JP4156953B2 - 飲料ディスペンサ - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ディスペンサ本体前面に形成された飲料注出口を開閉する注出口開閉扉及びディスプレイパネル等を有する飲料ディスペンサに関し、特に飲料注出口に対する注出口開閉扉の取り付け及び取り外しを容易に行うことが可能であるとともに、注出口開閉扉の上側における取り付け構造の簡素化を図ることにより、製造コストの削減を可能とする飲料ディスペンサに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より、ディスペンサ等の飲料注出装置においては、本体前面の本体扉に注出口及びディスプレイパネルが形成され、かかる注出口を開閉するための注出口開閉扉が備え付けられているのが一般的である。
ここで、注出口を開閉する注出口開閉扉の取り付け方法としては、
(1)蝶番を用いて注出口開閉扉と注出口枠の側部に蝶番の両辺をそれぞれネジ止めすることにより扉を開閉可能に取り付ける方法、
(2)特開平8−256914号公報に示されているように、開口部に設けた2つの通孔に、矩形状に形成された扉に配設されて上下に延出する垂直な支持軸の端部を挿通することにより、扉を正面パネルに対して前後方向に水平回動可能に取り付ける方法、
(3)図9に示すように、注出口枠102に形成された注出口101を画成する上側縁部及び下側縁部のそれぞれに通孔103を形成するとともに、開閉扉104にて各通孔103に対応する位置に貫通孔105を形成し、各通孔103と貫通孔105に回転軸106を挿通させて、回転軸106の両端を固定ピン107で固定することにより開閉扉104を前後方向に水平回動可能に取り付けられる方法、
等がある。
【0003】
【特許文献1】
特開平8−256914号公報(第3頁、第4図)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来のディスペンサの注出口における注出口開閉扉の取り付け方法の内、蝶番を使用して注出口開閉扉を取り付ける方法では、注出口内部の清掃、メンテナンス等を行うべく注出口開閉扉を本体から取り外す際に、注出口開閉扉と注出口の側部にネジ止めされているネジを完全に外す必要があり、また、注出口内部の清掃、メンテナンス等が終了した後に注出口開閉扉を取り付けるには、注出口開閉扉と注出口の側部にネジをネジ止めする必要がある。
また、特開平8−256914号公報に記載された扉の取り付け方法では、開口部の内部における清掃、メンテナンス等を行うべく扉を取り外す際に、扉の支持軸をその弾性等を利用して開口部の各通孔から外す必要があり、また、開口部内部の清掃、メンテナンス等が終了した後に扉を取り付けるには、扉の支持軸をその弾性部材を利用して各通孔に支持させる必要がある。
更に、図9に示す開閉扉104の取り付け方法では、注出口101の内部の清掃、メンテナンス等を行うべく開閉扉104を取り外す際に、回転扉106の両端から固定ピン107を外すとともに、回転軸106を各通孔103、貫通孔105から引き抜く必要があり、また、注出口101内部の清掃、メンテナンス等が終了した後に開閉扉104を取り付けるためには、回転軸106の両端に固定ピン107を取り付ける必要がある。
前記したように、従来におけるいずれの取り付け方法においても、注出口を開閉する扉の取り付け作業、及び、取り外し作業は、極めて煩雑なものであり、従って、飲料ディスペンサにおける注出口内部の清掃、メンテナンス等を容易に行うことができない問題がある。
本発明は、前記従来における問題点を解消するためになされたものであり、本体扉に設けられた飲料注出口を開閉する注出口開閉扉の上側を回動可能に支持するについて、注出口開閉扉に配設された扉フレーム部材上部における第1係合部とパネル部材を支持するパネル支持部材に含まれる支持フレーム部材下部における第2係合部とを、それぞれ係合することで注出口開閉扉を回動可能に構成したので、極めて簡単な構成により注出口開閉扉を回動可能に支持することができるとともに、注出口開閉扉の支持において他の取り付け部材を必要とせず、これより製造コストの低減を図ることができ、また、装置の見栄えもよくなる飲料ディスペンサを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するため請求項1に係る飲料ディスペンサは、ディスペンサ本体の前面にて開閉可能に支持された本体扉と、前記本体扉に形成された飲料注出口と、前記飲料注出口の側部にて回動可能に支持された注出口開閉扉とを備えた飲料ディスペンサにおいて、前記注出口開閉扉の側部に配設されるとともに、端部に回動軸としての第1係合部が形成された扉フレーム部材と、前記飲料注出口の上側で前記本体扉に配設され、前記扉フレーム部材の上下方向に対応して配置されるとともに端部に前記第1係合部と対応する第2係合部が形成された支持フレーム部材を含み、本体扉の前面でパネル部材を支持するパネル支持部材とを備え、前記注出口開閉扉は、前記扉フレーム部材における第1係合部と前記支持フレーム部材における第2係合部とが係合することにより、回動可能に支持されることを特徴とする。
【0006】
また、請求項2に係る飲料ディスペンサは、請求項1に記載の飲料ディスペンサにおいて、前記扉フレーム部材は第1係合部としての軸受溝を、前記支持フレーム部材は第2係合部としての軸受溝をそれぞれ備え、前記注出口開閉扉は、前記扉フレーム部材における軸受溝の上部と前記支持フレーム部材における軸受溝の下部とのそれぞれにピン部材の下側部分及び上側部分を挿嵌することにより、回動可能に支持されることを特徴とする。
【0007】
また、請求項3に係る飲料ディスペンサは、請求項1に記載の飲料ディスペンサにおいて、前記扉フレーム部材に形成された挿通溝と、前記挿通溝に挿通されるとともに複数個のネジ孔が形成され、少なくとも1つのネジ孔の周囲に膨出部が形成されたネジ板と、前記扉フレーム部材に形成され、前記膨出部を位置決めするとともに前記注出口開閉扉の裏面側より前記ネジ孔に螺着される固定ネジの先端を逃がす位置決め逃がし孔が形成された弾性片とを備えたことを特徴とする。
【0008】
更に、請求項4に係る飲料ディスペンサは、請求項1に記載の飲料ディスペンサにおいて、前記支持フレーム部材に形成された挿通溝と、前記挿通溝に挿通されるとともに複数個のネジ孔が形成され、少なくとも1つのネジ孔の周囲に膨出部が形成されたネジ板と、前記支持フレーム部材に形成され、前記膨出部を位置決めするとともに前記本体扉の裏面側より前記ネジ孔に螺着される固定ネジの先端を逃がす位置決め逃がし孔が形成された弾性片とを備えたことを特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係る飲料ディスペンサを電解水ディスペンサについて具現化した実施形態について図1に基づいて詳細に説明する。図1は電解水ディスペンサの全体構造を表わした斜視図である。先ず、本実施形態に係る電解水ディスペンサの全体構造について図1に基づいて説明する。
【0010】
図1に示すように、電解水ディスペンサ1は、基本的に、本体2とその前面部で開閉可能に支持された本体扉3により構成されている。本体扉3の上部にはディスプレイパネル4が配置されている。かかるディスプレイパネル4の下側には、注出ボタン等が配置されたスイッチパネル9が取り付けられており、このスイッチパネル9は、後述するように、ディスプレイパネル4の下端部を支持する。
本体扉3において、スイッチパネル9の下側には、飲料注出口5が形成されており(図6参照)、また、飲料注出口5の左右両側部には、飲料注出口5の開閉を行う一対の注出口開閉扉6が回動可能に支持されている。各注出口開閉扉6には、開閉時に把持されるハンドル7が取り付けられている。尚、各注出口開閉扉6は、所謂、観音開きの構成を有しており、その支持構造については後述する。また、本体扉3において、飲料注出口5の下部から前方に突出するようにステージ8が形成されており、かかるステージ8には飲料の注出時にコップ、ペットボトル等の注出容器が載置される。
前記ディスプレイパネル4において、その下端部はスイッチパネル9により支持され、その左右両側部は本体扉3に固定された支持フレーム10、11により支持され、その上端部は支持フレーム12により支持され、また、その上端部の両隅部は2つのコーナ支持フレーム14、15により支持されている。
また、各注出口開閉扉6の内、左側の開閉扉6の左側縁部には、支持フレーム11の上下方向に対応して扉フレーム13Aが固定されており、また、右側の開閉扉6の右側縁部には、支持フレーム10の上下方向に対応して扉フレーム13Bが固定されている。各扉フレーム13A、13Bは、後述するように、それぞれ支持フレーム11、10と協働して、各開閉扉6を回動可能に支持する作用を行う。
【0011】
ここで、本実施例に係る電解水ディスペンサ1において、ディスプレイパネル4を支持するにつき使用される各支持フレーム10乃至12、コーナ支持フレーム14、15、及び、支持フレーム11、10と協働して各注出口開閉扉6を回動可能に支持する各扉フレーム13A、13Bの構造、及びネジ孔を有し各フレームに差し込むことにより各フレームを装置に固定する役目をもつネジ板16乃至20の構造について図2乃至図5に基づいて説明する。
各支持フレーム10乃至12、コーナ支持フレーム14、15、扉フレーム13A、13B、及びネジ板16乃至20は基本的に同一の内部断面構造を有しており、図2はフレーム及びネジ板の全体構成を示す斜視図、図3はフレームの断面図、図4はネジ板の側面図、図5はフレーム固定時におけるフレーム及びネジ板の断面図である。尚、各フレーム及び各ネジ板は、基本的に同一の内部断面構造を有しているので、図2乃至図5においては、支持フレーム10、ネジ板16を例にとって説明することとする。
【0012】
図2、図3に示すように、支持フレーム10は、ABS樹脂、塩化ビニル樹脂、アクリル樹脂、ポリエチル樹脂、ポリカーボネート樹脂等から一体に形成されており、本体扉3に固定される平板状の固定壁10A、固定壁10Aから直角に上方へ連続する側壁10B、側壁10Bから傾斜状態で連続する傾斜壁10C、傾斜壁10Cから水平に連続し固定壁10Aと平行な上壁10D、上壁10Dから直角に下方に連続する側壁10E、側壁10Eの下端から水平に延出されるとともに下方に垂下された角状壁10F、及び、角状壁10Fの下端から水平に延出された固定壁10Gを有する。
また、上壁10Dの内壁面における略中央位置からは、垂下部10H、垂下部10Hの下端に連続する湾曲部10I及び湾曲部10Iから水平に延出された平板部10Jからなり、断面側面視で略「L」字状の弾性壁10Kが形成されている。平板部10Jには、ネジ逃がし穴33(図2では3個)が形成されている。
更に、傾斜壁10Cと上壁10Dとの連結部からは、垂下部10Lが形成されており、かかる垂下部10Lと弾性壁10Kとで囲まれる領域は、後述する軸ピン23、差し込みピン37が嵌挿される軸受部32を構成している。
また、各固定壁10A、10Gと弾性壁10Kの平板部10Jとの間に形成される間隙は、後述するネジ板16等を差し込むためのネジ板差し込み溝31となる。
更に、角状壁10Fの外側に形成される角状の凹部は、後述するように、本体扉3の前面との間で、ディスプレイパネル4の各端縁部(左端縁部、右端縁部、上端縁部)を挿嵌するディスプレイパネル支持部34を構成する。
尚、固定壁10Aの左端と固定端10Gの右側との間には、支持フレーム10を本体扉3に固定する際にネジ(後述する)を挿通するネジ挿通孔10Mが形成されている。
【0013】
また、図2、図4に示すように、ネジ板16には、金属製の平面板にネジ止めのためのネジ加工を施したネジ孔16Aが形成されており(図2では3個)、その複数のネジ孔16Aのうち両端に位置するネジ孔16Aのどちらか一方は、打ち出ししてネジ加工されることによって膨出した打ち出し部16Bを有する。支持フレーム10にネジ板16を差し込む際には、打ち出しされていない側からネジ板16をネジ板差し込み溝31に挿入し、最後は打ち出し部16Bがネジ逃がし穴33にはまり込むことで固定される(図5参照)。ここに、ネジ逃がし穴33を設けた弾性壁10Kは弾性を有しているので、挿入時に打ち出し部16Bが弾性壁10Kを垂下部10Lに向かって弾性的に変形させ、打ち出し部16Bがネジ逃がし穴33の位置にきた際に弾性により元に戻り、打ち出し部16Bがネジ逃がし穴33にはまって位置決め固定される。尚、打ち出しを行うネジ孔16Aは両端側のどちらか1箇所であり、支持フレーム10に差し込む側からみて、終端側のネジ孔16Aとすることより弾性壁10Kの変形動作が一回で済み、支持フレーム10への差し込みが容易となる。
前記したように、支持フレーム10のネジ板差し込み溝31に差し込んだ際に、ネジ板16のネジ孔16Aの周辺に形成した打ち出し部16Bをネジ逃がし穴33に嵌合させるようにしたので、ネジ板16が支持フレーム10のネジ板差し込み溝31内で位置決め固定され、これよりネジ板16が支持フレーム10から抜け落ちてしまうことを確実に防止することができる。更に、ネジ板16に設けられたネジ孔16Aと支持フレーム10に設けられたネジ逃がし穴33のずれがなくなり、支持フレーム10の本体扉3への取り付けが容易となる。
【0014】
次に、図6及び図7に基づいてディスプレイパネル4と注出口開閉扉6の取り付け構造について説明する。図6は本体扉に対するディスプレイパネル及び注出口開閉扉の取り付け構造を模式的に分解して示す説明図、図7は本体扉3の全体構成を表わす背面図である。
先ず、ディスプレイパネルの取り付け構造について説明する。図6において、スイッチパネル9は飲料注出口5の上部にて本体扉3に固着されている。かかるスイッチパネル9の上部背面側には、ディスプレイパネル4の下端縁部を支持する切欠凹部9Aが設けられている。また、支持フレーム10は、そのネジ板差し込み溝31にネジ板16を差し込んだ状態で、本体扉3の背面から固定ネジ(図示せず)をネジ板16のネジ孔16Aにネジ着することにより、スイッチパネル9の右側端に沿って固定されている。更に、支持フレーム11は、同様に、そのネジ板差し込み溝31にネジ板17を差し込んだ状態で、本体扉の背面から固定ネジ(図示せず)をネジ板17のネジ孔17Aにネジ着することにより、スイッチパネル9の左端縁に沿って固定されている。
尚、ディスプレイパネル4は、前記のようにスイッチパネル9、支持フレーム10及び11を本体扉3に固定した状態で、各支持フレーム10、11の上方からディスプレイ支持部34に沿って下方に挿通されるとともに、その下端縁部がスイッチパネル9の切欠凹部9Aにて支持される。この状態で、ディスプレイパネル4は、本体扉3の前面で支持される。
【0015】
支持フレーム12は、そのネジ板差し込み溝31にネジ板18を差し込むとともに、そのディスプレイパネル支持部34を前記のように本体扉3の前面で支持されたディスプレイパネル4の上端縁部に当接させた状態で、本体扉3の背面から固定ネジ(図示せず)をネジ板18のネジ孔18Aにネジ着することにより、本体扉3の前面に固定される。
【0016】
また、コーナ支持フレーム14は、そのディスプレイパネル支持部34をディスプレイパネル4の右上隅部に当接させた状態で、その両端面に形成されたピン部材14Aをそれぞれ支持フレーム10上部の軸受溝32及び支持フレーム12右部の軸受溝32に挿嵌することにより、各支持フレーム10、12に連結される。同様に、コーナ支持フレーム15は、そのディスプレイパネル支持部34をディスプレイパネル4の左上隅部に当接させた状態で、その両端面に形成されたピン部材15Aをそれぞれ支持フレーム11上部の軸受溝32及び支持フレーム12左部の軸受溝32に挿嵌することにより、各支持フレーム11、12に連結される。
【0017】
ここに、コーナ支持フレーム14は、一方のピン部材14Aを支持フレーム10上部の軸受溝32に挿嵌し、他方のピン部材14Aを支持フレーム12右部の軸受溝32に挿嵌することにより各支持フレーム10、12と連結され、また、コーナ支持フレーム15は、一方のピン部材15Aを支持フレーム11上部の軸受溝32に挿嵌し、他方のピン部材15Aを支持フレーム12左部の軸受溝32に挿嵌することにより各支持フレーム11、12と連結されるので、ネジ等の締結部材を必要とすることなく固定することができる。
【0018】
ディスプレイパネル4の交換等を行う場合には、前記した取り付け構造から明らかなように、先ず、支持フレーム12の固定ネジを本体扉3から外すとともに、支持フレーム12の両端部における軸受溝32から各コーナ支持フレーム14、15のピン部材14A、15Aを外した後、支持フレーム12を本体扉3から取り外す。次に、各コーナ支持フレーム14、15のピン部材14A、15Aを支持フレーム10、11の軸受溝32から外す。そして、ディスプレイパネル4を各支持フレーム10、11のディスプレイ支持部34に沿って上方へ引き上げれば、ディスプレイパネル4を取り外すことができる。この後、新たなディスプレイパネル4を前記した手順と同様の手順で本体扉3の前面に支持させれば、ディスプレイパネル4を交換することができる。
このとき、支持フレーム12を本体扉3に固定するについて、固定ネジを使用することなく、ドライバ等を使用することなくネジ締結及びリリースが可能な蝶ネジを使用すれば、ディスプレイパネル4の交換をより容易に行うことができる。
【0019】
次に、注出口開閉扉6の取り付け構造について説明する。尚、右側の注出口開閉扉6と左側の注出口開閉扉6は、共に同一の取り付け支持構造を有しているので、ここでは右側の注出口開閉扉6の取り付け支持構造を例にとって説明することとし、左側の注出口開閉扉6の取り付け支持構造の説明については省略する。
【0020】
図6において、右側の注出口開閉扉6では、扉フレーム13Bのネジ板差し込み溝31にネジ板19を差し込むとともに、ネジ板19に形成された各ネジ孔19A、注出口開閉扉6の右端部に形成された各ネジ孔22A、押え板21の各ネジ孔21Aを相互に合致させた状態で、固定ネジ20が注出口開閉扉6の背面から締結されている。これにより、扉フレーム13Bは、注出口開閉扉6に固定される。
また、左側の注出口開閉扉6においても、前記の場合と同様にして、扉フレーム13Aが注出口開閉扉6に固定されている。ここでは、その説明を省略する。
尚、各注出口開閉扉6は、上下を逆にすることにより共通であり、左右いずれにおいても使用することができる。
【0021】
続いて、各注出口開閉扉6を回動可能に支持する支持構造について説明する。先ず、右側の開閉扉6において、扉フレーム13B上部の軸受溝32と支持フレーム10下部の軸受溝32との間には、軸ピン23が介挿されている。かかる軸ピン23の上部23Aは、支持フレーム10の軸受溝32に挿嵌されており、また、軸ピン23の下部23Bは扉フレーム13の軸受溝32に挿嵌されている。これにより、右側の注出口開閉扉6の上部は、軸ピン23が支持フレーム10、扉フレーム13の各軸受溝32に挿嵌されることに基づき、回動可能に支持される。
【0022】
このとき、軸ピン23の上部23Aの軸径は、前記したように支持フレーム10にて垂下部10Lと弾性壁10Kとで囲まれる領域で構成される軸受溝32のサイズ(寸法)よりも若干大きく形成されている。また、軸ピン23の下部23Bの軸径は、上部23Aの軸径よりも小さく形成されている。
これにより、後述するように、扉フレーム13の軸受溝32と軸ピン23の下部23Bとを離間させて注出口開閉扉6を取り外した際においても、軸ピン23は支持フレーム10側に残存することとなる。従って、軸ピン23が支持フレーム10から抜け落ちてしまうことを確実に防止することができる。
【0023】
また、図7に示すように、ステージ8の内部に設けられた支持板25には、上方へ向かって突出した支持ピン37を備えた支持部材26が固定されており、支持ピン37は、ステージ8の上板8Aに形成された挿通孔24を介して上板8Aよりも上方へ突出されている。このように突出された支持ピン37は、右側の注出口開閉扉6における扉フレーム13の軸受溝32に挿嵌される。
かかる構成に基づき、右側の注出口開閉扉6の下部は、支持ピン37が扉フレーム13の軸受溝32に挿嵌されることより、回動可能に支持される。
【0024】
ここで、注出口開閉扉6の下側を支持する支持部材26について図8に基づいて説明する。図8は支持部材26の全体構成を示す斜視図である。
図8において、支持部材26は、基本的に、断面視で「コ」字状に形成された枠板36及び枠板36の内側に固着されたピン部材35から構成されている。枠板36には、2つの長孔39、39が形成されており、また、ピン部材35は、枠板36の内側に固着される基部35A、基部35Aよりも小径に形成された中間部35B、及び、中間部35Bよりも小径に形成された支持ピン37から構成されている。中間部35Bの軸径と支持ピン37の軸径との差に基づき、中間部35Bと支持ピン37との境界には受座面38が形成される。
【0025】
前記のように構成された支持部材26は、図6及び図7に示すように、本体扉3の裏面側でステージ8内部の支持板25に対して、枠板36の各長孔39を介してネジ25Aを締結することにより取り付けられる。
ここで、支持部材26は本体扉3裏側でステージ8内部の支持板25に取り付けられ、支持部材26は外側から見えなくなることから、装置全体の見栄えがよくなる。
【0026】
そして、枠板36に形成された長孔39が支持部材26を固定するネジ穴として使用されることで、ネジ25Aを完全に締結したときには支持部材26が支持板25に完全に固定され、ネジ25Aを少し緩めたときは支持部材26の位置を長孔39の長さの範囲内で一定幅上下に動かすことができる。すなわち、支持部材26の位置を上下させることによりステージ8の上板8Aの挿通孔24を通して突出される支持ピン37の突出量を増減することができる。
具体的には、支持部材26を最も上側に移動させてネジ25Aを長孔39に締結した場合には、ピン部材35の支持ピン37及び受座面38が挿通孔24からステージ8の上板8Aよりも上方へ突出される。この状態において支持ピン37は、注出口開閉扉6の扉フレーム13下部に軸受溝32に挿嵌されており、また、受座面38は扉フレーム13の下端を支持している。これにより右側の注出口開閉扉6の下部は支持ピン37及び受座面38を介して回動可能に支持される。
【0027】
また、支持部材26を最も下側に移動させてネジ25Aを長孔39に締結した場合には、ピン部材35の支持ピン37及び受座面38が挿通孔24からステージ8の上板8Aよりも下方へ移動されて上板8Aからは突出しなくなる。これにより、支持ピン37及び受座面38は、注出口開閉扉6の扉フレーム13の軸受溝32から外れることとなる。
【0028】
従って、注出口開閉扉6が回動可能に支持されている状態から注出口開閉扉6を取り外す際には、支持部材26を最も下側に移動させれば、注出口本体扉6を容易に本体扉3から取り外すことができる。このとき、前記したように、注出口開閉扉6の上部を軸支する軸ピン23の上部23Aの軸径は、支持フレーム10における軸受溝32のサイズ(寸法)よりも若干大きく形成されており、また、軸ピン23の下部23Bの軸径は、上部23Aの軸径よりも小さく形成されているので、軸ピン23は支持フレーム10側に残存して支持フレーム10から抜け落ちてしまうことはない。
また、注出口開閉扉6を取り付ける際には、注出口開閉扉6における扉フレーム13の軸受溝32に軸ピン23の下部23Bを挿嵌した状態で、支持部材26を最も上側に移動させれば、支持部材26の支持ピン37を扉フレーム13の軸受溝32に挿嵌し、且つ、扉フレーム13の下端を受座面38に支持させることができる。これにより、注出口開閉扉6を本体扉3に容易に取り付けることができる。
【0029】
また、前記したように、受座面38に扉フレーム13の下端部が当接され、注出口開閉扉6を受け支える役目をすることで、飲料がこぼれた際に飲料がステージ8内に案内されるようにステージ8の上板8Aが傾斜されている場合においても、ステージ8の上板8Aから挿通孔24を通して突出する受座面38は常に水平に保たれることとなる。よって、ステージ8が傾斜する構造を有している場合でも、注出口開閉扉6は受座面38によって水平に支えられた状態で扉の取り付けが可能となる。
【0030】
以上にて説明したとおり本実施例に係る電解水ディスペンサ1では、扉本体3に固定された支持フレーム10、11下部の軸受溝32に軸ピン23の上部23Aを挿嵌し、且つ、各注出口開閉扉6に固定された扉フレーム13A、13B上部の軸受溝32に軸ピン23の下部23Bを挿嵌して各注出口開閉扉6の上側を回動可能に支持したので、極めて簡単な構成により、飲料注出口5に対する各注出口開閉扉6の取り付け及び取り外しを容易に行うことが可能であり、もって製造コストの低減を図ることができる。
また、各支持フレーム10、11、12及び各扉フレーム13A、13Bは、同一の断面構造に形成したので、1種類のフレーム成形金型で全てのフレームを形成することができ、これより金型費を抑制して製造コストを低減することができる。
また、コーナ支持フレーム14及び15は、両端にピン形状の凸部14A及び15Aを設けてフレームの軸受溝32に差し込んで固定されるので、コーナ支持フレーム単体のネジ固定は不要となる。
更に、ネジ板16等を支持フレーム10等のネジ板差し込み溝31に差し込んだ際に、ネジ板16等のネジ孔16A等の周辺に形成した打ち出し部16B等をネジ逃がし穴33に嵌合させるようにしたので、ネジ板16等が支持フレーム10等のネジ板差し込み溝31内で位置決め固定され、これよりディスプレイパネル4の交換時や各注出口開閉扉6の取り付け及び取り外し時にネジ板16等が支持フレーム10等から抜け落ちてしまうことを確実に防止することができる。これにより、各支持フレーム10、11、12の本体扉3への取り付け、及び、扉フレーム13A、13Bの各注出口開閉扉6への取り付けをネジ板16等に注意を払うことなく容易に行うことができる。
【0031】
【発明の効果】
以上説明した通り、請求項1に記載の発明によれば、本体扉に設けられた飲料注出口を開閉する注出口開閉扉の上側を回動可能に支持するについて、注出口開閉扉に配設された扉フレーム部材上部における第1係合部とパネル部材を支持するパネル支持部材に含まれる支持フレーム部材下部における第2係合部とを、それぞれ係合することで注出口開閉扉を回動可能に構成したので、極めて簡単な構成により注出口開閉扉を回動可能に支持することができるとともに、注出口開閉扉の支持において他の取り付け部材を必要とせず、これより製造コストの低減を図ることができ、また、装置の見栄えもよくなる。
【0032】
また、請求項2に記載の発明によれば、本体扉に設けられた飲料注出口を開閉する注出口開閉扉の上側を回動可能に支持するについて、注出口開閉扉に配設された扉フレーム部材における軸受溝の上部とパネル部材を支持するパネル支持部材に含まれる支持フレーム部材における軸受溝の下部とに、それぞれピン部材の下側部分及び上側部分を挿嵌するように構成したので、極めて簡単な構成により注出口開閉扉を回動可能に支持することができるとともに、飲料注出口に対する注出口開閉扉の取り付け及び取り外しを容易に行うことができ、これより製造コストの低減を図ることができる。
【0033】
また、請求項3に記載の発明によれば、扉フレーム部材の挿通溝に挿通されるネジ板に形成された複数個のネジ孔の内少なくとも1つのネジ孔の周囲に膨出部を形成するとともに、扉フレーム部材の弾性片に膨出部を位置決めし且つネジ孔に螺着される固定ネジの先端を逃がす位置決め逃がし孔を形成したので、扉フレーム部材の挿通溝に挿通されたネジ板が扉フレーム部材から抜け落ちてしまうことを確実に防止することができる。従って、扉フレーム部材を注出口開閉扉に配設するに際して、ネジ板に注意を払うことなく扉フレーム部材を注出口開閉扉に配設することができる。
【0034】
また、請求項4に記載の発明によれば、支持フレーム部材の挿通溝に挿通されるネジ板に形成された複数個のネジ孔の内少なくとも1つのネジ孔の周囲に膨出部を形成するとともに、支持フレーム部材の弾性片に膨出部を位置決めし且つネジ孔に螺着される固定ネジの先端を逃がす位置決め逃がし孔を形成したので、支持フレーム部材の挿通溝に挿通されたネジ板が支持フレーム部材から抜け落ちてしまうことを確実に防止することができる。従って、支持フレーム部材を本体扉に配設するに際して、ネジ板に注意を払うことなく支持フレーム部材を本体扉に配設することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態に係る電解水ディスペンサの全体構造を表わした斜視図である。
【図2】実施形態に係る電解水ディスペンサのフレーム部材及びネジ板の全体構成を示す斜視図である。
【図3】実施形態に係る電解水ディスペンサのフレーム部材の断面図である。
【図4】実施形態に係る電解水ディスペンサのネジ板の側面図である。
【図5】実施形態に係る電解水ディスペンサのフレーム部材の取り付け時の断面図である。
【図6】本体扉に対するディスプレイパネル及び注出口開閉扉の取り付け構造を模式的に分解して示す説明図である。
【図7】実施形態に係る電解水ディスペンサの本体扉の全体構成を表わす背面図である。
【図8】実施形態に係る電解水ディスペンサの支持部材の全体構成を示す斜視図である。
【図9】従来の飲料ディスペンサにおける注出口扉構造を模式的に示す説明図である。
【符号の説明】
1………電解水ディスペンサ 2………本体 3………本体扉
4………ディスプレイパネル 5………注出口 6………注出口開閉扉
7………ハンドル 8………ステージ 9………スイッチパネル
10,11,12………支持フレーム 13A,13B………扉フレーム
14,15………コーナ支持フレーム
16,17,18,19………ネジ板 16A………ネジ孔
16B………打ち出し部 20………固定ネジ 21………押え板
23………軸ピン 24………挿通孔 25………支持板
26………支持部材 31………ネジ板差し込み溝 32………軸受溝
33………ネジ逃がし穴 34………ディスプレイ取り付け部
35………ピン部材 36………枠板 37………支持ピン
38………受座面 39………長孔

Claims (4)

  1. ディスペンサ本体の前面にて開閉可能に支持された本体扉と、
    前記本体扉に形成された飲料注出口と、
    前記飲料注出口の側部にて回動可能に支持された注出口開閉扉とを備えた飲料ディスペンサにおいて、
    前記注出口開閉扉の側部に配設されるとともに、端部に回動軸としての第1係合部が形成された扉フレーム部材と、
    前記飲料注出口の上側で前記本体扉に配設され、前記扉フレーム部材の上下方向に対応して配置されるとともに端部に前記第1係合部と対応する第2係合部が形成された支持フレーム部材を含み、本体扉の前面でパネル部材を支持するパネル支持部材とを備え、
    前記注出口開閉扉は、前記扉フレーム部材における第1係合部と前記支持フレーム部材における第2係合部とが係合することにより、回動可能に支持されることを特徴とする飲料ディスペンサ。
  2. 前記扉フレーム部材は第1係合部としての軸受溝を、前記支持フレーム部材は第2係合部としての軸受溝をそれぞれ備え、
    前記注出口開閉扉は、前記扉フレーム部材における軸受溝の上部と前記支持フレーム部材における軸受溝の下部とのそれぞれにピン部材の下側部分及び上側部分を挿嵌することにより、回動可能に支持されることを特徴とする請求項1に記載の飲料ディスペンサ。
  3. 前記扉フレーム部材に形成された挿通溝と、
    前記挿通溝に挿通されるとともに複数個のネジ孔が形成され、少なくとも1つのネジ孔の周囲に膨出部が形成されたネジ板と、
    前記扉フレーム部材に形成され、前記膨出部を位置決めするとともに前記注出口開閉扉の裏面側より前記ネジ孔に螺着される固定ネジの先端を逃がす位置決め逃がし孔が形成された弾性片とを備えたことを特徴とする請求項1に記載の飲料ディスペンサ。
  4. 前記支持フレーム部材に形成された挿通溝と、
    前記挿通溝に挿通されるとともに複数個のネジ孔が形成され、少なくとも1つのネジ孔の周囲に膨出部が形成されたネジ板と、
    前記支持フレーム部材に形成され、前記膨出部を位置決めするとともに前記本体扉の裏面側より前記ネジ孔に螺着される固定ネジの先端を逃がす位置決め逃がし孔が形成された弾性片とを備えたことを特徴とする請求項1に記載の飲料ディスペンサ。
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