JP2002076736A - チップアンテナ - Google Patents
チップアンテナInfo
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Abstract
させることが可能なチップアンテナを提供する。 【解決手段】 誘電体4の基体の地導体側に設けた電極
端子3と、前記基体の地導体と反対側の面に設けたアン
テナエレメント5と、前記アンテナエレメント5と前記
電極端子3の間の基体内に設けられた、前記アンテナエ
レメント5に一端が接続され地導体と反対側の面に垂直
な導体エレメント6と、前記導体エレメント6の他端と
前記電極端子3との間に接続された前記アンテナエレメ
ントと平行な延在部分7を有する給電線7、8とから構
成されている。アンテナエレメント5は任意の形状とす
ることが可能であり、アンテナエレメント5と導体エレ
メント6の近傍に他のエレメントを配置する等の変形が
可能である。
Description
し、特に、無線LANや携帯電話用のアンテナに適した
小型、軽量、無調整の高性能偏波特性を有するチップア
ンテナに関する。
により、小型、軽量で、簡単に実装ができ、かつ調整の
不要なチップアンテナのニ−ズが高まっている。
能、帯域に重点を置く場合、波長相当、またはそれ以上
の大きさが必要である。かつ、携帯電話や無線LAN機
器に実装する場合、アンテナ独自の形状を保持する必要
があったり、周囲の影響をおさえるために、カバ−部分
のプラシチックの厚みを含めて設計する必要があった
り、近傍に不用意に金属などの導体を配置することに制
限が生じることがあった。
種々フェ−ジングを含み、さまざまな妨害波がある多重
伝搬路環境においても良好な通信が可能なディジタル通
信方式が実用化されるようになってきている。これに伴
い、アンテナは、波長相当の大きさを維持し、上記のよ
うな様々なアンテナの制約を受け入れて無線LAN装置
等を設計する必要がなくなり、多少、能率や利得が悪く
ても、小型、軽量で、簡単に実装ができるチップアンテ
ナが用いられるようになってきた。
って、種々のチップアンテナが発明され、販売されるよ
うになったが、これらは、従来の波長相当の大きさのア
ンテナをチップ大の大きさにすることに特化しすぎてい
て、偏波についての考慮がなされていない。
波で通信することが前提であっても、実際の通信では、
直交する水平偏波も生じている。これは、携帯電話で話
をするときに、電話を傾けて話すため、アンテナが斜め
になり、実際は垂直と水平の成分が放射されている例
や、無線LAN機器の設置に関しても、設置場所の都合
から、やや斜めに傾けて設置されたりする例、あるい
は、多重の伝搬の過程で偏波が回転してしまうなどの例
からも明らかである。そしてこのような条件下では、垂
直以外に、直交する水平偏波も送受できるようなアンテ
ナを用いれば、アンテナの実効的な利得は向上し、おな
じ回線設計であれば、回線品質が向上すると言える。
でありながら、複数の種類の直線偏波を送信/受信する
ことが可能なチップアンテナを提供することにある。
利得及び回線品質を向上させることが可能なチップアン
テナを提供することにある。
は、誘電体の基体の地導体側に設けた電極端子と、前記
基体の地導体と反対側に前記地導体と平行に設けたアン
テナエレメントと、前記アンテナエレメントと前記電極
端子の間の基体内に設けられ、前記アンテナエレメント
に一端が接続された前記アンテナエレメントに垂直な導
体エレメントと、前記導体エレメントの他端と前記電極
端子の間に設けられ、前記アンテナエレメントと平行な
延在部分を有する給電線と、からなることを特徴とす
る。
形、楕円形、菱形又は平行四辺形の何れかの形状を有す
ることを特徴とする。更に、前記導体エレメントの一端
は、前記給電線の延在部分の延在方向における前記アン
テナエレメントの最大長の中央より端部側において前記
アンテナエレメントと接続されていることを特徴とす
る。
延在部分の延在方向に延びる線状アンテナエレメントで
あることを特徴とし、また、前記線状アンテナエレメン
トの両端部が地導体と平行で互いに反対方向に折れ曲が
っていることを特徴とする。更に、前記導体エレメント
の一端は、前記線状アンテナエレメントの中央より端部
側において前記線状アンテナエレメントと接続されてい
ることを特徴とする。
で互いに一部を交差点する複数の導体の直線部からな
り、前記交差点が前記導体エレメントの一端に接続され
ているか、又は地導体と平行で互いに端部が接続された
複数の導体の直線部からなり、前記接続部が前記導体エ
レメントの一端に接続されていることを特徴とする。
延在部分はマイクロストリップラインで構成されている
ことを特徴とする。
の地導体側に設けた電極端子と、前記基体の地導体と反
対側に前記地導体と平行に設けたアンテナエレメント
と、前記アンテナエレメントと前記電極端子の間の基体
内に設けられ、前記アンテナエレメントに一端が接続さ
れ前記基体に他端が接続された直線状の導体エレメント
と、からなることを特徴とする。
形、楕円形、菱形又は平行四辺形の何れかの形状を有す
ることを特徴とし、前記導体エレメントは前記基体の地
導体及び前記アンテナエレメントと垂直となるように、
前記アンテナエレメント、前記導体エレメント及び前記
電極端子が配置されていることを特徴とする。
エレメント及び導体エレメントの近傍に、地導体に平行
な直線部分と地導体と垂直な直線部分からなる1乃至4
個のL形状の導体エレメント、又は前記アンテナエレメ
ント及び導体エレメントの近傍に、地導体に平行で互い
に直交する直線部の対と地導体に対して垂直な直線部か
らなる1乃至4個の三脚状の導体エレメント、又は前記
アンテナエレメント及び導体エレメントの近傍に、地導
体に平行で弧状の曲線部と該曲線部に一端が接続された
地導体に対して垂直な直線部とからなる導体エレメント
が設けられたことを特徴とする。
び前記アンテナエレメントと垂直となるように、前記ア
ンテナエレメント、前記導体エレメント及び前記電極端
子が配置され、前記アンテナエレメントの近傍に、地導
体と平行な直線部と地導体に対して垂直なL形状の直線
部からなり、地導体と平行な2つの直線部が所定角を形
成する導体エレメント、又は前記アンテナエレメントの
近傍に、地導体と平行な直線部と、前記直線部の端部と
接続された地導体と平行でコの字状の導体の直線部から
なる導体エレメントが設られていることを特徴とする。
辺形の何れかの形状を有する前記アンテナエレメントと
地導体の反対側の前記電極端子とは地導体と垂直方向で
互いにずれた位置に配置され、又は、前記電極端子は地
導体側の端部に設けられ、前記アンテナエレメントは地
導体の反対側の対角方向の端部に設けられ、又は前記基
体は直方体でなり、前記電極端子は地導体側の端部に設
けられ、前記アンテナエレメントは地導体の反対側の面
に長軸が対角方向に配置され楕円形に設けられているこ
とを特徴とする。
電体基板を積層して構成し、前記地導体、前記電極端子
及び前記アンテナエレメントは前記誘電体基板上に形成
される。より具体的には、複数の誘電体基板を積層して
構成し、それぞれの基板の表面、裏面、側面、内部の貫
通穴等に導体パターンを形成し、それら積層して所望の
形状、長さのアンテナ放射エレメントを形成することを
特徴とする。
と、前記地導体と反対側のアンテナエレメントと、前記
アンテナエレメントと前記電極との間の導体エレメント
とによりアンテナエレメントを構成する。特に、アンテ
ナエレメントと前記導体エレメントとにより複数の直線
偏波成分の電磁波の送信及び受信を可能とする。
の形態を図1〜図3に示す。図1は、本発明のチップア
ンテナの斜視図を、図2は展開図を、図3は、誘電体基
板を積層して構成する場合の詳細を示す斜視図をそれぞ
れ示す図である。
導体よりなる地導体2上の誘電体4の内部または表面
に、電極3、エレメント5、6、給電線7、8を有する
構造となっている。誘電体4が複数の誘電体板で構成さ
れる場合、図3に示すような複数の誘電体板41〜46
を積層したものが、図1の誘電体4に相当する。
プアンテナ1は、導体よりなる地導体2と、同一平面状
の端部に絶縁されて配置され、導体よりなる電極3と、
誘電体よりなる誘電体4より構成される。誘電体4の表
面及び内部には、導体よりなるエレメント5、6及び、
導体よりなる給電線7、8が配置されている。
配置した正方形の面状の導体よりなり、その中心から下
方に延びるように導体のエレメント6が接続される。な
お、エレメント5の形状は、正方形以外に、長方形、円
形、楕円形、菱形、平行四辺形などでもよいが、何れの
場合もエレメント5の中心(重心)にエレメント6が接
続される。つまり、長方形、円形、平行四辺形等の場合
には対角線の交点とすることができ、その他の形状では
給電線7の方向及び給電線7の方向と直角方向のいずれ
もの最長距離の中間位置等にエレメントの一端が接続さ
れるように構成することができる。
電体4の上面の中央である必要はなく、何れかの角また
は辺にシフトしていてもかまわない。あるいは、端部
(角、辺)に偏っていてもかまわない。
電線7が、地導体2と平行となるように配置される。給
電線7の他端は、電極3上部まで延び、そこから導体よ
りなる給電線8により、給電線7と電極3が接続され
る。これらの位置関係は図1及び図2より確認できる。
図であり、前述の構成に基づく各側面から観たエレメン
ト5、6及び給電線7、8の位置関係が示されている。
板41〜46を積層して構成した場合の詳細の斜視図で
ある。エレメント5は一番上の誘電体板41上に配置さ
れている。この成形方法は、例えば、銅箔を貼った誘電
体板41をエッチングして製造するような方法をとって
もよい。エレメント6は、誘電体板41〜44のスルー
ホール穴の内部に配置した導体により接続、構成され
る。給電線7との接続は、誘電体板45上の導体パター
ンによって行われる。同様に、給電線8は、誘電体板4
5〜46のスルーホール穴の内部に配置した導体により
接続、構成され、電極3に接続される。
板45上に帯状の形状の給電線71が配置され、所望の
幅を持つ導体パターンより形成されている場合を示して
いる。これは、給電線71が幅をもつことにより、所望
のインピーダンスを有するマイクロストリップ線路とし
て動作させるものである。
代わりに、直線の導体よりなり誘電体上において、地導
体2に平行におかれたエレメント51を配置した実施の
形態である。この場合、エレメント6はエレメント51
の中心に接続される。
わりに、エレメント51の両端を折り曲げた構造のエレ
メント52を配置した実施の形態である。この場合も、
エレメント6はエレメント52の中心に接続される。
わりに、エレメント51を2つ直交させた構造のエレメ
ント53を配置した実施の形態である。この場合も、エ
レメント6はエレメント53の中心に接続される。
わりに、エレメント51を4本、隣接するエレメントが
互いに約45度の角度で放射状にならべた構造のエレメ
ント54を配置した実施の形態である。放射状に配置す
る場合、この本数は特に4本である必要はなく、N本で
よい。従って、N本の場合は、隣のエレメントとなす角
度は、360/N度となる。この場合も、エレメント6
はエレメント54の中心に接続される。
するエレメント501が、中心(重心)よりシフトした
位置でエレメント6の先端と接続されている実施の形態
を示す図である。この場合、エレメント501は長方形
で、エレメント6の先端とエレメント501上の任意の
位置に接続されている場合を示している。図9におい
て、エレメント501は、長方形以外に正方形、菱形、
平行四辺形、台形などでもよいが、いずれの場合もそれ
らの中心または重心以外の任意の場所にエレメント6の
先端が接続されていることを特徴としている。
当するエレメント502が楕円形で、かつ、楕円形のエ
レメント502の中心(重心)よりシフトした位置でエ
レメント6の先端と接続されている実施の形態である。
この場合、エレメント6の先端はエレメント502上の
任意の位置に接続されている場合を示している。図10
において、エレメント502は、楕円形以外に円形でも
よいが、いずれの場合もそれらの中心または重心以外の
任意の場所にエレメント6の先端が接続されていること
を特徴としている。
当するエレメント503が任意の形状で形成された実施
の形態である。
相当するエレメントが、中心(2等分点)以外の場所
で、エレメント6の先端と接続点を有するエレメント5
04を用いた実施の形態である。
代わりに用いることのできるエレメント形状を4種示し
ている。これらのエレメント、すなわち、(1)エレメ
ントタイプ1〜(4)エレメントタイプ4は、図12の
エレメント6とエレメント504の組合せの代わりに用
いるものである。
形状のエレメント55を付加したものである。L型形状
のエレメント55は、地導体2と平行な直線部と、地導
体2に対して垂直な直線部から構成される。L型形状の
エレメント55は、直接的には給電されない構造(導体
などで接続されていない)で、1組み〜4組みの場合が
ある。
りに、三脚状のエレメント56を付加したものである。
三脚状のエレメント56は、地導体2と平行で互いに直
交する直線部の対と、地導体2に対して垂直な直線部か
ら構成される。三脚状のエレメント56も前記同様、直
接的には給電されない構造(導体などで接続されていな
い)で、1組み〜4組みの場合がある。
りに、変形した三脚状のエレメント58を付加したもの
である。変形した三脚状のエレメント58は、地導体2
と平行なエレメントが弧状になっており、その弧状の任
意の点と、地導体2に対して垂直な直線部を接続して構
成される。変形した三脚状のエレメント58も前記同
様、直接的には給電されない構造(導体などで接続され
ていない)で、必要に応じて任意の数量を配置する。ま
た、中心に配置されている円形形状のエレメント57
は、楕円形、正方形、長方形、菱形、平行四辺形、台形
などの形状でもよい。
エレメント60を誘電体の上面の端部に配置し、下部の
端部の電極3からのエレメント61を垂直に伸ばして接
続した構造を有する実施の形態である。
状のエレメント62、63を付加したものである。L型
形状のエレメント62、63は、地導体2と平行な直線
部と、地導体2に対して垂直な直線部から構成される。
L型形状のエレメント62と63の地導体2と平行な直
線部は、任意の角度を持っているが通常45度程度とす
るのがよい。L型形状のエレメント62、63は、直接
的には給電されない構造(導体などで接続されていな
い)となっている。
62、63の代わりに、ル−プ形状のエレメント64を
付加したものである。ル−プ形状のエレメント64は、
地導体2と平行でコの字状の線状の導体と、その一端ま
たはコの字状導体状の任意の一点に接続される、地導体
2に対して垂直な直線部導体から構成される。エレメン
ト64のコの字状の部分は弧状でも問題ない。また、エ
レメント64は、直接的には給電されない構造(導体な
どで接続されていない)となっている。
を最短距離の直線の導体で斜めに接続するエレメント6
01を用いた実施の形態である。この場合においても、
エレメント5の形状は、正方形以外に、長方形、菱形、
平行四辺形、台形、円形、楕円形のいずれの形状でもよ
い。
置し、エレメント5を、上面の、電極3と相対する端部
に配置し、エレメント5と電極31を接続するエレメン
ト602を配置した実施の形態である。
楕円形の場合の実施の形態である。この場合、楕円の長
軸が、電極3とエレメント5の対角の方向と一致してい
る構造となっている。
各実施の形態の電気的動作を以下に説明する。
は、電極3と地導体2の間に高周波信号を加えることに
よって行う。地導体2をア−ス側電極とすると、電極3
に加えられた高周波信号は、給電線8から給電線7を経
てエレメント6に給電される。
o、誘電体内での波長をλgとするとき、エレメント6
の長さは、概ねλg/4未満の長さに選定される。
の給電を行うが、同時に、この部分からの放射も起こる
ため、エレメント6と給電線7のト−タルの長さを、概
ねλg/4〜λo/4に選ぶことが多い。
エレメント6上で電流分布201のような励振分布を形
成する。電流分布201において、エレメント6の先端
部で零とならないのは、エレメント5が容量性の負荷と
して動作するからである。
はアンテナエレメントで生じる電流分布のアンバランス
分によるものである。これは本発明の図2〜図22に示
す実施の形態で共通的に利用している。
ている。(A)はエレメン5の中心にエレメント6の先
端(一端)が接続されている場合であり、(B)は中心
からずれた位置でエレメントの先端(一端)が接続され
ている場合である。(A)のような場合、電流分布は、
中心から放射状に電流が分布する。(A)では代表で4
つの電流分布901〜904を示しており、これらの分
布によって、放射される電界は、天頂方向(Z軸方向)
で観たとき、ベクトル和が零になる。一方(B)の場合
では、電流分布911と913は、大きさが等しく逆向
きの電流のためキャンセルされるが、電流分布912と
914では、大きさが異なるから電流分布の大きな成分
が生き残る。アンテナエレメントが線状の導体の場合も
基本的には同じである。
7の影響により、(A)でいうところの電流分布902
と904で振幅、位相がキャンセルしない状態になって
いるから、エレメント5上の電流分布は、電流分布20
2のような励振となる。
形状をしているため、放射状に電流が分布し放射状の電
流の影響がキャンセルされるように考えられるが、給電
線7と平行な部分については、給電線7の影響により大
地(地導体2)との関係が他と異なり、バランスが崩れ
て、電流分布202のような電流が励振され放射に寄与
することになる。
は、エレメント5よりX軸に平行な水平偏波成分が、エ
レメント6よりZ軸に平行な垂直偏波成分が、給電線7
よりX軸に平行な水平偏波成分が、それぞれ放射され
る。
線71が用いられている。給電線71は、特定の幅をも
っており、マイクロストリップ線路を地導体2との間で
形成するものである。この場合においては、給電線71
からの放射はほとんどないが、給電線71の存在によ
り、エレメント5上の電流分布は、前述同様、図1の電
流分布202のようになる。従って、この場合でも、ア
ンテナの放射する電界成分は、エレメント5よりX軸に
平行な水平偏波成分と、エレメント6よりZ軸に平行な
垂直偏波成分がそれぞれ放射される。
直線の導体よりなり、地導体2に平行におかれたエレメ
ント51を配置した場合である。この場合の電流分布
も、前述同様である。この場合、電流はエレメント51
上にコサイン状に分布するように思えるが、ここでも給
電線7による影響により、エレメント51上で、エレメ
ント6との接続点の右側と左側では対称な電流分布とな
らず、結局、その差分を考えると、電流分布202のよ
うな成分が残る。
分は、エレメント5よりX軸に平行な水平偏波成分と、
エレメント6よりZ軸に平行な垂直偏波成分と、給電線
7よりX軸に平行な水平偏波成分が、それぞれ放射され
る。
わりに、エレメント51の両端を折り曲げた構造のエレ
メント52を配置した場合、図7は、図5におけるエレ
メント51の代わりに、エレメント51を2つ直交させ
た構造のエレメント53を配置した場合、図8は、図5
におけるエレメント51の代わりに、エレメント51を
4本、約45度おきに放射状にならべた構造のエレメン
ト54を配置した場合である。何れも、放射の原理は、
前記図5の場合と同様である。
するエレメント501が、エレメント501の中心(重
心)よりシフトした位置でエレメント6の先端と接続さ
れている場合である。この場合は、エレメント501の
中心にエレメント6の先端が接続されているわけではな
いので、必然的にエレメント501上にキャンセルされ
ない電流が電流分布203として分布することになる。
従って、図9のアンテナの放射する電界成分は、エレメ
ント501よりX軸に平行な水平偏波成分と、エレメン
ト6よりZ軸に平行な垂直偏波成分と、給電線7よりX
軸に平行な水平偏波成分が、それぞれ放射されることに
なる。特にエレメント501において、エレメント6と
の接続点がエレメント501の中心(重心)からずれる
ほど、電流分布203の振幅は大きくなるので、エレメ
ント501より放射される、X軸に平行な水平偏波成分
が大となる。
当するエレメント502が楕円形で、かつ、楕円形のエ
レメント502の中心(重心)よりシフトした位置でエ
レメント6の先端と接続されている場合である。この場
合の放射のメカニズムも、前述の図9の場合と同様であ
る。
ト6の先端とエレメント501または502との中心
(重心)とのズレは、X軸上においてのズレとして記載
されているが、Y軸方向のズレ、またはX−Y平面状で
任意の方向のズレが生じる場合も想定される。すなわ
ち、エレメント501または502の長軸方向が、X−
Y平面上で、X軸から任意の角度¢方向に回転してお
り、¢線上で中心(重心)がシフトしていたとすると、
この軸上の電流が電流分布203となる。従って、この
場合の放射電界成分は、¢線に平行な水平偏波成分と、
エレメント6より放射されるZ軸に平行な垂直偏波成分
と、給電線7より放射されるX軸に平行な水平偏波成分
となる。
当するエレメント503が任意の形状を形成している場
合である。この場合は、エレメント503上の電流分布
が一見して予想できないが、例えば、エレメント503
上の電流分布で放射を考えたときに、互いにキャンセル
される電流分を取り除き、結果的に、X−Y平面上で、
X軸から任意の角度¢方向の線上の電流分布が残ったと
き、放射電界成分は、¢線に平行な水平偏波成分と、エ
レメント6より放射されるZ軸に平行な垂直偏波成分
と、給電線7より放射されるX軸に平行な水平偏波成分
となる。
が、エレメント51の中心(2等分点)以外の場所で、
エレメント6の先端と接続点を有するエレメント504
を用いた場合である。この場合の放射のメカニズムは、
図9及び図10と同様である。
わりに用いることのできるエレメント形状を4種示して
いる。これらのエレメント、すなわち、(1)エレメン
トタイプ1〜(4)エレメントタイプ4は、図12のエ
レメント6とエレメント504の組合せの代わりに用い
るものである。この場合の放射のメカニズムは、図11
の場合と同様である。
のエレメント55を付加したものである。L型形状のエ
レメントは、地導体2と平行な直線部と、地導体2に対
して垂直な直線部から構成されており、ト−タルの長さ
が概ねλg/2〜λo/2に選ぶことが多い。エレメン
ト55は直接的には給電されないが、エレメント5及び
6との相互結合によって高周波信号が励起され、電界を
放射する。この場合、エレメント55の電界成分は、X
方向成分、Y方向成分、Z方向成分を有する。
りに、三脚状のエレメント56を付加したものである。
三脚状のエレメント56は、地導体2と平行で互いに直
交する直線部の対と、地導体2に対して垂直な直線部か
ら構成されており、地導体2と平行で互いに直交する直
線部の対のト−タル長さが概ねλg/2〜λo/2の場
合と、一方の地導体2と平行な直線部と地導体2に対し
て垂直な直線部のト−タルの長さが概ねλg/2〜λo
/2の場合と、地導体2と平行で互いに直交するそれぞ
れの直線部と地導体2に対して垂直な直線部のト−タル
長さが概ね3λg/4〜3λo/4の場合とがある。
56から放射される電界は、これらのエレメントと軸方
向と平行な電界成分を有するため、X軸方向の水平偏波
成分、Y軸方向の水平偏波成分、Z軸方向の垂直偏波成
分を有する。同時に、エレメント5やエレメント6、給
電線7からの放射も行われる。
りに、変形した三脚状のエレメント58を付加し、円形
のエレメント57を用いた場合である。この場合の放射
の原理は、前記図15の場合とほぼ同様である。ただ
し、エレメント58の地導体2と平行で弧状の曲線部か
ら放射される電界は、弧状の曲線部上の電流分布によっ
てきまるため、一義的には決定されない。
エレメント60を端部に配置し、下部の端部の電極3か
らのエレメント61を垂直に伸ばして接続した場合であ
る。この場合は、一見、エレメント60上の電流分布は
完全対称のように思えるが、やはりキャンセルされない
アンバランス分を有する。なぜなら、エレメント60は
誘電体4より形成される直方体の端部に配置されている
からである。すなわち、エレメント60の左側には、誘
電体部分がないが、右側部分には誘電体が存在する。簡
単に説明するなら、端部の誘電体の有無により、共振周
波数が微妙にずれることが容易に理解できるからであ
る。従って、エレメント60上のX軸方向の電流分布
は、アンバランスが生じ、結果的に、エレメント60か
らは、X軸方向の水平偏波成分が放射されることにな
る。また、エレメント61からは、Z軸方向の垂直偏波
成分が放射される。
状のエレメント62、63を付加したものである。L型
形状のエレメント62、63は、地導体2と平行な直線
部と、地導体2に対して垂直な直線部から構成されてお
り、それぞれのL型形状のエレメント62または63の
ト−タルのい長さは、概ねλg/2〜λo/2に選ぶこ
とが多い。エレメント62、63は直接的には給電され
ないが、エレメント61との相互結合によって高周波信
号が励起され、電界を放射する。この場合、エレメント
62の放射電界の成分は、地導体2と平行な直線部と平
行な水平偏波成分と、Z軸方向と平行な垂直偏波成分を
有する。これは、エレメント63についても同様であ
る。同時に、エレメント60とエレメント61からの放
射も行われる。
62、63の代わりに、ル−プ形状のエレメント64を
付加したものである。ル−プ形状のエレメント64は、
地導体2と平行でコの字状の線状の導体と、その一端ま
たはコの字状導体状の任意の一点に接続される、地導体
2に対して垂直な直線部導体から構成される。エレメン
ト64で地導体2と直交する直線部の長さは、概ねλg
/4以下の長さに選定される。また、エレメント64の
ト−タルの長さは、概ねλg/2〜λo/2の長さ、ま
たはその自然数倍に選定される。エレメント64からの
放射電界は、X軸成分およびY軸成分の電界を含んでい
る。同時に、エレメント60とエレメント61からの放
射も行われる。
を最短距離の直線の導体で斜めに接続するエレメント6
01を用いた場合である。この場合は、図1の場合と同
様の原理で放射が起こる。即ち、エレメント5の放射
は、エレメント601によって生じるエレメント5上の
アンバランスな電流分布202により、X軸方向成分の
水平偏波が、エレメント601からの放射は、エレメン
ト601と平行な成分の直線偏波、すなわち、X軸成分
およびY軸成分を含む斜め偏波成分が放射される。な
お、エレメント601の長さは、概ねλg/4〜λo/
4に選ばれる。
1を下面の角の端部に配置し、エレメント5を、上面の
電極31と相対する端部に配置し、エレメント5と電極
31を接続するエレメント602を配置した場合であ
る。前記同様、エレメント602の長さは、概ねλg/
4〜λo/4に選定される。放射のメカ二ズムについて
も前記同様である。ただし、エレメント602からの放
射電界は、X軸、Y軸、Z軸成分をもっており、かつ、
エレメント5からの放射電界は、エレメント602を上
面に投影した軸と平行な電界成分の水平偏波となる。
楕円形の場合の実施の形態である。この場合、図21の
ものと同様にエレメント602の長さは、概ねλg/4
〜λo/4に選定される。放射のメカ二ズムについても
図21の場合と同様である。
4〜16に示すように絶縁されたエレメントは、アンテ
ナエレメントとして所定の面積を有する実施の形態に適
用した例を示したが、かかるエレメントは、図17、2
0、21、22に示すような実施の形態や、図5〜8、
図12、13に示す線状のアンテナエレメントの実施の
形態の場合にも適用することが可能であることは云うま
でもない。
体の基体の地導体側に電極端子を設け、地導体側と反対
側に所定面積又は線状等の任意形状のアンテナエレメン
トを設け、前記アンテナエレメントと前記電極端子の間
の基体内に、前記アンテナエレメントに一端が接続さ
れ、他端が給電線を介する等により前記電極端子に接続
された導体エレメントとを設けた構成を採用することに
より、以下の効果がある。
向上させることが可能である。一般に、チップアンテナ
は無線LANや携帯電話用として使用されるが、従来の
チップアンテナは、直線偏波で単一の偏波しか放射でき
ないが、本アンテナは、2種または3種の直線偏波成分
を放射できる。無線LANや携帯電話の通信において
は、単一の直線偏波での通信を前提としているが、実際
には、その伝搬環境から直交する直線偏波成分も多数存
在し、両方の偏波を送信/受信できることから回線品質
が向上する。つまり、本発明のチップアンテナでは、ア
ンテナエレメントの配置面の上部からみたとき、X、
Y、Zで示す座標系で、X方向及びY方向の直線偏波を
送信及び受信することが可能であり、アンテナエレメン
トの配置面と平行方向からみたとき導体エレメント6に
よるZ方向の直線偏波を送信及び受信することが可能で
ある。さらに、それぞれの偏波方向をミックスすること
により、X方向、Y方向及びZ方向の直線偏波を、能率
よく送信及び受信することが可能なアンテナを構成する
ことができる。
ある。つまり、チップ状の小型、軽量なアンテナである
ため、スペ−スの少ない部分でも実装が可能である。ま
た、軽量であるため、実装した装置全体の重量も軽くす
ることができる。さらに、チップ状であることから、S
MT実装(表面の自動実装)が可能で、場所を選ばず実
装することができ装置のアンテナ取付の組立コストを安
くすることができる。
体エレメント等の配置構成が簡略化されることから、大
量生産に適し、安価に製造することが可能である。
整の手間を省くことが可能であり、装置の価格を安くで
きる。
す図である。
である。
例を示す図である。
の導体とした例をす図である。
構成した例を示す図である。
のアンテナエレメントで構成した例を示す図である。
レメントを構成した例を示す図である。
してアンテナエレメントを構成した例を示す図である。
の端部側に接続した例を示す図である。
である。
図である。
レメントの2等分点以外の場所で接続した例を示す図で
ある。
状の例を示す図である。
図である。
である。
を示す図である。
に導体エレメントを配置した例を示す図である。
図である。
す図である。
ンテナエレメントを配置し、導体エレメントを最短距離
に配置した例を示す図である。
ントを上面の電極端子と相対する端部に配置し、アンテ
ナエレメントと電極端子との間の導体エレメントを最短
距離に配置した例を示す図である。
例を示す図である。
ある。
Claims (21)
- 【請求項1】 誘電体の基体の地導体側に設けた電極端
子と、前記基体の地導体と反対側に前記地導体と平行に
設けたアンテナエレメントと、前記アンテナエレメント
と前記電極端子の間の基体内に設けられ、前記アンテナ
エレメントに一端が接続された前記アンテナエレメント
に垂直な導体エレメントと、前記導体エレメントの他端
と前記電極端子の間に設けられ、前記アンテナエレメン
トと平行な延在部分を有する給電線と、からなることを
特徴とするチップアンテナ。 - 【請求項2】 前記アンテナエレメントは、正方形、長
方形、楕円形、菱形又は平行四辺形の何れかの形状を有
することを特徴とする請求項1記載のチップアンテナ。 - 【請求項3】 前記導体エレメントの一端は、前記給電
線の延在部分の延在方向における前記アンテナエレメン
トの最大長の中央より端部側において前記アンテナエレ
メントと接続されていることを特徴とする請求項1又は
2記載のチップアンテナ。 - 【請求項4】 前記アンテナエレメントは、前記給電線
の延在部分の延在方向に延びる線状アンテナエレメント
であることを特徴とする請求項1記載のチップアンテ
ナ。 - 【請求項5】 前記線状アンテナエレメントの両端部が
地導体と平行で互いに反対方向に折れ曲がっていること
を特徴とする請求項4記載のチップアンテナ。 - 【請求項6】 前記導体エレメントの一端は、前記線状
アンテナエレメントの中央より端部側において前記線状
アンテナエレメントと接続されていることを特徴とする
請求項4又は5記載のチップアンテナ。 - 【請求項7】 前記アンテナエレメントは、地導体と平
行で互いに一部を交差点する複数の導体の直線部からな
り、前記交差点が前記導体エレメントの一端に接続され
ていることを特徴とする請求項1記載のチップアンテ
ナ。 - 【請求項8】 前記アンテナエレメントは、地導体と平
行で互いに端部が接続された複数の導体の直線部からな
り、前記接続部が前記導体エレメントの一端に接続され
ていることを特徴とする請求項1記載のチップアンテ
ナ。 - 【請求項9】 前記給電線の延在部分はマイクロストリ
ップラインで構成されていることを特徴とする請求項1
乃至請求項8の何れか1つの請求項記載のチップアンテ
ナ。 - 【請求項10】 誘電体の基体の地導体側に設けた電極
端子と、前記基体の地導体と反対側に前記地導体と平行
に設けたアンテナエレメントと、前記アンテナエレメン
トと前記電極端子の間の基体内に設けられ、前記アンテ
ナエレメントに一端が接続され前記基体に他端が接続さ
れた直線状の導体エレメントと、からなることを特徴と
するチップアンテナ。 - 【請求項11】 前記アンテナエレメントは、正方形、
長方形、楕円形、菱形又は平行四辺形の何れかの形状を
有することを特徴とする請求項10記載のチップアンテ
ナ。 - 【請求項12】 前記導体エレメントは前記基体の地導
体及び前記アンテナエレメントと垂直となるように、前
記アンテナエレメント、前記導体エレメント及び前記電
極端子が配置されていることを特徴とする請求項10又
は11記載のチップアンテナ。 - 【請求項13】 前記アンテナエレメント及び導体エレ
メントの近傍に、地導体に平行な直線部分と地導体と垂
直な直線部分からなる1乃至4個のL形状の導体エレメ
ントが設けられたことを特徴とする請求項1乃至請求項
12の何れか1つの請求項記載のチップアンテナ。 - 【請求項14】 前記アンテナエレメント及び導体エレ
メントの近傍に、地導体に平行で互いに直交する直線部
の対と地導体に対して垂直な直線部からなる1乃至4個
の三脚状の導体エレメントが設けられたことを特徴とす
る請求項1乃至請求項12の何れか1つの請求項記載の
チップアンテナ。 - 【請求項15】 前記アンテナエレメント及び導体エレ
メントの近傍に、地導体に平行で弧状の曲線部と該曲線
部に一端が接続された地導体に対して垂直な直線部とか
らなる導体エレメントが設けられたことを特徴とする請
求項1乃至請求項12の何れか1つの請求項記載のチッ
プアンテナ。 - 【請求項16】 前記アンテナエレメントの近傍に、地
導体と平行な直線部と地導体に対して垂直なL形状の直
線部からなり、地導体と平行な2つの直線部が所定角を
形成する導体エレメントが設けられたことを特徴とする
請求項12記載のチップアンテナ。 - 【請求項17】 前記アンテナエレメントの近傍に、地
導体と平行な直線部と、前記直線部の端部と接続された
地導体と平行でコの字状の導体エレメントが設られたこ
とを特徴とする請求項12記載のチップアンテナ。 - 【請求項18】 前記アンテナエレメントは地導体の反
対側の前記電極端子とは地導体と垂直方向で互いにずれ
た位置に配置されていることを特徴とする請求項11記
載のチップアンテナ。 - 【請求項19】 前記基体は直方体でなり、前記電極端
子は地導体側の端部に設けられ、前記アンテナエレメン
トは地導体の反対側の対角方向の端部に設けられている
ことを特徴とする請求項11記載のチップアンテナ。 - 【請求項20】 前記基体は直方体でなり、前記電極端
子は地導体側の端部に設けられ、前記アンテナエレメン
トは地導体の反対側の面に長軸が対角方向に配置され楕
円形に設けられていることを特徴とする請求項11記載
のチップアンテナ。 - 【請求項21】 前記基体は、複数の誘電体基板を積層
して構成し、前記地導体、前記電極端子及び前記アンテ
ナエレメントは前記誘電体基板上に形成されていること
を特徴とする請求項1乃至請求項20の何れか1つの請
求項記載のチップアンテナ。
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