JP2002068152A - テープ貼付け装置 - Google Patents

テープ貼付け装置

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JP2002068152A
JP2002068152A JP2000255756A JP2000255756A JP2002068152A JP 2002068152 A JP2002068152 A JP 2002068152A JP 2000255756 A JP2000255756 A JP 2000255756A JP 2000255756 A JP2000255756 A JP 2000255756A JP 2002068152 A JP2002068152 A JP 2002068152A
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JP
Japan
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tape
diameter
roller
guide rollers
punched
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Pending
Application number
JP2000255756A
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English (en)
Inventor
Mitsuru Aida
充 相田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Metal Mining Co Ltd
Original Assignee
Sumitomo Metal Mining Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 テープ貼付け装置におけるテープの送りにず
れが生じて、打抜かれた貼着テープに不良形状のものが
生じないように、テープの搬送の良否を検出し、不正常
の場合には装置を停止させるようにして、不良品の発生
を防止し、品質や作業性の向上を図る。 【解決手段】 貼着用のテープ2を搬送して、テープ打
抜き部で所定の形状に打抜き、打抜かれたテープをリー
ドフレーム8上に貼着して、スクラップテープを搬送異
常検出部を介して巻き取るようにしたテープ貼付け装置
の前記搬送異常検出装置として、スクラップテープの最
小曲率以上の半径を有する2個の同径のガイドローラー
9,11を、その径の略2倍の間隔をもって配設すると
共に、前記2個のガイドローラーの中間に、エンコーダ
ー14に取付けた揺動アーム13上にダンサーローラー
10を配設してテープを搬送させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、リードフレームの
リード先端部の段差を無くすため、該リードの先端部に
テープを貼着するテープ貼付け装置に関し、特には、供
給されたテープの内型抜きを行うテープの切断、貼付け
方式に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、半導体装置は、電子機器の高性能
化及び小型化の傾向から、ますます高集積化高密度化
し、それに対応して半導体チップを実装するために用い
るリードフレームの形状が複雑化し、リードの数や長さ
も次第に増加してきており、リードの狭ピッチ、狭幅化
が進んできている。
【0003】このようなリードフレームは、プレス金型
を用いた打抜き加工や、エッチングマスクを用いたエッ
チング加工等で製造されているが、機械的強度も弱くな
り、打抜き加工歪みや素材自体が有する歪みが原因で、
リード先端部が跳ね上がるなどして上下に段差を生じる
ことがしばしばある。このようなリードフレームに半導
体チップを実装しようとすると、ワイヤーボンディング
作業時に、接続不良が発生するという問題が生じてい
た。
【0004】こうした問題を解消するために、リード先
端部に、耐熱性を有し熱伸縮性の少ない、例えばポリイ
ミド等を基材とした絶縁テープを貼着して、リード先端
部間を固定して上下に段差が生じないようにすることが
行われている。従来、この絶縁テープの貼着は、下面か
ら熱せられたリードフレームの上方位置の金型内に、一
定の間隔でテープを搬送させてパンチとダイで所定の形
状にせん断し、それをパンチが吸着して下のリードフレ
ーム表面に加熱圧着していた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
方法においては、金型によってせん断されるテープは、
金型のパンチ部が作動サイクルのはじめの位置に戻った
後に、搬送用のローラーによって一定の間隔で金型内に
送られるようになっているので、この際に、打抜かれて
次の打抜き位置に送られる搬送テープが、金型内の窪み
等に引掛るとか、或いはやや加熱された金型とテープの
接着面が付着してテープの送りに抵抗がかかった場合に
は、搬送部でテープと送りローラーとの間が滑ってしま
い、テープの送りにずれが生じるということがあった。
【0006】即ち、テープは通常打抜きと呼ばれる方法
で、抜き孔を残して所定形状にせん断されているため、
テープが送りずれを起こすと、図2に示すようにテープ
2のはじめの打抜きによる所定の抜き孔2a部分に、続
く次の打抜き時の抜き孔2bがかかってしまい、図3
(a)に示すように正常形状の貼着テープ2Aに対し、
同図(b)に示すような半抜きと呼ばれる所定の寸法に
満たない不良形状の貼着テープ2Bが打抜かれ、これが
リードフレームに貼付けられた場合には不良品が生じて
しまうという問題があった。
【0007】さらに、打抜かれた貼着テープの幅によっ
ては、その貼着テープをパンチが吸着できずに飛び散
り、製品やヒーターに付着し、品質や作業性を低下させ
るという問題があった。本発明は、かかる問題点を無く
すことを課題とし、上記不良品の発生を防止し、品質や
作業性の向上を図るようにしたテープ貼付け装置を提供
することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、貼着用のテープを搬送部によって一定間
隔でテープ供給部から引き出し、テープ打抜き部で所定
の形状に打抜き、打抜かれた所定形状のテープをリード
フレーム上に貼着して、打抜き後のスクラップテープを
搬送異常検出部を介してテープ巻取り部に巻き取るよう
にしたテープ貼付け装置であって、前記搬送異常検出装
置として、前記スクラップテープの曲率以上の半径を有
する2個の略同径のガイドローラーを、その径の略2倍
の間隔をもって回転可能に配設すると共に、前記2個の
ガイドローラーの中間に位置して、エンコーダーに揺動
可能に取付けたアームに回転可能のダンサーローラーを
配設したことを特徴とする構成としたものである。
【0009】このように構成することによって、本発明
のテープ貼付け装置の搬送異常検出装置においては、テ
ープはその曲率以上の半径を有する2個の略同径のガイ
ドローラーを介すると共に、その中間に配したダンサー
ローラーを介して搬送されるので、異常検出部における
テープは弾性限界以内の状態で各ローラーを介して適正
に送られ、ダンサーローラーを枢支したアームの揺動角
度を検知するエンコーダーによってテープの搬送状態は
的確に検出され、テープの搬送量が所定の値以下となっ
た場合には、直ちに装置の停止信号を送出して装置を停
止させ、テープの打抜き作動を中止し、不良品の発生を
防止することができる。
【0010】又、前記テープ貼付け装置のテープ搬送異
常検出装置において、ダンサーローラーの径を前記ガイ
ドローラーの径と略同径とすることによって、異常検出
部におけるテープの搬送はより適正に行われ、異常検出
機能をより的確に行うことができる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。
【0012】図1は、本発明の一実施形態の概念図であ
り、テープ供給部1にセットされたテープ2は、テープ
搬送部3の送りローラー15、圧着ローラー16によっ
て圧着挟持されて搬送され、一定の送り間隔で金型4内
でパンチ5、ダイ6によって打抜かれ、打抜かれた所定
形状のテープはパンチ5の先端面に図示しない吸着孔に
よって保持され、ヒーター7上のリードフレーム8に熱
圧着される。
【0013】一方、圧着工程終了後、打抜かれて孔の開
いたテープ2は、テープ搬送部3を通過した後、ガイド
ローラー9、ダンサーローラー10、ガイドローラー1
1を経て、巻取り部12でスクラップテープとして巻き
取られる。又ダンサーローラー10はアーム13の一端
に枢支され、該アーム13の他端はエンコーダー14の
軸に連結されていて、アーム13の揺動に対するその回
転角が該エンコーダー14により検出されるようになっ
ている。なお、ガイドローラー9と11は略同径で、そ
の径の略2倍の間隔を置いて配設されており、またダン
サーローラー10の径はガイドローラー9,11と略同
径である。
【0014】次いで、本発明のテープ貼付け装置の作用
について説明する。運転がスタートすると、巻取り部1
2が回転してテープ2を巻き取ることによって、ダンサ
ーローラー10が図の上方に引き上げられ、アーム13
を介してエンコーダー14が回動し設定された角度で停
止させられる。テープ圧着加工が始まると、テープ搬送
部3によってテープ2が一定の間隔で間欠的に送り出さ
れ、その都度異常搬送検出部のダンサーローラー10は
図において下降しエンコーダー14はその角度を測定す
る。
【0015】その結果、その測定角度が、テープ2の送
り量とアーム13の長さによって算出された許容範囲内
の角度にある時は、巻取り部12が回転しテープ2を巻
き取ることによって、ダンサーローラー10は再び設定
された角度まで引き上げられる。この際、異常検出部に
おけるテープは各ローラーを介して弾性限界以内の状態
で適正に送られる。
【0016】ところが、打抜かれたテープ2が金型4内
の窪みに引っかかったり、やや加熱された金型4にテー
プ2の接着面が付着するなどによって抵抗がかかり、搬
送部3でテープ2とローラー15の間で滑りが生じる
と、テープ2の送りにずれが発生する。その場合には、
アーム13の揺動回転角が不足し、これをエンコーダー
14が検出することによって装置を停止させ、これによ
ってテープ2の打抜き不良が防止される。
【0017】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、テープ
貼付け装置の搬送異常検出装置においては、テープの曲
率以上の半径を有する2個の略同径のガイドローラーを
その径の略2倍の間隔をもって配設し、ダンサーローラ
ーをその中間に配設するようにして、それらのローラー
を介してテープを搬送するようにしたので、異常検出部
におけるテープは弾性限界以内の状態で各ローラーを介
して適正に送られ、エンコーダーによりテープの搬送状
態が的確に検出され、テープの搬送量が所定の値以下と
なった場合には、直ちに装置を停止させ得るので、テー
プの貼付け不良による不良品の発生を防止し、品質や作
業性の向上が容易に得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明装置の一実施形態の説明用概念図であ
る。
【図2】打抜きテープの不良打抜き状態の部分斜視図で
ある。
【図3】図3(a)は正常な打抜き貼着テープの斜視
図、図3(b)は不良打抜き貼着テープの斜視図であ
る。
【符号の説明】
1 テープ供給部 2 テープ 3 テープ搬送部 4 金型 5 パンチ 6 ダイ 7 ヒーター 8 リードフレーム 9、11 ガイドローラー 10 ダンサーローラー 12 巻取り部 13 アーム 14 エンコーダー 15 送りローラー

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 テープ搬送部によって一定間隔で引き出
    されるテープをテープ打抜き部により所定の形状に打抜
    き、打抜かれた所定形状のテープをリードフレーム上に
    貼着して、打抜き後のスクラップテープを搬送異常検出
    部を介してテープ巻取り部に巻取るようにしたテープ貼
    付け装置において、前記搬送異常検出部は、前記スクラ
    ップテープの曲率以上の半径を有する2個の略同径のガ
    イドローラーを、その径の略2倍の間隔をもって回転可
    能に固定配設すると共に、前記2個のガイドローラーの
    中間に位置して、エンコーダーに揺動可能に取付けたア
    ームに回転可能なダンサーローラーを配設した構成から
    なることを特徴とするテープ貼付け装置。
  2. 【請求項2】 前記ダンサーローラーは、前記ガイドロ
    ーラーの径と略同径のローラーであることを特徴とする
    テープ貼付け装置。
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