JP2002073452A - ファイル送信用サーバ - Google Patents

ファイル送信用サーバ

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JP2002073452A
JP2002073452A JP2000261810A JP2000261810A JP2002073452A JP 2002073452 A JP2002073452 A JP 2002073452A JP 2000261810 A JP2000261810 A JP 2000261810A JP 2000261810 A JP2000261810 A JP 2000261810A JP 2002073452 A JP2002073452 A JP 2002073452A
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JP2000261810A
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Koichi Nakasako
浩一 中迫
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YAMAICHI KOGYO CO Ltd
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YAMAICHI KOGYO CO Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 データ送信用のサーバを用いてデータファイ
ルを送信する場合に、送信者側のコンピュータのデータ
圧縮用アプリケーションを用いることなくデータファイ
ルを圧縮することを課題とする。 【解決手段】 送信者コンピュータと受信者コンピュー
タとに接続されるファイル送信用サーバにおいて、ファ
イル受付手段により、送信者コンピュータから送信され
るデータファイルを受け付け、ファイル圧縮手段により
受け付けた前記データファイルを圧縮処理し、このファ
イル圧縮手段により圧縮されたデータファイルをファイ
ル記憶手段により記憶する。一方、受信者通知手段は受
信者コンピュータへ受信者宛てのデータファイルが記憶
されたことを通知し、ファイル送信手段が受信者コンピ
ュータの求めに応じて前記特定のファイル記憶領域に記
憶されたデータファイルを受信者コンピュータへ送信す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ネットワーク上で
送信者がサーバ上にデータファイルをアップロードし受
信者がこれをダウンロードすることによりデータファイ
ルの送信を行うファイル送信用のサーバに関する。
【0002】
【従来の技術】近年のインターネットの普及によりデー
タファイルの送信には、電子メールにデータファイルを
添付して受信者に送信することが広く行われている。ま
た、電子メールにデータファイルを添付する際には、L
HA形式やZIP形式などの圧縮形式にデータファイル
を圧縮してデータの容量を減らしてから電子メールに添
付することも広く行われている。一方、電子メールでは
複数のサーバを経由するのでセキュリティ上文面を盗み
見られる危険が存在する。これに対応すべく、インター
ネット上の特定のサーバにデータファイル送信のための
ホームページを設定し、送信者はここへファイルをアッ
プロードし受信者はこれをダウンロードする方法も行わ
れている。ホームページからのファイルのアップロード
およびダウンロードに関しては、SSL(Secured Socke
t Layer)接続技術を用いることで安全性を確保すること
ができる。このようなデータファイル送信用のサーバを
介してデータファイルをやり取りする場合もデータを圧
縮してアップロードすれば容量の少ないファイル転送が
可能となる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、データファ
イルを圧縮するには、送信者のコンピュータ上に必ずデ
ータ圧縮用のアプリケーションがなければならない。ま
た、初心者には圧縮用のアプリケーションを扱えない場
合もある。また、上記のようにデータ送信用のサーバを
利用する場合は、電子メールと異なり単一のサーバにデ
ータファイルが蓄積されていくので、サーバ側にとって
圧縮の効果は高い。本発明は、このような事情を鑑みて
データ送信用のサーバを用いてデータファイルを送信す
る場合に、送信者側のコンピュータのデータ圧縮用アプ
リケーションを用いることなくデータファイルを圧縮す
ることを課題とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は次のような構成を有する。請求項1に記載
の発明は、送信者コンピュータと受信者コンピュータと
に接続されるファイル送信用サーバにおいて、ファイル
受付手段により、送信者コンピュータから送信されるデ
ータファイルを受け付け、ファイル圧縮手段により受け
付けた前記データファイルを圧縮処理し、このファイル
圧縮手段により圧縮されたデータファイルをファイル記
憶手段により記憶する。一方、受信者通知手段は受信者
コンピュータへ受信者宛てのデータファイルが記憶され
たことを通知し、ファイル送信手段が受信者コンピュー
タの求めに応じて前記特定のファイル記憶領域に記憶さ
れたデータファイルを受信者コンピュータへ送信する。
このような構成により、送信者のコンピュータにはデー
タ圧縮用のアプリケーションがなくてもファイル送信用
サーバへアップロードした時点でデータが圧縮されるこ
とになる。
【0005】請求項2に記載の発明は、前記ファイル送
信用サーバにおいて、さらに、圧縮指示受付手段により
前記ファイル圧縮手段を起動させるための圧縮指示を送
信者コンピュータから受け付け、前記ファイル圧縮手段
はこの圧縮指示があったときのみデータファイルの圧縮
を行い、前記ファイル記憶手段は、圧縮されないデータ
ファイルも記憶するようにしたものである。このような
動作により、送信者の意思によりデータファイルを圧縮
するかどうかの選択が行える。
【0006】請求項3に記載の発明は、前記ファイル圧
縮手段は2以上の圧縮形式によりデータファイルの圧縮
が可能なものとし、圧縮形式受付手段によりこの圧縮形
式の指定を前記送信者コンピュータから受け付ける。こ
のような動作により、複数の圧縮形式の一つを送信者が
選択してデータファイルを圧縮することができる。
【0007】請求項4に記載の発明は、前記ファイル送
信用サーバにおいて、さらに、展開指示受付手段により
圧縮されたデータファイルを展開するかどうかの指示を
受信者コンピュータから受け付け、ファイル展開手段に
より前記展開指示があったときに前記圧縮されたデータ
ファイルを展開する。そして、前記ファイル送信手段
は、展開手段がデータファイルを展開したときは、この
展開されたデータファイルを受信者コンピュータへ送信
するようにしたものである。このような動作により、受
信者の指示により受信者コンピュータでデータを受信す
る前にファイルの展開をすることができる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら本発明
の実施の形態について説明する。図1に実施の形態にか
かるデータファイル送信システムの概略構成を表す模式
図を示す。このシステムはサービス提供業者の拠点に設
けられるデータファイル送信用サーバAと、複数の送信
者の所有する送信者コンピュータB及び複数の受信者が
所有する受信者コンピュータCにより構成される。な
お、送信者コンピュータBと受信者コンピュータCは逆
になることもあり、現在の送信者が将来受信者になる場
合は送信者コンピュータが受信者コンピュータになり、
受信者が将来においてデータファイルを送信することに
なる場合は現在の受信者コンピュータが送信者コンピュ
ータになることもある。これらのサーバおよびコンピュ
ータは一般的なパソコンやワークステーションなどによ
り構成される。ここでは各コンピュータおよびサーバは
インターネットを介して接続しているが、これはインタ
ーネットでない閉鎖的なコンピュータネットワークであ
ってもよい。
【0009】図2にデータファイル送信用サーバAのハ
ードウエア構成を示すブロック図を示す。このデータフ
ァイル送信用サーバAは演算処理を行なうCPU11、
CPU11の作業領域となるRAM12、根幹的なプロ
グラムやデータを格納するROM13、CPU11の動
作タイミングを計るクロック14、各種プログラムを記
録するハードディスク15、インターネットを介してデ
ータの授受を行なうためのモデムやターミナルアダプタ
・データサービスユニット等よりなるネットワークイン
ターフェース16を含む。本データファイル送信用サー
バAはこのような構成においてハードディスク15に以
下のような機能および動作を実現させるプログラムを組
み込むことにより実現される。
【0010】図3にデータファイル送信用サーバAの機
能を模式的に示す機能ブロック図を示す。図に示すよう
にデータファイル送信用サーバAは機能的には、データ
送受信部101、SSL処理部102、HP送信部10
3、HPデータ記憶部104、ファイル受付部105、
圧縮指示受付部106、ファイル圧縮部107、ファイ
ル記憶部108、ユニークURL生成部109、受信者
通知部110、展開指示受付部111、ファイル展開部
112、ファイル送信部113を含む。
【0011】データ送受信部101は送信者コンピュー
タBおよび受信者コンピュータCとインターネットを介
してデータの送受信を行う。SSL処理部102はデー
タの送受信に際してSSL処理のための暗号生成等を行
う。HP送信部103はhtml形式で表現されるホー
ムページデータを送信者コンピュータBもしくは受信者
コンピュータCの要求に応じて送信する。HPデータ記
憶部104はHP送信部103が送信するホームページ
データを記憶する。ホームページデータの主なものとし
ては送信者が送信するデータファイルに関して必要な情
報を入力するための送信者用ホームページと、受信者が
送信されてきたデータファイルをダウンロードするため
の受信者用ホームページがある。これらについては後に
詳述する。
【0012】ファイル受付部105は送信者コンピュー
タから送られるデータファイル、データファイルの属性
情報およびこのファイルの受信者の電子メールアドレス
を受け付ける。圧縮指示受付部106は送信者コンピュ
ータBから送られる圧縮指示を受け付ける。また、圧縮
指示受付部106には圧縮形式を受け付ける圧縮形式受
付部106aがある。ファイル圧縮部107は圧縮指示
受付部106が圧縮指示を受け付けた場合は指定された
圧縮形式に従ってデータファイルを圧縮し、圧縮指示を
受け付けなかった場合にはなにもしない。ファイル圧縮
部107はデータ圧縮形式としてLHA形式、ZIP形
式、StuffIt形式でデータを圧縮するソフトウエ
アを起動させることができるようになっている。ファイ
ル記憶部108はファイル圧縮部107が圧縮したデー
タファイルもしくは圧縮しなかったデータファイルを記
憶する。また、ファイル記憶部108には送信先記憶部
108aがあり、データファイルのIDと受信者の電子
メールアドレスを関連付けて記憶する。
【0013】ユニークURL生成部109は、受信者が
データファイルをダウンロードするための受信者用ホー
ムページのためにに唯一のURL(uniform resource l
ocators)を生成する。HPデータ記憶部104ではこ
の生成されたURLで識別されるファイルとして受信者
用ホームページが設定される。受信者通知部110はユ
ニークURL生成部109が生成したURL、ファイル
の属性情報を受信者宛てにデータファイルが蓄積されて
いることを知らせる文面とともに送信先記憶部108a
に記憶された電子メールアドレス宛てに送信する。ま
た、受信者通知部110は受信者ごとに固有の受信者I
Dとパスワードを生成し、これも前記電子メールで合わ
せて送るようになっている。この生成された受信者ID
およびパスワードはHP送信部103での認証処理に利
用される。
【0014】展開指示受付部111は受信者コンピュー
タCからの圧縮されたデータファイルの展開指示を受け
付ける。ファイル展開部112は展開指示受付部111
が展開指示を受け付けた場合にデータファイルを展開す
る。展開指示を受け付けなかった場合はなにもしない。
ファイル送信部113はファイル展開部112が展開し
たもしくは展開しなかったファイルデータを受信者コン
ピュータへ送信するデータとしてSSL処理部102へ
送る。
【0015】次に、送信者コンピュータBに送られる送
信者用ホームページおよび受信者コンピュータCへ送ら
れる受信者用ホームページの内容について詳述する。図
4に送信者用ホームページ400の具体例を示す。この
画面は各送信者ごとに割り当てられるものであり、送信
者のIDに関連付けられてHPデータ記憶部104に記
憶されている。ここで用いる送信者用ホームページ40
0には、ファイル送信に必要なデータ入力のための複数
のエリア400a〜400gが設けられている。
【0016】タイトル記入エリア400aは送信するデ
ータファイルのタイトルが入力される。送信者アドレス
記入エリア400bは送信者のメールアドレスが入力さ
れる。氏名記入エリア400cには受信者に対して示さ
れる送信者の氏名が入力される。送信ファイル記入エリ
ア400dは送信者コンピュータ内のハードディスクや
CD−ROM等の記録媒体上もしくは送信者コンピュー
タとLAN等を介して接続されたコンピュータ内の記録
媒体上に記憶された送信したいデータファイルが記憶さ
れた領域が指定される。なお、送信ファイル記入エリア
400dには、送信者コンピュータBが抽出できるデー
タファイルを参照ボタン400d* を選択することによ
り表示させることができ、表示させたデータファイルを
選択するとそのデータファイルの記憶された領域を示す
パスが自動的に送信ファイル記入エリア400dに表示
されるようになっている。
【0017】圧縮指示選択エリア400eは送信するフ
ァイルを圧縮するかどうかがラジオボタンにより選択さ
れる。圧縮形式指定エリア400fはファイルを圧縮す
る場合にLHA形式、ZIP形式、StuffIt形式
のいずれかの圧縮形式がラジオボタンにより選択され
る。なお、この圧縮形式指定エリア400fは圧縮指示
選択エリア400eにおいて圧縮を「する」が選択され
た場合のみ有効になる。
【0018】受信者アドレス記入エリア400gは送信
したい相手先の電子メールが記入される。また、受信者
アドレス記入エリア400gに関してアドレス帳ボタン
400g*が設けられており、これを選択すると送信者
コンピュータBに記録されている電子メールアドレスの
一覧が表示され、そのうちの一つを選択すると自動的に
選択した電子メールアドレスが受信者アドレス記入エリ
ア400gに表示されるようになっている。追加ボタン
400hは受信者アドレス記入エリア400gに記入さ
れた電子メールアドレスを送信先として確定するための
ボタンである。確定受信者アドレス表示エリア400j
は、追加ボタン400hの選択により確定された受信者
のメールアドレスが表示される。図に示すように受信者
のメールアドレスは複数指定することができる。削除ボ
タン400iは、確定受信者アドレス表示エリア400
jに表示された電子メールアドレスを送信先から削除す
るためのボタンであり、確定受信者アドレス表示エリア
400jに表示された電子メールアドレスの一つをマウ
ス等を用いて選択し、削除ボタン400iを選択するこ
とで一旦送信先として確定した受信者の電子メールアド
レスを削除することができる。
【0019】送信ボタン400kは、上記のエリア40
0a〜400jの内容で送信をする場合に、これを選択
することでデータファイル送信用サーバAへ「データフ
ァイル」、”タイトル””送信者の電子メールアドレ
ス””送信者名”などのデータファイルの「属性情
報」、「圧縮指示」、「圧縮形式」および「受信者の電
子メールアドレス」が送信される。キャンセルボタン4
00lは、入力内容では送信しない場合に入力内容をリ
セットするために選択する。 また、送信者用ホームペ
ージ400には過去の送信履歴を表示する送信履歴表示
エリア400mが設けられており過去の履歴内容を知る
ことができるようになっている。また、各行ごとの送信
履歴を示すエリアにはその送信ファイルが受信者にいつ
受信されたか、受信していない受信者は誰かなどを示す
ホームページにリンクが設定されている。
【0020】次に、受信者用ホームページについて説明
する。図5に受信者用ホームページ500の具体例を示
す。この画面は各送信するデータファイルごとに割り当
てられるものであり、前記ユニークURL生成部109
が生成したURLで識別されるファイルとしてHPデー
タ記憶部104に記憶されている。受信者用ホームペー
ジ500には、送信ファイル情報表示エリア500a、
展開指示選択エリア500b、ダウンロードボタン50
0cを有する。送信ファイル情報表示エリア500b
は、受信者宛てのデータファイルに関する情報を示すも
ので「送信者」「送信日」「タイトル」「ファイル名」
などが表示される。展開指示選択エリア500bはデー
タファイルが圧縮されている場合に有効になるエリアで
あって、ラジオボタンによりデータファイルを展開する
かどうかを選択することができる。ダウンロードボタン
500cは、受信者コンピュータCへデータファイルを
ダウンロードすることを指示するためのボタンであり、
これを選択することで受信者コンピュータへデータファ
イルおよびデータファイルの属性情報が送信されること
になる。
【0021】次に、以上のような構成を有するデータフ
ァイル送信用サーバAの動作について説明する。図6に
データファイル送信用サーバAのデータファイル受信処
理の動作を表すフローチャートを示す。まず、最初はデ
ータファイルを送信したい送信者が送信者コンピュータ
Bからデータファイル送信用サーバAへアクセスして接
続の確立を行う。ここでは、送信者は会員として予め登
録されているものとし、送信者のIDおよびパスワード
によりHP送信部103は認証処理が行うものとする。
送信者コンピュータBに対する認証処理が終了すると
(s101)、次に、HP送信部103は送信者に対し
てデータ送信用の図4に示すような送信者用ホームペー
ジのデータを送信する(s102)。送信者が送信者ホ
ームページに必要事項を入力して送信ボタンを選択する
ことで、前述した「データファイル」、「属性情報」、
「受信者のメールアドレス」、「圧縮指示」、「圧縮形
式」が送信されてくるので、データファイル送信用サー
バAはこれらのデータをファイル受付部105、圧縮指
示受付部106により受け付ける(s103)。
【0022】これらのデータを受け付けると、圧縮指示
受付部106がデータファイルの圧縮指示を受け付けた
かどうかを判断し(s104)、圧縮指示を受け付けて
いる場合にはファイル圧縮部107がデータファイルを
圧縮指示受付部106が受け付けた圧縮形式で圧縮処理
を行う(s105)。一方、圧縮指示受付部106が圧
縮指示を受け付けなかった場合は、ファイル圧縮部10
7はデータファイルを圧縮せずにファイル記憶部108
へ送る。圧縮されたデータファイルもしくは圧縮されな
かったデータファイルはファイル記憶部108に、属性
情報とともに記憶され、さらに、受信者の電子メールア
ドレスもこれに関連付けられて送信先記憶部108aに
記憶される(s106)。
【0023】必要なデータが記憶されるとユニークUR
L生成部109がこのデータファイルに固有のURLを
生成し(s107)、HPデータ記憶部104でこのU
RLで特定される記憶領域にこのデータファイルに関す
る図5に示すような受信者用ホームページが生成される
(s108)。一方、ユニークURLが生成されると受
信者通知部110が受信者IDとパスワードを生成し、
送信先記憶部108aに記憶された受信者の電子メール
アドレスへ、受信者宛てのデータファイルが蓄積されて
いることを知らせる文面、生成されたURL、データフ
ァイルの属性情報、受信者IDおよびパスワードを送信
する(s109)。以上で、送信用のデータファイルを
データファイル送信用サーバAに格納するデータファル
受信処理が終了する。
【0024】次に、データファイル送信処理について説
明する。図7にデータファイル送信処理の動作を表すフ
ローチャートを示す。前述したように、受信者には予め
電子メールにより受信者宛てにデータファイルが記憶さ
れていること、受信者用ホームページの固有のURL、
ファイルの属性情報、受信者IDおよびパスワードが送
られている。従って、まず、これに応答した受信者コン
ピュータCからデータファイル送信用サーバAへアクセ
ス要求がある。ここで、受信者IDとパスワードによる
認証処理が行われ(s201)、図5に示すような受信
者用ホームページが送信される(s202)。受信者は
これから展開指示選択エリア500bから展開指示の有
無を選択して、ダウンロードボタン500cを選択する
ことで、「展開指示」とダウンロードの指示を送信して
くる。データファイル送信用サーバAはこれをHP送信
部103、展開指示受付部111により受け付ける(s
203)。なお、データファイルが圧縮されていない場
合は、受信者用ホームページ500の展開指示選択エリ
ア500bは機能しないようになっているので、展開指
示がないことを示すデータが返信されるようになってい
る。
【0025】次に、展開指示受付部111が展開指示を
受け付けたかどうかの判断が行われ(s204)、展開
指示があった場合にはファイル展開部112が要求され
たデータファイルがどのような形式の圧縮がされている
かに応じて対応する展開プログラムを起動し、データフ
ァイルを展開する(s205)。一方、展開指示がなか
った場合にはファイル展開部112は何もしない。その
後、ファイル送信部113が展開されたデータファイル
もしくは展開されないデータファイルを受信者コンピュ
ータCへ送信するファイルとして出力し、これをSSL
処理部102を介してデータ送受信部101が受信者コ
ンピュータCへ送信する(s206)。以上で、受信者
コンピュータCへデータファイルを送信するデータファ
イル送信処理を終了する。
【0026】このように、本実施の形態に係るデータフ
ァイル送信用サーバではデータファイルの送信を管理す
るサーバ内にデータを圧縮するプログラムが存在するの
で、送信者コンピュータでデータファイルを圧縮する必
要がなく、また、複数の圧縮形式に対応するので送信者
および受信者のコンピュータに複数種類の圧縮展開がで
きるアプリケーションを用意する必要がない。
【0027】なお、上記実施の形態では複数の受信者に
対する圧縮形式・圧縮の有無は同じものを指定するよう
にしているが、これは受信者ごとに指定できるようにし
てもよい。さらに、受信者ごとに圧縮の要否、圧縮形式
をテーブル形式で持っておき、これに基づいて自動的に
送信されたデータファイルを特定の形式で圧縮したり、
圧縮しなかったりすることができる。さらに、上記実施
の形態では受信者に対して電子メールによりデータファ
イルが記憶されていることを通知したが、これは受信者
が予め会員登録してあって固有のホームページが設定さ
れるような場合はここに表示することで通知するように
してもよい。
【0028】
【発明の効果】以上のことから、本発明は次のような効
果を奏する。請求項1に記載の発明は、送信者のコンピ
ュータにはデータ圧縮用のアプリケーションがなくても
圧縮したデータファイルをファイル送信用サーバへアッ
プロードできるので、送信者側の圧縮用アプリケーショ
ンの有無や送信者の能力にかかわりなく、データファイ
ルを圧縮したデータ量の少ない状態で送信用サーバへ蓄
積し、また、受信者コンピュータへ送信することが可能
となる。
【0029】請求項2に記載の発明は、送信者の意思に
よりデータファイルを圧縮するかどうかの選択が行える
ので、受信者側に圧縮したデータを展開するアプリケー
ションがない場合やデータファイルの容量がそれほど大
きくない場合などにはデータファイルを圧縮しないよう
に設定すること等、受信者の事情の応じた柔軟な送信処
理が可能となる。
【0030】請求項3に記載の発明は、データファイル
の圧縮形式を送信者が選択することができるので、受信
者側の展開用アプリケーションの種類や、受信者コンピ
ュータのOSの違いにより対応できないデータファイル
の圧縮形式がある場合でも送信者側の選択によって柔軟
に対応できることになる。
【0031】請求項4に記載の発明は、受信者の指示に
よりデータファイルの展開をデータファイル送信用サー
バ上で行うことができるので、受信者側にデータの展開
用アプリケーションがない場合にも受信者は展開したデ
ータを取得できることになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態に係るデータファイル送信システム
の構成を示す模式図である。
【図2】データファイル送信用サーバのハードウエア構
成を示すブロック図である。
【図3】データファイル送信用サーバの機能を模式的に
示す機能ブロック図である。
【図4】送信者用ホームページの具体例を示す図であ
る。
【図5】受信者用ホームページの具体例を示す図であ
る。
【図6】データファイル送信用サーバのデータファイル
受信処理を示すフローチャートである。
【図7】データファイル送信用サーバのデータファイル
送信処理を示すフローチャートである。
【符号の説明】
A データファイル送信用サーバ B 送信者コンピュータ C 受信者コンピュータ 105 ファイル受付部 106 圧縮指示受付部 106a 圧縮形式受付部 107 ファイル圧縮部 108 ファイル記憶部 108a 送信先記憶部 110 受信者通知部 111 展開指示受付部 112 ファイル展開部 113 ファイル送信部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 送信者コンピュータと受信者コンピュー
    タとに接続されるファイル送信用サーバであって、 送信者コンピュータから送信されるデータファイルを受
    け付けるファイル受付手段と、 前記データファイルを圧縮処理するファイル圧縮手段
    と、 ファイル圧縮手段により圧縮されたデータファイルを記
    憶するファイル記憶手段と、 受信者コンピュータへ受信者宛てのファイルが記憶され
    たことを通知する受信者通知手段と、 受信者コンピュータの求めに応じて前記ファイル記憶手
    段に記憶されたデータファイルを受信者コンピュータへ
    送信するファイル送信手段とを有するファイル送信用サ
    ーバ。
  2. 【請求項2】 前記ファイル送信用サーバに、さらに、
    前記ファイル圧縮手段を起動させるための圧縮指示を送
    信者コンピュータから受け付ける圧縮指示受付手段を設
    け、 前記ファイル圧縮手段は、前記圧縮指示があったときの
    みデータファイルの圧縮を行い、 前記ファイル記憶手段は、圧縮されないデータファイル
    も記憶する請求項1に記載のファイル送信用サーバ。
  3. 【請求項3】 前記ファイル圧縮手段は2以上の圧縮形
    式によりデータファイルの圧縮が可能なものであり、さ
    らに、 この圧縮形式の指定を前記送信者コンピュータから受け
    付ける圧縮形式受付手段を有する請求項1又は2に記載
    のファイル送信用サーバ。
  4. 【請求項4】 前記ファイル送信用サーバに、さらに、
    圧縮されたデータファイルを展開するかどうかの指示を
    受信者コンピュータから受け付ける展開指示受付手段
    と、 前記展開指示があったときに前記圧縮されたデータファ
    イルを展開するファイル展開手段とを有し、 前記ファイル送信手段は、展開手段がデータファイルを
    展開したときは、この展開されたデータファイルを受信
    者コンピュータへ送信する請求項1から3のいずれか一
    項に記載のファイル送信用サーバ。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018085117A (ja) * 2013-05-22 2018-05-31 アマゾン・テクノロジーズ・インコーポレーテッド サービスとしての効率的なデータ圧縮及び分析

Cited By (1)

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JP2018085117A (ja) * 2013-05-22 2018-05-31 アマゾン・テクノロジーズ・インコーポレーテッド サービスとしての効率的なデータ圧縮及び分析

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