像の識別
符号を表す駒データを第２の記録媒体に記録するもので
ある。

【００２３】第２の発明においても，上記方法を実施す
るためのプログラムを格納した記録媒体を生成してもよ
い。

【００２４】第２の発明においては，選択された元画像
を印刷した場合に再度その元画像を用いて印刷する場合
に，その元画像を見つけ出すことが比較的容易にできる
ようになる。

【００２５】

【実施例の説明】図１は，この発明の実施例を示すもの
で，プリンタ制御システムの全体構成を示している。

【００２６】プリンタ制御システムは，プリンタ制御装
置１，モニタ表示装置40，プリンタ50Ａ〜50Ｅおよびハ
ードディスク・ドライブ60から構成されている。

【００２７】プリンタ制御装置１には，その前面にメモ
リ・カード34を挿入するためのメモリ・カード用スロッ
ト17，光磁気ディスク35を挿入するための光磁気ディス
ク用スロット18および磁気ディスク36を挿入するための
磁気ディスク用スロット19が形成されている。これらの
メモリ・カード34，光磁気ディスク35および磁気ディス
ク36（これらの媒体をメディアという）にはユーザが所
有している画像（元画像という）を表す元画像データ，
画像合成領域が形成されているテンプレート画像を表す
テンプレート画像データがそれぞれ記録されている。メ
ディアには，ユーザによってメディア固有の識別番号が
付与されている（たとえばパッケージに書かれてい
る）。

【００２８】プリンタ制御装置１によって，メモリ・カ
ード34，光磁気ディスク35または磁気ディスク36に記録
されているテンプレート画像データが読み出され，所望
のテンプレート画像が選択される。また，メモリ・カー
ド34等から元画像データが読み出され，所望の元画像が
選択される。テンプレート画像データを読み出すべきメ
ディアと元画像データを読み出すべきメディアとは同じ
でも異なるものでもよい。選択されたテンプレート画像
の画像合成領域に選択された元画像が合成され，合成画
像が生成される。生成された合成画像を表す画像データ
はプリンタ50Ａからプリンタ50Ｅのうち，一または複数
のプリンタに送信され，印刷される。

【００２９】この実施例におけプリント制御システムに
おいては，一度プリントされた合成画像の再プリントが
容易となるように，合成画像を構成するテンプレート画
像，元画像，元画像の駒番号，元画像データが格納され
ていたメディアの識別番号，プリント・サイズおよびテ
ンプレート番号をそれぞれ表すデータがハードディスク
・ドライブ60によってハードディスクに記録される。再
プリントするときには，元画像の駒番号，メディアの識
別番号等を入力することにより，合成画像の生成に用い
られた元画像データおよびテンプレート画像データがハ
ードディスクにおいて検索される。検索の結果見つかっ
た元画像データおよびテンプレート画像データを用いて
再度画像合成処理が行われ，合成画像が再度印刷され
る。より詳細は，以下の説明によって明らかとなろう。

【００３０】図２は，プリンタ制御装置１の上面に設け
られている操作パネルを示している。

【００３１】操作パネルには，プリント処理，再プリン
ト処理等を選択するためのメニュー選択ボタン21，サイ
ズ選択ボタン22，テン・キーパッド23，一駒の画像をモ
ニタ表示装置40の表示画面全体に表示するときにユーザ
によって押される一画面選択ボタン24，モニタ表示装置
40に表示されている複数の画像のすべてを選択する全選
択ボタン25，クリア・ボタン26，カーソル・キー27（カ
ーソル・キー27には前頁に頁をめくる前ページ・ボタン
28および次の頁に頁をめくる次ページ・ボタン29が含ま
れている），決定ボタン30およびプリント・ボタン31が
含まれている。

【００３２】図３は，プリンタ制御装置１の電気的構成
を示すブロック図である。

【００３３】プリンタ制御装置１の全体の動作は，ＣＰ
Ｕ12によって統括される。

【００３４】メモリ・カード34に記録されている画像デ
ータは，メモリ・カード・インターフェイス２によって
読み出され，光磁気ディスク35に記録されている画像デ
ータは，光磁気ディスク・ドライバ３によって読み出さ
れ，磁気ディスク36に記録されている画像データは，磁
気ディスク・ドライバ４によって読み出される。

【００３５】読み出された画像データ（テンプレート画
像データおよび元画像データ）は，圧縮されていれば，
画像データ伸張回路５においてデータ伸長され，フレー
ム・メモリ６に与えられ，一時的に記憶される。読み出
された画像データが圧縮されていなければ，画像データ
伸張回路５を単に通過してフレーム・メモリ６に与えら
れ，一時的に記憶される。フレーム・メモリ６に一時的
に記憶された画像データは，フレーム・メモリ・コント
ローラ７によって読み出され，75オーム・ドライバ９を
介してモニタ表示装置40に与えられる。モニタ表示装置
40の表示画面に，フレーム・メモリ６から読み出された
画像データによって表される画像が表示される。プリン
タ制御装置１にはＯＳＤ（On Screen Display ）回路８
も含まれている。ＯＳＤ回路８から，画像上に重ねて表
示するためのキャラクタを表すデータが出力され，75オ
ーム・ドライバ９を介してモニタ表示装置40に与えられ
る。キャラクタが重ねて表示された画像がモニタ表示装
置40の表示画面に表示されるようになる。

【００３６】プリンタ制御装置１にはＳＣＳＩ（Small
Computer System Interface ）インターフェイス10が含
まれており，このＳＣＳＩインターフェイス10を介して
プリンタ50Ａから50Ｅおよびハードディスク・ドライブ
60が接続されている。上述した操作パネルからの指令は
操作インターフェイス11からプリンタ制御装置１に入力
する。

【００３７】プリンタ制御装置１には，さらに，実行プ
ログラムが格納されているプログラム格納メモリ13，ワ
ーク用ＤＲＡＭ14，ワーク用ＳＲＡＭ15および不揮発性
メモリ16が含まれている。

【００３８】プリンタ制御装置１には，光ディスク・ド
ライバ20を設けてもよい。プログラムが格納されている
光ディスク33を用意する。光ディスク・ドライバ20によ
って，光ディスク33に格納されているプログラムが読み
取られ，プログラム格納メモリ13に格納される。プログ
ラム格納メモリ13に格納されたプログラムにしたがって
プリンタ制御装置１が動作することとなろう。

【００３９】図４は，ハードディスク・ドライブ60に内
蔵されているハードディスクの記録領域を示している。

【００４０】ハードディスクには，管理領域，元画像デ
ータ記録領域およびテンプレート画像データ記録領域が
含まれている。

【００４１】管理領域は，ハードディスクに記録される
データの管理情報の他に，上述したようにメディア識別
番号，駒番号，プリント・サイズおよびテンプレート番
号（これらを記録情報という）を表すデータが記録され
る。

【００４２】元画像データ記録領域には，上述したよう
に合成画像を構成する元画像を表す元画像データが記録
される。

【００４３】テンプレート画像データ記録領域には，上
述したように合成画像を構成するテンプレート画像デー
タが記録される。

【００４４】ハードディスクの管理領域，元画像データ
記録領域およびテンプレート画像データ記録領域は必ず
しも物理的に分離されている必要はなく，論理的に各領
域が規定されていればよいのはいうまでもない。

【００４５】図５は，ハードディスクの管理領域に記録
される記録情報のテーブルを示している。

【００４６】記録情報テーブルには，画像合成に用いら
れた元画像データおよびテンプレート画像データが記録
されているメディアの識別番号（ユーザによって付与さ
れている），画像合成に用いられた元画像の駒番号，合
成画像のプリント・サイズ，および画像合成に用いられ
たテンプレート画像を識別するテンプレート番号が格納
されている。

【００４７】上述したように，プリンタ制御装置１によ
って合成画像が生成され，合成画像がプリンタ50Ａから
50Ｅのいずれかまたはすべてで印刷されることにより，
印刷された合成画像を構成するためのメディア識別番号
等が図５に示すテーブルの形態でハードディスクの管理
領域に記録される。

【００４８】図６は，マルチ・プリンタ制御装置１によ
るプリント画像のプリント制御処理手順を示すフローチ
ャートである。図７から図13は，モニタ表示装置40の表
示画面を示している。

【００４９】ユーザによってプリンタ制御装置１にメモ
リ・カード34，光磁気ディスク35および磁気ディスク36
の各メディアが装填される。もちろん，メモリ・カード
34，光磁気ディスク35および磁気ディスク36のすべてを
装填せずに必要なメディアを装填すればよいのはいうま
でもない。メディアが装填されると，モニタ表示装置40
の表示画面は図７に示す入力メディア選択画面に切り替
わる。

【００５０】入力メディア選択画面を用いてテンプレー
ト画像データを読み取るべきメディアが選択される。

【００５１】図７に示す入力メディア選択画面には，装
填されたメディア名（メモリ・カード，光磁気ディスク
および磁気ディスク）および「テンプレートなし」が表
示される。カーソル・キー27に含まれる上矢印キーまた
は下矢印キーの押下によってメディア名のうちのいずれ
かのメディアまたは「テンプレートなし」が指定され
る。指定されているメディア名または「テンプレートな
し」の文字は，指定されていることがユーザにわかるよ
うに斜体字で表示される。カーソル・キー27に含まれる
上矢印キーまたは下矢印キーの押下に応じて斜体字表示
される文字が変わることとなる。

【００５２】決定ボタン30が押されることにより，斜体
字表示されているメディアまたは「テンプレートなし」
にテンプレート画像データを読み取るべきメディアが決
定される（ステップ71）。ここでは，メモリ・カード34
から読み取るようにユーザによって指定されたものとす
る。

【００５３】入力メディアが決定すると，モニタ表示装
置40の表示画面は，図８に示すテンプレート画像選択画
面に切り替わる。ユーザによって「テンプレートなし」
が選択されたときには，次のステップ72のテンプレート
画像選択処理はスキップされる。

【００５４】メモリ・カード34に記録されているテンプ
レート画像データが読み取られ，読み取られたテンプレ
ート画像データによって表されるテンプレート画像の縮
小画像が一覧で表示される。各縮小画像の右下にはテン
プレート番号が表示されている。一の縮小画像（図８で
は，テンプレート番号「００１」の縮小画像）の右上に
は正方形のカーソルＭが表示される。カーソル・キー27
を構成する上矢印キー，下矢印キー，左矢印キーまたは
右矢印キーが押されることにより，カーソルＭは，一覧
表示されたテンプレート画像の縮小画像間を上，下，左
または右に移動する。

【００５５】使用しようとするテンプレート画像の縮小
画像上にカーソルＭを位置決めし，決定ボタン30が押さ
れる。すると，決定ボタン30が押されたときにカーソル
Ｍがある縮小画像に対応するテンプレート画像がユーザ
によって選択されたこととなる（ステップ72）。決定ボ
タン30が押されたときにカーソルが表示されている縮小
画像がテンプレート画像として利用される。決定ボタン
30が押されると図９に示すように，カーソルＭは正方形
から菱形に変化する（図９では，テンプレート番号「０
００６」の縮小画像が選択されている）。

【００５６】テンプレート画像の選択処理が終了する
と，テンプレート画像の合成領域に合成すべき元画像の
選択処理に移行する。

【００５７】上述したテンプレート画像選択処理と同様
にして，入力メディアが選択される（ステップ73）。こ
こでは，入力メディアとして光磁気ディスク35が選択さ
れたものとする。

【００５８】光磁気ディスク35に記録されている元画像
データがプリンタ制御装置１によって読み取られる。読
み取られた元画像データによって表される元画像の縮小
画像がモニタ表示装置40の表示画面上に一覧表示され
る。図10に示すように，駒番号「００１」から「００
９」の縮小画像が一覧表示される。さらに多くの画像を
表す元画像データが光磁気ディスク35に格納されていれ
ば，さらに多くの縮小画像が表示されることとなる（必
要に応じて次頁ボタン29が押される）。元画像の縮小画
像上には，テンプレート画像の縮小画像と同様にカーソ
ルＭが表示されている。このカーソルＭを用いて，テン
プレート画像に合成される元画像が選択される。決定ボ
タン30が押されると，その決定ボタン30が押されたとき
にカーソルＭが表示されている縮小画像に対応する元画
像が選択されたこととなる（ステップ74）。ここでは，
図11に示すように，駒番号「００８」の縮小画像がテン
プレート画像に合成すべき画像として選択されたものと
する。

【００５９】すると，テン・キーパッド23を用いてプリ
ント枚数が入力される。入力されたプリント枚数は，図
11に示すように，選択された縮小画像上に重ねて表示さ
れる。さらに，ユーザによってプリント・サイズが入力
される。プリント・サイズは，サイズ・ボタン22を用い
て入力される（ステップ75）。入力されたプリント・サ
イズもプリント枚数と同様に，指定された縮小画像上に
重ねて表示される。ここでは，合成画像がＡ６のサイズ
で84枚印刷することがユーザによって入力されたことと
なる。

【００６０】つづいて，モニタ表示装置40の表示画面は
図12に示す識別番号入力画面に切り替わる。ユーザによ
って，テン・キーパッド23を用いて，元画像データを読
み取ったメディアの識別番号が入力される（ステップ7
6）。識別番号入力画面には識別番号の入力を促す文字
（識別番号を入力してください）が表示される領域Ａ
１，入力された識別番号を表示する領域Ａ２およびプリ
ント開始説明を表示する領域Ａ３が含まれている。メデ
ィアの識別番号が入力されることにより領域Ａ２に，入
力された識別番号が表示されていく。

【００６１】識別番号が入力されると，選択されたテン
プレート画像の画像合成領域に，元画像が合成されるよ
うに合成画像を表す合成画像データが生成される（ステ
ップ77）。合成画像データの生成処理はＣＰＵ12によっ
て行なわれる。

【００６２】ユーザによってプリント・ボタン31が押さ
れると，生成された合成画像データがプリンタ制御装置
１からプリンタ50Ａ〜50Ｅに送信される。プリンタ50Ａ
〜50Ｅによって合成画像が指定された枚数分だけ，指定
されたプリント・サイズで印刷されることとなる（ステ
ップ78）。

【００６３】図14は，合成画像の一例である。

【００６４】ユーザによって指定されたテンプレート画
像ＩＴの合成画像領域62に，ユーザによって指定された
元画像が合成されてプリントされることとなる。さら
に，合成画像の左下の領域63には，合成画像領域62に合
成された元画像を表す元画像データが記録されていたメ
ディアの識別番号と元画像の駒番号とからなる合成画像
の特定情報（０５−００８）が記録される。後述するよ
うに，ユーザは，この特定情報を入力することにより，
一度プリントした合成画像と同じ合成画像を比較的簡単
に，再度プリントすることができるようになる。

【００６５】プリンタ50Ａでプリントされている間，モ
ニタ表示装置40の表示画面は図13に示すようにプリント
状況確認画面に切り替わる。

【００６６】プリント状況確認画面には，プリント中で
ある旨，選択された元画像を表す元画像データが記録さ
れているメディア名，プリント指定枚数，プリント完了
枚数ならびにプリント中の合成画像を構成する元画像の
撮影日付および駒番号が表示される。

【００６７】また，合成画像を構成する元画像を表すデ
ータおよびテンプレート画像を表すデータは，プリンタ
制御装置１からハードディスク・ドライブ60に送信され
る。ハードディスク・ドライブ60によって，ハードディ
スクの元画像データ記録領域に，プリンタ50Ａでプリン
トされている合成画像を構成する元画像を表す元画像デ
ータが記録される。また，ハードディスクのテンプレー
ト画像データ記録領域に，合成画像を構成するテンプレ
ート画像を表すテンプレート画像データが記録される。

【００６８】さらに，ユーザによって入力されたメディ
ア識別番号を表すデータ，選択された元画像の駒番号を
表すデータ，プリント・サイズを表すデータおよび合成
画像を構成するテンプレート画像を表すテンプレート画
像データがプリンタ制御装置１からハードディスク・ド
ライブ60に送信され，図５に示したように記録情報テー
ブルの形態でハードディスクの管理領域に記録される
（ステップ79）。

【００６９】元画像データ記録領域に記録されている元
画像データとテンプレート画像データ記録領域に記録さ
れているテンプレート画像データとは，管理領域に記録
されている記録情報テーブルのメディア識別番号および
駒番号が指定されることにより，対応するものが読み出
されるようにリンクされているのはいうまでもない。し
たがって後述のように，メディア識別番号および駒番号
が入力されることにより，対応するテンプレート画像デ
ータがテンプレート画像データ記録領域から読み出さ
れ，対応する元画像データが元画像データ記録領域から
読み出される。これにより，一度プリントされた合成画
像と同じ合成画像を比較的簡単に再度プリントすること
ができるようになる。

【００７０】図15は，再プリント処理の処理手順を示す
フローチャート，図16から図19は，モニタ表示装置40の
表示画面の一例である。

【００７１】ユーザによってメニュー・ボタン21が押さ
れ，再プリント処理が選択されると，モニタ表示装置40
の表示画面は，図16に示すようにプリント画像検索画面
に切り替わる。ユーザによって，合成画像を構成する元
画像を表すデータが記録されていたメディアの識別番号
およびその元画像の駒番号の少なくとも一方がテン・キ
ーパッド23から入力される（ステップ81）。

【００７２】プリント画像検索画面には，ユーザによっ
て入力された数字が表示される領域Ａ４が含まれてい
る。この領域Ａ４は，最初は「＊＊−＊＊＊」とアスタ
リスクが表示されている。上位２桁がメディアの識別番
号に相当し，下位の３桁が駒番号に相当する。カーソル
・キー27の左矢印キーまたは右矢印キーの押下にしたが
ってアスタリスク（＊）の表示形態が斜体字表示に変わ
る。アスタリスクが斜体字で表示されているときに，テ
ン・キーパッド23から入力されると，斜体字で表示され
ているアスタリスクが入力された数字に変わる。上位２
桁，下位３桁のうち，入力されていない桁はアスタリス
ク表示のまま変化しない。その場合には，桁を比較して
対応する元画像を表すデータがすべてハードディスクの
元画像データ記録領域から読み取られる。

【００７３】図16に示す例では，上位２桁に「５８」が
入力され，下位３桁の第１桁目に「１」が入力され，下
位３桁の第２桁目および第３桁目は「＊」であるから，
メディア識別番号「５８」であり，かつ駒番号が「１０
０」から「１９９」までのものに該当する元画像データ
およびテンプレート画像データがハードディスクの管理
領域に記録されている記録情報テーブルを参照して，元
画像データ記録領域およびテンプレート画像データ記録
領域から読み出されることとなる（ステップ82）。

【００７４】読み出された元画像データおよびテンプレ
ート画像データは，プリンタ制御装置１に与えられ，合
成画像が再生成される。再生成された合成画像の縮小画
像が図17に示すようにプリント画像選択画面として，モ
ニタ表示装置40の表示画面上に一覧表示される。縮小画
像上にはカーソルＭが表示されており，上述した元画像
の選択と同様にカーソルＭを用いて再プリントする合成
画像が選択される。

【００７５】決定ボタン30が押されると，決定ボタン30
が押されたときにカーソルＭがある縮小画像に対応した
合成画像が再プリントの画像として選択されることとな
る（ステップ83）。つづいて，テン・キーパッド23を用
いてプリント枚数が入力される（ステップ84）。入力さ
れたプリント枚数は，図18に示すように，選択された再
プリントの縮小画像上に重ねて表示される。

【００７６】プリント・ボタン31が押されると，プリン
タ50Ａ〜50Ｅによって再プリント処理が開始する（ステ
ップ85）。モニタ表示装置40の表示画面は図19に示すよ
うにプリント状況確認画面に切り替わる。プリント状況
確認画面には，上述したプリント状況確認画面と同様
に，プリント指定枚数，プリント完了枚数，プリント中
の合成画像が生成された日付およびその合成画像を構成
する元画像の駒番号が表示される。また，プリント状況
確認画面には，プリント中である旨が斜体字で表示さ
れ，合成画像を構成するテンプレート画像を表すデータ
および元画像を表すデータがハードディスクから読み取
られていることを示す「ハードディスク」という文字も
表示される。クリア・ボタン26が押されることにより，
プリントの強制終了となる。

【００７７】この実施例によると，合成画像を一度生成
し，プリントした後に再度その合成画像をプリントしよ
うとするときに比較的簡単にその合成画像を再度生成し
てプリントすることができるようになる。

【００７８】また，上述した実施例においてはテンプレ
ート画像に元画像を合成しているが，画像を合成しない
場合にもこの実施例は，適用できる。画像合成しない場
合には，選択された元画像を表すデータ，メディア識別
番号および駒番号がハードディスクに記録されよう。元
画像を再度プリントする場合には，上述した合成画像の
再プリントと同様にメディア識別番号および駒番号の少
なくとも一方を入力することにより，対応する元画像を
表すデータがハードティスクの元画像データ記録領域か
ら検索されることとなろう。

【図面の簡単な説明】

【図１】プリンタ制御システムの全体構成を示してい
る。

【図２】プリンタ制御装置の操作パネルを示している。

【図３】プリンタ制御装置の電気的構成を示すブロック
図である。

【図４】ハードディスクの記録領域を示している。

【図５】記録情報テーブルを示している。

【図６】プリント処理手順を示すフローチャートであ
る。

【図７】モニタ表示装置の表示画面の一例を示してい
る。

【図８】モニタ表示装置の表示画面の一例を示してい
る。

【図９】モニタ表示装置の表示画面の一例を示してい
る。

【図１０】モニタ表示装置の表示画面の一例を示してい
る。

【図１１】モニタ表示装置の表示画面の一例を示してい
る。

【図１２】モニタ表示装置の表示画面の一例を示してい
る。

【図１３】モニタ表示装置の表示画面の一例を示してい
る。

【図１４】合成された画像の一例を示している。

【図１５】再プリント処理手順を示すフローチャートで
ある。

【図１６】モニタ表示装置の表示画面の一例を示してい
る。

【図１７】モニタ表示装置の表示画面の一例を示してい
る。

【図１８】モニタ表示装置の表示画面の一例を示してい
る。

【図１９】モニタ表示装置の表示画面の一例を示してい
る。

【符号の説明】

１ プリンタ制御装置 ２ メモリ・カード・インターフェイス ３ 光磁気ディスク・ドライバ ４ 磁気ディスク・ドライバ 10 ＳＣＳＩインターフェイス 11 操作インターフェイス 12 ＣＰＵ 13 プログラム格納メモリ 20 光ディスク・ドライバ 33 光ディスク 34 メモリ・カード 35 光磁気ディスク 36 磁気ディスク 40 モニタ表示装置 50Ａ〜50Ｅ プリンタ

Claims (8)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 着脱自在な第１の記録媒体に記録されて
   いる元画像データを読み取る第１の読み取り手段，上記
   第１の読み取り手段によって読み取られた元画像データ
   によって表される複数の元画像の中からテンプレート画
   像の画像合成領域に合成すべき元画像を選択する元画像
   選択手段，上記元画像選択手段によって選択された元画
   像を上記画像合成領域に合成する合成手段，上記合成手
   段によって合成された画像を印刷するように印刷装置を
   制御する印刷制御手段，上記元画像選択手段によって選
   択された元画像の識別符号および上記第１の記録媒体の
   識別符号を報知する報知手段，ならびに上記元画像選択
   手段によって選択された元画像を表す元画像データ，上
   記テンプレート画像を表すテンプレート画像データ，上
   記第１の記録媒体の識別符号を表す識別データおよび上
   記元画像選択手段によって選択された元画像の識別符号
   を表す駒データを互いに関連づけて第２の記録媒体に記
   録するように記録装置を制御する記録制御手段，を備え
   た画像印刷制御装置。
2. 【請求項２】 着脱自在な第２の記録媒体に記録されて
   いるテンプレート画像データを読み取る第２の読み取り
   手段，および上記第２の読み取り手段によって読み取ら
   れたテンプレート画像データによって表される複数のテ
   ンプレート画像の中から所望のテンプレート画像を選択
   するテンプレート画像選択手段をさらに備え，上記合成
   手段は，上記元画像選択手段によって選択された元画像
   を，上記テンプレート画像選択手段によって選択された
   テンプレート画像の画像合成領域に合成するものであ
   り，上記記録制御手段は，上記元画像選択手段によって
   選択された元画像を表す元画像データ，上記テンプレー
   ト画像を表すテンプレート画像データ，上記第１の記録
   媒体の識別符号を表す識別データ，上記元画像選択手段
   によって選択された元画像の識別符号を表す駒データお
   よび上記テンプレート画像選択手段によって選択された
   テンプレート画像の識別符号を表すテンプレート画像識
   別データを互いに関連づけて第２の記録媒体に記録する
   ように記録装置を制御するものである，請求項１に記載
   の画像印刷制御装置。
3. 【請求項３】 上記報知手段は，上記第１の記録媒体の
   識別符号および上記元画像選択手段によって選択された
   元画像の識別符号を上記合成手段によつて合成された画
   像の一部に印刷するものである，請求項１に記載の画像
   印刷制御装置。
4. 【請求項４】 上記第１の記録媒体の識別符号および上
   記元画像の識別符号の少なくとも一方を入力する入力手
   段，ならびに上記入力手段から入力された識別符号に対
   応するテンプレート画像データおよび元画像データを上
   記第２の記録媒体から見つけ出す検索手段，をさらに備
   えた請求項１に記載の画像印刷装置。
5. 【請求項５】 着脱自在な第１の記録媒体に記録されて
   いる元画像データを読み取る読み取り手段，上記読み取
   り手段によって読み取られた元画像データによって表さ
   れる複数の元画像の中から元画像を選択する元画像選択
   手段，上記元画像選択手段によって選択された画像を印
   刷するように印刷装置を制御する印刷制御手段，上記元
   画像選択手段によって選択された元画像の識別符号およ
   び上記第１の記録媒体の識別符号を報知する報知手段，
   ならびに上記元画像選択手段によって選択された元画像
   を表す元画像データ，上記第１の記録媒体の識別符号を
   表す識別データおよび上記元画像選択手段によって選択
   された元画像の識別符号を表す駒データを互いに関連づ
   けて第２の記録媒体に記録するように記録装置を制御す
   る記録制御手段，を備えた画像印刷制御装置。
6. 【請求項６】 着脱自在な第１の記録媒体に記録されて
   いる元画像データを読み取り，読み取られた元画像デー
   タによって表される複数の元画像の中からテンプレート
   画像の画像合成領域に合成すべき元画像を選択し，選択
   された元画像を上記画像合成領域に合成し，合成された
   画像を印刷するように印刷装置を制御し，選択された元
   画像の識別符号および上記第１の記録媒体の識別符号を
   報知し，選択された元画像を表す元画像データ，上記テ
   ンプレート画像を表すテンプレート画像データ，上記第
   １の記録媒体の識別符号を表す識別データおよび選択さ
   れた元画像の識別符号を表す駒データを互いに関連づけ
   て第２の記録媒体に記録する，画像印刷制御方法。
7. 【請求項７】 着脱自在な第１の記録媒体に記録されて
   いる元画像データを読み取り，読み取られた元画像デー
   タによって表される複数の元画像の中から元画像を選択
   し，選択された画像を印刷するように印刷装置を制御
   し，選択された元画像の識別符号および上記第１の記録
   媒体の識別符号を報知し，選択された元画像を表す元画
   像データ，上記第１の記録媒体の識別符号を表す識別デ
   ータおよび選択された元画像の識別符号を表す駒データ
   を第２の記録媒体に記録する，画像印刷制御方法。
8. 【請求項８】 画像の印刷を制御する装置のコンピュー
   タを制御するプログラムであって，着脱自在な第１の記
   録媒体に記録されている元画像データを読み取らせ，読
   み取られた元画像データによって表される複数の元画像
   の中からテンプレート画像の画像合成領域に合成すべき
   元画像を選択させ，選択された元画像を上記画像合成領
   域に合成させ，合成された画像を印刷するように印刷装
   置を制御させ，選択された元画像の識別符号および上記
   第１の識別符号を報知させ，選択された元画像を表す元
   画像データ，上記テンプレート画像を表すテンプレート
   画像データ，上記第１の記録媒体の識別符号を表す識別
   データおよび選択された元画像の識別符号を表す駒デー
   タを互いに関連づけて第２の記録媒体に記録させるよう
   に記録装置を制御するためのプログラムを格納したコン
   ピュータが読み取り可能な記録媒体。