JP2002070506A - コンバインドサイクル発電プラントおよびコンバインドサイクル発電プラントの暖・冷用蒸気供給方法 - Google Patents

コンバインドサイクル発電プラントおよびコンバインドサイクル発電プラントの暖・冷用蒸気供給方法

Info

Publication number
JP2002070506A
JP2002070506A JP2000264182A JP2000264182A JP2002070506A JP 2002070506 A JP2002070506 A JP 2002070506A JP 2000264182 A JP2000264182 A JP 2000264182A JP 2000264182 A JP2000264182 A JP 2000264182A JP 2002070506 A JP2002070506 A JP 2002070506A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
steam
turbine
cooling
plant
gas turbine
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2000264182A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4229579B2 (ja
Inventor
Mitsunobu Nakajo
光伸 中条
Shuichi Honma
秀一 本間
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP2000264182A priority Critical patent/JP4229579B2/ja
Publication of JP2002070506A publication Critical patent/JP2002070506A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4229579B2 publication Critical patent/JP4229579B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E20/00Combustion technologies with mitigation potential
    • Y02E20/16Combined cycle power plant [CCPP], or combined cycle gas turbine [CCGT]

Landscapes

  • Control Of Turbines (AREA)
  • Engine Equipment That Uses Special Cycles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】冷態起動におけるガスタービン負荷上昇中、蒸
気タービンに暖機用として蒸気を供給し、負荷遮断後再
併入時、蒸気タービンに冷却用として蒸気を供給し、負
荷遮断後無通気運転中、蒸気タービンに冷却用として蒸
気を供給するコンバインドサイクル発電プラントおよび
コンバインドサイクル発電プラントの暖・冷用蒸気供給
方法を提案する。 【解決手段】本発明に係るコンバインドサイクル発電プ
ラントは、蒸気タービンプラント24の高圧タービン2
1と中圧タービン22との間に備えた中間グランドパッ
キン51に外部からの蒸気を供給する補助蒸気系統39
を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンバインドサイ
クル発電プラントに係り、特に冷態起動におけるガスタ
ービン負荷上昇中、蒸気タービンロータ等を暖機させて
熱応力を許容値以内に維持させるとともに、負荷遮断後
再併入時、蒸気タービンロータ等を冷却させて熱応力を
低く抑え、負荷遮断後無通気運転中、蒸気タービンロー
タ等を冷却させ、蒸気タービンの空転回転に伴う摩擦熱
を良好に冷却させるコンバインドサイクル発電プラント
およびコンバインドサイクル発電プラントの暖・冷用蒸
気供給方法に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、コンバインドサイクル発電プラ
ントは、図3に示すように、ガスタービンプラント1に
排熱回収ボイラ2および蒸気タービンプラント3を組み
合わせて構成されている。
【0003】ガスタービンプラント1は、空気圧縮機
4、ガスタービン燃焼器5、ガスタービン6を備え、空
気圧縮機4で吸い込んだ空気を圧縮して高圧化し、その
高圧空気を燃料とともにガスタービン燃焼器5に供給し
て燃焼ガスを生成し、その燃焼ガスをガスタービン6で
膨張させるとともに、膨張後の排ガスを熱源として排熱
回収ボイラ2に供給して蒸気を発生させている。
【0004】また、排熱回収ボイラ2は、蒸気を主蒸気
加減弁7を介して蒸気タービンプラント3に供給し、こ
こで区分けされている高圧タービン8、中圧タービン
9、低圧タービン10のうち、高圧タービン8で膨張さ
せ、膨張後のタービン排気を再熱器11で再熱させ、そ
の再熱蒸気を中圧タービン9および低圧タービン10に
順次供給している。
【0005】また、コンバインドサイクル発電プラント
は、ガスタービンプラント1のガスタービンロータ12
と蒸気タービンプラント3の蒸気タービンロータ13と
を互いに軸直結させた、いわゆる1軸型になっている。
1軸型にしたのは、各軸系列(1軸型のものを複数列に
配置したコンバインドサイクル発電プラントを軸系列と
称す)を互いに独立に制御することができる点に基づ
く。
【0006】なお、コンバインドサイクル発電プラント
は、蒸気タービンロータ12の高圧グランドパッキン1
4および低圧グランドパッキン15のそれぞれにグラン
ド蒸気系統からの蒸気を供給して各タービン8,10の
シールを行っている。
【0007】このような構成を備えたコンバインドサイ
クル発電プラントは、図4に示すように、運転線図に沿
ってガスタービンプラント1を起動から定格負荷まで至
らしめ、さらに、定格負荷中に負荷遮断があると、回転
数を定格に維持させつつ、待機させ、事故復帰後、再併
入させ、再び定格負荷に至らしめている。
【0008】このような運転手順に対し、コンバインド
サイクル発電プラントは、冷態起動後ガスタービンプラ
ント負荷中の主蒸気温度「高」に対する蒸気タービンロ
ータ12等の表面温度「低」の温度ミスマッチを防止す
る蒸気タービンプラント3の予熱(ウォーミング)、負
荷遮断後再併入時、主蒸気温度「低」に対する蒸気ター
ビンロータ12等の表面温度「高」の逆温度ミスマッチ
を防止する蒸気タービンプラント3の冷却(クーリン
グ)および負荷遮断後再併入時、タービンの最終段落の
風損による過加熱を防止する冷却(クーリング)に注意
を払っている。
【0009】一般に、蒸気タービンプラント3は、表面
熱応力を小さくさせ、かつ蒸気タービンロータ13の中
心孔の応力を低くさせて破壊を防止するために、冷態起
動後における予熱が必要とされている。ここで、冷態起
動とは、約3〜4日間停止した後の起動である。この運
転中、遷移温度(材料が脆くなるか、靱性が高くなるか
の境界温度)を下廻った状態での速度上昇が間違って過
速域に入ると、いわゆる温度ミスマッチにより、蒸気タ
ービンロータ13は破壊する可能性がある。このため、
蒸気タービンプラント3では、遷移温度以上に蒸気ター
ビンロータ13を温度上昇させることが必要とされてい
た。
【0010】また、負荷遮断後再併入時、蒸気タービン
プラント3の冷却を待たずに再併入に移行させると、蒸
気タービンプラント3の初段落のメタル温度がガスター
ビンプラント1からの排ガス温度を上廻ることがあり、
その結果、蒸気タービンロータ13の表面と中心孔の内
表面との伸び差に基づく熱応力に起因して亀裂が発生
し、蒸気タービンロータ13に破壊をもたらす危険性が
ある。このため、蒸気タービンプラント3では、メタル
温度が排ガス温度よりも高い逆温度ミスマッチを防止す
るため、冷却(クーリング)を必要としていた。
【0011】また、負荷遮断後無通気運転中、蒸気ター
ビンプラント3はガスタービンプラント1の駆動力で空
転運転を行っているが、最終段落のタービン動翼の回転
中に発生する風損で周辺が過加熱し、最終段落付近が焼
損する虞がある。このため蒸気タービンプラント3で
は、焼損防止のため、冷却(クーリング)を必要として
いた。
【0012】このように、予熱用といい、冷却用とい
い、蒸気供給源は、図3に示すように、例えば所内ボイ
ラまたは他軸系列の排熱回収ボイラにおける低圧ドラム
等に求め、所内ボイラ等に補助蒸気系統16を接続し、
この補助蒸気系統16に補助蒸気弁17、低圧蒸気加減
弁18を介装させて蒸気を供給し、温度ミスマッチの防
止、逆温度ミスマッチの防止、風損による過加熱防止に
対処させていた。なお、符号19は、例えば排熱回収ボ
イラ2の低圧ドラムに接続する低圧蒸気系統20に設け
た低圧蒸気弁を示し、この低圧蒸気弁19は定格負荷時
に開弁させている。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】図3で示した従来のコ
ンバインドサイクル発電プラントには、蒸気タービンプ
ラント3の予熱に際し、あるいは冷却に際し、幾つかの
不具合、不都合があり、その一つに蒸気タービンロータ
13との温度調整や初段落のメタルとの温度調整等があ
る。
【0014】従来、コンバインドサイクル発電プラント
は、冷態起動時、蒸気タービンプラント3を予熱させる
際、主蒸気加減弁7を微開させ、排熱回収ボイラ2から
の主蒸気を緩やかに蒸気タービンロータ13等に供給
し、蒸気タービンロータ13等との温度ミスマッチを防
止していたが、温度ミスマッチの防止のための主蒸気加
減弁7の微開時間が長くなり、結局、起動時間を引き延
ばす要因になり、「急速起動」のキャッチフレーズを半
減させる結果になっていた。
【0015】また、負荷遮断後再併入時、蒸気タービン
プラント3、特に高圧タービン8の初段落のメタル温度
が定格状態に近い高温で、ガスタービンプラント1から
の排ガス温度が低い逆温度ミスマッチになっていると、
蒸気タービンプラント3を冷却させなければならない
が、その際メタル温度との冷却調整に多くの時間を費や
す問題があった。
【0016】また、負荷遮断後無通気運転中時、蒸気タ
ービンプラント3は空転運転に起因してタービン動翼に
よる風損に基づき最終段落を過加熱状態にするため、低
圧タービン10の最終段落に冷却用蒸気を供給している
が、この冷却用蒸気が高圧タービン8や中圧タービン9
にまで充分に流れないため、高圧タービン8や中圧ター
ビン9を充分に冷却させることができない等の問題があ
った。
【0017】本発明は、このような事情に基づいてなさ
れたもので、冷態起動におけるガスタービンプラント負
荷上昇中、蒸気タービンの初段落のメタル温度が予め定
められた温度よりも低いとき、昇温させて予め定められ
た温度以上に維持させるとともに、負荷遮断後再併入
時、蒸気タービンプラントの初段落のメタル温度がガス
タービンプラントからの排ガス温度よりも高いとき、蒸
気タービンプラントを冷却させる一方、負荷遮断後無通
気運転中、蒸気タービンの空転回転に伴う摩擦熱を良好
に冷却させるコンバインドサイクル発電プラントおよび
コンバインドサイクル発電プラントの暖・冷用蒸気供給
方法を提供することを目的とする。
【0018】
【課題を解決するための手段】本発明に係るコンバイン
ドサイクル発電プラントは、上述の目的を達成するため
に、請求項1に記載したように、ガスタービンプラント
に蒸気タービンプラントおよび排熱回収ボイラを組み合
せるとともに、ガスタービンプラントのガスタービンロ
ータと蒸気タービンプラントの蒸気タービンロータとを
軸直結させて一軸型にしたコンバインドサイクル発電プ
ラントにおいて、上記蒸気タービンプラントの高圧ター
ビンと中圧タービンとの間に備えた中間グランドパッキ
ンに外部からの蒸気を供給する補助蒸気系統を設けたも
のである。
【0019】また、本発明に係るコンバインドサイクル
発電プラントは、上述の目的を達成するために、請求項
2に記載したように、補助蒸気系統は、暖・冷用蒸気弁
を備えるとともに、この暖・冷用蒸気弁を自動開閉させ
る制御装置を備えたものである。
【0020】また、本発明に係るコンバインドサイクル
発電プラントは、上述の目的を達成するために、請求項
3に記載したように、制御装置は、冷態起動におけるガ
スタービン負荷中、中間グランドパッキンに暖機用とし
ての蒸気を供給する予熱制御回路と、負荷遮断後再併入
時、中間グランドパッキンに冷却用としての蒸気を供給
する冷却制御回路と、負荷遮断後無通気運転中、中間グ
ランドパッキンに冷却用としての蒸気を供給する冷却制
御回路とを備えたものである。
【0021】また、本発明に係るコンバインドサイクル
発電プラントの暖・冷用蒸気供給方法は、上述の目的を
達成するために、請求項4に記載したように、ガスター
ビンプラントに蒸気タービンプラントおよび排熱回収ボ
イラを組み合せるとともに、ガスタービンプラントのガ
スタービンロータと蒸気タービンプラントの蒸気タービ
ンロータとを軸直結させて一軸型に形成し、冷態起動に
おけるガスタービン負荷中、上記蒸気タービンプラント
の高圧タービンと中圧タービンとの間に備えた中間グラ
ンドパッキンに暖機用としての蒸気を供給し、負荷遮断
後再併入時、上記中間グランドパッキンに冷却用として
蒸気を供給し、負荷遮断後無通気運転中、上記中間グラ
ンドパッキンに冷却用として蒸気を供給するコンバイン
ドサイクル発電プラントの暖・冷用蒸気供給方法におい
て、冷態起動におけるガスタービン負荷中、上記中間グ
ランドパッキンに暖機用として蒸気を供給する際、上記
蒸気タービンプラントの高圧タービンの初段落メタル温
度が予め定められた温度よりも低く、上記ガスタービン
プラントのガスタービンが定格回転数で、かつ上記高圧
タービンの入口に設けた主蒸気加減弁が閉弁しているこ
とを条件に、暖・冷用蒸気供給系統に設けた暖・冷用蒸
気弁を開弁させて蒸気を上記中間グランドパッキンに供
給する方法である。
【0022】また、本発明に係るコンバインドサイクル
発電プラントの暖・冷用蒸気供給方法は、上述の目的を
達成するために、請求項5に記載したように、ガスター
ビンプラントに蒸気タービンプラントおよび排熱回収ボ
イラを組み合せるとともに、ガスタービンプラントのガ
スタービンロータと蒸気タービンプラントの蒸気タービ
ンロータとを軸直結させて一軸型に形成し、冷態起動に
おけるガスタービン負荷中、上記蒸気タービンプラント
の高圧タービンと中圧タービンとの間に備えた中間グラ
ンドパッキンに暖機用としての蒸気を供給し、負荷遮断
後再併入時、上記中間グランドパッキンに冷却用として
蒸気を供給し、負荷遮断後無通気運転中、上記中間グラ
ンドパッキンに冷却用として蒸気を供給するコンバイン
ドサイクル発電プラントの暖・冷用蒸気供給方法におい
て、負荷遮断後再併入時、上記中間グランドパッキンに
冷却用として蒸気を供給する際、上記高圧タービンの初
段落メタル温度と上記ガスタービンプラントのガスター
ビンの排ガス温度とを計測し、上記初段落メタル温度と
上記排ガス温度との差が予め定められた温度よりも高
く、上記ガスタービンが定格回転数で、かつ上記高圧タ
ービンの入口に設けた主蒸気加減弁が閉弁していること
を条件に、暖・冷用蒸気供給系統に設けた暖・冷用蒸気
弁を開弁させて蒸気を上記中間グランドパッキンに供給
する方法である。
【0023】また、本発明に係るコンバインドサイクル
発電プラントの暖・冷用蒸気供給方法は、上述の目的を
達成するために、請求項6に記載したように、ガスター
ビンプラントに蒸気タービンプラントおよび排熱回収ボ
イラを組み合せるとともに、ガスタービンプラントのガ
スタービンロータと蒸気タービンプラントの蒸気タービ
ンロータとを軸直結させて一軸型に形成し、冷態起動に
おけるガスタービン負荷中、上記蒸気タービンプラント
の高圧タービンと中圧タービンとの間に備えた中間グラ
ンドパッキンに暖機用としての蒸気を供給し、負荷遮断
後再併入時、上記中間グランドパッキンに冷却用として
蒸気を供給し、負荷遮断後無通気運転中、上記中間グラ
ンドパッキンに冷却用として蒸気を供給するコンバイン
ドサイクル発電プラントの暖・冷用蒸気供給方法におい
て、負荷遮断後無通気運転中、上記中間グランドパッキ
ンに冷却用として蒸気を供給する際、上記高圧タービン
の高圧タービン排気室温度が予め定められた温度より高
いか、あるいは上記中圧タービンの中圧タービン排気室
温度が予め定められた温度より高いかのうち、いずれか
一方の条件と、上記ガスタービンプラントのガスタービ
ンが定格回転数で、かつ上記高圧タービンの入口に設け
た主蒸気加減弁が閉弁していることを条件とが揃ったと
き、暖・冷用蒸気供給系統に設けた暖・冷用蒸気弁を開
弁させて蒸気を上記中間グランドパッキンに供給する方
法である。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るコンバインド
サイクル発電プラントおよびコンバインドサイクル発電
プラントの暖・冷用蒸気供給方法の実施形態を図面およ
び図面に付した符号を引用して説明する。
【0025】図1は、本発明に係るコンバインドサイク
ル発電プラントおよびコンバインドサイクル発電プラン
トの暖・冷用蒸気供給方法の実施形態を説明するために
用いた概略系統図である。
【0026】本実施形態は、高圧タービン21、中圧タ
ービン22、低圧タービン23に区分した蒸気タービン
プラント24と、空気圧縮機25、ガスタービン燃焼器
26、ガスタービン27で構成したガスタービンプラン
ト28とを備えるとともに、蒸気タービンプラント24
の蒸気タービンロータ29とガスタービンプラント28
のガスタービンロータ30とを互いに軸直結させた、い
わゆる1軸型になっている。
【0027】また、本実施形態は、1軸型の蒸気タービ
ンプラント24およびガスタービンプラント28に再熱
器31を収容する排熱回収ボイラ32を加え、ガスター
ビンプラント28からの排ガスを熱源とし、蒸気タービ
ンプラント24の給水系統(図示せず)からの給水を被
熱源として排熱回収ボイラ32で蒸気を発生させ、その
蒸気を主蒸気系統33の主蒸気加減弁34を介して高圧
タービン21に供給して膨張させ、膨張後のタービン排
気を再熱器31で再熱させて再熱蒸気を発生させ、その
再熱蒸気を中圧タービン22を経て低圧タービン23に
供給している。
【0028】また、低圧タービン23は、その入口に低
圧蒸気加減弁35、低圧蒸気弁36を介装する低圧蒸気
系統37を備え、この低圧蒸気系統37を排熱回収ボイ
ラ32の例えば低圧ドラム(図示せず)に接続してい
る。
【0029】なお、高圧タービン21の出口側には高圧
グランドパッキン48が設けられ、また、低圧タービン
23の出口側には低圧グランドパッキン49が設けら
れ、これら各パッキン48,49には、グランド蒸気系
統50から供給されるグランド蒸気で各タービン21,
23をシールしている。
【0030】一方、中圧タービン22は、その入口に暖
・冷用蒸気弁38を介装する暖・冷用蒸気供給系統39
を備えている。この暖・冷用蒸気供給系統39は、例え
ば、所内ボイラ(図示せず)や他軸系列の排熱回収ボイ
ラのドラム(ともに図示せず)からの蒸気を止め弁40
を介して低圧タービン23に供給する補助蒸気系統41
に接続している。
【0031】また、暖・冷用蒸気弁38には、制御装置
42が設けられている。
【0032】この制御装置42は、高圧タービン21の
出口に設けた高圧タービン排気室温度熱電対43からの
信号、高圧タービン21の入口と中圧タービン22の入
口との間の中間グランドパッキン51に設けたタービン
初段落メタル温度熱電対44からの信号、中圧タービン
22の出口に設けた中圧タービン排気室温度熱電対45
からの信号、ガスタービン27の出口に設けたガスター
ビン排ガス温度熱電対46からの信号、暖・冷用蒸気供
給系統39に設けた中間グランド部圧力トランス47か
らの信号を受けて弁開度信号を演算し、その演算信号を
暖・冷用蒸気弁38に与えて弁開度を開閉させる構成に
なっている。
【0033】この制御装置42の具体的な回路は、図2
に示すように、予熱制御回路52と、冷却制御回路53
とを備えるとともに、予熱制御回路52および冷却制御
回路53とのうち、いずれか一方の回路からの出力があ
ったとき、スイッチ54をONして暖・冷用蒸気弁38
を開弁させるOR回路55とを組み込んだものである。
なお、予熱制御回路52および冷却制御回路53のう
ち、両方の回路からの出力がない場合、スイッチ54は
NOT回路56によりOFFされる。
【0034】次に、本発明に係るコンバインドサイクル
発電プラントの暖・冷用蒸気供給方法の実施形態を説明
する。
【0035】本実施形態に係るコンバインドサイクル発
電プラントの暖・冷用蒸気供給方法は、(1)冷態起動
におけるガスタービン負荷中の蒸気タービンの予熱、
(2)負荷遮断後再併入時における蒸気タービンの冷
却、(3)負荷遮断後無通気運転中の蒸気タービンの冷
却、に区分けされる。
【0036】(1)冷態起動におけるガスタービン負荷
中の蒸気タービンの予熱 冷態起動におけるガスタービン負荷中、制御装置42
は、高圧タービン初段落メタル温度熱電対44に高圧タ
ービン初段落メタル温度T1を計測させている。このと
き、予熱制御回路52は、図2に示すように、高圧ター
ビン初段落メタル温度T1が予め定められた温度αより
も低いと、AND回路57に出力し、ここでガスタービ
ン回転数Nが定格回転数になっており、また、主蒸気加
減弁34が閉状態CLOになっていることを条件にOR
回路55を介してスイッチ54をONさせ、暖・冷用蒸
気弁38を開弁させる。
【0037】暖・冷用蒸気弁38が開弁すると、補助蒸
気系統41から供給された蒸気は、止め弁40、暖・冷
用蒸気供給系統39、中間グランドパッキン51を介し
て高圧タービン21および中圧タービン22のそれぞれ
の初段落に供給され、各メタルおよび蒸気タービンロー
タ29を予熱し、予め定められた温度以上に各メタルお
よび蒸気タービンロータ29を昇温させる。
【0038】このように、本実施形態は、蒸気タービン
ロータ29および高圧タービン初段落メタル温度T1が
予め定められた温度よりも低い温度ミスマッチのとき、
暖・冷用蒸気弁38を開弁させ、補助蒸気系統41から
高圧タービン21および中圧タービン22のそれぞれの
初段落に蒸気を供給して各メタルおよび蒸気タービンロ
ータ29を昇温させるので、蒸気タービンロータ29の
表面と中心子内表面との温度差に基づく熱応力の発生を
確実に抑制することができる。
【0039】したがって、本実施形態では、主蒸気温度
「高」に対する蒸気タービンロータ29等の表面温度
「低」の温度ミスマッチを防止でき、蒸気タービンロー
タ29等に安定運転を行わせることができる。
【0040】(2)負荷遮断後再併入時における蒸気タ
ービンの冷却 負荷遮断後再併入時、制御装置42は、高圧タービン初
段落メタル温度熱電対44に高圧タービン初段落メタル
温度を、また、ガスタービン排ガス温度熱電対46にガ
スタービン排ガス温度を計測させている。このとき、冷
却制御回路53は、図2に示すように、高圧タービン初
段落メタル温度とガスタービン排ガス温度との差T2が
予め定められた温度βよりも高く、ガスタービン回転数
Nが定格回転数で、かつ主蒸気加減弁34が閉状態CL
Oになっていることを条件にOR回路55を介してスイ
ッチ54をONさせ、暖・冷用蒸気弁38を開弁させ
る。
【0041】暖・冷用蒸気弁38が開弁すると、補助蒸
気系統41から供給された蒸気は、止め弁40、暖・冷
用蒸気供給系統39、中間グランドパッキン51を介し
て高圧タービン21および中圧タービン22のそれぞれ
の初段落に供給され、蒸気タービンロータ29および各
メタルを冷却し、蒸気タービンロータ29および各メタ
ルの温度を主蒸気温度に接近させる。
【0042】このように、本実施形態は、蒸気タービン
ロータ29および高圧タービン初段落メタル温度T2が
主蒸気温度よりも高い逆温度ミスマッチのとき、暖・冷
用蒸気弁38を開弁させ、補助蒸気系統41から高圧タ
ービン21および中圧タービン22のそれぞれの初段落
に蒸気を供給して蒸気タービンロータ29および各メタ
ルを冷却させるので、蒸気タービンロータ29の表面と
中心孔内表面との温度差に基づく熱応力の発生を確実に
抑制することができる。
【0043】したがって、本実施形態では、主蒸気温度
「低」に対する蒸気タービンロータ29等の表面温度
「高」の逆温度ミスマッチを防止でき、蒸気タービンロ
ータ29等に安定運転を行わせることができる。
【0044】(3)負荷遮断後無通気運転中の蒸気ター
ビンの冷却 負荷遮断後、無通気運転中、制御装置42は、高圧ター
ビン排気室温度熱電対43に高圧タービン排気室温度を
計測させるとともに、中圧タービン排気室温度熱電対4
5に中圧タービン排気室温度を計測させている。このと
き、冷却制御回路53は、図2に示すように、高圧ター
ビン排気室温度T3が予め定められた温度γよりも高い
か、あるいは中圧タービン排気室温度T4が予め定めら
れた温度δよりも高いかのうち、いずれか一方と、ガス
タービン回転数Nが定格回転数で、かつ主蒸気加減弁3
4が閉状態CLOになっていることを条件に、暖・冷用
蒸気供給系統39の暖・冷用蒸気弁38を開弁させ、補
助蒸気系統43からの蒸気を冷却用として高圧タービン
21、中圧タービン22、低圧タービン23に供給し、
各タービン21,22,23の最終段落のタービン動翼
の空転回転に伴って発生した最終段メタルの摩擦熱を冷
却する。
【0045】このように、本実施形態は、高圧タービン
排気室温度T3が予め定められた温度γよりも高いか、
あるいは中圧タービン排気室温度T4が予め定められた
温度δよりも高いかのうち、いずれか一方のとき、補助
蒸気系統41から高圧タービン21、中圧タービン22
を介して低圧タービン23に冷却用として蒸気供給し、
各タービン21,22,23の最終段落を冷却させるの
で、風損による最終段落メタルの焼損を確実に防止する
ことができる。
【0046】
【発明の効果】以上説明のとおり、本発明に係るコンバ
インドサイクル発電プラントは、高圧タービンと中圧タ
ービンとの間の中間グランドパッキンに補助蒸気系統か
らの蒸気を暖機用として、また、冷機用として供給する
暖・冷用蒸気弁と、この暖・冷用蒸気弁を開閉制御させ
る制御装置とを備えたので、冷態起動におけるガスター
ビン負荷中の蒸気タービンの予熱、負荷遮断後再併入時
における蒸気タービンの冷却および負荷遮断後無通気運
転中の蒸気タービンの冷却を良好、かつ確実に行わしめ
て蒸気タービンロータ等に安定運転をさせることができ
る。
【0047】また、本発明に係るコンバインドサイクル
発電プラントの暖・冷用蒸気供給方法は、高圧タービン
排気室温度、高圧タービン初段落メタル温度、中圧ター
ビン排気室温度、ガスタービン排ガス温度をそれぞれ計
測し、計測温度が予め定められた温度との間に偏差が出
た場合、ガスタービン回転数が定格で、かつ主蒸気加減
弁閉の条件の下、補助蒸気系統からの蒸気を暖・冷用と
して高圧タービン、中圧タービンおよび低圧タービンに
供給するので、冷態起動におけるガスタービン負荷中の
蒸気タービンの予熱、負荷遮断後再併入時における蒸気
タービンの冷却および負荷遮断後無通気運転中の蒸気タ
ービンの冷却を確実に行わしめることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るコンバインドサイクル発電プラン
トおよびコンバインドサイクル発電プラントの暖・冷用
蒸気供給方法を説明するために用いた概略系統図。
【図2】図1における制御装置の具体的な制御ブロック
図。
【図3】従来のコンバインドサイクル発電プラントおよ
びコンバインドサイクル発電プラントの暖・冷用蒸気供
給方法を説明するために用いた概略系統図。
【図4】コンバインドサイクル発電プラントのスケジュ
ールを説明するために用いた運転線図。
【符号の説明】
1 ガスタービンプラント 2 排熱回収ボイラ 3 蒸気タービンプラント 4 空気圧縮機 5 ガスタービン燃焼器 6 ガスタービン 7 主蒸気加減弁 8 高圧タービン 9 中圧タービン 10 低圧タービン 11 再熱器 12 ガスタービンロータ 13 蒸気タービンロータ 14 高圧グランドパッキン 15 低圧グランドパッキン 16 補助蒸気系統 17 補助蒸気弁 18 低圧蒸気加減弁 19 低圧蒸気弁 20 低圧蒸気系統 21 高圧タービン 22 中圧タービン 23 低圧タービン 24 蒸気タービンプラント 25 空気圧縮機 26 ガスタービン燃焼器 27 ガスタービン 28 ガスタービンプラント 29 蒸気タービンロータ 30 ガスタービンロータ 31 再熱器 32 排熱回収ボイラ 33 主蒸気系統 34 主蒸気加減弁 35 低圧蒸気加減弁 36 低圧蒸気弁 37 低圧蒸気系統 38 暖・冷用蒸気弁 39 暖・冷用蒸気供給系統 40 止め弁 41 補助蒸気系統 42 制御装置 43 高圧タービン排気室温度熱電対 44 高圧タービン初段落メタル温度熱電対 45 中圧タービン排気室温度熱電対 46 ガスタービン排ガス温度熱電対 47 中間グランド部圧力トランス 48 高圧グランドパッキン 49 低圧グランドパッキン 50 グランド蒸気系統 51 中間グランドパッキン 52 予熱制御回路 53 冷却制御回路 54 スイッチ 55 OR回路 56 NOT回路 57 AND回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) F01D 25/12 F01D 25/12 B Fターム(参考) 3G071 AA04 AA08 AB01 BA21 CA01 CA02 DA00 EA02 FA06 GA01 HA05 JA02 JA05 3G081 BA02 BA05 BA16 BB00 BC07 DA01

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ガスタービンプラントに蒸気タービンプ
    ラントおよび排熱回収ボイラを組み合せるとともに、ガ
    スタービンプラントのガスタービンロータと蒸気タービ
    ンプラントの蒸気タービンロータとを軸直結させて一軸
    型にしたコンバインドサイクル発電プラントにおいて、
    上記蒸気タービンプラントの高圧タービンと中圧タービ
    ンとの間に備えた中間グランドパッキンに外部からの蒸
    気を供給する補助蒸気系統を設けたことを特徴とするコ
    ンバインドサイクル発電プラント。
  2. 【請求項2】 補助蒸気系統は、暖・冷用蒸気弁を備え
    るとともに、この暖・冷用蒸気弁を自動開閉させる制御
    装置を備えたことを特徴とする請求項1記載のコンバイ
    ンドサイクル発電プラント。
  3. 【請求項3】 制御装置は、冷態起動におけるガスター
    ビン負荷中、中間グランドパッキンに暖機用としての蒸
    気を供給する予熱制御回路と、負荷遮断後再併入時、中
    間グランドパッキンに冷却用としての蒸気を供給する冷
    却制御回路と、負荷遮断後無通気運転中、中間グランド
    パッキンに冷却用としての蒸気を供給する冷却制御回路
    とを備えたことを特徴とする請求項2記載のコンバイン
    ドサイクル発電プラント。
  4. 【請求項4】 ガスタービンプラントに蒸気タービンプ
    ラントおよび排熱回収ボイラを組み合せるとともに、ガ
    スタービンプラントのガスタービンロータと蒸気タービ
    ンプラントの蒸気タービンロータとを軸直結させて一軸
    型に形成し、冷態起動におけるガスタービン負荷中、上
    記蒸気タービンプラントの高圧タービンと中圧タービン
    との間に備えた中間グランドパッキンに暖機用としての
    蒸気を供給し、負荷遮断後再併入時、上記中間グランド
    パッキンに冷却用として蒸気を供給し、負荷遮断後無通
    気運転中、上記中間グランドパッキンに冷却用として蒸
    気を供給するコンバインドサイクル発電プラントの暖・
    冷用蒸気供給方法において、冷態起動におけるガスター
    ビン負荷中、上記中間グランドパッキンに暖機用として
    蒸気を供給する際、上記蒸気タービンプラントの高圧タ
    ービンの初段落メタル温度が予め定められた温度よりも
    低く、上記ガスタービンプラントのガスタービンが定格
    回転数で、かつ上記高圧タービンの入口に設けた主蒸気
    加減弁が閉弁していることを条件に、暖・冷用蒸気供給
    系統に設けた暖・冷用蒸気弁を開弁させて蒸気を上記中
    間グランドパッキンに供給することを特徴とするコンバ
    インドサイクル発電プラントの暖・冷用蒸気供給方法。
  5. 【請求項5】 ガスタービンプラントに蒸気タービンプ
    ラントおよび排熱回収ボイラを組み合せるとともに、ガ
    スタービンプラントのガスタービンロータと蒸気タービ
    ンプラントの蒸気タービンロータとを軸直結させて一軸
    型に形成し、冷態起動におけるガスタービン負荷中、上
    記蒸気タービンプラントの高圧タービンと中圧タービン
    との間に備えた中間グランドパッキンに暖機用としての
    蒸気を供給し、負荷遮断後再併入時、上記中間グランド
    パッキンに冷却用として蒸気を供給し、負荷遮断後無通
    気運転中、上記中間グランドパッキンに冷却用として蒸
    気を供給するコンバインドサイクル発電プラントの暖・
    冷用蒸気供給方法において、負荷遮断後再併入時、上記
    中間グランドパッキンに冷却用として蒸気を供給する
    際、上記高圧タービンの初段落メタル温度と上記ガスタ
    ービンプラントのガスタービンの排ガス温度とを計測
    し、上記初段落メタル温度と上記排ガス温度との差が予
    め定められた温度よりも高く、上記ガスタービンが定格
    回転数で、かつ上記高圧タービンの入口に設けた主蒸気
    加減弁が閉弁していることを条件に、暖・冷用蒸気供給
    系統に設けた暖・冷用蒸気弁を開弁させて蒸気を上記中
    間グランドパッキンに供給することを特徴とするコンバ
    インドサイクル発電プラントの暖・冷用蒸気供給方法。
  6. 【請求項6】 ガスタービンプラントに蒸気タービンプ
    ラントおよび排熱回収ボイラを組み合せるとともに、ガ
    スタービンプラントのガスタービンロータと蒸気タービ
    ンプラントの蒸気タービンロータとを軸直結させて一軸
    型に形成し、冷態起動におけるガスタービン負荷中、上
    記蒸気タービンプラントの高圧タービンと中圧タービン
    との間に備えた中間グランドパッキンに暖機用としての
    蒸気を供給し、負荷遮断後再併入時、上記中間グランド
    パッキンに冷却用として蒸気を供給し、負荷遮断後無通
    気運転中、上記中間グランドパッキンに冷却用として蒸
    気を供給するコンバインドサイクル発電プラントの暖・
    冷用蒸気供給方法において、負荷遮断後無通気運転中、
    上記中間グランドパッキンに冷却用として蒸気を供給す
    る際、上記高圧タービンの高圧タービン排気室温度が予
    め定められた温度より高いか、あるいは上記中圧タービ
    ンの中圧タービン排気室温度が予め定められた温度より
    高いかのうち、いずれか一方の条件と、上記ガスタービ
    ンプラントのガスタービンが定格回転数で、かつ上記高
    圧タービンの入口に設けた主蒸気加減弁が閉弁している
    ことを条件とが揃ったとき、暖・冷用蒸気供給系統に設
    けた暖・冷用蒸気弁を開弁させて蒸気を上記中間グラン
    ドパッキンに供給することを特徴とするコンバインドサ
    イクル発電プラントの暖・冷用蒸気供給方法。
JP2000264182A 2000-08-31 2000-08-31 コンバインドサイクル発電プラントおよびコンバインドサイクル発電プラントの暖・冷用蒸気供給方法 Expired - Fee Related JP4229579B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000264182A JP4229579B2 (ja) 2000-08-31 2000-08-31 コンバインドサイクル発電プラントおよびコンバインドサイクル発電プラントの暖・冷用蒸気供給方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000264182A JP4229579B2 (ja) 2000-08-31 2000-08-31 コンバインドサイクル発電プラントおよびコンバインドサイクル発電プラントの暖・冷用蒸気供給方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2002070506A true JP2002070506A (ja) 2002-03-08
JP4229579B2 JP4229579B2 (ja) 2009-02-25

Family

ID=18751635

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000264182A Expired - Fee Related JP4229579B2 (ja) 2000-08-31 2000-08-31 コンバインドサイクル発電プラントおよびコンバインドサイクル発電プラントの暖・冷用蒸気供給方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4229579B2 (ja)

Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006046775A (ja) * 2004-08-04 2006-02-16 Chugoku Electric Power Co Inc:The 送気弁制御装置
JP2010151130A (ja) * 2008-12-23 2010-07-08 General Electric Co <Ge> 対向流高圧−低圧蒸気タービン
WO2012117810A1 (ja) * 2011-02-28 2012-09-07 三菱重工業株式会社 蒸気タービンシステム及びその暖機方法
JP2013133825A (ja) * 2011-12-22 2013-07-08 Alstom Technology Ltd コンバインドサイクル発電所を運転する方法
US20140150430A1 (en) * 2012-12-03 2014-06-05 Alstom Technology Ltd Warming arrangement for a power plant
WO2015147143A1 (ja) * 2014-03-28 2015-10-01 三菱日立パワーシステムズ株式会社 多軸コンバインドサイクルプラント、その制御装置、及びその運転方法
KR101692164B1 (ko) * 2015-08-24 2017-01-02 두산중공업 주식회사 증기터빈
US9903231B2 (en) 2011-12-14 2018-02-27 General Electric Company System and method for warming up a steam turbine
JP2019157840A (ja) * 2018-03-16 2019-09-19 株式会社東芝 地熱コンバインド発電システム
KR20190109243A (ko) * 2018-03-16 2019-09-25 가부시끼가이샤 도시바 플랜트 제어 장치, 플랜트 제어 방법, 및 발전 플랜트
KR20200014677A (ko) * 2018-08-01 2020-02-11 가부시끼가이샤 도시바 플랜트 제어 장치, 플랜트 제어 방법, 및 발전 플랜트

Cited By (26)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006046775A (ja) * 2004-08-04 2006-02-16 Chugoku Electric Power Co Inc:The 送気弁制御装置
JP4726447B2 (ja) * 2004-08-04 2011-07-20 中国電力株式会社 送気弁制御装置
JP2010151130A (ja) * 2008-12-23 2010-07-08 General Electric Co <Ge> 対向流高圧−低圧蒸気タービン
CN103282607A (zh) * 2011-02-28 2013-09-04 三菱重工业株式会社 蒸汽涡轮机系统及其预热方法
JP2012180775A (ja) * 2011-02-28 2012-09-20 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 蒸気タービンシステム及びその暖機方法
KR101520561B1 (ko) * 2011-02-28 2015-05-14 미츠비시 쥬고교 가부시키가이샤 증기 터빈 시스템 및 그 난기 방법
CN103282607B (zh) * 2011-02-28 2015-06-03 三菱重工业株式会社 蒸汽涡轮机系统及其预热方法
WO2012117810A1 (ja) * 2011-02-28 2012-09-07 三菱重工業株式会社 蒸気タービンシステム及びその暖機方法
US9903231B2 (en) 2011-12-14 2018-02-27 General Electric Company System and method for warming up a steam turbine
JP2013133825A (ja) * 2011-12-22 2013-07-08 Alstom Technology Ltd コンバインドサイクル発電所を運転する方法
US9046037B2 (en) 2011-12-22 2015-06-02 Alstom Technology Ltd. Method for operating a combined cycle power plant
US9581049B2 (en) * 2012-12-03 2017-02-28 General Electric Technology Gmbh Warming arrangement for a power plant
US20140150430A1 (en) * 2012-12-03 2014-06-05 Alstom Technology Ltd Warming arrangement for a power plant
US10196942B2 (en) 2014-03-28 2019-02-05 Mitsubishi Hitachi Power Systems, Ltd. Multi-shaft combined cycle plant, and control device and operation method thereof
CN106460572A (zh) * 2014-03-28 2017-02-22 三菱日立电力系统株式会社 多轴联合循环设备及其控制装置、及其运转方法
WO2015147143A1 (ja) * 2014-03-28 2015-10-01 三菱日立パワーシステムズ株式会社 多軸コンバインドサイクルプラント、その制御装置、及びその運転方法
EP3153675A1 (en) * 2015-08-24 2017-04-12 Doosan Heavy Industries & Construction Co., Ltd. Steam turbine system
US9803504B2 (en) 2015-08-24 2017-10-31 Doosan Heavy Industries & Construction Co., Ltd. Steam turbine
KR101692164B1 (ko) * 2015-08-24 2017-01-02 두산중공업 주식회사 증기터빈
JP2019157840A (ja) * 2018-03-16 2019-09-19 株式会社東芝 地熱コンバインド発電システム
KR20190109243A (ko) * 2018-03-16 2019-09-25 가부시끼가이샤 도시바 플랜트 제어 장치, 플랜트 제어 방법, 및 발전 플랜트
KR102207754B1 (ko) * 2018-03-16 2021-01-26 가부시끼가이샤 도시바 플랜트 제어 장치, 플랜트 제어 방법, 및 발전 플랜트
US11274573B2 (en) 2018-03-16 2022-03-15 Kabushiki Kaisha Toshiba Plant control apparatus, plant control method and power plant
KR20200014677A (ko) * 2018-08-01 2020-02-11 가부시끼가이샤 도시바 플랜트 제어 장치, 플랜트 제어 방법, 및 발전 플랜트
KR102173416B1 (ko) * 2018-08-01 2020-11-03 가부시끼가이샤 도시바 플랜트 제어 장치, 플랜트 제어 방법, 및 발전 플랜트
US10920623B2 (en) 2018-08-01 2021-02-16 Kabushiki Kaisha Toshiba Plant control apparatus, plant control method and power plant

Also Published As

Publication number Publication date
JP4229579B2 (ja) 2009-02-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP1186761B1 (en) Energy recovery from compressor discharge bleed air in gas turbine plants
US4519207A (en) Combined plant having steam turbine and gas turbine connected by single shaft
US20220223887A1 (en) Pressurized air supply system, fuel cell system comprising the pressurized air supply system, and starting method of the pressurized air supply system
US5667358A (en) Method for reducing steady state rotor blade tip clearance in a land-based gas turbine to improve efficiency
JPS61237802A (ja) 蒸気タ−ビンの暖機方法
JP2002070506A (ja) コンバインドサイクル発電プラントおよびコンバインドサイクル発電プラントの暖・冷用蒸気供給方法
US6286297B1 (en) Steam cooled type combined cycle power generation plant and operation method thereof
JP2007046577A (ja) 再熱型蒸気タービンプラント
JP3919966B2 (ja) コンバインドサイクル発電プラントの運転方法
CA2242073C (en) Combined cycle power generation plant
JP4208397B2 (ja) コンバインドサイクル発電プラントの起動制御装置
JPH0763010A (ja) 一軸型コンバインドサイクル発電設備の起動方法
TW202007845A (zh) 廠房控制裝置、廠房控制方法及發電廠
JPH04148035A (ja) 蒸気冷却ガスタービンシステム
JP3675880B2 (ja) 一軸型コンバインドサイクル発電設備の制御方法及び装置
JP2004245184A (ja) 再熱蒸気タービンプラントとその起動方法
JP3559573B2 (ja) 一軸型コンバインドサイクル発電設備の起動方法
JP4208993B2 (ja) 一軸コンバインドプラント起動システム
JP4209060B2 (ja) 蒸気冷却急速起動システム
JP4473464B2 (ja) コンバインドサイクル発電プラントの運転方法
JPH0693880A (ja) ガスタービン設備及びその運転方法
JPH08260911A (ja) 一軸型コンバインドサイクル発電プラントの再起動方法および制御装置
JP2004278338A (ja) 蒸気タービンプラントおよび蒸気タービンのプレウォーミング方法
JP2558855B2 (ja) 蒸気ーガス複合サイクル発電プラントの運転方法およびその発電プラント
JP3446185B2 (ja) 蒸気冷却ガスタービンの運転方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050815

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20080627

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080708

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080827

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20081125

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20081202

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 4229579

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111212

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121212

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121212

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131212

Year of fee payment: 5

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees