JP2002067006A - 藺草材及びその使用物並びに藺草材の製造方法 - Google Patents
藺草材及びその使用物並びに藺草材の製造方法Info
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Abstract
ルデヒド及び二酸化硫黄の吸着作用などをより効果的に
発揮できる藺草材の使用物を提供する。 【解決手段】藺草に破壊力を加えて破壊することにより
藺草を細かくして粉状体や線状体とし、これらを塗料、
結合材、紙、撚り糸、紡糸繊維、壁材、編織物、茣蓙な
どの材料として使用する。
Description
用物並びに藺草材の製造方法に関するものである。更に
詳しくは、破壊力を加えることにより細かくして得られ
た藺草材及びその使用物並びに藺草材の製造方法に関す
る。
状の柔らかい髄とを有する。藺草の香りは、森林浴効果
と同様に副交感神経を活性化させ、リラクゼーション効
果が有るといわれている。また、近年においては、藺草
の吸放湿作用や藺草に含まれている成分による酸化防止
作用及び抗菌作用なども注目されてきている。このよう
な藺草は、主として畳表、花茣蓙、座布団の表地などの
藺草製品に使用されている。
酸化防止作用、抗菌作用などを有し、これらの作用が注
目されている。しかしながら、従来から使用されていた
藺草製品である畳表や茣蓙などにおいては、注目されて
いる程には、吸放湿作用、酸化防止作用、抗菌作用など
が十分に発揮されていないのが実情であった。
を探求する過程において、藺草が新たに、ホルムアルデ
ヒドと二酸化硫黄に対する吸着性にも優れていることを
見い出し確認した。特に、ホルムアルデヒドは、近年、
問題になっている居住者の健康を害する住宅、いわゆる
シックハウスの元凶といわれている物質である。
ルデヒド及び二酸化硫黄の吸着性などを高めるための要
因を知見した。その一つは、藺草と空気との接触面積を
広くすることである。他の一つは藺草の外皮は蝋質が覆
っているので、外皮以外の部分、即ち内部をできるだけ
広く空気と接触させることである。このことは、外皮を
覆っている蝋質が上記吸放湿性や上記吸着性を妨げる要
因の一つではないかと想定したことにもよる。
藺草が持つ湿分に対する吸放湿作用、ホルムアルデヒド
及び二酸化硫黄の吸着作用などをより効果的に発揮でき
るようにすることにある。本発明の第2の目的は、上記
効果を発揮できるようになった藺草材の使用物を提供す
ることにある。
の本発明の手段は次のとおりである。第1の発明にあっ
ては、藺草に破壊力を加えて破壊することにより藺草を
細かくしたことを特徴とする、藺草材である。
あることを特徴とする、第1の発明に係る藺草材であ
る。
あることを特徴とする、第1の発明に係る藺草材であ
る。
第3の発明に係る藺草材を有することを特徴とする、藺
草材の使用物である。
第3の発明に係る藺草材を有することを特徴とする、塗
料である。
第3の発明に係る藺草材を有することを特徴とする、結
合材である。
第3の発明に係る藺草材を有することを特徴とする、紙
である。
第3の発明に係る藺草材を有することを特徴とする、撚
り糸である。
紙で撚られていることを特徴とする、撚り糸である。
る撚り糸に第1、第2または第3の発明に係る藺草材が
付着していることを特徴とする、撚り糸である。
する高分子を含み、当該高分子が第1、第2または第3
の発明に係る藺草材を有することを特徴とする紡糸繊維
である。
は第3の発明に係る藺草材を有することを特徴とする、
壁材である。
1、第2または第3の発明に係る藺草材が付着している
ことを特徴とする、壁材である。
は第10の発明に係る撚り糸で編織成されていることを
特徴とする、編織物である。
0の発明に係る撚り糸で織成されていることを特徴とす
る、茣蓙である。
に破壊力を加えて破壊する工程を含むことを特徴とす
る、藺草材の製造方法である。
する使用物としては、例えば塗料、結合材、紙、撚り
糸、紡糸繊維、壁材、編織物、茣蓙などを挙げることが
できるが、これらに限定するものではない。また、編織
物とは、編物と織物を含めたもののことをいい、その例
としては、織布や編布をあげることができる。
ては、小麦の製粉などに使用されているミーリングマシ
ンと構造が同一の粉砕機に通す方法、回転速度が異なり
表面に多数の刃状の突条を有するローラー間を通す方法
などがある。前者によると、原料である藺草は外皮が粉
状体となり、髄は微細粉となることが多く、それらの混
合体(以下、粉状体という)となる。後者によると、外
皮は線状体となり、髄は上記と同じく微細粉となること
が多く、それらの混合体(以下、線状体という)とな
る。従って、原料である藺草は捨てる部分はなく、全て
利用でき、用途がなく廃棄されるような藺草も利用する
ことができる。なお、破壊力を加える方法は、上記には
限定されず、他の公知手段を用いることもできる。
挙げることができ、そのバインダーとしては合成樹脂が
多く使用される。しかし、上記には限定されない。結合
材としては、接着剤、粘着剤、布海苔、セメントなどを
挙げることができる。しかし、上記には限定されない。
の一つは、洋紙、和紙、合成紙、再生紙などの製造工程
において使用されるパルプまたは靱皮繊維を含む流動体
の紙料に、上記本発明に係る粉状体または線状体などの
藺草材を混合して製造したものである。また、他の一つ
は、パルプまたは靱皮繊維を含まずに、粉状体または線
状体などの藺草材だけを含む紙料を使用して製造したも
のである。
る。その一つは、例えば木綿、麻、ビスコースレーヨ
ン、アセテート、ポリアミド、ポリエステル、アクリ
ル、ポリビニルアルコ−ル、ポリオレフィン、ポリウレ
タンなどの高分子のフィラメント(または単糸)に、上
記本発明に係る粉状体または線状体などの藺草材を付着
後または含有させた後、撚ったものである。上記高分子
のフィラメントに上記本発明に係る粉状体または線状体
を含有させる比率は、例えば、高分子100重量部に対
して0.1〜0.3重量部であるが、これに限定される
ものではない。他の一つは、洋紙、和紙、合成紙、再
生紙などの製造工程において使用されるパルプまたは靱
皮繊維を含む流動体の紙料に、本発明に係る粉状体また
は線状体などの藺草材を混合して製造したものを、撚っ
たものである。また、他の一つは、本発明に係る粉状
体または線状体などの藺草材だけを含む紙料を使用して
製造した紙を、撚ったものである。更に他の一つは、
上記、の撚り糸に、更にその表面に上記粉状体また
は線状体などの藺草材を付着させたものである。
その一つは、壁材の原料に本発明に係る粉状体または線
状体などの藺草材を含有させておき、その原料により、
製造したものである。また、他の一つは、通常の方法で
製造された基材に本発明に係る粉状体または線状体を付
着させたものである。基材としては、紙、編織物、合成
樹脂シートまたは板状体、その他の薄い板状体(木製ま
たは金属製)などを挙げることができる。当該基材の表
面には上記本発明に係る粉状体または線状体が通常は隙
間なく全面にまたは一部に付着される。付着する方法と
しては、接着剤を塗布した基材に、散布、吹付け、振動
或いは静電気を利用することにより行われる。
糸を使用して編んだものまたは織ったものをなどを挙げ
ることができる。
のうち、上記、、を使用して織成したものをなど
を挙げることができる。
ある藺草に破壊力を加えることにより、例えば粉状体や
線状体のように細かくしたものである。藺草材のうち空
気に触れるのは、蝋質で覆われている外皮の表面(外
面)よりもむしろ、外皮の内面や髄(ジミ、灯心ともい
われている)の破断面などである。上記外皮の内面や髄
の破断面などは蝋質で覆われていないので、空気を遮断
することなく、空気中の湿分に対する吸放湿性やホルム
アルデヒド及び二酸化硫黄に対する吸着性を向上させる
ことができる。しかも、粉状体や線状体は細かく、その
表面は凹凸状になっているため、重量が同じ場合、藺草
そのものと比較して表面積が広く、そのことにより、空
気中の湿分に対する吸放湿性やホルムアルデヒド及び二
酸化硫黄に対する吸着性を更に向上させることができ
る。
や線状体などの細かくなった藺草材を有している。従っ
て、藺草を細かくしないでそのまま使用したものと比較
して、空気中の湿分に対する吸放湿性やホルムアルデヒ
ド及び二酸化硫黄に対する吸着性を向上させることがで
きる。
どの藺草材を有している。従って、上記塗料を、室内や
車内などに使用すると、湿分に対する良好な吸放湿性を
維持できる。更に、ホルムアルデヒド及び二酸化硫黄に
対する吸着性にも優れているので、シックハウス問題の
対策としても十分有用である。
などの藺草材を有している。従って、上記結合材が例え
ば布海苔であり、当該布海苔を室内の塗り壁(プラスタ
ー塗り壁など)の結合材として使用すると、上記塗料を
室内に使用した場合と同じく優れた作用を奏する。
の藺草材を有している。そして、上記紙を襖や障子など
の建具、壁紙、照明器具の笠などに使用すると、上記壁
材や塗料などと同じく優れた作用を奏する。
などの藺草材を有している。そして、上記撚り糸で編織
物を作り、衣類、寝装具、インテリア製品としてのカー
テン、ロールスクリーン、カーペットなどに利用する
と、上記藺草材により、室内もしくは人体表面の湿度を
好ましい状態に維持することが可能であり、快適な生活
の一助となり得る。
係る紙により撚られている。上記紙は上記藺草材を有し
ているので、上記撚り糸と同様の優れた作用を奏する。
係る紙に上記粉状体や線状体などの藺草材を付着後、そ
の紙を使用して撚られたものである。上記撚り糸で編織
物を作り、衣類、寝装具、インテリア製品としてのカー
テン、ロールスクリーン、カーペットなどに利用する
と、室内もしくは人体表面の湿度をより一層好ましい状
態に維持することが可能であり、快適な生活の一助とな
り得る。
する高分子を含み、当該高分子が上記粉状体や線状体な
どの藺草材を有している。そして、上記紡糸繊維で編織
物を作り、衣類、寝装具、インテリア製品としてのカー
テン、ロールスクリーン、カーペットなどに利用する
と、上記撚り糸で編織物を作り、衣類や寝装具などに利
用した場合とほぼ同じ優れた作用を奏することができ
る。
どの藺草材が表面に付着したものである。または、製造
工程において、壁材の原料に含ませておいたものであ
る。従って、上記壁材を壁紙などとして室内で使用する
と、当該壁紙により、湿分に対する良好な吸放湿性を維
持できる。更に、ホルムアルデヒド及び二酸化硫黄に対
する吸着性にも優れているので、近年、問題になってい
る居住者の健康を害する、いわゆるシックハウス問題の
対策としても十分有用である。
ている。そして、上記茣蓙を畳表として畳を作り、ま
た、そのまま敷物として室内で使用すると、上記壁材の
場合とほぼ同じく優れた作用を奏することができる。
ある藺草に破壊力を加えて破壊する工程を含む。上記の
ように藺草を破壊することにより、原料である藺草を長
さ方向だけに切断しただけのものなどに比べて、空気と
接触する表面積が広くなっている。従って、空気中の湿
分に対する吸放湿性を向上させることができる。また、
ホルムアルデヒド及び二酸化硫黄に対する吸着性を有す
るようにすることができる。しかも、藺草が粉砕または
破砕することにより、蝋質で覆われていない外皮の内面
や髄の部分も空気と接する面積が広くなり、空気中の湿
分に対する吸放湿性を更に向上させることができる。ま
た、ホルムアルデヒド及び二酸化硫黄に対する吸着性を
更に向上させることができる。
その使用例について説明する。先ず、粉状体を作るため
に、原料である藺草を粉砕機に通す。この粉砕機は、小
麦の製粉などに使用されているミーリングマシンと構造
が同一である。このとき、上部の回転粉砕盤と下部部の
回転粉砕盤の間隔は製粉の場合よりも幾らか大きくして
ある。上記原料である藺草は、長さ選別機による選別時
に生じた端材と織成時に生じた端材を使用した。これに
より得られた粉状体をエポキシ樹脂系ワニス100重量
部に3〜5重量部混合した。このワニスを新築の洋間の
板壁に塗布した。上記洋間には建材の接着剤として尿素
樹脂系の接着剤が使用されていたが、ホルムアルデヒド
による刺激臭を殆ど感じなかった。また、冬季には、石
油ストーブ(燃料として灯油を使用のもの)を使用した
が、悪臭(二酸化硫黄などによるものが多いと思われ
る)を殆ど感じなかった。これは藺草の粉状体がホルム
アルデヒドや二酸化硫黄などに対する優れた吸着性を有
していることによるものと思われる。
について説明する。楮の靱皮繊維を、水洗し、水を張っ
た紙漉き船に入れ、ネベジ(ノリともいわれる。ノリと
しては糊空木の皮から抽出した粘質体、ポリエチレング
リコール、アルギン酸ソーダ、または、ポリ燐酸塩など
が使用される。これらは、繊維の沈殿を防ぎ、分散を良
くすることができる)を加えて、棒と馬鍬で十分に攪拌
し靱皮繊維の分散液とする。この分散液100重量部に
上記粉状体を20重量部入れ、更に棒と馬鍬で十分に攪
拌し紙料とする。竹簀を用いて、紙漉き船の中の紙料を
掬い、竹簀の上に万遍なく広げ、表面層を作る。必要な
らば、上記表面層の上に、再度、紙料を掬くい、繊維を
絡み合わせて所定の厚みになるようにする。これを竹簀
から外し、脱水し、乾燥し、紙を得る。
置かれる電気スタンドの笠紙などに使用した。上記和間
には建材の接着剤として尿素樹脂系の接着剤が使用され
ていたが、ホルムアルデヒドによる刺激臭を殆ど感じな
かった。また、冬季には、石油ストーブ(燃料として灯
油を使用のもの)を使用したが、悪臭(二酸化硫黄など
によるものが多いと思われる)を殆ど感じなかった。こ
れは藺草の粉状体がホルムアルデヒドや二酸化硫黄など
に対する優れた吸着性を有していることによるものと思
われる。
例について説明する。楮の靱皮繊維を使用して作った厚
手の和紙を基材として、この基材の表面に接着剤を塗っ
た。この基材の上に上記粉状体を静電塗装法により隙間
なく植毛し壁材とし、和室に使用した。この和室に、湿
度が高い梅雨期に居住したところ、蒸し暑さを殆ど感じ
ることはなく、快適な生活をおくることができた。ま
た、ホルムアルデヒドや二酸化硫黄などに対する吸着性
も上記塗料や和紙と同じく優れた作用を奏することがで
きた。
例について説明する。先ず、撚り糸を製造する。三椏の
靱皮繊維より作った薄手の和紙をスリット加工しテープ
とする。このテープに接着剤で処理した上記藺草の粉状
体を付着し、油剤処理し、精紡機にかけテーパー状にな
っているノズルから出し、高周波乾燥を行い、撚り糸を
得る。この撚り糸を縦糸と横糸とし平織りの織物とし
た。上記織物で被服や肌着などを作り着用したところ、
汗などを十分に吸収し、その後放出し、快適な生活をお
くることができた。
例について説明する。上記撚り糸を使用して織成し茣蓙
を製造した。上記茣蓙を畳表として畳を作った。この畳
を和室に敷いて、湿度が高い梅雨期に居住したところ、
蒸し暑さを余り感ぜず、快適な生活をおくることができ
た。また、ホルムアルデヒドや二酸化硫黄などに対する
吸着性も上記塗料や和紙と同じく優れた作用を奏するこ
とができた。
くまでも説明上のものであって、なんら限定的なもので
はなく、本明細書に記述された特徴およびその一部と等
価の用語や表現を除外する意図はない。また、本発明の
技術思想の範囲内で、種々の変形態様が可能であるとい
うことは言うまでもない。なお、本発明は図示の実施の
形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲の記載
内において種々の変形が可能である。
する。 (a)本発明に係る藺草材は、原料である藺草に破壊力
を加えることにより、例えば粉状体や線状体のように細
かくしたものである。これにより、空気に触れる部分の
表面積が、藺草を細かくしないでそのまま使用する場合
と比較して広くなっており、しかも、蝋質で覆われてい
ない外皮の内面や髄が露出するので、空気中の湿分に対
する吸放湿性やホルムアルデヒド及び二酸化硫黄に対す
る吸着性を向上させることができる。
粉状体や線状体などの細かくなった藺草材を有してい
る。従って、藺草を細かくしないでそのまま使用したも
のと比較して、空気中の湿分に対する吸放湿性やホルム
アルデヒド及び二酸化硫黄に対する吸着性を向上させる
ことができる。
状体などの藺草材を有している。従って、上記塗料を、
室内や車内などに使用すると、湿分に対する良好な吸放
湿性を維持できる。更に、ホルムアルデヒド及び二酸化
硫黄に対する吸着性にも優れているので、シックハウス
問題の対策としても十分有用である。
線状体などの藺草材を有している。従って、上記結合材
が例えば布海苔であり、当該布海苔を室内の塗り壁(プ
ラスター塗り壁など)の結合材として使用すると、上記
塗料を室内に使用した場合と同じく優れた作用を奏す
る。
体などの藺草材を有している。そして、上記紙を襖や障
子などの建具、壁紙、照明器具の笠などに使用すると、
上記壁材や塗料などと同じく優れた作用を奏する。
線状体などの藺草材を有している。そして、上記撚り糸
で編織物を作り、衣類、寝装具、インテリア製品として
のカーテン、ロールスクリーン、カーペット、茣蓙など
に利用すると、上記藺草材により、室内もしくは人体表
面の湿度を好ましい状態に維持することが可能であり、
快適な生活の一助となり得る。
能を有する高分子を含み、当該高分子が上記粉状体や線
状体などの藺草材を有している。そして、上記紡糸繊維
で編織物を作り、衣類、寝装具、インテリア製品として
のカーテン、ロールスクリーン、カーペットなどに利用
すると、上記撚り糸で編織物を作り、衣類や寝装具など
に利用した場合とほぼ同じ優れた作用を奏することがで
きる。
状体などの藺草材が表面に付着したものである。また
は、製造工程において、壁材の原料に含ませておいたも
のである。従って、上記壁材を壁紙などとして室内で使
用すると、当該壁紙により、湿分に対する良好な吸放湿
性を維持できる。更に、ホルムアルデヒド及び二酸化硫
黄に対する吸着性にも優れているので、近年、問題にな
っている居住者の健康を害する、いわゆるシックハウス
問題の対策としても十分有用である。
原料である藺草に破壊力を加えて破壊する工程を含む。
上記のように粉砕または破砕することにより、原料であ
る藺草を長さ方向だけに切断しただけのものなどに比べ
て、空気と接触する表面積が広くなっている。従って、
空気中の湿分に対する吸放湿性を向上させることができ
る、ホルムアルデヒド及び二酸化硫黄に対する吸着性を
有するようにすることができる。しかも、藺草が粉砕ま
たは破砕することにより、蝋質で覆われていない外皮の
内面や髄の部分も空気と接する面積が広くなり、空気中
の湿分に対する吸放湿性を更に向上させることができ
る。また、ホルムアルデヒド及び二酸化硫黄に対する吸
着性を更に向上させることができる。
Claims (16)
- 【請求項1】 藺草に破壊力を加えて破壊することによ
り藺草を細かくしたことを特徴とする、藺草材。 - 【請求項2】 藺草材が粉状体であることを特徴とす
る、請求項1記載の藺草材。 - 【請求項3】 藺草材が線状体であることを特徴とす
る、請求項1記載の藺草材。 - 【請求項4】 請求項1、2または3記載の藺草材を有
することを特徴とする、藺草材の使用物。 - 【請求項5】 請求項1、2または3記載の藺草材を有
することを特徴とする、塗料。 - 【請求項6】 請求項1、2または3記載の藺草材を有
することを特徴とする、結合材。 - 【請求項7】 請求項1、2または3記載の藺草材を有
することを特徴とする、紙。 - 【請求項8】 請求項1、2または3記載の藺草材を有
することを特徴とする、撚り糸。 - 【請求項9】 請求項7記載の紙で撚られていることを
特徴とする、撚り糸。 - 【請求項10】 請求項9記載の撚り糸に請求項1、2
または3記載の藺草材が付着していることを特徴とす
る、撚り糸。 - 【請求項11】 繊維形成能を有する高分子を含み、当
該高分子が請求項1、2または3記載の藺草材を有する
ことを特徴とする紡糸繊維。 - 【請求項12】 請求項1、2または3記載の藺草材を
有することを特徴とする、壁材。 - 【請求項13】 基材の表面に請求項1、2または3記
載の藺草材が付着していることを特徴とする、壁材。 - 【請求項14】 請求項8、9または10記載の撚り糸
で編織成されていることを特徴とする、編織物。 - 【請求項15】 請求項9または10記載の撚り糸で織
成されていることを特徴とする、茣蓙。 - 【請求項16】 原料である藺草に破壊力を加えて破壊
する工程を含むことを特徴とする、藺草材の製造方法。
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