JP2002070280A - 軽量気泡コンクリート板(alc)材間の目地消し表面打ち放しコンクリート状模様形成方法 - Google Patents

軽量気泡コンクリート板(alc)材間の目地消し表面打ち放しコンクリート状模様形成方法

Info

Publication number
JP2002070280A
JP2002070280A JP2000304197A JP2000304197A JP2002070280A JP 2002070280 A JP2002070280 A JP 2002070280A JP 2000304197 A JP2000304197 A JP 2000304197A JP 2000304197 A JP2000304197 A JP 2000304197A JP 2002070280 A JP2002070280 A JP 2002070280A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pattern
alc
concrete
lightweight cellular
plate material
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000304197A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshio Ashizaki
壽夫 芦崎
Masami Ito
正己 伊藤
Yoshiaki Kikawada
義明 木川田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
PLATEC KK
Original Assignee
PLATEC KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by PLATEC KK filed Critical PLATEC KK
Priority to JP2000304197A priority Critical patent/JP2002070280A/ja
Publication of JP2002070280A publication Critical patent/JP2002070280A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Aftertreatments Of Artificial And Natural Stones (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】軽量気泡コンクリート板(ALC)材の表面処
理の方法で、軽量気泡コンクリート板(ALC)材間の
縦、横の目地消しを行った後に発生するクラック及び窪
み跡の発生をなくし、軽量気泡コンクリート板(AL
C)材とは思われないような意外性及び高級感のある表
面を形成する。 【解決手段】軽量気泡コンクリート板(ALC)材間の
目地を、架橋板を用いて目地消し処理を行い、その後、
打ち放しコンクリート状模様を形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は軽量気泡コンクリ
ート板(ALC)材間の目地を消し、表面に打ち放しコ
ンクリート状模様を形成すことを特徴とする軽量気泡コ
ンクリート板(ALC)材の表面処理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の軽量気泡コンクリート板(AL
C)材間の目地消しの方法として、樹脂モルタル等で目
地を表面まで埋めこみ目地を消した。又、架橋板を用い
た目地消し後の表面形成方法として、樹脂リシン、アク
リルリシン等の合成樹脂系塗材の塗布、及びタイル貼り
があった。又、打ち放しコンクリート状模様形成の際の
模様つけ工具として、フエルト、刷毛等があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、以上の
従来技術によれば、樹脂モルタル等で目地を表面まで埋
めこみ目地を消す方法にあっては、目地を埋めたところ
が割れたり、埋めた材料が収縮する事により、埋めた部
分が窪んで目地の跡が出てきた。又、架橋板を用いた目
消し後の表面形成方法として、リシン等の塗装、及びタ
イル貼りはあったが、意外性及び高級感を合わせ持つよ
うな、表面形成方法は、無かった。又、打ち放しコンク
リート状模様付け工具としてフエルト、刷毛等の工具に
より模様をつけていたが、作業者の熟練度及び能力によ
り作業スピード、模様の完成度に大きなひらきが出来、
又、打ち放しコンクリートのもつ、独特の模様が付けれ
なかった。
【課題を解決するための手段】以上の課題を解決するた
めに、請求項1の発明は、軽量気泡コンクリート板(A
LC)材間の目地部分のひび割れ防止の為に目地部分に
架橋板を渡しその上に樹脂モルタル等の下地材を塗布
し、さらに軽量気泡コンクリート板(ALC)表面にセ
メント系塗材を塗布し表面の凹凸をなくし、打ち放しコ
ンクリート状模様を形成する、軽量気泡コンクリート板
(ALC)材の表面処理方法。また、請求項2の発明
は、前記コンクリート打ち放し状模様を形成する段階に
おいて、ベース層及び模様層及び仕上げ層を包含するこ
とを特徴とする軽量気泡コンクリート板(ALC)材の
表面処理方法。また、請求項3の発明は、表面に大小さ
まざまな形状、及び大きさの気泡孔のあいているスポン
ジを素材とした、大小さまざまな形状及び大きさのブロ
ック状突起がランダムに表面に付いていることを特徴と
する模様ローラー。また、請求項4の発明は、前記模様
層を形成する段階で請求項3記載の模様ローラーを用い
ることを特徴とする軽量気泡コンクリート板(ALC)
材の表面処理方法を提供するものである。
【発明の実施の形態】
【0004】
【実施例】本発明の実施例を図面に基いて説明する。ま
ず、図1に示すように軽量気泡コンクリート板(AL
C)材aを貼り付け、図2に示すようにバックアップ材
bを取り付け次にシール材cを充填する、シール材はア
クリル、ウレタン等を使用できる。次に図3に示すよう
にの架橋板dを両面テープ、スプレーのり等により貼り
付ける。架橋板を貼ることにより、軽量気泡コンクリー
ト板(ALC)材間の目地部分に発生する応力を分散さ
せ、従来の樹脂モルタル等の埋め込みで目地消し処理を
行った場合に生ずる、旧目地跡部のひび割れ及び埋め込
み樹脂モルタル等の収縮により生じる旧目地部分の窪み
等を無くすることが出来る。架橋板の材質としては、ス
テンレス、アルミ等の金属やガラス、カーボン、アラミ
ド等の繊維やアクリル、ポリエステル等の樹脂板及びこ
れら複合して用いる事ができ、巾40mm程度の帯状に
切断して使用する。
【0005】次に図4に示すように巾70mm程度の帯
状に切断したメッシュeを、ポリマーセメントタル等で
貼り付ける。メッシュの材質は、ガラス、カーボン、ア
ラミド、ビニロン等の繊維を使用できる。
【0006】次に図5に示すように、軽量気泡コンクリ
ート板(ALC)材aの表面にポリマーセメントモルタ
ル等を1〜2mm塗布して下地層fを形成する。下地層
fにより、軽量気泡コンクリート板(ALC)材aの表
面が平滑になる。下地層fの表面から軽量気泡コンクリ
ート板(ALC)材aにかけて表面にドリルにて直径3
0mm深さ7mm程度の穴をあけ、ポリマーセメントモ
ルタルを埋め込み、Pコン用鏝で疑似Pコンgを形成す
る。下地層fの表面から軽量気泡コンクリート板(AL
C)材aにかけて穴をあけて、打ち放しコンクリート成
型品のPコン鏝と同じ工具を使って形成する事により、
打ち放しコンクリート成型品と何ら変わらない重厚な外
観になる。
【0007】次に図6に示すように下地層fの上に厚さ
1mm程度のベース層hを形成する。ベース層hは、ポ
リマーセメントフィラー、アクリル樹脂等に無機顔料、
有機顔料等を混入して打ち放しコンクリートのベース色
に調色して作ったたベース材を、ローラー、スプレーガ
ン等により塗布して形成する。次に模様層iを形成す
る。模様層iは、合成樹脂エマルジョンに無機顔料、有
機顔料を混入し打ち放しコンクリートの模様の色に調色
して作った模様液を、図8模様ローラー、フエルト、刷
毛等で塗布し打ち放しコンクリート状模様を形成する。
図8模様ローラーの大小さまざまな形と大きさのブロッ
クnと、その個々のブロック1つ1つにそれぞれあいて
いる大小さまざまな気泡孔rにより、従来の方法では出
せなかった独特の打ち放しコンクリート模様を誰でも簡
単に形成する事が出来る。次に模様層i施工後の表面全
体に透明のアクリルシリコン系コンクリート保護材、フ
ッ素系コンクリート保護材等、を塗布して仕上げ層jを
形成する。また、仕上げ層jは、上記塗布材料に無機、
有機顔料を少量加え半透明にすることもある。
【0008】次に図8はこの発明の模様層iを形成する
ときに用いる模様ローラーを示す。次に図9は実施例の
ひとつでローラーの円柱心材kの表面に接着材mを厚さ
およそ7mmくらい塗布し、ブロックnを接着材に埋め
込むように取り付け接着材が硬化すると完成する。ロー
ラーの円柱心材kは、プラスチック、紙など材質にとら
われずに使用でき、ブロックmの材質は、大小さまざま
な形、大きさの気泡孔のあいたスポンジを、およそ10
mm角〜30mm角くらいの間の大きさで形、大きさを
ランダムに作る、接着材mはアクリル、ウレタン、シリ
コン等のコーキング材など硬化後弾力性の有るものを使
用する。
【0009】次に図10は、実施例のひとつで直方体の
スポンジpの隙間部分qをむしり取り大小さまざまな形
のブロックnを残して完成する。スポンジpは、大小さ
まざまな大きさの気泡孔rのあいたスポンジをおよそ7
0mm×70mm×120mmくらいの直方体に切り出
し、正方形面の一方のセンターから長手方向に添って、
適当な太さの鉄筋、鉄パイプ等をバーナー等であぶりス
ポンジpに押し込み、円柱心材kの直径より4〜5mm
程度小さい穴をあける。次に円柱心材kの表面に接着材
を塗布しスポンジpの穴に押し込み接着材の硬化後、ブ
ロックnの大きさや形がランダムに残るように、隙間部
分qをむしり取り完成する。
【0010】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、気泡コンクリート板(ALC)材で構成される、
縦、横の目地の多いありきたりで安価な壁、床、天井面
を、目地を消し、打ち放しコンクリート状模様を形成す
ることにより、とても軽量気泡コンクリート板(AL
C)材とは思われぬ、重厚で格調の高い、高価な壁、
床、天井面にすることが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明第1工程の断面図である。
【図2】本発明第2工程の断面図である。
【図3】本発明第3工程の断面図である。
【図4】本発明第4工程の断面図である。
【図5】本発明第5工程の断面図である。
【図6】本発明第6工程の断面図である。
【図7】本発明第7工程の断面図である。
【図8】本発明模様ローラーの斜視図である。
【図9】本発明模様ローラーの製作段階における斜視図
である。
【図10】本発明模様ローラーの製作段階における斜視
図である。
【符号の説明】
a 軽量気泡コンクリート板(ALC) b バックアップ材 c シール材 d 架橋板 e メッシュ f 下地層 g 擬似Pコン h ベース層 i 模様層 j 仕上げ層 k 円柱心材 m 接着材 n ブロック p スポンジ q すき間部分 r 気泡孔

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】軽量気泡コンクリート板(ALC)材間の
    目地部分のひび割れ防止の為に目地部分に架橋板を渡し
    その上に樹脂モルタル等の下地材を塗布し、さらに軽量
    気泡コンクリート板(ALC)表面にセメント系塗材を
    塗布し表面の凹凸をなくし、打ち放しコンクリート状模
    様を形成する、軽量気泡コンクリート板(ALC)材の
    表面処理方法。
  2. 【請求項2】請求項1の記載の方法であって、打ち放し
    コンクリート状模様を形成する段階において、ベース層
    及び模様層及び仕上げ層を包含することを特徴とする軽
    量気泡コンクリート板(ALC)材の表面処理方法。
  3. 【請求項3】表面に大小さまざまな形状、及び大きさの
    気泡孔のあいているスポンジを素材とした、大小さまざ
    まな形状及び大きさのブロック状突起がランダムに表面
    に付いていることを特徴とする模様ローラー。
  4. 【請求項4】請求項2の記載の方法であって、模様層を
    形成する段階で請求項3記載の模様ローラーを用いるこ
    とを特徴とする軽量気泡コンクリート板(ALC)材の
    表面処理方法。
JP2000304197A 2000-08-28 2000-08-28 軽量気泡コンクリート板(alc)材間の目地消し表面打ち放しコンクリート状模様形成方法 Pending JP2002070280A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000304197A JP2002070280A (ja) 2000-08-28 2000-08-28 軽量気泡コンクリート板(alc)材間の目地消し表面打ち放しコンクリート状模様形成方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000304197A JP2002070280A (ja) 2000-08-28 2000-08-28 軽量気泡コンクリート板(alc)材間の目地消し表面打ち放しコンクリート状模様形成方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002070280A true JP2002070280A (ja) 2002-03-08

Family

ID=18785283

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000304197A Pending JP2002070280A (ja) 2000-08-28 2000-08-28 軽量気泡コンクリート板(alc)材間の目地消し表面打ち放しコンクリート状模様形成方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002070280A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101537268B1 (ko) * 2009-06-24 2015-07-16 니치하 가부시키가이샤 벽 구조

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101537268B1 (ko) * 2009-06-24 2015-07-16 니치하 가부시키가이샤 벽 구조

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4146599A (en) Device for applying exposed aggregate and method of applying said aggregate
US20100005743A1 (en) Flexible Cement Veneer
TW202140265A (zh) 構造物保護片、混凝土塊及補強的構造物的製造方法
US20100005753A1 (en) Composition and method for installing a simulated natural surface
JP2002070280A (ja) 軽量気泡コンクリート板(alc)材間の目地消し表面打ち放しコンクリート状模様形成方法
JPS60161774A (ja) 凹凸模様形成方法
JP4472511B2 (ja) 外表面補強部材及びその施工方法
JP4859092B2 (ja) 模様形成方法
JP2005344421A (ja) 基礎及び基礎コンクリートの改善方法
JPH0431398Y2 (ja)
JPH0412183Y2 (ja)
JPH10121695A (ja) 細粒無機骨材添着シート及びそれを用いたコンクリート表面の仕上げ工法並びに化粧板
JPH0472591B2 (ja)
JPH0247470A (ja) 既存セメント系硬化物壁の補修方法
TW202415542A (zh) 構造物保護片、混凝土塊及補強的構造物的製造方法
JPS63312452A (ja) 構造物の模様仕上げ材
JP4012284B2 (ja) モルタル状材料模様出し塗装方法
JP2023109475A (ja) 目地補修方法
JPH07171928A (ja) エマルジョン樹脂系及びセメント系コテ塗化粧シート
JP2540211Y2 (ja) 建築用下地板
JP3026319U (ja) 打放し調仕上り感のある表装材
JPH068554B2 (ja) 下地板の製造方法
JPH02199081A (ja) 床面の滑り止め加工方法
JP2004263376A (ja) 既設構築物の改修構築工法
JP2002266307A (ja) コンクリート層の形成方法およびコンクリート層