JP2002076727A - 周波数可変誘電体共振器 - Google Patents

周波数可変誘電体共振器

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JP2002076727A
JP2002076727A JP2000263699A JP2000263699A JP2002076727A JP 2002076727 A JP2002076727 A JP 2002076727A JP 2000263699 A JP2000263699 A JP 2000263699A JP 2000263699 A JP2000263699 A JP 2000263699A JP 2002076727 A JP2002076727 A JP 2002076727A
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JP
Japan
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shield
dielectric resonator
resonance frequency
screw groove
support structure
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JP2000263699A
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Naoki Akiba
直樹 秋庭
Toru Konuma
徹 小沼
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Hitachi Kokusai Electric Inc
Original Assignee
Hitachi Kokusai Electric Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 周波数可変誘電体共振器は調整機構の微少な
位置変化により共振周波数が大きく変化する。このた
め、周波数可変誘電体共振器において、容易に共振周波
数を微調整できる構造を提供する。 【解決手段】 誘電体共振器の一部分を遮蔽して共振周
波数を変化させる共振器の遮蔽体支持構造体にネジ溝を
有し、ネジ溝により支持構造体と遮蔽体の位置関係を可
変し、支持構造体の下にある誘電体共振器と遮蔽体の間
隙を可変する構造において、支持構造体の中にさらにネ
ジ溝を有する支持構造体と、該構造体のネジ溝により、
該構造体に取り付けられた第２の遮蔽体を可変し、誘電
体共振器と第２の遮蔽体の間隙をさらに可変し、微調整
を可能にした。

Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、誘電体共振器の共
振周波数の可変構造に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】図２は、誘電体共振器の一部分を遮蔽
し、共振周波数を変化させるときの周波数可変式誘電体
共振器を示す従来技術例である。
【０００３】ここで、１は誘電体共振器、２２は遮蔽
体、３３は遮蔽体の支持構造、４はマイクロストリップ
線路、５は基板、６は共通電位面である。同図は、誘電
体共振器とマイクロストリップ線路の結合を用いた発振
回路の一部を示したものであり、誘電体共振器１には高
誘電率セラミックス等が用いられる。この誘電体共振器
１の上下に遮蔽金属を配置し、誘電体共振器１と遮蔽体
２２の金属の間隙の大きさを変えることにより、共振周
波数が変化し、誘電体共振器と遮蔽金属の間隙が小さい
ほど、共振周波数は高くなることが知られている。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】前述の従来技術では、
図２に示す遮蔽体２は誘電体共振器１との位置関係の微
少な変化により共振周波数が大きく変化するため、微調
整しにくい欠点があった。
【０００５】図３は、円筒形で直径５．５［ｍｍ］、高
さ２．４５［ｍｍ］、比誘電率２４の誘電体共振器１と
遮蔽体２の間隙の大きさＬｘに対する共振周波数の測定
結果であり、Ｌｘの変化量１［ｍｍ］に対して共振周波
数は約１．２［ＧＨｚ］の変化があり、この場合にこの
範囲で微調整を行うことは困難である。
【０００６】そこで、本発明の目的は、上記のような欠
点を除去し、容易に共振周波数を微調整できる構造を提
供することにある。
【０００７】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、遮蔽体の中にさらに微調整用の遮蔽体を追加する
ようにしたものである。
【０００８】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施例を図１を
用いて説明する。
【０００９】図１において、１は誘電体共振器、２は遮
蔽体、３は遮蔽体の支持構造、４はマイクロストリップ
線路、５は基板、６は共通電位面、７は微調整用の第２
遮蔽体、８は第２遮蔽体の支持構造である。
【００１０】図１に示すとおり、遮蔽体２の中にネジ溝
を有し、このネジ溝により微調整用の第２遮蔽体７が上
下する構造とする。つまり、調整時には、はじめに支持
構造３の回転により、大まかに位置調整をした後、第２
の遮蔽体の支持構造８の回転により、微調整用第２支持
体７の位置を調整し、誘電体共振器１との間隔を微調整
する。このようにして、最適な共振周波数に調整する。
【００１１】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、容易に共
振周波数を連続的に微調整でき、最適な共振周波数を得
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の一実施例を示す構成例の構造図
【図２】従来技術を示す構成例の構造図
【図３】共振周波数‐間隔Ｌｘの特性図
【符号の説明】
１：誘電体共振器、２、２２：遮蔽体、３、３３：遮蔽
体の支持構造、４：マイクロストリップ線路、５：基
板、６：共通電位面、７：微調整用の第２遮蔽体、８：
第２遮蔽体の支持構造

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】 誘電体セラミックスを用いた誘電体共振
    器の一部分を遮蔽して共振周波数を変化させる共振器の
    遮蔽体支持構造体にネジ溝を有し、該ネジ溝により前記
    遮蔽支持構造体の支持構造体と遮蔽体の位置関係を可変
    し、支持構造体の下にある誘電体共振器と遮蔽体の間隙
    を可変する構造において、 前記支持構造体の中にさらにネジ溝を有する支持構造体
    と、該構造体のネジ溝により、該構造体に取り付けられ
    た第２の遮蔽体を可変し、前記誘電体共振器と前記第２
    の遮蔽体の間隙をさらに可変する構造を有することを特
    徴とする周波数可変誘電体共振器。
JP2000263699A 2000-08-31 2000-08-31 周波数可変誘電体共振器 Pending JP2002076727A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101150308B1 (ko) * 2007-11-23 2012-06-08 주식회사 케이엠더블유 유전체공진필터의 튜닝 방법

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