JP2002064964A - 電動機構造 - Google Patents
電動機構造Info
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- JP2002064964A JP2002064964A JP2000248320A JP2000248320A JP2002064964A JP 2002064964 A JP2002064964 A JP 2002064964A JP 2000248320 A JP2000248320 A JP 2000248320A JP 2000248320 A JP2000248320 A JP 2000248320A JP 2002064964 A JP2002064964 A JP 2002064964A
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- stator
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- Pending
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- Iron Core Of Rotating Electric Machines (AREA)
- Insulation, Fastening Of Motor, Generator Windings (AREA)
- Permanent Magnet Type Synchronous Machine (AREA)
Abstract
体成形することにより、従来のステンレスシールよりも
簡単でローコストとすることを目的とする。 【解決手段】 本発明による電動機構造は、輪状固定子
(1)を封止する輪状樹脂部(2)と輪状樹脂隔壁(2a)とを樹
脂で一体成形し、この輪状樹脂隔壁(2a)の内側と外側と
で互いに異なる雰囲気下で回転子(9)を回転できる構成
である。
Description
し、特に、輪状固定子を輪状樹脂部とこの輪状樹脂部と
一体に形成された輪状樹脂隔壁とによって封止して固定
子を形成し、この輪状樹脂隔壁の内側と外側とで互いに
異なる雰囲気(圧力の成分等性質の異なる気体又は液
体)下で電動機を駆動できるようにするための新規な改
良に関する。
造としては、一般に、真空用モータとして採用されてお
り、図示していないが固定子側を輪状ステンレス板で覆
い、この輪状ステンレス板の両端を溶接によって蓋体又
はケース側に固定し、固定子側と回転子側とを、例え
ば、真空側と大気側とに分けて真空チャンバ用等として
採用されていた。
以上のように構成されていたため、次のような課題が存
在していた。すなわち、金属板である輪状ステンレス板
で固定子の内側を覆っているため、この輪状ステンレス
板の両端部分をその全周にわたって溶接によりシールし
なければならず、わずかな隙間の発生も許容することは
できないが故にその溶接作業には多大の労力とコストと
を必要とした。また、この輪状ステンレス板を溶接する
相手方の部材も、溶接しやすい形状としなければなら
ず、構造も複雑化し、コストも大幅に高くなっていた。
めになされたもので、特に、輪状固定子を輪状樹脂部と
この輪状樹脂部と一体に形成した輪状樹脂隔壁とによっ
て封止して固定子を形成し、この輪状樹脂隔壁の内側と
外側とで互いに異なる雰囲気(圧力や成分等性質の異な
る気体又は液体)下で電動機を駆動できるようにした電
動機構造を提供することを目的とする。
は、輪状固定子を封止するための輪状樹脂部と、前記輪
状樹脂部の内側に前記輪状樹脂部と一体に形成された輪
状樹脂隔壁とによって固定子を構成し、前記固定子の両
端に軸受を有する蓋体を設け、前記各軸受間に回転子を
有する回転軸を回転自在に設けると共に、前記輪状樹脂
隔壁の内側と外側とで互いに異なる雰囲気下で前記回転
子を回転できるようにした構成である。
動機構造の好適な実施の形態について説明する。図1
は、本発明による電動機構造の固定子を示している。す
なわち、図1において符号1で示されるものは、全体形
状が輪状をなす輪状固定子であり、この輪状固定子1は
実際には図3で示すように固定子コア1aと固定子巻線
1bとから構成されている。
覆うようなインサート成形によって輪状樹脂部2が形成
され、この輪状樹脂部2の内壁位置に、輪状樹脂隔壁2
aがこの輪状樹脂部2と一体成形により形成されてい
る。従って、前述の輪状固定子1と輪状樹脂部2とによ
り固定子3が構成されている。
で示されるように、固定子3の両端に軸受5、6を有す
る一対の蓋体7、8が設けられ、この各軸受5、6間に
は回転子9を有する回転軸10が回転自在に設けられて
いる。
あるように、前記輪状樹脂部2と一体成形の輪状樹脂隔
壁3を境界として、内側と外側とで、例えば、圧力や成
分等の性質が異なる気体又は液体の雰囲気下で回転子9
の回転駆動ができるように構成されている。
体8に形成された案内通路20を真空装置の真空側に接
続すると、回転子9側が真空雰囲気下となり、固定子3
側が大気雰囲気下となる。なお、回転子9と固定子3
は、前述とは逆の雰囲気下として用いることもできる。
に構成されているため、次のような効果を得ることがで
きる。すなわち、固定子が輪状樹脂部と一体成形された
輪状樹脂隔壁によってシールされていることにより、従
来の金属シールド板よりも簡単に隔壁が形成でき、生産
効率の向上、コストダウン及び信頼性の向上を得ること
ができる。
である。
る。
Claims (1)
- 【請求項1】 輪状固定子(1)を封止するための輪状樹
脂部(2)と、前記輪状樹脂部(2)の内側に前記輪状樹脂部
(2)と一体に形成された輪状樹脂隔壁(2a)とにより固定
子(3)を構成し、前記固定子(3)の両端に軸受(5,6)を有
する蓋体(7,8)を設け、前記各軸受(5,6)間に回転子(9)
を有する回転軸(10)を回転自在に設けると共に、前記輪
状樹脂隔壁(2a)の内側と外側とで互いに異なる雰囲気下
で前記回転子(9)を回転できるように構成したことを特
徴とする電動機構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000248320A JP2002064964A (ja) | 2000-08-18 | 2000-08-18 | 電動機構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000248320A JP2002064964A (ja) | 2000-08-18 | 2000-08-18 | 電動機構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002064964A true JP2002064964A (ja) | 2002-02-28 |
Family
ID=18738247
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000248320A Pending JP2002064964A (ja) | 2000-08-18 | 2000-08-18 | 電動機構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002064964A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008094225A (ja) * | 2006-10-11 | 2008-04-24 | Kayaba Ind Co Ltd | サスペンション装置 |
KR20160000857A (ko) * | 2014-06-25 | 2016-01-05 | 나부테스코 가부시키가이샤 | 모터 |
-
2000
- 2000-08-18 JP JP2000248320A patent/JP2002064964A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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KR20160000857A (ko) * | 2014-06-25 | 2016-01-05 | 나부테스코 가부시키가이샤 | 모터 |
JP2016010265A (ja) * | 2014-06-25 | 2016-01-18 | ナブテスコ株式会社 | モータ |
CN105322694A (zh) * | 2014-06-25 | 2016-02-10 | 纳博特斯克有限公司 | 电机 |
KR102362628B1 (ko) * | 2014-06-25 | 2022-02-15 | 나부테스코 가부시키가이샤 | 모터 |
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Legal Events
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A02 | Decision of refusal |
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