JP3099822B2 - パチンコ機 - Google Patents
パチンコ機Info
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- JP3099822B2 JP3099822B2 JP11131923A JP13192399A JP3099822B2 JP 3099822 B2 JP3099822 B2 JP 3099822B2 JP 11131923 A JP11131923 A JP 11131923A JP 13192399 A JP13192399 A JP 13192399A JP 3099822 B2 JP3099822 B2 JP 3099822B2
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- Japan
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- frame
- spacer
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Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パチンコ機に関
し、さらに詳しくは、機台前面に設けられる遊技領域を
覆う前枠に関する。
し、さらに詳しくは、機台前面に設けられる遊技領域を
覆う前枠に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、パチンコ機には、機枠が周設され
ており、機枠の前面には、前面枠が、片開き自在に設け
られている。さらに、前面枠には、ガラス枠が、片開き
自在に設けられている。ガラス枠は、従来、複数の蝶番
によって連結されている。各蝶番は、数個のネジによっ
て、双方へ螺着されている。
ており、機枠の前面には、前面枠が、片開き自在に設け
られている。さらに、前面枠には、ガラス枠が、片開き
自在に設けられている。ガラス枠は、従来、複数の蝶番
によって連結されている。各蝶番は、数個のネジによっ
て、双方へ螺着されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のパチンコ機
は、ガラス枠が、多数のネジで螺着される蝶番によって
連結されているため、ガラス枠の取り付け作業に手間が
かかる。また、ガラス枠を一旦取り付けると、取り外す
のが難しく、メンテナンスをする際などにおいて取り外
す必要のある場合に煩わしい。さらに、従来のパチンコ
機は、ガラス枠について、蝶番と、前面枠前面とのデザ
インの調和を図るのに苦労するし、露出しているためデ
ザイン的に限界がある。
は、ガラス枠が、多数のネジで螺着される蝶番によって
連結されているため、ガラス枠の取り付け作業に手間が
かかる。また、ガラス枠を一旦取り付けると、取り外す
のが難しく、メンテナンスをする際などにおいて取り外
す必要のある場合に煩わしい。さらに、従来のパチンコ
機は、ガラス枠について、蝶番と、前面枠前面とのデザ
インの調和を図るのに苦労するし、露出しているためデ
ザイン的に限界がある。
【0004】よって、本発明のうち、請求項1に記載の
発明の課題は、ガラス枠を着脱容易にするとともに、美
観に優れ、これまでにないデザインを採用可能なパチン
コ機を提供することにある。
発明の課題は、ガラス枠を着脱容易にするとともに、美
観に優れ、これまでにないデザインを採用可能なパチン
コ機を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明のうち、請求項1
に記載の発明は、前枠が、片辺縁の上下を、機台の前面
の片辺縁の上下に係合させた状態で、片開き自在に取り
付けられたパチンコ機であって、前枠の片辺縁の下側部
分と機台前面の片辺縁の下側部分とが、第1軸孔に第1
突出軸を完全に挿入させた状態で、互いに回動可能に係
合しているとともに、前枠の片辺縁の上側部分と機台前
面の片辺縁の上側部分とが、第2軸孔に第2突出軸の先
端の一部を挿入させた状態で、互いに回動可能に係合し
ており、かつ、前枠の片辺縁の上側部分と機台前面の片
辺縁の上側部分との間に、第2突出軸の基端の非挿入部
分を覆うスペーサが設けられていることを特徴とする。
に記載の発明は、前枠が、片辺縁の上下を、機台の前面
の片辺縁の上下に係合させた状態で、片開き自在に取り
付けられたパチンコ機であって、前枠の片辺縁の下側部
分と機台前面の片辺縁の下側部分とが、第1軸孔に第1
突出軸を完全に挿入させた状態で、互いに回動可能に係
合しているとともに、前枠の片辺縁の上側部分と機台前
面の片辺縁の上側部分とが、第2軸孔に第2突出軸の先
端の一部を挿入させた状態で、互いに回動可能に係合し
ており、かつ、前枠の片辺縁の上側部分と機台前面の片
辺縁の上側部分との間に、第2突出軸の基端の非挿入部
分を覆うスペーサが設けられていることを特徴とする。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態につき、
図面に基づいて説明する。なお、特に断らない場合は、
前枠を閉じた状態において説明する。図1は本発明に係
るパチンコ機の前部の斜視説明図、図2は図1の一部分
解説明図である。パチンコ機には、外枠1が周設されて
おり、外枠1の左側縁の上側前面には、連結部6が突設
されている。連結部6は、前部を半円状に形成された板
状の突起であって、前部下面には、第2突出軸としての
上突出軸10が突設されている。さらに、外枠1左側縁
最下部付近には、本体枠連結金具9が突設されている。
そして、外枠1の左側縁には、連結部6後部および本体
枠連結金具9を介して、内部機構(図示せず)を支持し
たミドル枠5が、片開き自在に設けられている。また、
ミドル枠5前側には、外枠1とほぼ同寸である、機台と
しての薄板19が一体的に設置されている。なお、ミド
ル枠5の後側には、機構板(図示せず)が、一体的に設
置されている。
図面に基づいて説明する。なお、特に断らない場合は、
前枠を閉じた状態において説明する。図1は本発明に係
るパチンコ機の前部の斜視説明図、図2は図1の一部分
解説明図である。パチンコ機には、外枠1が周設されて
おり、外枠1の左側縁の上側前面には、連結部6が突設
されている。連結部6は、前部を半円状に形成された板
状の突起であって、前部下面には、第2突出軸としての
上突出軸10が突設されている。さらに、外枠1左側縁
最下部付近には、本体枠連結金具9が突設されている。
そして、外枠1の左側縁には、連結部6後部および本体
枠連結金具9を介して、内部機構(図示せず)を支持し
たミドル枠5が、片開き自在に設けられている。また、
ミドル枠5前側には、外枠1とほぼ同寸である、機台と
しての薄板19が一体的に設置されている。なお、ミド
ル枠5の後側には、機構板(図示せず)が、一体的に設
置されている。
【0007】くわえて、薄板19左側縁の前面ほぼ中央
には、第1軸孔としての連結軸孔20と、中扉連結軸孔
30とを備えた連結金具7が固定されている。また、薄
板19上であって、連結金具7の下方には、中扉連結軸
孔31を備えた中扉連結金具8が固定されている。そし
て、薄板19左側縁上半部には、前枠2が片開き自在に
設けられている。さらに、薄板19左側縁下部には、中
扉3が、連結金具7の中扉連結軸孔30と、中扉連結金
具8の中扉連結軸孔31とを介して、片開き自在に係合
されている。また、前枠2とほぼ同幅の下側機能部4
が、中扉3の下辺および側部を囲った状態で、薄板19
へ取り付けられている。なお、薄板19と前枠2と中扉
3と下側機能部4(表枠)および、ミドル枠5と機構板
は、外枠1に対して、一体的に片開き可能である。
には、第1軸孔としての連結軸孔20と、中扉連結軸孔
30とを備えた連結金具7が固定されている。また、薄
板19上であって、連結金具7の下方には、中扉連結軸
孔31を備えた中扉連結金具8が固定されている。そし
て、薄板19左側縁上半部には、前枠2が片開き自在に
設けられている。さらに、薄板19左側縁下部には、中
扉3が、連結金具7の中扉連結軸孔30と、中扉連結金
具8の中扉連結軸孔31とを介して、片開き自在に係合
されている。また、前枠2とほぼ同幅の下側機能部4
が、中扉3の下辺および側部を囲った状態で、薄板19
へ取り付けられている。なお、薄板19と前枠2と中扉
3と下側機能部4(表枠)および、ミドル枠5と機構板
は、外枠1に対して、一体的に片開き可能である。
【0008】前枠2は、図3および図4に示すように、
ほぼ円形の開口部を有する、外形がほぼ正方形状の合成
樹脂製の枠であり、薄板19とほぼ同幅に形成されてい
る。また、前枠2の左側縁上側には、切除部13が形成
されている。切除部13下方の前枠2前面は、逆半円錐
状の上膨出部15とされている。さらに、上膨出部15
の最上部は、ほぼ連結部6の半円部と同寸とされてい
る。またさらに、切除部13上面の膨出部分には、第2
軸孔としての上軸孔14が形成されている。くわえて、
切除部13上面の右後部には、開口部を長方形状とした
串刺し孔18が設けられている。一方、前枠2の左側縁
下側に、半円錐状の下膨出部16が形成されており、下
膨出部16下面には、第1突出軸としての、円柱形の下
突出軸17が、僅かに突出した状態で設けられている。
なお、前枠2は、後側に、2枚のガラス板11,11を
支持したガラス枠12を備えている。
ほぼ円形の開口部を有する、外形がほぼ正方形状の合成
樹脂製の枠であり、薄板19とほぼ同幅に形成されてい
る。また、前枠2の左側縁上側には、切除部13が形成
されている。切除部13下方の前枠2前面は、逆半円錐
状の上膨出部15とされている。さらに、上膨出部15
の最上部は、ほぼ連結部6の半円部と同寸とされてい
る。またさらに、切除部13上面の膨出部分には、第2
軸孔としての上軸孔14が形成されている。くわえて、
切除部13上面の右後部には、開口部を長方形状とした
串刺し孔18が設けられている。一方、前枠2の左側縁
下側に、半円錐状の下膨出部16が形成されており、下
膨出部16下面には、第1突出軸としての、円柱形の下
突出軸17が、僅かに突出した状態で設けられている。
なお、前枠2は、後側に、2枚のガラス板11,11を
支持したガラス枠12を備えている。
【0009】そして、前枠2の下突出軸17全体が、連
結金具7に設けられた連結軸孔20に、互いに回動可能
に係合するように、上方から挿入されている。一方、前
枠2の切除部13上面が、薄板19の連結部6下面と若
干離れて対向しており、連結部6の上突出軸10先端の
一部が、切除部13の上軸孔14に、互いに回動可能に
係合するように挿入されている。さらに、切除部13上
面と連結部6下面との間には、スペーサ21が設けられ
ている。
結金具7に設けられた連結軸孔20に、互いに回動可能
に係合するように、上方から挿入されている。一方、前
枠2の切除部13上面が、薄板19の連結部6下面と若
干離れて対向しており、連結部6の上突出軸10先端の
一部が、切除部13の上軸孔14に、互いに回動可能に
係合するように挿入されている。さらに、切除部13上
面と連結部6下面との間には、スペーサ21が設けられ
ている。
【0010】スペーサ21は、図5に示すように、辺縁
を起立した、前枠2と同じ材質の合成樹脂製部材であっ
て、前部には、連結部6とほぼ同寸の半円部を備えてい
る。また、スペーサ21は、ほぼ中央に、後部から前方
へ切り込まれた切り込み22を有しており、右側には、
前枠2の切除部13の串刺し孔18と同寸の串刺し孔2
3が形成されている。さらに、両串刺し孔18,23の
内部に共通して、串刺し部材24が挿通されている。串
刺し部材24は、合成樹脂製のピン状部材であり、胴部
26周りを、両串刺し孔18,23の開口部より若干小
さく形成され、頭部を、両串刺し孔18,23の開口部
より大きく形成されている。また、胴部26のほぼ中央
には、爪27が、頭部26下面との距離を、切除部13
における前枠2の肉厚とスペーサ21の肉厚とを加えた
距離と同等として突設されている。
を起立した、前枠2と同じ材質の合成樹脂製部材であっ
て、前部には、連結部6とほぼ同寸の半円部を備えてい
る。また、スペーサ21は、ほぼ中央に、後部から前方
へ切り込まれた切り込み22を有しており、右側には、
前枠2の切除部13の串刺し孔18と同寸の串刺し孔2
3が形成されている。さらに、両串刺し孔18,23の
内部に共通して、串刺し部材24が挿通されている。串
刺し部材24は、合成樹脂製のピン状部材であり、胴部
26周りを、両串刺し孔18,23の開口部より若干小
さく形成され、頭部を、両串刺し孔18,23の開口部
より大きく形成されている。また、胴部26のほぼ中央
には、爪27が、頭部26下面との距離を、切除部13
における前枠2の肉厚とスペーサ21の肉厚とを加えた
距離と同等として突設されている。
【0011】スペーサ21は、両串刺し孔18,23へ
串刺し部材24が挿入されることによって、切除部13
へ取り付けられている。このとき、頭部25が、スペー
サ21の起立部間に収まった状態で、串刺し孔23上面
を押さえており、胴部23の爪27が、前枠2内部で係
止状態となっている。また、スペーサ21の切り込み2
2前端に、上突出軸10の基端側の、上軸孔14に挿入
されていない部分が位置しており、スペーサ21がその
非挿入部分の周囲を覆った状態となっている。さらに、
スペーサ21上面と、連結部6下面とは、摺動可能とさ
れている。なお、切除部13の深さは、スペーサ21の
厚みと連結部6の厚みとを加えた寸法にほぼ等しい。ま
た、連結部6の半円部以外の部分は、ほぼ前枠2の厚み
大とされている。
串刺し部材24が挿入されることによって、切除部13
へ取り付けられている。このとき、頭部25が、スペー
サ21の起立部間に収まった状態で、串刺し孔23上面
を押さえており、胴部23の爪27が、前枠2内部で係
止状態となっている。また、スペーサ21の切り込み2
2前端に、上突出軸10の基端側の、上軸孔14に挿入
されていない部分が位置しており、スペーサ21がその
非挿入部分の周囲を覆った状態となっている。さらに、
スペーサ21上面と、連結部6下面とは、摺動可能とさ
れている。なお、切除部13の深さは、スペーサ21の
厚みと連結部6の厚みとを加えた寸法にほぼ等しい。ま
た、連結部6の半円部以外の部分は、ほぼ前枠2の厚み
大とされている。
【0012】このようなパチンコ機では、前枠2は、左
側縁の下側部分に突設された下突出軸17全体が、機台
としての薄板19に取り付けられた連結金具7の連結軸
孔20に、互いに回動可能に挿入され、かつ、左側縁の
上側部分に形成された切除部13上面の上軸孔14が、
薄板19の連結部6下面に突設された上突出軸10を、
先端の一部のみ、互いに回動可能に受け入れ、さらに、
上突出軸10の非挿入部分を覆うように、切除部13上
面に、連結部6下面に摺動可能に接するスペーサ21を
取り付けた状態で、薄板19左側縁へ係合されている。
したがって、前枠2は、スペーサ21により、両突出軸
10,17の突出方向である上下方向にずれを生ずるこ
となく、スムーズに、薄板2左側縁を軸とした開閉動作
をすることができる。しかも、スペーサ21は、右側縁
の串刺し孔23へ、爪27により切除部13に係止する
串刺し部材24を挿通されることによって取り付けられ
ているので、開閉動作時もしくは衝撃を受けた際であっ
ても、スペーサ21が非常に外れにくく、したがって安
定した開閉動作とすることができる。
側縁の下側部分に突設された下突出軸17全体が、機台
としての薄板19に取り付けられた連結金具7の連結軸
孔20に、互いに回動可能に挿入され、かつ、左側縁の
上側部分に形成された切除部13上面の上軸孔14が、
薄板19の連結部6下面に突設された上突出軸10を、
先端の一部のみ、互いに回動可能に受け入れ、さらに、
上突出軸10の非挿入部分を覆うように、切除部13上
面に、連結部6下面に摺動可能に接するスペーサ21を
取り付けた状態で、薄板19左側縁へ係合されている。
したがって、前枠2は、スペーサ21により、両突出軸
10,17の突出方向である上下方向にずれを生ずるこ
となく、スムーズに、薄板2左側縁を軸とした開閉動作
をすることができる。しかも、スペーサ21は、右側縁
の串刺し孔23へ、爪27により切除部13に係止する
串刺し部材24を挿通されることによって取り付けられ
ているので、開閉動作時もしくは衝撃を受けた際であっ
ても、スペーサ21が非常に外れにくく、したがって安
定した開閉動作とすることができる。
【0013】また、スペーサ21は、前枠2に対し取り
付けられているので、前枠2を開いた場合、前枠2とと
もに回転する。この回転により、串刺し孔23が連結部
6の前方へ移動する(図7)。したがって、前枠2開放
時においてのみ、串刺し孔18,23から串刺し部材2
4を引き抜くことができ、前枠2にロック機構を設けれ
ば、故意に前枠2を外される事態を防止できる。そし
て、串刺し部材24を引き抜くと、スペーサ21は、前
枠2から分離するので、切り込み22を上突出軸10が
伝うようにして、容易に引き出すことができる。このよ
うにスペーサ21を外すと、まず、前枠2を、上軸孔1
4開口部が上突出軸10基端へ近づくようにして、上方
へスライドさせ、そのスライドにより下突出軸17を連
結軸孔20から脱出させ、続いて、前枠2下部を僅かに
前側に引き出すとともに、前枠2を下方へ移動させて、
上軸孔14から上突出軸10を抜き出すことにより、前
枠2を容易に取り外すことができる。
付けられているので、前枠2を開いた場合、前枠2とと
もに回転する。この回転により、串刺し孔23が連結部
6の前方へ移動する(図7)。したがって、前枠2開放
時においてのみ、串刺し孔18,23から串刺し部材2
4を引き抜くことができ、前枠2にロック機構を設けれ
ば、故意に前枠2を外される事態を防止できる。そし
て、串刺し部材24を引き抜くと、スペーサ21は、前
枠2から分離するので、切り込み22を上突出軸10が
伝うようにして、容易に引き出すことができる。このよ
うにスペーサ21を外すと、まず、前枠2を、上軸孔1
4開口部が上突出軸10基端へ近づくようにして、上方
へスライドさせ、そのスライドにより下突出軸17を連
結軸孔20から脱出させ、続いて、前枠2下部を僅かに
前側に引き出すとともに、前枠2を下方へ移動させて、
上軸孔14から上突出軸10を抜き出すことにより、前
枠2を容易に取り外すことができる。
【0014】一方、前枠2は、上記取り外し手順と全く
逆の手順で、上下にずれることなく安定性を備えて取り
付けることができる。なお、前枠2の切除部13上面に
上軸孔14が設けられているので、上突出軸10を内包
するスペースを確保しやすいし、前枠2を取り外した際
に、誤って上突出軸10を折損する可能性を低くでき、
破損する事態の発生を防止できる。
逆の手順で、上下にずれることなく安定性を備えて取り
付けることができる。なお、前枠2の切除部13上面に
上軸孔14が設けられているので、上突出軸10を内包
するスペースを確保しやすいし、前枠2を取り外した際
に、誤って上突出軸10を折損する可能性を低くでき、
破損する事態の発生を防止できる。
【0015】くわえて、上膨出部15最上部と、スペー
サ21前部と、連結部6前部とは、互いに寸法を揃えた
半円部として形成されているため、連続的な膨出形状と
することができる。さらに、前枠2の左側縁上側に、ス
ペーサ21と連結部6とを合わせた寸法と同等の深さを
有する切除部13が設けられているので、前枠2の切除
部13以外の上面と、連結部6上面とが揃い、材質が統
一されていることと相まって、前枠2全体との統一感を
生じさせることができる。よって、前枠2は、開閉およ
び脱着機能を有しながら、優れたデザインを具備するこ
ととなる。
サ21前部と、連結部6前部とは、互いに寸法を揃えた
半円部として形成されているため、連続的な膨出形状と
することができる。さらに、前枠2の左側縁上側に、ス
ペーサ21と連結部6とを合わせた寸法と同等の深さを
有する切除部13が設けられているので、前枠2の切除
部13以外の上面と、連結部6上面とが揃い、材質が統
一されていることと相まって、前枠2全体との統一感を
生じさせることができる。よって、前枠2は、開閉およ
び脱着機能を有しながら、優れたデザインを具備するこ
ととなる。
【0016】なお、本発明は、上記実施形態に限定され
るものではなく、次に一部示すように様々に変更可能で
ある。前枠は、切除部を備える必要はなく、全体を長方
形状とすることができる。前枠上側に上軸孔を形成し、
薄板上側に上突出軸を設ける必要はなく、逆であっても
良い。連結軸孔および下突出軸についても、設置位置を
互いに入れ替えることができる。各突出軸と各軸孔と
は、左側縁ではなく、右側縁に設けられても良い。ま
た、スペーサは、串刺し部材によって取り付けられる必
要はなく、螺着されても良い。スペーサは、前枠側に設
けられるだけでなく、薄板の連結部に対して一体的に取
り付けることもできる。さらに、スペーサや前枠連結部
の前部の形状は、半円状に限定されず、前枠前面と面一
としたり、前枠前面の半円錐状膨出部以外の突出部のい
ずれかと連結した形状としても良い。またさらに、各部
材の材質は、合成樹脂などに限られない。くわえて、上
記スペーサを用いた取り付けは、前枠を薄板に片開き自
在に係合する場合だけでなく、ミドル枠を外枠に係合す
る場合や、前枠と中扉とが一体的に形成されているパチ
ンコ機の係合部など、他の機台における回動可能な係合
部分に適用できるし、パチンコ機以外の遊技機の回動可
能な係合部分にも適用できる。
るものではなく、次に一部示すように様々に変更可能で
ある。前枠は、切除部を備える必要はなく、全体を長方
形状とすることができる。前枠上側に上軸孔を形成し、
薄板上側に上突出軸を設ける必要はなく、逆であっても
良い。連結軸孔および下突出軸についても、設置位置を
互いに入れ替えることができる。各突出軸と各軸孔と
は、左側縁ではなく、右側縁に設けられても良い。ま
た、スペーサは、串刺し部材によって取り付けられる必
要はなく、螺着されても良い。スペーサは、前枠側に設
けられるだけでなく、薄板の連結部に対して一体的に取
り付けることもできる。さらに、スペーサや前枠連結部
の前部の形状は、半円状に限定されず、前枠前面と面一
としたり、前枠前面の半円錐状膨出部以外の突出部のい
ずれかと連結した形状としても良い。またさらに、各部
材の材質は、合成樹脂などに限られない。くわえて、上
記スペーサを用いた取り付けは、前枠を薄板に片開き自
在に係合する場合だけでなく、ミドル枠を外枠に係合す
る場合や、前枠と中扉とが一体的に形成されているパチ
ンコ機の係合部など、他の機台における回動可能な係合
部分に適用できるし、パチンコ機以外の遊技機の回動可
能な係合部分にも適用できる。
【0017】
【発明の効果】本発明のうち、請求項1に記載の発明
は、前枠の上側の係合部における突出軸の未挿入部分を
覆うようにスペーサを取り付けたので、スペーサを取り
外すだけで前枠を容易に脱着することができるし、スペ
ーサの形状などを周囲と合わせて、新規性や統一感を具
備する優れたデザインにて構成することができる。
は、前枠の上側の係合部における突出軸の未挿入部分を
覆うようにスペーサを取り付けたので、スペーサを取り
外すだけで前枠を容易に脱着することができるし、スペ
ーサの形状などを周囲と合わせて、新規性や統一感を具
備する優れたデザインにて構成することができる。
【図1】本発明に係るパチンコ機の、内部機構を省略し
た斜視を示す説明図である。
た斜視を示す説明図である。
【図2】図1の一部分解説明図である。
【図3】前枠の(a)平面、(b)左側面、(c)正面
を示す説明図である。
を示す説明図である。
【図4】前枠の(a)背面、(b)右側面、(c)底面
を示す説明図である。
を示す説明図である。
【図5】スペーサを示す説明図である。
【図6】串刺し部材を示す説明図である。
【図7】前枠を開いた状態を示す平面説明図である。
1・・外枠、2・・前枠、3・・中扉、4・・下側機能
部、5・・ミドル枠、6・・連結部、7・・連結金具、
8・・中扉連結金具、9・・本体枠連結金具、10・・
上突出軸、11・・ガラス板、12・・ガラス枠、13
・・切除部、14・・上軸孔、15・・上膨出部、16
・・下膨出部、17・・下突出軸、18,23・・串刺
し孔、19・・薄板、20・・連結軸孔、21・・スペ
ーサ、22・・切り込み、24・・串刺し部材、25・
・頭部、26・・胴部、27・・爪、30,31・・中
扉連結軸孔。
部、5・・ミドル枠、6・・連結部、7・・連結金具、
8・・中扉連結金具、9・・本体枠連結金具、10・・
上突出軸、11・・ガラス板、12・・ガラス枠、13
・・切除部、14・・上軸孔、15・・上膨出部、16
・・下膨出部、17・・下突出軸、18,23・・串刺
し孔、19・・薄板、20・・連結軸孔、21・・スペ
ーサ、22・・切り込み、24・・串刺し部材、25・
・頭部、26・・胴部、27・・爪、30,31・・中
扉連結軸孔。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A63F 7/02 E05D 1/00 - 13/00
Claims (1)
- 【請求項1】 前枠が、片辺縁の上下を、機台の前面の
片辺縁の上下に係合させた状態で、片開き自在に取り付
けられたパチンコ機であって、 前枠の片辺縁の下側部分と機台前面の片辺縁の下側部分
とが、第1軸孔に第1突出軸を完全に挿入させた状態
で、互いに回動可能に係合しているとともに、 前枠の片辺縁の上側部分と機台前面の片辺縁の上側部分
とが、第2軸孔に第2突出軸の先端の一部を挿入させた
状態で、互いに回動可能に係合しており、 かつ、前枠の片辺縁の上側部分と機台前面の片辺縁の上
側部分との間に、第2突出軸の基端の非挿入部分を覆う
スペーサが設けられていることを特徴とするパチンコ
機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11131923A JP3099822B2 (ja) | 1999-05-12 | 1999-05-12 | パチンコ機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11131923A JP3099822B2 (ja) | 1999-05-12 | 1999-05-12 | パチンコ機 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10215542A Division JP2000042219A (ja) | 1998-07-30 | 1998-07-30 | パチンコ機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000042223A JP2000042223A (ja) | 2000-02-15 |
JP3099822B2 true JP3099822B2 (ja) | 2000-10-16 |
Family
ID=15069370
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11131923A Expired - Fee Related JP3099822B2 (ja) | 1999-05-12 | 1999-05-12 | パチンコ機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3099822B2 (ja) |
-
1999
- 1999-05-12 JP JP11131923A patent/JP3099822B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2000042223A (ja) | 2000-02-15 |
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