JP2002065518A - 暖房便座装置 - Google Patents
暖房便座装置Info
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- JP2002065518A JP2002065518A JP2000257920A JP2000257920A JP2002065518A JP 2002065518 A JP2002065518 A JP 2002065518A JP 2000257920 A JP2000257920 A JP 2000257920A JP 2000257920 A JP2000257920 A JP 2000257920A JP 2002065518 A JP2002065518 A JP 2002065518A
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- toilet
- heating
- lid
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- Bidet-Like Cleaning Device And Other Flush Toilet Accessories (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 便座を瞬間的に加熱して、使用時に便座が冷
たく感じないようにする。電気代を節約する。便座の手
入れを容易にする。 【解決手段】 ヒータとファン及びモータとで構成さ
れ、着座直前に便座3の表面に温風を当てて便座を加熱
するための便座加熱手段を備えると共に、便座3の表面
を熱容量の小さい材料にて構成した暖房便座装置であ
る。
たく感じないようにする。電気代を節約する。便座の手
入れを容易にする。 【解決手段】 ヒータとファン及びモータとで構成さ
れ、着座直前に便座3の表面に温風を当てて便座を加熱
するための便座加熱手段を備えると共に、便座3の表面
を熱容量の小さい材料にて構成した暖房便座装置であ
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、暖房便座装置に関
し、詳しくは便座を加熱する技術に関するものである。
し、詳しくは便座を加熱する技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図17は、従来の暖房便座の概略図を示
す。この暖房便座は、電源回路や制御回路70が収納さ
れる装置本体2と、人体が着座する便座3とに大別され
る。装置本体2及び便座3は便器1上に固定される。便
座3は、便座枠20と、放熱体90及び均熱部材71で
構成される。便座枠20はPP,ABS等の樹脂からな
り、人体の着座加重に耐えられるようにその厚さは3m
m程度にしてある。均熱部材71には、熱伝導率の高い
金属(例えばアルミ)からなる厚さが数十〜数百μm程
度のシートが用いられ、便座枠20の裏面に対して例え
ば接着シートで固定される。便座枠20の内部には、放
熱体90が配置される。放熱体90は、例えば塩ビ被覆
されたヒータ線で構成され、均熱部材71の下面側に接
着等によって固定されている。また、放熱体90は装置
本体2側の電源回路や制御回路70と電気的に接続され
てあり、通電した時に発生するジュール熱によって加熱
される。放熱体90から発生した熱は、均熱部材71に
より横方向に拡散し、便座枠20の樹脂の熱伝導によリ
便座3の表面に伝わるようになっている。
す。この暖房便座は、電源回路や制御回路70が収納さ
れる装置本体2と、人体が着座する便座3とに大別され
る。装置本体2及び便座3は便器1上に固定される。便
座3は、便座枠20と、放熱体90及び均熱部材71で
構成される。便座枠20はPP,ABS等の樹脂からな
り、人体の着座加重に耐えられるようにその厚さは3m
m程度にしてある。均熱部材71には、熱伝導率の高い
金属(例えばアルミ)からなる厚さが数十〜数百μm程
度のシートが用いられ、便座枠20の裏面に対して例え
ば接着シートで固定される。便座枠20の内部には、放
熱体90が配置される。放熱体90は、例えば塩ビ被覆
されたヒータ線で構成され、均熱部材71の下面側に接
着等によって固定されている。また、放熱体90は装置
本体2側の電源回路や制御回路70と電気的に接続され
てあり、通電した時に発生するジュール熱によって加熱
される。放熱体90から発生した熱は、均熱部材71に
より横方向に拡散し、便座枠20の樹脂の熱伝導によリ
便座3の表面に伝わるようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記のよう
な従来の暖房便座では、便座枠20にPP,ABS等の
樹脂を用いているが、一般的に樹脂製の便座3は熱伝導
率が低く、熱容量が大きいため、便座3を瞬間的に加熱
することが困難である。したがって、使用時に便座が冷
たく感じないようにするためには、便座3を常に一定温
度以上に加熱保温しておかなければならず、電気代が多
くかかるという問題がある。さらに、装置本体2と便座
3との間に電気接続が必要となるため、装置本体2との
着脱ができない構造となり、そのために手入れが煩雑で
あった。
な従来の暖房便座では、便座枠20にPP,ABS等の
樹脂を用いているが、一般的に樹脂製の便座3は熱伝導
率が低く、熱容量が大きいため、便座3を瞬間的に加熱
することが困難である。したがって、使用時に便座が冷
たく感じないようにするためには、便座3を常に一定温
度以上に加熱保温しておかなければならず、電気代が多
くかかるという問題がある。さらに、装置本体2と便座
3との間に電気接続が必要となるため、装置本体2との
着脱ができない構造となり、そのために手入れが煩雑で
あった。
【0004】なお、上記のような課題を解決する手段と
しては、例えば特開昭50−149130号公報におい
て、便座3を発泡プラスチックで構成することが挙げら
れている。このような手段を用いると、人体から便座3
への熱の流出を抑えることができるため、便座3をヒー
タで加熱していないときでも、着座時の冷たさをある程
度緩和することができるが、その反面、便座3から人体
への熱の流入もないため、温かく感じることもない。こ
れを解決する手段として、着座直前あるいは着座後に、
便座3内部に設けたヒータで便座を追加加温する手段が
考えられるが、しかしながら、一般的に、発泡プラスチ
ックは熱電導率が非常に低いため、ヒータからの熱が表
面に伝わりにくく、追加加温の効果はほとんど得られな
いという問題がある。さらに別の手段としては、実開昭
60-151979号公報において、乾燥温風をダンパ
ーにより便座に吹き付ける手段が挙げられている。しか
しながら、通常の便座は熱容量が大きく、温風により瞬
時に暖めることができないため、入室を検知したあとに
温風を吹き付けても、十分な暖房効果を得ることができ
なかった。
しては、例えば特開昭50−149130号公報におい
て、便座3を発泡プラスチックで構成することが挙げら
れている。このような手段を用いると、人体から便座3
への熱の流出を抑えることができるため、便座3をヒー
タで加熱していないときでも、着座時の冷たさをある程
度緩和することができるが、その反面、便座3から人体
への熱の流入もないため、温かく感じることもない。こ
れを解決する手段として、着座直前あるいは着座後に、
便座3内部に設けたヒータで便座を追加加温する手段が
考えられるが、しかしながら、一般的に、発泡プラスチ
ックは熱電導率が非常に低いため、ヒータからの熱が表
面に伝わりにくく、追加加温の効果はほとんど得られな
いという問題がある。さらに別の手段としては、実開昭
60-151979号公報において、乾燥温風をダンパ
ーにより便座に吹き付ける手段が挙げられている。しか
しながら、通常の便座は熱容量が大きく、温風により瞬
時に暖めることができないため、入室を検知したあとに
温風を吹き付けても、十分な暖房効果を得ることができ
なかった。
【0005】本発明は、上記の従来例の問題点に鑑みて
発明したものであって、その目的とするところは、便座
を瞬間的に加熱でき、使用時に便座が冷たく感じないよ
うにすることができると共に、電気代を節約でき、さら
に便座の手入れを容易に行える暖房便座装置を提供する
にあり、他の目的とするところは、着座時にやわらかな
感触を得ることができ、また便座の表面層の取り替えや
掃除が容易であり、また簡易な構造で、温風を便座表面
に効率良く吹き付けることができ、また着座後に人体に
温風を供給して高い暖房感を得ることができ、さらに便
座表面をムラなく加熱できるようにした暖房便座装置を
提供するにある。
発明したものであって、その目的とするところは、便座
を瞬間的に加熱でき、使用時に便座が冷たく感じないよ
うにすることができると共に、電気代を節約でき、さら
に便座の手入れを容易に行える暖房便座装置を提供する
にあり、他の目的とするところは、着座時にやわらかな
感触を得ることができ、また便座の表面層の取り替えや
掃除が容易であり、また簡易な構造で、温風を便座表面
に効率良く吹き付けることができ、また着座後に人体に
温風を供給して高い暖房感を得ることができ、さらに便
座表面をムラなく加熱できるようにした暖房便座装置を
提供するにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明にあっては、ヒータ33とファン及びモータと
で構成され、着座直前に便座3の表面に温風を当てて便
座3を加熱するための便座加熱手段を備えると共に、便
座3の表面を熱容量の小さい材料にて構成することを特
徴としており、このように構成することで、便座3を瞬
間的に加熱でき、使用時に便座3が冷たく感じないよう
にすることができる。また便座3を装置本体2から取り
外して容易に手入れができるようになる。
に本発明にあっては、ヒータ33とファン及びモータと
で構成され、着座直前に便座3の表面に温風を当てて便
座3を加熱するための便座加熱手段を備えると共に、便
座3の表面を熱容量の小さい材料にて構成することを特
徴としており、このように構成することで、便座3を瞬
間的に加熱でき、使用時に便座3が冷たく感じないよう
にすることができる。また便座3を装置本体2から取り
外して容易に手入れができるようになる。
【0007】また上記便座3の表面が発泡体にて構成さ
れているのが好ましく、この場合、着座時にやわらかな
感触を得ることができる。
れているのが好ましく、この場合、着座時にやわらかな
感触を得ることができる。
【0008】また上記便座3の表面を形成する発泡体の
表面を薄いフィルムにて覆うのが好ましく、この場合、
発泡体の表面が滑らかになり、汚れた際の清掃が一層容
易となる。
表面を薄いフィルムにて覆うのが好ましく、この場合、
発泡体の表面が滑らかになり、汚れた際の清掃が一層容
易となる。
【0009】また上記排便後の局部を洗浄するための局
部洗浄手段4と、洗浄後の局部を乾燥するための局部乾
燥手段5とを設け、局部乾燥手段5が便座加熱手段を兼
ねるようにするのが好ましい。
部洗浄手段4と、洗浄後の局部を乾燥するための局部乾
燥手段5とを設け、局部乾燥手段5が便座加熱手段を兼
ねるようにするのが好ましい。
【0010】また上記局部を乾燥する際には、局部乾燥
手段5から発生した温風が局部に向かい、便座3を加熱
する際には、便座3の表面に向かうような、風向変更手
段35を設けるのが好ましく、この場合、局部乾燥手段
5からの温風を便座3表面に効率良く吹き付けることが
できる。
手段5から発生した温風が局部に向かい、便座3を加熱
する際には、便座3の表面に向かうような、風向変更手
段35を設けるのが好ましく、この場合、局部乾燥手段
5からの温風を便座3表面に効率良く吹き付けることが
できる。
【0011】また上記便座3の表面を覆うための便蓋1
0を設け、便蓋10の裏面と便座3の表面との隙間に温
風を導くための空間を設けるのが好ましく、この場合、
便蓋10と便座3との隙間を利用して便座加熱手段から
の温風を便座3表面に効率良く吹き付けることができ
る。
0を設け、便蓋10の裏面と便座3の表面との隙間に温
風を導くための空間を設けるのが好ましく、この場合、
便蓋10と便座3との隙間を利用して便座加熱手段から
の温風を便座3表面に効率良く吹き付けることができ
る。
【0012】また上記便蓋10の裏面に、便座加熱手段
から発生した温風を便蓋10と便座3との間の空間に導
くための風向変更手段35を設けるのが好ましく、この
場合、風向変更手段35により便座加熱手段からの温風
を空間に向けるだけで、便座3表面に温風を効率良く吹
き付けることができる。
から発生した温風を便蓋10と便座3との間の空間に導
くための風向変更手段35を設けるのが好ましく、この
場合、風向変更手段35により便座加熱手段からの温風
を空間に向けるだけで、便座3表面に温風を効率良く吹
き付けることができる。
【0013】また上記便蓋10に設けた風向変更手段3
5が、水平方向の回転軸35a’にて便蓋10に固定さ
れるフラッパー35aにて構成され、該フラッパー35
aを便蓋10閉時には開き、便蓋10開時には閉じるよ
うに便蓋10の開閉動作と連動させるのが好ましく、こ
の場合、着座前(便蓋10閉時)はフラッパー35aに
て便座3表面に向けて温風を送ることができ、便座3全
体を均一に暖めることができると共に、着座後(便蓋1
0開時)には、フラッパー35aが閉じて背中に違和感
を感じることがなくなる。
5が、水平方向の回転軸35a’にて便蓋10に固定さ
れるフラッパー35aにて構成され、該フラッパー35
aを便蓋10閉時には開き、便蓋10開時には閉じるよ
うに便蓋10の開閉動作と連動させるのが好ましく、こ
の場合、着座前(便蓋10閉時)はフラッパー35aに
て便座3表面に向けて温風を送ることができ、便座3全
体を均一に暖めることができると共に、着座後(便蓋1
0開時)には、フラッパー35aが閉じて背中に違和感
を感じることがなくなる。
【0014】また上記フラッパー35aは、便蓋10閉
時には自重で開き、便蓋10の開時には自重で閉じるよ
うに構成されるのが好ましく、この場合、フラッパー3
5aの開閉操作が不要となる。
時には自重で開き、便蓋10の開時には自重で閉じるよ
うに構成されるのが好ましく、この場合、フラッパー3
5aの開閉操作が不要となる。
【0015】また上記便座加熱手段を装置本体2の前面
側に設け、着座時には温風が人体の腰部に当たるように
配置するのが好ましく、この場合、着座前は便座3を加
熱でき、着座後は温風を人体の腰部に当てて、人体を暖
めることができる。
側に設け、着座時には温風が人体の腰部に当たるように
配置するのが好ましく、この場合、着座前は便座3を加
熱でき、着座後は温風を人体の腰部に当てて、人体を暖
めることができる。
【0016】また上記風向変更手段35として、中空構
造を持ち且つ裏面に複数の温風吐き出し穴41を設けた
便蓋10を設け、便蓋10閉時に便座加熱手段から発生
した温風が便蓋10内部を通過して、便蓋10の裏面に
設けた温風吐き出し穴41から、便座3に向けて放出さ
れるようにするのが好ましく、この場合、便蓋10の閉
時には便座3の表面全体を加温でき、且つ便蓋10が開
いている時には温風を人体に当てることができる。
造を持ち且つ裏面に複数の温風吐き出し穴41を設けた
便蓋10を設け、便蓋10閉時に便座加熱手段から発生
した温風が便蓋10内部を通過して、便蓋10の裏面に
設けた温風吐き出し穴41から、便座3に向けて放出さ
れるようにするのが好ましく、この場合、便蓋10の閉
時には便座3の表面全体を加温でき、且つ便蓋10が開
いている時には温風を人体に当てることができる。
【0017】また上記便座3が、便座枠20と、便座枠
20よりも熱容量の小さい材料からなる表面層21とで
構成され、表面層21を便座枠20に着脱自在に固定す
るのが好ましく、この場合、表面層21の取り替えや掃
除が容易となる。
20よりも熱容量の小さい材料からなる表面層21とで
構成され、表面層21を便座枠20に着脱自在に固定す
るのが好ましく、この場合、表面層21の取り替えや掃
除が容易となる。
【0018】また上記局部乾燥手段5の温風吐き出し部
を伸縮自在に取り付け、着座直前には温風吐き出し部が
便座3開口部の略中央まで伸びて、便蓋10の裏面の略
中央付近に温風を吹き付けるのが好ましく、この場合、
局部乾燥手段5からの温風は便座3の裏面の略中央付近
に吹き付けられて、周方向に広がり、便座3表面をムラ
なく加熱できるようになる。
を伸縮自在に取り付け、着座直前には温風吐き出し部が
便座3開口部の略中央まで伸びて、便蓋10の裏面の略
中央付近に温風を吹き付けるのが好ましく、この場合、
局部乾燥手段5からの温風は便座3の裏面の略中央付近
に吹き付けられて、周方向に広がり、便座3表面をムラ
なく加熱できるようになる。
【0019】
【発明の実施の形態】本発明の基本構成を、図1に基づ
き説明する。便器1は装置本体2を取り付け、この装置
本体2に便座3と局部洗浄手段4と局部乾燥手段5と操
作手段6とを接続している。さらに、主制御手段7は、
操作手段6からの操作信号に応じて、局部洗浄手段4に
対して洗浄温度および洗浄流量を、局部乾燥手段5に対
して温風温度および風量等をそれぞれ制御する。装置本
体2には、人のトイレヘの入室を検知するための人体検
出センサー(例えば赤外線センサーあるいは超音波セン
サー)が配置される。また、便座3には、着座検出手段
16が設けられており、使用者が着座したことを検出し
て、主制御手段7へ情報を送っている。
き説明する。便器1は装置本体2を取り付け、この装置
本体2に便座3と局部洗浄手段4と局部乾燥手段5と操
作手段6とを接続している。さらに、主制御手段7は、
操作手段6からの操作信号に応じて、局部洗浄手段4に
対して洗浄温度および洗浄流量を、局部乾燥手段5に対
して温風温度および風量等をそれぞれ制御する。装置本
体2には、人のトイレヘの入室を検知するための人体検
出センサー(例えば赤外線センサーあるいは超音波セン
サー)が配置される。また、便座3には、着座検出手段
16が設けられており、使用者が着座したことを検出し
て、主制御手段7へ情報を送っている。
【0020】操作手段6は、お尻を洗浄するための洗浄
操作キー6aと、洗浄時の洗浄温度を変更させるための
洗浄温度操作キー6bと、洗浄時の洗浄流量を変更させ
るための洗浄流量操作キー6cと、洗浄の際付着した水
分を除去するための乾燥機能の開始/停止を行う乾燥操
作キー6dと、乾燥時の温風温度を変更させるための温
風温度操作キー6fと、乾燥時の温風風量を変更させる
ための温風風量操作キー6eとで構成される。
操作キー6aと、洗浄時の洗浄温度を変更させるための
洗浄温度操作キー6bと、洗浄時の洗浄流量を変更させ
るための洗浄流量操作キー6cと、洗浄の際付着した水
分を除去するための乾燥機能の開始/停止を行う乾燥操
作キー6dと、乾燥時の温風温度を変更させるための温
風温度操作キー6fと、乾燥時の温風風量を変更させる
ための温風風量操作キー6eとで構成される。
【0021】上記操作キー6b,6c,6e,6fは、
流量、温度を変更させるための手動アップ/ダウンの操
作キー等で構成される。使用者がこれらのキー操作を行
うと、キー入力情報は主制御手段7に伝えられる。
流量、温度を変更させるための手動アップ/ダウンの操
作キー等で構成される。使用者がこれらのキー操作を行
うと、キー入力情報は主制御手段7に伝えられる。
【0022】図2に便座3内部の概略図を示す。便座3
は、便座枠20とその表面層21とで構成される。便座
枠20は、樹脂(例えばPPあるいはABS)からな
り、人体の着座加重に耐えられるようにその厚さは3m
m程度にしてある。表面層21は、便座枠20よりも熱
容量の小さい材料、例えば発泡ウレタン、発泡スチレ
ン、発泡ポリプロピレン等からなり、厚さ数百μm〜数
mm程度のシート状に形成される。表面層21は、必要
に応じて便座3形状にプレ成型される。便座枠20への
固定方法としては、成型の際にインサートして同時成型
を行うか、成型後の便座枠20に接着によって行われ
る。接着を行わずに着脱可能にしてもよい。このように
表面層21を便座枠20に着脱自在に固定することで、
表面層21の取り替えや掃除が容易となる。この表面層
21は、不織布や合成皮革、塩ビ等の薄いフィルムで構
成されてもよい。このように発泡体の表面をフィルムで
覆った場合には、表面が滑らかになるため、汚れた際の
清掃がさらに容易となり、また、表面層21を便座3か
ら着脱自在にした場合には、劣化した表面のフィルムの
みを交換することができ、ランニングコストが下げられ
るようになる。また本例では便座3内にヒータは配置さ
れていないが、従来のようにヒータを配置してもよい。
は、便座枠20とその表面層21とで構成される。便座
枠20は、樹脂(例えばPPあるいはABS)からな
り、人体の着座加重に耐えられるようにその厚さは3m
m程度にしてある。表面層21は、便座枠20よりも熱
容量の小さい材料、例えば発泡ウレタン、発泡スチレ
ン、発泡ポリプロピレン等からなり、厚さ数百μm〜数
mm程度のシート状に形成される。表面層21は、必要
に応じて便座3形状にプレ成型される。便座枠20への
固定方法としては、成型の際にインサートして同時成型
を行うか、成型後の便座枠20に接着によって行われ
る。接着を行わずに着脱可能にしてもよい。このように
表面層21を便座枠20に着脱自在に固定することで、
表面層21の取り替えや掃除が容易となる。この表面層
21は、不織布や合成皮革、塩ビ等の薄いフィルムで構
成されてもよい。このように発泡体の表面をフィルムで
覆った場合には、表面が滑らかになるため、汚れた際の
清掃がさらに容易となり、また、表面層21を便座3か
ら着脱自在にした場合には、劣化した表面のフィルムの
みを交換することができ、ランニングコストが下げられ
るようになる。また本例では便座3内にヒータは配置さ
れていないが、従来のようにヒータを配置してもよい。
【0023】便座枠20は、例えば図3に示すように、
6〜8mm程度の肉厚の発泡材(ウレタン、スチレン、
ポリプロピレン等)で構成してもよい。あるいは図4に
示すように、便座3全体を、中実の発泡材で構成しても
よい。便座3は、例えば図5、図6に示すように、軸受
け51とこれに着脱可能な軸部50とからなるヒンジ部
材を介して装置本体2に固定されている。便座3をお手
入れする際には、便座3を装置本体2から分離し、布等
で拭くか、あるいは、水をかけながら洗浄を行う。また
表面層21が、着脱可能な場合には、表面層21のみを
取り外して手入れを行う。また、表面層21が劣化した
場合には、容易に交換することができる。
6〜8mm程度の肉厚の発泡材(ウレタン、スチレン、
ポリプロピレン等)で構成してもよい。あるいは図4に
示すように、便座3全体を、中実の発泡材で構成しても
よい。便座3は、例えば図5、図6に示すように、軸受
け51とこれに着脱可能な軸部50とからなるヒンジ部
材を介して装置本体2に固定されている。便座3をお手
入れする際には、便座3を装置本体2から分離し、布等
で拭くか、あるいは、水をかけながら洗浄を行う。また
表面層21が、着脱可能な場合には、表面層21のみを
取り外して手入れを行う。また、表面層21が劣化した
場合には、容易に交換することができる。
【0024】排便後の局部を洗浄するための局部洗浄手
段4は、洗浄温度の可変調整手段、洗浄流量の可変調整
手段等で構成されており、主制御手段7からの洗浄温
度、洗浄流量変更指示を受け、便座3装置本体2に対し
て洗浄温度、洗浄流量を変更指示された値に保つように
している。図8は、局部洗浄手段4の具体的な構成を示
しており、水道からの給水/停止を行うための給水弁2
2と、水を貯め、お湯に加熱するためのヒータ33/温
水タンク23と、洗浄水に水圧を発生させるポンプ24
と、装置本体2に伸縮自在に保持され、先端部に洗浄水
の噴出口を有する洗浄ノズル25とで構成されている。
ポンプ24は、制御装置から入力した制御信号に応じて
水量を変更し、一定に保つ。洗浄流量を変更する手段と
しては、ポンプの代わりにモータや電磁弁を用いてもよ
い。
段4は、洗浄温度の可変調整手段、洗浄流量の可変調整
手段等で構成されており、主制御手段7からの洗浄温
度、洗浄流量変更指示を受け、便座3装置本体2に対し
て洗浄温度、洗浄流量を変更指示された値に保つように
している。図8は、局部洗浄手段4の具体的な構成を示
しており、水道からの給水/停止を行うための給水弁2
2と、水を貯め、お湯に加熱するためのヒータ33/温
水タンク23と、洗浄水に水圧を発生させるポンプ24
と、装置本体2に伸縮自在に保持され、先端部に洗浄水
の噴出口を有する洗浄ノズル25とで構成されている。
ポンプ24は、制御装置から入力した制御信号に応じて
水量を変更し、一定に保つ。洗浄流量を変更する手段と
しては、ポンプの代わりにモータや電磁弁を用いてもよ
い。
【0025】洗浄ノズル25は、図9に示すように、ノ
ズル通路30の吸い込み孔28と吐出孔29との途中
に、左右一対のフィードバック流路26,26が分岐形
成されており、給水通路53に通じる吸い込み孔28か
ら吸い込まれる洗浄水Wが左側のフィードバック流路2
6と右側のフィードバック流路26に交互に分流するこ
とにより、吐出孔29からの噴流が前後に振動して、図
9(a)→(b)→(c)→(b)→(a)へと繰り返
されることで自励発振し、洗浄水Wを広い面積にわたっ
て噴出させることができるようになっている。また、フ
ィードバック流路26の合流ポイント近傍に設けた吸い
込み孔28でのエジェクタ効果により、洗浄水Wに気泡
混合を行い、洗浄時において被洗浄部に当接する時の衝
撃力が高められるようになっている。なお、図9(a)
の(ロ)は(イ)のA−A線断面、図9(b)の(ハ)
は(ニ)のB−B線断面、図9(c)の(ホ)は(ヘ)
のC−C線断面をそれぞれ示している。またこの洗浄ノ
ズル25は、図10(b)に示すように、水圧で押し出
されることによってバネ31が伸びて前方に移動し、図
10(a)に示すように、水圧が下がるとバネ31が縮
む力により後方に移動するような構造になっている。
ズル通路30の吸い込み孔28と吐出孔29との途中
に、左右一対のフィードバック流路26,26が分岐形
成されており、給水通路53に通じる吸い込み孔28か
ら吸い込まれる洗浄水Wが左側のフィードバック流路2
6と右側のフィードバック流路26に交互に分流するこ
とにより、吐出孔29からの噴流が前後に振動して、図
9(a)→(b)→(c)→(b)→(a)へと繰り返
されることで自励発振し、洗浄水Wを広い面積にわたっ
て噴出させることができるようになっている。また、フ
ィードバック流路26の合流ポイント近傍に設けた吸い
込み孔28でのエジェクタ効果により、洗浄水Wに気泡
混合を行い、洗浄時において被洗浄部に当接する時の衝
撃力が高められるようになっている。なお、図9(a)
の(ロ)は(イ)のA−A線断面、図9(b)の(ハ)
は(ニ)のB−B線断面、図9(c)の(ホ)は(ヘ)
のC−C線断面をそれぞれ示している。またこの洗浄ノ
ズル25は、図10(b)に示すように、水圧で押し出
されることによってバネ31が伸びて前方に移動し、図
10(a)に示すように、水圧が下がるとバネ31が縮
む力により後方に移動するような構造になっている。
【0026】一方、局部乾燥手段5は、図7に示すよう
に、モータ、ファンからなる送風手段32と、温風温度
の可変手段であるヒータ33と、温風吹き出し口34と
で構成されている。使用者が操作手段6で運転を開始す
ると、主制御手段7がモータを駆動させ、ヒータ33に
通電することにて温風を発生させる。主制御手段7は、
温風温度・風量操作キー6e,6fの設定値に応じて、
モータとヒータ33への電力供給量を制御する。なお、
この局部乾燥手段5が便座加熱手段を兼ねるようにして
もよい。
に、モータ、ファンからなる送風手段32と、温風温度
の可変手段であるヒータ33と、温風吹き出し口34と
で構成されている。使用者が操作手段6で運転を開始す
ると、主制御手段7がモータを駆動させ、ヒータ33に
通電することにて温風を発生させる。主制御手段7は、
温風温度・風量操作キー6e,6fの設定値に応じて、
モータとヒータ33への電力供給量を制御する。なお、
この局部乾燥手段5が便座加熱手段を兼ねるようにして
もよい。
【0027】また、便座3には、局部を乾燥する際に
は、局部乾燥手段5から発生した温風が局部に向かい、
便座3を加熱する際には、便座3の表面に向かうよう
な、風向変更手段35が設けられている。その一例を図
11に示す。ここでは、風向変更手段35は、便座3の
表面を覆うための便蓋10の内側に設けたフラッパー3
5aにて実現される。このフラッパー35aは、便蓋1
0の裏面に取り付けられて、便座加熱手段から発生した
温風を便蓋10と便座3との隙間の空間に導く働きをす
る。ここでは、フラッパー35aは、便蓋10に設けた
水平方向の回転軸35a’にて便蓋10に回転自在に固
定されていると共に、便蓋10閉時には自重で開き、便
蓋10開時には自重で閉じるように便蓋10の開閉動作
と連動させている。つまり図12(a)(b)に示す便
蓋10閉の状態ではフラッパー35aは自重で開き、図
12(c)に示す便蓋10開の状態ではフラッパー35
aは自重で閉じるように構成されている。便蓋10の閉
時、つまりフラッパー35aが降りた状態では、局部乾
燥手段5から発生した温風がフラッパー35aに当た
り、便座3全体を均一に暖める。便蓋10の開時、つま
りフラッパー35aが閉じた状態では、便蓋10の内側
と同一面であるため、着座時も背中に違和感を感じるこ
とがないものである。
は、局部乾燥手段5から発生した温風が局部に向かい、
便座3を加熱する際には、便座3の表面に向かうよう
な、風向変更手段35が設けられている。その一例を図
11に示す。ここでは、風向変更手段35は、便座3の
表面を覆うための便蓋10の内側に設けたフラッパー3
5aにて実現される。このフラッパー35aは、便蓋1
0の裏面に取り付けられて、便座加熱手段から発生した
温風を便蓋10と便座3との隙間の空間に導く働きをす
る。ここでは、フラッパー35aは、便蓋10に設けた
水平方向の回転軸35a’にて便蓋10に回転自在に固
定されていると共に、便蓋10閉時には自重で開き、便
蓋10開時には自重で閉じるように便蓋10の開閉動作
と連動させている。つまり図12(a)(b)に示す便
蓋10閉の状態ではフラッパー35aは自重で開き、図
12(c)に示す便蓋10開の状態ではフラッパー35
aは自重で閉じるように構成されている。便蓋10の閉
時、つまりフラッパー35aが降りた状態では、局部乾
燥手段5から発生した温風がフラッパー35aに当た
り、便座3全体を均一に暖める。便蓋10の開時、つま
りフラッパー35aが閉じた状態では、便蓋10の内側
と同一面であるため、着座時も背中に違和感を感じるこ
とがないものである。
【0028】次に、実際の使用パターンに従って説明す
る。トイレ未使用時は、便座加熱手段は停止している。
トイレ使用時に、人体検出センサーにより人の入室を検
知すると、局部乾燥手段5より、使用者があらかじめ設
定した温度の温風が、風向変更手段35により便座3の
表面に吹き付けられ、便座3の表面が所定の温度に加温
される。このとき便座3の表面は熱容量が非常に小さい
ため、温風により瞬時に温められ、着座の際には、冷た
く感じることがない。従って、従来のようにヒータで便
座3を常に加熱保温しておかなくてもよくなり、便座3
保温のための電気代がかからなくなる。また、便座3の
表面を発泡体にて構成した場合は、発泡体の弾性によ
り、着座時に、やわらかな感触を得ることができる。
る。トイレ未使用時は、便座加熱手段は停止している。
トイレ使用時に、人体検出センサーにより人の入室を検
知すると、局部乾燥手段5より、使用者があらかじめ設
定した温度の温風が、風向変更手段35により便座3の
表面に吹き付けられ、便座3の表面が所定の温度に加温
される。このとき便座3の表面は熱容量が非常に小さい
ため、温風により瞬時に温められ、着座の際には、冷た
く感じることがない。従って、従来のようにヒータで便
座3を常に加熱保温しておかなくてもよくなり、便座3
保温のための電気代がかからなくなる。また、便座3の
表面を発泡体にて構成した場合は、発泡体の弾性によ
り、着座時に、やわらかな感触を得ることができる。
【0029】次に、便座3に着座すると、着座検出手段
16にて検知し、主制御手段7に信号が送られると同時
に、便座3に吹き付けられる温風が停止する。使用者が
排便後、洗浄操作キー6aを押すことにて、主制御手段
7は、局部洗浄手段4へ制御情報を送り、洗浄を行う。
具体的には、給水弁を開き、ポンプ、モータ、電磁弁等
の流量可変調整手段にて流量を調整した後、洗浄ノズル
25より洗浄水を噴出するという動作を行う。途中、使
用者が、洗浄流量操作キー6cにて洗浄水量の変更指示
を行った場合には、ポンプ、モータ、電磁弁等の流量可
変調整手段にて、流量を変更する。
16にて検知し、主制御手段7に信号が送られると同時
に、便座3に吹き付けられる温風が停止する。使用者が
排便後、洗浄操作キー6aを押すことにて、主制御手段
7は、局部洗浄手段4へ制御情報を送り、洗浄を行う。
具体的には、給水弁を開き、ポンプ、モータ、電磁弁等
の流量可変調整手段にて流量を調整した後、洗浄ノズル
25より洗浄水を噴出するという動作を行う。途中、使
用者が、洗浄流量操作キー6cにて洗浄水量の変更指示
を行った場合には、ポンプ、モータ、電磁弁等の流量可
変調整手段にて、流量を変更する。
【0030】洗浄後は、使用者が乾燥操作キー6dを押
すことにより、局部乾燥手段5より、使用者があらかじ
め設定した温度の温風が、風向変更手段35により局部
に吹き付けられ、付着した水分を乾かす。途中、使用者
が、風量や風温を変更する場合には、温風温度操作キー
6fおよび温風風量操作キー6eにて行う。使用者は、
洗浄停止後、離座、退室する。
すことにより、局部乾燥手段5より、使用者があらかじ
め設定した温度の温風が、風向変更手段35により局部
に吹き付けられ、付着した水分を乾かす。途中、使用者
が、風量や風温を変更する場合には、温風温度操作キー
6fおよび温風風量操作キー6eにて行う。使用者は、
洗浄停止後、離座、退室する。
【0031】ここで、便座3の表面を加熱するための温
風は、着座の際に停止させなくてもよい。この場合、温
風は、引き続き人体を温め続け、着座検出手段16にて
離座を検知すると、温風が停止する。着座中の温度の変
更は、温風温度操作キー6fにて行う。
風は、着座の際に停止させなくてもよい。この場合、温
風は、引き続き人体を温め続け、着座検出手段16にて
離座を検知すると、温風が停止する。着座中の温度の変
更は、温風温度操作キー6fにて行う。
【0032】風向変更手段35の他例として、図13に
示すように、局部乾燥手段5の温風吐き出し部に設けた
伸縮自在のノズル40を用いてもよい。人体検出センサ
ーにより人の入室を検知すると、図13(a)、(b)
に示すように、ノズル40が便座3開口部の略中央付近
まで伸び、便蓋10の裏面に向けて、温風が吹き付けら
れる。便座3に衝突した温風は、周方向に広がった後、
便座3の表面に当たり、便座3を加熱する。着座後は、
図13(c)に示すように、ノズル40は元の位置まで
戻り、使用者の指示により、局部乾燥手段5として用い
られる。
示すように、局部乾燥手段5の温風吐き出し部に設けた
伸縮自在のノズル40を用いてもよい。人体検出センサ
ーにより人の入室を検知すると、図13(a)、(b)
に示すように、ノズル40が便座3開口部の略中央付近
まで伸び、便蓋10の裏面に向けて、温風が吹き付けら
れる。便座3に衝突した温風は、周方向に広がった後、
便座3の表面に当たり、便座3を加熱する。着座後は、
図13(c)に示すように、ノズル40は元の位置まで
戻り、使用者の指示により、局部乾燥手段5として用い
られる。
【0033】図14は風向変更手段35の更に他例を示
し、中空構造を持ち且つ裏面に複数の温風吐き出し穴4
1を設けた便蓋10が用いられる。この便蓋10の閉時
には、便座加熱手段から発生した温風が矢印トで示すよ
うに、便蓋10内部に広がって多数の温風吐き出し穴4
1から便座3の表面全体に放出される。この便蓋10は
開時には、通常の人体暖房手段や局部乾燥手段として使
用される。
し、中空構造を持ち且つ裏面に複数の温風吐き出し穴4
1を設けた便蓋10が用いられる。この便蓋10の閉時
には、便座加熱手段から発生した温風が矢印トで示すよ
うに、便蓋10内部に広がって多数の温風吐き出し穴4
1から便座3の表面全体に放出される。この便蓋10は
開時には、通常の人体暖房手段や局部乾燥手段として使
用される。
【0034】図15、図16は他の実施形態を示してい
る。便座加熱手段は装置本体2の前面側に設けられた温
風器43からなり、着座時には温風が人体の腰部に当た
るように配置してある。図16(a)、(b)に示す便
蓋10閉の状態(着座前)では、温風器43から発生し
た温風は、便蓋10と便座3の隙間の空間を通り、便座
3の表面を暖める。着座のために便座3を開けた状態で
は、図16(c)に示すように、温風は人体の腰部に当
たり、人体を暖める。なお使用中も温風を継続して吹き
付けた場合には、温風が人体に当たるため、さらに高い
暖房感を得ることができる。
る。便座加熱手段は装置本体2の前面側に設けられた温
風器43からなり、着座時には温風が人体の腰部に当た
るように配置してある。図16(a)、(b)に示す便
蓋10閉の状態(着座前)では、温風器43から発生し
た温風は、便蓋10と便座3の隙間の空間を通り、便座
3の表面を暖める。着座のために便座3を開けた状態で
は、図16(c)に示すように、温風は人体の腰部に当
たり、人体を暖める。なお使用中も温風を継続して吹き
付けた場合には、温風が人体に当たるため、さらに高い
暖房感を得ることができる。
【0035】
【発明の効果】上述のように請求項1記載の発明にあっ
ては、ヒータとファン及びモータとで構成され、着座直
前に便座の表面に温風を当てて便座を加熱するための便
座加熱手段を備えると共に、便座の表面を熱容量の小さ
い材料にて構成したので、便座を瞬間的に加熱でき、使
用時に便座が冷たく感じないようにすることができる。
従って、従来のように便座を一定温度以上に加熱保温し
ておく必要がなく、電気代を節約できる。また、便座表
面に温風を吹き付ける構造であるので、装置本体と便座
との間に電気接続が必要となり、装置本体との着脱が可
能となり、便座の手入れが容易となる。
ては、ヒータとファン及びモータとで構成され、着座直
前に便座の表面に温風を当てて便座を加熱するための便
座加熱手段を備えると共に、便座の表面を熱容量の小さ
い材料にて構成したので、便座を瞬間的に加熱でき、使
用時に便座が冷たく感じないようにすることができる。
従って、従来のように便座を一定温度以上に加熱保温し
ておく必要がなく、電気代を節約できる。また、便座表
面に温風を吹き付ける構造であるので、装置本体と便座
との間に電気接続が必要となり、装置本体との着脱が可
能となり、便座の手入れが容易となる。
【0036】また請求項2記載の発明は、請求項1記載
の効果に加えて、便座の表面が発泡体にて構成されてい
るので、発泡体の弾性により、着座時に、やわらかな感
触を得ることができる。
の効果に加えて、便座の表面が発泡体にて構成されてい
るので、発泡体の弾性により、着座時に、やわらかな感
触を得ることができる。
【0037】また請求項3記載の発明は、請求項2記載
の効果に加えて、便座の表面を形成する発泡体の表面を
薄いフィルムにて覆ったので、発泡体の表面が滑らかに
なり、汚れた際の清掃がさらに容易となり、また、表面
層を便座から着脱自在にした場合には、劣化した表面の
フィルムのみを交換することができ、ランニングコスト
を下げることができる。
の効果に加えて、便座の表面を形成する発泡体の表面を
薄いフィルムにて覆ったので、発泡体の表面が滑らかに
なり、汚れた際の清掃がさらに容易となり、また、表面
層を便座から着脱自在にした場合には、劣化した表面の
フィルムのみを交換することができ、ランニングコスト
を下げることができる。
【0038】また請求項4記載の発明は、請求項1〜3
のいずれかに記載の効果に加えて、排便後の局部を洗浄
するための局部洗浄手段と、洗浄後の局部を乾燥するた
めの局部乾燥手段とを設け、局部乾燥手段が便座加熱手
段を兼ねたので、便座加熱手段を別途設ける必要がなく
なり、部品点数を削減して、部材の合理化を図ることが
できる。
のいずれかに記載の効果に加えて、排便後の局部を洗浄
するための局部洗浄手段と、洗浄後の局部を乾燥するた
めの局部乾燥手段とを設け、局部乾燥手段が便座加熱手
段を兼ねたので、便座加熱手段を別途設ける必要がなく
なり、部品点数を削減して、部材の合理化を図ることが
できる。
【0039】また請求項5記載の発明は、請求項4記載
の効果に加えて、局部を乾燥する際には、局部乾燥手段
から発生した温風が局部に向かい、便座を加熱する際に
は、便座の表面に向かうような、風向変更手段を設けた
ので、局部乾燥手段を便座加熱手段として使用できると
共に、風向変更手段によって局部乾燥手段からの温風を
便座表面に効率良く吹き付けることができる。
の効果に加えて、局部を乾燥する際には、局部乾燥手段
から発生した温風が局部に向かい、便座を加熱する際に
は、便座の表面に向かうような、風向変更手段を設けた
ので、局部乾燥手段を便座加熱手段として使用できると
共に、風向変更手段によって局部乾燥手段からの温風を
便座表面に効率良く吹き付けることができる。
【0040】また請求項6記載の発明は、請求項1〜5
のいずれかに記載の効果に加えて、便座の表面を覆うた
めの便蓋を設け、便蓋の裏面と便座の表面との隙間に温
風を導くための空間を設けたので、便蓋と便座との隙間
を利用して便座加熱手段からの温風を便座表面に効率良
く吹き付けることができ、便座表面の加温効果を高めこ
とができると共に、専用の温風通路を別途設ける必要が
なく、構造の簡略化を図ることができる。
のいずれかに記載の効果に加えて、便座の表面を覆うた
めの便蓋を設け、便蓋の裏面と便座の表面との隙間に温
風を導くための空間を設けたので、便蓋と便座との隙間
を利用して便座加熱手段からの温風を便座表面に効率良
く吹き付けることができ、便座表面の加温効果を高めこ
とができると共に、専用の温風通路を別途設ける必要が
なく、構造の簡略化を図ることができる。
【0041】また請求項7記載の発明は、請求項6記載
の効果に加えて、便蓋の裏面に、便座加熱手段から発生
した温風を便蓋と便座との間の空間に導くための風向変
更手段を設けたので、風向変更手段により便座加熱手段
からの温風を空間に向けるだけで、空間から便座表面に
向かって温風を効率良く吹き付けることができるように
なる。
の効果に加えて、便蓋の裏面に、便座加熱手段から発生
した温風を便蓋と便座との間の空間に導くための風向変
更手段を設けたので、風向変更手段により便座加熱手段
からの温風を空間に向けるだけで、空間から便座表面に
向かって温風を効率良く吹き付けることができるように
なる。
【0042】また請求項8記載の発明は、請求項7記載
の効果に加えて、便蓋に設けた風向変更手段が、水平方
向の回転軸にて便蓋に固定されるフラッパーにて構成さ
れ、該フラッパーを便蓋閉時には開き、便蓋開時には閉
じるように便蓋の開閉動作と連動させたので、着座前
(便蓋閉時)はフラッパーにて便座表面に向けて温風を
送ることができ、便座全体を均一に暖めることができる
と共に、着座後(便蓋開時)には、フラッパーが閉じて
便蓋の内側と同一面となるため、着座時も背中に違和感
を感じることがなくなる。
の効果に加えて、便蓋に設けた風向変更手段が、水平方
向の回転軸にて便蓋に固定されるフラッパーにて構成さ
れ、該フラッパーを便蓋閉時には開き、便蓋開時には閉
じるように便蓋の開閉動作と連動させたので、着座前
(便蓋閉時)はフラッパーにて便座表面に向けて温風を
送ることができ、便座全体を均一に暖めることができる
と共に、着座後(便蓋開時)には、フラッパーが閉じて
便蓋の内側と同一面となるため、着座時も背中に違和感
を感じることがなくなる。
【0043】また請求項9記載の発明は、請求項8記載
の効果に加えて、フラッパーは、便蓋閉時には自重で開
き、便蓋の開時には自重で閉じるように構成されるの
で、フラッパーの開閉操作が不要となり、使い勝手が良
くなる。
の効果に加えて、フラッパーは、便蓋閉時には自重で開
き、便蓋の開時には自重で閉じるように構成されるの
で、フラッパーの開閉操作が不要となり、使い勝手が良
くなる。
【0044】また請求項10記載の発明は、請求項1〜
3のいずれかに記載の効果に加えて、便座加熱手段を装
置本体の前面側に設け、着座時には温風が人体の腰部に
当たるように配置したので、着座前は便座を加熱でき、
着座後は温風を人体の腰部に当てて、人体を暖めること
ができ、高い暖房感を得ることができる。
3のいずれかに記載の効果に加えて、便座加熱手段を装
置本体の前面側に設け、着座時には温風が人体の腰部に
当たるように配置したので、着座前は便座を加熱でき、
着座後は温風を人体の腰部に当てて、人体を暖めること
ができ、高い暖房感を得ることができる。
【0045】また請求項11記載の発明は、請求項1〜
9のいずれかに記載の効果に加えて、風向変更手段とし
て、中空構造を持ち且つ裏面に複数の温風吐き出し穴を
設けた便蓋を設け、便蓋閉時に便座加熱手段から発生し
た温風が便蓋内部を通過して、便蓋の裏面に設けた温風
吐き出し穴から、便座に向けて放出されるようにしたの
で、便蓋の閉時には便座の表面全体を加温でき、且つ便
蓋が開いている時には温風を人体に当てることが可能と
なる。
9のいずれかに記載の効果に加えて、風向変更手段とし
て、中空構造を持ち且つ裏面に複数の温風吐き出し穴を
設けた便蓋を設け、便蓋閉時に便座加熱手段から発生し
た温風が便蓋内部を通過して、便蓋の裏面に設けた温風
吐き出し穴から、便座に向けて放出されるようにしたの
で、便蓋の閉時には便座の表面全体を加温でき、且つ便
蓋が開いている時には温風を人体に当てることが可能と
なる。
【0046】また請求項12記載の発明は、請求項1〜
11のいずれかに記載の効果に加えて、便座が、便座枠
と、便座枠よりも熱容量の小さい材料からなる表面層と
で構成され、表面層を便座枠に着脱自在に固定したの
で、表面層の取り替えや掃除が容易となる。
11のいずれかに記載の効果に加えて、便座が、便座枠
と、便座枠よりも熱容量の小さい材料からなる表面層と
で構成され、表面層を便座枠に着脱自在に固定したの
で、表面層の取り替えや掃除が容易となる。
【0047】また請求項13記載の発明は、請求項4又
は5又は6又は12記載の効果に加えて、局部乾燥手段
の温風吐き出し部を伸縮自在に取り付け、着座直前には
温風吐き出し部が便座開口部の略中央まで伸びて、便蓋
の裏面の略中央付近に温風を吹き付けるので、局部乾燥
手段からの温風は便座の裏面の略中央付近に吹き付けら
れて、周方向に広がり、便座表面をムラなく加熱するこ
とができる。
は5又は6又は12記載の効果に加えて、局部乾燥手段
の温風吐き出し部を伸縮自在に取り付け、着座直前には
温風吐き出し部が便座開口部の略中央まで伸びて、便蓋
の裏面の略中央付近に温風を吹き付けるので、局部乾燥
手段からの温風は便座の裏面の略中央付近に吹き付けら
れて、周方向に広がり、便座表面をムラなく加熱するこ
とができる。
【図1】本発明の実施形態の一例を示す概略構成図であ
る。
る。
【図2】同上の便座の断面図である。
【図3】同上の便座の他例の断面図である。
【図4】同上の便座の更に他例の断面図である。
【図5】同上のヒンジ部を備えた便蓋の開閉状態の側面
図である。
図である。
【図6】(a)、(b)は同上のヒンジ部の説明図であ
る。
る。
【図7】同上の局部洗浄手段の概略構成図である。
【図8】同上の局部乾燥手段の概略構成図である。
【図9】(a)〜(c)は同上の洗浄ノズルからの洗浄
水の振動動作の説明図である。
水の振動動作の説明図である。
【図10】(a)、(b)は同上の洗浄ノズルの伸縮動
作の説明図である。
作の説明図である。
【図11】同上の風向変更手段の一例の斜視図である。
【図12】(a)は同上の風向変更手段の動作を説明す
る側面図、(b)は平面図、(c)は使用状態の側面図
である。
る側面図、(b)は平面図、(c)は使用状態の側面図
である。
【図13】(a)は同上の風向変更手段の他例の側面
図、(b)は平面図、(c)は使用状態の側面図であ
る。
図、(b)は平面図、(c)は使用状態の側面図であ
る。
【図14】(a)は風向変更手段の更に他例の斜視図、
(b)は側面図である。
(b)は側面図である。
【図15】同上の便座加熱手段の他例の斜視図である。
【図16】(a)は同上の風向変更手段の更に他例の側
面図、(b)は平面図、(c)は使用状態の側面図であ
る。
面図、(b)は平面図、(c)は使用状態の側面図であ
る。
【図17】従来技術を示し、(a)は平面図、(b)は
側面断面図である。
側面断面図である。
2 装置本体 3 便座 4 局部洗浄手段 5 局部乾燥手段 10 便蓋 20 便座枠 21 表面層 35 風向変更手段 35a フラッパー 35a’ 回転軸 41 温風吐き出し穴
Claims (13)
- 【請求項1】 ヒータとファン及びモータとで構成さ
れ、着座直前に便座の表面に温風を当てて便座を加熱す
るための便座加熱手段を備えると共に、便座の表面を熱
容量の小さい材料にて構成したことを特徴とする暖房便
座装置。 - 【請求項2】 便座の表面が発泡体にて構成されている
ことを特徴とする請求項1記載の暖房便座装置。 - 【請求項3】 便座の表面を形成する発泡体の表面を薄
いフィルムにて覆ったことを特徴とする請求項2記載の
暖房便座装置。 - 【請求項4】 排便後の局部を洗浄するための局部洗浄
手段と、洗浄後の局部を乾燥するための局部乾燥手段と
を設け、局部乾燥手段が便座加熱手段を兼ねたことを特
徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の暖房便座装
置。 - 【請求項5】 局部を乾燥する際には、局部乾燥手段か
ら発生した温風が局部に向かい、便座を加熱する際に
は、便座の表面に向かうような、風向変更手段を設けた
ことを特徴とする請求項4記載の暖房便座装置。 - 【請求項6】 便座の表面を覆うための便蓋を設け、便
蓋の裏面と便座の表面との隙間に温風を導くための空間
を設けたことを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記
載の暖房便座装置。 - 【請求項7】 便蓋の裏面に、便座加熱手段から発生し
た温風を便蓋と便座との間の空間に導くための風向変更
手段を設けたことを特徴とする請求項6記載の暖房便座
装置。 - 【請求項8】 便蓋に設けた風向変更手段が、水平方向
の回転軸にて便蓋に固定されるフラッパーにて構成さ
れ、該フラッパーを便蓋閉時には開き、便蓋開時には閉
じるように便蓋の開閉動作と連動させたことを特徴とす
る請求項7記載の暖房便座装置。 - 【請求項9】 フラッパーは、便蓋閉時には自重で開
き、便蓋の開時には自重で閉じるように構成されること
を特徴とする請求項8記載の暖房便座装置。 - 【請求項10】便座加熱手段を装置本体の前面側に設
け、着座時には温風が人体の腰部に当たるように配置し
たことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の暖
房便座装置。 - 【請求項11】風向変更手段として、中空構造を持ち且
つ裏面に複数の温風吐き出し穴を設けた便蓋を設け、便
蓋閉時に便座加熱手段から発生した温風が便蓋内部を通
過して、便蓋の裏面に設けた温風吐き出し穴から、便座
に向けて放出されることを特徴とする請求項1〜9のい
ずかれに記載の暖房便座装置。 - 【請求項12】便座が、便座枠と、便座枠よりも熱容量
の小さい材料からなる表面層とで構成され、表面層を便
座枠に着脱自在に固定したことを特徴とする請求項1〜
11のいずれかに記載の暖房便座装置。 - 【請求項13】局部乾燥手段の温風吐き出し部を伸縮自
在に取り付け、着座直前には温風吐き出し部が便座開口
部の略中央まで伸びて、便蓋の裏面の略中央付近に温風
を吹き付けることを特徴とする請求項4又は5又は6又
は12記載の暖房便座装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000257920A JP2002065518A (ja) | 2000-08-28 | 2000-08-28 | 暖房便座装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000257920A JP2002065518A (ja) | 2000-08-28 | 2000-08-28 | 暖房便座装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002065518A true JP2002065518A (ja) | 2002-03-05 |
Family
ID=18746303
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000257920A Pending JP2002065518A (ja) | 2000-08-28 | 2000-08-28 | 暖房便座装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002065518A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007000540A (ja) * | 2005-06-27 | 2007-01-11 | Kurabe Ind Co Ltd | 便座装置 |
JP2010051660A (ja) * | 2008-08-29 | 2010-03-11 | Toto Ltd | 暖房便座装置 |
CN108487406A (zh) * | 2018-03-06 | 2018-09-04 | 张英华 | 暖风自动冲洗坐便器和控制方法及软坐垫的制作方法 |
-
2000
- 2000-08-28 JP JP2000257920A patent/JP2002065518A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007000540A (ja) * | 2005-06-27 | 2007-01-11 | Kurabe Ind Co Ltd | 便座装置 |
JP2010051660A (ja) * | 2008-08-29 | 2010-03-11 | Toto Ltd | 暖房便座装置 |
CN108487406A (zh) * | 2018-03-06 | 2018-09-04 | 张英华 | 暖风自动冲洗坐便器和控制方法及软坐垫的制作方法 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A711 | Notification of change in applicant |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711 Effective date: 20070328 |