JP2002065825A - 床処理剤組成物 - Google Patents

床処理剤組成物

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JP2002065825A
JP2002065825A JP2000260117A JP2000260117A JP2002065825A JP 2002065825 A JP2002065825 A JP 2002065825A JP 2000260117 A JP2000260117 A JP 2000260117A JP 2000260117 A JP2000260117 A JP 2000260117A JP 2002065825 A JP2002065825 A JP 2002065825A
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floor treatment
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floor
oil
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Yumi Kubono
由美 久保野
Takayo Watanabe
崇代 渡邊
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Kao Corp
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Kao Corp
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Abstract

(57)【要約】 【解決手段】 次の(A)、(B)及び(C);
(A)アクリル樹脂 2〜20重量%、(B)グリコー
ル系溶剤 0.5〜8重量%、(C)(イ)20℃にお
ける蒸気圧が6.65Pa以上の香料を30〜60重量
%、(ロ)20℃における蒸気圧が0.665Pa以上
6.65Pa未満の香料を20〜40重量%、(ハ)2
0℃における蒸気圧が0.665Pa未満である香料を
20〜40重量%を含有し、及び(イ)、(ロ)、
(ハ)の合計が100重量%である調合香料 0.01
〜5重量%を含有する床処理剤組成物。 【効果】 アクリル系樹脂及びグリコール系溶剤に由来
する生地臭のマスキングに優れ、使用開始から香りの拡
散性が良く、使用後まで心地よい香りが持続する、芳香
性の高い床処理剤組成物。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、アクリル系樹脂及
びグリコール系溶剤の臭いのマスキング性に優れ、かつ
使用開始から香りの拡散性が良く、使用後まで心地よい
香りが持続する、芳香性の高い床処理剤組成物に関す
る。
【0002】
【従来の技術】家屋には木質系及び合成樹脂系の床材が
多く使用されており、これらの床材の保護つやだしに
は、スチレン−アクリル共重合体ラテックス等を基剤と
した樹脂等が使用されている。しかし、これらの床用つ
やだし剤は、使用する前に使用場所の汚れを取り除く必
要があった。また、スチレン−アクリル共重合体ラテッ
クス等のアクリル系モノマーを原料とするアクリル系樹
脂が多量に配合されていたため、強い生地臭があり、使
用中及び使用後において、不快な臭いが強く感じられ
た。一方、界面活性剤、グリコール系溶剤を用いること
により、床用つやだし剤に洗浄力を付与し、一度の拭き
掃除で汚れも落としてつやも出す事を特徴とする、床用
つやだし洗浄剤(特開平5−32939号公報、特開平
5−32940号公報、特開平6−33016号公報)
が提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この床用つやだし洗浄
剤は、樹脂に由来する生地臭は少なくなったものの、依
然として、アクリル系樹脂やグリコール系溶剤に由来の
臭いは残り、これらの臭いをマスキングし、使用開始か
ら香りの拡散性がよく、使用後に至るまで心地よい香り
が持続するように改善することが求められている。
【0004】本発明の目的は、アクリル系樹脂及びグリ
コール系溶剤に由来する生地臭のマスキングに優れ、使
用開始から香りの拡散性に良く、使用後まで心地よい香
りが持続する、芳香性の高い床処理剤組成物を提供する
ことにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者は、アクリル樹
脂及びグリコール系溶剤を含有する床処理剤基剤に特定
の蒸気圧範囲にある香料を特定の割合で組み合せた調合
香料を適用すると、生地臭のマスキングに優れ使用開始
から香りの拡散性が良く、使用後でも心地よい香りが持
続し芳香性の高い床処理剤組成物が得られることを見い
出した。
【0006】本発明は、次の(A)、(B)及び
(C); (A)アクリル樹脂 2〜20重量%、(B)グリコー
ル系溶剤 0.5〜8重量%、(C)(イ)20℃にお
ける蒸気圧が6.65Pa以上の香料を30〜60重量
%、(ロ)20℃における蒸気圧が0.665Pa以上
6.65Pa未満の香料を20〜40重量%、(ハ)2
0℃における蒸気圧が0.665Pa未満である香料を
20〜40重量%を含有し、及び(イ)、(ロ)、
(ハ)の合計が100重量%である調合香料 0.01
〜5重量%を含有する床処理剤組成物を提供するもので
ある。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明の床処理剤組成物の(A)
成分としては、例えば、アクリロニトリル、メタクリロ
ニトリル、メタクリル酸メチル、メタクリル酸エチル、
メタクリル酸ブチル、メタクリル酸2エチルヘキシル、
アクリル酸メチル、アクリル酸エチル、アクリル酸ブチ
ル、アクリル酸2エチルヘキシル、メタクリル酸、アク
リルアミド、ジメチルアクリルアミド及びアクリル酸か
ら選ばれるアクリル系モノマーから生成されるホモポリ
マー又はコポリマーであるか、前記アクリル系モノマー
とその他のスチレン、ビニルトルエン、イタコン酸、ク
ロトン酸、フマル酸、マレイン酸のモノマー群から選ば
れるモノマーとのコポリマーから選ばれる水不溶性の樹
脂であり、2種以上を併用してもよい。好ましい(A)
成分は(i)スチレンと(ii)メタクリレート、アクリ
レート、メタクリル酸及びアクリル酸から選ばれるモノ
マーとのコポリマーである。
【0008】(A)成分は乳化重合により合成すること
ができ、またアクリル系樹脂エマルジョンとして市販さ
れているものを使用することができる。
【0009】(A)成分は充分な床保護性を付与するた
めに、床処理剤組成物中に2〜20重量%(以下単に%
と記載する)、好ましくは2〜16%、更に好ましくは
2〜10%含有される。尚、床処理剤組成物の調製に
は、成分(A)エマルジョンの形態で使用することが好
ましく、含有量は有効量アクリル樹脂量によって調製さ
れる。
【0010】本発明の床処理剤組成物の(B)成分とし
ては、一般式 RO(C2H4O)x(C3H6O)yR' 〔ここで、R、R’はそれぞれH又は炭素数1〜8のア
ルキル基を表し、R、R’が同時にHであることはな
い。x、yは0≦x≦8、0≦y≦8の整数であって、
x、yが同時に0であることはない。〕で表わされる化
合物が好ましい。
【0011】具体的には、エチレングリコールアルキル
エーテル、ジエチレングリコールアルキルエーテル、プ
ロピレングリコールモノアルキルエーテルが好ましく、
特にジエチレングリコールモノエチルエーテル、ジエチ
レングリコールモノメチルエーテル、プロピレングリコ
ールモノメチルエーテルが好ましい。
【0012】(B)成分は床処理剤組成物中に0.5〜
8%、好ましくは1.0〜5.0%含有する。
【0013】本発明の床処理剤組成物中の(C)成分
は、蒸気圧を異にする香料成分(イ)、(ロ)、(ハ)
の3種の香料群から選ばれた香料を特定の割合で調合し
たものである。香料成分(イ)だけでは香りの拡散性や
マスキング性は優れていても、香りを持続させることは
できず、香料成分(ロ)、(ハ)だけでは、香りの持続
性はあっても香りのマスキング性や拡散性に乏しく、高
い嗜好性を得ることができない。そこで、香料成分
(イ)を30〜60%、(ロ)を20〜40%、(ハ)
を20〜40%含有し合計100%とした調合香料
(C)を配合することで(A)アクリル樹脂及び(B)
グリコール系溶剤の匂いのマスキング性に優れ、かつ使
用直後から香りの拡散性が良く、使用直後までここちよ
い香りを持続させることができる。
【0014】香料成分(イ)の香料としては、例えばア
ネトール、シトラール、シトロネリルフォルメート、ゲ
ラニルフォルメート、リナロール、ミルセノール、ネロ
ール、シトロネリルニトリル、ベンジルアルコール、ア
リルアミルグリコレート、リナリルアセテート、カルボ
ン、p−クレゾール、エストラゴール、メチルサリシレ
ート、アリルヘプタノエート、ベンジルアセテート、シ
トロネラール、iso−シクロシトラール、メチルフェ
ニルアセテート、スチラリルアセテート、ターピネオー
ル、ジメトール、フルクトン、iso−ボルニルアセテ
ート、アリルヘキサノエート、ボルネオール、シス−3
−ヘキセニルプロピオネート、エチルヘプタノエート、
2−ブチル−4,4,6−トリメチル1,3−ジオキサ
ン、メチルベンゾエート、ローズオキサイド、アルコー
ルC−8、テトラヒドロリナロール、エチルアセトアセ
テート、ターピノレン、メチルヘプテノン、エチルヘキ
サノエート、ベンズアルデハイド、リモネン、p−クレ
ジルメチルエーテル、ユーカリプトール、ミルセン、エ
チルアミルケトン、シス−3−ヘキセニルアセテート、
α−ピネン、β−ピネン、iso−アミルアセテート、
アルデハイドC−10、カンフェン、カンファー、ジヒ
ドロミルセノール、ブチルフォルメート等が挙げられ
る。香料成分(イ)は、マスキング性、拡散性に寄与
し、30〜60%、好ましくは30〜50%、特に40
〜50%調合香料中に含有するのがよい。
【0015】香料成分(ロ)の香料としては、例えばミ
ラックアルデハイド、p−t−ブチルシクロヘキサノー
ル、メチルイオノン−γ、インドール、トリシクロデシ
ニルプロピオネート、シンナミルアセテート、γ−デカ
ラクトン、アルデヒドC−12MNA、アルコールC−
10、シトロネロール、ロジノール、オイゲノール、チ
モール、ダマスコン、メチルフェニルグリシド酸エチ
ル、アリルシクロヘキサンプロピオネート、アニシルア
セテート、ボアサンブレンフォルテ、cis−ジャスモ
ン、シトロネリルアセテート、ジメチルベンジルカルビ
ニルアセテート、ジヒドロジャスモン、ジメチルアンス
ラニレート、ジフェニルオキサイド、フローラルオゾ
ン、レモニル、リナロールオキサイド、メチルアンスラ
ニレート、γ−ノナラクトン、アニスアルデハイド、ダ
マセノン、ゲラニオール、l−メントール、メチルシン
ナメート、α−ターピニルアセテート、アルデハイドC
−111LEN、ゲラニルアセテート、p−t−ブチル
シクロヘキシルアセテート、フェニルエチルアルコー
ル、ジメチルベンジルカルビノール、ゲラニルニトリ
ル、フェニルエチルアセテート、メチルオクチンカーボ
ネート等が挙げられる。香料成分(ロ)は持続性に寄与
し、20〜40%、好ましくは20〜35%、特に25
〜35%調合香料中に含有するのがよい。
【0016】香料成分(ハ)の香料としては、例えば、
セドリルメチルケトン、アミルシンナミックアルデハイ
ド、バクダノール、ベンゾイックアシッド、ベンジルシ
ンナメート、ベンジルサリシレート、セドロキサイド、
セドリルメチルエーテル、4−アセチルジメチル−t−
ブチルインダン、シンナミックアルコール、シンナミル
シンナメート、cis−3へキセニルサリシレート、ク
マリン、シクロペンタデカノン、ドュピカール、エチル
バニリン、エチレンブラッシレート、ファルネソール、
ゲラニルフェニルアセテート、メチルジヒドロジャスモ
ネート、ヘキシルシンナミックアルデハイド、ヘキシル
サリシレート、リラール、メチルβ−ナフチルケトン、
メチルジャスモネート、ムスクケトン、ペンタライド、
フェニルエチルフェニルアセテート、フェニルエチルサ
リシレート、テンタローム、バニリン、ベチベリルアセ
テート、セドロール、ヘリオナール、イソ・イー・スー
パー、リリアールシッフベース、スカトール、γ−ウン
デカラクトン、オウランチオール、ヘリオトロピン、p
−t−ブチル−α−メチルヒドロシンナミックアルデハ
イド、ラズベリーケトン、ジヒドロペンタメチルインダ
ノン、シクラメンアルデハイド、ゲラニル−iso−ブ
チレート、フェノキシエチル−iso−ブチレート、フ
ェニルアセティックアシッド、ヘキサメチルヘキサヒド
ロシクロペンタベンゾピラン等が挙げられる。香料成分
(ハ)は、持続性に寄与し、20〜40%、好ましくは
20〜35%、特に25〜35%調合香料中に含有する
のがよい。
【0017】成分(C)は香料成分(イ)、(ロ)、
(ハ)の合成香料の他に天然精油を、例えば、オレンジ
オイル、レモンオイル、ベルガモットオイル、ライムオ
イル、アニスオイル、バジルオイル、ラベンダーオイ
ル、セダーリーフオイル、ミントオイル、タイムオイ
ル、セージオイル、シトロネラオイル、レモングラスオ
イル、ユーカリプタスオイル、ガルバナムオイル、ゼラ
ニウムオイル、ローズオイル、ジャスミンオイル、エレ
ミオイル、オリバナムオイル、サンダルウッドオイル、
パチョリオイル等を1種以上用いてもよい。
【0018】香料成分(イ)、(ロ)、(ハ)は、必要
により各々2種以上を併用してもよく、本発明の床処理
剤組成物中に、0.01〜5%、好ましくは0.03〜
3%、特に0.05〜2%含有するのが、十分なマスキ
ング効果が得られ、香りの拡散性及び持続性が良いと共
に、香りが適度であり好ましい。
【0019】本発明の床処理剤組成物中には、香料を希
釈する為に、希釈剤(溶剤)を使用できる。この希釈剤
とは、組成物の香調に影響を与えない、ほとんど無臭の
有機化合物である。具体的にはジエチルフタレート、ベ
ンジルベンゾエート、イソプロピルミリステート、ジプ
ロピレングリコール等が挙げられ、任意に配合すること
ができ、調合香料1000重量部に対して、希釈剤0〜
1000重量部配合することができる。
【0020】本発明の床処理剤組成物とは、洗浄効果を
付与するために界面活性剤を0.1〜1.0%、好まし
くは0.1〜0.5%含有させるのがよい。界面活性剤
としては、非イオン界面活性剤、好ましくは、例えば、
ポリオキシエチレンアルキル(又はアルケニル)エーテ
ル、ポリオキシアルキルフェニルエーテル、ポリオキシ
プロピレンアルキル(又はアルケニル)エーテル、ポリ
オキシアルキレンアルキル(又はアルケニル)エーテ
ル、高級脂肪酸アルカノールアミド又はそのアルキレン
オキシド付加物、ショ糖脂肪酸エステル、グリセリン脂
肪酸モノエステル等が挙げられる。
【0021】本発明の床処理剤組成物には、光沢等床の
仕上りを改善するために、天然ワックスや合成ワックス
などのワックス類又はシリコーン油を0.01〜1.6
%、好ましくは0.1〜1.6%含有させてもよい。天
然ワックスとしてはカルナバワックス、キャンデリラワ
ックス、モンタンワックス、セレシンワックス等が挙げ
られ、合成ワックスとしては、ポリエチレンワックス、
ポリプロピレンワックス、マイクロクリスタリンワック
ス、フィッシャートロプシュワックス等が挙げられる。
シリコーン油としては、ポリジメチルシロキサン、ポリ
トリメチルシロキシケイ酸、ポリエーテル変性シリコー
ン、アミノ変性シリコーン、エチレン性不飽和モノマー
変性シリコーン、エチレン性不飽和モノマー重合体変性
シリコーン等が挙げられる。
【0022】本発明の床処理剤組成物は、バランス成分
として水を用いる。本発明の床処理剤組成物のpHは、洗
浄性の点から8.0〜10.0が好ましく、アルカリ剤
としては、水酸化ナトリウム等無機系、アルカノールア
ミン等の有機系アルカリ剤を用いる。アルカリ剤とし
て、アルカノールアミンが好ましく、特にモノエタノー
ルアミン、モノメチルモノエタノールアミンが好まし
い。本発明の床処理剤組成物には、更に洗浄効果を高
め、殺菌効果を付与し衛生感を高める目的で、エタノー
ル、プロパノール、抗菌、抗カビ剤を含有してもよい。
【0023】本発明の床処理剤組成物は、床のしみ汚れ
などの除去と床の保護・つや出し等の為に、スクイズボ
トル、スプレー式トリガー付き容器等に充填し、直接塗
布又は噴霧して使用する他、雑巾やモップ等に塗布、含
浸して使用することができる。また、清掃具に装着して
使用する清掃シート(特開平9−131288号公報、
特開平9−253017号公報)に塗布、含浸させて使
用させる他、スプレー式トリガー付き容器に充填し、床
に噴霧して使用する。
【実施例】実施例1〜3、比較例1〜2 表1に示す組成の床処理剤組成物を製造し、その香りの
拡散性、持続性、マスキング性を評価した。調合香料は
表2に示す組成のものを用いた。
【0024】
【表1】
【0025】
【表2】
【0026】評価は次の基準に従って行った。 (1)使用中の香りの拡散性 温度25℃、湿度60%に調整された、1m×1m×
2.5mの評価ボックスの床1m2に各床用組成物を5mL
まんべんなくスプレーし、小さく折り畳んだ30cm×2
0cmのタオル生地で塗り伸ばし、3分経過後に、専門パ
ネラー5名で以下の評価基準で評価を行った。 −:弱くてわかりにくい +:はっきりわかる パネラー5名のうち、+と評価したパネラーが4名以上
の場合は「○」、−と評価したパネラーが2名以上の場
合は「×」と判定して示した。 (2)使用後の香りの持続性 温度25℃、湿度60%に調整された、1m×1m×
2.5mの評価ボックスの床1m2に各床用組成物を5mL
まんべんなくスプレーし、小さく折り畳んだ30cm×2
0cmのタオル生地で塗り伸ばし、45分経過後に、専門
パネラー5名で以下の評価基準で評価を行った。 −:匂わない +:ほのかに匂う パネラー5名のうち、+と評価したパネラーが4名以上
の場合は「○」、−と評価したパネラーが2名以上の場
合は「×」と判定して示した。 (3)使用中の不快臭のマスキング性 温度25℃、湿度60%に調整された、1m×1m×
2.5mの評価ボックスの床1m2に各床用組成物を5mL
まんべんなくスプレーし、小さく折り畳んだ30cm×2
0cmのタオル生地で塗り伸ばし、3分経過後に、専門パ
ネラー5名で以下の評価基準で評価を行った。 −:不快臭を感じない ±:不快臭をやや感じる +:不快臭を感じる パネラー5名のうち、1名でも+と評価した場合は
「×」、+がなく−が3名以下の場合は「△」、+がな
く−が4名以上の場合は「○」と判定して示した。
【0027】表2に評価結果を示す。表2の結果から明
らかなように、本発明品はいずれも、香りの拡散性や持
続性及び、生地臭由来の不快臭のマスキングに優れるも
のであった。
【0028】
【発明の効果】アクリル系樹脂及びグリコール系溶剤に
由来する生地臭のマスキングに優れ、使用開始から香り
の拡散性が良く、使用後まで心地よい香りが持続する、
芳香性の高い床処理剤組成物。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 次の(A)、(B)及び(C); (A)アクリル樹脂 2〜20重量% (B)グリコール系溶剤 0.5〜8重量% (C)(イ)20℃における蒸気圧が6.65Pa以上
    の香料を30〜60重量%、(ロ)20℃における蒸気
    圧が0.665Pa以上6.65Pa未満の香料を20
    〜40重量%、(ハ)20℃における蒸気圧が0.66
    5Pa未満である香料を20〜40重量%を含有し、及
    び(イ)、(ロ)、(ハ)の合計が100重量%である
    調合香料 0.01〜5重量%を含有する床処理剤組
    成物。
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