JP2002070646A - 熱電併給システム - Google Patents

熱電併給システム

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JP2002070646A
JP2002070646A JP2000266994A JP2000266994A JP2002070646A JP 2002070646 A JP2002070646 A JP 2002070646A JP 2000266994 A JP2000266994 A JP 2000266994A JP 2000266994 A JP2000266994 A JP 2000266994A JP 2002070646 A JP2002070646 A JP 2002070646A
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Masahisa Fukahori
賢久 深堀
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 熱電併給システムにおいてタービン又はエン
ジンの頻繁な出力調整や頻繁な発停を回避する。 【解決手段】 発電機3に連結したタービン2又はエン
ジンの排熱を蓄熱槽7に蓄熱する排熱回収手段5,8
と、蓄熱槽7から取り出して熱需要側に送る温熱の量を
熱需要側の必要熱量の増減に応じて調整する送熱調整手
段9,10,12と、蓄熱槽7の熱媒温度t1が低温側
設定温度taよりも低くなったときタービン2又はエン
ジンを起動し、かつ、蓄熱槽7の熱媒温度t1が高温側
設定温度tbよりも高くなったときタービン2又はエン
ジンを停止する発停手段13とを設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、発電機に連結した
タービン又はエンジンの排熱を熱需要側への供給熱にす
る熱電併給システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、上記の如き熱電併給システムにお
いて熱需要側への熱供給を優先した運転を行なう場合、
タービン又はエンジンの排熱により加熱した熱媒を熱需
要側に循環供給する構成において、熱需要側に送る熱媒
の温度を設定送り温度に保つように、タービン又はエン
ジンの出力を調整する、ないしは、タービン又はエンジ
ンの発停間隔を調整するようにし、これら出力調整や発
停間隔の調整で熱需要側の必要熱量の増減に対応してい
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような従
来の運転方式では、タービン又はエンジンの出力調整や
発停(起動と停止)が頻繁に繰り返され、それが原因
で、耐用年数や効率が低下する問題があった。
【0004】この実情に鑑み、本発明の主たる課題は、
合理的なシステム構成を採ることにより上記の如き問題
を効果的に解消する点にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】〔1〕請求項1に係る発
明では、熱電併給システムを構成するのに、発電機に連
結したタービン又はエンジンの排熱を蓄熱槽に蓄熱する
排熱回収手段と、前記蓄熱槽から取り出して熱需要側に
送る温熱の量を熱需要側の必要熱量の増減に応じて調整
する送熱調整手段と、前記蓄熱槽の熱媒温度が低温側設
定温度よりも低くなったとき前記タービン又はエンジン
を起動し、かつ、前記蓄熱槽の熱媒温度が高温側設定温
度よりも高くなったとき前記タービン又はエンジンを停
止する発停手段を設ける。
【0006】つまり、この構成によれば、熱需要側の必
要熱量の増減に対しては、送熱調整手段による蓄熱槽か
らの温熱取り出し量の調整で適切に対応しながらも、タ
ービン又はエンジンについては、発停手段による起動と
停止とにより、熱需要側の必要熱量の増減とは直接には
無関係に、排熱回収手段による蓄熱において蓄熱槽の熱
媒温度が低温側設定温度から高温側設定温度に上昇する
までの間、一定出力(好ましくは最大出力)で継続運転
することができ、また、蓄熱槽の熱媒温度が高温側設定
温度から低温側設定温度に低下するまでの間、運転停止
状態を保つことができる。
【0007】そして、低温側設定温度と高温側設定温度
との温度差を大きく取っておくことで、タービン又はエ
ンジンを一定出力で継続運転する時間(すなわち、蓄熱
槽の熱媒温度が低温側設定温度から高温側設定温度に上
昇するまでの時間)、及び、タービン又はエンジンを運
転停止状態に保つ時間(すなわち、蓄熱槽の熱媒温度が
高温側設定温度から低温側設定温度に低下するまでの時
間)の夫々を効果的に拡大することができる。
【0008】このことから、上記構成によれば、熱需要
側の必要熱量の増減に対しタービン又はエンジンの出力
調整や発停間隔の調整をもって対応する従来の運転方式
に比べ、タービン又はエンジンの頻繁な出力調整や頻繁
な発停を効果的に回避することができて、システムの耐
用年数及び効率を効果的に高めることができる。
【0009】なお、低温側設定温度と高温側設定温度と
の温度差を大きく取るほど、タービン又はエンジンの発
停頻度を低減できることから、請求項1に係る発明の実
施にあたっては、低温側設定温度として熱需要側の必要
温度に極力近い温度(熱需要側の必要温度を確保できる
範囲内で極力低い温度)を選定し、かつ、高温側設定温
度としてタービン又はエンジンの排熱温度に極力近い温
度(タービン又はエンジンの排熱から確保できる範囲内
で極力高い温度)を選定するのが望ましい。
【0010】〔2〕請求項2に係る発明では、請求項1
に係る発明の実施にあたり、前記排熱回収手段として、
前記タービン又はエンジンの排熱により熱媒を加熱する
排熱熱交換器、及び、この排熱熱交換器と前記蓄熱槽と
の間で熱媒を循環させる熱媒循環路を設け、前記送熱調
整手段として、前記熱媒循環路のうち前記蓄熱槽から前
記排熱熱交換器へ熱媒を送る往路部分に、その往路部分
の通過熱媒と熱需要側に循環供給する二次側熱媒とを熱
交換させる送熱熱交換器、及び、その送熱熱交換器に対
するバイパス路を設けるとともに、前記送熱熱交換器か
ら熱需要側に送る二次側熱媒の温度を設定送り温度に保
つように前記送熱熱交換器と前記バイパス路とに対する
熱媒分流比を調整する送熱量調整用の弁装置を設ける。
【0011】つまり、この構成によれば、排熱熱交換器
と蓄熱槽と送熱熱交換器との三者間で熱媒を直列的に循
環させるから、例えば、排熱熱交換器と蓄熱槽との間で
の熱媒循環と、蓄熱槽と送熱熱交換器との間での熱媒循
環とを互いに並列的に行なう構成を採るに比べ、循環ポ
ンプの必要数を少なくできるとともに、蓄熱槽の構造
(特に熱媒出入口部の構造)を簡略にすることができ、
これらの点で、メンテナンスを容易にするとともに、設
備コストを安価にすることができる。
【0012】〔3〕請求項3に係る発明では、請求項2
に係る発明の実施にあたり、熱需要側への送熱時には、
前記蓄熱槽の上部から熱媒を取り出して、その取り出し
熱媒を前記往路部分を通じて前記排熱熱交換器に送ると
ともに、その排熱熱交換器からの送出熱媒を前記熱媒循
環路の復路部分を通じて前記蓄熱槽の下部に戻し、か
つ、熱需要側への送熱を停止した状態での前記蓄熱槽へ
の蓄熱時には、前記蓄熱槽の下部から熱媒を取り出し
て、その取り出し熱媒を前記往路部分を通じて前記排熱
熱交換器に送るとともに、その排熱熱交換器からの送出
熱媒を前記熱媒循環路の復路部分を通じて前記蓄熱槽の
上部に戻すように、前記蓄熱槽に対する前記熱媒循環路
の接続状態を切り換える熱媒流れ切換用の弁装置を設け
る。
【0013】つまり、この構成によれば、熱需要側への
送熱時には、蓄熱槽の上部における高温熱媒を熱媒循環
路の往路部分における送熱熱交換器に供給することがで
き、そのことで、送熱熱交換器からの設定送り温度での
熱需要側への二次側熱媒の送給を安定化することができ
る。
【0014】また、熱需要側への送熱を停止した状態で
の蓄熱槽への蓄熱時には、排熱熱交換器で加熱された高
温熱媒を蓄熱槽の上部に戻して、蓄熱槽における温度成
層状態を保つようにすることができ、そのことで、蓄熱
槽でのいわゆる混合熱損失を低減することができる。
【0015】
【発明の実施の形態】図1において、1は熱電併給ユニ
ットであり、この熱電併給ユニット1には、タービン2
と、そのタービン2に連結した発電機3と、タービン2
の排熱(タービン排ガスの保有熱)を回収する排熱回収
装置4とを装備し、排熱回収装置4には、タービン排熱
により熱媒L1を加熱する排熱熱交換器5を装備してあ
る。6はタービン2への燃料供給路である。
【0016】7は貯留熱媒L1の保有熱として温熱を蓄
熱する蓄熱槽、8は蓄熱槽7と排熱回収装置4の排熱熱
交換器5との間で一次側循環ポンプP1により熱媒L1
を循環させる熱媒循環路であり、この熱媒循環路8を通
じての熱媒循環によりタービン2の排熱を蓄熱槽7に蓄
熱する。
【0017】熱媒循環路8のうち蓄熱槽7から排熱熱交
換器5へ熱媒L1を送る往路部分8aには、その往路部
分8aの通過熱媒L1と熱需要側に循環供給する二次側
熱媒L2とを熱交換させる送熱熱交換器9、及び、その
送熱熱交換器9に対するバイパス路10を設けてあり、
そして、送熱熱交換器9から熱需要側に送る二次側熱媒
L2の温度t2を検出する二次側温度センサ11を設け
るとともに、この二次側温度センサ11の検出温度t2
に基づき、送熱熱交換器9とバイパス路10とに対する
熱媒分流比を調整して、熱需要側に送る二次側熱媒L2
の温度t2を設定送り温度tsに自動調整する送熱量調
整用の三方弁装置12を設けてある。
【0018】つまり、熱需要側に送る二次側熱媒L2を
送熱熱交換器9において蓄熱槽7からの取り出し高温熱
媒L1により加熱することで熱需要側に温熱を送給し、
また、送熱熱交換器9と熱需要側との間での二次側熱媒
L2の循環において、送熱熱交換器9から熱需要側に送
る二次側熱媒L2の温度t2を送熱量調整用の三方弁装
置12により設定送り温度tsに調整することで、熱需
要側の必要熱量の増減に応じて熱需要側への温熱送給量
を調整する。P2は送熱熱交換器9と熱需要側との間で
二次側熱媒L2を循環させる二次側循環ポンプである。
【0019】13はシステムを制御する制御装置、14
は蓄熱槽7における貯留熱媒L1の温度t1(本例では
蓄熱槽下部の熱媒温度)を検出する蓄熱側温度センサで
あり、制御装置13は、熱電併給ユニット1の発停制御
として、蓄熱側温度センサ14の検出温度t1が低温側
設定温度taよりも低くなったときタービン2を起動
し、かつ、蓄熱側温度センサ14の検出温度t1が高温
側設定温度tbよりも高くなったときタービン2を停止
する。
【0020】また、低温側設定温度taには、熱需要側
の必要温度を確保できる範囲内で極力低い温度を選定
し、かつ、高温側設定温度tbには、タービン2の排熱
から確保できる範囲内で極力高い温度を選定してあり、
例えば、熱需要側が送熱熱交換器9から供給される二次
側熱媒L2の放熱により道路などの融雪を行なう融雪装
置である場合には、低温側設定温度taを15〜30℃
程度の温度にし、かつ、高温側設定温度tbを70〜9
0℃程度の温度にする。
【0021】つまり、この発停制御により、熱需要側の
必要熱量の増減とは直接には無関係に、蓄熱槽7の熱媒
温度t1が低温側設定温度taから高温側設定温度tb
に上昇するまでの間(すなわち、低温側設定温度taと
して熱需要側の必要温度を確保できる範囲内で極力低い
温度を選定し、かつ、高温側設定温度tbとしてタービ
ン排熱から確保できる範囲内で極力高い温度を選定して
あることから、換言すれば、蓄熱槽7の有効蓄熱量が実
質的に0%から100%に増大するまでの間)は、ター
ビン2を最大出力で継続運転し、また、蓄熱槽7の熱媒
温度t1が高温側設定温度tbから低温側設定温度ta
に低下するまでの間(すなわち、蓄熱槽7の有効蓄熱量
が実質的に100%から0%に減少するまでの間)は、
タービン2を運転停止状態に保つ。
【0022】15は蓄熱槽7の上部口16a及び下部口
16bに対する熱媒循環路8の接続状態を切り換える熱
媒流れ切換用の四方弁装置であり、制御装置13は、熱
需要側が温熱要求状態にあるときには、この四方弁装置
15を図中実線で示す切り換え状態にするとともに、三
方弁装置12を二次側温度センサ11の検出温度t2に
基づく熱媒分流比の調整状態にし、この状態で一次側及
び二次側循環ポンプP1,P2を運転して熱需要側へ送
熱する。
【0023】すなわち、この送熱時には、蓄熱槽7の上
部口16aから熱媒L1を取り出して、その取り出し熱
媒L1を熱媒循環路8の往路部分8aを通じ排熱熱交換
器5に送るとともに、その排熱熱交換器5からの送出熱
媒L1を熱媒循環路8の復路部分8bを通じ蓄熱槽7の
下部口16bから蓄熱槽7に戻す熱媒循環形態を採り、
これにより、送熱熱交換器9に蓄熱槽上部の高温熱媒L
1を供給して、設定送り温度tsでの熱需要側への二次
側熱媒L2の送給を安定化するようにしながら、その熱
需要側への送熱に並行して前記発停制御を実行する。
【0024】また、制御装置13は、熱需要側の温熱要
求がない状態において前記発停制御によりタービン2を
運転する際には、四方弁装置15を図中破線で示す切り
換え状態にするとともに、三方弁装置12をバイパス路
10のみを開いて送熱熱交換器9への熱媒送給を遮断す
る状態に保持し、この状態で一次側循環ポンプP1を運
転(二次側循環ポンプP2は停止)することにより、熱
需要側への送熱を停止した状態でタービン2の排熱を蓄
熱槽7に蓄熱する。
【0025】すなわち、この蓄熱時には、蓄熱槽7の下
部口16bから熱媒L1を取り出して、その取り出し熱
媒L1を熱媒循環路8の往路部分8aにおけるバイパス
路10を通じ排熱熱交換器5に送るとともに、その排熱
熱交換器5からの送出熱媒L1を熱媒循環路8の復路部
分8bを通じ蓄熱槽7の上部口16aから蓄熱槽7に戻
す熱媒循環形態を採り、これにより、蓄熱槽7における
温度成層状態を極力保つようにしながら、タービン排熱
を蓄熱槽7に蓄熱する。
【0026】なお、制御装置13は、熱需要側の温熱要
求がなく、かつ、前記発停制御によりタービン2の運転
を停止している際には、一次側循環ポンプP1及び二次
側循環ポンプP2をともに停止する。
【0027】以上、本実施形態において、排熱熱交換器
5及び熱媒循環路8は、発電機3に連結したタービン2
の排熱を蓄熱槽7に蓄熱する排熱回収手段を構成し、ま
た、送熱熱交換器9、バイパス路10、送熱量調整用の
三方弁装置12は、蓄熱槽7から取り出して熱需要側に
送る温熱の量を熱需要側の必要熱量の増減に応じて調整
する送熱調整手段を構成する。
【0028】そして、制御装置13は、蓄熱槽7の熱媒
温度t1が低温側設定温度taよりも低くなったときタ
ービン2を起動し、かつ、蓄熱槽1の熱媒温度t1が高
温側設定温度tbよりも高くなったときタービン2を停
止する発停手段を構成する。
【0029】〔別実施形態〕次に別の実施形態を列記す
る。
【0030】前述の実施形態で示したシステム構成にお
いて、タービン2の代わりにエンジンを用いるようにす
るなど、本発明の実施にあたっては、発電機に連結した
タービンの排熱を蓄熱槽に蓄熱する形態、あるいは、発
電機に連結したエンジンの排熱を蓄熱槽に蓄熱する形態
のいずれを採ってもよい。
【0031】前述の実施形態では、排熱熱交換器5と蓄
熱槽7と送熱熱交換器9との三者間で熱媒L1を直列的
に循環させるようにしたが、場合によっては、排熱熱交
換器5と蓄熱槽7との間での熱媒循環と、蓄熱槽7と送
熱熱交換器9との間での熱媒循環とを互いに並列的に実
施する構成にしてもよい。
【0032】送熱量調整用の弁装置は、前述の実施形態
で示した合流型の三方弁装置12に限られるものではな
く、バイパス路10の入口側に設ける分流型の三方弁装
置、あるいは、バイパス路10や送熱熱交換器9の入出
口に介装する流量調整弁であってもよい。
【0033】また、熱媒流れ切換用の弁装置も、前述の
実施形態で示した四方弁装置15に限られるものではな
く、二方弁や三方弁を組み合わせたものであってもよ
い。
【0034】発電機に連結したタービン又はエンジンの
排熱を蓄熱槽に蓄熱する排熱回収手段の具体的構成、及
び、蓄熱槽から取り出して熱需要側に送る温熱の量を熱
需要側の必要熱量の増減に応じて調整する送熱調整手段
の具体的構成、並びに、蓄熱槽の具体的構成は、夫々、
前述の実施形態で示した構成に限定されるものでなく、
種々の構成変更が可能である。
【0035】蓄熱槽7における熱媒温度t1の検出位置
は、蓄熱槽7内の温度勾配方向における低温側端部が好
ましいが、必ずしも低温側端部に限られるものではな
く、蓄熱槽7の形式や構造に応じて適当な検出位置を選
定すればよく、また、蓄熱槽7の複数箇所で熱媒温度を
検出して、それら複数の検出温度の平均値に基づきター
ビン又はエンジンの前述の如き発停制御を行なうように
してもよい。
【0036】熱需要側の温熱用途は、融雪、給湯、暖
房、物品加熱など、どのようなものであってもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】熱電併給システムの構成図
【符号の説明】
2 タービン 3 発電機 5 排熱熱交換器 7 蓄熱槽 8 熱媒循環路 8a 往路部分 8b 復路部分 9 送熱熱交換器 10 バイパス路 12 送熱量調整用の弁装置 13 発停手段 15 熱媒流れ切換用の弁装置 5,8 排熱回収手段 9,10,12 送熱調整手段 L1 熱媒 L2 二次側熱媒 t1 蓄熱槽の熱媒温度 t2 二次側熱媒の温度 ta 低温側設定温度 tb 高温側設定温度 ts 設定送り温度
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) F28D 20/00 F28D 20/00 B

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 発電機に連結したタービン又はエンジン
    の排熱を蓄熱槽に蓄熱する排熱回収手段と、 前記蓄熱槽から取り出して熱需要側に送る温熱の量を熱
    需要側の必要熱量の増減に応じて調整する送熱調整手段
    と、 前記蓄熱槽の熱媒温度が低温側設定温度よりも低くなっ
    たとき前記タービン又はエンジンを起動し、かつ、前記
    蓄熱槽の熱媒温度が高温側設定温度よりも高くなったと
    き前記タービン又はエンジンを停止する発停手段を設け
    てある熱電併給システム。
  2. 【請求項2】 前記排熱回収手段として、前記タービン
    又はエンジンの排熱により熱媒を加熱する排熱熱交換
    器、及び、この排熱熱交換器と前記蓄熱槽との間で熱媒
    を循環させる熱媒循環路を設け、 前記送熱調整手段として、前記熱媒循環路のうち前記蓄
    熱槽から前記排熱熱交換器へ熱媒を送る往路部分に、そ
    の往路部分の通過熱媒と熱需要側に循環供給する二次側
    熱媒とを熱交換させる送熱熱交換器、及び、その送熱熱
    交換器に対するバイパス路を設けるとともに、 前記送熱熱交換器から熱需要側に送る二次側熱媒の温度
    を設定送り温度に保つように前記送熱熱交換器と前記バ
    イパス路とに対する熱媒分流比を調整する送熱量調整用
    の弁装置を設けてある請求項1記載の熱電併給システ
    ム。
  3. 【請求項3】 熱需要側への送熱時には、前記蓄熱槽の
    上部から熱媒を取り出して、その取り出し熱媒を前記往
    路部分を通じて前記排熱熱交換器に送るとともに、その
    排熱熱交換器からの送出熱媒を前記熱媒循環路の復路部
    分を通じて前記蓄熱槽の下部に戻し、 かつ、熱需要側への送熱を停止した状態での前記蓄熱槽
    への蓄熱時には、前記蓄熱槽の下部から熱媒を取り出し
    て、その取り出し熱媒を前記往路部分を通じて前記排熱
    熱交換器に送るとともに、その排熱熱交換器からの送出
    熱媒を前記熱媒循環路の復路部分を通じて前記蓄熱槽の
    上部に戻すように、 前記蓄熱槽に対する前記熱媒循環路の接続状態を切り換
    える熱媒流れ切換用の弁装置を設けてある請求項2記載
    の熱電併給システム。
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