JP2002067627A - 自動車タイヤ用防滑要素と防滑チップ - Google Patents

自動車タイヤ用防滑要素と防滑チップ

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JP2002067627A JP2000297587A JP2000297587A JP2002067627A JP 2002067627 A JP2002067627 A JP 2002067627A JP 2000297587 A JP2000297587 A JP 2000297587A JP 2000297587 A JP2000297587 A JP 2000297587A JP 2002067627 A JP2002067627 A JP 2002067627A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 積雪寒冷時にはブレーキ抵抗や走行抵抗の負
荷で破損することなく、滑り止めを図り、露出路面を走
行する時には、該路面を傷めることのない自動車タイヤ
用防滑要素と防滑チップを提供すること。 【解決手段】 ピン軸1の一方に形状記憶合金製のスペ
ーサー4を係着し、該スペーサー4の変形をピン軸1の
軸心方向の移動に関与させ、他方に超硬合金製のピン7
を植設する。前記要件から成る自動車タイヤ用防滑要素
のほかに、該防滑要素に加えて、ピン軸1の一方がその
頭部(軸端)を伸縮自在にしたものも提供される。ま
た、上記要件から成る各自動車タイヤ用防滑要素に加え
て、ピン軸1を案内する円筒ケース13(16、17
等)に組込んだ該防滑要素も提供され得る。さらに、タ
イヤ18のトレッドパターン19に配設される溝20に
チップ本体23が嵌着され、該チップ本体23に滑り止
め体が植設された防滑チップにおいて、滑り止め体が前
記各自動車タイヤ用防滑要素から成る防滑チップも提供
される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車の雪道走行
用のタイヤにおける防滑技術に関する。
【0002】
【従来の技術】従来からタイヤのトレッドパターンの配
設溝に防滑チップを嵌着し、そこに植設された滑り止め
体で、雪道走行時のスリップ防止を図る防滑技術が提案
されているが、積雪寒冷期では路面が露出することがな
いから問題はないが、積雪で覆われるような時期に、路
面が露出している状況では、露出路面を滑り止め体で傷
めることとなるのである。そこで、形状記憶合金製の滑
り止め体(ピン)を直接タイヤのトレッドに植設したも
のが提案されていたが、寒冷突出時でのピンが、ブレー
キや走行抵抗時での負荷で破損し、使用に耐えないもの
であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】そこで、本発明は、積
雪寒冷時にはブレーキ抵抗や走行抵抗の負荷で破損する
ことなく滑り止めを図り、露出路面を走行する時には、
該路面を傷めることのない自動車タイヤ用防滑要素と防
滑チップを提供するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決する第1
発明の自動車タイヤ用防滑要素は、ピン軸の一方に形状
記憶合金製のスペーサーを係着し、該スペーサーの変形
をピン軸の軸心方向の移動に関与させ、他方に超硬合金
製のピンを植設して成る。したがって、ピン軸の一方に
前記スペーサーを係着するとは、軸に中空円筒状のスペ
ーサーを外嵌する場合と、軸に軸端から凹設した凹部に
スペーサーを内嵌する場合とが挙げられ、前者では、ス
ペーサーの一端がピン軸の膨径部に当接されることが求
められ、後者では、スペーサーの一端が凹部の底に当接
されることが求められる。また、第2発明の自動車タイ
ヤ用防滑要素は、第1発明の自動車タイヤ用防滑要素に
おいて、ピン軸の一方が、その頭部を伸縮自在にして成
るものである。ここに、伸縮自在とは、該ピン軸の一方
に、頭部を有するネジ軸を螺設することや、頭部を有す
る小径ピンをピン軸の一方にその軸端から穿設した小孔
に嵌入し、その小径ピンの首部に馬蹄形(或はオメガ
状)のスペーサーを係着し、該スペーサーの厚みで頭部
の出入位置を調整するなどである。また、第3発明の自
動車タイヤ用防滑要素は、第1発明又は第2発明の自動
車タイヤ用防滑要素と、該防滑要素を収納する円筒ケー
スとから成る。ここに、円筒ケースとは、単に無底の円
筒ケースから、有底の円筒ケースにして、底の中心に貫
通孔の有るものや、貫通孔のないものなどである。さら
に、第4発明の防滑チップは、タイヤのトレッドパター
ンに配設される溝に嵌着して、植設された滑り止め体で
雪道走行時のスリップを防止する防滑チップにおいて、
前記滑り止め体が、第1発明、第2発明又は第3発明の
自動車タイヤ用防滑要素から成るものである。
【0005】
【発明の実施の形態】本発明における自動車タイヤ用防
滑要素は、スペーサーの温度による軸心方向への変形形
状の記憶によって、ピン軸の軸心方向への出入を制御す
るものであるから、直接雪道走行用のタイヤに植設され
るものから、雪道走行用のタイヤのトレッドパターンの
配設溝に嵌着される防滑チップに植設されるものとして
実施される。自動車タイヤ用防滑要素を防滑チップに植
設する場合には、該防滑チップの底面を貫通してピン軸
の一方(スペーサーを係着する側)を突出するものか
ら、ピン軸の一方を前記底面から貫通させないものまで
選択され、前者の場合は、ピン軸の一方の突出端に形成
した円錐部の最大径部でピン軸の防滑チップからの抜け
止めを図ったり、防滑チップに圧入した円筒ケースを介
してピン軸の抜け止めを図るなどであり、後者の場合に
は、防滑チップに圧入した円筒ケースを介してピン軸の
抜け止めを図るものであり、この場合の円筒ケースは、
有底の円筒ケースで底に超硬合金製のピンを挿通し得る
貫通孔を貫通して成る。なお、有底にして底に貫通孔の
ない円筒ケースを使用して防滑チップに自動車タイヤ用
防滑要素を植設するには、防滑チップの裏面から円筒ケ
ースの圧入孔を穿設し、該圧入孔の中心に超硬合金製の
ピンを挿通し得る貫通孔を貫設し、ピン軸の一方にスペ
ーサーを係着した状態で該一方を円筒ケースの底側に収
めて該円筒ケースを圧入孔に圧入し、前記ピンを貫通孔
より突出して植設するものである。
【0006】
【実施例】本発明の自動車タイヤ用防滑要素(以下、単
に防滑要素とする。)aについて、実施例により説明す
ると、図1(a)に示すように、ピン1軸の一方を小径
軸2とし、その下端部(頭部)に円錐部3を成形して最
大径を前記小径軸2の直径より僅かに大径となし、該小
径軸2に、常温では伸縮拡径自在な円筒状の形状記憶合
金製のスペーサー4を外嵌し、他方の大径軸5側にその
中心に圧入孔6を穿設し、軸端より所要長突出するよう
に、該圧入孔6に超硬合金製のピン7を圧入嵌着して成
る。また、図1(b)に示した防滑要素aは、ピン軸1
の小径軸2の下端部に円錐部3を成形しないで、単に該
小径軸2の軸長より長尺な前記特性の円筒状の形状記憶
合金製のスペーサー4を小径軸2に外嵌し、他方の大径
軸5側に軸端より所要長突出するように、その中心に穿
設した圧入孔6に超硬合金製のピン7を圧入嵌着して成
る。さらに、図1(c)に示した防滑要素aは、ピン軸
1を同一径の大径軸5の軸体に成形し、その一方の軸心
部に所要径、所要深さの凹部8を凹設し、該凹部8に棒
状のスペーサー9を軸端より所要長突出するように内嵌
し、他方の軸心部には前記と同様に圧入孔6を穿設し、
該圧入孔6に軸端より所要長突出するように超硬合金製
のピン7を圧入嵌着して成る。
【0007】次に、防滑要素bについて説明すると、図
2に示すように、ピン軸1の一方を小径軸2とし、該小
径軸2の軸端よりネジ孔10を螺設し、該ネジ孔10に
最大径を小径軸2の直径より僅かに大径とする円錐部3
を軸頭としたネジ軸11を螺合し、該円錐部3にドライ
バーを係着するための溝12を掘設し、他方の軸心部に
は圧入孔6を穿設し、該圧入孔6に軸端より所要長突出
するように超硬合金製のピン7を圧入嵌着して成る。
【0008】図3に示す防滑要素cについて説明する
と、このものは図1(a)に示す防滑要素aと、ピン軸
1の大径軸5に外嵌して所要の背丈を有する底無しの円
筒ケース13とから成り、円筒ケース13の内周面でス
ペーサー4の軸心方向の伸縮を案内するとともに、ピン
軸1の軸心方向の昇降を大径軸5を介して滑らかに案内
するものである。
【0009】また、図4(a)に示す防滑要素dについ
て説明すると、このものは図1(a)に示す防滑要素a
と、ピン軸1の大径軸5に外嵌するとともに、底に貫設
した貫通孔14から円錐部3の最大径部15を貫通させ
た有底の円筒ケース16とから成り、該円筒ケース16
の底面から円錐部3の最大径部15の内面までの距離r
を確保し、かつ、ピン軸1の大径軸5の外端に円筒ケー
ス16の開口端を一致させたときに、該円筒ケース16
の内底に着座して小径軸2に外嵌するスペーサー4の上
端と、大径軸5の内端との間にスペーサー4の膨張代h
を確保できるように、円筒ケース16の内寸法(内底か
ら開口端までの高さ及び内径)、底の肉厚、大径軸5の
長さ、小径軸2の円錐部3の最大径部15までの長さ等
が決定されるものである。
【0010】さらに、図4(b)に示す防滑要素eにつ
いて説明すると、このものは図1(a)に示す防滑要素
aと、ピン軸1の大径軸5に外嵌するとともに、底に貫
設した貫設孔14から超硬合金製のピン7を貫通させた
有底の円筒ケース16とから成り、該円筒ケース16の
開口端から円錐部3の最大径部15の内面までの距離r
を確保し、かつ、ピン軸1の大径軸5の他方(上端)を
円筒ケース16の内底に密着するとともに、スペーサー
4の下端を円筒ケース16の開口端に一致させたとき
に、大径軸5の下端(小径軸2から見て表現すれば膨径
部)と、スペーサー4の上端との間に該スペーサー4の
膨張代hを確保できるように、前記と同様に円筒ケース
16の内寸法、大径軸5の長さ、小径軸2の円錐部3の
最大径部15までの長さ等が決定されるものである。な
お、防滑要素bにおいても、前記の無底の円筒ケース1
3、或は有底の円筒ケース16、との結合で各種防滑要
素として提供され得ることは勿論である。
【0011】次に、図5(a)に示す防滑要素fについ
て説明すると、このものは図1(b)に示した防滑要素
aと、有底で、かつ底に貫通孔14のない円筒ケース1
7との結合から成り、ピン軸1の大径軸5を昇降自在に
内嵌した状態で、円筒ケース17の開口端と大径軸5の
上端との間にスペーサー4の膨張代hを確保するととも
に、小径軸2の軸端と円筒ケース17の内底との間にピ
ン軸1の降下代s(スペーサー4の圧縮代)を確保でき
るように、円筒ケース17の内寸法(内底から開口端ま
での高さ及び内径)、大径軸5の長さ、小径軸2の長
さ、スペーサー4の背丈等が決定されるものである。
【0012】また、図5(b)に示す防滑要素gについ
て説明すると、このものは図1(c)に示す防滑要素a
と、有底で、かつ底に貫通孔14のない円筒ケース17
との結合から成り、ピン軸1の大径軸5を昇降自在に内
嵌した状態で、円筒ケース17の開口端と大径軸5の上
端との間にスペーサー9の膨脹代hを確保するととも
に、大径軸5の下端と円筒ケース17の内底との間にピ
ン軸1の降下代s(スペーサー9の圧縮代)を確保でき
るように、前記と同様に円筒ケース17の内寸法、大径
軸5の長さ、スペーサー9の大径軸5の下端からの垂下
長さ等が決定されるものである。
【0013】上記に説明した各種防滑要素a乃至gは、
直接雪道走行用のタイヤ18に植設されたり、該タイヤ
18のトレッドパターン19を配設した溝20に嵌着さ
れる全ての防滑チップに植設されて使用に供されるもの
である。そこで、防滑要素dを防滑チップAに植設した
例で説明すると、図6に示すように、所要幅、所要高の
短尺な縦棒状体21と、該縦棒状体21に直角に接合す
る所要幅、所要高の短尺な横棒状体22とから成るチッ
プ本体23は、両棒状体21、22の両側面には下面か
ら上面に向けて末広がり状の突起24を所要間隔に所要
数配設し、上面には所要数の山形状の突起25を配設
し、さらに、両棒状体21、22の交差部にはその上面
に超硬合金製のピン7を所要長突出して防滑要素dを植
設して成る。すなわち、チップ本体23には図7に示す
ように、防滑要素dに示す距離rを底部の肉厚として円
筒ケース16を圧入する圧入孔26を掘設し、前記底部
の中心に略小径軸2と同径の貫通孔27を貫設して成
り、この状態で、圧入孔26に円筒ケース16を圧入嵌
着し、次いで、円筒ケース16の内部に防滑要素aを挿
入し、強く押圧すると、小径軸2の円錐部3はチップ本
体23の底部の貫通孔27を拡径変形してその最大径部
15をチップ本体23の底面に押し出し、ピン軸1はチ
ップ本体23に抜け止め状態で係止されるのである。し
たがって、走行時の遠心力によっても、チップ本体23
からピン軸1は脱落することがない。
【0014】このようにして成る防滑チップAは防滑要
素dを植設した状態で図8に示すように、雪道走行用の
タイヤ18のトレッドパターン19の溝20に嵌着され
て雪道の安全走行に供されるのである。すなわち、積雪
寒冷時ではスペーサー4が膨脹した記憶姿勢で硬化し、
ピン7がタイヤ18のトレッドより突出した状態となる
から、アイスバーンでの走行ではブレーキの効きが良
く、しかも、超硬合金製であるから過酷な負荷にも破損
することなく、また、積雪のない路面走行ではスペーサ
ー4が軟化し、ピン7はタイヤ18の接地圧を受けて引
っ込み、露出路面を不要に傷めることがないのである。
【0015】次に、防滑チップBについて説明すると、
このものは図9に示すように、前記チップ本体23にお
いて、底面から有底の円筒ケース17を圧入するための
圧入孔26を掘設し、その中心から上面に向けてピン7
を挿通できる貫通孔27を貫設して成り、このようなチ
ップ本体23の圧入孔26に防滑要素fの円筒ケース1
7を圧入すると、ピン7は該チップ本体23の貫通孔2
7に挿入されてその上面より所要に突出した状態で位置
決めされるのである。
【0016】このようにして成る防滑チップBは、前記
防滑チップAと同様に、タイヤ18のトレッドパターン
19の溝20に嵌着され、積雪のない路面ではスペーサ
ー4が軟化状態で圧縮されるから、ピン7はタイヤ18
の接地圧で引っ込み、ブレーキ時でも路面を削り取るこ
とがなく、アイスバーンでの走行では、前記と同様にス
ペーサー4が膨脹した記憶姿勢で硬化し続けるから、ピ
ン7はタイヤ18の接地圧を受けて引っ込むことがな
く、ブレーキ時にはピン7がアイスバーンに噛み込んで
スリップが防止されるのである。この防滑チップBの構
造では、チップ本体23に対して圧入孔26の底部で防
滑要素fを支持するから、該防滑要素fは遠心力でチッ
プ本体23から脱落することがない。以上に示した防滑
チップA、Bは、ほんの一例に過ぎず、そのチップ本体
23の形状や構造はタイヤ18のトレッドパターン19
によって配設される溝20に係着されて本発明の防滑要
素を具備するものであれば、全てが本発明の対象とされ
ることは勿論である。また、防滑要素で示した距離rや
スペーサー4、9の膨脹代h、ピン軸1の降下代s等に
ついても、製造条件の一例に過ぎず、このものに限定す
ることでもなく、チップ本体23とピン7の突出寸法の
関係や、チップ本体23をトレッドパターン19の溝2
0に嵌着したときのチップ本体23の上面とトレッドと
の取付け寸法などによって上記各寸法が決定されるので
ある。さらに、防滑要素bを円筒ケース16と組合わせ
てチップ本体23に組込み、防滑チップとしてタイヤ1
8のトレッドパターン19の溝20に嵌着した際、溝2
0の底面にピン軸1の路面からの圧接力を伝達してより
クッション性を確保しようとするときは、ネジ軸11を
調整して、その円錐部3の頂部を前記底面に接触させれ
ばよいのである。このほか、スペーサー4(9)として
は、コイル状の形状記憶合金製のものも提供され得る。
【0017】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、形状記憶
合金に走行時の過酷な負荷をかけることなく、その温度
感知域によって、超硬合金製のピンを出入するものであ
るから、積雪寒冷時のアイスバーンでは、タイヤのトレ
ッドより突出するピンを噛み込ませてスリップを防止
し、雪道走行の安全性が確保され、積雪のない路面で
は、その温度が感知され、走行時の圧接負荷によってピ
ンが引っ込み、路面を傷めることがないのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わる自動車タイヤ用防滑要素aの縦
断面図。
【図2】本発明に係わる自動車タイヤ用防滑要素bの要
部縦断面図。
【図3】本発明に係わる自動車タイヤ用防滑要素cの縦
断面図。
【図4】本発明に係わる前記防滑要素aと有底の円筒ケ
ースとの組合わせによる自動車タイヤ用防滑要素の説明
図。
【図5】本発明に係わる前記防滑要素aと有底の円筒ケ
ースとの組合わせによる他の自動車タイヤ用防滑要素の
説明図。
【図6】本発明に係わる防滑チップAの斜視図。
【図7】図6のA−A矢視縦断面図。
【図8】防滑チップAをタイヤのトレッドパターンの溝
に嵌着した状態の説明図。
【図9】防滑チップBの要部縦断面図。
【符号の説明】
1 ピン軸 2 小径軸 3 円錐部 4 スペーサー 5 大径軸 6 圧入孔 7 ピン 8 凹部 9 スペーサー 10 ネジ孔 11 ネジ軸 12 溝 13 円筒ケース 14 貫通孔 15 最大径部 16 円筒ケース 17 円筒ケース 18 タイヤ 19 トレッドパターン 20 溝 21 縦棒状体 22 横棒状体 23 チップ本体 24 突起 25 突起 26 圧入孔 27 貫通孔 a乃至g 自動車タイヤ用防滑要素 A 防滑チップ B 防滑チップ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ピン軸の一方に形状記憶合金製のスペー
    サーを係着し、該スペーサーの変形をピン軸の軸心方向
    の移動に関与させ、他方に超硬合金製のピンを植設して
    成る自動車タイヤ用防滑要素。
  2. 【請求項2】 ピン軸の一方が、その頭部を伸縮自在に
    して成る請求項1記載の自動車タイヤ用防滑要素。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2記載の自動車タイヤ用防
    滑要素と、該防滑要素を収納する円筒ケースとから成る
    自動車タイヤ用防滑要素。
  4. 【請求項4】 タイヤのトレッドパターンに配設される
    溝に嵌着して、植設された滑り止め体で雪道走行時のス
    リップを防止する防滑チップにおいて、前記滑り止め体
    が、請求項1、2又は3記載の自動車タイヤ用防滑要素
    から成る防滑チップ。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7508359B2 (en) 2003-11-03 2009-03-24 Lg Electronics Inc. Method of driving a plasma display panel
JP2013136300A (ja) * 2011-12-28 2013-07-11 Bridgestone Corp スタッダブルタイヤ
KR20220153699A (ko) * 2021-05-11 2022-11-21 넥센타이어 주식회사 공명음 저감부를 구비한 공기입 타이어

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