JPH0972149A - 冷蔵庫 - Google Patents

冷蔵庫

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JPH0972149A
JPH0972149A JP22778495A JP22778495A JPH0972149A JP H0972149 A JPH0972149 A JP H0972149A JP 22778495 A JP22778495 A JP 22778495A JP 22778495 A JP22778495 A JP 22778495A JP H0972149 A JPH0972149 A JP H0972149A
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refrigerator
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泰治 大城
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俊一 山部
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 回転式の冷蔵室扉の取り外しの簡易化を図
る。 【解決手段】 冷蔵庫本体1に上ヒンジピン6bを有す
る上ヒンジ6を固定し、冷蔵室扉2の上端面に、上ヒン
ジピン6bを受け入れる上ヒンジピン受2aと、上ヒン
ジピン受2a部から扉側面22に向けて延設した溝10
とを設ける。上ヒンジピン6bが溝10内を扉側面22
の方向へ移動して外れないようにストッパー11を溝1
0に直交状に抜き差し可能に取り付ける。従って、スト
ッパー11を抜き出し、上ヒンジピン6bが溝10内を
扉側面22方向へ移動する方向に冷蔵室扉2を傾けて、
該冷蔵室扉2を上方へ移動させることにより冷蔵室扉2
を冷蔵庫本体1から取り外すことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は回転式の扉を着脱可
能に備えた冷蔵庫に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、食生活や食品の多様化、主婦の社
会進出などにより冷蔵庫は年々大型化される傾向にあ
る。それに伴い冷蔵庫の重量が増加し、外形寸法も大き
くなるため、その据え付け時や引っ越し時の搬入性や搬
出性の低下問題が生じてきた。また、使わなくなった冷
蔵庫の廃棄時や再資源化処理時などにおいて、扉を冷蔵
庫本体より分離することが多いが、現状のものでは扉を
外すのに多くの時間と手間がかかり、必ずしも容易に取
り外せる構造にはなっていない。以下、従来例を図24
乃至図26に基づき説明する。
【0003】図24は従来の冷蔵庫の側面図、図25は
その冷蔵庫の上ヒンジ部の平面図、図26は図25にお
けるX12−X12断面図を示す。1は冷蔵庫本体、2は回
転式の冷蔵室扉、3は引出し式の冷凍室扉、4は引出し
式の野菜室扉である。5は上ヒンジカバー、6は上ヒン
ジで、上ヒンジピン固定穴6aに扉の回転軸となる上ヒ
ンジピン6bを下方から挿入し、その上部をかしめ付け
固定された構造となっており、本体固定ネジ用穴6cを
介して3本の本体固定ネジ7で冷蔵庫本体1の天井面に
固定され、ヒンジピン受2aを介して冷蔵室扉2を支持
している。上ヒンジカバー5は2個の爪部5aを上ヒン
ジ6の爪固定部6dに嵌め込むことで固定されている。
【0004】8は下ヒンジで、下ヒンジピン固定穴8a
に下ヒンジピン8bを上方から挿入し、その下部をかし
め付け固定された構造となっており、本体固定ネジ用穴
8cを介して2本の本体固定ネジ9で冷蔵庫本体1の冷
蔵室と冷凍室間の仕切り部前面に固定され、下ヒンジピ
ン受2bを介して冷蔵室扉2を支持している。各ヒンジ
6・8の本体固定ネジ用穴6c・8cの大きさは、部品
寸法のばらつきを吸収し、また扉を取り付ける時に各扉
の扉間寸法や冷蔵庫本体1との平行度及び垂直度などの
微調整を行えるように本体固定ネジ7・9の外径よりも
大きく設定している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来構造の冷
蔵庫において、運搬スペースに余裕の無い場所や長い階
段を運搬する場合など運搬性の悪い場所を通って据え付
ける場合には、冷蔵庫の奥行きを少なくし、重量を軽く
することでできるだけ容易に作業を行うために、扉を外
した状態で冷蔵庫本体を運搬し、据え付け後、扉を取り
付ける、という方法が考えられる。
【0006】しかし、この場合、冷凍室扉3や野菜室扉
4は引出し式であってこれらの取り外し、取り付けは容
易に行えるが、回転式の冷蔵室扉2を取り外すために
は、先ず上ヒンジカバー5の爪部5aを上ヒンジ6の爪
固定部6dから外して上ヒンジカバー5を外した後、上
ヒンジ6を冷蔵庫本体1に固定している3本の本体固定
ネジ7を工具を用いて緩め、上ヒンジ6を外して冷蔵室
扉2を外す必要がある。
【0007】再び扉を取り付ける時は、上記と逆の作業
となるが、一旦上ヒンジ6を外しているため、冷蔵室扉
2と冷凍室扉3間の隙間寸法、平行度、冷蔵庫本体1と
の平行度や垂直度などの微調整を行いながら上ヒンジ6
を取り付け固定しなければならず、また使用時の扉下が
り防止のために本体固定ネジ7の締付けトルクもかなり
強くする必要があり、取り付け作業にかなり手間がかか
る。
【0008】このため、例えば、扉を外さなければ玄関
から冷蔵庫が入らない等の格別な理由がない限り、実際
の据え付け場面では回転式の冷蔵室扉2を外して運搬さ
れるということは殆どなかった。また、冷蔵庫廃棄時や
再資源化処理時に冷蔵庫本体と扉を分離する場合でも、
上記のような回転式扉のヒンジ構造や作業方法では取り
外しが容易でないため、とくに処理台数が多いとかなり
時間がかかるという問題があった。
【0009】本発明の目的は、このような問題点を解決
するためになされたもので、回転式扉を簡易迅速に取り
外すことのできる冷蔵庫を提供するにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に係る
発明は、冷蔵庫本体側に固定した上ヒンジピン及び下ヒ
ンジピンに、回転式の扉の上下端面に凹設した上ヒンジ
ピン受及び下ヒンジピン受をそれぞれ嵌め込み、前記扉
を前記上下ヒンジピンまわりに回転自在に備えた冷蔵庫
において、前記扉の上端面の上ヒンジピン受部から扉側
面方向へ向けて溝を前記上ヒンジピンの先端位置より深
く設け、前記上ヒンジピンが前記溝内を前記扉側面方向
へ移動して外れないようにストッパーを前記溝の扉側面
に臨む開口部側に着脱可能に取り付けてある。請求項2
に係る発明は前記ストッパーを弾性体で構成する。請求
項3に係る発明は前記溝に該溝を覆い隠すカバーを着脱
可能に取り付ける。請求項3に係る発明は前記カバーを
前記ストッパーの着脱に伴い着脱できるように取り付け
る。
【0011】請求項2に係る発明は、冷蔵庫本体側に固
定した上ヒンジピン及び下ヒンジピンに、回転式の扉の
上下端面に凹設した上ヒンジピン受及び下ヒンジピン受
をそれぞれ嵌め込み、前記扉を前記上下ヒンジピンまわ
りに回転自在に備えた冷蔵庫において、前記回転式扉の
上端面に、前記上ヒンジピンを受け入れる上ヒンジピン
受部から扉中央方向へ延設した扉中央向き溝部と該扉中
央向き溝部から扉内面方向へ屈曲形成した後向き溝部と
からなる平面視L字状の溝を、前記上ヒンジピンの先端
位置より深くなるよう設け、前記上ヒンジピンが前記扉
中央向き溝部内を扉中央方向へ移動して外れないように
ストッパーを前記扉中央向き溝部の扉中央側に着脱可能
に取り付ける。
【0012】請求項3に係る発明は、冷蔵庫本体に回転
式の扉を上下ヒンジを介して上下ヒンジピンまわりに回
転自在に備えた冷蔵庫において、前記上ヒンジが、前記
上ヒンジピンを有する上ヒンジ前部と、冷蔵庫本体に対
し固定される上ヒンジ後部とに二分割構成され、これら
上ヒンジ前部と上ヒンジ後部とを蝶番により結合する。
【0013】請求項4に係る発明は、冷蔵庫本体に回転
式の扉を上下ヒンジを介して上下ヒンジピンまわりに回
転自在に備えた冷蔵庫において、前記上ヒンジが、前記
上ヒンジピンを有する上ヒンジ前部と、冷蔵庫本体に対
し固定される上ヒンジ後部とに二分割構成され、これら
上ヒンジ前部と上ヒンジ後部とは同一平面上では分離不
能で、上ヒンジ前部を上方に持ち上げることで分離可能
に突き合わせ接合される。
【0014】請求項5に係る発明は、上ヒンジを廃止
し、冷蔵庫本体に回転式の扉を下ヒンジを介して下ヒン
ジピンまわりに回転自在に備えた冷蔵庫において、前記
下ヒンジピンは前記扉の上端面もしくはこれの近傍位置
にまで上向きに延長形成して該扉を保持するようにして
ある。請求項9に係る発明は前記下ヒンジピンの先端部
に、前記扉の上方への外れを防止するストッパーを着脱
可能に取り付ける。
【0015】請求項1に係る発明によれば、回転式の扉
を外す場合は、先ずストッパーを外し、溝の開口部側に
上ヒンジピンが移動する方向に扉を傾けて、該扉を上方
に移動させ、下ヒンジピンから下ヒンジピン受を外すこ
とにより簡単に取り外すことができる。再び扉を取り付
ける場合はそれとは逆の作業を行うことになる。その際
上ヒンジを取り外したり、取り付けたりしなくて済むの
で、扉間の隙間や冷蔵庫本体との平行度などの調整が全
く不要となり、簡易迅速に作業できる。また、溝の開口
部が扉側面側にあるため、扉のガスケットの位置を前記
溝の内底面より高い位置に持って行くことが可能であ
る。
【0016】前記ストッパーを弾性体で構成すると、該
ストッパーをたわませることができるため、容易に短時
間で扉の取り外し、取り付け作業が行える。前記開口部
が扉側面にあると外観上見苦しいが、これは前記溝を覆
い隠すカバーを着脱可能に取り付けることにより改善で
きる。また、前記カバーを前記ストッパーの着脱に伴い
着脱可能にすることにより、それだけ扉の取り外し、取
り付け作業の時間をより短縮できる。
【0017】請求項2に係る発明によれば、平面視L字
状の溝を設けることにより、該溝の後向き溝部の開口部
が扉の内面側に臨むため、扉を閉じた状態では外部から
見えず、外観的に体裁を良好にする。扉の取り外しもス
トッパーを取り外し、上ヒンジピンが後向き溝部の開口
部方向に移動するように扉を傾け、扉を上方に移動させ
て下ヒンジピンから下ヒンジピン受を外すことにより簡
単に取り外すことができる。再び扉を取り付けるときは
その逆の作業を行えばよい。その際、上ヒンジを取り外
したり、取り付けたりしなくて済むので、扉間の隙間や
冷蔵庫本体との平行度などの調整が全く不要となり、容
易で短時間に作業できる。
【0018】請求項3に係る発明によれば、上ヒンジを
上ヒンジ前部と上ヒンジ後部とに二分割し、この分割部
を蝶番により結合させてあるので、扉を外す場合は、先
ず上ヒンジピンの付いている上ヒンジ前部を蝶番を回転
中心として上方へ回転させることにより、上ヒンジピン
受から上ヒンジピンが外れ、次いで扉を持ち上げること
で外すことができる。再び扉を取り付ける場合はそれと
は逆の作業を行うことになる。その際、上ヒンジ後部は
冷蔵庫本体に対し固定させたままでその取付位置は変わ
らず、扉間の隙間や冷蔵庫本体との平行度などの調整が
全く不要となり、容易で短時間に作業できる。
【0019】請求項4に係る発明によれば、上ヒンジを
上ヒンジ前部と上ヒンジ後部とに二分割し、この上ヒン
ジ前部と上ヒンジ後部どうしを同一平面上では分離不能
で、上ヒンジ前部を上方に持ち上げることで分離可能に
突き合わせ接合されるので、扉を外す場合は、該扉を持
ち上げて上ヒンジピンの付いている上ヒンジ前部を上ヒ
ンジ後部から分離させることにより、上ヒンジピン受か
ら上ヒンジピンを、また下ヒンジピン受から下ヒンジピ
ンがそれぞれ外すことができ、扉を冷蔵庫本体から外す
ことができる。再び扉を取り付ける場合はそれとは逆の
作業を行うことになる。
【0020】その際、上ヒンジ後部は冷蔵庫本体に対し
固定させたままであるので、扉を下方へ下げることによ
り上ヒンジ前部を上ヒンジ後部に突き合わせ接合するこ
とにより、取り外す前の状態となり、扉間の隙間や冷蔵
庫本体との平行度などの調整が全く不要となり、容易で
短時間に作業できる。また上ヒンジ前部と上ヒンジ後部
とを蝶番により結合するよりも部品コストを低減でき
る。
【0021】請求項5に係る発明によれば、上ヒンジを
廃止し、下ヒンジピンを扉の上端面もしくはこれの近傍
位置にまで上向きに延長形成してあるので、扉を取り外
す場合は、該扉を上方に持ち上げることにより簡単かつ
短時間で能率よく取り外せる。再び扉を取り付ける場合
はそれとは反対に下ヒンジピン位置に下ヒンジピン受の
位置を合わせて扉を下方へ下げるだけで取り付けられ、
簡単かつ短時間で作業できる。
【0022】また上ヒンジが無いため外観上すっきりし
た形状となる。前記下ヒンジピンの先端にストッパーを
取り付けてあるので、扉の上方への抜けやがたつきを防
止できる。扉の取り外し、取り付けも上記作業にストッ
パーの取り外し、取り付けが加わるだけで、簡単かつ短
時間に作業でき、しかも外観的にも上ヒンジが無いため
すっきりしたものとなる。
【0023】
【発明の実施の形態】
(第1実施形態)図1ないし図3は本発明に係る冷蔵庫
の第1実施形態を示す。図1は上ヒンジカバーを外して
示す上ヒンジ部の平面図、図2は図1におけるX1−X1
断面図、図3は図1におけるX2−X2断面図である。1
は冷蔵庫本体、2は回転式の冷蔵室扉である。冷蔵室扉
2の上端面には上ヒンジピン受2aと、この上ヒンジピ
ン受2a部から扉側面22の方向にかけて溝10を設け
ている。その溝10は上ヒンジピン6bの先端より深く
形成している。
【0024】冷蔵室扉2の上部にはこの扉内面側即ち冷
蔵庫本体1側から溝10を貫通するようにピン状のスト
ッパー11が抜き差し自在に挿入されており、このスト
ッパー11と溝10内の側壁及び上ヒンジピン受2aに
より上ヒンジピン6bを保持している。その他の構成に
ついては前述した従来例のものと同様であるので、その
説明を省略する。
【0025】この実施形態によれば、冷蔵室扉2を取り
外す場合は、冷蔵室扉2を開放した状態でストッパー1
1を抜き出す。次いで、冷蔵室扉2を下ヒンジピン8b
を回転中心としてヒンジ側と反対方向に上ヒンジピン6
bが溝10から外れる位置まで回転させた後、上方に持
ち上げるだけで冷蔵室扉2を外せる。再び冷蔵室扉2を
取り付ける場合は上記と逆順の作業を行う。
【0026】その際、上ヒンジ6の本体固定ネジ7を緩
めたり、外したりしないので、扉間の隙間、冷蔵庫本体
1との平行度や垂直度などの調整が全く不要であり、簡
易に短時間で作業できる。更に、溝10の開口部は扉側
面22に臨ませてあるため、ガスケット12の位置を溝
10の内底面より高い位置に持って行くことが可能で、
溝10の開口部を冷蔵庫本体1側に向けて設ける場合に
比べて、冷蔵室扉2の高さ寸法を小さくすることがで
き、冷蔵庫の高さ寸法についても同様に小さくすること
ができる。
【0027】本実施形態ではストッパー11を冷蔵室扉
2の内面側から挿入しているが、図4に示すように、冷
蔵室扉2の扉表面23側から挿入することもでき、これ
によればより一層、ガスケット12の位置を高い位置に
設定でき、冷蔵室扉2の高さ寸法をより小さくすること
ができる。
【0028】(第2実施形態)図5ないし図7は本発明
に係る冷蔵庫の第2実施形態を示す。図5は上ヒンジカ
バーを外して示す上ヒンジ部の平面図、図6は図5にお
けるX3−X3断面図、図7は図5におけるX4−X4断面
図である。この実施形態では溝10を覆い隠すようにカ
バー13が設けられる。このカバー13は引っ掛け13
a及び爪13bを有し、引っ掛け13aが溝10の底面
に設けた凹み10aに、爪13bが溝10内の側面に設
けた凹み10bにそれぞれ係脱可能に嵌合して取り付い
ている。その他の構成については第1実施形態のものと
同様である。
【0029】これによれば、冷蔵室扉2を取り外す場合
は、先ず爪13bを外してカバー13を外す。次いで、
第1実施形態の場合と同様の作業を行うことにより冷蔵
室扉2を取り外すことができる。冷蔵室扉2を取り付け
る場合は、上記と逆順の作業を行う。その際、上ヒンジ
6の本体固定ネジ7を緩めたり、外したりしないので、
扉間の隙間、冷蔵庫本体1との平行度や垂直度などの調
整が全く不要であり、容易に短時間で作業できることは
第1実施形態の場合と同様である。またカバー13を付
けることにより溝10が冷蔵室扉2の側面外部から見え
なくなり、外観的体裁を良好にする。
【0030】(第3実施形態)図8ないし図10は本発
明に係る冷蔵庫の第3実施形態を示す。図8は上ヒンジ
カバーを外して示す上ヒンジ部の平面図、図9は図8に
おけるX5−X5断面図、図10は図8におけるX6−X6
断面図である。この実施形態では溝10を覆い隠すよう
にカバー13が設けられる。このカバー13は引っ掛け
部13a及び穴13cを有し、引っ掛け部13aが溝1
0の底面に設けた凹み10aに係脱可能に嵌合し、穴1
3cを貫通してストッパー11が挿入されることにより
保持されている。その他の構成については第1実施形態
のものと同様である。
【0031】これによれば、冷蔵室扉2を取り外す場合
は、冷蔵室扉2を開放した状態でストッパー11を抜き
出す。ストッパー11を抜き出すことによりカバー13
も外れる。次いで、第1実施形態の場合と同様の作業を
行うことにより冷蔵室扉2を取り外すことができる。冷
蔵室扉2を取り付ける場合は、上記と逆順の作業を行
う。
【0032】その際、上ヒンジ6の本体固定ネジ7を緩
めたり、外したりしないので、扉間の隙間、冷蔵庫本体
1との平行度や垂直度などの調整が全く不要であり、容
易に短時間で作業できること、及びカバー13を付けた
ことにより溝10が外部から見えなくなり、外観的体裁
を良好にすることは、第2実施形態の場合と同様であ
る。また。更にカバー13をストッパー11により保持
するため、ストッパー11の抜き差しに伴いカバー13
の着脱が行えて取扱い便利である。
【0033】(第4実施形態)図11ないし図13は本
発明に係る冷蔵庫の第4実施形態を示す。図11は上ヒ
ンジカバーを外して示す上ヒンジ部の平面図、図12は
図11におけるX7−X7断面図、図13は図11におけ
るX8−X8断面図である。この実施形態では冷蔵室扉2
の上端面の上ヒンジピン受2a部から扉側面22にかけ
て、上ヒンジピン6bの先端より深い溝10を設けてい
ることは第1実施形態の場合と同様である。その溝10
の内底面には上ヒンジピン6bの先端位置より高い位置
まで延設した弾性体からなるストッパー14が取り付け
られている。
【0034】このストッパー11と上ヒンジピン受2a
により上ヒンジピン6bを保持している。また、このス
トッパー14は溝10の開口部側にガイド4aを持ち、
溝10の内底面にはストッパー14を押し下げたときの
逃げとして凹み10cが設けられている。その他の上ヒ
ンジ6、上ヒンジカバー5、下ヒンジ8などの構成は前
述した従来例のものと同様であるので、その説明を省略
する。
【0035】この第4実施形態によれば、冷蔵室扉2を
取り外す場合は、先ず冷蔵室扉2を閉じた状態でストッ
パー11を棒状体などで押し下げ、冷蔵室扉2の下ヒン
ジピン8bを回転中心としてヒンジ側と反対方向に上ヒ
ンジピン6bが溝10から外れる位置まで回転させた
後、上方に持ち上げるだけで冷蔵室扉2を取り外せる。
【0036】再び冷蔵室扉2を冷蔵庫本体1に取り付け
る場合は、冷蔵室扉2の下ヒンジピン受2bを下ヒンジ
ピン8bに挿入した後、溝10の開口部を上ヒンジピン
6bの位置に合わせて強く押し込むことにより、ストッ
パー14のガイド14aが上ヒンジピン6bの先端に押
され、ストッパー14が下方にたわみ、上ヒンジピン6
bが溝10の奥まで移動すると、ストッパー14が元の
形状に戻り、上ヒンジピン6bが保持され、冷蔵室扉2
が冷蔵庫本体1に取り付く。
【0037】その際、上ヒンジ6の本体固定ネジ7を緩
めたり、外したりしないので、扉間の隙間、冷蔵庫本体
1との平行度や垂直度などの調整が全く不要であり、容
易に短時間で作業が行え、加えて扉取り付け作業時間の
短縮が図れることは、これ又第1実施形態の場合と同様
である。更に、溝10の開口部が扉側面22に臨ませて
あるため、ガスケット12の位置を溝10の内底面より
高い位置に持って行くことが可能で、溝10の開口部を
冷蔵室扉2の内面側に向けて設ける場合に比べて、扉の
高さ寸法を小さく(冷蔵庫の高さ寸法についても小さく
する)ことができる。
【0038】第1実施形態のようにピン状のストッパー
11を冷蔵室扉2の内面側から挿入しないので、より一
層冷蔵室扉2の高さ寸法を小さくできる。また第1実施
形態のようにストッパー14が冷蔵室扉2の内面側から
見えることがないので外観上も改善できる。さらに外観
的体裁を良好にするために、第2実施形態の場合と同様
に溝10を覆い隠すカバー13を付けることもできる。
【0039】(第5実施形態)図14及び図15は本発
明に係る冷蔵庫の第5実施形態を示す。図14は上ヒン
ジ部の平面図、図15は図14におけるX9−X9断面図
である。この実施形態では冷蔵室扉2の上端面に、上ヒ
ンジピン受2aと、該上ヒンジピン受2a部から扉中央
側に向けて延設した扉中央向き溝部15aと該扉中央向
き溝部15aから冷蔵庫本体1に向けて略直角な屈曲状
に延設した後向き溝部15bとからなる平面視L字状の
溝15とを設けている。
【0040】その溝15は上ヒンジピン6bの先端より
深く形成している。冷蔵室扉2の内面側から扉中央向き
溝部15aを直交状に貫通するようにストッパー11が
抜き差し可能に挿入されており、このストッパー11と
溝15内の側壁及び上ヒンジピン受2aにより上ヒンジ
ピン6bを保持している。その他の構成については前述
した従来例のものと同様であるので、その説明を省略す
る。
【0041】この第5実施形態によれば、冷蔵室扉2を
取り外す場合は、冷蔵室扉2を開放した状態でストッパ
ー11を抜き出す。その後、冷蔵室扉2を下ヒンジピン
8bを回転中心として、上ヒンジピン6bが溝15に沿
って動くように回転させ、溝15から外れる位置まで動
かして、冷蔵室扉2を上方に持ち上げることにより取り
外せる。
【0042】再び冷蔵室扉2を冷蔵庫本体1に取り付け
る場合は、上記と逆順の作業をすればよい。その際も、
第1実施形態の場合と同様に上ヒンジ6の本体固定ネジ
7を緩めたり、外したりしないので、扉間の隙間、冷蔵
庫本体1との平行度や垂直度などの調整が全く不要であ
り、容易に短時間で作業できる。また冷蔵室扉2を閉じ
た状態で溝15やストッパー11が外部から見えず、外
観的体裁を良好にする。
【0043】(第6実施形態)図16ないし図18は本
発明に係る冷蔵庫の第6実施形態を示す。図16は上ヒ
ンジ部の平面図、図17は図16におけるX10−X10
面図、図18は上ヒンジ部の断面分解図である。この実
施形態では上ヒンジ16は上ヒンジ前部16aと上ヒン
ジ後部16bの二つに分割したうえで、両者を蝶番16
cで結合している。
【0044】上ヒンジ前部16aには上ヒンジピン6b
が上ヒンジピン固定穴6aにかしめ付けられ、本体固定
ネジ用穴6cを介して1本の本体固定ネジ7で冷蔵庫本
体1の天井面に固定される。上ヒンジ後部16bは本体
固定ネジ用穴6cを介して2本の本体固定ネジ7で冷蔵
庫本体1の天井面に固定される。その他の上ヒンジカバ
ー5、下ヒンジ8、冷蔵室扉2などの構成については前
述した従来例のものと同様であるので、その説明を省略
する。
【0045】この第6実施形態によれば、冷蔵室扉2を
冷蔵庫本体1から取り外すには、先ず上ヒンジカバー5
を従来例で示した手順で外し、上ヒンジ前部16aを固
定している1本の本体固定ネジ7を外し、上ヒンジ前部
16aを蝶番16cを回転中心として上方に回転させ、
上ヒンジピン6bを上ヒンジピン受2aから外し、冷蔵
室扉2を持ち上げることにより容易に外れる。冷蔵室扉
2を冷蔵庫本体1に取り付ける場合は、上記と逆順の作
業で取り付ける。
【0046】その際、上ヒンジ後部16bの本体固定ネ
ジ7を外したり、緩めたりしないため、上ヒンジ16の
取り付け位置が、冷蔵室扉2の取り外し、取り付けの前
後でずれるようなことがなく、扉間の隙間、冷蔵庫本体
1との平行度や垂直度などを調整する必要がなく、簡易
かつ迅速に取り付け作業が行える。また冷蔵室扉2の外
面にヒンジピン受2a以外の溝や穴などが不要であるた
め、外観的体裁を良好にする。更にガスケット12の位
置も上ヒンジピン6bの先端位置より高い位置に設定で
きるため、冷蔵室扉2の外形寸法も第4実施形態に比べ
て小さくできる。
【0047】(第7実施形態)図19ないし図21は本
発明に係る冷蔵庫の第7実施形態を示す。図19は上ヒ
ンジ部の平面図、図20は図19におけるX11−X11
面図、図21は上ヒンジ部の断面分解図である。この実
施形態では上ヒンジ17は上ヒンジ前部17aと上ヒン
ジ後部17bとに分割ライン17cを介して二分割され
ており、分割ライン17cでは上ヒンジ前部17aの後
端から突設した蟻部171cと上ヒンジ後部17bの前
端に凹設した蟻溝部172cとを突き合わせ接合してい
る。
【0048】従って、かかる分割ライン17cで互いに
突き合わせ接合された状態の上ヒンジ前部17aと上ヒ
ンジ後部17bとは、同一平面上では前後方向A及び左
右方向Bに分離できず、上ヒンジ前部17aを上方へ持
ち上げてはじめて上ヒンジ後部17bから分離できるよ
うになっている。上ヒンジ前部17aには上ヒンジピン
6bが上ヒンジピン固定穴6aにかしめ付けられ、本体
固定ネジ用穴6cを介して1本の本体固定ネジ7で冷蔵
庫本体1の天井面に固定される。上ヒンジ後部17bは
本体固定ネジ用穴6cを介して2本の本体固定ネジ7で
冷蔵庫本体1の天井面に固定される。その他の上ヒンジ
カバー5、下ヒンジ8、冷蔵室扉2などの構成について
は前述した従来例のものと同様であるので、その説明を
省略する。
【0049】この第7実施形態によれば、冷蔵室扉2を
冷蔵庫本体1から取り外すには、先ず上ヒンジカバー5
を従来例で示した手順で外し、上ヒンジ前部17aを固
定している1本の本体固定ネジ7を外し、上ヒンジ前部
17aを上方に持ち上げて外し、冷蔵室扉2を持ち上げ
ることにより容易に外れる。
【0050】冷蔵室扉2を冷蔵庫本体1に取り付ける場
合は、上記と逆順の作業で取り付ける。その際、上ヒン
ジ後部17bの本体固定ネジ7を外したり、緩めたりし
ないため、その上ヒンジ後部17bの取り付け位置は冷
蔵室扉2の取り外し、取り付けの前後でずれるようなこ
とがなく、扉間の隙間、冷蔵庫本体1との平行度や垂直
度などを調整する必要がなく、容易に短時間で作業が行
える。
【0051】また冷蔵室扉2の外面にヒンジピン受2a
以外の溝や穴などが不要であるため、外観的体裁が良好
である。更にガスケット12の位置も上ヒンジピン6b
の先端位置より高い位置に設定できるため、冷蔵室扉2
の外形寸法も第4実施形態に比べて小さくできる。また
第6実施形態のように上ヒンジ16を蝶番16cで結合
するものに比べてコスト的に有利である。
【0052】なお、この第7実施形態や第6実施形態の
ように上ヒンジ16・17の本体固定ネジ7を比較的多
く使用することにより、主に冷蔵庫の実際の使用時にお
ける扉下がり防止や上ヒンジ16・17の横ずれを防止
できるので、上ヒンジ16・17を分割してもそれらの
取り付け強度上問題にはならない。実際の使用時には上
方向の力はほとんどかからない為、上ヒンジ前部16a
・17aは1本の本体固定ネジ7で止めるだけで足り
る。
【0053】(第8実施形態)図22は本発明に係る冷
蔵庫の第8実施形態を示す。図22は冷蔵室扉の断面図
である。この実施形態では下ヒンジ18は下ヒンジピン
固定穴18aを有し、この下ヒンジピン固定穴18aに
冷蔵室扉2の上端面近くまで延長形成した長さの下ヒン
ジピン18bを上方から挿入し、その下部をかしめ付け
ることにより下ヒンジピン18bが直立状態に固定され
る。
【0054】下ヒンジ18は本体固定ネジ用穴18cを
介して2本の本体固定ネジ9で冷蔵庫本体1の仕切り部
前面に固定され、冷蔵室扉2は下ヒンジピン受19に下
ヒンジピン18bを挿入することで支持されている。な
お、上記本体固定ネジ用穴18cの大きさは、部品寸法
のばらつきを吸収し、冷蔵室扉2を取り付ける時に各扉
間の寸法や平行度、冷蔵庫本体1との平行度や垂直度な
どの微調整を行えるように、本体固定ネジ9の外形より
大きく形成しており、冷蔵庫組立時に調整する。
【0055】これによれば、冷蔵室扉2を冷蔵庫本体1
から取り外す場合は、冷蔵室扉2を上方に下ヒンジピン
18bが下ヒンジピン受19から外れる位置にまで持ち
上げることにより簡単に外すことができる。冷蔵室扉2
を冷蔵庫本体1に取り付ける場合は、上記と逆順の作業
で簡単に取り付けることができる。また上ヒンジ、上ヒ
ンジカバーを省略するため、外観上すっきりしたものに
仕上げることができ、コスト的にも有利である。
【0056】(第9実施形態)図23は本発明に係る冷
蔵庫の第9実施形態を示す。図23は冷蔵室扉の断面図
である。この実施形態では下ヒンジピン18bの先端に
ネジを切り、下ヒンジピン18bの径より大きいストッ
パー20がねじ込み固定されている。冷蔵室扉2の上端
面には前記ストッパー20を納めるための凹み21が設
けられている。前記ストッパー20により冷蔵室扉2の
上方への抜けやがたつきを防止できる。その他の構成に
ついては第8実施形態の場合と同様である。
【0057】これによれば、冷蔵室扉2を冷蔵庫本体1
から取り外す場合は、先ずストッパー20を外し、その
後は第8実施形態の場合に説明したと同じ手順により簡
単に外すことができる。冷蔵室扉2を冷蔵庫本体1に取
り付ける場合は、上記と逆順の作業で簡単に取り付ける
ことができる。更に冷蔵室扉2の上方への抜けやがたつ
きを防止できるため、安全性、操作性に優れる。外観上
も上ヒンジや上ヒンジカバーが無いため、すっきりした
ものに仕上げることができる。
【0058】上記各実施形態では、上段冷蔵室のミッド
フリーザタイプの3扉冷蔵庫について説明したが、それ
以外に小形1扉冷蔵庫から大型の観音開き扉まで最上部
扉が回転式のものの全ての冷蔵庫に適用できる。
【0059】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、回
転式の扉を容易に取り外し、取り付けることがてき、冷
蔵庫の据付時や引っ越し時などの搬入、搬出が容易に行
える。また冷蔵庫を廃棄する場合や再資源化処理する場
合も簡易迅速に回転式の扉を冷蔵庫本体から外すことが
できる。その他にも以下のような効果を奏する。
【0060】請求項2に係る発明によれば、L字状の溝
にすることにより扉閉止時の外観面に溝や穴などを設け
る必要がなくなり、外観的体裁が良好となる。請求項6
・7に係る発明によれば、上ヒンジを二分割構造にする
ことにより、従来の扉外観と同様に扉の外面に溝や穴な
どを設けなくて済むものにすることができる。また請求
項3に係る発明のように2つの上ヒンジ前後部どうしを
蝶番でつなぐよりも請求項4に係る発明のように突き合
わせ接合する方がコスト面において有利である。請求項
5に係る発明によれば、上ヒンジ、上ヒンジカバーを省
略できるので、扉の外観上すっきりしたものを得ること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態を示す冷蔵庫の上ヒンジ
部の平面図である。
【図2】図1におけるX1−X1断面図である。
【図3】図1におけるX2−X2断面図である。
【図4】第1実施形態の上ヒンジ部の変形例を図3に対
応して示す断面図である。
【図5】本発明の第2実施形態を示す冷蔵庫の上ヒンジ
部の平面図である。
【図6】図5におけるX3−X3断面図である。
【図7】図5におけるX4−X4断面図である。
【図8】本発明の第3実施形態を示す冷蔵庫の上ヒンジ
部の平面図である。
【図9】図8におけるX5−X5断面図である。
【図10】図8におけるX6−X6断面図である。
【図11】本発明の第4実施形態を示す冷蔵庫の上ヒン
ジ部の平面図である。
【図12】図11におけるX7−X7断面図である。
【図13】図11におけるX8−X8断面図である。
【図14】本発明の第5実施形態を示す冷蔵庫の上ヒン
ジ部の平面図である。
【図15】図14におけるX9−X9断面図である。
【図16】本発明の第6実施形態を示す冷蔵庫の上ヒン
ジ部の平面図である。
【図17】図16におけるX10−X10断面図である。
【図18】図16に示す上ヒンジ部の分解図である。
【図19】本発明の第7実施形態を示す冷蔵庫の上ヒン
ジ部の平面図である。
【図20】図19におけるX11−X11断面図である。
【図21】図19に示す上ヒンジ部の分解図である。
【図22】本発明の第8実施形態を示す冷蔵庫の冷蔵室
扉の断面図である。
【図23】本発明の第9実施形態を示す冷蔵庫の冷蔵室
扉の断面図である。
【図24】従来例の冷蔵庫の側面図である。
【図25】従来例の冷蔵庫の上ヒンジ部の平面図であ
る。
【図26】図25におけるX12−X12断面図である。
【符号の説明】
1 冷蔵庫本体 2 回転式の冷蔵室扉 2a 上ヒンジピン受 2b 下ヒンジピン受 6 上ヒンジ 6b 上ヒンジピン 8 下ヒンジ 8b 下ヒンジピン 10 溝 11 ストッパー 13 カバー 14 ストッパー 15 L字状溝 16 上ヒンジ 16a 上ヒンジ前部 16b 上ヒンジ後部 16c 蝶番 17 上ヒンジ 17a 上ヒンジ前部 17b 上ヒンジ後部 17c 分割ライン 18 下ヒンジ 18b 下ヒンジピン 19 下ヒンジピン受 20 ストッパー

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 冷蔵庫本体側に固定した上ヒンジピン及
    び下ヒンジピンに、回転式の扉の上下端面に凹設した上
    ヒンジピン受及び下ヒンジピン受をそれぞれ嵌め込み、
    前記扉を前記上下ヒンジピンまわりに回転自在に備えた
    冷蔵庫において、前記扉の上端面の上ヒンジピン受部か
    ら扉側面方向へ向けて溝を前記上ヒンジピンの先端位置
    より深く設け、前記上ヒンジピンが前記溝内を前記扉側
    面方向へ移動して外れないようにストッパーを前記溝の
    扉側面に臨む開口部側に着脱可能に取り付けてあること
    を特徴とする冷蔵庫。
  2. 【請求項2】 冷蔵庫本体側に固定した上ヒンジピン及
    び下ヒンジピンに、回転式の扉の上下端面に凹設した上
    ヒンジピン受及び下ヒンジピン受をそれぞれ嵌め込み、
    前記扉を前記上下ヒンジピンまわりに回転自在に備えた
    冷蔵庫において、前記扉の上端面に、前記上ヒンジピン
    受部から扉中央方向へ延設した扉中央向き溝部と該扉中
    央向き溝部から扉内面方向へ屈曲形成した後向き溝部と
    からなる平面視L字状の溝を、前記上ヒンジピンの先端
    位置より深くなるよう設け、前記上ヒンジピンが前記扉
    中央向き溝部内を扉中央方向へ移動して外れないように
    ストッパーを前記扉中央向き溝部の扉中央側に着脱可能
    に取り付けてあることを特徴とする冷蔵庫。
  3. 【請求項3】 冷蔵庫本体に回転式の扉を上下ヒンジを
    介して上下ヒンジピンまわりに回転自在に備えた冷蔵庫
    において、前記上ヒンジが、前記上ヒンジピンを有する
    上ヒンジ前部と、冷蔵庫本体に対し固定される上ヒンジ
    後部とに二分割構成され、これら上ヒンジ前部と上ヒン
    ジ後部とを蝶番により結合してあることを特徴とする冷
    蔵庫。
  4. 【請求項4】 冷蔵庫本体に回転式の扉を上・下ヒンジ
    を介して上下ヒンジピンまわりに回転自在に備えた冷蔵
    庫において、前記上ヒンジが、前記上ヒンジピンを有す
    る上ヒンジ前部と、冷蔵庫本体に対し固定される上ヒン
    ジ後部とに二分割構成され、これら上ヒンジ前部と上ヒ
    ンジ後部とは同一平面上では分離不能で、上ヒンジ前部
    を上方に持ち上げることで分離可能に突き合わせ接合さ
    れていることを特徴とする冷蔵庫。
  5. 【請求項5】 冷蔵庫本体に回転式の扉を下ヒンジを介
    して下ヒンジピンまわりに回転自在に備えた冷蔵庫にお
    いて、前記下ヒンジピンは前記扉の上端面もしくはこれ
    の近傍位置にまで上向きに延長形成して該扉を保持する
    ようにしてあることを特徴とする冷蔵庫。
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