JP2002075123A - スライドスイッチ - Google Patents
スライドスイッチInfo
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- JP2002075123A JP2002075123A JP2000259193A JP2000259193A JP2002075123A JP 2002075123 A JP2002075123 A JP 2002075123A JP 2000259193 A JP2000259193 A JP 2000259193A JP 2000259193 A JP2000259193 A JP 2000259193A JP 2002075123 A JP2002075123 A JP 2002075123A
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Abstract
ドスイッチを提供する。 【解決手段】被取り付け体に取り付けられるスイッチパ
ネル1と、操作つまみ部2aから延びた軸部2bがスイ
ッチパネル1を貫通し、スイッチパネル1に対してスラ
イド可能に装着されたスイッチ操作部材2と、スイッチ
操作部材2のつまみ部2aの裏面に接着された表面が撥
水面の第1のシート部材3と、スイッチパネル1の表面
に接着された表面が撥水面の第2のシート部材4と、ス
イッチ操作部材2の軸部2bに結合された弾性部材5
と、を有し、弾性部材5は、第1のシート部材3と第2
のシート部材4の対向する撥水面同士を弾性力により密
着させるようにした。
Description
どに使用されるスライドスイッチに係り、特に防滴構造
に関するものである。
構造を示す図であって、図4は従来のスライドスイッチ
を示した分解斜視図、図5は図4のスライドスイッチを
裏面からみた分解斜視図、図6は図4のスライドスイッ
チの断面図である。
ネルで、表面側に形成された凹部101aにスイッチつ
まみ102が矢印のスライド方向Aにスライド自在に、
かつスライド方向Aと直交する方向には移動規制される
ように嵌合されており、凹部101aの底面には、スイ
ッチつまみ102の突起部102bが挿入される長穴1
01bが設けられている。
スイッチ作動部材としてのクリックバネ105がスイッ
チつまみ102に取り付けられ、このスイッチつまみ1
02のスライドにより一体にスライドするクリックバネ
105により、スライド切り換え式電気スイッチ107
のスライド突起107aをスライドさせるようにしてい
る。
クリックバネ105の摺動片105cが摺動する摺動面
101e、クリックバネ105の係止爪105aを所定
位置に係止する山形の係止溝101f、101gが設け
られている。
ド操作を行うときの操作部102a、スイッチパネル1
01の長穴101bに挿入される突起部102bから構
成されており、突起部102bがスイッチパネル101
の長穴101bの左右開口端部101c、101dに当
接してスイッチつまみ102の可動範囲が制限される。
1f、101gに係止される係止爪105aと、弾性力
を付与する腕部105bと、スイッチパネル101の摺
動面101e上を摺動する先端部に係合溝105dが形
成された摺動片105cとを有し、この係合溝105d
にスライド切り換え式電気スイッチ107のスライド突
起107aが係合する構成となっており、ビス106に
よってスイッチつまみ102の突起部102bに取り付
けられている。
bの弾性力により、スイッチつまみ102はスイッチパ
ネル101にガタつきがないように押圧された状態とな
っている。
f、101gにより第1の所定位置から第2の所定位置
までスライドさせた際の、また第2の所定位置から第1
の所定位置までスライドさせた際のクリック感が付与さ
れている。
は、スイッチ本体の他に、クリックバネ105の係合溝
105dに係合するスライド突起107a、電気回路
(不図示)に接続される端子107bから構成されてお
り、スイッチパネル101の裏面に設けられた凹部10
1hに接着固定され、スイッチつまみ102のスライド
操作によりスライド突起107aが移動し、電気スイッ
チのポジションが切り換えられ、それぞれのポジション
でそれぞれ異なる電気信号が出力される。
1の固定面101iが固定部材108の凹面108aに
防水性のある接着剤(例えば、ポリエチレンが基材の両
面接着剤、基材レスの両面接着剤など)により接着され
るか、またはパッキンを介してビス止めなどにより固定
されている。
来のスライドスイッチにおける防滴性は、スイッチパネ
ル101の凹部101aの底面と、スイッチつまみ10
2の操作部102aの裏側摺動面102cとの間から毛
細管現象により水滴が侵入することが考えられる。
ため、油にじみなどの問題から、スイッチパネル101
の凹部101aの底面とスイッチつまみ102の操作部
102aの裏側摺動面102cにはグリースを塗布する
ことはできず、上記従来例のスライドスイッチの構成で
は防滴性を向上させることができないという問題があっ
た。
チパネルを2重構造としマグネットとリードスイッチを
使用して電気信号を切り換える手段も考えられるが、パ
ネルを2重にしなければならないために、コスト高にな
る上に大型化してしまうため、製品の仕様上においてコ
ストや大きさに制限がある場合には適さなかった。
来の問題点に鑑みてなされたもので、安価で、大型化す
ることなく、しかも、簡単な構造で防滴性が得られるス
ライドスイッチを提供しようとするものである。
け体に取り付けられるスイッチパネルと、操作つまみ部
から延びた軸部が前記スイッチパネルを貫通し、前記ス
イッチパネルに対してスライド可能に装着されたスイッ
チ操作部材と、前記スイッチ操作部材のつまみ部の裏面
に接着された表面が撥水面の第1のシート部材と、前記
スイッチパネルの表面に接着された表面が撥水面の第2
のシート部材と、前記スイッチ操作部材の軸部に結合さ
れた弾性部材と、を有し、前記弾性部材は、前記第1の
シート部材と前記第2のシート部材の対向する撥水面同
士を弾性力により密着させるようにしたことを特徴とす
るスライドスイッチにある。
性部材により電気スイッチ本体を動作させることを特徴
とする。
記スイッチ操作部材がいかなるスライドポジションに移
動した場合にも、前記第1のシート部材と前記第2のシ
ート部材とは、必ずオーバーラップする大きさにそれぞ
れ設定されていることを特徴とする。
記弾性部材は、前記スイッチつまみを所定のスライドポ
ジションに係止する板バネであることを特徴とする。
を示す。
2は図1に示すスライドスイッチを裏面から見た分解斜
視図、図3は図1の断面図である。
で、表面には後述するスイッチつまみ2が矢印で示すス
ライド方向Aにスライド自在に、かつスライド方向Aと
直交する方向には移動規制されるように嵌合される凹部
1aと、後述するスイッチつまみ2の突起部2bが挿入
される長穴1bが設けられている。
摺動片5cが摺動する摺動面1e、後述するクリックバ
ネ5の係止爪5aを所定位置に係止する山形の係止溝1
f、1gが設けられている。
操作を行うときの操作部2a、スイッチパネル1の長穴
1bに挿入される突起部2bから構成されており、突起
部2bがスイッチパネル1の長穴1bの左右開口端部1
c、1dに当接することでスイッチつまみ2の可動範囲
が制限される。
ば、ポリエチレンが基材の両面接着剤、基材レスの両面
接着剤など)が設けられた接着面3a、他面が撥水性
(例えば、テフロン(登録商標)コート、フッ素コート
など)を有する面3bとなっている第1のシート部材
で、スイッチつまみ2の操作部2aの裏面と略同形状を
しており、スイッチつまみ2の操作部2aの裏面に接着
面3aが接着される。また、第1のシート部材3はスイ
ッチつまみ2が第1の所定位置から第2の所定位置のい
ずれに移動した場合にも後述する第2のシート部材4と
必ずオーバーラップするような大きさに設定されてい
る。
ト、フッ素コートなど)を有する撥水面4aで、他面が
防水性を有する接着剤(例えばポリエチレンが基材の両
面接着剤、基材レスの両面接着剤など)が設けられた接
着面4bとなっている第2のシート部材で、スイッチパ
ネル1の凹部1aと略同形状をしており、凹部1aの底
面に接着面4bにより接着される。
ネと同様に構成されており、山形の係止溝1f、1gに
係止される係止爪5a、弾性力を有する腕部5b、スイ
ッチパネル1の摺動面1e上を摺動する摺動片5c、後
述するスライド切り換え式電気スイッチ7のスライド突
起7aが係合する係合溝5dから構成されており、ビス
6によってスイッチつまみ2の突起部2bに取り付けら
れる。その際、クリックバネ5の腕部5bの弾性力によ
り、スイッチつまみ、シート部材3、4はスイッチパネ
ル1にガタつきがないように押圧された状態となってい
る。そして、クリックバネ5の腕部5bの弾性力によ
り、第1のシート部材3の撥水面3bと第2のシート部
材4の撥水面4aが摺動可能に密着される。
ら第2の所定位置までスイッチつまみ2をスライドさせ
た際の、また第2の所定位置から第1の所定位置までス
ライドさせた際のクリック感を発生させている。
スイッチ本体の他にクリックバネ5の係合溝5dに係合
するスライド突起7a、電気回路(不図示)に接続され
る端子7bから構成されており、スイッチパネル1の裏
面に設けられた凹部1hに接着固定され、スイッチつま
み2のスライド操作により、スライド突起7aが可動し
スライドされポジションが切り換えられ、それぞれのポ
ジションでそれぞれ異なる電気信号が出力される。
面1iが固定部材8の凹面8aに防水性のある接着剤
(例えば、ポリエチレンが基材の両面接着剤、基材レス
の両面接着剤)などにより接着されるかまたはパッキン
を介してビス止めなどにより固定される。
が第1の所定位置から第2の所定位置のいずれに移動さ
れた場合にも、クリックバネ5の腕部5bの弾性力によ
り、第1のシート部材3の撥水面3bと第2のシート部
材4の撥水面4aが必ず摺動可能に密着しているため、
第1のシート部材3の撥水面3bと第2のシート部材4
の撥水面4aの表面張力によって大きくなった大粒の水
滴が毛細管現象により侵入することがなくなる。
シートを用いて密着させるだけで、スイッチパネルとス
イッチ操作部材のつまみ部の裏面の摺動部からの毛細管
現象による水滴の侵入を防ぐことができるため、スライ
ドスイッチの防滴性が格段に向上する。
示す分解斜視図。
解斜視図。
Claims (4)
- 【請求項1】 被取り付け体に取り付けられるスイッチ
パネルと、操作つまみ部から延びた軸部が前記スイッチ
パネルを貫通し、前記スイッチパネルに対してスライド
可能に装着されたスイッチ操作部材と、前記スイッチ操
作部材のつまみ部の裏面に接着された表面が撥水面の第
1のシート部材と、前記スイッチパネルの表面に接着さ
れた表面が撥水面の第2のシート部材と、前記スイッチ
操作部材の軸部に結合された弾性部材と、を有し、前記
弾性部材は、前記第1のシート部材と前記第2のシート
部材の対向する撥水面同士を弾性力により密着させるよ
うにしたことを特徴とするスライドスイッチ。 - 【請求項2】 前記弾性部材により電気スイッチ本体を
動作させることを特徴とする請求項1に記載のスライド
スイッチ。 - 【請求項3】 前記スイッチ操作部材がいかなるスライ
ドポジションに移動した場合にも、前記第1のシート部
材と前記第2のシート部材とは、必ずオーバーラップす
る大きさにそれぞれ設定されていることを特徴とする請
求項1または2に記載のスライドスイッチ。 - 【請求項4】 前記弾性部材は、前記スイッチつまみを
所定のスライドポジションに係止する板バネであること
を特徴とする請求項1、2または3に記載のスライドス
イッチ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000259193A JP4532702B2 (ja) | 2000-08-29 | 2000-08-29 | スライドスイッチ |
Applications Claiming Priority (1)
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---|---|---|---|
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Publications (3)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002075123A true JP2002075123A (ja) | 2002-03-15 |
JP2002075123A5 JP2002075123A5 (ja) | 2007-10-11 |
JP4532702B2 JP4532702B2 (ja) | 2010-08-25 |
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---|---|---|---|
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JP (1) | JP4532702B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006114412A (ja) * | 2004-10-18 | 2006-04-27 | Kyocera Corp | スライドスイッチを具備する機器 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60101347U (ja) * | 1983-12-16 | 1985-07-10 | アルプス電気株式会社 | 薄型スイツチ |
JPS62191032U (ja) * | 1986-05-23 | 1987-12-04 | ||
JPS6335221U (ja) * | 1986-08-26 | 1988-03-07 |
-
2000
- 2000-08-29 JP JP2000259193A patent/JP4532702B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60101347U (ja) * | 1983-12-16 | 1985-07-10 | アルプス電気株式会社 | 薄型スイツチ |
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