JP2005160202A - スピンドルモータおよびそれを備えたディスク駆動装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 インナーロータ型の構造にて配置されたステータコイル14からの漏洩磁束を吸収し低減するドーナツ状の磁性平板部材からなる磁気絶縁板(磁気インシュレータ)15または25に、内周側端縁部からステータコア14側に向かって屈曲してステータコア14の集磁部14d,14eに近接する内周側吸引舌片15cまたは補助磁極舌片25cを設け、内周側吸引舌片15cとステータコア14またはロータマグネット22dとの間に、軸受装置に対するスラスト負荷を軽減する方向の磁気吸引力(磁気バイアス力)を発生させ、または補助磁極舌片25cの磁気作用でコギングトルクを低減させることによって、良好な起動特性を得るとともに軸受摩耗を低減させるように構成したもの。
【選択図】 図1
Description
例えば、本発明の請求項2にかかるスピンドルモータでは、上記請求項1における本体フレームまたはステータコアとロータマグネットとの間に、ロータハブを本体フレーム側に向かって軸方向に押圧する磁気吸引作用が発生することによって軸受装置に対するスラスト負荷が形成される構成になされている一方、磁気絶縁板の内周側吸引舌片が、ステータコアまたはロータマグネットとの間において前記軸受装置に対するスラスト負荷に抗する方向の磁気吸引作用を生成するように配置されている。
このような構成を有する請求項1または請求項2にかかるスピンドルモータにおいては、磁気絶縁板の内周側吸引舌片と、ステータコアまたはロータマグネットとの間に、軸受装置に対するスラスト負荷を軽減する方向の磁気吸引力(磁気バイアス力)が発生することから、従来から用いられている磁気絶縁板を利用して、良好な起動特性が得られるとともに、軸受摩耗が低減されるようになっている。
このような構成を有する請求項3にかかるスピンドルモータにおいては、上述した磁気絶縁板の内周側吸引舌片による磁気吸引力(磁気バイアス力)が、円周方向の全体にわたって生じることから、より良好な起動特性、および摩耗低減作用が得られる。
このような構成を有する請求項4にかかるスピンドルモータにおいては、上述した磁気絶縁板の内周側吸引舌片による磁気吸引力(磁気バイアス力)が、櫛歯状部分において生じることから、良好な起動特性、および摩耗低減作用が得られる。
このような構成を有する請求項5にかかるスピンドルモータにおいては、突極部の集磁部どうしの間部分に入り込むように配置された磁気絶縁板の補助磁極舌片の磁気作用によって、モータのコギング現象が低減されるようになっている。
このような構成を有する請求項6にかかるディスク駆動装置においては、請求項1から請求項5のいずれかに記載のスピンドルモータによる作用が同様に得られる。
13 軸受スリーブ(動圧軸受装置)
14 ステータコア
14a 環状基部
14b 突極部
14c ステータコイル
14d 集磁部(ティース部)
14e 集磁部
15 磁気絶縁板(磁気インシュレータ)
15a 取付基部
15b 本体板
15c 内周側吸引舌片
21 回転軸
22 ロータハブ
22d ロータマグネット
25 磁気絶縁板
25a 取付基部
25b 本体板
25c 補助磁極舌片
25d 突起片
SB スラスト動圧軸受部
M スピンドルモータ
100 ハウジング
101 情報記録ディスク
Claims (6)
- 本体フレームに固定されたステータコアの外周側に環状基部が設けられているとともに、その外周側環状基部の内周壁面から中心軸側に向かって放射状に延出する複数の突極部のリブ部に対してステータコイルがそれぞれ巻回され、かつ
上記各突極部の内周側先端部分には、傘状をなす集磁部が円周方向に互いに隣接するようにそれぞれ設けられ、それら集磁部の内周側に、ロータマグネットを有するロータハブが回転自在に配置されたインナーロータ型の構造をなすものであって、
前記ステータコイルからの漏洩磁束を吸収し低減するドーナツ状の磁性平板部材からなる磁気絶縁板が、前記ステータコイルの一側面に近接して対面するように配置されたスピンドルモータにおいて、
前記磁気絶縁板には、該磁気絶縁板の内周側の端縁部分から前記ステータコア側に向かって屈曲して延在する内周側吸引舌片が設けられ、
その内周側吸引舌片は、前記ステータコアの集磁部と近接するように延在していることを特徴とするスピンドルモータ。 - 前記本体フレームまたはステータコアとロータマグネットとの間に、前記ロータハブを前記本体フレーム側に向かって軸方向に押圧する磁気吸引作用が発生することによって、軸受装置に対するスラスト負荷が形成される構成になされている一方、
前記磁気絶縁板の内周側吸引舌片が、前記ステータコアまたはロータマグネットとの間において、前記軸受装置に対するスラスト負荷に抗する方向の磁気吸引作用を生成するように配置されていることを特徴とする請求項1記載のスピンドルモータ。 - 前記磁気絶縁板の内周側吸引舌片は、周方向に沿って円環状に連続するように形成されていることを特徴とする請求項1記載のスピンドルモータ。
- 前記磁気絶縁板の内周側吸引舌片が、周方向に沿って適宜の間隔をなして櫛歯状に配置されていることを特徴とする請求項1記載のスピンドルモータ。
- 本体フレームに固定されたステータコアの外周側に環状基部が設けられているとともに、その外周側環状基部の内周壁面から中心軸側に向かって放射状に延出する複数の突極部のリブ部に対してステータコイルがそれぞれ巻回され、かつ
上記各突極部の内周側先端部分には、傘状をなす集磁部が円周方向に互いに隣接するようにそれぞれ設けられ、それら集磁部の内周側に、ロータマグネットを有するロータハブが回転自在に配置されたインナーロータ型の構造をなすものであって、
前記ステータコイルからの漏洩磁束を吸収し低減するドーナツ状の磁性平板部材からなる磁気絶縁板が、前記ステータコイルの一側面に近接して対面するように配置されたスピンドルモータにおいて、
前記磁気絶縁板には、該磁気絶縁板の内周側の端縁部分から前記ステータコア側に向かって屈曲して延在する補助磁極舌片が設けられ、
その補助磁極舌片が、周方向に隣接するように配置された集磁部どうしの間部分に入り込むように延在していることを特徴とする請求項1記載のスピンドルモータ。 - 請求項1から請求項5のいずれかに記載のスピンドルモータと、該スピンドルモータのロータハブに搭載された情報記録ディスクと、該情報記録ディスクに情報を記録し、または再生する記録ヘッドとを有することを特徴とするディスク駆動装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003395037A JP2005160202A (ja) | 2003-11-26 | 2003-11-26 | スピンドルモータおよびそれを備えたディスク駆動装置 |
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JP2003395037A JP2005160202A (ja) | 2003-11-26 | 2003-11-26 | スピンドルモータおよびそれを備えたディスク駆動装置 |
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Family
ID=34720904
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2003395037A Withdrawn JP2005160202A (ja) | 2003-11-26 | 2003-11-26 | スピンドルモータおよびそれを備えたディスク駆動装置 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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KR101228716B1 (ko) * | 2011-09-22 | 2013-02-01 | 삼성전기주식회사 | 모터용 베이스 어셈블리 및 이를 포함하는 모터 |
US9209656B2 (en) | 2012-05-22 | 2015-12-08 | Nidec Corporation | Brushless motor and disk drive apparatus |
US9318928B2 (en) | 2012-04-03 | 2016-04-19 | Nidec Corporation | Brushless motor, disk drive apparatus and brushless motor manufacturing method |
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-
2003
- 2003-11-26 JP JP2003395037A patent/JP2005160202A/ja not_active Withdrawn
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US9667108B2 (en) | 2012-05-22 | 2017-05-30 | Nidec Corporation | Brushless motor and disk drive apparatus |
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