JP2002266307A - コンクリート層の形成方法およびコンクリート層 - Google Patents

コンクリート層の形成方法およびコンクリート層

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JP2002266307A
JP2002266307A JP2001068568A JP2001068568A JP2002266307A JP 2002266307 A JP2002266307 A JP 2002266307A JP 2001068568 A JP2001068568 A JP 2001068568A JP 2001068568 A JP2001068568 A JP 2001068568A JP 2002266307 A JP2002266307 A JP 2002266307A
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Sukeaki Asahina
資明 朝比奈
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は短期間に低コストで設置することが
できるとともに、定形のブロック形状は勿論のこと、複
雑なブロック形状でもほぼ平坦に仕上げることができ、
美観の向上を図ることができるコンクリート層の形成方
法およびコンクリート層を得るにある。 【解決手段】 モルタルやコンクリートを用いてコンク
リート層本体を形成するコンクリート層本体形成工程
と、このコンクリート層本体形成工程後にコンクリート
層本体の表面にブロックを設置する場合に生じる目地部
の形状に形成されたカバーシートを着脱可能に固定する
カバーシート設置工程と、このカバーシート設置工程後
に塗料、着色モルタル、色素材等の着色材を塗布した
り、散布して固定する着色材固定工程と、この着色材固
定工程後にカバーシートを除去するカバーシート除去工
程とでコンクリート層の形成方法を構成している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は歩道、建物の床面や
壁面等のコンクリート層の形成方法およびコンクリート
層に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、歩道や建物の床面に、美観の向上
のためにブロックを敷設することが行なわれている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来のブロックを敷設
して歩道や建物の床面を形成する方法では、ブロックの
敷設に手数がかかり、コスト高になるとともに、工期も
長くなるという欠点があった。また、ブロックの形状は
限定され、限られた美観しか得られないという欠点があ
り、この欠点を解消するために複雑なブロック形状にす
ると、ブロックの敷設作業にさらに手数がかかり、コス
ト高になるとともに、平坦に仕上げることが難しくなる
という欠点があった。
【0004】本発明は以上のような従来の欠点に鑑み、
短期間に低コストで設置することができるとともに、定
形のブロック形状は勿論のこと、複雑なブロック形状で
もほぼ平坦に仕上げることができ、美観の向上を図るこ
とができるコンクリート層の形成方法およびコンクリー
ト層を提供することを目的としている。
【0005】本発明の前記ならびにそのほかの目的と新
規な特徴は次の説明を添付図面と照らし合わせて読む
と、より完全に明かになるであろう。ただし、図面はも
っぱら解説のためのものであって、本発明の技術的範囲
を限定するものではない。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明はモルタルやコンクリートを用いてコンクリ
ート層本体を形成するコンクリート層本体形成工程と、
このコンクリート層本体形成工程後にコンクリート層本
体の表面にブロックを設置する場合に生じる目地部の形
状に形成されたカバーシートを着脱可能に固定するカバ
ーシート設置工程と、このカバーシート設置工程後に塗
料、着色モルタル、色素材等の着色材を塗布したり、散
布して固定する着色材固定工程と、この着色材固定工程
後にカバーシートを除去するカバーシート除去工程とで
コンクリート層の形成方法を構成している。
【0007】また、本発明はモルタルやコンクリートで
形成されたコンクリート層本体と、このコンクリート層
本体の表面にブロックを設置する場合に生じる目地部の
形状に形成されたカバーシート用いて塗料、着色モルタ
ル、色素材等の着色材を塗布したり、散布したりして固
定したブロック模様とでコンクリート層を構成してい
る。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、図面に示す実施の形態によ
り、本発明を詳細に説明する。
【0009】図1ないし図6に示す本発明の第1の実施
の形態において、1は通路や歩道2となる部位にモルタ
ルやコンクリートを用いてコンクリート層本体3を形成
するコンクリート層本体形成工程で、このコンクリート
層本体形成工程1は上面がほぼ平坦面となるように従来
と同様な方法で行なう。
【0010】4は前記コンクリート層本体形成工程1後
にコンクリート層本体3の表面にブロックを設置する場
合に生じる目地部の形状に形成されたカバーシート5を
着脱可能に固定するカバーシート固定工程で、このカバ
ーシート固定工程4で使用するカバーシート5は各種の
形状の目地部となるように抜き取られた紙、布、金属シ
ートあるいは合成樹脂シート等で形成されたカバーシー
ト本体6と、このカバーシート本体6の背面に塗布され
た接着剤層7と、この接着剤層7を覆う剥離紙8とで構
成されている。
【0011】9は前記カバーシート設置工程4後に着色
材としての着色モルタル10を塗布して固定する着色材
固定工程で、この着色材固定工程9は着色モルタル10
を塗布して養生した後、あるいは塗布した後、養生しな
い状態で前記カバーシート5を除去できるような厚さに
着色モルタル10を塗布する。
【0012】11は前記着色材固定工程9後で、着色モ
ルタル10の硬化前あるいは硬化後にカバーシート5を
除去するカバーシート除去工程で、このカバーシート除
去工程11でカバーシート5を除去すると、コンクリー
ト層本体3の表面にカバーシート5で形成された目地部
12が出来上がったコンクリート層13を形成すること
ができる。なお、前記コンクリート層13の上面にワッ
クス効果のある加工材を塗布して加工してもよい。
【0013】
【発明の異なる実施の形態】次に、図7ないし図16に
示す本発明の異なる実施の形態につき説明する。なお、
これらの本発明の異なる実施の形態の説明に当って、前
記本発明の第1の実施の形態と同一構成部分には同一符
号を付して重複する説明を省略する。
【0014】図7ないし図9に示す本発明の第2の実施
の形態において、前記本発明の第1の実施の形態と主に
異なる点は、接着剤が混合された着色材14を散布して
固定する着色材固定工程9Aを行なった点で、このよう
な着色材固定工程9Aを行なってコンクリート層13A
を形成しても、前記本発明の第1の実施の形態と同様な
作用効果が得られる。
【0015】図10ないし図12に示す本発明の第3の
実施の形態において、前記本発明の第1の実施の形態と
主に異なる点は、着色材として塗料15を塗布して固定
する着色材固定工程9Bを行なった点で、このように塗
料を用いた着色材固定工程9Bを行なってコンクリート
層13Bを形成しても、前記本発明の第1の実施の形態
と同様な作用効果が得られる。
【0016】図13ないし図16に示す本発明の第4の
実施の形態において、前記本発明の第1の実施の形態と
主に異なる点は、階段や壁面にコンクリート層本体3A
を形成するコンクリート層本体形成工程1Aを行なった
後、カバーシート設置工程4、着色材固定工程9および
カバーシート除去工程11とを行なった点で、このよう
にしてコンクリート層13Cを形成しても、前記本発明
の第1の実施の形態と同様な作用効果が得られる。
【0017】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
にあっては次に列挙する効果が得られる。
【0018】(1)モルタルやコンクリートを用いてコ
ンクリート層本体を形成するコンクリート層本体形成工
程と、このコンクリート層本体形成工程後にコンクリー
ト層本体の表面にブロックを設置する場合に生じる目地
部の形状に形成されたカバーシートを着脱可能に固定す
るカバーシート設置工程と、このカバーシート設置工程
後に塗料、着色モルタル、色素材等の着色材を塗布した
り、散布して固定する着色材固定工程と、この着色材固
定工程後にカバーシートを除去するカバーシート除去工
程とからなるので、目地部を有するようにブロックを敷
設した模様に形成することができる。したがって、美観
の向上を図ることができる。
【0019】(2)前記(1)によって、ブロックを設
置する場合に生じる目地部の形状に形成されたカバーシ
ートと着色材を用いることにより、ブロック模様に形成
することができる。したがって、作業が容易で、短期間
に低コストで形成することができる。
【0020】(3)前記(1)によって、カバーシート
の形状はブロックの設置では不可能な目地模様に加工で
きるので、従来不可能な目地模様にも形成することがで
き、美観の向上や個性を演出することができる。
【0021】(4)前記(1)によって、ブロックの設
置作業よりも熟練が不用で、容易で、楽に行なえる作業
でできる。したがって、低コストで形成することができ
る。
【0022】(5)請求項2も前記(1)〜(4)と同
様な効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の工程図。
【図2】本発明の第1の実施の形態のコンクリート層本
体形成工程の説明図。
【図3】本発明の第1の実施の形態のカバーシート設置
工程の説明図。
【図4】本発明の第1の実施の形態の着色材固定工程の
説明図。
【図5】本発明の第1の実施の形態のカバーシート除去
工程の説明図。
【図6】本発明の第1の実施の形態のコンクリート層の
説明図。
【図7】本発明の第2の実施の形態の工程図。
【図8】本発明の第2の実施の形態の着色材固定工程の
説明図。
【図9】本発明の第2の実施の形態のコンクリート層の
説明図。
【図10】本発明の第3の実施の形態の工程図。
【図11】本発明の第3の実施の形態の着色材固定工程
の説明図。
【図12】本発明の第3の実施の形態のコンクリート層
の説明図。
【図13】本発明の第4の実施の形態の工程図。
【図14】本発明の第4の実施の形態のコンクリート層
本体の説明図。
【図15】本発明の第4の実施の形態のカバーシート設
置工程の説明図。
【図16】本発明の第4の実施の形態のコンクリート層
の説明図。
【符号の説明】
1、1A:コンクリート層本体形成工程、2:通路や歩
道、3、3A:コンクリート層本体、4:カバーシート
設置工程、5:カバーシート、 6:カバーシート
本体、7:接着剤層、 8:剥離紙、9、9
A、9B:着色材固定工程、10:着色モルタル、1
1:カバーシート除去工程、12:目地部、13、13
A、13B、13C:コンクリート層、14:着色材、
15:塗料。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 モルタルやコンクリートを用いてコンク
    リート層本体を形成するコンクリート層本体形成工程
    と、このコンクリート層本体形成工程後にコンクリート
    層本体の表面にブロックを設置する場合に生じる目地部
    の形状に形成されたカバーシートを着脱可能に固定する
    カバーシート設置工程と、このカバーシート設置工程後
    に塗料、着色モルタル、色素材等の着色材を塗布した
    り、散布して固定する着色材固定工程と、この着色材固
    定工程後にカバーシートを除去するカバーシート除去工
    程とを含むことを特徴とするコンクリート層の形成方
    法。
  2. 【請求項2】 モルタルやコンクリートで形成されたコ
    ンクリート層本体と、このコンクリート層本体の表面に
    ブロックを設置する場合に生じる目地部の形状に形成さ
    れたカバーシートを用いて塗料、着色モルタル、色素材
    等の着色材を塗布したり、散布したりして固定したブロ
    ック模様とからなることを特徴とするコンクリート層。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103061229A (zh) * 2013-01-25 2013-04-24 昆山华睿达净化科技有限公司 压模地坪及其施工工艺
CN108342938A (zh) * 2018-02-08 2018-07-31 江苏工程职业技术学院 一种彩色地坪的施工方法

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