JP2002068619A - エレベーター制御装置 - Google Patents

エレベーター制御装置

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JP2002068619A
JP2002068619A JP2000264483A JP2000264483A JP2002068619A JP 2002068619 A JP2002068619 A JP 2002068619A JP 2000264483 A JP2000264483 A JP 2000264483A JP 2000264483 A JP2000264483 A JP 2000264483A JP 2002068619 A JP2002068619 A JP 2002068619A
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岸川  孝生
Yoshio Sakai
吉男 坂井
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Abstract

(57)【要約】 【課題】作動音がなく、終端階減速用の位置検出器が故
障しても、かごを安全に終端階に停止させる。 【解決手段】昇降路内に非接触式の終端階減速用の位置
検出器を列設し、かご側に同じ位置で動作する位置検出
器を設置して、終端階減速用の位置検出器の動作と照合
し、その動作状況を常時、直接的に確認する。 【効果】終端階減速装置の信頼性を向上させ、また、検
出器の作動音もなく、故障しても安全に終端階に停止さ
せる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、エレベーターを終
端階に安全に停止させるエレベーター制御装置の改良に
関する。
【0002】
【従来の技術】エレベーターには、正規の速度指令に異
常が発生しても、かごが昇降路終端部へ衝突することが
ないよう、終端階に向けて減速させる装置を備えてい
る。この終端階減速装置は、昇降路内における実際のか
ご位置が終端階に近づいたことを検出して終端階に確実
に停止させる終端階減速用の速度指令を作り、正規の速
度指令をバックアップさせるものである。
【0003】この終端階減速装置に用いられる位置検出
器の動作のチェックを行うものとして、特開平6−16361
号公報には、エレベーター駆動電動機に連結されたパル
ス発生器の出力パルスのカウントによって得られるかご
位置信号と照合することが開示されている。
【0004】更に、終端階減速装置の故障時のバックア
ップシステムが、特開平5−319726号公報に開示されて
いる。このシステムは、終端階減速装置による終端階減
速用速度指令とは異なる形態で作成した補助の終端階減
速用速度指令を備え、前記終端階減速用速度指令を更に
バックアップしている。異なる形態の具体例は、エレベ
ーター駆動電動機に連結されたパルス発生器の出力パル
スをカウントして得られるかご位置データに基づき補助
の終端階減速用速度指令を出力することを提案してい
る。
【0005】その他、終端階減速装置に関連した技術と
して、特開平5−286663 号公報,特開平5−338949号公
報,特開平6−135648号公報等があり、通過方向を記憶
する位置検出器としては、特公昭37−5619号公報,特開
昭61−287675号公報等がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】前記特開平6−16361号
公報では、終端階減速装置用位置検出装置の出力を、エ
レベーター駆動電動機に連結されたパルス発生器の出力
パルスをカウントして得られるかご位置信号と照合する
ことによって確認しているが、終端階減速装置は、昇降
路内における実際のかご位置が終端階に近づいたことを
検出してかごを終端階に確実に停止させる必要があり、
パルスカウントによる位置検出での動作確認では十分な
信頼性が得られるとは言い難い。終端階減速用位置検出
装置が正常であるにもかかわらず、照合不一致によるエ
レベーターの運休が発生してはならないのである。
【0007】また、前記特開平5−319726 号公報に開示
されたシステムは、正規の速度指令と終端階減速用速度
指令のいずれもが異常となったことを想定しての更なる
バックアップである。しかし、終端階減速用速度指令と
は異なる形態で作成した補助の終端階減速用速度指令と
は言え、減速開始点から正規の速度指令を作成するため
に用いられるかご位置データに基づき補助の終端階減速
用速度指令を作成しており、これでは正規の速度指令が
異常であるときは補助の終端階減速用速度指令も異常で
ある確率が高く、冗長度を上げた割には、異常事態に対
して信頼性を高めることはできない。
【0008】本発明の目的は、終端階減速装置を高い信
頼性をもって監視し、異常が発生した場合にも、乗りか
ごを確実に、終端階に減速停止させることのできるエレ
ベーター制御装置を提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の主特徴とすると
ころは、かごが終端階に近づいたことを昇降路内のかご
と昇降路の位置関係から検出して終端階減速用の速度指
令を作成する第1の位置検出手段と、同じく昇降路内に
おけるかごと昇降路の位置関係からかごが終端階に近づ
いたことを検出する第2の位置検出手段と、これら第1
及び第2の位置検出手段の出力を照合し不一致のときエ
レベーターのその後の運転を休止する手段を備えたこと
である。
【0010】これにより、昇降路内の第1のかご位置検
出手段の出力に応じて終端階減速用速度指令を発生させ
るが、この第1のかご位置検出手段の出力を第2の位置
検出手段の出力と照合することによってその妥当性を判
定し、異常が認められればその後の運転を休止する。
【0011】本発明の他の特徴とするところは、前記同
様の第1及び第2の位置検出手段と、第2の位置検出手
段の出力がかごの終端階への予定の接近を示しているに
もかかわらず、第1の位置検出手段の出力が前記予定の
接近を示す出力を生じないとき前記正規の速度指令に代
えて、より減速度の大きい減速用速度指令を発生しかご
を終端階まで運転させる手段と、その後の運転を休止さ
せる手段を備えたことである。
【0012】このように構成したことにより、終端階減
速装置の異常時にも、かごを安全に終端階に停止させる
ことができる。
【0013】本発明の更に他の特徴とするところは、前
記同様の第1及び第2の位置検出手段と、この第2の位
置検出手段の出力がかごの終端階への予定の接近を示し
ているにもかかわらず、前記第1の位置検出手段の出力
が前記予定の接近を示す出力を生じないときエレベータ
ーに非常ブレーキをかける手段を備えたことである。
【0014】本発明の望ましい一実施態様においては、
第1の位置検出手段の出力がかごの終端階への予定の接
近を示しているにもかかわらず、第2の位置検出手段の
出力が前記予定の接近を示す出力を生じないとき、エレ
ベーターが終端階に停止後に、その後の運転を休止させ
る手段を備えたことである。
【0015】すなわち、昇降路内の第2のかご位置検出
手段に異常が認められれば、その後、第1の位置検出手
段の動作の確実性を確認する手段がなくなるので、終端
階に停止後は、その後の運転を休止するのである。
【0016】更に、本発明の望ましい他の実施態様にお
いては、前記第1の位置検出手段として、かご側に被検
出要素を搭載し、昇降路側にこの検出要素と対向したこ
とで出力を発生する非接触形の複数の検出手段を列設す
るとともに、前記第2の位置検出手段として、昇降路側
に被検出要素を列設し、かご側に前記被検出要素に対向
したときに出力を発生する非接触形の検出手段を搭載す
る。これにより、終端階減速用速度指令を発生するため
の位置検出手段の異常を昇降路内で直接検出し信頼性を
高め、また、非接触形検出手段を用いることにより係合
音も無くすことができる。
【0017】
【発明の実施の形態】本発明の一実施例によるエレベー
ター制御装置の構成図を図1に示す。
【0018】図において、エレベーター乗りかご1と釣
合錘2が綱車3とそらせ車4に対し、ロープ5によりつ
るべ状に吊られている。綱車3は電動機6で駆動され、
この電動機6は電動機駆動制御部7によって速度制御さ
れる。
【0019】まず、通常の速度制御を述べる。速度指令
発生部8は、エレベーターの加速時には時間の関数とし
て滑らかに増大し、減速時にはかご1の目標停止階まで
の残存距離の関数として滑らかに減少する速度指令9を
発生する。減速時の速度指令を作るための目標停止階ま
での残存距離は次のようにして得られる。終端階10へ
の停止の一例で示せば、残存距離A1の減速開始点を検
出するために、昇降路に配置された被検出体11と、こ
れに対向したとき減速開始指令信号13を発生するよう
にかご1上に設けられた検出器12を備えている。駆動
電動機6にはその回転に応じてパルスを出力するパルス
発生器14が連結されており、その出力パルス信号15
を速度指令発生部8に入力する。速度指令発生部8で
は、前記減速開始指令信号13を受取った後のパルス信
号15をカウントし、減速開始点までの距離A1相当値
から減算して、時々刻々の残存距離を演算する。この残
存距離に対応するように記憶された速度指令パターンデ
ータを読み出し正規減速時の速度指令9(図2)を発生
する。この速度指令9は低位優先部16を介して速度指
令17として前記電動機駆動制御部7に与えられ、前記
パルス信号15から演算して得られる実速度と比較しつ
つ、電動機6を速度指令17即ち正常時は正規減速時の
速度指令9に沿って制御するのである。
【0020】次に、終端階減速装置について述べる。終
端階10から距離A2(距離A2<A1)の位置から順
次、位置検出器18a,18b,18cが列設されてお
り、これに対向するかご上には被検出体19が設けられ
ている。かご1が終端階10に接近し、被検出体19が
昇降路内の検出器18a,18b及び18cに順次対向
すると、位置信号20a,20b及び20cを順次発生
する。終端階(減速用)速度指令発生部21は、前記位
置信号20a,20b及び20cを受取ると、受取った
地点での制限速度Va、Vb及びVc(図2)を読み出
すとともに、夫々の地点以降のパルス信号15をカウン
トしてかご位置の関数として減少する終端階減速用の速
度指令22を発生する。この終端階減速用の速度指令2
2は、前述した低位優先部16に入力され、正規減速用
の速度指令9と比較され、いずれか低い方を速度指令1
7として電動機駆動制御部7へ伝える。
【0021】例えば、減速開始指令信号13を出力する
位置検出器12が故障すると、図2の破線91に示すよ
うに正規の速度指令9が下がらず一定となる。すると時
点t0において低位優先部16の出力である速度指令1
7は終端階減速用の速度指令22に切換わり、電動機7
を制御し、終端階21へ向けて減速させ停止させる。
【0022】この制御は、実際にはコンピュータのソフ
トで実行され、そのフローを図3に示す。このマイコン
ソフトの処理は10msの高速タスクで行われている。
かご1が終端階10に接近し、かご上の被検出器19が
塔内の位置検出器18aに対向すると位置検出器18a
は位置信号20aを発生する。ステップ301で位置信
号20aがONしたことを検出すると、ステップ302
に進み、図2に示す制限速度Vaを読み出すとともに、
この速度Vaから予定の減速度で低下する終端階減速用
の速度指令22を出力する。ステップ303では、正規
減速用の速度指令9と終端階減速用の速度指令22を比
較し、正規減速用の速度指令9が終端階減速用の速度指
令22以上の場合は異常事態であり、ステップ304に
進んで終端階減速用の速度指令22でかごを終端階10
へ向けて減速させる。詳細説明は省略するが、以下同様
にして、位置検出器18b,18cから位置信号20
b,20cが発生した時点で、引続き制限速度Vb,V
cから減速する終端階減速用の速度指令22が出力さ
れ、正規の速度指令9と比較し、正規速度指令9が終端
階減速用の速度指令22より高い場合は、終端階減速用
の速度指令22を用いて終端階に向けて減速させ、安全
に停止させる。
【0023】次に、上記した終端階減速装置に異常が発
生した場合の本発明の一実施態様による保護動作につき
説明する。
【0024】図1において、前述した終端階減速用の位
置検出器18a,18b及び18cと対応する塔内位置
に、被検出体23a,23b及び23cが列設され、一
方、かご1には位置検出器24が搭載され、これらの被
検出体と対向したとき位置信号25を発生する。終端階
減速用の位置信号20a,20b,20cは、異常検出
用の位置信号25と照合部26にて照合され、不一致が
あると指令27を発して後述する保護動作を行う。
【0025】図4にかごが上昇して終端階10に接近し
たときの位置検出器18a,18b,18cの出力20
a,20b,20c及び異常検出用位置検出器24の出
力25を示す。終端階減速用の位置検出器18a,18
b及び18cは、かご1が所定の位置に達すると順次O
Nし、その状態を維持するので、それらの出力である位
置信号20a,20b及び20cは順次OFFからON
に切換わり、その状態を保持していく。異常検出用の位
置信号25を出力する位置検出器24は、前記終端階減
速用位置検出器18a,18b,18cの直前に動作
し、その出力である位置信号25は、微少時間t1,t
2及びt3だけ早くOFFとなり、予定の短区間だけそ
の状態を維持する。正常時には、検出器24の出力25
がOFFしているうちに終端階減速用の位置検出器18
a,18b,18cが動作し、それらの出力20a,2
0b,20cが発生するはずである。
【0026】終端階減速用位置検出器の異常検出処理を
行う照合部40の機能を図5のフローチャートを参照し
て説明する。まず、ステップ501では、かご1が終端
階10に近づき、塔内に設置された終端階減速用の位置
検出器18a,18b又は18cの出力位置信号20
a,20b又は20cがONしたか(OFFからONに
変化したか)?を判定する。YESの場合は、ステップ
502にてかごに設けた異常検出用の位置検出器24の
出力信号25がOFFしているかを判定する。YESの
場合は開始に戻る。NOの場合は、ステップ503にて
かご上の異常検出用の位置検出器24の故障と考えられ
るので、ステップ504にて終端階停止後休止させる。
図1においては指令27を速度指令発生部8に与えてい
る。ステップ501にてNOの場合は、ステップ505
に進んで、異常検出用の位置信号25がOFFであるか
?を判定する。NOの場合は正常であり、開始に戻る。
YESの場合は、ステップ506で塔内に設置された終
端階減速用の位置検出器18a,18b又は18cの故
障と判定し、ステップ507にて指令27を発し、急減
速したのち低速で終端階10まで運転したのち休止させ
る。図5において、ステップ503で異常検出用の位置
検出器24の故障と判定したときは、終端階停止後休止
にしたが、破線で示すように、ステップ507に進めて
急減速し、端階まで低速運転した後に休止させることも
できる。
【0027】このステップ507における制御の内容を
図6にて説明する。終端階減速用の位置検出器18aが
故障した場合、時刻t4で正規減速用の速度指令9より
減速度が大きな異常時用の速度指令28を発生し、時刻
t5で低速となる。かご1が終端階10に到達すると、
停止信号(図示せず)を受け、時刻t6で停止する。
【0028】次に、本実施例で使用する非接触形、記憶
機能付き終端階減速用の位置検出器18a,18b,1
8cについて図7にて説明する。図7において、終端階
減速用の位置検出器18は、リードスイッチ181、そ
の接点182、補助マグネット183を備え、かご1に
取り付けられた被検出体19を構成する外部マグネット
の接近、離反により動作する。図7(a)において、外
部マグネット19が下方より上昇し、図示位置まで達す
ると、補助マグネット183のN極と外部マグネット1
9のN極とが対向し、補助マグネット183によって生
じる磁束と外部マグネット19によって生じる磁束とが
重畳されてリードスイッチ181を通過してS極に入
る。これにより、リードスイッチ接点182が閉じる。
外部マグネット19が図示位置よりさらに上方に遠ざか
ると、リードスイッチ181を通る磁束は、補助マグネ
ット19によって生じる磁束のみとなるが、接点182
の磁性材料の残留保持力特性により、リードスイッチ1
81は閉路状態を保持する。
【0029】次に図7(b)において、外部マグネット
19が上方から下降してきて図示位置までくると、同図
(a)の閉路状態で補助マグネット183のS極と外部
マグネット19のN極が対向する。図示のようにリード
スイッチ181内を通る磁束はほぼ零に近くなり、接点
182は復帰力により開放しその状態を維持したままと
なる。すなわち、この検出器18は、非接触型で、かご
1の接近を検出し、その通過方向を記憶する機能を備え
た位置検出器である。
【0030】このような記憶機能を備えた位置検出器を
終端階減速用の位置検出器として用いた場合には、その
動作の認識が確実に行われ、かごが所定の位置にいると
きだけ出力を発生するタイプの位置検出器を用いた場合
に想定される動作の看過の惧れが無く、信頼性を増すこ
とができる。
【0031】一方、異常検出用の非接触形の位置検出器
24と被検出体23a,23b又は23cを図8に示
す。塔内において、前述した終端階減速用の位置検出器
18a,18b,18cに対応して、塔内に遮蔽板23
a,23b,及び23cが列設され、かご1が終端階に
接近するとかご上の位置検出器24が遮蔽板23a,2
3b,及び23cに順次対向する。図8(a)は、遮蔽
板23aに,位置検出器24が対向した状態を示し、検
出器24は、リードスイッチ241とマグネット242
を備え、遮蔽板23aはスイッチ241とマグネット2
42との間を磁気的に遮断する。同図(b)は、遮蔽板
23a,23b,23cによる磁気遮蔽が無い状態であ
り、マグネット242によりリードスイッチ241の接
点が吸引され閉路した状態を示している。同図(c)は
同図(a)に示す状態であり、磁気が遮蔽され、接点が
復帰しリードスイッチ241が開路していることを示し
ている。
【0032】なお、昇降路内の終端階減速用の位置検出
器18群として、図7に示す検出器に代えて、図8に示
すかご側に設けた検出器24と同様の検出器を用いるこ
とも可能である。
【0033】以上の非接触式検出器は、いずれも磁気を
応用したものであるが、光電的作用を用いたものでもよ
い。
【0034】
【発明の効果】本発明によれば、終端階減速装置を高い
信頼性をもって監視し、異常が発生した場合にも、乗り
かごを確実に、終端階に減速停止させることのできるエ
レベーター制御装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例によるエレベーター制御装置
のブロック図。
【図2】同装置における終端階への減速時の正規及び終
端階減速装置による速度指令の時間変化特性図。
【図3】同じく終端階減速装置におけるコンピュータ処
理の要部フローチャート。
【図4】同じく位置検出器の出力信号の発生状況を示す
タイムチャート。
【図5】同じく照合部26おけるコンピュータ処理の要
部フローチャート。
【図6】同動作説明図。
【図7】同じく終端階減速用の位置検出器の動作説明
図。
【図8】同じく異常検出用の位置検出器の動作説明図。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3F002 CA03 DA09 GB02 3F303 CB01 CB09 CB42 3F304 CA13 EA05 EA18 EA26 EB18

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】正規の速度指令発生手段と、かごが終端階
    に近づいたとき正規の速度指令よりも減速度の大きな終
    端階減速用の速度指令を発生する手段と、前記正規の速
    度指令の異常時に前記終端階減速用の速度指令でバック
    アップする制御手段を備えたエレベーター制御装置にお
    いて、かごと昇降路の位置関係からかごが終端階に近づ
    いたことをそれぞれ検出する第1及び第2の位置検出手
    段と、この第1の位置検出手段の出力に応じて前記終端
    階減速用の速度指令を作成する手段と、前記第1及び第
    2の位置検出手段の出力を照合し不一致のときエレベー
    ターの停止後に、その後のエレベーターの運転を休止す
    る手段を備えたエレベーター制御装置。
  2. 【請求項2】正規の速度指令発生手段と、かごが終端階
    に近づいたとき正規の速度指令よりも減速度の大きな終
    端階減速用の速度指令を発生する手段と、前記正規の速
    度指令の異常時に前記終端階減速用の速度指令でバック
    アップする制御手段を備えたエレベーター制御装置にお
    いて、かごと昇降路の位置関係からかごが終端階に近づ
    いたことをそれぞれ検出する第1及び第2の位置検出手
    段と、この第1の位置検出手段の出力に応じて前記終端
    階減速用の速度指令を作成する手段と、前記第1及び第
    2の位置検出手段の出力を照合し、第2の位置検出手段
    の出力がかごの終端階への予定の接近を示しているにも
    かかわらず、第1の位置検出手段の出力が前記予定の接
    近を示す出力を生じないとき前記正規の速度指令に代え
    てより減速度の大きい減速用速度指令を発生しかごを終
    端階まで運転させる手段と、その後の運転を休止させる
    手段を備えたエレベーター制御装置。
  3. 【請求項3】正規の速度指令発生手段と、かごが終端階
    に近づいたとき正規の速度指令よりも減速度の大きな終
    端階減速用の速度指令を発生する手段と、前記正規の速
    度指令の異常時に前記終端階減速用の速度指令でバック
    アップする制御手段を備えたエレベーター制御装置にお
    いて、かごと昇降路の位置関係からかごが終端階に近づ
    いたことをそれぞれ検出する第1及び第2の位置検出手
    段と、この第1の位置検出手段の出力に応じて前記終端
    階減速用の速度指令を作成する手段と、前記第1及び第
    2の位置検出手段の出力を照合し、第2の位置検出手段
    の出力がかごの終端階への予定の接近を示しているにも
    かかわらず、第1の位置検出手段の出力が前記予定の接
    近を示す出力を生じないときエレベーターに非常ブレー
    キをかける手段を備えたエレベーター制御装置。
  4. 【請求項4】正規の速度指令発生手段と、かごが終端階
    に近づいたとき正規の速度指令よりも減速度の大きな終
    端階減速用の速度指令を発生する手段と、前記正規の速
    度指令の異常時に前記終端階減速用の速度指令でバック
    アップする制御手段を備えたエレベーター制御装置にお
    いて、かごと昇降路の位置関係からかごが終端階に近づ
    いたことをそれぞれ検出する第1及び第2の位置検出手
    段と、この第1の位置検出手段の出力に応じて前記終端
    階減速用の速度指令を作成する手段と、前記第1及び第
    2の位置検出手段の出力を照合し、第1の位置検出手段
    の出力がかごの終端階への予定の接近を示しているにも
    かかわらず、第2の位置検出手段の出力が前記予定の接
    近を示す出力を生じないとき、エレベーターが終端階に
    停止後に、その後の運転を休止させる手段を備えたエレ
    ベーター制御装置。
  5. 【請求項5】請求項1〜4のうちの1において、前記第
    1の位置検出手段として、かご側に被検出要素を搭載
    し、昇降路側にこの検出要素と対向したことで出力を発
    生する非接触形の検出手段を配置するともに、前記第2
    の位置検出手段として、昇降路側に被検出要素を配置
    し、かご側に前記被検出要素に対向したときに出力を発
    生する非接触形の検出手段を搭載したエレベーター制御
    装置。
  6. 【請求項6】請求項5において、第1の非接触形検出手
    段は、かごが通過した方向を記憶する機能を備えたこと
    を特徴とするエレベーター制御装置。
  7. 【請求項7】請求項1〜6のうちの1において、前記第
    1の位置検出手段は、かご側に配置された磁石の接近通
    過により開閉状態が切換わるリードスイッチを備えたこ
    とを特徴とするエレベーター制御装置。
  8. 【請求項8】正規の速度指令発生手段と、かごが終端階
    に近づいたとき正規の速度指令よりも減速度の大きな終
    端階減速用の速度指令を発生する手段と、前記正規の速
    度指令の異常時に前記終端階減速用の速度指令でバック
    アップする制御手段を備えたエレベーター制御装置であ
    って、昇降路内に列設されかごが近づいたことをそれぞ
    れ検出するとともにかごが通過した方向を記憶する機能
    を備えた複数の位置検出手段と、これらの位置検出手段
    の出力に応じて前記終端階減速用の速度指令を作成する
    手段を備えたエレベーター制御装置。
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