JP2002068384A - 飲料ディスペンサ - Google Patents

飲料ディスペンサ

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JP2002068384A JP2000259397A JP2000259397A JP2002068384A JP 2002068384 A JP2002068384 A JP 2002068384A JP 2000259397 A JP2000259397 A JP 2000259397A JP 2000259397 A JP2000259397 A JP 2000259397A JP 2002068384 A JP2002068384 A JP 2002068384A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】自動注出モードにおける液及び泡状態の発泡飲
料の注出量をそれぞれ常に適切に設定できるようにする
飲料ディスペンサを提供する。 【解決手段】この飲料ディスペンサにおいては、注出量
設定モードの実行中、最初、液ボタン62のオン操作に
応答して液状態のビールを注出し(ステップ204、2
12〜216、220,222,236〜240)、同
注出後、各ボタン62,63の操作に応答して液又は泡
状態のビールを任意回数だけ任意の順序で注出する(ス
テップ248)。このとき、各設定用タイマが各状態の
ビールの注出時間をそれぞれ計測し、同計測された各注
出時間がそれぞれメモリにより記憶される。そして、注
出ボタンにより自動注出モードが選択されたとき、注出
コックは上記計測されて記憶された各注出時間の間だけ
各注出状態に保たれて各状態のビールを注出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばビールなど
の発泡飲料を注出する飲料ディスペンサに係り、特に所
定量の飲料を自動的に注出することを可能とした飲料デ
ィスペンサに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の装置は、発泡飲料を貯え
る飲料容器と、電気的制御により液注出状態と泡注出状
態と閉状態とで切換えられて、液注出状態にて前記飲料
容器内の発泡飲料を液状態にて注出し、泡注出状態にて
前記発泡飲料を泡状態にて注出し、閉状態にて前記発泡
飲料の流路を閉止する注出コックと、前記各状態の発泡
飲料のそれぞれに対して設定された各所定の注出時間の
間だけ前記注出コックを前記各注出状態に保ち続けるこ
とにより前記各状態の発泡飲料をそれぞれ所定量だけ自
動的に注出する自動注出モードと前記自動注出モードに
て参照する各注出時間を設定するための注出量設定モー
ドとを選択するモード選択手段と、前記モード選択手段
により注出量設定モードが選択されているとき液状態の
発泡飲料の注出の開始及び停止を指示する液注出指示手
段と、前記モード選択手段により注出量設定モードが選
択されているとき泡状態の発泡飲料の注出の開始及び停
止を指示する泡注出指示手段と、前記モード選択手段に
よる注出量設定モードの選択中に前記液注出指示手段に
より液状態の発泡飲料の注出の開始が指示されたとき前
記注出コックを液注出状態に移行させるとともに前記飲
料の注出の停止が指示されたとき前記注出コックを閉状
態に移行させる液注出制御手段と、前記モード選択手段
による注出量設定モードの選択中に前記泡注出指示手段
により泡状態の発泡飲料の注出の開始が指示されたとき
前記注出コックを泡注出状態に移行させるとともに前記
飲料の注出の停止が指示されたとき前記注出コックを閉
状態に移行させる泡注出制御手段と、前記各注出制御手
段の制御に連動して前記各状態の発泡飲料の注出時間を
それぞれ計測する一対の計時手段と、前記各計時手段に
より計測された各注出時間を前記自動注出モードにて参
照する注出時間としてそれぞれ設定し記憶する記憶手段
とを備えていた。
【0003】上記従来装置においては、モード選択手段
により注出量設定モードが選択されているとき、各注出
指示手段による指示に応答して、各注出制御手段が注出
コックを各注出状態に移行させて液及び泡状態の発泡飲
料を外部に注出する。また、このとき各計時手段が各状
態の発泡飲料の注出時間をそれぞれ計測し、記憶手段が
同計測された各注出時間を記憶する。そして、モード選
択手段により自動注出モードが選択されたとき、前記注
出量設定モード選択時に記憶された各注出時間の間だけ
注出コックを各注出状態に保ち続けることにより、各状
態の発泡飲料をそれぞれ前記注出量設定モード選択時と
同等量だけ自動的に注出するようにしていた。これによ
り、使用者が、予め注出量設定モードにて注出量を目視
して調整しながら各注出指示手段を操作して各状態の発
泡飲料をそれぞれ所望量だけ外部の容器中に注出してお
くことにより、自動注出モード選択時に各状態の発泡飲
料をそれぞれ前記所望量だけ自動的に注出できるように
していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来装置
においては、注出量設定モードにおける液及び泡状態の
発泡飲料の注出順序について何ら配慮がなされておら
ず、注出量設定モードの選択開始後、最初に泡注出指示
手段が操作された場合には最初に泡状態の発泡飲料が外
部の容器内に注出されることになっていた。この場合、
後に液状態の発泡飲料を注出するとき前記容器内に泡状
態の発泡飲料が溜っていることになるため、注出された
液状態の発泡飲料が前記容器中の泡状態の発泡飲料と混
ざり合う際に泡状態化して同液状態の発泡飲料が実際に
注出した量よりも少なくなるとともに泡状態の発泡飲料
の量が多くなることがあった。これにより、各状態の発
泡飲料の各注出時間を各目視量にもとづき適切に設定す
ることができなくなり、自動注出モードにおける各状態
の発泡飲料の注出量を適切に設定することができなくな
るという問題が発生していた。
【0005】
【発明の概要】本発明の目的は、自動注出モードにおけ
る液及び泡状態の発泡飲料の注出量をそれぞれ常に適切
に設定できるようにする飲料ディスペンサを提供するこ
とにある。
【0006】本発明の構成上の特徴は、前記飲料容器、
注出コック、モード選択手段、液注出指示手段、泡注出
指示手段、液注出制御手段、泡注出制御手段、計時手
段、及び記憶手段を備えた飲料ディスペンサにおいて、
前記泡注出制御手段を、前記液注出制御手段が前記注出
コックを少なくとも1回液注出状態に移行させた後にの
み前記注出コックの泡注出状態への移行制御を実行する
ように構成したことにある。
【0007】上記特徴を有する飲料ディスペンサにおい
ては、モード選択手段により注出量設定モードが選択さ
れているとき、必ず最初は液状態の発泡飲料が注出され
ることになる。したがって、外部の容器内にて先に注出
した泡状態の発泡飲料により後に注出した液状態の発泡
飲料が泡状態化することが回避されるため、各状態の発
泡飲料の実際に注出した量と目視される量との不一致が
回避され、各状態の発泡飲料の各注出時間を各目視量に
もとづき適切に設定することが可能となり、自動注出モ
ードにおける各状態の発泡飲料の注出量を適切に設定す
ることが可能となる。
【0008】また、本発明の他の構成上の特徴は、前記
飲料ディスペンサにおいて、前記各注出制御手段を、前
記注出コックの液注出状態への移行制御及び泡注出状態
への移行制御をそれぞれ複数回実行できるように構成す
るとともに、同各移行制御を初回の液注出状態への移行
制御以外は任意の順序で実行できるように構成したこと
にある。これによれば、モード選択手段により注出量設
定モードが選択されているとき、最初に液状態の発泡飲
料を外部の容器内に注出した後、液及び泡状態の発泡飲
料を任意の順序で繰返し注出して同外部容器内の液状態
の発泡飲料に注ぎ足していくことが可能となるので、注
出する各状態の発泡飲料の量の微調整が可能となって所
望量の発泡飲料の注出が容易となるとともにより適切な
注出時間を設定できるようになる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図面
を参照して説明する。同実施形態は本発明による飲料デ
ィスペンサとして図1,2に示したビールサーバを採用
したものである。このビールサーバは、本体10の前面
にて、2基の注出ユニット11を備えている。各注出ユ
ニット11は、注出コック20、切換機構30、ジョッ
キ台40及び昇降機構50をそれぞれ備えている。
【0010】注出コック20は、図示しない弁機構を内
蔵して構成され、レバー21の傾倒操作に応じて液注出
状態と泡注出状態と中立状態(閉状態)とで切換えられ
るものである。レバー21が前方に傾倒操作されたとき
は液注出状態となり、本体10内に収容された飲料容器
12内のビール(発泡飲料)を液ノズル22から液状態
にて注出する。レバー21が後方に傾倒操作されたとき
は泡注出状態となり、飲料容器12内のビールを泡ノズ
ル23から泡状態にて注出する。レバー21が中間位置
にて起立しているときは中立状態となり、飲料容器12
内のビールの流路を閉止する。
【0011】切換機構30は、注出コック20の上方に
配設されてレバー21に接続されており、注出コックモ
ータ31(図3のみ図示)の駆動によりレバー21を傾
倒操作して注出コック20の状態を切換えるようにした
ものである。切換機構30は、注出コックセンサ32も
備えている。注出コックセンサ32はエンコーダにより
構成され、注出コックモータ31の回転角を検出するこ
とにより注出コック20の状態を検出する。
【0012】ジョッキ台40は、注出コック20の下方
に配設されており、図示しないビールジョッキを載置す
るためのものである。ジョッキ台40は、背板41の上
端部にて本体10に対し幅方向の軸線回りに傾動可能に
組付けられている。昇降機構50は、ジョッキ台モータ
51(図3のみ図示)の駆動によりジョッキ台40の下
部を昇降させてジョッキ台40を傾動させるようにした
ものである。昇降機構50がジョッキ台40の下部を上
昇させたとき、ジョッキ台40は前記軸線回りに傾動し
て傾斜し、昇降機構50がジョッキ台40の下部を下降
させたとき、ジョッキ台40は垂直に起立する(図示状
態)。昇降機構50は、ジョッキ台センサ52も備えて
いる。ジョッキ台センサ52はリードスイッチにより構
成され、ジョッキ台40の下部の位置を検出する。
【0013】注出ユニット11の前面には、それぞれ操
作パネル60が設けられている。操作パネル60は、注
出ボタン61、液ボタン62、及び泡ボタン63を備え
ている。注出ボタン61はモード選択手段であり、所定
量のビールを自動的に注出する自動注出モード又は自動
注出モードにて参照する注出時間T1〜T3を設定する
ための注出量設定モードを選択するためのものである。
液ボタン62は液注出指示手段であり、注出ボタン61
により注出量設定モードが選択されているとき液状態の
ビールの注出の開始及び停止を指示するためのものであ
る。泡ボタン63は泡注出指示手段であり、注出ボタン
61により注出量設定モードが選択されているとき泡状
態のビールの注出の開始及び停止を指示するためのもの
である。各ボタン61〜63は、非操作時に常にオフ状
態に保たれる常開スイッチである。
【0014】各モータ31,51、センサ32,52、
及びボタン61〜63には、図3に示すように、制御回
路70が接続されている。制御回路70はマイクロコン
ピュータにより構成され、図4〜10に示したフローチ
ャートに対応したプログラムの実行により、切換機構3
0及び昇降機構50の作動を制御する。制御回路70
は、メモリ71、第1〜第3設定用タイマ72〜74、
及び自動注出用タイマ75を内蔵している。メモリ71
は記憶手段であり、注出時間T1〜T3を記憶するため
のものである。第1〜第3設定用タイマ72〜74は計
時手段であり、注出ボタン61により注出量設定モード
が選択されているとき、注出時間T1〜T3として設定
する時間を計測時間T1D〜T3Dとしてそれぞれに計
測するものである。自動注出用タイマ75は、注出ボタ
ン61により自動注出モードが選択されているとき、注
出時間T1〜T3を計測時間TMにより計測するための
ものである。
【0015】次に、上記のように構成した当該ビールサ
ーバの動作を説明する。最初、図示しない電源スイッチ
が投入されると、図示しない冷却機構により飲料容器1
2内のビールが冷却され始めるとともに、制御回路70
が図4のステップ100にてプログラムの実行を開始す
る。制御回路70は、まず、ステップ102にて、初期
設定を実行する。この初期設定は、各タイマ72〜75
により計測される計測時間T1D〜T3D,TM、及び
泡の注出回数を表すカウント値CNTをそれぞれ値
“0”にリセットする処理である。同処理後、制御回路
70は、ステップ104の判定処理を繰返し実行して注
出ボタン61がオン操作されるのを待つ。
【0016】上記繰返し実行中、ジョッキ台40にビー
ルジョッキが載置されて、注出ボタン61がオン操作さ
れると、制御回路70は、プログラムをステップ106
へ進めてジョッキ台モータ51をジョッキ台40の下部
を上昇させる方向に駆動し、ステップ108,110の
循環処理を繰返し実行する。ステップ108は、注出ボ
タン61がオン状態にあるか否かを判定する処理であ
る。ステップ110は、ジョッキ台センサ52による検
出に基づいて、ジョッキ台40の下部の上昇が完了した
か否かを判定する処理である。同循環処理中、ジョッキ
台40の上昇が完了する前に注出ボタン61がオン状態
を解除されると、ステップ108における「NO」との
判定のもとにプログラムはステップ112以降へ進めら
れ、当該ビールサーバはビールを自動的に注出する自動
注出モード(後に詳述する)の実行を開始する。
【0017】一方、ジョッキ台40の上昇が完了するま
で継続して注出ボタン61がオン状態に保たれていれ
ば、ステップ110における「YES」との判定のもと
にプログラムはステップ118以降へ進められ、当該ビ
ールサーバは自動注出モードにて参照する注出時間T1
〜T3を設定するための注出量設定モードの実行を開始
する。この場合、制御回路70は、ステップ118にて
ジョッキ台モータ51の作動を停止した上で、図5に詳
細に示すステップ120の注出量設定処理を実行する。
【0018】制御回路70は、ステップ200にて同処
理の実行を開始した後、まず、ステップ202〜204
の循環処理を繰返し実行して液ボタン62がオン操作さ
れるのを待つ。このとき注出ボタン61がオン状態を解
除された場合は、ステップ202における「NO」との
判定のもとに、ステップ206〜210の処理を実行し
てジョッキ台40を垂直に起立した状態に戻した上で、
ステップ211にてこの注出量設定処理を終了してプロ
グラムを図4のステップ102以降へ戻す。
【0019】一方、上記循環処理中、注出ボタン61の
オン状態が保たれたまま液ボタン62がオン操作された
場合、制御回路70はステップ204にて「YES」と
判定してプログラムをステップ212以降へ進める。こ
の場合、まずステップ212にて注出コックモータ31
をレバー21を前方に傾倒操作する方向すなわち注出コ
ック20を液注出状態に移行させる方向に駆動した後、
注出コックセンサ32による検出に基づきステップ21
4の判定処理を繰返し実行して注出コック20の液注出
状態への移行が完了するのを待つ。そして、同完了時
に、ステップ216にて注出コックモータ31の作動を
停止させる。これにより、注出コック20が液注出状態
に移行して、液ノズル22から傾斜状態のジョッキ台4
0上のビールジョッキに液状態のビールが注出され始め
る。また、これと同時に、制御回路70は、ステップ2
18にて、第1設定用タイマ72に計時を開始させる。
この計時は、微少な単位時間毎に計測時間T1Dに値を
加算していくことにより進められる。
【0020】上記各処理後、注出ボタン61及び液ボタ
ン62がオン状態に保たれている間、制御回路70はス
テップ220,222の循環処理を繰返し実行し続け
る。このとき、液ノズル22からは液状態のビールが注
出され続ける。このとき注出ボタン61がオン状態を解
除された場合は、ステップ220における「NO」との
判定のもとに、ステップ224にて第1設定用タイマ7
2による計時を停止し、ステップ226〜230の処理
を実行して注出コック20を中立状態に戻した上で、プ
ログラムを前記ステップ206以降へ進めこの注出量設
定処理を終了する。
【0021】一方、上記循環処理中、注出ボタン61の
オン状態が保たれたまま液ボタン62のみがオン状態を
解除された場合、制御回路70はステップ222にて
「NO」と判定してプログラムをステップ232以降へ
進める、この場合、まずステップ232にて、前記ステ
ップ218にて開始した第1設定用タイマ72による計
時を停止する。これにより、注出コック20が液注出状
態への移行を完了してから後述のステップ236にて中
立状態への移行を開始するまでの時間、すなわち注出コ
ック20が完全に液注出状態に保たれて傾斜状態のビー
ルジョッキに液状態のビールを注出していた時間が計測
時間T1Dとして計測されたことになる。
【0022】上記計時停止後、制御回路70は、ステッ
プ234にてジョッキ台モータ51をジョッキ台40の
下部を下降させる方向すなわちジョッキ台40を垂直に
起立した状態に戻す方向に駆動し、ステップ236にて
注出コックモータ31をレバー21を起立させる方向す
なわち注出コック20を中立状態に移行させる方向に駆
動する。そして、ステップ238〜246からなる循環
処理を繰返し実行し、注出コック20が中立状態への移
行を完了したとき、注出コックセンサ32による検出に
基づきステップ238にて「YES」と判定してステッ
プ240にて注出コックモータ31の作動を停止させ
る。これにより、注出コック20は中立状態に戻されて
ビールの注出を停止する。また、上記循環処理中、ジョ
ッキ台40の下部の下降が完了すると、ジョッキ台セン
サ52による検出に基づきステップ242にて「YE
S」と判定してステップ244にてジョッキ台モータ5
1の作動を停止させる。これにより、ジョッキ台40は
垂直に起立した状態に戻される。そして、注出コック2
0及びジョッキ台40の状態が共に元に戻ったとき、制
御回路70はステップ242,246におけるそれぞれ
「YES」との判定のもとに、図6に詳細に示すステッ
プ248の追加注出量設定処理を実行する。
【0023】制御回路70は、ステップ300にて同処
理の実行を開始した後、ステップ302〜306の循環
処理を繰返し実行して、液ボタン62のオン操作、泡ボ
タン63のオン操作、及び注出ボタン61のオン状態の
解除を待つ。同循環処理中、液ボタン62がオン操作さ
れた場合は、図7に詳細に示すステップ308の追加液
注出量設定処理を実行する。
【0024】制御回路70は、ステップ400にて同処
理の実行を開始した後、まず前記図5のステップ212
〜216と同様のステップ402〜406の処理を実行
して注出コック20を液注出状態に移行させる。これに
より、注出コック20の液ノズル22から起立状態のジ
ョッキ台40上のビールジョッキに再び液状態のビール
が注出され始める。そして、この注出コック20の液注
出状態への移行の完了時、ステップ408にて、第2設
定用タイマ73に計時を開始させる。この計時は前記第
1設定用タイマ72による計時と同様に微少な単位時間
毎に計測時間T2Dに値を加算していくことにより進め
られるが、このステップ408における計時の開始時に
は計測時間T2Dのそれまでの値をリセットすることな
くそれまでの値から継続して計時を開始するようにして
いる。最初の計時ならば、前記図4のステップ102に
て設定された値“0”からの計時となる。
【0025】上記各処理後、注出ボタン61及び液ボタ
ン62がオン状態に保たれている間、制御回路70はス
テップ410,412の循環処理を繰返し実行し続け
る。このとき、液ノズル22からは液状態のビールが注
出され続ける。
【0026】上記循環処理中、注出ボタン61又は液ボ
タン62がオン状態を解除されると、制御回路70はス
テップ410,412のいずれかにて「NO」と判定し
てプログラムをステップ414以降へ進める。この場
合、まずステップ414にて、前記ステップ408にて
開始した第2設定用タイマ73による計時を停止する。
これにより、注出コック20が液注出状態への移行を完
了してから後述のステップ418にて中立状態への移行
を開始するまでの時間、すなわち注出バルブ20が完全
に液注出状態に保たれて起立状態のビールジョッキに液
状態のビールを注出していた時間が計測時間T2Dとし
て計測されたことになる。同計測の停止後、制御回路7
0は、ステップ416にて、同タイマ73により計測さ
れている計測時間T2Dに所定の補正時間αを加算す
る。補正時間αは、注出コック20が中立状態と液注出
状態又は泡注出状態との間を移行するのに要する平均的
な時間(例えば、0.5秒)に予め設定されている。
【0027】上記各処理後、制御回路70は、ステップ
418にて注出コックモータ31をレバー21を起立さ
せる方向すなわち注出コック20を中立状態に移行させ
る方向に駆動し、注出コックセンサ32による検出に基
づきステップ420の判定処理を繰返し実行して注出コ
ック20の中立状態への移行が完了するのを待つ。そし
て、同完了時に、ステップ422にて注出コックモータ
31の作動を停止させる。これにより、注出コック20
が中立状態に戻されて、ビールの注出が停止される。同
処理後、制御回路70は、ステップ424にてこの追加
液注出量設定処理を終了し、再び前記図6のステップ3
02〜306の循環処理を実行し始める。
【0028】上記ステップ302〜306の循環処理
中、泡ボタン63がオン操作された場合は、図8に詳細
に示すステップ310の泡注出量設定処理を実行する。
制御回路70は、ステップ500にて同処理の実行を開
始したとき、まずステップ502にて注出コックモータ
31をレバー21を後方に傾倒操作する方向すなわち注
出コック20を泡注出状態に移行させる方向に駆動した
上で、注出コックセンサ32による検出に基づきステッ
プ504の判定処理を繰返し実行して注出コック20の
泡注出状態への移行が完了するのを待つ。そして、同完
了時に、ステップ506にて注出コックモータ31の作
動を停止させる。これにより、注出コック20が泡注出
状態に移行して、泡ノズル23から起立状態のジョッキ
台40上のビールジョッキに泡状態のビールが注出され
始める。
【0029】また、上記注出コック20の泡注出状態へ
の移行の完了時、制御回路70は、ステップ508に
て、第3設定用タイマ74に計時を開始させる。この計
時は前記各タイマ72,73による計時と同様に微少な
単位時間毎に計測時間時間T3Dに値を加算していくこ
とにより進められるが、この場合も、前記図7のステッ
プ408における第2設定用タイマ73による計時の開
始時と同様に、計測時間T3Dのそれまでの値をリセッ
トすることなくそれまでの値から継続して計時を開始す
る。最初の計時ならば、前記図4のステップ102にて
設定された値“0”からの計時となる。
【0030】上記各処理後、注出ボタン61及び泡ボタ
ン63がオン状態に保たれている間、制御回路70はス
テップ510,512の循環処理を繰返し実行し続け
る。このとき、泡ノズル23からは泡状態のビールが注
出され続ける。
【0031】上記循環処理中、注出ボタン61又は泡ボ
タン63がオン状態を解除されると、制御回路70はス
テップ510,512のいずれかにて「NO」と判定し
てプログラムをステップ514以降へ進める。この場
合、まずステップ514にて、前記ステップ508にて
開始した第3設定用タイマ74による計時を停止する。
これにより、注出コック20が泡注出状態への移行を完
了してから後述のステップ522にて中立状態への移行
を開始するまでの時間、すなわち注出バルブ20が完全
に泡注出状態に保たれて起立状態のビールジョッキに泡
状態のビールを注出していた時間が計測時間T3Dとし
て計測されたことになる。同計測の停止後、制御回路7
0は、ステップ516にて泡注出回数を表すカウント値
CNTに値“1”を加算する。そして、同加算したカウ
ント値CNTが値“2”以上、すなわち泡を注出した回
数が2回以上であれば、ステップ518における「YE
S」との判定のもとに、ステップ520にて同タイマ7
4により計測されている計測時間T3Dに補正時間αを
加算する。
【0032】上記各処理後、制御回路70は、ステップ
522にて注出コックモータ31をレバー21を起立さ
せる方向すなわち注出コック20を中立状態に移行させ
る方向に駆動し、注出コックセンサ32による検出に基
づきステップ524の判定処理を繰返し実行して注出コ
ック20の中立状態への移行が完了するのを待つ。そし
て、同完了時に、ステップ526にて注出コックモータ
31の作動を停止させる。これにより、注出コック20
が中立状態に戻されて、ビールの注出が停止される。同
処理後、制御回路70は、ステップ528にてこの泡注
出量設定処理を終了し、再び前記図6のステップ302
〜306の循環処理を実行し始める。
【0033】上述のように、図6のステップ302〜3
06の循環処理中、液ボタン62がオン操作されると、
ステップ308の追加液注出量設定処理の実行により、
液状態のビールが注出される。また、泡ボタン63がオ
ン操作されると、ステップ310の泡注出量設定処理の
実行により、泡状態のビールが注出される。したがっ
て、この間、使用者は、各ボタン62,63の操作によ
り、前記図5のステップ220,222の循環処理中に
液ボタン61の操作により注出したビールにさらに液状
態及び泡状態のビールを注ぎ足してジョッキ台40上の
ビールジョッキ内に所望量のビールを注出することがで
きる。この場合、上記各注出は任意の順序でそれぞれ繰
返し実行が可能なため、注出するビールの量の微調整が
可能であり、より容易に所望量のビールを注出できるよ
うになっている。
【0034】上記液又は泡の注ぎ足し注出時には、注出
コック20が完全に液注出状態又は泡注出状態に保たれ
て起立状態のビールジョッキに各状態のビールを注出し
ている時間がそれぞれ計測時間T2D,T3Dとして計
測される。また、上記各ボタン62,63の操作が繰返
し行われて液又は泡の注出が間欠的に繰返し行われた場
合であっても、第2及び第3設定用タイマ73,74は
その度に計測時間T2D,T3Dの値をリセットするこ
となくそれぞれ継続的に計時を開始するので、液及び泡
が注出された累積時間が計測時間T2D,T3Dとして
それぞれ計測されることになる。また、液の注出時、及
び2回目以降の泡の注出時には、計測した計測時間T2
D,T3Dにさらに補正時間αが加算されるようになっ
ている。
【0035】上記ステップ302〜310からなる循環
処理中、注出ボタン61がオン状態を解除されると、制
御回路70は図9に詳細に示すステップ312の記憶処
理を実行する。制御回路70は、ステップ600にて同
処理の実行を開始した後、ステップ602にて計測時間
T3Dが値“0”でないか否かを判定する。上記ステッ
プ302〜306の循環処理中、泡ボタン63が一度で
も操作されておりジョッキ台40上のビールジョッキに
一度でも泡状態のビールが注出されている場合、計測時
間T3Dは前記図4のステップ102にて初期設定され
た値“0”から更新されて前記泡状態のビールを注出し
た時間を表しているので、制御回路70は「YES」と
判定し、プログラムをステップ604に進めて各タイマ
72〜74により計測されている計測時間T1D〜T3
Dをそれぞれ注出時間T1〜T3として設定してメモリ
71に記憶させる。そして、ステップ606にてこの記
憶処理を終了し、図6のステップ314にて追加注出量
設定処理を終了し、図5のステップ250にて注出量設
定処理を終了して、プログラムを図4のステップ102
以降へ戻す。
【0036】なお、上記ステップ302〜306の循環
処理中に泡ボタン63が一度も操作されておらずジョッ
キ台40上のビールジョッキに一度も泡状態のビールが
注出されていない場合は、計測時間T3Dが前記図4の
ステップ102にて初期設定された値“0”のままなの
で、制御回路70は「NO」との判定のもとに前記ステ
ップ604における注出時間T1〜T3の設定を実行す
ることなく前記ステップ606にてこの記憶処理を終了
し、追加注出量設定処理及び注出量設定処理を終了して
プログラムを前記図4のステップ102へ戻す。
【0037】上述のように注出量設定モードにて注出時
間T1〜T3が設定されると、当該ビールサーバは同設
定した注出時間T1〜T3を参照して自動注出モードの
実行が可能となる。前記図4のステップ104の繰返し
実行中、ジョッキ台40にビールジョッキが載置されて
注出ボタン61がオン操作され、かつステップ106に
て開始したジョッキ台40の上昇が完了する前に注出ボ
タン61のオン状態が解除されると、制御回路70はス
テップ108にて「NO」と判定してプログラムをステ
ップ112以降へ進め、当該ビールサーバは自動注出モ
ードの実行を開始する。この場合、制御回路70は、ま
ずジョッキ台センサ52による検出に基づきステップ1
12の判定処理を繰返し実行してジョッキ台40の下部
の上昇が完了するのを待ち、同完了時、ステップ114
にてジョッキ台モータ51の作動を停止した上で、図1
0に詳細に示すステップ116の自動注出処理を実行す
る。
【0038】制御回路70は、ステップ700にて同処
理の実行を開始した後、まず、前記図5のステップ20
2〜216及び図7のステップ402〜406と同様の
ステップ706〜710の処理を実行して注出コック2
0を液注出状態に移行させる。これにより、注出コック
20の液ノズル22から傾斜状態のジョッキ台40上の
ビールジョッキに液状態のビールが注出され始める。そ
して、この注出コック20の液注出状態への移行の完了
時、ステップ710にて、自動注出用タイマ75に計時
を開始させる。この計時は、前記各タイマ72〜74に
よる計時と同様に、微少な単位時間毎に計測時間TMに
値を加算していくことにより進められる。
【0039】上記各処理後、制御回路70は、ステップ
714の判定処理を繰返し実行して計測時間TMがメモ
リ71に記憶されている注出時間T1に達するのを待
つ。この間、液ノズル22からは液状態のビールが注出
され続ける。
【0040】上記繰返し実行中、上記注出コック20の
液注出状態への移行完了から注出時間T1が経過して計
測時間TMが注出時間T1に達すると、制御回路70は
「YES」と判定してプログラムをステップ716へ進
め、ジョッキ台モータ51をジョッキ台40の下部を下
降させる方向すなわちジョッキ台40を垂直に起立した
状態に戻す方向に駆動する。また、ステップ718にて
計測時間TMを値“0”にリセットした上で、ステップ
720にて再び自動注出用タイマ75に計時を開始させ
る。
【0041】上記各処理後、制御回路70はステップ7
22〜734からなる循環処理を繰返し実行する。同循
環処理中、ジョッキ台40の下部の下降が完了すると、
ジョッキ台センサ52による検出に基づきステップ72
2にて「YES」と判定してステップ724にてジョッ
キ台モータ51の作動を停止させる。これにより、ジョ
ッキ台40は垂直に起立した状態に戻される。なお、こ
のとき、前記ステップ716におけるジョッキ台40の
下降開始からメモリ71に記憶されている注出時間T2
が経過していなければ、液ノズル22からは液状態のビ
ールが継続して注出され続けている。
【0042】一方、上記循環処理中、前記ステップ71
6におけるジョッキ台40の下降開始から注出時間T2
が経過して計測時間TMが注出時間T2に達すると、制
御回路70はステップ726,728におけるそれぞれ
「YES」、「NO」との判定のもとにプログラムをス
テップ730に進め、注出コックモータ31をレバー2
1を起立させる方向すなわち注出コック20を中立状態
に移行させる方向に駆動する。そして、同移行が完了し
たとき、ステップ728における「YES」との判定の
もとに、ステップ732にて注出コックモータ31の作
動を停止させる。これにより、注出コック20が中立状
態に戻されて、ビールの注出が停止される。
【0043】上記循環処理中、注出コック20及びジョ
ッキ台40が共に元の状態に戻ると、制御回路70はス
テップ728,734におけるそれぞれ「YES」との
判定のもとにプログラムをステップ736以降へ進め
る。この場合、まず、前記図8のステップ502〜50
6と同様のステップ736〜740の処理を実行して注
出コック20を泡注出状態に移行させる。これにより、
注出コック20の泡ノズル23から起立状態のジョッキ
台40上のビールジョッキに泡状態のビールが注出され
始める。そして、この注出コック20の泡注出状態への
移行の完了時、ステップ742にて計測時間TMを値
“0”にリセットした上で、ステップ744にて再び自
動注出用タイマ75に計時を開始させる。
【0044】上記各処理後、制御回路70は、ステップ
746の判定処理を繰返し実行して計測時間TMがメモ
リ71に記憶されている注出時間T3に達するのを待
つ。この間、泡ノズル23からは泡状態のビールが注出
され続ける。
【0045】上記繰返し実行中、上記注出コック20の
泡注出状態への移行完了から注出時間T3が経過して計
測時間TMが注出時間T3に達すると、制御回路70は
「YES」との判定のもとに前記図8のステップ522
〜526と同様のステップ748〜752の処理を実行
して注出コック20を中立状態に戻す。そして、ステッ
プ754にてこの自動注出処理を終了してプログラムを
前記図4のステップ102以降へ戻す。
【0046】上述のように、上記実施形態においては、
まず、注出量設定モードの実行中、各ボタン62,63
の操作に応答して注出コック20が液注出状態及び泡注
出状態に移行しジョッキ台40上のビールジョッキに液
及び泡状態のビールを注出する。このとき、各設定用タ
イマ72〜74が各状態のビールの注出時間をそれぞれ
計測し、同計測された各注出時間がそれぞれメモリ71
により記憶される。そして、注出ボタン61により自動
注出モードが選択されたとき、注出コック20は上記計
測されて記憶された各注出時間の間だけ各注出状態に保
たれて各状態のビールを注出する。したがって、予め注
出量設定モードにて注出量を目視して調整しながら各ボ
タン62,63を操作して各状態のビールをそれぞれジ
ョッキ台40上のビールジョッキ内に所望量だけ注出し
ておくことにより、自動注出モード実行時に液及び泡状
態のビールがそれぞれ前記所望量だけ自動的に注出され
るようになっている。
【0047】上記場合において、上記注出量設定モード
における各注出は、最初、液ボタン62のオン操作に応
答して液状態のビールを注出し(図5のステップ20
4、212〜216、220,222,236〜24
0)、同注出後、各ボタン62,63の操作に応答して
液又は泡状態のビールを注出する(図6のステップ30
2,304,306,308)ようにして実行されよう
になっている。すなわち、必ず最初は液状態のビールが
注出されることになるため、ビールジョッキ内にて泡状
態のビールにより後に注出した液状態のビールが泡状態
化することが回避されて、各状態のビールの実際に注出
した量と目視される量との不一致が回避され、各状態の
ビールの各注出時間を各目視量にもとづき適切に設定す
ることが可能となる。これにより自動注出モードにおけ
る各状態のビールの注出量をそれぞれ常に適切に設定す
ることが可能となっている。
【0048】さらに、上記注出量設定モードにおける各
注出は、最初の液状態のビールの注出を除けば任意の順
序でそれぞれ繰返し実行可能であるため、注出するビー
ルの量の微調整が可能となってより容易に所望量のビー
ルを注出できるようになっている。これにより、より適
切な注出時間を設定できるようになっている。
【0049】なお、上記各注出及び計時の繰返し実行
中、各状態のビールのそれぞれ2回目以降の注出及び計
時の際には、同各注出及び計時毎に、図7のステップ4
16又は図8のステップ520にて、計測した計測時間
T2D、T3Dにさらに補正時間αを加算するようにし
ている。この場合、補正時間αは、注出コック20が中
立状態と各注出状態との間を移行するのに要する平均的
な時間、すなわち、注出コック20が中立状態から各注
出状態へ移行する間及び各注出状態から中立状態へ移行
する間に注出される量と同等量のビールを完全に各注出
状態にある注出コック20が注出するのに要する時間に
設定されている。これにより、注出コック20が中立状
態と各注出状態とを移行する間に注出される各状態のビ
ールの量も加味されて、注出量設定モードにて間欠的に
繰返し各注出が実行された場合であっても正確に自動注
出モードにおける注出量を注出量設定モードにおける注
出量と一致させることができるようになっている。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る飲料ディスペンサの
正面図である。
【図2】前記飲料ディスペンサの側面図である。
【図3】前記飲料ディスペンサの電気制御部を表すブロ
ック図である。
【図4】図3の制御回路により実行されるプログラムに
対応したフローチャートである。
【図5】図4の注出量設定処理の詳細を表すフローチャ
ートである。
【図6】図5の追加注出量設定処理の詳細を表すフロー
チャートである。
【図7】図6の追加液注出量設定処理の詳細を表すフロ
ーチャートである。
【図8】図6の泡注出量設定処理の詳細を表すフローチ
ャートである。
【図9】図6の記憶処理の詳細を表すフローチャートで
ある。
【図10】図4の自動注出処理の詳細を表すフローチャ
ートである。
【符号の説明】
10…本体、20…注出コック、30…切換機構、40
…ジョッキ台、50…昇降機構、60…操作パネル、6
1…注出ボタン、62…液ボタン、63…泡ボタン、7
0…制御回路、71…メモリ、72…第1設定用タイ
マ、73…第2設定用タイマ、74…第3設定用タイ
マ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 周藤 康治 愛知県豊明市栄町南館3番の16 ホシザキ 電機株式会社内 Fターム(参考) 3E082 BB03 CC01 DD02 FF09

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】発泡飲料を貯える飲料容器と、 電気的制御により液注出状態と泡注出状態と閉状態とで
    切換えられて、液注出状態にて前記飲料容器内の発泡飲
    料を液状態にて注出し、泡注出状態にて前記発泡飲料を
    泡状態にて注出し、閉状態にて前記発泡飲料の流路を閉
    止する注出コックと、 前記各状態の発泡飲料のそれぞれに対して設定された各
    所定の注出時間の間だけ前記注出コックを前記各注出状
    態に保ち続けることにより前記各状態の発泡飲料をそれ
    ぞれ所定量だけ自動的に注出する自動注出モードと前記
    自動注出モードにて参照する各注出時間を設定するため
    の注出量設定モードとを選択するモード選択手段と、 前記モード選択手段により注出量設定モードが選択され
    ているとき液状態の発泡飲料の注出の開始及び停止を指
    示する液注出指示手段と、 前記モード選択手段により注出量設定モードが選択され
    ているとき泡状態の発泡飲料の注出の開始及び停止を指
    示する泡注出指示手段と、 前記モード選択手段による注出量設定モードの選択中に
    前記液注出指示手段により液状態の発泡飲料の注出の開
    始が指示されたとき前記注出コックを液注出状態に移行
    させるとともに前記飲料の注出の停止が指示されたとき
    前記注出コックを閉状態に移行させる液注出制御手段
    と、 前記モード選択手段による注出量設定モードの選択中に
    前記泡注出指示手段により泡状態の発泡飲料の注出の開
    始が指示されたとき前記注出コックを泡注出状態に移行
    させるとともに前記飲料の注出の停止が指示されたとき
    前記注出コックを閉状態に移行させる泡注出制御手段
    と、 前記各注出制御手段の制御に連動して前記各状態の発泡
    飲料の注出時間をそれぞれ計測する一対の計時手段と、 前記各計時手段により計測された各注出時間を前記自動
    注出モードにて参照する注出時間としてそれぞれ設定し
    記憶する記憶手段とを備えた飲料ディスペンサにおい
    て、 前記泡注出制御手段を、前記液注出制御手段が前記注出
    コックを少なくとも1回液注出状態に移行させた後にの
    み前記注出コックの泡注出状態への移行制御を実行する
    ように構成したことを特徴とする飲料ディスペンサ。
  2. 【請求項2】前記請求項1に記載の飲料ディスペンサに
    おいて、前記各注出制御手段を、前記注出コックの液注
    出状態への移行制御及び泡注出状態への移行制御をそれ
    ぞれ複数回実行できるように構成するとともに、同各移
    行制御を初回の液注出状態への移行制御以外は任意の順
    序で実行できるように構成したことを特徴とする飲料デ
    ィスペンサ。
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