JP2002076305A - 半導体集積回路装置およびその製造方法 - Google Patents
半導体集積回路装置およびその製造方法Info
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Abstract
と酸化シリコン膜との間に介在する接着層が誘電体膜と
接触するのを防止する。 【解決手段】 酸化シリコン膜24に開孔した溝29の
内壁には、情報蓄積用容量素子Cの下部電極32が形成
されている。下部電極32を構成するRu膜32aと酸
化シリコン膜24との界面には、TaN膜30によって
構成される接着層が介在し、下部電極32上に堆積した
誘電体膜34を熱処理したときにRu膜32aと酸化シ
リコン膜24との界面が剥離するのを防いでいる。ま
た、接着層を構成するTaN膜30の上端部は、溝29
の開孔端部よりも下方にリセスされ、下部電極32を構
成するRu膜32aで完全に覆われている。
Description
置およびその製造技術に関し、特に、DRAM(Dynami
c Random Access Memory)を有する半導体集積回路装置
に適用して有効な技術に関する。
体基板の主面上にマトリクス状に配置された複数のワー
ド線と複数のビット線との交点に配置される。1個のメ
モリセルは、それを選択する1個のMISFET(Metal
Insulator Semiconductor Field Effect Transistor)
と、このMISFETに直列に接続された1個の情報蓄
積用容量素子(キャパシタ)とで構成される。
素子分離領域で囲まれた活性領域に形成され、主として
ゲート絶縁膜、ワード線と一体に構成されたゲート電極
およびソース、ドレインを構成する一対の半導体領域に
よって構成される。メモリセル選択用MISFETは、
通常1つの活性領域に2個形成され、これら2個のMI
SFETのソース、ドレイン(半導体領域)の一方が活
性領域の中央部で共有される。
FETの上部に配置され、多結晶シリコンなどからなる
プラグが埋め込まれた接続孔を通じてソース、ドレイン
(半導体領域)の一方(2個のMISFETに共有され
た半導体領域)と電気的に接続される。また、情報蓄積
用容量素子は、ビット線の上部に配置され、同じく多結
晶シリコンなどからなるプラグが埋め込まれた接続孔を
通じてメモリセル選択用MISFETのソース、ドレイ
ン(半導体領域)の他方と電気的に接続される。
ルの微細化に伴う蓄積電荷量の減少を補う対策として、
情報蓄積用容量素子をビット線の上部に配置する立体構
造を採用している。しかし、メモリセルの微細化がさら
に進む256メガビット以降の大容量DRAMの場合
は、情報蓄積用容量素子を立体化するだけでは蓄積電荷
量の減少を補うことが困難であると考えられている。
して、酸化タンタル(Ta2O5)、チタン酸ストロンチ
ウム(STO)、チタン酸バリウムストロンチウム(B
ST)などの高誘電体(強誘電体)材料を採用すること
が検討されている。すなわち、酸化タンタルは、比誘電
率が40程度、STO、BSTは200〜500程度と
高いことから、これらの高(強)誘電体材料を誘電体膜
として用いることにより、窒化シリコン(比誘電率=7
〜8)などを誘電体膜に用いる場合に比べて蓄積電荷量
の大幅な増加が期待できるからである。
単に成膜しただけでは高い比誘電率が得られず、かつ膜
のリーク電流も大きいため、成膜後に750℃以上の酸
素雰囲気中で熱処理を行うことによって、結晶化および
膜質の改善を図る必要がある。そのため、情報蓄積用容
量素子の誘電体膜に高(強)誘電体材料を用いる場合
は、この高温熱処理によるMISFETの特性変動とい
った問題が生じる。
用いる場合には、その下地となる下部電極にRu(ルテ
ニウム)、Pt(プラチナ)、Ir(イリジウム)など
の白金族金属が使用される。これらの金属表面に高
(強)誘電体膜を堆積した場合には、650℃〜600
℃といった通常の熱処理より100℃以上も低温の熱処
理で膜の結晶化および膜質の改善を図ることができるた
め、製造工程全体の熱処理量を低減し、MISFETの
特性変動を防止することができる。
メガビット以降のDRAMを開発するにあたり、ビット
線の上部に厚い酸化シリコン膜を堆積し、次いでこの酸
化シリコン膜をエッチングして深い溝を形成した後、こ
の溝の内壁に白金族金属膜を堆積することによって表面
積の大きい下部電極を形成する、というプロセスを検討
している。
に酸化シリコンなどの絶縁膜に対する接着性が乏しいた
め、下部電極の上部に高(強)誘電体膜を堆積した後の
熱処理工程などにおいて金属膜に体積変化が生じた際、
酸化シリコン膜との界面で剥離が生じ易いという問題が
ある。そのため、誘電体膜を高(強)誘電体材料で構成
し、その下地の電極をRu、Pt、Irなどの白金族金
属で構成した容量素子を有するDRAMにおいては、白
金族金属膜と酸化シリコン膜との界面での剥離を防止す
る対策が不可欠となる。
技術として、本願の出願人と同一の出願人が日本国に出
願した特願平12−63735号がある。
成する白金族金属膜と酸化シリコン膜との接着性を向上
させる技術を提供することにある。
を構成する白金族金属膜と酸化シリコン膜との間に介在
する接着層が誘電体膜と接触するのを防止する技術を提
供することにある。
の表面積を増やすと共に誘電体膜の高誘電率化を図るこ
とによって、メモリセルを微細化した場合においても所
望する蓄積電荷量値を確保することのできる技術を提供
することにある。
な特徴は、本明細書の記述および添付図面から明らかに
なるであろう。
発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、
次のとおりである。
板の主面上の絶縁膜に開孔された溝または孔の内部に第
1電極、誘電体膜および第2電極からなる容量素子が形
成され、前記溝または孔は、底面部分と、側壁部分と、
前記底面部分および前記側壁部分の間の円弧状の接続部
分とを有し、前記容量素子の第1電極は、前記底面部
分、前記接続部分および前記側壁部分に沿って形成され
ているものである。
は、半導体基板の主面上に絶縁膜を形成し、前記絶縁膜
に溝または孔を開孔した後、前記溝または孔の内部を等
方的にエッチングすることによって、前記の溝または孔
の底面部分と側壁部分との間の接続部分を円弧状に加工
する工程と、前記溝または孔の内部に第1電極、誘電体
膜および第2電極からなる容量素子を形成する工程と、
前記容量素子を形成する工程の途中で前記半導体基板を
熱処理する工程とを有している。
部分と側壁部分との間の接続部分を円弧状に加工するこ
とにより、容量素子を形成する工程の途中で半導体基板
を熱処理する際に、上記接続部分で第1電極が絶縁膜か
ら剥離する不具合を防止することができる。
または孔を有し、前記複数の溝または孔の間に位置する
主面および前記複数の溝または孔の内部の側壁を有する
第1絶縁膜、前記複数の溝または孔の側壁上に位置し、
前記複数の溝または孔の間において互いに電気的に分離
された第1導体層、前記第1導体層の上部に位置し、前
記複数の溝または孔の間において互いに電気的に分離さ
れた第2導体層、前記第2導体層の上部に位置する誘電
体膜、前記誘電体膜の上部に位置する第3導体層、が半
導体基板の主面上に形成され、前記第1導体層と前記誘
電体膜との間には、両者が直接接触しないように前記第
2導体層が介在しているものである。
は、半導体基板の主面上に絶縁膜を形成し、前記絶縁膜
に複数の溝または孔を開孔した後、前記複数の溝または
孔の間に位置する前記絶縁膜の主面部分および前記溝ま
たは孔の側壁部分に第1導体層を形成する工程、前記絶
縁膜の主面部分に位置する前記第1導体層を選択的に除
去し、前記溝または孔の上部において、前記第1導体層
に端部を形成する工程、前記溝または孔の内部の前記第
1導体層の上部に、前記第1導体層の前記端部を覆うよ
うに第2導体層を形成し、前記第2導体層の上部に誘電
体膜を形成し、前記誘電体膜の上部に第3導体層を形成
する工程、を有している。
を覆うように第2導体層を形成し、第2導体層の上部に
誘電体膜を形成するので、第1導体層と誘電体膜とが接
触することはない。
に基づいて詳細に説明する。なお、実施の形態を説明す
るための全図において、同一の機能を有する部材には同
一の符号を付し、その繰り返しの説明は省略する。
RAMを形成したシリコンチップ1Aの全体平面図であ
る。長方形のシリコンチップ1Aの主面には、例えば2
56Mbit(メガビット)〜1Gbit(ギガビット)の記憶容
量を有するDRAMが形成されている。このDRAM
は、複数のメモリアレイ(MARY)に分割された記憶
部とそれらの周囲に配置された周辺回路部(PC)とで
構成されている。シリコンチップ1Aの主面の中央部に
は、ワードドライバWD、データ線選択回路などの制御
回路や、入出力回路、ボンディングパッドBPなどが配
置されている。また、メモリアレイ(MARY)の間に
は、センスアンプSAが配置されている。
状に配置された複数のワード線およびビット線と、それ
らの交点に配置された複数のメモリセルとによって構成
されている。図2および図3は、DRAMのメモリアレ
イ(MARY)の一部を示すシリコン基板(以下、単に
基板という)1の断面図である。
ルは、基板1のp型ウエル3に形成された1個のメモリ
セル選択用MISFETQsとこれに直列に接続された
1個の情報蓄積用容量素子(キャパシタ)Cとで構成さ
れている。メモリセル選択用MISFETQsは、主と
してゲート電極6(ワード線WL)、ソース、ドレイン
(n型半導体領域8)およびこれらの図には示さないゲ
ート絶縁膜5によって構成されている。メモリセル選択
用MISFETQsのソース、ドレイン(n型半導体領
域8)の一方は情報蓄積用容量素子Cと電気的に接続さ
れ、他方はビット線BLと電気的に接続されている。
量部である情報蓄積用容量素子Cをメモリセル選択用M
ISFETQsの上部に配置するスタックド・キャパシ
タ(Stacked capacitor)構造を採用している。情報蓄積
用容量素子Cは、Ru(ルテニウム)を主成分として含
む金属からなる下部電極(ストレージノード)32と、
下部電極32の上部に形成されたTa2O5(酸化タンタ
ル)を主成分として含む誘電体膜34と、誘電体膜34
の上部に形成されたRu膜およびW(タングステン)膜
を主成分として含む金属からなる上部電極(プレート電
極)35とによって構成されている。この情報蓄積用容
量素子Cは、メモリセル選択用MISFETQsの上部
の厚い膜厚の酸化シリコン膜24に形成された高アスペ
クト比の溝29の内部に形成されている。
モリセル選択用MISFETQsのソース、ドレインの
一方(n型半導体領域8)とは、コンタクトホール12
およびその上部のスルーホール19を通じて電気的に接
続されている。コンタクトホール12およびスルーホー
ル19のそれぞれの内部には、多結晶シリコン膜からな
るプラグ13、22が埋め込まれている。
の下部のスルーホール19に埋め込まれたプラグ22と
の界面には、下部電極32を構成するRuとプラグ22
を構成する多結晶シリコンとが、製造工程の途中で行わ
れる熱処理によって不所望のシリサイド反応を引き起こ
すのを防ぐために、TaN(窒化タンタル)などからな
るバリア層25が形成されている。また、下部電極32
が形成された溝29の内壁には、下部電極32を構成す
るRuと酸化シリコン膜24との剥離を防ぐための接着
層として、TaN膜30が形成されている。
図4〜図65を用いて工程順に説明する。なお、以下で
説明するDRAMの製造工程のうち、基板1の主面上に
メモリセル選択用MISFETQsを形成し、続いてメ
モリセル選択用MISFETQsの上部にビット線BL
を形成するまでの工程については、例えば特願平11−
166320号(松岡ら)に詳細な記載がある。従っ
て、本実施形態では、ビット線BLを形成するまでの工
程についてはその概要を記載するに止め、主要な構成部
分である情報蓄積用容量素子Cの製造工程について詳述
する。なお、ビット線BLを形成するまでの工程は、以
下で説明する工程に限定されるものではない。
図)、図5(図4のA−A線に沿った断面図)、図6
(図4のB−B線に沿った断面図)および図7(図4の
C−C線に沿った断面図)に示すように、例えばp型の
単結晶シリコンからなる基板1の主面の素子分離領域に
素子分離溝2を形成する。素子分離溝2は、基板1の表
面をエッチングして深さ300〜400nm程度の溝を
形成し、続いてこの溝の内部を含む基板1上にCVD(C
hemical Vapor Deposition)法で酸化シリコン膜4(膜
厚600nm程度)を堆積した後、酸化シリコン膜4を
化学機械研磨(Chemical Mechanical Polishing;CMP)
法で研磨、平坦化することによって形成する。酸化シリ
コン膜4は、例えば酸素(またはオゾン)とテトラエト
キシシラン(TEOS)とをソースガスに用いたプラズ
マCVD法で堆積し、その後、1000℃程度のドライ
酸化を行って膜を緻密化(デンシファイ)する。
成することにより、素子分離溝2によって周囲を囲まれ
た細長い島状の活性領域(L)が同時に多数形成され
る。後述するように、これらの活性領域(L)のそれぞ
れには、ソース、ドレインの一方を共有するメモリセル
選択用MISFETQsが2個ずつ形成される。
込みすることによってp型ウエル3を形成し、続いてp
型ウエル3の表面をHF(フッ酸)系の洗浄液で洗浄し
た後、基板1を熱酸化することによってp型ウエル3の
活性領域(L)の表面に酸化シリコン系の清浄なゲート
絶縁膜5(膜厚6nm程度)を形成する。なお、ゲート
絶縁膜5は、基板1の熱酸化によって形成される酸化シ
リコン系絶縁膜の他、それよりも誘電率が大きい窒化シ
リコン系絶縁膜、金属酸化物系絶縁膜(酸化タンタル
膜、酸化チタン膜など)であってもよい。これらの高誘
電体絶縁膜は、基板1上にCVD法やスパッタリング法
で成膜することによって形成する。
絶縁膜5の上部にゲート電極6を形成する。ゲート電極
6は、活性領域(L)以外の領域ではワード線(WL)
として機能する。ゲート電極6(ワード線WL)は、例
えばゲート絶縁膜5の上部にP(リン)などをドープし
たn型多結晶シリコン膜(膜厚70nm程度)、WN
(窒化タングステン)またはTiN(窒化チタン)から
なるバリアメタル膜(膜厚5nm〜10nm程度)、W
(タングステン)膜(膜厚100nm程度)および窒化
シリコン膜7(膜厚150nm程度)を順次堆積した
後、フォトレジスト膜をマスクにしてこれらの膜をドラ
イエッチングすることによって形成する。多結晶シリコ
ン膜および窒化シリコン膜7はCVD法で堆積し、バリ
アメタル膜およびW膜はスパッタリング法で堆積する。
ウエル3にAs(ヒ素)またはP(リン)をイオン打ち
込みしてゲート電極6の両側のp型ウエル3にn型半導
体領域8(ソース、ドレイン)を形成する。ここまでの
工程により、メモリセル選択用MISFETQsが略完
成する。
1上にCVD法で窒化シリコン膜9(膜厚50nm)お
よび酸化シリコン膜10(膜厚600nm程度)を堆積
し、続いて酸化シリコン膜10の表面を化学機械研磨法
で平坦化した後、フォトレジスト膜(図示せず)をマス
クにして酸化シリコン膜10および窒化シリコン膜9を
ドライエッチングすることにより、メモリセル選択用M
ISFETQsのソース、ドレイン(n型半導体領域
8)の上部にコンタクトホール11、12を形成する。
酸化シリコン膜10のエッチングは、窒化シリコンに対
する選択比が大きい条件で行い、窒化シリコン膜9のエ
ッチングは、シリコンや酸化シリコンに対するエッチン
グ選択比が大きい条件で行う。これにより、コンタクト
ホール11、12をゲート電極6(ワード線WL)に対
して自己整合(セルフアライン)で形成することができ
る。
コンタクトホール11、12の内部にプラグ13を形成
する。プラグ13を形成するには、酸化シリコン膜10
の上部にPをドープしたn型多結晶シリコン膜をCVD
法で堆積することによってコンタクトホール11、12
の内部にn型多結晶シリコン膜を埋め込んだ後、コンタ
クトホール11、12の外部のn型多結晶シリコン膜を
化学機械研磨法(またはドライエッチング)で除去す
る。
法で酸化シリコン膜14(膜厚150nm程度)を堆積
した後、図20〜図22に示すように、フォトレジスト
膜(図示せず)をマスクにしてコンタクトホール11の
上部の酸化シリコン膜14をドライエッチングすること
により、後の工程で形成されるビット線(BL)とコン
タクトホール11とを接続するためのスルーホール15
を形成する。
スルーホール15の内部にプラグ16を形成する。プラ
グ16を形成するには、酸化シリコン膜14の上部に例
えばスパッタリング法でTiNからなるバリアメタル膜
を堆積し、続いてバリアメタル膜の上部にCVD法でW
膜を堆積することによってスルーホール15の内部にこ
れらの膜を埋め込んだ後、スルーホール15の外部のこ
れらの膜を化学機械研磨法で除去する。
シリコン膜14の上部にビット線BLを形成する。ビッ
ト線BLを形成するには、例えば酸化シリコン膜14の
上部にスパッタリング法でTiN膜(膜厚10nm程
度)を堆積し、続いてTiN膜の上部にCVD法でW膜
(膜厚50nm程度)を堆積した後、フォトレジスト膜
をマスクにしてこれらの膜をドライエッチングする。ビ
ット線BLは、その下部のスルーホール15に埋め込ま
れたプラグ16およびさらにその下部のコンタクトホー
ル11に埋め込まれたプラグ13を介してメモリセル選
択用MISFETQsのソース、ドレイン(n型半導体
領域8)の一方と電気的に接続される。
ト線BLの上部にCVD法で膜厚300nm程度の酸化
シリコン膜17および膜厚200nm程度の窒化シリコ
ン膜18を堆積した後、フォトレジスト膜(図示せず)
をマスクにして窒化シリコン膜18および酸化シリコン
膜17をドライエッチングすることにより、プラグ13
が埋め込まれたコンタクトホール11の上部にスルーホ
ール19を形成する。
コンタクトホール11の径よりも小さくなるように形成
する。具体的には、窒化シリコン膜18の上部にCVD
法で多結晶シリコン膜20を堆積し、続いてスルーホー
ル19を形成する領域の多結晶シリコン膜20をドライ
エッチングして孔を形成した後、多結晶シリコン膜20
の上部にさらに多結晶シリコン膜(図示せず)を堆積す
る。次に、多結晶シリコン膜20の上部の多結晶シリコ
ン膜を異方性エッチングすることによって孔の側壁にサ
イドウォールスペーサ21を形成し、続いて多結晶シリ
コン膜20とサイドウォールスペーサ21とをマスクに
用いて孔の底部の窒化シリコン膜18および酸化シリコ
ン膜17をドライエッチングする。
スルーホール19は、その中心がその下部のコンタクト
ホール11の中心よりもビット線BLから離れる方向に
オフセットされる。このように、スルーホール19の径
をその下部のコンタクトホール11の径よりも小さく
し、かつその中心をビット線BLから離れる方向にオフ
セットさせることにより、メモリセルサイズを縮小した
場合においても自己整合コンタクト(Self Align Contac
t;SAC)技術を用いることなく、スルーホール19
(の内部に埋め込まれるプラグ22)とビット線BLと
のショートを防止することができる。また、スルーホー
ル19の径をその下部のコンタクトホール11の径より
も小さくすることにより、それらの中心をずらしても両
者のコンタクト面積を十分に確保することができる。
スク(多結晶シリコン膜20およびサイドウォールスペ
ーサ21)をドライエッチングで除去した後、図33お
よび図34に示すように、スルーホール19の内部にプ
ラグ22を形成する。プラグ22を形成するには、まず
窒化シリコン膜18の上部にPをドープしたn型多結晶
シリコン膜をCVD法で堆積することによって、スルー
ホール19の内部に多結晶シリコン膜を埋め込み、続い
てスルーホール19の外部の多結晶シリコン膜を化学機
械研磨法(またはドライエッチング)で除去する。この
とき、多結晶シリコン膜をオーバー研磨(またはオーバ
ーエッチング)することによって、プラグ22の表面の
高さをスルーホール19の上端部より下方に後退させ
る。
プラグ22の上部にバリア層25を形成する。バリア層
25を形成するには、窒化シリコン膜18の上部にスパ
ッタリング法でTaN膜を堆積した後、続いてスルーホ
ール19の外部のTaN膜を化学機械研磨法(またはド
ライエッチング)で除去する。バリア層25は、後述す
る製造工程の途中で行われる熱処理によって、下部電極
32を構成するRuとプラグ22を構成する多結晶シリ
コンとが不所望のシリサイド反応を引き起こすのを防ぐ
ために形成する。
窒化シリコン膜18の上部にCVD法で酸化シリコン膜
24を堆積する。情報蓄積用容量素子Cの下部電極32
は、次の工程で酸化シリコン膜24に形成される溝29
の内部に形成される。従って、酸化シリコン膜24の膜
厚がこの下部電極32の高さを規定するので、下部電極
32の表面積を大きくして蓄積電荷量を増やすために
は、酸化シリコン膜24を2μm程度の厚い膜厚で堆積
する。酸化シリコン膜24は、例えば酸素とテトラエト
キシシラン(TEOS)とをソースガスに用いたプラズ
マCVD法で堆積し、その後、必要に応じてその表面を
化学機械研磨法で平坦化する。
酸化シリコン膜24の上部にスパッタリング法で膜厚2
00nm程度のW膜26を堆積し、続いてW膜26の上
部に反射防止膜27を塗布した後、反射防止膜27の上
部にフォトレジスト膜28を形成する。W膜26は、酸
化シリコン膜24に対するエッチング選択比がフォトレ
ジスト膜に比べて大きいので、厚い膜厚の酸化シリコン
膜24をエッチングする際のマスクとして使用される。
フォトレジスト膜28をマスクにして反射防止膜27を
ドライエッチングし、続いて図43および図44に示す
ように、W膜26をドライエッチングすることによっ
て、酸化シリコン膜24をエッチングするためのマスク
パターン(W膜28)を形成する。
止膜27を除去した後、図45および図46に示すよう
に、W膜28をマスクにして酸化シリコン膜24をドラ
イエッチングすることにより、その底部にスルーホール
19内のバリア層25の表面が露出する深い溝29を形
成する。溝29の形成には、例えばC5F8+O2+Ar
(アルゴン)ガスをエッチングガスに用いた平行平板型
反応性イオンエッチング装置を使用し、酸化シリコン膜
24を異方的にドライエッチングする。図47に示すよ
うに、溝29は、ワード線WLの延在方向に長辺を有
し、かつビット線BLの延在方向に短辺を有する矩形の
平面パターンで構成される。
酸化シリコン膜24をドライエッチングして上記溝29
を形成した後、フッ酸系のエッチング液(HF:NH4
F=1:200)を使って溝29の内壁の酸化シリコン
膜24をウェットエッチングする。このウェットエッチ
ングを行うことにより、溝29の内壁が等方的にエッチ
ングされ、溝29の径が僅かに大きくなると共に、図4
8および図49に示すように、溝29の側壁下端部と底
面部分との間(図の矢印で示す領域)の酸化シリコン膜
24に丸みが付く。この丸みを効果的に付けるために
は、酸化シリコン膜24をドライエッチングして溝29
を形成する際、溝29の底部のエッチング量を少なくす
ることによって、あらかじめ溝29の底部近傍の径を上
部の径より細くしておき、その後、溝29の内壁の酸化
シリコン膜24をウェットエッチングするとよい。
分との間の酸化シリコン膜24に丸みを付けておくこと
により、後の工程で溝29の内部に堆積する接着層(T
aN膜30)や下部電極材料(Ru膜32a)がその後
の熱処理によって体積変化した場合でも、溝29の側壁
下端部と底面部分との間の領域で剥離を引き起こすこと
がない。
スクとして使用したW膜26を過酸化水素水で除去した
後、図50および図51に示すように、溝29の内部を
含む酸化シリコン膜24の上部に膜厚15nm程度のT
aN膜30をスパッタリング法で堆積する。TaN膜3
0は、後の工程で溝29の内部に堆積する下部電極材料
(Ru膜32a)および酸化シリコン膜24のいずれに
対しても接着性が高いという特徴があるため、下部電極
材料(Ru膜32a)と酸化シリコン膜24との界面剥
離を防ぐ接着層として機能する。
溝29の内部に絶縁膜31を堆積した後、溝29の外部
のTaN膜30をドライエッチングによって除去する。
絶縁膜31は、溝29の底部のTaN膜30がエッチン
グイオンによって削られるのを防ぐマスクとして使用す
るので、溝29の内部全体に埋め込む必要はなく、少な
くとも溝29の底部近傍を覆う程度の膜厚で堆積すれば
よい。絶縁膜31は、例えばフォトレジストやスピンオ
ングラスなどで構成する。絶縁膜31をフォトレジスト
で構成する場合は、ポジ型のフォトレジスト膜を溝29
の内部を含む酸化シリコン膜24の上部にスピン塗布し
た後、全面露光および現像を行って溝29の外部の露光
部を除去し、溝29の内部に未露光部を残せばよい。
大図である。図示のように、溝29の外部のTaN膜3
0をドライエッチングによって除去する際は、溝29の
側壁上端部のTaN膜30も除去し、TaN膜30の上
端部を溝29の開孔端部よりも下方に後退(リセス)さ
せると共にテーパ状に加工する。TaN膜30の上端部
のリセス量は、例えば100nm程度とし、テーパ角
(θ)は、例えば45°以下とする。また、酸化シリコ
ン膜24に対するTaN膜30のエッチング選択比を十
分に確保するため、TaN膜30をエッチングするガス
は、塩素ガスまたは塩素ガスとAr(アルゴン)との混
合ガスを使用する。
ング処理などによって除去した後、図55、図56およ
び図54(b)に示すように、溝29の内部を含む酸化
シリコン膜24の上部にRu膜32aを堆積する。Ru
膜32aは、スパッタリング法で堆積した膜厚15nm
程度の膜とCVD法で堆積した膜厚35nm程度の膜と
の積層膜で構成する。スパッタリング法で堆積したRu
膜は、CVD法で堆積したRu膜に比べて酸化シリコン
膜24との接着性がよいという特徴がある。一方、CV
D法で堆積したRu膜は、スパッタリング法で堆積した
Ru膜に比べて段差被覆性がよいため、深い溝29の底
部および側壁をほぼ均一な膜厚で覆うことができる。
てRu膜32aをデンシファイ(緻密化)した後、図5
7および図58に示すように、溝29の内部に絶縁膜3
3を埋め込み、溝29の外部のRu膜32aをドライエ
ッチングによって除去する。絶縁膜33は、溝29の底
部のRu膜32aがエッチングイオンによって削られる
のを防ぐマスクとして使用され、例えばフォトレジスト
やスピンオングラスなどで構成する。
膜30の上端部を溝29の開孔端部よりも下方にリセス
させる。そのため、図54(c)に拡大して示すよう
に、溝29の外部のRu膜32aを除去した際、溝29
の側壁に残ったRu膜32aの上端部にTaN膜30が
露出することはない。また、TaN膜30の上端部をテ
ーパ状に加工したことにより、TaN膜30の上端部近
傍においてRu膜32aの膜厚が薄くなることもない。
溝29の内部に埋め込んだ絶縁膜33をアッシング処理
などによって除去する。ここまでの工程により、溝29
の内壁にRu膜32aによって構成される下部電極32
が形成される。下部電極32は、その下部のスルーホー
ル19およびさらにその下部のコンタクトホール12を
通じてメモリセル選択用MISFETQsのn型半導体
領域8(ソース、ドレイン)の他方と電気的に接続され
る。
下部電極32が形成された溝29の内壁および酸化シリ
コン膜24の表面に酸化タンタルからなる膜厚10nm
程度の誘電体膜34を堆積する。酸化タンタル膜は、例
えば原料ガスにペンタエトキシタンタル(Ta(OC2
H5)5)と酸素とを用い、温度430℃、圧力50Pa
の条件で堆積し、その後、膜の結晶化と膜質の改善とを
図るために、酸素雰囲気中で650°程度の熱処理を行
う。
溝29の開孔端部よりも下方にリセスさせ、TaN膜3
0をRu膜32aで完全に覆うようにしたので、図54
(d)に拡大して示すように、溝29の内壁および酸化
シリコン膜24の表面に酸化タンタルからなる誘電体膜
34を堆積したときに、TaN膜30と誘電体膜34と
が接触することはない。
中で熱処理した際、酸化タンタル膜中の酸素がTaN膜
30中に拡散することがないので、TaN膜30が酸化
されることによって生じる形状異常(ふくれ)や、酸化
シリコン膜24との界面での剥がれを防止することがで
きる。また、酸化タンタル膜が還元されて導電性を持っ
た金属タンタルとなることによるリーク電流の増加を防
止することができる。
誘電体膜34の上部にスパッタリング法およびCVD法
で膜厚100nm程度のRu膜35aを堆積し、続いて
Ru膜35aの上部にスパッタリング法で膜厚100n
m程度のW膜35bを堆積した後、図65および図66
に示すように、フォトレジスト膜36をマスクにしたド
ライエッチングでメモリアレイ(MARY)以外の領域
のW膜35bおよびRu膜35aを除去することによっ
て上部電極35を形成する。このエッチングを行う際
は、図65に示すように、フォトレジスト膜35の端部
をラウンド状に加工しておくとよい。これにより、W膜
35bおよびRu膜35aの端部側壁にエッチングの反
応生成物が付着し難くなるので、これらの膜のエッチン
グ制御性が向上する。
電体膜34および上部電極35によって構成される情報
蓄積用容量素子Cが完成し、前記図2および図3に示し
たような、メモリセル選択用MISFETQsとこれに
直列に接続された情報蓄積容量素子Cとで構成されるメ
モリセルが略完成する。
間絶縁膜を挟んで2層程度のAl配線を形成し、最上層
のAl配線の上部にパッシベーション膜を形成するが、
これらの図示は省略する。
ば、酸化シリコン膜24に開孔した溝29の内壁に情報
蓄積用容量素子Cの下部電極32を形成するに際し、下
部電極32を構成するRu膜32aと酸化シリコン膜2
4との界面に、TaN膜30によって構成される接着層
を介在させることにより、Ru膜32aの剥離を確実に
防止することができる。
9の側壁下端部と底面部分との間に丸みを付けることに
より、溝29の内部に堆積する接着層(TaN膜30)
や下部電極材料(Ru膜32a)がその後の熱処理によ
って体積変化した場合でも、溝29の側壁下端部と底面
部分との間の領域で剥離を引き起こすことがない。
端部を溝29の開孔端部よりも下方にリセスさせ、Ta
N膜30をRu膜32aで完全に覆うことにより、Ta
N膜30と誘電体膜34との接触を確実に防ぐことがで
きるので、TaN膜30の形状異常(ふくれ)や剥がれ
を防止することができると共に、誘電体膜34のリーク
電流の増加を防止することができる。
料は、本実施形態で用いたRuに限定されるものではな
く、Pt(プラチナ)、Ir(イリジウム)など、Ru
以外の白金族金属で構成することもできる。本実施形態
で使用したRuは、過剰な酸化性雰囲気中で熱処理した
場合、Ru自身が酸化されて酸化ルテニウムを形成し、
後の工程で不都合を生じる場合があるが、Ptはこのよ
うな酸化物を形成しないという利点がある。
料は、本実施形態で用いた酸化タンタルに限定されるも
のではなく、チタン酸バリウム、チタン酸ストロンチウ
ム、チタン酸バリウムストロンチウム、チタン酸鉛、チ
タン酸ジルコン酸鉛などのペロブスカイト型金属酸化物
からなる高(強)誘電体またはそれらの積層体で構成す
ることもできる。これらの高(強)誘電体材料を使用す
る場合でも、成膜後に膜を結晶化または改質する熱処理
工程が必須となるため、酸化タンタルを使用する本実施
形態と同様の効果が得られる。
材料は、本実施形態で用いたRuとWとの積層体に限定
されるものではなく、W、Ru、Pt、Irなどの金属
またはこれらの金属とTiNとを積層したものなどで構
成することもできる。
は、酸化シリコン膜24に溝29を形成し、続いて溝2
9の内部を含む酸化シリコン膜24の上部にTaN膜3
0を堆積するまでの工程(前記図4〜図51の工程)が
前記実施の形態1と同一であるため、その説明は省略
し、以降の工程についてのみ説明する。
き、図67に示すように、溝29の内部に絶縁膜31を
堆積し、溝29の外部のTaN膜30をドライエッチン
グによって除去する。エッチングガスは、塩素ガスまた
は塩素ガスとAr(アルゴン)との混合ガスを使用す
る。
ング処理などによって除去した後、図68に示すよう
に、溝29の内部に残ったTaN膜30の表面にRu膜
32bを形成する。このRu膜32bは、Ruが金属の
表面に選択的に成長し、酸化シリコンなどの絶縁膜の表
面には成長しないという性質を利用した選択CVD法に
よって形成する。ここまでの工程により、溝29の内壁
にRu膜32bによって構成される下部電極32が形成
される。
が形成された溝29の内壁および酸化シリコン膜24の
表面に、前記実施の形態1と同様の方法で酸化タンタル
からなる誘電体膜34を堆積し、続いて膜の結晶化と膜
質の改善とを図るために、酸素雰囲気中で650°程度
の熱処理を行う。
るTaN膜30のエッチング量と誘電体膜34の特性と
の関係について、図70を用いて説明する。
酸化シリコン膜24の上部のTaN膜30をドライエッ
チングによって除去する際、下地の酸化シリコン膜24
との選択比を小さくし、酸化シリコン膜24の上面をあ
る程度エッチングした場合である。この場合は、溝29
の内部に残ったTaN膜30の上端部が酸化シリコン膜
24の上面よりも上方に突き出た状態となる。
2bを選択成長させると、TaN膜30の上端部に選択
成長したRu膜32bが酸化シリコン膜24の上面より
も上方に突き出た状態となる。そのため、この領域に電
界が集中し、その後に堆積する誘電体膜34のリーク電
流がこの領域で増大してしまう。
酸化シリコン膜24の上面と同じ高さになるようにエッ
チングした場合である。この場合も、TaN膜30の上
端部に選択成長したRu膜32bが酸化シリコン膜24
の上面よりも上方に突き出た状態となるため、その後に
堆積する誘電体膜34のリーク電流がこの領域で増大し
てしまう。
酸化シリコン膜24の上面よりも下方にリセスするよう
にエッチングした場合である。ここでのリセス量は、R
u膜32bの膜厚(例えば50nm)と同程度とする。
成長したRu膜32bの上端部が酸化シリコン膜24の
上面と同じ高さになり、それよりも上方に突き出ること
はない。従って、Ru膜32bの上端部に電界が集中す
ることはないので、その後に堆積する誘電体膜34のリ
ーク電流がこの領域で増大することはない。
N膜30の上端部が酸化シリコン膜24の上面よりも下
方にリセスするようにエッチングした場合であるが、リ
セス量は、Ru膜32bの膜厚以上とする。この場合
は、同図(c)と同じくTaN膜30の上端部に選択成
長したRu膜32bの上端部に電界が集中することはな
いので、その後に堆積する誘電体膜34のリーク電流が
この領域で増大することはない。しかし、TaN膜30
のリセス量が大きくなった分、TaN膜30の表面に選
択成長するRu膜32bのリセス量も大きくなるため、
Ru膜32bによって構成される下部電極32の表面積
が低減し、その分、情報蓄積用容量素子Cの蓄積電荷量
が減少してしまう。
でTaN膜30をエッチングする際には、リーク電流の
低減の観点から、TaN膜30の上端部を酸化シリコン
膜24の上面よりも下方にリセスさせる必要がある。こ
のときのTaN膜30のリセス量は、少なくともTaN
膜30の上端部に選択成長させるRu膜32bの上端部
が酸化シリコン膜24の上面よりも上方に突き出ない
量、すなわちTaN膜30の表面に選択成長させるRu
膜32bの膜厚以上とする。一方、蓄積電荷量の減少を
最小限に止める観点から、リセス量の上限は、Ru膜3
2bの膜厚の3倍以下、より好ましくは2倍以下(Ru
膜32bの膜厚を50nmとした場合は、100nm以
下)とするのがよい。
形態1の図63〜図66に示す工程に従い、誘電体膜3
4の上部に上部電極35を形成することにより、下部電
極32、誘電体膜34および上部電極35によって構成
される情報蓄積用容量素子Cが完成し、メモリセル選択
用MISFETQsとこれに直列に接続された情報蓄積
容量素子Cとで構成されるメモリセルが略完成する。
同様の効果が得られることに加え、酸化シリコン膜24
に開孔した溝29の内部に絶縁膜を埋め込む工程が前記
実施の形態1の2回から1回に減少すると共に、Ru膜
32bをエッチングする工程も不要となるので、DRA
Mの製造工程を短縮することができる。
施の形態に基づいて具体的に説明したが、本発明は前記
実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱
しない範囲で種々変更可能であることはいうまでもな
い。
離を防止する接着層(TaN膜30)と誘電体膜との接
触を防止する方法として、接着層を構成するTaN膜3
0をリセスさせる方法(実施の形態1)、またはTaN
膜30の表面に下部電極材料を選択成長させる方法(実
施の形態2)を用いたが、これらの方法は、TaN以外
の材料、例えばTiNやTiを接着層として用いる場合
にも適用することができる。
びその製造プロセスに適用した場合について説明した
が、本発明は、汎用DRAMのみならず、ロジック混載
DRAMやFeRAMなどにも適用することができる。
表的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、
以下のとおりである。 (1)本発明によれば、メモリセルの微細化がより一層
進み、容量素子の下部電極とその下部の接続孔との合わ
せずれが不可避となった場合でも、下部電極のパターニ
ング時に接続孔内のバリア層がエッチングされてシリコ
ンプラグの表面が露出する不具合を防止すことができ
る。 (2)本発明によれば、容量素子の下部電極上に形成し
た誘電体膜を酸素雰囲気中で熱処理する際、下部電極を
透過した酸素がバリア層自体を酸化して、高抵抗、低誘
電率の酸化物層を形成する不具合を防止することができ
る。 (3)本発明によれば、容量素子の下部電極を構成する
白金族金属膜と酸化シリコン膜との接着性を向上させる
ことができる。 (4)本発明によれば、容量素子の表面積を増やすと共
に誘電体膜の高誘電率化を図ることによって、メモリセ
ルを微細化した場合においても所望する蓄積電荷量値を
確保することができる。
たシリコンチップの全体平面図である。
た半導体基板の要部断面図である。
た半導体基板の要部断面図である。
法を示す半導体基板の要部平面図である。
法を示す半導体基板の要部断面図である。
法を示す半導体基板の要部断面図である。
法を示す半導体基板の要部断面図である。
法を示す半導体基板の要部平面図である。
法を示す半導体基板の要部断面図である。
方法を示す半導体基板の要部断面図である。
方法を示す半導体基板の要部断面図である。
方法を示す半導体基板の要部断面図である。
方法を示す半導体基板の要部断面図である。
方法を示す半導体基板の要部平面図である。
方法を示す半導体基板の要部断面図である。
方法を示す半導体基板の要部断面図である。
方法を示す半導体基板の要部断面図である。
方法を示す半導体基板の要部断面図である。
方法を示す半導体基板の要部断面図である。
方法を示す半導体基板の要部平面図である。
方法を示す半導体基板の要部断面図である。
方法を示す半導体基板の要部断面図である。
方法を示す半導体基板の要部断面図である。
方法を示す半導体基板の要部断面図である。
方法を示す半導体基板の要部平面図である。
方法を示す半導体基板の要部断面図である。
方法を示す半導体基板の要部断面図である。
方法を示す半導体基板の要部断面図である。
方法を示す半導体基板の要部平面図である。
方法を示す半導体基板の要部断面図である。
方法を示す半導体基板の要部断面図である。
方法を示す半導体基板の要部断面図である。
方法を示す半導体基板の要部断面図である。
方法を示す半導体基板の要部断面図である。
方法を示す半導体基板の要部断面図である。
方法を示す半導体基板の要部断面図である。
方法を示す半導体基板の要部断面図である。
方法を示す半導体基板の要部断面図である。
方法を示す半導体基板の要部断面図である。
方法を示す半導体基板の要部断面図である。
方法を示す半導体基板の要部断面図である。
方法を示す半導体基板の要部断面図である。
方法を示す半導体基板の要部断面図である。
方法を示す半導体基板の要部断面図である。
方法を示す半導体基板の要部断面図である。
方法を示す半導体基板の要部断面図である。
方法を示す半導体基板の要部平面図である。
方法を示す半導体基板の要部断面図である。
方法を示す半導体基板の要部断面図である。
方法を示す半導体基板の要部断面図である。
方法を示す半導体基板の要部断面図である。
方法を示す半導体基板の要部断面図である。
方法を示す半導体基板の要部断面図である。
方法を示す半導体基板の要部断面図である。
方法を示す半導体基板の要部断面図である。
方法を示す半導体基板の要部断面図である。
方法を示す半導体基板の要部断面図である。
方法を示す半導体基板の要部断面図である。
造方法を示す半導体基板の要部断面図である。
方法を示す半導体基板の要部断面図である。
方法を示す半導体基板の要部断面図である。
方法を示す半導体基板の要部断面図である。
方法を示す半導体基板の要部断面図である。
方法を示す半導体基板の要部断面図である。
方法を示す半導体基板の要部断面図である。
方法を示す半導体基板の要部断面図である。
造方法を示す半導体基板の要部拡大断面図である。
造方法を示す半導体基板の要部拡大断面図である。
造方法を示す半導体基板の要部拡大断面図である。
u膜の形状および酸化タンタル膜の特性を説明する図で
ある。
造方法を示す半導体基板の要部拡大断面図である。
Claims (26)
- 【請求項1】 半導体基板の主面上に、溝または孔が形
成された絶縁膜と、前記溝または孔の内部に形成された
第1電極、前記第1電極の上部に形成された誘電体膜お
よび前記誘電体膜の上部に形成された第2電極からなる
容量素子とを有する半導体集積回路装置であって、 前記溝または孔は、底面部分と、側壁部分と、前記底面
部分および前記側壁部分の間の円弧状の接続部分とを有
し、前記容量素子の第1電極は、前記底面部分、前記接
続部分および前記側壁部分に沿って形成されていること
を特徴とする半導体集積回路装置。 - 【請求項2】 請求項1記載の半導体集積回路装置にお
いて、前記容量素子の第1電極は、Ru、PtまたはI
rからなることを特徴とする半導体集積回路装置。 - 【請求項3】 請求項1記載の半導体集積回路装置にお
いて、前記絶縁膜は、酸化シリコンからなることを特徴
とする半導体集積回路装置。 - 【請求項4】 以下の工程を有する半導体集積回路装置
の製造方法; (a)半導体基板の主面上に絶縁膜を形成し、前記絶縁
膜に溝または孔を開孔する工程、(b)前記溝または孔
の内部を等方的にエッチングすることによって、前記の
溝または孔の底面部分と側壁部分との間の接続部分を円
弧状に加工する工程、(c)前記溝または孔の内部に容
量素子の第1電極を形成し、前記第1電極の上部に前記
容量素子の誘電体膜を形成し、前記誘電体膜の上部に前
記容量素子の第2電極を形成する工程、(d)前記
(c)工程の途中で前記半導体基板を熱処理する工程。 - 【請求項5】 請求項4記載の半導体集積回路装置の製
造方法において、前記溝または孔の開孔は、前記絶縁膜
を異方性エッチングすることによって行うことを特徴と
する半導体集積回路装置の製造方法。 - 【請求項6】 請求項4記載の半導体集積回路装置の製
造方法において、前記容量素子の第1電極は、Ru、P
tまたはIrからなることを特徴とする半導体集積回路
装置の製造方法。 - 【請求項7】 請求項4記載の半導体集積回路装置の製
造方法において、前記絶縁膜は、酸化シリコンからなる
ことを特徴とする半導体集積回路装置の製造方法。 - 【請求項8】 請求項4記載の半導体集積回路装置の製
造方法において、前記熱処理工程は、前記容量素子の第
1電極を構成する金属膜をデンシファイする工程である
ことを特徴とする半導体集積回路装置の製造方法。 - 【請求項9】 請求項4記載の半導体集積回路装置の製
造方法において、前記熱処理工程は、前記容量素子の誘
電体膜を結晶化または改質する工程であることを特徴と
する半導体集積回路装置の製造方法。 - 【請求項10】 複数の溝または孔を有し、前記複数の
溝または孔の間に位置する主面および前記複数の溝また
は孔の内部の側壁を有する第1絶縁膜と、 前記複数の溝または孔の側壁上に位置し、前記複数の溝
または孔の間において互いに電気的に分離された第1導
体層と、 前記第1導体層の上部に位置し、前記複数の溝または孔
の間において互いに電気的に分離された第2導体層と、 前記第2導体層の上部に位置する誘電体膜と、 前記誘電体膜の上部に位置する第3導体層と、が半導体
基板の主面上に形成された半導体集積回路装置であっ
て、 前記第1導体層と前記誘電体膜との間には、両者が直接
接触しないように前記第2導体層が介在していることを
特徴とする半導体集積回路装置。 - 【請求項11】 請求項10記載の半導体集積回路装置
において、前記第1導体層は、前記溝または孔の上部に
端部を有し、前記第1導体層の端部は、前記第2導体層
によって覆われていることを特徴とする半導体集積回路
装置。 - 【請求項12】 請求項11記載の半導体集積回路装置
において、前記第2導体層は、前記溝または孔の上部に
端部を有し、前記第2導体層の端部は、前記第1導体層
の端部よりも上部に位置していることを特徴とする半導
体集積回路装置。 - 【請求項13】 請求項11記載の半導体集積回路装置
において、前記第2導体層の端部は、前記溝または孔の
内部の側壁において終端していることを特徴とする半導
体集積回路装置。 - 【請求項14】 請求項11記載の半導体集積回路装置
において、前記第1導体層の端部は、テーパ形状を有し
ていることを特徴とする半導体集積回路装置。 - 【請求項15】 請求項14記載の半導体集積回路装置
において、前記第1導体層の端部のテーパ角は、45°
以下であることを特徴とする半導体集積回路装置。 - 【請求項16】 請求項10記載の半導体集積回路装置
において、前記第1導体層は、TaN、TiNまたはT
iからなることを特徴とする半導体集積回路装置。 - 【請求項17】 請求項10記載の半導体集積回路装置
において、前記第2導体層は、Ru、PtまたはIrか
らなることを特徴とする半導体集積回路装置。 - 【請求項18】 請求項10記載の半導体集積回路装置
において、前記誘電体膜は、酸化タンタル、BSTまた
はPZTからなることを特徴とする半導体集積回路装
置。 - 【請求項19】 複数の溝または孔を有し、前記複数の
溝または孔の間に位置する主面および前記複数の溝また
は孔の内部の側壁を有する第1絶縁膜と、 前記複数の溝または孔の側壁上に位置し、前記複数の溝
または孔の間において互いに電気的に分離された第1導
体層と、 前記第1導体層の上部に位置し、前記複数の溝または孔
の間において互いに電気的に分離された第2導体層と、 前記第2導体層の上部に位置する誘電体膜と、 前記誘電体膜の上部に位置する第3導体層と、が半導体
基板の主面上に形成された半導体集積回路装置であっ
て、 前記第2導体層は、前記溝または孔の内部の側壁に接触
する部分を有していることを特徴とする半導体集積回路
装置。 - 【請求項20】 複数の溝または孔を有し、前記複数の
溝または孔の間に位置する主面および前記複数の溝また
は孔の内部の側壁を有する第1絶縁膜と、 前記溝または孔の側壁に沿って延在し、前記溝または孔
の内部に端部を有する第1導体層と、 前記第1導体層の上部に位置し、前記溝または孔の内部
に端部を有する第2導体層と、 前記第2導体層の上部に位置する誘電体膜と、 前記誘電体膜の上部に位置する第3導体層と、が半導体
基板の主面上に形成された半導体集積回路装置であっ
て、 前記第2導体層の端部は、前記第1導体層の端部よりも
上部に位置していることを特徴とする半導体集積回路装
置。 - 【請求項21】 複数の溝または孔を有し、前記複数の
溝または孔の間に位置する主面および前記複数の溝また
は孔の内部の側壁を有する第1絶縁膜と、 前記複数の溝または孔の側壁に沿って延在し、前記複数
の溝または孔の間において互いに電気的に分離するため
に、前記溝または孔の上部に端部を有する第1導体層
と、 前記第1導体層の上部に位置し、前記複数の溝または孔
の上部において前記第1導体層の端部を完全に覆うよう
に形成された第2導体層と、 前記第2導体層の上部に位置する誘電体膜と、 前記誘電体膜の上部に位置する第3導体層と、が半導体
基板の主面上に形成された半導体集積回路装置。 - 【請求項22】 以下の工程を有する半導体集積回路装
置の製造方法; (a)半導体基板の主面上に絶縁膜を形成し、前記絶縁
膜に複数の溝または孔を開孔する工程、(b)前記複数
の溝または孔の間に位置する前記絶縁膜の主面部分およ
び前記溝または孔の側壁部分に第1導体層を形成する工
程、(c)前記絶縁膜の主面部分に位置する前記第1導
体層を選択的に除去し、前記溝または孔の上部におい
て、前記第1導体層に端部を形成する工程、(d)前記
溝または孔の内部の前記第1導体層の上部に、前記第1
導体層の前記端部を覆うように第2導体層を形成する工
程、(e)前記第2導体層の上部に誘電体膜を形成し、
前記誘電体膜の上部に第3導体層を形成する工程。 - 【請求項23】 請求項22記載の半導体集積回路装置
の製造方法において、前記第2導体層は、前記第1導体
層に対して選択性を有するCVD法によって形成するこ
とを特徴とする半導体集積回路装置の製造方法。 - 【請求項24】 請求項22記載の半導体集積回路装置
の製造方法において、前記第2導体層を形成した後、前
記第2導体層を前記複数の溝または孔の間において分離
する工程をさらに有することを特徴とする半導体集積回
路装置の製造方法。 - 【請求項25】 請求項22記載の半導体集積回路装置
の製造方法において、前記絶縁膜の主面部分に位置する
前記第1導体層を選択的に除去する際、前記第1導体層
の端部が前記絶縁膜の表面から前記第2導体層の膜厚分
以上となるように、前記溝または孔の内部の前記第1導
体層を除去することを特徴とする半導体集積回路装置の
製造方法。 - 【請求項26】 請求項22記載の半導体集積回路装置
の製造方法において、前記絶縁膜の主面部分に位置する
前記第1導体層を選択的に除去する際、前記第1導体層
を異方的にエッチングすることによって、前記第1導体
層の端部をテーパ状に加工することを特徴とする半導体
集積回路装置の製造方法。
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007081189A (ja) * | 2005-09-15 | 2007-03-29 | Elpida Memory Inc | 半導体記憶装置及びその製造方法 |
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