JP2002070088A - バルブ・散水栓ボックスの蓋脱着装置 - Google Patents

バルブ・散水栓ボックスの蓋脱着装置

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JP2002070088A
JP2002070088A JP2000254886A JP2000254886A JP2002070088A JP 2002070088 A JP2002070088 A JP 2002070088A JP 2000254886 A JP2000254886 A JP 2000254886A JP 2000254886 A JP2000254886 A JP 2000254886A JP 2002070088 A JP2002070088 A JP 2002070088A
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JP
Japan
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canopy
cover
box
holding portion
box body
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JP2000254886A
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Inventor
Satoshi Yugami
訓 油上
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DAIDORE KK
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DAIDORE KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 上部及び底部が開放した箱形のボックス本体
に天蓋を設けた散水栓ボックスにおいて、天蓋を垂直状
に収納する天蓋保持部を別体ものの部材を溶接等により
固着するような手段を用いず、又ボックス本体の施工後
においても自由に天蓋を取外すことができるようにして
簡単な構成で施工も楽に行える高品質の散水栓ボックス
を提供すること。 【解決手段】 ボックス本体の内面上部の前面と左右側
面に突起状の天蓋受金具と左右両側の後方上部に天蓋の
枢支部となり且つガイドとなる短柱棒状のガイドピン、
及び後部内面に天蓋を垂直状に収納する天蓋保持部とを
設けるとともに、ボックス本体の前面板と左右側面板の
各下端部に夫々外方へ折曲げにより支片を連成し、後面
板の下端部を内方へ上向きコ字形に折り曲げ該部を天蓋
保持部とすることにより解決する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンクリート床面
に床面と面一に埋設されるバルブ・散水栓ボックスの蓋
着脱装置に関する。
【0002】
【従来の技術】金属板製で上部及び底部が開放した箱形
のボックス本体に、開閉自在に蓋を設けた散水栓ボック
スは、例えば実開昭62−148668号公報等に開示
されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】公知の散水栓ボックス
は、図8に示すようにボックス本体1の下部全周に外方
へ折曲げにより形成した支片10を設け、ボックス本体
の前部内側面に背面板8aが上部に達する蓋収納室8を
設けて、この蓋収納室8にL形ストッパー2aを有する
蓋2をガイドピン5を介して開閉及び収納可能にしたも
のである。
【0004】しかし、上記した従来の散水栓ボックスで
は、蓋2を収納するための蓋収納室8をボックス本体1
の後側板内面に背面板8aと底部8bを有してなる別体
ものの部材を溶接等により固着し一体となす構成である
ため、余計の部材が必要で製作加工に手間を要するとい
う問題点を有していた。
【0005】また、蓋2の開閉及び収納動作をガイドす
るガイドピン5はねじ又はかしめにより一体的に固着さ
れるため、一旦固着すると蓋2を自由に取外すことがで
きなかった。
【0006】本発明は係る従来の問題点に鑑みてなされ
たもので、上部及び底部が開放した箱形のボックス本体
に天蓋を設けた散水栓ボックスにおいて、天蓋を垂直状
に収納する天蓋保持部を別体ものの部材を溶接等により
固着するような手段を用いず、又ボックス本体の施工後
においても自由に天蓋を取外すことができるようにして
簡単な構成で施工も楽に行える高品質の散水栓ボックス
を提供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の技術的手段は、ボックス本体の内面上部の前面と左右
側面に突起状の天蓋受金具と左右両側の後方上部に天蓋
の枢支部となり且つガイドとなる短柱棒状のガイドピ
ン、及び後部内面に天蓋を垂直状に収納する天蓋保持部
とを設けるとともに、ボックス本体の前面板と左右側面
板の各下端部に夫々外方へ折曲げにより支片を連成し、
後面板の下端部を内方へ上向きコ字形に折り曲げ該部を
天蓋保持部としてなることである。
【0008】また、前記ボックス本体の内面上部の左右
側面に設けられたガイドピンをねじ込みにより固定する
とともに、このガイドピンにねじ回わし部を設けること
である。
【0009】
【発明の実施の形態】ボックス本体の上部の天蓋は、ガ
イドピンを中心に開閉し、垂直状に開放した際にフリー
にすると、自重でそのままガイドピンにガイドされて下
降し、ボックス本体の後部内面の天蓋保持部に天蓋至端
のストッパー部が支持され収納状に保持される。この状
態から天蓋を引き上げると、ストッパー部がガイドピン
に係止して天蓋を前傾状態に保持することができる。さ
らに天蓋を前方へ倒すと、ガイドピンを中心に倒回して
天蓋受金具に支持され、水平状に天蓋でボックス上部が
閉鎖される。
【0010】ガイドピンは、ねじ込みにより固定されて
いるが端部のねじ回わし部に工具を当てがってねじ戻し
操作をすることにより取外すことができ、これにより天
蓋はボックス本体より自由に取外しできる。
【0011】
【実施例】以下、添付図面に従って一実施例を説明す
る。図1.図2及び図5は、天蓋を閉じた状態の散水ボ
ックスを示し、図3及び図4は、開放した天蓋を垂直状
に収納した状態の散水ボックスを示している。また、図
6は天蓋を開放し前傾状に保持した状態の散水ボックス
を示している。
【0012】上記図において、1はボックス本体であ
り、ステンレス等の金属板製で上部及び底部が開放した
箱形につくられる。2はボックス本体1の上部の開放部
に嵌置される天蓋であり、同様のステンレスにより方形
状に形成され、至端部にはコ字形に折曲したストッパー
部2aを有する。
【0013】ボックス本体1の内面上部の前面と左右側
面に天蓋2を閉じたときに天蓋を支持するための受金具
3.4が固着されている。5はボックス本体1の内面の
左右両側の後方上部に固着されたガイドピンで、取付部
となる部位にねじ孔21を設けて、このねじ孔にガイド
ピンのねじ部5bが螺入されることにより一体的に固着
される。このようなガイドピン5は、短柱棒状を呈する
ものからなり、軸部の基端部にねじ部5bを一体に有
し、軸部の端部又は一部にドライバーやスパナにより操
作するねじ回わし部5aを有する。このねじ回わし部5
aは図7の(イ)に示すように軸端部に切込みを形成し
たもの、又(ロ)のように軸部の周面に小孔を形成した
もの、或いは(ハ)のように平面カットに形成したもの
等とすることができる。
【0014】天蓋保持部6は、ボックス本体1の後面板
13を利用してその内面に一体に形成する。ボックス本
体1の後面板13の下端部13aと内方へ上向きコ字形
に折り曲げ、これを天蓋保持部6となす。天蓋保持部6
とガイドピン5は上下に相対向する位置に設置する。天
蓋保持部6の底部13bは前面板10、左右側面板1
1.12の各下端部の支片10a.11a.12aと同
様に支片としての機能を果す。
【0015】天蓋2には、止め金7を設けて回動式ノブ
9により操作することでロック及びロック解除するよう
にしている。
【0016】
【作用】ボックス本体1は天蓋2、ガイドピン5等を組
込んで完成したものを散水栓15が設置されているコン
クリート床面20に埋設されるように配備される。
【0017】天蓋2を開くときは、天蓋2の端部を持ち
上げると、至端部のコ字形のストッパー部2aがガイド
ピン5に係止した格好でこのガイドピン12を中心開放
する。ほぼ垂直になったときに、下方へ降すと、ストッ
パー部2aはガイドピン5から離脱すると同時に蓋内面
がガイドピンに案内され図3のように天蓋保持部6に嵌
入保持される。天蓋2の端部はガイドピン5と後面板1
3の間に挟まれているため、ボックス本体1の内部から
取外すことはできない。天蓋2をボックス本体1から取
外す場合は、ガイドピン5を取外す。ガイドピン5はね
じ込みにより一体に固着されているが、軸部に形成した
ねじ回わし部5aにドライバー、スパナ等の工具を当て
がって緩み方向へ回動させるとよい。
【0018】尚、散水栓ボックスをコンクリート床面2
0に埋設施工前は、天蓋2を取外し可能である。天蓋2
は垂直状にした際にストッパー部2aを天蓋保持部6に
嵌入させないで、前方へ外すようにすれば、ボックス本
体1の下部の開放部より抜け出すことが可能である。
【0019】
【発明の効果】本発明は上述のように、ボックス本体の
後部内面に天蓋を垂直状に立てて収納できるように天蓋
保持部を設けるとともに、後面板の下端部を内方へ上向
きコ字形に折り曲げ、該部を天蓋保持部としてなるもの
であるから、従来のような別体ものの部材を溶接で附設
するような手段を講じなくても、簡単な構成で安価に提
供でき、而も天蓋保持部の底部はボックス本体の三方の
支片と同様に後方部の支片の役目を果し取付時に安定性
を高める効果がある。
【0020】また、ガイドピンをねじ込みにより固定す
るとともに、該ガイドピンにねじ回わし部を設けたの
で、施工時に組立てを楽に行うことができ、而も施工後
でも天蓋の取付けをやり直す場合等に迅速且つ簡単に作
業を行うことができるため、作業性を高める効果も期待
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す散水栓ボックスの平面図
で、一部は破断して内部を示す。
【図2】図1におけるA−A線の断面図である。
【図3】天蓋を開いて内部へ収納した状態の散水栓ボッ
クスの縦断側面図である。
【図4】図3における散水栓ボックスの全体斜視図であ
る。
【図5】散水栓ボックスを後方部より見た全体斜視図で
ある。
【図6】天蓋を半開き状に傾斜保持した散水栓ボックス
の全体斜視図である。
【図7】(イ)はガイドピン取付部の断面図、(ロ)は
ガイドピンの他の実施例を示す平面図、(ハ)はその他
の実施例をガイドピンの平面図である。
【図8】従来の散水栓ボックスで、(イ)は平面図、
(ロ)はその断面図である。
【符号の説明】
1 ボックス本体 2 天蓋 2a ストッパー部 3.4 天蓋受金具 5 ガイドピン 5a ねじ回わし部 6 天蓋保持部 10 前面板 11.12 左右側面板 13 後面板 10a.11a.12a 支片 13a 下端部 13b 底部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 金属板製で上部及び底部が開放した箱形
    のボックス本体(1)に、天蓋(2)を設けた散水栓ボ
    ックスであって、ボックス本体(1)の内面上部の前面
    と左右側面に突起状の天蓋受金具(3.4)と左右両側
    の後方上部に天蓋の枢支部となり且つガイドとなる短柱
    棒状のガイドピン(5.5)、及び後部内面に天蓋を垂
    直状に収納する天蓋保持部(6)とを設けるとともに、
    ボックス本体(1)の前面板(10)と左右側面板(1
    1.12)の各下端部に夫々外方へ折曲げにより支片
    (10a.11a.12a)を連成し、後面板(13)
    の下端部(13a)を内方へ上向きコ字形に折り曲げ該
    部を天蓋保持部(6)としてなることを特徴とするバル
    ブ・散水栓ボックスの蓋着脱装置。
  2. 【請求項2】 前記ボックス本体(1)の内面上部の左
    右側面に設けられたガイドピン(5.5)をねじ込みに
    より固定するとともに、このガイドピンにねじ回わし部
    (5a)を設けた請求項1記載のバルブ・散水栓ボック
    スの蓋着脱装置。
JP2000254886A 2000-08-25 2000-08-25 バルブ・散水栓ボックスの蓋脱着装置 Pending JP2002070088A (ja)

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