JP2002075387A - 電池チェック装置 - Google Patents
電池チェック装置Info
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- JP2002075387A JP2002075387A JP2000258332A JP2000258332A JP2002075387A JP 2002075387 A JP2002075387 A JP 2002075387A JP 2000258332 A JP2000258332 A JP 2000258332A JP 2000258332 A JP2000258332 A JP 2000258332A JP 2002075387 A JP2002075387 A JP 2002075387A
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- G01R31/378—Arrangements for testing, measuring or monitoring the electrical condition of accumulators or electric batteries, e.g. capacity or state of charge [SoC] specially adapted for the type of battery or accumulator
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Abstract
出して、電子機器の誤作動を防止する電池チェック装置
を提供する。 【解決手段】 電池ホルダ48をカメラ10にセットす
ると、電池ホルダ48内の4本の電池50〜53の端子
間電圧を測定して、これらの最小値Vmin を算出する。
Vmin が0.9V以下である場合には、使用に適さない
中古の電池が含まれている旨が表示され、カメラ10の
システムが停止する。次に、電池50〜53に負荷を接
続して各端子間電圧を測定する。Vmin が0.9V以
下、又は、最大値Vmax からの差が0.2V以下である
場合には、メーカが異なる電池が含まれている旨が表示
され、システムが停止する。電池50〜53に接続する
負荷の量を変化させながら、同様の電池チェックを行
う。重負荷条件下での電池チェック終了後、カメラのス
タンバイモードに移行する。
Description
に装填された電池を監視するための電池チェック装置に
関する。
ン、プリンタ内蔵型電子スチルカメラ、ゲーム機等が広
く用いられている。例えば、プリンタ内蔵型電子スチル
カメラでは、インスタントフイルムが収納されたフイル
ムパックを使用し、撮像部で画像を撮像してからプリン
トを指示すると、露光ヘッドが駆動してインスタントフ
イルムに露光を行った後、展開現像を行ってプリント写
真を作成する。このプリンタ内蔵型電子スチルカメラを
用いることにより、画質の良好なプリント写真をその場
で且つ簡単に作成することができる。
動する電源としては、4本の単三電池(一次電池)が使
われている。この単三電池を直列に接続し、6Vで露光
ヘッドや展開ローラ用モータを駆動している。
切れに対応するために、電池チェック回路が組み込まれ
ており、メイン電源のON時に、直列接続された複数の
一次電池(以下、単に電池という)の直列電圧を測定
し、電池交換時期を警告表示している。
端子間電圧が僅かながら低下するが、所定の残存容量以
下になると、端子間電圧が急激に低下するという特性が
ある。そのために、複数の電池を直列接続して使用する
場合には、消耗の程度が同じものを組み合わせて使用す
ることが必要である。例えば、端子間電圧が1.5Vの
新品の電池と、端子間電圧が1.0Vのある程度使用し
た電池(中古電池)とを組み合わせたときは、直列電圧
は2.5Vとなる。他方、残存容量が同じであり、1.
25Vの2個の中古電池を組み合わせて使用した場合
も、直列電圧は2.5Vとなる。
記2通りの組み合わせでは同じものとなるが、その使用
期間には大きな差異がある。例えば新品の電池と、ある
程度使用した電池(中古電池)とを組み合わせて使用す
ると、その直列電圧が電子機器を正常に駆動するための
規定電圧を超えているが、少し使用していると中古電池
が所定の残存容量以下になって電圧が急に低下し、その
結果直列電圧が規定電圧以下となって電子機器が誤作動
したり、あるいは停止したりする。他方、2個の中古電
池の場合には、すぐに電池を交換しなくても、電子機器
をかなりの期間駆動することが可能である。
て、無負荷状態と負荷状態における端子間電圧の違いに
大きなバラツキがある。例えば、上記のプリンタ内蔵型
電子スチルカメラを使用する際、カメラのスタンバイ時
や撮影時等のように負荷が小さい場合には、メーカーの
違う電池を組み合わせて使用していても直列電圧はほと
んど低下しないが、露光ヘッドや展開ローラ対を駆動す
るプリント時のように負荷が大きな場合には、メーカー
の異なる電池が含まれていると直列電圧が急激に低下し
て動作不良となるおそれが生じる。
わされている場合でも、電源の状態を正しく検査するこ
とができる電池チェック装置を提供することを目的とす
るものである。
が急激に低下して、誤作動や作動停止が起こることのな
いように、正しく検査することができる電池チェック装
置を提供することを目的とするものである。
に、請求項1記載の電池チェック装置は、直列接続され
たN本の電池毎にグループ化し、各グループ毎に直列電
圧を測定する電圧測定手段と、この直列電圧から各グル
ープの使用の適否を判定する手段と、この判定結果を表
示する表示手段とから構成している。前記Nを「1」と
して、電圧測定手段は個々の電池の端子間電圧を測定す
ることが好ましい。更に、負荷抵抗回路を設け、負荷抵
抗の値を変えた測定条件の下で各電池の端子間電圧を測
定し、各測定条件において複数の端子間電圧のうち最小
値が基準値以下のとき、又は複数の端子間電圧のうちの
最大値と最小値との差が基準範囲以下のときに、不適正
であると判定することが好ましい。
ていると判定されたときに、不適正な電池がセットされ
ている位置を示して警告表示しても良い。さらに、不適
正な電池がセットされた電子機器の動作を禁止する禁止
手段を設けることが好ましい。また、不適正な電池が用
いられているか否かの判定を、電池交換時又は電子機器
の電源投入時若しくは電子機器の小電力モードからの復
帰時に行うことにより、電子機器の動作不良を未然に防
止することができる。
準範囲を0〜0.2Vの範囲で定めることが好ましい。
カメラに本発明を実施した例について説明する。図1に
示すように、プリンタ内蔵型電子スチルカメラ10は、
カメラボディ11内に各種撮影機構、プリンタ機構等が
組みこまれている。
面側方には、グリップ部12と、レリーズボタン13
と、撮影窓14とが縦方向に並んで設けられている。グ
リップ部12は、プリンタ内蔵型電子スチルカメラ10
の保持に使用される。レリーズボタン13は、グリップ
部12を握持した右手人指し指で操作しやすいように、
押圧面が傾斜して配置されている。撮影窓14は透明な
カバーガラスで覆われており、その奥には、図4に示す
ように撮影レンズ55と、シャッタ機構及び絞り機構
と、撮影レンズ55を通過した被写体光が結像されるC
CDイメージセンサ57とが組み込まれている。また、
プリンタ内蔵型電子スチルカメラ10の前面上方には、
ストロボ発光窓17やロック解除ボタン20等が設けら
れている。
軸着されて開閉自在とされた装填室蓋21が取り付けら
れている。装填室蓋21の奥にはフイルムパック22が
装填される装填室23が設けられている。この装填室蓋
21は常態では装填室23を光密に封入する閉じ位置に
固定されているが、ロック解除ボタン20を所定時間押
圧すると、図示しない蓋ロック機構が解除され、同図に
示す開き位置へと回動する。
トタイプのインスタントフイルム24が10枚積層され
ている。各インスタントフイルム24は、インスタント
カメラ用に市販されているものであって、感光シート、
受像シート、及び現像処理液を内包したポッド、余剰の
現像処理液を吸収するトラップ部を基本的な構成要素と
している。また、フイルムパック22の上面にはスリッ
ト状の出口22aが形成され、インスタントフイルム2
4がこの出口22aよりフイルムパック22の外へ送り
出される。
圧開口22bが形成されている。装填室蓋21が閉じ位
置にあるときに、装填室蓋21の内面に設けられた押圧
部材25がこの押圧開口22bに入り込み、インスタン
トフイルム24を押圧する。これにより、インスタント
フイルム24は、押圧開口22bと反対側の面に形成さ
れた露光開口に密着されるため、露光時における平面性
が確保される。
ム24に画像のハードコピーを行うプリント機構が設け
られている。図2に示すように、プリント機構は、イン
スタントフイルム24に露光を行うプリントヘッド26
と、このプリントヘッド26を移動させるヘッド移動機
構27と、露光済みのインスタントフイルム24を展開
現像するための展開ローラ30等から構成される。
ン26a,26bが立設されている。一方のガイドピン
26aは図示しないガイドレール31に入り込み、他方
のガイドピン26bはヘッド移動機構27に設けられた
ガイドレール32に入り込んで保持される。プリントヘ
ッド26はその長手方向がインスタントフイルム24の
排出方向に直交する主走査方向に沿うように配される。
さらに、他方のガイドピン26bは、インスタントフイ
ルム24の排出方向(副走査方向)と平行に長く設けら
れたガイド軸33にスライド自在に取り付けられてい
る。ガイド軸33は、一端に取り付けられたギヤ34を
介して接続された走査用モータ35からの駆動力を受け
て回転し、図中矢線で示す副走査方向にプリントヘッド
26を移動させて1回のスキャンを行う。
ルム22の主走査方向にドットセグメントのピクセルを
多数ライン状に配列した透過型の液晶アレイと、この液
晶アレイにライン状の白色照明光を照射する発光体と、
液晶アレイと発光体との間に設けられた赤色フィルタ、
緑色フィルタ,青色フィルタの3種類を配列したフィル
タプレートとを内蔵している。プリントヘッド26が1
スキャンするごとにフィルタプレートが順次に発光体と
液晶アレイとの間に挿入される。赤色,緑色,青色のプ
リント光をインスタントフイルム24に向けて放射する
ことにより、3色面順次でフルカラー画像が光学的に記
録される。
図示しない排出用モータの駆動力を受けて回転する。ま
た、カラー画像の露光後には、周知のクロー部材36が
切り欠き22cよりフイルムパック22内に入り込み、
露光済みのインスタントフイルム24を展開ローラ30
に向けて押し出す。インスタントフイルム24が展開ロ
ーラ22の間を通過する際にポッドが破裂され、内部に
現像処理液が展延される。1〜数分間経過した後に現像
処理が完了してインスタントフイルム24上にポジ画像
が形成される。現像済みのインスタントフイルム24
は、カメラボディ11の上面に形成された排出口37を
通過して外部に取り出される。
チルカメラ10の背面側には、液晶(LCD)パネル4
0、マルチオペレーションボタン41、プリントスター
トキー42、電源ボタン43等が設けられている。LC
Dパネル40は、撮影窓14を通して撮影される被写体
画像をリアルタイムで表示する、いわゆる電子ビューフ
ァインダーや、種々の警告を表示する警告表示部として
用いられる。マルチオペレーションボタン41は、プリ
ント枚数の設定をはじめ、デジタルズームのズーミン
グ、様々な撮影モードでの操作や再生,プリント時のコ
マ選択等の操作に使用される。また、プリントスタート
キー42を押圧操作すると、液晶パネル40に表示され
ている画像のプリントが開始される。
面側には、メモリカード72の挿入口であるメモリカー
ドスロットを覆うスロットカバー44と、電池室45を
覆うための電池室蓋46と、三脚ネジ47とが設けられ
ている。電池室45には、プリンタ内蔵型電子スチルカ
メラ10の駆動用電源として用いられる電池ホルダ48
が装填されている。この電池ホルダ48は、ケース49
内に直列に接続された電池50〜53が収納されてい
る。また、ケース49内には、図5に示す電圧測定部8
1や制御回路83等が設けられている。
電子スチルカメラ10の電気的構成を示す。プリンタ内
蔵型電子スチルカメラ10は、被写体の撮影を行う撮影
部と、画像のハードコピーを行うプリンタ部とに大別さ
れ、これらはシステムコントローラ54によって駆動制
御される。電池ホルダ48は、電源回路80に接続され
る。この電源回路80は、電池50〜53の直列電圧を
適当に昇圧して、各回路に給電する。
ンズ55によって収束され、その背部に設けられたCC
Dイメージセンサ56の光電面に結像される。レリーズ
ボタン13が押圧されると、CCDドライバ57が駆動
して、CCDイメージセンサ56は光学的な被写体画像
を電気的な撮像信号に変換して出力する。CCDイメー
ジセンサ56の光電面にはR,G,Bの微小なマイクロ
カラーフィルタがマトリクス状に配列され、色ごとにシ
リアルに出力される撮像信号はアンプ60で適当なレベ
ルに増幅された後、A/Dコンバータ61によってデジ
タル変換される。なお、周知のようにCCDドライバ5
7の駆動及びA/Dコンバータ61のサンプリングタイ
ミングとの間には同期がとられている。
タは、順次に画像データ処理回路62に入力される。画
像データ処理回路62は、入力されてくる画像データに
対してホワイトバランス調節、ガンマ補正などの信号処
理を行うとともに、信号処理済みの画像データからNT
SC方式のコンポジット信号に対応した映像信号を生成
し、これをD/Aコンバータ63,アンプ64を介して
映像信号用の出力端子65に出力する。また、アンプ6
4からの映像信号はLCDドライバ66にも入力され、
LCDパネル40には被写体画像が連続的に表示され
る。
画像データは、システムコントローラ54によって画像
メモリ67又はメモリカード68に記憶される。メモリ
カード68は、書き込みと読み出しの両方に利用される
ものであり、例えば50画面分の圧縮画像データを記憶
することができる。メモリカード68に記憶された圧縮
画像データは、データ伸張部73において元の画像デー
タに戻されて、画像データ処理回路62に転送される。
ト70を介してマルチオペレーションボタン41や電源
ボタン43等の操作入力部71、外部接続端子72から
の信号を監視し、入力信号に応じた信号処理を行う。ま
た、EEPROM74には、プリンタ内蔵型電子スチル
カメラ10を所定のシーケンスにしたがって作動させた
ときに、システムコントローラ54によって参照される
各種の調整データが予め格納されている。これらの調整
データは、プリンタ内蔵型電子スチルカメラ10の組み
立て完了後の検査工程で一台ごとに調節される。こうし
た調整データには、例えば撮影レンズ55ピント合わせ
に関するデータや、プリントを行うときの色ごとの補正
データなどがある。
ンメモリ75,ヘッドドライバ76,モータドライバ7
7等から構成される。プリント時には、画像メモリ67
等から記録すべき色の画像データが1ラインずつ読み出
され、ラインメモリ75に書き込まれる。ヘッドドライ
バ76は、システムコントローラ54からの指令を受
け、ラインメモリ75に記憶されている画像データをプ
リント信号に変換してプリントヘッド26へ送る。モー
タドライバ77には、プリントヘッド26,展開ローラ
30,クロー部材36等を駆動するモータ群が接続され
ている。モータドライバ77は、システムコントローラ
54からの指令を受けてモータ群に駆動パルスを与え、
プリントヘッド26等を駆動する。
ス49内には、直列接続された4本の電池50〜53の
端子間電圧を測定する電圧測定部81と、電池室45に
セットされた電池が適正であるか否かを判定して、信号
端子82よりシステムコントローラ54に制御信号を送
る制御回路83と、負荷回路84とが設けられている。
これらの電圧測定部81、制御回路83,負荷回路84
とによって電圧チェック回路の要部が構成される。
8との間に接続された出力端子85、86の間には、電
池50〜53の端子間電圧の総和に相当する直列電圧が
印加される。また、出力端子85と電池53との間には
制御スイッチ87が設けられ、制御回路83からの切替
信号に応じてオンオフされる。
されると、制御回路83がシステムコントローラ54に
接続される。この接続は、信号端子82の信号レベルの
変化から認識できる。この接続で制御回路83は初期化
され、そして制御スイッチ87をオンにする。これによ
り、電池ホルダ48がプリンタ内蔵型電子スチルカメラ
10から外されているときには制御スイッチ87がオフ
しているから、出力端子85,86に誤って金属等が触
れても、短絡が発生することがない。なお、電池50〜
53が装填されていない場合には、制御スイッチ87は
オフとなっている。
点P1〜P4におけるプラス線とマイナス線90とが接
続される。電圧測定回路81では、各点P1〜P4にお
ける電位VP1〜VP4が測定され、得られた電位情報(V
P1〜VP4)より、 V1=VP1 V2=VP2−VP1 V3=VP3−VP2 V4=VP4−VP3 なる演算を行って、各電池50〜53の端子間電圧V1
〜V4を算出する。この端子間電圧情報は制御回路83
に送られ、残存容量が少なくなって使用に適さない不適
正電池の検出に用いられる。
較回路、減算回路等が備えられている。制御回路83で
は、電圧測定回路81から送られてきた電圧情報を受け
て、各端子間電圧V1〜V4のうちの最大値Vmax 及び
最小値Vmin とを検出するとともに、Vmax とVmin と
の差ΔVを算出する。なお、この最小値Vmin は、プリ
ンタ内蔵型電子スチルカメラ10を駆動するための最低
直列電圧の1/4の値が用いられている。また、Vmin
を4倍したものが直列電圧の最低値であるから、Vmin
を知ることで直列電圧の最低値を間接的に求めているこ
とにもなる。
路から出力された0.9Vの電圧とVmin とを比較し、
あるいは、0.2Vの電圧とΔVとの比較を行うことに
より、電池50〜53が適正であるか否かを判定する。
電池50〜53のいずれかが不適正であると判断された
ときには、不適正な電池の番号を表す信号や、撮影動作
又はプリント動作を禁止する信号が、信号出力端子82
よりシステムコントローラ54に送られる。
と、3つの負荷切替スイッチ94〜96とから構成さ
れ、一端側には電池53の正極端子が接続され、他端側
はマイナス線90に接続されている。負荷切替スイッチ
94〜96は、制御回路83からの制御信号を受けてオ
ンオフの切り替えを行う。
替スイッチ94〜96がオフとなっており、負荷回路8
4には電流は全く流れない。図中左側の負荷切替スイッ
チ94がオンされると、抵抗器91に電流が流れ、軽負
荷状態となる。次に、軽負荷状態で中央の負荷切替スイ
ッチ95がオンされると、抵抗器92にも電流が流れて
中負荷状態となる。さらに、中負荷状態で負荷切替スイ
ッチ96がオンされると、全ての抵抗器91〜93に電
流が流れて重負荷状態となる。
によって、電池チェック時の負荷状態を適宜変更するこ
とができる。ここで、本実施形態におけるプリンタ内蔵
型電子スチルカメラにおいては、スタンバイ時では約5
00mAの電流が流れ、プリントヘッド26の駆動時に
は約1A、展開ローラ30の駆動時には約2Aの電流が
流れるようになっている。このため、軽負荷時とスタン
バイ時、中負荷時と露光ヘッド駆動時、重負荷時と展開
ローラ駆動時とが各々対応するように、各抵抗器91〜
93の抵抗値を調節することにより、実際の使用に即し
た電圧チェックが可能となる。
て、上記構成による作用を説明する。プリンタ内蔵型電
子スチルカメラ10に電池ホルダ48を正しく装填する
と、制御回路83とシステムコントローラ54とが接続
される。この接続によって、制御回路83は初期化さ
れ、最初に制御スイッチ87をオンにする。そして、電
源回路80を介して電子スチルカメラ10の各部に給電
される。この際、電池50〜53がかなり消耗して、そ
の電圧が非常に低く、カメラ10を立ち上げるだけの電
力が足りない場合には、制御回路83は初期化されず、
また制御スイッチ87がオフとなっているから、プリン
タ内蔵型電子スチルカメラ10は給電されず、したがっ
てLCDパネル40には何も表示されない。
荷状態において、電圧測定回路81が端子間電圧V1〜
V4を測定し、これらを制御回路83に送る。制御回路
83では、4つの端子間電圧のうちの最小値Vmin を求
めた後、このVmin と基準電圧発生回路より出力された
0.9Vの電圧とを比較する。Vmin が0.9V以下で
ある場合には、不適正な電池、すなわち残存容量が少な
く、電池切れ直前の状態の中古電池が混在している旨を
LCDパネル40に表示するとともに、Vminを示した
電池の位置を表示して電池の交換を促した後、システム
を停止させる。これにより、使用中に電圧が低下して、
展開ローラ30が動かなくなる等の障害が発生するおそ
れをなくすことができる。なお、不適正電池の特定は、
電池ホルダ48内での電池配置に対応して各電池をマー
クで表示し、その中の不適正な電池に対応したマークを
点滅させたり、電池ホルダ48内での電池に番号を与
え、この番号を点滅表示することで行う。
い場合には、中古の電池が用いられていないと判断さ
れ、負荷切替スイッチ94をオンして軽負荷条件に設定
する。この条件下で電池50〜53の端子間電圧V1〜
V4を測定し、最小値Vmin 及び電位差ΔVを算出す
る。Vmin が0.9V以下であるとき、あるいは、ΔV
が0.2V以下であるときには、メーカーやタイプが異
なる電池が入っている旨をLCDパネル40に表示して
電池の交換を促した後、システムを停止させる。これに
より、出力特性のバランス変動による過電流等の障害が
発生するのを防止することができる。
ると、中央の負荷切替スイッチ95がオンされて中負荷
条件に設定される。この条件下で同様の電池チェックを
行い、基準を満たしていない場合には警告を発してシス
テムを停止させる。さらに、重負荷条件に設定されて同
様の電池チェックが行われる。これにより、プリントヘ
ッド26や展開ローラ30の駆動時等、負荷電流が変動
する場合でも電池チェックを効果的に行うことができ
る。
るいはカメラ操作によってオートオフモードからオンモ
ードに復帰したときも、電圧チェックが実行される。
れるように負荷回路を構成したが、負荷の種類は3種類
に限定する必要はなく、電子機器の駆動状態に応じて、
幾種類もの負荷をかけられるように負荷回路を構成して
も良い。
状態で電池室45に装填されているが、ケース49を省
略して電池50〜53をそのまま電池室45に装填して
も良い。この場合には、電圧測定回路81,制御回路8
3,負荷回路84は、プリンタ内蔵型電子スチルカメラ
10内に設けられる。
判断する条件を、端子間電圧の最小値を0.9V、最大
値と最小値との差が0.2Vとなるように定めている
が、必ずしもこの値に限定されることはなく、電子機器
の種類や動作条件に応じて適宜変更しても良い。
池をチェックして、当該電池が不適正であるときに、そ
の電池がセットされている位置を表示して終了するよう
にしているが、端子間電圧が2番目に低い電池、3番目
に低い電池についても同様にチェックを行い、当該電池
が不適正であるときにも、電池がセットされている位置
を表示するようにしても良い。これにより、不適正な電
池が複数含まれている場合に、再度の電池交換を促すと
いう事態が生じるおそれがなくなる。
個々の電池について電池チェックを行っているが、市販
の電池は2本単位で販売されていることが多く、ユーザ
ーが電池を1本ずつ交換する機会は少ないと考えられる
ため、電池チェックを2本毎に行うようにしても良い。
これにより、電池チェックに要する時間を短縮すること
ができる。
チルカメラに本発明の電池チェック装置を適用した例に
ついて説明しているが、駆動用電源として電池を用いて
いる全ての電子機器に適用することができる。さらに、
二次電池に対しても本発明を利用することができる。
電池の端子間電圧を測定しているから、使用に適さない
不適正な電池が混在している場合を正しく検出すること
ができる。また、電池に接続される負荷の量を変えなが
ら電池チェックを行うようにしたから、電子機器の使用
時に近い状態での電圧をチェックすることができる。こ
れにより、使用の負荷変動で電子機器が誤作動したり、
作動が停止するというおそれをなくすことができる。
メラを示し、装填室を開いた状態の斜視図である。
背面を示す斜視図である。
を示すブロック図である。
である。
Claims (7)
- 【請求項1】 直列接続されたN本の電池毎にグループ
化し、各グループ毎に直列電圧を測定する電圧測定手段
と、この直列電圧から各グループの使用の適否を判定す
る手段と、この判定結果を表示する表示手段とから構成
したことを特徴とする電池チェック装置。 - 【請求項2】 前記Nは「1」であり、電圧測定手段は
個々の電池の端子間電圧を測定することを特徴とする請
求項1記載の電池チェック装置。 - 【請求項3】 更に負荷抵抗回路を設け、負荷抵抗の値
を変えた測定条件の下で各電池の端子間電圧を測定し、
各測定条件において複数の端子間電圧のうち最小値が基
準値以下のとき、又は複数の端子間電圧のうちの最大値
と最小値との差が基準範囲以下のときに、不適正である
と判定することを特徴とする請求項2記載の電池チェッ
ク装置。 - 【請求項4】 前記表示手段は、電子機器に不適正な電
池が用いられていると判定されたときに、不適正な電池
がセットされている位置を示して警告表示することを特
徴とする請求項3記載の電池チェック装置。 - 【請求項5】 電子機器に不適正な電池が用いられてい
ると判定されたときに、この電池がセットされた電子機
器の動作を禁止する禁止手段を設けたことを特徴とする
請求項3又は4記載の電池チェック装置。 - 【請求項6】 電子機器に不適正な電池が用いられてい
るか否かの判定は、電池交換時又は前記電子機器の電源
投入時若しくは電子機器の小電力モードからの復帰時に
行われることを特徴とする請求項3〜5いずれか記載の
電池チェック装置。 - 【請求項7】 前記基準値は0.9Vであり、前記基準
範囲は0〜0.2Vの範囲であることを特徴とする請求
項3〜6いずれか記載の電池チェック装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000258332A JP2002075387A (ja) | 2000-08-29 | 2000-08-29 | 電池チェック装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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