JP2002073747A - 化学物質管理データの管理システム及び管理方法 - Google Patents

化学物質管理データの管理システム及び管理方法

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JP2002073747A
JP2002073747A JP2000263233A JP2000263233A JP2002073747A JP 2002073747 A JP2002073747 A JP 2002073747A JP 2000263233 A JP2000263233 A JP 2000263233A JP 2000263233 A JP2000263233 A JP 2000263233A JP 2002073747 A JP2002073747 A JP 2002073747A
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chemical
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Minoru Onoki
稔 小野木
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Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】製品を構成する化学物質の組成・化学特性に関
する情報を開示対象の事業者だけに限定して提供する。 【解決手段】製品製造業者が取扱う製品についての販売
実績を格納するデータベースから、情報の開示請求あっ
た製品について販売実績があるかを判断し、情報の開示
請求が販売実績のある製品の購入者であって、データ開
示の必要性のある開示請求かどうかを判断することで、
開示対象の事業者だけに限定して情報を提供することが
できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、製品製造業者が取
扱う製品を構成する化学物質の組成・化学特性に関する
情報を開示する化学物質管理データの管理システム及び
管理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】現在流通している様々な製品には、環境
へのインパクトの大きい、数百種類の化学物質が含まれ
ており、事業者がその材料を製造,流通,貯蔵などのプ
ロセスで取り扱った場合に、化学物質のどの位の量が移
動され、どの位が大気や土壌,水域に排出され、或いは
廃棄物や出荷製品中に含まれて移動されているのか(以
下、「排出移動量」という)を把握する必要に迫られて
いる。よって、事業者は、自らが取扱う化学物質を管理
しなければならない。
【0003】また、製品製造業者は、製品中に含まれて
いる化学物質の成分情報を提供する必要に迫られてい
る。
【0004】そこで、事業者は、工場・事業所内や企業
内における化学物質の排出と移動についての量的なデー
タを国や自治体に報告することによって、国内全体の環
境インパクトを推定する法的な制度(「特定化学物質の
環境への排出量の把握等及び管理の改善の促進に関する
法律(平成11年7月13日公布法律第86条)」、以
下、PRTR法と略す)がスタートしている。
【0005】従来、製品中の成分情報の提供に関して
は、製品製造業者にその提供の義務はなかったが、PR
TR法の公布に伴い、製品、特に、危険有害物質の譲渡
・取引の際に、製品を構成する化学物質の組成・化学特
性に関する情報を伝達することが義務付けられることに
なった。
【0006】そして、この情報の伝達は製品製造業者と
事業者間で取引時に行う方法がとられている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来の技
術は、製品製造業者と事業者間の直接取引であれば、取
引時に前記情報の伝達を行うことで対応が可能である
が、通常、製品製造業者と事業者間には、製品販売業者
が数多く介在して取引が行われるのが普通である。従っ
て、製品販売業者がその取引毎に前記情報を伝達する必
要が生じることになる。
【0008】前記情報を無条件に印刷して配布,公開す
るのみでは、製品製造業者が前記情報を製品の購入者の
みに配布しているかどうかを把握できず、営業上の秘密
事項を保持するための具体的な策を講じることができな
い。
【0009】また、事業者から要求があった都度に、前
記情報を無条件に開示したのでは、前記情報に営業上の
秘密情報が含まれる場合は、当該製品の使用者でない事
業者にも公開することになり、営業上適切ではない。
【0010】
【課題を解決するための手段】すなわち、上記従来の技
術では、製品を構成する化学物質の組成・化学特性に関
する情報を開示対象の事業者だけに限定して提供するた
めの具体的手法に関しては考慮されていなかった。
【0011】そこで、本発明の目的は、製品製造業者が
取り扱う製品を構成する化学物質の組成・化学特性に関
する情報を適切に開示できる化学物質管理データの管理
システム及び管理方法を提供することにある。
【0012】上記目的を達成するために本発明では、製
品を構成する化学物質の組成・化学特性を格納したレコ
ードからなる第1のデータベースを保有し、製品製造業
者が取扱う製品を構成する化学物質の組成・化学特性を
開示する化学物質管理データの管理システムにおいて、
前記製品製造業者が取扱う製品についての販売実績を格
納する第2のデータベースを有し、前記製品製造業者が
取扱う製品の販売実績を前記第2のデータベースから照
合・検索する手段と、該当する製品の化学物質の組成・
化学特性のレコードを前記第1のデータベースから検索
する手段と、該当するレコード情報を出力する手段とを
備えたものである。
【0013】つまり、本発明では、前記製品製造業者が
取扱う製品についての販売実績を格納する第2のデータ
ベースから、前記情報の開示請求あった製品について販
売実績があるかを判断し、前記情報の開示請求が販売実
績のある製品の購入者であって、データ開示の必要性の
ある開示請求かどうかを判断することができる。
【0014】このとき、前記第2のデータベースは、製
品製造業者が取扱う製品についての識別情報をキーイン
デックスとして格納し、前記識別情報に基づき販売実績
を判断することでより確実にデータ開示の必要性のある
開示請求かどうかを判断することができる。
【0015】ここで、前記第1のデータベースは、製品
の成分情報をデータベース化した材料組成データベース
と、製品を構成する材料の取扱い注意事項や有害性,法
規制への該当項目を示す製品安全性情報シート(MSD
S)をデータベース化したMSDSデータベースとから
構成されるものであってもよい。
【0016】また、前記第2のデータベースは、前記製
品製造業者が取扱う製品についての販売先の実績を格納
する販売実績データベースであってもよい。
【0017】また、上記目的を達成するために本発明で
は、製品を構成する化学物質の組成・化学特性を格納し
たレコードからなる第1のデータベースを保有し、製品
製造業者が取扱う製品を構成する化学物質の組成・化学
特性を開示する化学物質管理データの管理方法におい
て、前記製品製造業者が取扱う製品についての販売実績
を格納する第2のデータベースを有し、前記製品製造業
者が取扱う製品の販売実績を前記第2のデータベースか
ら照合・検索し、該当する製品の化学物質の組成・化学
特性のレコードを前記第1のデータベースから検索し、
該当するレコード情報を出力するものである。
【0018】つまり、本発明では、前記製品製造業者が
取扱う製品についての販売実績を格納する第2のデータ
ベースに基づいて、前記情報の開示請求があった製品に
ついて販売実績があるかを判断し、前記情報の開示請求
が販売実績のある製品の購入者であって、データ開示の
必要性のある開示請求かどうかを判断することができ
る。
【0019】このとき、前記第2のデータベースは、製
品製造業者が取扱う製品についての識別情報をキーイン
デックスとして格納し、前記識別情報に基づき販売実績
を判断することでより確実にデータ開示の必要性のある
開示請求かどうかを判断することができる。
【0020】ここで、前記第1のデータベースは、製品
の成分情報をデータベース化した材料組成データベース
と、製品を構成する材料の取扱い注意事項や有害性,法
規制への該当項目を示す製品安全性情報シート(MSD
S)をデータベース化したMSDSデータベースとから
構成されるものであってもよい。
【0021】また、前記第2のデータベースは、前記製
品製造業者が取り扱う製品についての販売先の実績を格
納する販売実績データベースであってもよい。
【0022】また、上記目的を達成するために本発明で
は、製品を構成する化学物質の組成・化学特性を格納し
たレコードからなる第1のデータベースを保有し、自ら
が取扱う製品を構成する化学物質の組成・化学特性のレ
コード情報を開示する化学物質管理データの管理システ
ムにおいて、製品製造業者が取扱う製品についての販売
実績を格納する第2のデータベースを有し、事業者から
の前記レコード情報の開示要求に対し、当該事業者への
販売実績を前記第2のデータベースから照合・検索する
手段と、該当する製品の化学物質の組成・化学特性のレ
コードを前記第1のデータベースから検索する手段と、
該当するレコード情報を出力する手段とを備え、該出力
結果を前記事業者に提供することで達成される。
【0023】つまり、本発明では、前記製品製造業者が
取扱う製品についての販売実績を格納する第2のデータ
ベースに基づいて、前記情報の開示請求があった製品が
販売実績があるか判断し、事業者からの前記情報の開示
請求が販売実績のある製品の購入者であって、データ開
示の必要性のある事業者の開示請求かどうかを判断する
ことができる。
【0024】このとき、前記第2のデータベースは、製
品製造業者が取扱う製品についての識別情報をキーイン
デックスとして格納し、前記識別情報に基づき販売先の
実績を判断することでより確実にデータ開示の必要性の
ある開示請求かどうかを判断することができる。
【0025】なお、前記第1のデータベースと前記第2
のデータベースを製品製造業者が保有してもよく、或い
は、前記製品製造業者に代わり化学物質管理データの管
理を行う者が保有してもよい。
【0026】ここで、前記第1のデータベースは、製品
の成分情報をデータベース化した材料組成データベース
と、製品を構成する材料の取扱い注意事項や有害性,法
規制への該当項目を示す製品安全性情報シート(MSD
S)をデータベース化したMSDSデータベースとから
構成されるものであってもよい。
【0027】また、前記第2のデータベースは、前記製
品製造業者が取り扱う製品についての販売先の実績を格
納する販売実績データベースであってもよい。
【0028】更に、上記目的を達成するために本発明で
は、製品を構成する化学物質の組成・化学特性を格納し
たレコードからなる第1のデータベースを保有し、自ら
が取扱う製品を構成する化学物質の組成・化学特性のレ
コード情報を開示する化学物質管理データの管理方法に
おいて、製品製造業者が取扱う製品についての販売先の
実績を格納する第2のデータベースを有し、事業者から
の前記レコード情報の開示要求に対し、当該事業者への
販売実績を前記第2のデータベースから照合・検索し、
該当する製品の化学物質の組成・化学特性のレコードを
前記第1のデータベースから検索し、該当するレコード
情報をを前記事業者に提供することで達成される。
【0029】つまり、本発明では、前記製品製造業者が
取扱う製品についての販売実績を格納する第2のデータ
ベースに基づいて、前記情報の開示請求のあった製品が
販売実績があるかを判断し、事業者からの前記情報の開
示請求が販売実績のある製品の購入者であって、データ
開示の必要性のある事業者の開示請求かどうかを判断す
ることができる。
【0030】このとき、前記第2のデータベースは、製
品製造業者が取扱う製品についての識別情報をキーイン
デックスとして格納し、前記識別情報に基づき販売実績
を判断することでより確実にデータ開示の必要性のある
開示請求かどうかを判断することができる。
【0031】なお、前記第1のデータベースと前記第2
のデータベースを製品製造業者が保有してもよく、或い
は、前記製品製造業者に代わり化学物質管理データの管
理を行う者が保有してもよい。
【0032】ここで、前記第1のデータベースは、製品
の成分情報をデータベース化した材料組成データベース
と、製品を構成する材料の取扱い注意事項や有害性,法
規制への該当項目を示す製品安全性情報シート(MSD
S)をデータベース化したMSDSデータベースとから
構成されるものであってもよい。
【0033】また、前記第2のデータベースは、前記製
品製造業者が取り扱う製品についての販売先の実績を格
納する販売実績データベースであってもよい。
【0034】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態を図
面を用いて説明する。
【0035】図1に、本発明の実施の形態である化学物
質管理データの管理システムの構成図を示す。
【0036】化学物質管理データの管理システムは、製
品に関する識別情報121を入力するデータ入力手段1
01と、販売実績照合・検索手段102と、データベー
ス検索手段103と、結果データベース109,データ
ベース出力手段104と、販売実績データベース105
と、MSDSデータベース106と、材料組成データベ
ース108と、材料組成・MSDS情報登録手段107
とから構成される。
【0037】ここで、データ入力手段101は、製品に
関する識別情報121などを入力する機能を有する画面
やファイルなどである。
【0038】販売実績照合・検索手段102は、販売実
績データベース105が格納するレコード群からデータ
入力手段101により入力された製品に関する識別情報
121に該当する製品名称や識別子で検索したり、或いは
フィールド内のテキストについての部分一致でレコード
検索し、画面やファイルとして出力する機能を有する。
【0039】データベース検索手段103は、MSDS
データベース106や材料組成データベース108が格
納するレコード群からデータベース検索手段103に入
力される情報を基に検索し、該当するレコードを結果デ
ータベース109に出力する機能を有する。
【0040】データベース出力手段104は、データベ
ース検索手段103により出力された結果データベース
109のレコード情報123を画面やファイルとして出
力する機能を有する。
【0041】製品製造業者が取り扱う製品に関する識別
情報121をデータ入力手段101に入力すると、該識
別情報121に基づき、販売実績データベース105を
販売実績照合・検索手段102において照合・検索し、
販売実績がある場合には、データベース検索手段103
において、製品を構成する化学物質の組成・化学特性を
格納したデータベースから該当するレコードを結果デー
タベース109に格納し、データベース出力手段104
により出力するのである。
【0042】なお、製品の販売実績に関する識別情報
は、例えば、製品情報、或いは、販売識別符号などを含
むものであってもよい。
【0043】また、製品を構成する化学物質の組成・化
学特性を格納したデータベースは、材料組成データベー
ス108と、MSDSデータベース106が相当する。
そして、材料組成データベース108及びMSDSデー
タベース106は、販売された製品の材料組成情報、及
びMSDS情報を材料組成・MSDS情報登録手段10
7により適宜登録・更新される。
【0044】図2を用いて、本発明の実施の形態である
化学物質管理データの管理方法を説明する。
【0045】まず、データ入力手段101において、製
品に関する識別情報121を読込む(2a)。
【0046】次に、販売実績データベース105に格納
されている情報と、読み取った製品に関する識別情報1
21を比較する(2b)。
【0047】比較の結果、販売実績がある場合には、デ
ータベース検索手段103により、MSDSデータベー
ス106、及び材料組成データベース108を検索する
(2d)。
【0048】比較の結果、販売実績がない場合は、ここ
で処理を終了する。
【0049】MSDSデータベース106、及び材料組
成データベース108を検索した結果、当該製品を構成
する化学物質の組成・化学特性を出力する(2e)。
【0050】ここで、各データベースのデータ内容につ
いて説明する。
【0051】図3は、材料組成データベース108のデ
ータ内容を示す。材料組成データベース108は、材料
の組成情報をデータベース化してある。一つの材料は通
常複数の物質、すなわち分子で構成されている。物質
(分子)にはCAS番号(Chemical Abstract Service
s) などの識別子が存在する。そこで、材料組成データ
ベース108のレコードは、材料の名称,材料が含有す
る管理物質の識別子(例えば、管理物質の名称や管理物
質のCAS番号など)、当該管理物質の含有割合(好ま
しくは、質量割合)の下限及び上限の各々をフィールド
として構成するのが好ましい。
【0052】例えば、材料をキーインデックスにして、
材料に含有される管理物質のCAS番号と当該管理物質
と当該管理物質の含有割合(好ましくは、重量%)の上
限及び下限とを対応づけたデータを材料毎に格納する。
材料名称には、製品名称または製造業者が販売する際の
品番などを用いる。必ずユニーク(1対1)に定まるコ
ード体系であればどのようなものを用いてもよい。
【0053】なお、管理物質とは、PRTR法が対象と
する化学物質(第一種指定化学物質)や都道府県または政
令指定都市の化学物質管理指針や環境保全指針などが対
象とする化学物質などのように、環境に影響を与える物
質やその周辺の物質として管理が必要な物質をいい、例
えば、トルエンやキシレン酸,メチルイソブチルケト
ン,イソプロパノール,クロム酸鉛,エポキシ樹脂類,
塩化メチレン,ベンゼン,ジエチル亜鉛,アクリルアミ
ド,水銀,塩化ビニルなどが該当する。
【0054】図4は、MSDSデータベース106のデ
ータ内容を示す。MSDSデータベース106は、材料
の取扱い注意事項や有害性,法規制への該当項目を示す
製品安全性情報シート(MSDS)を、材料毎にデータ
ベース化してある。例えば、管理物質または材料をキー
インデックスにして、当該管理物質の化学名,英語名,
CAS番号,性状,原料,価格,製法,用途,荷姿、当
該管理物質の取扱注意事項や毒性,適用法規等のデータ
が格納される。
【0055】なお、材料とは、完成製品の原料となる素
材(例えば、鉱石や原油などの未加工品や鉄板などの一
次加工品,基盤などの半製品など)、完成製品とは、主
として事業者が製品として出荷するものをいい、例え
ば、自動車,カメラ,パソコン,フィルム,テレビ,C
PU,板材,ケーブル,洋服,食料品,建築物,電気,
水などが該当する。
【0056】図5は、販売実績データベースのデータ内
容を示す。製品の製造実績として製品の名称や製造ロッ
ト番号などを販売実績として販売先名称や販売数量など
をデータベース化してある。例えば、製品名称,製品番
号をキーインデックスにして、当該製品の、販売先名
称,販売年月日,数量,製品製造ロット番号等のデータ
を格納する。ここには、製品に関する識別情報121を
構成するデータをキーにして販売先と製品を特定するた
めのデータ項目があればよい。
【0057】図6に、本発明の実施の形態における製品
製造業者401が製品を販売し、事業者403が当該製
品を構成する化学物質の組成・化学特性に関する情報を
入手する該念図を示す。
【0058】製品製造業者401は、製品の販売実績デ
ータベース105とMSDSデータベース106と材料
組成データベース108とデータベース開示機能110
が備えられているものとし、製品は、製品製造業者40
1から製品販売業者402を経由して事業者403へ販
売されるか、または、製品製造業者401から直接、事
業者403へ販売されることとなる。
【0059】このとき、製品に付随して製品の識別情報
121(例えば、販売先コード,製造ロット番号、或い
は、製造業者名など)が事業者403へ伝達される。
【0060】事業者403では、化学物質管理を行い、
PRTR報告書を作成のため、その事業者で使用してい
る管理物質を集計する必要が生じる。つまり、事業者4
03では、製品製造業者401や製品販売業者402よ
り購入した製品を構成する化学物質の組成・化学特性に
関する情報が必要となる。
【0061】そこで、事業者403は、前記製品に関す
る識別情報121を提示して製品製造業者401へデー
タベースの情報開示請求を行うことにより、製品を構成
する化学物質の組成・化学特性に関する情報を入手する
ことになる。製品製造業者401では、事業者403か
ら提示される製品に関する識別情報121と販売実績デ
ータベース105を照合・検索し、製品製造業者401
が製品を販売した事業者403であれば、当該事業者へ
製品を構成する化学物質の組成・化学特性に関する情報
を提供するのである。
【0062】ここで、図7を用いて、図6で説明した製
品と、情報の流れを整理して説明する。
【0063】まず、製品製造業者401は、製品に関す
る識別情報121を付して製品を販売する(7a)。
【0064】この製品は、製品販売業者402を介して
事業者403へ販売される場合もある(7b)。
【0065】或いは、製品製造業者401から直接事業
者403へ製品が販売される場合もある(7c)。
【0066】製品を購入した事業者403は、製品製造
業者401に対して、データベースの開示請求を行う
(7d)。このとき、製品に関する識別情報121と共
に、データベースの開示請求を行ってもよい。
【0067】この開示請求を受けた製品製造業者401
は、事業者403からのデータベースの開示請求が、製
品の購入者のものかどうかを判断する(7e)。製品に
関する識別情報121があれば、より的確に事業者40
3からのデータベースの開示請求が、製品の購入者のも
のかどうかを判断することができる。
【0068】この請求が製品の購入者からのものであれ
ば、製品製造業者401は事業者403に対して、製品
を構成する化学物質の組成・化学特性に関する情報を提
供する(7f)。
【0069】そして、事業者403は、この情報を基
に、化学物質管理を行い、PRTR報告書を作成のた
め、その事業者で使用している管理物質を集計すること
ができるのである。
【0070】上記本発明の実施の形態によれば、材料組
成データベース,MSDSデータベースに格納されてい
る情報を、当該製品の購入者を特定して提供することが
できるため、製品製造業者のデータベースの管理を支援
することができるという効果を奏する。
【0071】また、本発明の実施の形態によれば、製品
購入者である事業者が購入製品の識別情報を付加して、
製品製造業者へ直接データベースの情報の開示請求を行
うことにより、製品製造業者は、当該製品の実質使用者
(事業者)に対してのみ製品を構成する化学物質の組成
・化学特性に関する情報を提供できるという効果を奏す
る。
【0072】図8に、本発明の実施の形態における製品
製造業者401が製品を販売し、事業者403が当該製
品を構成する化学物質の組成・化学特性に関する情報を
入手する際、両者の間に化学物質管理データのデータ管
理業者404が介在する場合の概念図を示す。
【0073】すなわち、化学物質管理データのデータ管
理業者404に、販売実績データベース105とMSD
Sデータベース106と材料組成データベース108と
データベース開示機能110が備えられているものであ
る。
【0074】この販売実績データベース105とMSD
Sデータベース106と材料組成データベース108に
格納されているデータは、製品製造業者A社405,製
品製造業者B社406、及び製品製造業者C社407か
ら製品情報登録を受けることになる。なお、各製品製造
業者(405,406,407)と化学物質管理データ
のデータ管理業者404との間は、例えば、インターネ
ットや専用回線で結ぶことにより情報の伝達を瞬時に行
える。
【0075】そして、製品は、製品製造業者401から
製品販売業者402を経由して事業者403へ販売され
るか、または、製品製造業者401から直接、事業者4
03へ販売されることとなる。
【0076】このとき、製品に付随して製品に関する識
別情報121(例えば、販売先コード,製造ロット番
号、或いは、製造業者名など)が事業者403へ伝達さ
れる。
【0077】事業者403では、化学物質管理を行い、
PRTR報告書を作成のため、その事業者で使用してい
る管理物質を集計する必要が生じる。つまり、事業者4
03では、製品製造業者401や製品販売業者402よ
り購入した製品を構成する化学物質の組成・化学特性に
関する情報が必要となる。
【0078】そこで、事業者403は、前記識別情報1
21を提示して化学物質管理データのデータ管理業者4
04へデータベースの情報開示請求を行うことにより、
製品を構成する化学物質の組成・化学特性に関する情報
を入手することになる。化学物質管理データのデータ管
理業者404では、事業者403から提示される前記識
別情報121と販売実績データベース105を照合・検
索し、製品製造業者401が製品を販売した事業者40
3であれば、当該事業者へ製品を構成する化学物質の組
成・化学特性に関する情報を提供することができるので
ある。
【0079】ここで、図9を用いて、図8で説明した製
品と、情報の流れを整理して説明する。
【0080】まず、製品製造業者401は、製品に関す
る識別情報121を付して製品を販売する(9a)。
【0081】この製品は、製品販売業者402を介して
事業者403へ販売される場合もある(9b)。
【0082】或いは、製品製造業者401から直接事業
者403へ製品が販売される場合もある(9d)。
【0083】一方、化学物質管理データのデータ管理業
者404は、製品製造業者から材料組成・MSDS情報
の提供を受けそれぞれ材料組成データベース108,MS
DSデータベース106へ格納する(9c)。また、化学
物質管理データのデータ管理業者404は、製品製造業
者或いは製品販売業者から販売実績情報の提供を受け、
販売実績データベース105へ格納する(9c)。
【0084】製品を購入した事業者403は、化学物質
管理データのデータ管理業者404に対して、データベ
ースの開示請求を行う(9e)。このとき、識別情報1
21と共に、データベースの開示請求を行ってもよい。
【0085】この開示請求を受けた化学物質管理データ
のデータ管理業者404は、事業者403からのデータ
ベースの開示請求が、製品の購入者のものかどうかを判
断する(9f)。製品に関する識別情報121があれ
ば、より的確に事業者403からのデータベースの開示
請求が、製品の購入者のものかどうかを判断することが
できる。
【0086】この請求が製品の購入者からのものであれ
ば、化学物質管理データのデータ管理業者404は事業
者403に対して、製品を構成する化学物質の組成・化
学特性に関する情報を提供する(9g)。
【0087】そして、事業者403は、この情報を元
に、化学物質管理を行い、PRTR報告書を作成のた
め、その事業者で使用している管理物質を集計すること
ができるのである。
【0088】上記本発明の実施の形態によれば、製品製
造業者に代わって、化学物質管理データのデータ管理業
者が材料組成データベース,MSDSデータベースに格
納されている情報を、当該製品の購入者を特定して提供
するサービス形態を実現することができる。
【0089】
【発明の効果】上記説明したように、本発明によれば、
製品製造業者が取り扱う製品を構成する化学物質の組成
・化学特性に関する情報を適切に開示できる化学物質管
理データの管理システム及び管理方法を提供することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態である化学物質管理データ
の管理システムの構成図である。
【図2】本発明の実施の形態である化学物質管理データ
の管理方法を説明するフロー図である。
【図3】材料組成データベース108のデータ内容を示
す図である。
【図4】MSDSデータベース106のデータ内容を示
す図である。
【図5】販売実績データベースのデータ内容を示す図で
ある。
【図6】本発明の実施の形態における製品製造業者40
1が製品を販売し、事業者403が当該製品を構成する化
学物質の組成・化学特性に関する情報を入手する該念図
である。
【図7】図6で説明した製品と、情報の流れを整理して
説明するフロー図である。
【図8】本発明の実施の形態における製品製造業者40
1が製品を販売し、事業者403が当該製品を構成する化
学物質の組成・化学特性に関する情報を入手する際、両
者の間に化学物質管理データのデータ管理業者404が
介在する場合の概念図である。
【図9】図8で説明した製品と、情報の流れを整理して
説明するフロー図である。
【符号の説明】
101…データ入力手段、102…販売実績照合・検索
手段、103…データベース検索手段、104…データ
ベース出力手段、105…販売実績データベース、10
6…MSDSデータベース、107…材料組成・MSD
S情報登録手段、108…材料組成データベース、10
9…結果データベース、110…データベース開示機
能、401…製品製造業者、402…製品販売業者、4
03…事業者、404…化学物質管理データのデータ管
理業者。

Claims (24)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】製品を構成する化学物質の組成・化学特性
    を格納したレコードからなる第1のデータベースを保有
    し、製品製造業者が取扱う製品を構成する化学物質の組
    成・化学特性を開示する化学物質管理データの管理シス
    テムにおいて、 前記製品製造業者が取扱う製品についての販売実績を格
    納する第2のデータベースを有し、 前記製品製造業者が取扱う製品の販売実績を前記第2の
    データベースから照合・検索する手段と、該当する製品
    の化学物質の組成・化学特性のレコードを前記第1のデ
    ータベースから検索する手段と、該当するレコード情報
    を出力する手段とを備えたことを特徴とする化学物質管
    理データの管理システム。
  2. 【請求項2】製品を構成する化学物質の組成・化学特性
    を格納したレコードからなる第1のデータベースを保有
    し、製品製造業者が取扱う製品を構成する化学物質の組
    成・化学特性を開示する化学物質管理データの管理シス
    テムにおいて、 前記製品製造業者が取扱う製品についての識別情報をキ
    ーインデックスとして格納する第2のデータベースを有
    し、 前記製品製造業者が取扱う製品の販売実績を前記識別情
    報に基づき前記第2のデータベースから照合・検索する
    手段と、該当する製品の化学物質の組成・化学特性のレ
    コードを前記第1のデータベースから検索する手段と、
    該当するレコード情報を出力する手段とを備えたことを
    特徴とする化学物質管理データの管理システム。
  3. 【請求項3】製品の成分情報をデータベース化した材料
    組成データベースと、製品を構成する材料の取扱い注意
    事項や有害性,法規制への該当項目を示す製品安全性情
    報シート(MSDS)をデータベース化したMSDSデ
    ータベースと、を保有し、製品製造業者が取扱う製品の
    成分情報及び製品安全性情報シート(MSDS)を開示
    する化学物質管理データの管理システムにおいて、 前記製品製造業者が取扱う製品についての販売実績を格
    納する販売実績データベースを有し、 前記製品製造業者が取扱う製品の販売実績を前記販売実
    績データベースから照合・検索する手段と、該当する製
    品の成分情報及び製品安全性情報シート(MSDS)を前記材
    料組成データベースと前記MSDSデータベースから検
    索する手段と、該当するレコード情報を出力する手段と
    を備えたことを特徴とする化学物質管理データの管理シ
    ステム。
  4. 【請求項4】製品の成分情報をデータベース化した材料
    組成データベースと、製品を構成する材料の取扱い注意
    事項や有害性,法規制への該当項目を示す製品安全性情
    報シート(MSDS)をデータベース化したMSDSデ
    ータベースと、を保有し、製品製造業者が取扱う製品の
    成分情報及び製品安全性情報シート(MSDS)を開示
    する化学物質管理データの管理システムにおいて、 前記製品製造業者が取扱う製品についての識別情報をキ
    ーインデックスとして格納する販売実績データベースを
    有し、 前記製品製造業者が取扱う製品の販売実績を前記識別情
    報に基づき前記販売実績データベースから照合・検索す
    る手段と、該当する製品の成分情報及び製品安全性情報
    シート(MSDS)を前記材料組成データベースと前記
    MSDSデータベースから検索手段と、該当するレコー
    ド情報を出力する手段とを備えたことを特徴とする化学
    物質管理データの管理システム。
  5. 【請求項5】製品を構成する化学物質の組成・化学特性
    を格納したレコードからなる第1のデータベースを保有
    し、製品製造業者が取扱う製品を構成する化学物質の組
    成・化学特性を開示する化学物質管理データの管理方法
    において、 前記製品製造業者が取扱う製品についての販売実績を格
    納する第2のデータベースを有し、 前記製品製造業者が取扱う製品の販売実績を前記第2の
    データベースから照合・検索し、該当する製品の化学物
    質の組成・化学特性のレコードを前記第1のデータベー
    スから検索し、該当するレコード情報を出力することを
    特徴とする化学物質管理データの管理方法。
  6. 【請求項6】製品を構成する化学物質の組成・化学特性
    を格納したレコードからなる第1のデータベースを保有
    し、製品製造業者が取扱う製品を構成する化学物質の組
    成・化学特性を開示する化学物質管理データの管理方法
    において、 前記製品製造業者が取扱う製品についての識別情報をキ
    ーインデックスとして格納する第2のデータベースを有
    し、 前記製品製造業者が取扱う製品の販売実績を前記識別情
    報に基づき前記第2のデータベースから照合・検索し、
    該当する製品の化学物質の組成・化学特性のレコードを
    前記第1のデータベースから検索し、該当するレコード
    情報を出力することを特徴とする化学物質管理データの
    管理方法。
  7. 【請求項7】製品の成分情報をデータベース化した材料
    組成データベースと、製品を構成する材料の取扱い注意
    事項や有害性,法規制への該当項目を示す製品安全性情
    報シート(MSDS)をデータベース化したMSDSデ
    ータベースと、を保有し、製品製造業者が取扱う製品の
    成分情報及び製品安全性情報シート(MSDS)を開示
    する化学物質管理データの管理方法において、 前記製品製造業者が取扱う製品についての販売実績を格
    納する販売実績データベースを有し、 前記製品製造業者が取扱う製品の販売実績を前記販売実
    績データベースから照合・検索し、該当する製品の成分
    情報及び製品安全性情報シート(MSDS)を前記材料
    組成データベースと前記MSDSデータベースから検索
    し、該当するレコード情報を出力することを特徴とする
    化学物質管理データの管理方法。
  8. 【請求項8】製品の成分情報をデータベース化した材料
    組成データベースと、製品を構成する材料の取扱い注意
    事項や有害性,法規制への該当項目を示す製品安全性情
    報シート(MSDS)をデータベース化したMSDSデ
    ータベースと、を保有し、製品製造業者が取扱う製品の
    成分情報及び製品安全性情報シート(MSDS)を開示
    する化学物質管理データの管理方法において、 前記製品製造業者が取扱う製品についての識別情報をキ
    ーインデックスとして格納する販売実績データベースを
    有し、 前記製品製造業者が取扱う製品の販売実績を前記識別情
    報に基づき前記販売実績データベースから照合・検索
    し、該当する製品の成分情報及び製品安全性情報シート
    (MSDS)を前記材料組成データベースと前記MSD
    Sデータベースから検索し、該当するレコード情報を出
    力することを特徴とする化学物質管理データの管理方
    法。
  9. 【請求項9】製品を構成する化学物質の組成・化学特性
    を格納したレコードからなる第1のデータベースを保有
    し、自らが取扱う製品を構成する化学物質の組成・化学
    特性のレコード情報を開示する化学物質管理データの管
    理システムにおいて、 製品製造業者が取扱う製品についての販売実績を格納す
    る第2のデータベースを有し、 事業者からの前記レコード情報の開示要求に対し、当該
    事業者への販売実績を前記第2のデータベースから照合
    ・検索する手段と、該当する製品の化学物質の組成・化
    学特性のレコードを前記第1のデータベースから検索す
    る手段と、該当するレコード情報を出力する手段とを備
    え、該出力結果を前記事業者に提供することを特徴とす
    る化学物質管理データの管理システム。
  10. 【請求項10】製品を構成する化学物質の組成・化学特
    性を格納したレコードからなる第1のデータベースを保
    有し、自らが取扱う製品を構成する化学物質の組成・化
    学特性のレコード情報を開示する化学物質管理データの
    管理システムにおいて、 製品製造業者が取扱う製品についての識別情報をキーイ
    ンデックスとして格納する第2のデータベースを有し、 事業者からの前記識別情報に基づく前記レコード情報の
    開示要求に対し、当該事業者への販売実績を前記識別符
    号に基づき前記第2のデータベースから照合・検索する
    手段と、該当する製品の化学物質の組成・化学特性のレ
    コードを前記第1のデータベースから検索する手段と、
    該当するレコード情報を出力する手段とを備え、該出力
    結果を前記事業者に提供することを特徴とする化学物質
    管理データの管理システム。
  11. 【請求項11】請求項10或いは請求項11に記載の化
    学物質管理データの管理システムにおいて、 前記第1のデータベースと前記第2のデータベースを製
    品製造業者が保有することを特徴とする化学物質管理デ
    ータの管理システム。
  12. 【請求項12】請求項10或いは請求項11に記載の化
    学物質管理データの管理システムにおいて、 前記第1のデータベースと前記第2のデータベースを製
    品製造業者に代わり化学物質管理データの管理を行う者
    が保有することを特徴とする化学物質管理データの管理
    システム。
  13. 【請求項13】製品の成分情報をデータベース化した材
    料組成データベースと、製品を構成する材料の取扱い注
    意事項や有害性,法規制への該当項目を示す製品安全性
    情報シート(MSDS)をデータベース化したMSDS
    データベースと、を保有し、自らが取扱う製品の成分情
    報及び製品安全性情報シート(MSDS)のレコード情
    報を開示する化学物質管理データの管理システムにおい
    て、 製品製造業者が取扱う製品についての販売実績を格納す
    る販売実績データベースを有し、 事業者からの前記レコード情報の開示要求に対し、当該
    事業者への販売実績を前記販売実績データベースから照
    合・検索する手段と、該当する製品の成分情報及び製品
    安全性情報シート(MSDS)を前記材料組成データベ
    ースと前記MSDSデータベースとから検索する手段と、該
    当するレコード情報を出力する手段とを備え、該出力結
    果を前記事業者に提供することを特徴とする化学物質管
    理データの管理システム。
  14. 【請求項14】製品の成分情報をデータベース化した材
    料組成データベースと、製品を構成する材料の取扱い注
    意事項や有害性,法規制への該当項目を示す製品安全性
    情報シート(MSDS)をデータベース化したMSDS
    データベースと、を保有し、製品製造業者が取扱う製品
    の成分情報及び製品安全性情報シート(MSDS)のレ
    コード情報を開示する化学物質管理データの管理システ
    ムにおいて、 製品製造業者が取扱う製品についての識別情報をキーイ
    ンデックスとして格納する販売実績データベースを有
    し、 事業者からの前記識別情報に基づく前記レコード情報の
    開示要求に対し、当該事業者への販売実績を前記識別情
    報に基づき前記販売実績データベースから照合・検索す
    る手段と、該当する製品の成分情報及び製品安全性情報
    シート(MSDS)を前記材料組成データベースと前記MSD
    Sデータベースから検索する手段と、該当するレコード
    情報を出力する手段とを備え、該出力結果を前記事業者
    に提供することを特徴とする化学物質管理データの管理
    システム。
  15. 【請求項15】請求項13或いは請求項14に記載の化
    学物質管理データの管理システムにおいて、 前記材料組成データベース、前記MSDSデータベー
    ス、及び前記販売実績データベースを製品製造業者が保
    有することを特徴とする化学物質管理データの管理シス
    テム。
  16. 【請求項16】請求項10或いは請求項11に記載の化
    学物質管理データの管理システムにおいて、 前記材料組成データベース、前記MSDSデータベー
    ス、及び前記販売実績データベースを製品製造業者に代
    わり化学物質管理データの管理を行う者が保有すること
    を特徴とする化学物質管理データの管理システム。
  17. 【請求項17】製品を構成する化学物質の組成・化学特
    性を格納したレコードからなる第1のデータベースを保
    有し、自らが取扱う製品を構成する化学物質の組成・化
    学特性のレコード情報を開示する化学物質管理データの
    管理方法において、 製品製造業者が取扱う製品についての販売実績を格納す
    る第2のデータベースを有し、 事業者からの前記レコード情報の開示要求に対し、当該
    事業者への販売実績を前記第2のデータベースから照合
    ・検索し、該当する製品の化学物質の組成・化学特性の
    レコードを前記第1のデータベースから検索し、該当す
    るレコード情報を前記事業者に提供することを特徴とす
    る化学物質管理データの管理方法。
  18. 【請求項18】製品を構成する化学物質の組成・化学特
    性を格納したレコードからなる第1のデータベースを保
    有し、自らが取り扱う製品を構成する化学物質の組成・
    化学特性のレコード情報を開示する化学物質管理データ
    の管理方法において、 製品製造業者が取り扱う製品についての識別情報をキー
    インデックスとして格納する第2のデータベースを有
    し、 事業者からの前記識別情報に基づく前記レコード情報の
    開示要求に対し、当該事業者への販売実績を前記識別情
    報に基づき販売識別符号に基づき前記第2のデータベー
    スから照合・検索し、該当する製品の化学物質の組成・
    化学特性のレコードを前記第1のデータベースから検索
    し、該当するレコード情報を前記事業者に提供すること
    を特徴とする化学物質管理データの管理方法。
  19. 【請求項19】請求項17或いは請求項18に記載の化
    学物質管理データの管理方法において、 前記第1のデータベースと前記第2のデータベースを製
    品製造業者が保有することを特徴とする化学物質管理デ
    ータの管理方法。
  20. 【請求項20】請求項17或いは請求項18に記載の化
    学物質管理データの管理方法において、 前記第1のデータベースと前記第2のデータベースを製
    品製造業者に代わり化学物質管理データの管理を行う者
    が保有することを特徴とする化学物質管理データの管理
    方法。
  21. 【請求項21】製品の成分情報をデータベース化した材
    料組成データベースと、製品を構成する材料の取扱い注
    意事項や有害性,法規制への該当項目を示す製品安全性
    情報シート(MSDS)をデータベース化したMSDS
    データベースと、を保有し、自らが取扱う製品の成分情
    報及び製品安全性情報シート(MSDS)のレコード情
    報を開示する化学物質管理データの管理方法において、 製品製造業者が取扱う製品についての販売実績を格納す
    る販売実績データベースを有し、 事業者からの前記レコード情報の開示要求に対し、当該
    事業者への販売実績を前記販売実績データベースから照
    合・検索し、該当する製品の成分情報及び製品安全性情
    報シート(MSDS)を前記材料組成データベースと前
    記MSDSデータベースとから検索し、該当するレコー
    ド情報を前記事業者に提供することを特徴とする化学物
    質管理データの管理方法。
  22. 【請求項22】製品の成分情報をデータベース化した材
    料組成データベースと、製品を構成する材料の取扱い注
    意事項や有害性,法規制への該当項目を示す製品安全性
    情報シート(MSDS)をデータベース化したMSDS
    データベースと、を保有し、製品製造業者が取扱う製品
    の成分情報及び製品安全性情報シート(MSDS)のレ
    コード情報を開示する化学物質管理データの管理方法に
    おいて、 製品製造業者が取扱う製品についての識別情報をキーイ
    ンデックスとして格納する販売実績データベースを有
    し、 事業者からの前記識別情報に基づく前記レコード情報の
    開示要求に対し、当該事業者への販売実績を前記識別情
    報に基づき前記販売実績データベースから照合・検索
    し、該当する製品の成分情報及び製品安全性情報シート
    (MSDS)を前記材料組成データベースと前記MSD
    Sデータベースから検索し、該当するレコード情報を前
    記事業者に提供することを特徴とする化学物質管理デー
    タの管理方法。
  23. 【請求項23】請求項21或いは請求項22に記載の化
    学物質管理データの管理方法において、 前記材料組成データベース、前記MSDSデータベー
    ス、及び前記販売実績データベースを製品製造業者が保
    有することを特徴とする化学物質管理データの管理方
    法。
  24. 【請求項24】請求項21或いは請求項22に記載の化
    学物質管理データの管理方法において、 前記材料組成データベース、前記MSDSデータベー
    ス、及び前記販売実績データベースを製品製造業者に代
    わり化学物質管理データの管理を行う者が保有すること
    を特徴とする化学物質管理データの管理方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003271724A (ja) * 2002-03-14 2003-09-26 Nippon Kasei Chem Co Ltd 廃棄物代行処理業務の支援方法及びシステム,支援端末及びサーバ,並びに支援端末及びサーバ用プログラム

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JP2003271724A (ja) * 2002-03-14 2003-09-26 Nippon Kasei Chem Co Ltd 廃棄物代行処理業務の支援方法及びシステム,支援端末及びサーバ,並びに支援端末及びサーバ用プログラム

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