JP2002064964A - 電動機構造 - Google Patents

電動機構造

Info

Publication number
JP2002064964A
JP2002064964A JP2000248320A JP2000248320A JP2002064964A JP 2002064964 A JP2002064964 A JP 2002064964A JP 2000248320 A JP2000248320 A JP 2000248320A JP 2000248320 A JP2000248320 A JP 2000248320A JP 2002064964 A JP2002064964 A JP 2002064964A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ring
stator
shaped
resin portion
resin
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000248320A
Other languages
English (en)
Inventor
Tadatomo Kimura
忠朋 木村
Jun Kindaichi
純 金田一
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tamagawa Seiki Co Ltd
Original Assignee
Tamagawa Seiki Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tamagawa Seiki Co Ltd filed Critical Tamagawa Seiki Co Ltd
Priority to JP2000248320A priority Critical patent/JP2002064964A/ja
Publication of JP2002064964A publication Critical patent/JP2002064964A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Iron Core Of Rotating Electric Machines (AREA)
  • Insulation, Fastening Of Motor, Generator Windings (AREA)
  • Permanent Magnet Type Synchronous Machine (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、固定子に形成する隔壁を樹脂で一
体成形することにより、従来のステンレスシールよりも
簡単でローコストとすることを目的とする。 【解決手段】 本発明による電動機構造は、輪状固定子
(1)を封止する輪状樹脂部(2)と輪状樹脂隔壁(2a)とを樹
脂で一体成形し、この輪状樹脂隔壁(2a)の内側と外側と
で互いに異なる雰囲気下で回転子(9)を回転できる構成
である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電動機構造に関
し、特に、輪状固定子を輪状樹脂部とこの輪状樹脂部と
一体に形成された輪状樹脂隔壁とによって封止して固定
子を形成し、この輪状樹脂隔壁の内側と外側とで互いに
異なる雰囲気(圧力の成分等性質の異なる気体又は液
体)下で電動機を駆動できるようにするための新規な改
良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、用いられていたこの種の電動機構
造としては、一般に、真空用モータとして採用されてお
り、図示していないが固定子側を輪状ステンレス板で覆
い、この輪状ステンレス板の両端を溶接によって蓋体又
はケース側に固定し、固定子側と回転子側とを、例え
ば、真空側と大気側とに分けて真空チャンバ用等として
採用されていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の電動機構造は、
以上のように構成されていたため、次のような課題が存
在していた。すなわち、金属板である輪状ステンレス板
で固定子の内側を覆っているため、この輪状ステンレス
板の両端部分をその全周にわたって溶接によりシールし
なければならず、わずかな隙間の発生も許容することは
できないが故にその溶接作業には多大の労力とコストと
を必要とした。また、この輪状ステンレス板を溶接する
相手方の部材も、溶接しやすい形状としなければなら
ず、構造も複雑化し、コストも大幅に高くなっていた。
【0004】本発明は、以上のような課題を解決するた
めになされたもので、特に、輪状固定子を輪状樹脂部と
この輪状樹脂部と一体に形成した輪状樹脂隔壁とによっ
て封止して固定子を形成し、この輪状樹脂隔壁の内側と
外側とで互いに異なる雰囲気(圧力や成分等性質の異な
る気体又は液体)下で電動機を駆動できるようにした電
動機構造を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明による電動機構造
は、輪状固定子を封止するための輪状樹脂部と、前記輪
状樹脂部の内側に前記輪状樹脂部と一体に形成された輪
状樹脂隔壁とによって固定子を構成し、前記固定子の両
端に軸受を有する蓋体を設け、前記各軸受間に回転子を
有する回転軸を回転自在に設けると共に、前記輪状樹脂
隔壁の内側と外側とで互いに異なる雰囲気下で前記回転
子を回転できるようにした構成である。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、図面と共に本発明による電
動機構造の好適な実施の形態について説明する。図1
は、本発明による電動機構造の固定子を示している。す
なわち、図1において符号1で示されるものは、全体形
状が輪状をなす輪状固定子であり、この輪状固定子1は
実際には図3で示すように固定子コア1aと固定子巻線
1bとから構成されている。
【0007】前記輪状固定子1は、輪状固定子1全面を
覆うようなインサート成形によって輪状樹脂部2が形成
され、この輪状樹脂部2の内壁位置に、輪状樹脂隔壁2
aがこの輪状樹脂部2と一体成形により形成されてい
る。従って、前述の輪状固定子1と輪状樹脂部2とによ
り固定子3が構成されている。
【0008】前述のように構成された固定子3は、図2
で示されるように、固定子3の両端に軸受5、6を有す
る一対の蓋体7、8が設けられ、この各軸受5、6間に
は回転子9を有する回転軸10が回転自在に設けられて
いる。
【0009】従って、図2及び図3の構成から明らかで
あるように、前記輪状樹脂部2と一体成形の輪状樹脂隔
壁3を境界として、内側と外側とで、例えば、圧力や成
分等の性質が異なる気体又は液体の雰囲気下で回転子9
の回転駆動ができるように構成されている。
【0010】また、各種真空装置用に用いる場合は、蓋
体8に形成された案内通路20を真空装置の真空側に接
続すると、回転子9側が真空雰囲気下となり、固定子3
側が大気雰囲気下となる。なお、回転子9と固定子3
は、前述とは逆の雰囲気下として用いることもできる。
【0011】
【発明の効果】本発明による電動機構造は、以上のよう
に構成されているため、次のような効果を得ることがで
きる。すなわち、固定子が輪状樹脂部と一体成形された
輪状樹脂隔壁によってシールされていることにより、従
来の金属シールド板よりも簡単に隔壁が形成でき、生産
効率の向上、コストダウン及び信頼性の向上を得ること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による電動機構造の固定子を示す断面図
である。
【図2】本発明による電動機構造を示す概略断面図であ
る。
【図3】図2の実際の電動機構造を示す断面図である。
【符号の説明】
1 輪状固定子 2 輪状樹脂部 2a 輪状樹脂隔壁 3 固定子 5、6 軸受 7、8 蓋 9 回転子 10 回転軸
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5H002 AA07 AB06 AC07 5H604 AA08 BB01 BB08 CC01 CC05 DA14 DB01 PE06 5H621 GA01 JK07 JK10 JK13

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 輪状固定子(1)を封止するための輪状樹
    脂部(2)と、前記輪状樹脂部(2)の内側に前記輪状樹脂部
    (2)と一体に形成された輪状樹脂隔壁(2a)とにより固定
    子(3)を構成し、前記固定子(3)の両端に軸受(5,6)を有
    する蓋体(7,8)を設け、前記各軸受(5,6)間に回転子(9)
    を有する回転軸(10)を回転自在に設けると共に、前記輪
    状樹脂隔壁(2a)の内側と外側とで互いに異なる雰囲気下
    で前記回転子(9)を回転できるように構成したことを特
    徴とする電動機構造。
JP2000248320A 2000-08-18 2000-08-18 電動機構造 Pending JP2002064964A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000248320A JP2002064964A (ja) 2000-08-18 2000-08-18 電動機構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000248320A JP2002064964A (ja) 2000-08-18 2000-08-18 電動機構造

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002064964A true JP2002064964A (ja) 2002-02-28

Family

ID=18738247

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000248320A Pending JP2002064964A (ja) 2000-08-18 2000-08-18 電動機構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002064964A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008094225A (ja) * 2006-10-11 2008-04-24 Kayaba Ind Co Ltd サスペンション装置
KR20160000857A (ko) * 2014-06-25 2016-01-05 나부테스코 가부시키가이샤 모터

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008094225A (ja) * 2006-10-11 2008-04-24 Kayaba Ind Co Ltd サスペンション装置
KR20160000857A (ko) * 2014-06-25 2016-01-05 나부테스코 가부시키가이샤 모터
JP2016010265A (ja) * 2014-06-25 2016-01-18 ナブテスコ株式会社 モータ
CN105322694A (zh) * 2014-06-25 2016-02-10 纳博特斯克有限公司 电机
KR102362628B1 (ko) * 2014-06-25 2022-02-15 나부테스코 가부시키가이샤 모터

Similar Documents

Publication Publication Date Title
TWI678054B (zh) 軸向間隙型旋轉電機及其製造方法
JP2001298920A (ja) 二軸同芯モータ
JP2004504537A (ja) 真空ポンプのためのモノブロックハウジング
JP2002064964A (ja) 電動機構造
JP2002044901A (ja) 電動機構造
JP2002095225A (ja) 電動機構造の製造方法
JP2002078302A (ja) 電動機構造の製造方法
JP2005160202A (ja) スピンドルモータおよびそれを備えたディスク駆動装置
JPS598430Y2 (ja) キヤンドモ−タ
CN106787381B (zh) 涡旋干泵电驱动密封结构
JP2001136706A (ja) モータ
US1568305A (en) Magnetic clutch
JPH09215273A (ja) 角度検出センサ付モータ及び角度検出センサ内蔵型軸受並びに角度検出方法
JP2005006362A (ja) モータ構造
CN212935627U (zh) 一种新型外转子电机的安装结构
JPS62160065A (ja) ステツプモ−タ
JPS6114277Y2 (ja)
JPH0534761Y2 (ja)
JPS6223235Y2 (ja)
JPH07111029A (ja) モータの軸受流体シール構造
SU1713023A1 (ru) Уплотнение вала электрической машины
JPH11215790A (ja) 真空モータ
JPH11215769A (ja) 真空モータ
JP3101419U (ja) 回転機
JPH0717264Y2 (ja) スピンドルモータ

Legal Events

Date Code Title Description
RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20060517

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070608

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20070717

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090915

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090929

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20100209