JP2002064586A - 通信プロトコル・コンバータを有するパーベイシブ・ドックおよびルータ - Google Patents

通信プロトコル・コンバータを有するパーベイシブ・ドックおよびルータ

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JP2002064586A
JP2002064586A JP2001198091A JP2001198091A JP2002064586A JP 2002064586 A JP2002064586 A JP 2002064586A JP 2001198091 A JP2001198091 A JP 2001198091A JP 2001198091 A JP2001198091 A JP 2001198091A JP 2002064586 A JP2002064586 A JP 2002064586A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 様々な通信技術およびプロトコルを実施する
多数の装置間の効率的通信を可能にする装置を提供する
こと。 【解決手段】 通信プロトコル変換システムおよび方法
は、第１通信装置により通信された第１通信プロトコル
に従ってデータ信号を受信するための１つまたは複数の
第１インタフェース装置、受信されたデータ信号を第２
通信プロトコルに従ってデータ信号にオン・ザ・フライ
で変換するフォーマット・コンバータ装置、および第２
プロトコルに従ってデータ信号を第２通信装置に出力す
るための１つまたは複数の第２インタフェース装置を含
む。有利なことに、本プロトコル変換システムは、通信
装置におけるマルチプロトコル・サポートの必要性をな
くし、それによってそのような装置が比較的より小さい
サイズに保たれることを可能にする。

Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、一般に通信システ
ムに関し、より詳細には、様々な装置間の通信を可能に
するオン・ザ・フライ通信プロトコル変換を実施するパ
ーベイシブ・ドックに関する。
【０００２】
【従来の技術】コンピューティング、モバイルおよび無
線通信技術は急速に進展し、パーソナル・デジタル・ア
シスタント（ＰＤＡ）、セルラ電話、ページャなど、様
々なパワフルでユーザ・フレンドリな装置において全盛
を極めている。今日、無線通信装置を用い、コンピュー
ティング、電話／ファクス、およびネットワーキング機
能を組合わせるハンドヘルドＰＤＡ、例えばＰａｌｍ
Ｐｉｌｏｔ（登録商標）などのパームトップを購入する
ことが可能である。典型的ＰＤＡは、セルラ電話、ファ
クス送信機、およびパーソナル・オーガナイザとして機
能することができ、ペン入力が用いられ、そのためテキ
スト入力のためのスタイラス（stylus、針やペン状の筆
記具様のもの）を必要とする。本来これらの装置は、手
書き認識機能を組込み、音声入力に反応する音声認識技
術を用いることさえできる。ＲＩＭ９５０、Motorola P
ageWriter 2000ページャなどの小さい装置は、入力のた
めに小さいキーボードを使用する。
【０００３】これらのページャ、ＰＤＡ、およびセル電
話装置が、その全体価値を高めるために互いに通信する
必要があることは、一般に受け入れらている。短距離無
線通信技術、およびＩｒＤＡ（赤外線）、ＳＩＲ（シリ
アル赤外線）、BlueTooth（無線２．４ＧＨｚ）、８０
２．１１などのプロトコルの普及により、これらの様々
な装置のいくつかがそれら自体の間で通信することが可
能になった。これらの技術の問題は、それら全てが欠点
を有することである。例えば、ＩｒＤＡはライン・オブ
・サイト（line of sight、送信機と受信機の間に障害
物が存在すると通信できないこと）に過ぎず、BlueToot
hおよび８０２．１１は、セルラ電話、ページャ、時計
などの小さい装置にとって大電力を消費する（BlueToot
hは約２５０ｍｗ、８０２．１１は１Ｗ）。車庫扉開閉
装置に使用されるような、より低い電力の無線技術は、
単一周波数で動作し、同じ無線技術を使用して通信する
他の装置との衝突を回避する高速周波数ホッピング・ス
プレッド・スペクトラム（hopping spread spectrum）
技術などの考えを用いないので、干渉の問題を有する。
【０００４】今日当業界は、サイズおよび電力要件の両
方を小さくしながら、ＰＣデスクトップのような機能向
上を提供することにより発展を可能にしようと努力して
いる。つい最近、上記装置の機能のいくつかを腕時計に
組込む企てがあった。しかし今日、時間保持機能に加え
て、コンパス、ＧＰＳ（Global Positioning Syste
m）、気圧計、脈拍計、ＰＨＳ（Personal Handy Syste
m）電話、ページャ等を保有することができる特殊な着
用可能時計装置が入手可能であるに過ぎない。これら既
存の特殊機能時計には、これらのほとんどがかさ張り、
大抵はインターネットまたは他のＰＣ／ネットワーク装
置に接続されず、限定的バッテリ寿命しかなく、使用困
難であるという欠点がある。これらの現在入手可能な特
殊機能腕時計はさらに、表示できるものが極めて限定さ
れたユーザ・インタフェースを有する。例えばデジタル
時計に時間を設定する場面において、ユーザは現在、時
間を一方向に進めながら、時および分を独立に設定でき
るに過ぎない。さらにそれらのほとんどは、６ないし８
桁／文字を表示するのに使用可能な６から８個の７セグ
メントＬＥＤまたはＬＣＤを有し、ＡＭ／ＰＭ、アラー
ムオン／オフをディスプレイ内の固定位置でしか表示で
きない少数のインジケータを有する。わずかに豊富な表
示特性を有する少数の時計が、現在市場に見られる。と
にかくこれらの様々な欠点が解決されなければならな
い。さもなければこれらの時計が普及する納得できる理
由はない。時計が小さい装置なので、モバイル・コンピ
ューティング・アプリケーション用の腕時計の設計は、
重要な課題を提供する。すなわち、コンポーネントおよ
びバッテリなどの電源をそのような小さい容積に適合さ
せること、および所与の限定された時計のスクリーン・
サイズの両方は、克服しなければならない制限を提起す
る。これらの問題を解決することは価値がある。なぜな
ら、１）時計は、世界中で全住民の非常に大部分が慣れ
親しんでいる数少ない装置の１つである、２）ほとんど
常にアクセス可能である、３）ほとんど無くさない、と
いう理由で魅力的な形態だからである。
【０００５】しかし実情は、単一の無線技術では、すべ
ての装置に対して充分ではない。なぜなら、これらの装
置のいくつかは、その無線技術によって必要とされる電
力を供給するバッテリ用の余地を全く有していないから
である。さらに、すべての装置が同じ無線レンジを必要
とするかどうかは明らかではない。例えば、１つの装置
がその人の手首上にあり、他の１つがその人の札入れの
中にある場合、必要なレンジは非常に減少する。さら
に、１つまたは２つより多い無線技術を単一装置内に組
み込むことは、スペースおよびコストの制限により実際
的ではない。
【０００６】したがって、通信プロトコル変換を実行す
る装置、好ましくはソース装置から無線信号を受け付
け、その信号を受取人の無線装置による受取りに適合す
る出力に即座にその場で（on the fly）で変換する装置
を提供すれば非常に望ましい。
【０００７】
【発明が解決しようとする課題】本発明の一目的は、様
々な通信技術およびプロトコルを実施する多数の装置間
の効率的通信を可能にする装置を提供することである。
【０００８】本発明の他の目的は、無線プロトコル間の
オン・ザ・フライ通信プロトコル変換を実行する装置を
提供することである。
【０００９】
【課題を解決するための手段】本発明の原理によれば、
第１通信プロトコルに従って第１通信装置から通信され
たデータ信号を受信する１つまたは複数の第１インタフ
ェース装置、受信されたデータ信号を第２通信プロトコ
ルに従ってデータ信号に変換するフォーマット・コンバ
ータ装置、および第２プロトコルに従ってデータ信号を
第２通信装置に出力する１つまたは複数の第２インタフ
ェース装置を含む通信プロトコル変換システムおよび方
法がここに提供される。プロトコル変換は、無線通信プ
ロトコルに対して実行されることが好ましい。そのよう
な装置は、ソース装置から無線信号を受け付け、その信
号を受取人装置が受け付け可能な出力に変換する。
【００１０】無線技術およびプロトコルを実施する多数
の通信装置は、いくつもの通信プロトコルをサポートす
る必要がないので、サイズが小さいままでよいことが利
点である。したがってコストのほとんどは、それぞれの
個別無線装置ではなく、通信プロトコル変換システムに
帰するので、これらの装置のコストを削減することがで
きる。
【００１１】
【発明の実施の形態】図１は、本発明と共に使用するウ
ェアラブル（着用可能）情報アクセス装置を概念的に示
す。本明細書では「腕時計装置」１０と呼ばれ、システ
ムは普通の時計のように見えるが、ＰＣ、モバイル・コ
ンピュータ、ユーザにより携帯されている他のパーベイ
シブな装置（身近に活用されるコンピュータ技術を実装
した装置）などの付随装置から情報を受信することがで
き、かつ無線通信機構を介してネットワークから直接情
報を受信することができる。
【００１２】図１に示すように、腕時計装置１０は、本
明細書においてより詳細に述べるように、現況技術を活
用する最小カード・サイズのマザーボードまたはベース
・カード２０を含むように設計されたモジュラ概念に基
づく。具体的には、ベース・カード２０は、様々な機能
を可能にする様々なタイプの構造（シェル）２５
ａ、．．．、２５ｃ内に実施することができる。例えば
ベース・カード２０は、タッチ・スクリーン・ディスプ
レイを介してデスクトップのような機能を提供する基本
シェル２５ａ、基本デスクトップ機能に加えてＧＰＳと
の通信インタフェースおよびモバイル電話通信機能など
を提供し、タッチ・スクリーン・ディスプレイ、スクロ
ール／ポインティング装置、マイクおよびスピーカ装置
を含むハンズフリー・モバイル・シェル２５ｂ、ならび
にＧＰＳ／コンパス、温度計、気圧計、高度計など様々
な装置用のタッチ・スクリーン、ボタンおよびサポート
を提供する拡張機能シェル２５ｃ内に実装することがで
きる。
【００１３】図２は、腕時計システム１０のハードウェ
ア・アーキテクチャを示す詳細ブロック図である。図２
に示すように、ベース・カード２０は、コア処理ユニッ
ト、Ｉ／Ｏ、およびメモリを収容する第１またはメイン
・カード５０を含む。例えばメイン・カード５０は、Ci
rrus Logic CL-EP7211などのＣＰＵ５５を含み、このＣ
ＰＵは、超低電力アプリケーションのためのＣＰＵとし
て機能する単一チップ組込みコントローラであり、処理
および高度メモリ管理機能を備えて１００ＭＨｚ Penti
um（Ｒ）と等価に機能する。コア処理ユニットは、２．
５Ｖで動作することができ、ボード・サイズを最小化す
るために、メイン周波数クロックおよびタイミング信号
を生成する３．６８ＭＨｚセラミック共振器５７を備え
ることができる。メイン・カード５０はさらに、例えば
６４Ｍｂｉｔ ＥＤＯ ＤＲＡＭ５８およびシステム・
コードをサポートするＳＲＡＭ／Ｆｌａｓｈメモリ５９
を含む充分な不揮発性および揮発性メモリを含む。腕時
計装置１０の一通信サブシステムは、ＩｒＤＡ ＳＩＲ
プロトコル・エンコーダを含むＣＰＵ５５のインタフェ
ース・デコーダ・ピンとの直接接続のためにカード５０
上に搭載された低電力ＩＲトランシーバ・モジュール６
０を有するライン・オブ・サイトＩｒＤＡ（Infrared D
ata Association）通信インタフェースを含む。第１カ
ード５０は、様々なアナログ−デジタル・コンバータ
（ＡＤＣ）、メモリ・リフレッシュ論理回路、および例
えばコンパクト・フラッシュ・インタフェースなどの業
界標準インタフェースをさらに含み、腕時計装置１０に
他の装置を接続することができる。ＵＳＢ（ユニバーサ
ル・シリアル・バス）、Ｉ２Ｃなど他のインタフェース
をさらに組込むことができる。図２は、腕時計システム
／サブシステムの負荷の広いダイナミック・レンジをサ
ポートするための再充電可能Ｌｉポリマ・タイプ・バッ
テリ６５およびＤＣ−ＤＣコンバータ６６を含む電力供
給サブシステムを備えるものとしてメイン・カード５０
をさらに示す。
【００１４】さらに図２を参照すると、メイン・カード
５０にはオーディオ機能がないが、ＰＣＭオーディオを
サポートする拡張シェル腕時計設計内のアクセサリ・カ
ード、すなわちカード７５または８０のいずれか、のた
めの拡張タブ（図に示されていない）内にＰＣＭオーデ
ィオ・インタフェースを備えている。詳細には、実施さ
れたアクセサリ・カード７５、８０は、スピーカおよび
マイクの組合わせ７７、８３をそれぞれ含み、マイク
は、プロセッサ・サブシステムによって処理するかまた
はその後の再生のために記憶サブシステム内に格納する
ことができる音声入力を記録するために機能し、スピー
カは、音声出力を提供し、カスタマイズされた音色を生
成し、他の聴覚装置等との音響的結合を可能にする。図
２に示すように、それぞれのスピーカ／マイクの組合わ
せ７７、８３は、ＣＰＵ５５に対するそれぞれのＰＣＭ
インタフェース７９、８９によって制御されるそれぞれ
のパルスコード化変調ＰＣＭコーダ／エンコーダ装置
（ＣＯＤＥＣｓ）７８、８４に接続される。アクセサリ
・カード７５、８０は、モバイル・コンピュータ、モバ
イル電話、ポータブル・ハンドヘルド装置に対する通信
リンクおよびインターネットに対する接続性を提供する
ために使用される無線アプリケーション・プロトコル
（「ＷＡＰ」）をサポートする低電力および中間電力無
線周波数通信装置を含む様々な通信サブシステムをさら
に備える。一実施形態において、具体的通信サブシステ
ムは、BlueTooth８１をサポートする回路または同様の
小要素、低コスト無線ソリューション回路、例えばＲＦ
モデム７６を含み、他の低電力無線およびフレックスペ
ージング（Flex-paging）通信回路（図に示されていな
い）等を含むことができる。例えば図２に示すように、
補助通信カード８０は、無線周波数（ＲＦ）通信のため
のBlueTooth業界標準を実施するが、ＩＥＥＥ８０２．
１１など他の標準または他のＲＦプロトコルも同様に実
施することができることを理解されたい。さらに、必要
とされるコンポーネントの合計数が最小化されるよう
に、これらの通信プロトコルの一部をメイン・ボード５
０上のプロセッサ上に実施することができる。メイン・
カード５０上のＣＰＵシステムは、ＲＦモデム７６また
はBluetooth８１通信機能のいずれかをサポートする第
１ユニバーサル・アシンクロナス・レシーバ・トランス
ミッタ（Universal Asynchronous Receiver Transmitte
r、ＵＡＲＴ１）装置（図に示されていない）を用い、
例えばＰＣまたはネットワーク・サーバからのデータ・
ダウンロード機能に対するサポートを提供する第２ＵＡ
ＲＴ装置（ＵＡＲＴ２）を備えることができることが好
ましい。データ・ダウンロードおよびＲＦ通信サポート
機能を提供するために、任意の同様のデータ転送機構ま
たはデータ交換インタフェース装置を実現することがで
きることを理解されたい。
【００１５】この装置と対話する目的で、腕時計システ
ム１０は、標準時計形態要素以内の形状をした接触感応
スクリーン／パネル９０、およびローラ・ホイール（ro
llerwheel）機構、すなわちジョグ・エンコーダ９５、
もまた備える。接触感応スクリーンは、ユーザが「なぐ
り書き」を物理的に入力することにより、アプリケーシ
ョンを直接起動することを可能にし、特定の腕時計ディ
スプレイ領域を物理的にタッチすることにより、他のア
プリケーション／アクション／イベントを起動すること
ができる。一実施形態において接触感応スクリーン・パ
ネルは、４位置タッチ・スクリーンを備える。例えば腕
時計ディスプレイの前進および後退ナビゲーションは、
接触感応パネルの特定の領域を物理的にタッチすること
により可能になる。ローラ・ホイール機構９５は、上ま
たは下（すなわち時計回り、または反時計回り）に回転
することができ、テキストおよびグラフィックスのため
のディスプレイ・カーソル・スクロール機能をシミュレ
ートし、具体的にはプロセッサが受信することにより腕
時計ディスプレイ・カーソルの移動、より詳細には、指
定の更新および閲覧機能を提供する矢印カーソルまたは
他の表示されたインジケータの移動、が可能になるよう
にＡ／Ｄ変換された信号を生成する。ホイール機構が所
定の量、例えば２０度、より多く移動するとき、ホイー
ルは、マウス装置が回転するときのように、信号を生成
することが好ましい。ユーザがホイールを継続的に回転
する場合、ホイールは２０度回転する毎に信号を生成し
（本明細書では以後「回転イベント」という）、生成さ
れたイベントは、ホイールが時計回りまたは反時計回り
に回されたかどうかを指定する標示を含む。この方法
で、ローラ・ホイールの方向、およびその結果特定のデ
ィスプレイを介するカーソル移動の方向がプロセッサに
より追跡される。ローラ・ホイール機構はさらに、押す
か押し下げることができ、キー押し下げまたはマウス・
クリック・イベントに類似の信号（本明細書において以
後「ホイール・クリック・イベント」という）を生成し
て、選択されたアプリケーション、ハイパーリンクまた
はメニュー項目を活動化する。一実施形態においてロー
ラ・ホイール装置は、回転およびホイール・クリック・
イベントの両方を生成するために回転および押し下げ可
能なベゼル（bezel）を備えることができる。カーソル
移動を提供するための他のタイプのスクロール装置、例
えばスライダを実施することができることを理解された
い。さらに、選択機能を提供するために標準ボタンを実
施することができる。
【００１６】図２にさらに示すように、様々なアナログ
−デジタル・コンバータ（ＡＤＣ）６８は、タッチ・ス
クリーン・ディスプレイ・パネル９０とのインタフェー
ス、およびローラ・ホイール機構９５のためのジョグ・
エンコーダまたはボタンとのインタフェースをサポート
する。インタフェース６９は、高解像度（ＶＧＡ等価）
放射性有機発光ダイオード（ＯＬＥＤ）高コントラスト
・ディスプレイ１００を収容するユニット９８のために
提供される。さらに基本シェルのためのメイン・カード
５０は、そのブザー・インタフェースおよびタイマ・カ
ウンタを用いてＣＰＵ５５により直接制御されるブザー
６３とインタフェースをとる。時計の姿勢を検出するた
めに、ＣＰＵによって検出することができる信号を生成
する（傾斜の程度を検出する）機械的スイッチを備える
機械的４方向傾斜センサ７２がさらに提供される。この
センサは、電力管理、ディスプレイ制御など様々な目的
のために使用することができる。好ましい一実施形態に
おいて、インタフェースを介して追加のセンサを腕時計
装置に接続することができる。例として、追加の傾斜お
よび運動（速度、方向、スピード）センサ、気温セン
サ、気圧センサなどの環境センサ、血圧などの健康監視
センサ等を含むことができる。したがって腕時計は、セ
ンサのためのディスプレイを提供し、そのセンサから収
集されたデータを分析することもまたできる。
【００１７】より詳細には、図２の高コントラスト・デ
ィスプレイ１００は、ディスプレイを見えるようにする
ためにバックライトを必要としない。したがってディス
プレイによって消費される電力は、ディスプレイでオン
になっているピクセルの数に比例する。好ましくはピク
セルが発光ダイオードを備えるので、ディスプレイは夜
間に自動的に見え、ユーザはディスプレイを見るために
どのボタンも押す必要がない。さらにＯＬＥＤディスプ
レイ１００は、様々な角度ではっきりと見ることがで
き、これらのディスプレイの輝度は、ダイオードに供給
される電流の量を制限することによって制御される。一
実施形態においてＯＬＥＤチップ１００は、コンピュー
タ・スクリーンまたはＰａｌｍ Ｐｉｌｏｔ（登録商
標）上に表示することができるものと同様な様々なテキ
ストおよびグラフィカル項目を時計表面上に表示するこ
とを可能にする、高解像度ピクセル・アドレス可能ディ
スプレイ、例えば６４０ｘ４８０、である。例えば時間
は、時計表面のディスプレイ上に時針および分針を描く
ことにより表すことができる。さらに時計表面のディス
プレイの針は、いつか他のときに、写真のディスプレイ
を表示したいと希望するときには消すことができる。
【００１８】図３は、腕時計装置１０のためのソフトウ
ェア・アーキテクチャ２００を示す。その最下位レベル
において、腕時計システムは、複数のユーザ・レベルお
よびカーネル・レベルのスレッドを可能にしマルチタス
クおよびマルチユーザ・サポートをサポートするオペレ
ーティング・システム２１０、例えばＬＩＮＵＸ ２．
２．１を実行する。各入出力サブシステムのために提供
される装置ドライバは、下位レベルの装置依存コードお
よびインタフェースを処理し、その結果より高いレベル
のアプリケーション・プログラミング・インタフェース
（ＡＰＩ）をそれらの上に実施することができる。各入
出力サブシステムのために提供される装置ドライバは、
シリアルＩ／Ｏシステム・ドライバ２１２、ＩｒＤＡシ
ステム・ドライバ２１４、ＲＦモデム・サブシステム・
ドライバ２１６、Bluetoothシステム・ドライバ２１
８、フラッシュ・メモリ２２０、タッチ・スクリーン・
サブシステム・ドライバ２２２、ＬＣＤサブシステム・
ドライバ２２４、ＯＬＥＤサブシステム・ドライバ２２
６、ローラ・ホイール・サブシステム・ドライバ２２８
および傾斜センサ装置ドライバ２２９を含む。アプリケ
ーション間のＩ／Ｏイベントを送受信しスクリーンを更
新するため等のクライアント・サーバ・グラフィックス
・サブシステム２３０、記憶サブシステム・マネージャ
２４０、および同期サブシステム・マネージャ２５０
は、装置ドライバの上に提供される。アプリケーション
開発者のためのグラフィックス・ライブラリが入手可能
であり、その結果カスタム・スクリーンを表示すること
ができる。ユーザ・インタフェース・マネージャ２５５
は、ローラ・ホイール、ベゼル（すなわちジョグ・エン
コーダ）および適切なアプリケーションのためのタッチ
・パネルなどのユーザ入力装置から受け取ったイベント
を処理するために提供される。通信サブシステム・マネ
ージャ２６０は、通信チャネルからのイベントを処理
し、そのイベントを正しいアプリケーションに渡して、
データ転送を進めるための事項をセット・アップするた
めに提供される。本発明の原理によれば、同期マネージ
ャ２５０は、腕時計装置と他の装置の間のデータ転送を
同期させるために提供される。詳細には、このマネージ
ャは、通信チャネルからデータを受信し、正しいアプリ
ケーションと共に動作して、送信されたデータをデコー
ドし、そのデータを受信するアプリケーションのために
データを更新する。この一例は、カレンダ・イベントに
対する更新であろう。全システム電力マネージャ２７０
は、装置上の電力消費を監視かつ制御し、オペレーティ
ング・システム・スケジューラなど他のサブシステムと
通信して装置のバッテリ寿命を最適化するために提供さ
れる。電力マネージャ２７０は、例えばバッテリ内に残
った電力を測定し、アプリケーションに必要とされる電
力を推定し、バッテリが消耗し始めるにつれて、どのサ
ブシステムをシャット・ダウンする必要があるかを推奨
する。
【００１９】図３にさらに示されるように、腕時計装置
１０は、基本グラフィックス、通信および同期サブシス
テムの上に提供される腕時計シェル・アプリケーション
・ソフトウェア２７５を備える。サポートされる１つの
キー・アプリケーションは、ＷＡＰ（Wireless Applica
tion Protocol）をサポートするウェブ・サイトにアク
セスを可能にし、例えばＸＭＬ標準を用いて無線マーク
アップ言語（「ＷＭＬ」）で書かれたウェブに基づく通
信を受信するマイクロブラウザである。詳細にはＷＭＬ
は、限定的帯域幅の無線ネットワークを介して小さい装
置スクリーン上に送り届けるインターネット・テキスト
・データを最適化するために設計され、特に、限定的入
力機構、例えばボタン、でナビゲーションをサポートす
るために考案されている。腕時計装置内のＷＭＬの実施
に関する詳細は、同時係属の米国特許出願第０９／６０
７，５９６号に見られ、その内容および開示を本明細書
中に完全に前述したかのように、参考として援用する。
他のサポートされるアプリケーションは、個人情報管理
（ＰＩＭ）アプリケーション・ソフトウェア２８０を含
む。図４は、次のＰＩＭアプリケーションを起動するた
めの選択可能アイコンを含むメイン・メニュー３０２、
「to do」リストを表示／維持管理することを対象とす
るアプリケーションを起動するためのアイコン３１０、
カレンダおよび予約を表示／維持管理することを対象と
するアプリケーションを起動するためのアイコン３１
２、電子メール・メッセージの取出し／格納／表示を対
象とするアプリケーションを起動するアイコン３１４、
デジタル写真およびビット・マップ・イメージの取出し
／格納／表示を対象とするアプリケーションを起動する
ためのアイコン３１６、電話リストの取出し／格納／表
示を対象とするアプリケーションを起動するためのアイ
コン３１８、ハイライトで示されている時刻およびアラ
ームの設定を対象とするアプリケーションを起動するア
イコン３２０、Dilbert（著作権） United Feature Syn
dicate, Inc.などのコミック・イメージの取出し／格納
／表示を対象とするアプリケーションを起動するアイコ
ン３２２、ならびにストップ・ウォッチおよび経過時間
機能を提供することを対象とするアプリケーションを起
動するためのアイコン３２４を提供するシステム・ディ
スプレイ３００の一例を示す。図５は、ディスプレイ内
にハイライトで示されている、ワールド・ワイド・ウェ
ブから株式相場を取出し、株式ティッカを表示／維持管
理すること対象とするアプリケーションを起動するため
のアイコン４１０、腕時計ディスプレイ・ツールの取出
し／格納／表示を対象とするアプリケーションを起動す
るためのアイコン４１２、様々なアラーム設定の取出し
／格納／表示を対象とするアプリケーションを起動する
ためのアイコン４１４、世界時間帯情報の取出し／格納
／表示を対象とするアプリケーションを起動するための
アイコン４１６、時計表面の時計設定を対象とするアプ
リケーションを起動するためのアイコン４１８、ゲーム
の取出し／格納／表示を対象とするアプリケーションを
起動するためのアイコン４２０、セキュリティ機能を提
供することを対象とするアプリケーションを起動するた
めのアイコン４２２、ユーザ・パスワード、鍵の位置、
ならびに覚えておく必要のある他の注意を要するデータ
および事項を格納し表示することを対象とするアプリケ
ーションを起動するためのアイコン４２４を含む他のＰ
ＩＭアプリケーションを起動するための選択可能アイコ
ンのメニュー・リングを含むメイン・メニュー４０２を
起動するシステム・ディスプレイ４００の第２の例を示
す。時計ディスプレイが、隠れた位置（例えばバッグ）
に置かれたＧＰＳ、壁上のサーモスタットなど他の装置
のためのディスプレイになることを可能にするように、
装置間インタラクション・ソフトウェア・アプリケーシ
ョンが含まれる。したがってこのアプリケーション・ソ
フトウェアは、データを受信／表示し、腕時計から送信
される情報を返信することにより、他の装置と腕時計の
間の通信を可能にする。さらに他の一例として、その人
に属するセル電話が鳴るときに、発呼者Ｉｄ情報を腕時
計ディスプレイ上に表示することができる。通常、複数
の人が一室に集まり、自分のセル電話をハンド・バッグ
内に携帯するか、またはそれらの電話をベルト上に付
け、一室内で呼び出し音が聞こえたときに、どのセル電
話が鳴っているのかを判定するのが困難なときがある。
このため、その部屋の中の全ての人が、自分のセル電話
を自分のハンドバッグまたはベルトから取り出して、そ
れが鳴っている電話かどうかをチェックすることにな
る。腕時計装置の発呼者Ｉｄ表示機能は、それぞれの携
帯者が単に時計を一瞥し、鳴っている電話が自分に属す
るかどうかが直ちに分かるので特に有利であり、さら
に、発呼者が誰かを判定することは、自分がその電話に
答えるべきがどうかを決定するのを容易にする。さらに
他の一例においてこのアプリケーション・ソフトウェア
は、腕時計記憶サブシステム２４０からのデータを、Ｐ
ＤＡ、ＰＣ、その他の共同視覚装置など、他の装置上で
見ることを可能にする。好ましい実施形態において、腕
時計装置１０上のこれらのアプリケーションの迅速な開
発を容易にするために、Tcl/Tk、Java（Ｒ）script、Perl
などのミドルウェアがオペレーティング・システム、グ
ラフィックスおよび通信マネージャＡＰＩの上で稼働す
ることができる。
【００２０】本発明は、１つの通信プロトコルを他のプ
ロトコルに変換するために腕時計１０と共に機能する補
助装置を対象とする。本明細書では「スマート・パーベ
イシブ・ドック」と呼ばれ、この装置は、データもまた
コード変換する機能をさらに有する。したがって本発明
のスマート・パーベイシブ・ドック装置は、通信プロト
コルの変換専用であり、有利なことに、パーベイシブ・
ドック装置を介して他の通信プロトコルよる通信をユー
ザが行うことができる一方、装置を提供する側では単に
１つの通信プロトコルを実装すればよい。したがって装
置は、いくつかの通信プロトコルをサポートする必要が
ないことにより小さく保つことができる。
【００２１】図６は、本発明の好ましい実施形態による
スマート・パーベイシブ・ドック５００を示すブロック
図である。一般にスマート・パーベイシブ・ドック５０
０は、それぞれの通信プロトコルに従ってデータ信号を
受信するための複数の通信装置を含む。図６に示す実施
形態において、この複数の通信レシーバ装置は、ＩｒＤ
Ａプロトコルに従って生成された信号を受信する第１装
置５０２、BlueTooth無線通信プロトコルに従って生成
された信号を受信する装置５０４、ＲＦモデム信号を受
信する装置５０５、ＩＥＥＥ８０２．１１または同様の
ＲＦ無線通信プロトコルに従って生成された信号を受信
する装置５０６、およびユニバーサル・シリアル・バス
（ＵＳＢ）プロトコルに従って生成された信号を受信す
る装置５０８を含むが、これらに限定されない。スマー
ト・パーベイシブ・ドック５００は、通信プロトコルに
従って他の通信チャネルを介して送信するためのデータ
信号を生成する通信装置をさらに含む。図６に示す実施
形態において、この複数の通信トランスミッタ装置は、
ＩｒＤＡプロトコルに従って信号を出力する装置５１
２、BlueTooth無線通信プロトコルに従って信号を出力
する装置５１４、ＲＦモデム信号を出力する装置５１
５、ＩＥＥＥ８０２．１１または同様のＲＦ無線通信プ
ロトコルに従って信号を出力する装置５１６、およびＵ
ＳＢプロトコルに従って信号を出力する装置５１８を含
むが、これらに限定されない。他の通信プロトコル・イ
ンタフェース装置をスマート・パーベイシブ・ドックに
含むことができることを理解されたい。そのような他の
プロトコルの１つには、ＩＥＥＥファイヤ・ワイヤ（Fi
rewire）を含んでよい。
【００２２】好ましい実施形態において、図６に示すス
マート・パーベイシブ・ドックは、１つのプロトコルか
ら他のプロトコルに通信を変換するために、必要なソフ
トウェア、プロトコル固有論理回路、汎用ＣＰＵ、メモ
リおよび記憶バッファを備えるフォーマット・コンバー
タ装置５２０を含む。すなわち、それぞれのプロトコル
・レシーバ装置５０２〜５０８、およびそれぞれのプロ
トコル出力装置５１２〜５１８は、フォーマット・コン
バータ５２０とのインタフェースをとる。図には示され
ていないが、それぞれ入力および出力通信プロトコル
は、例えばノブ・ボタンまたは同様の適した機構によっ
てユーザ選択可能である。フォーマット・コンバータ装
置は自己設定（self configuring）し、それにより、初
期登録処理中に初期開始メッセージが生成されてドック
が出力プロトコルを選択できるようにすることが好まし
い。さらに好ましい実施形態において、通信プロトコル
変換は、ＣＰＵ内で実行されるソフトウェアにより達成
される。これにより、変換機構の微調整が可能になり、
その結果この通信プロトコル変換は、データが送信され
ている実際のレートに適合することができる。バッファ
（図に示されていない）は、出力側のデータ・レートと
異なる入力側のデータ・レートを一致させるために必要
である。バッファが危険なほど完全に一杯に近くなる
と、データの送信元に通知され、その結果送信元は、減
速し、バッファが空になるのを待つことができる。フォ
ーマット・コンバータ５２０は、送信元がより多くのデ
ータを送信することができるように送信元に肯定応答
（受信通知）を返信し、自分がすべてのデータを正しく
受信したかどうかが分かるようにレシーバからもまた肯
定応答を受信する。誤り訂正および再送信のために標準
的な既存の機構を実施することができることを理解され
たい。さらに、ドック／ルータ上のＣＰＵ負荷を減少さ
せるための装置最適化として、かつ受信装置が切られて
いる状況に対応するために、バッファ装置は、第１プロ
トコルに従って第１装置、例えば装置Ａ、から受信した
メッセージを記憶し、第２プロトコルに従って第２装
置、例えば装置Ｂ、に後に送信するように備えることが
できる。この後の時刻は、装置Ａから送信されたメッセ
ージのヘッダ内に含むか、またはドックによって決定す
ることができる。ドック／ルータ上のバッファは、この
メッセージを保持するのに充分大きいことを理解された
い。したがってそのようなメッセージ転送の開始におい
て、ドックは、メッセージ・ヘッダをチェックして、そ
の合計長を見つけ、自分がそのメッセージを保持できる
かどうかを判定することができる。この装置は、復元ユ
ニット（図に示されてない）をさらに備えることがで
き、その結果、圧縮されたデータを受け付け、送信元が
圧縮されたデータを理解する能力がない場合、送信元に
送信する前に、必要であればデータを復元することがで
きる。
【００２３】好ましい実施形態において、スマート・パ
ーベイシブ・ドックは、複数の同時通信をサポートし、
その結果、２つの装置、ＡおよびＢがドックを介して通
信しながら、同時に他の２つの装置、ＣおよびＤがドッ
クを介して同時に通信することができる。
【００２４】一例においてセルラ電話は、Blue Toothイ
ンタフェースを提供することができる。スマート・パー
ベイシブ・ドック５００は、このBlue ToothデータをBl
ueTooth「イン」ポート５０４を介して受信し、受信デ
ータを、ＩｒＤＡプロトコルを介して送信するために適
するフォーム・データに変換するためのフォーマット・
コンバータ５２０を実施する。フォーマット・コンバー
タ５２０は次いで、ＩｒＤＡリンク５１２を介してこの
データを送信する。ＩｒＤＡトランシーバを備えるＰＤ
Ａ装置は次いで、ＩｒＤＡチャネルを介してこのデータ
を受信することができる。したがってBlue Toothレシー
バのない装置は、スマート・パーベイシブ・ドック・プ
ロトコル・アタプタ５００を介して、Blue Toothトラン
スミッタを有する装置からデータを受信することができ
る。さらに電力消費的なBlue Toothインタフェースをサ
ポートできない装置は、Blue Toothインタフェースをサ
ポートする装置から送信されたデータと依然として対話
することができる。
【００２５】他の例において、本発明のスマート・パー
ベイシブ・ドック・プロトコル・アタプタは、BlueToot
hなどを介して通信された自分のＰＣからデータを受信
し、ＲＦモデム・カードを介して腕時計装置にデータを
ダウンロードするために使用することができる。本発明
のスマート・パーベイシブ・ドック・プロトコル・アタ
プタは、ＰＣからBlueTooth通信を受信し、適切なバッ
ファリングおよび記憶を行い、次いで、ＲＦモデム・ポ
ートを介して腕時計装置１０に送信するために、そのデ
ータ・ストリームをＲＦモデムに基づくデータ・ストリ
ームに変換するように機能する中間装置として機能す
る。
【００２６】さらに他の例として、ＩｒＤＡプロトコル
をサポートするが互いに隠れている２つの装置は、通信
アタプタが両方のＩｒＤＡサポート装置から（ライン・
オブ・サイト内で）見えれば、スマート・パーベイシブ
・ドック／ルータ・プロトコル・アタプタと依然通信す
ることができる。したがって、いくつかの地点が天井の
有利な点から見えるので、部屋の天井はスマート・パー
ベイシブ・ドック・プロトコル・アタプタを載せるため
の最適配置であろう。
【００２７】本発明のさらに他の態様によれば、スマー
ト・パーベイシブ・ドック・プロトコル・アタプタ５０
０は、受信データ・コンテンツをオン・ザ・フライでコ
ード変換するコンテンツ・トランスコーダ装置５３０を
備える。したがって、装置に対する入力は、ＰＣ上で見
るために設計されたウェブ・ページであるが、出力は、
より小さいスクリーンを有する小さなハンドヘルド装置
によって受信するものである場合、トランスコーダ装置
ソフトウェアは、例えば色イメージをグレー・スケール
・イメージに変換するか、またはイメージの解像度がよ
り小さい装置上に合うようにその解像度を変更すること
により、ウェブ・ページを、より小さいハンドヘルド装
置上で見るのにより適したフォーマットに変換すること
ができる。一般にスマート・パーベイシブ・ドック・プ
ロトコル・アタプタ５００装置のトランスコーダ装置５
３０には、追加の最適化／変換を実行することができる
ように、通信する入力および出力装置の特性が通知され
る。この目的のためには、トランスコーダ装置５３０に
よりパワフルなＣＰＵを備えることが必要であるが、そ
れぞれの個々の装置とは反対に、１つのコンバータ装置
内にこのＣＰＵだけしか必要ではないので、ユーザに対
する全体の費用は削減される。コンテンツ・トランスコ
ーダ装置５３０の一使用例として、最終的には腕時計装
置が受信するように定められた巨大なウェブ・ページま
たは巨大な電子メール・メッセージを送信する装置は、
トランスコーダ装置５３０によってインターセプトさ
れ、概要、例えば単なる電子メールの件名行および／ま
たはウェブ・ページまたは電子メール・メッセージの最
初の１００文字を送信するようにデータをフォーマット
するであろう。さらにメッセージに添付ファイルがある
場合、トランスコーダ装置５３０は、より小さい腕時計
装置にデータが送信されていれば、それ以上の送信を止
めるであろう。上記参照の同時係属の米国特許出願第０
９／６０７，５９６号に記載された、ＷＭＬフォーマッ
トの文書を受信するように実施された腕時計装置によれ
ば、トランスコーダ装置５３０は、例えばより大きな受
信したＨＴＭＬ／ＸＭＬまたは他のマークアップ言語ウ
ェブ・ページからＷＭＬ文書を生成する機構を実施する
ことができる。
【００２８】図６にさらに示すように、スマート・パー
ベイシブ・ドック５００は、通信カード・プラグインを
受信するためのコンパクト・フラッシュ・スロット５７
５またはＰＣＭＣＩスロットをさらに備えることができ
る。したがって一代替実施形態の例において、バッファ
およびＣＰＵに対する適合バス接続（図に示されていな
い）を介してＲＦモデム機能を実施するためのコンパク
ト・フラッシュ・カード内にＲＦモデムを組込むことが
できる。スマート・パーベイシブ・ドック・プロトコル
・アタプタ５００は、電圧変換などの追加機能を提供す
ることができ、例えば、より継続的動作を可能にするた
めの組込みバッテリ・チャージャ５５０を含むことがで
きる。ディスプレイ５６０が任意に提供される。
【００２９】図７は、ドックが受信装置の代わりにデー
タを受信することができるように、その装置をスマート
・パーベイシブ・ドック／ルータに登録するための登録
処理６００を示す流れ図である。第１ステップ７０２に
おいて装置は、装置ｉｄおよび受信装置のタイプをスマ
ート・パーベイシブ・ドック／ルータに通信し、さらに
ステップ７０５において、スクリーン・サイズ、プロセ
ッサ、プロセッサ・スピード、メモリ、ディスク、グラ
フィックス、描画機能、電力特性、残っているバッテリ
電力、その他のパラメータなど、受信装置のパラメータ
を通信しなければならない。さらにステップ７１０にお
いて、受信装置の通信能力および受信装置が通信を受信
する通信チャネルを含む、ドックを介して受信する通信
プロトコルがスマート・パーベイシブ・ドック／ルータ
にここで通信される。登録された情報に基づいて、スマ
ート・パーベイシブ・ドック／ルータは、図８および９
に示されるように、継続的処理スレッド７２５に従って
動作する。
【００３０】図８に示すように第１ステップ７３０にお
いて、スマート・パーベイシブ・ドック／ルータは、ド
ックの一通信チャネル上でドックに登録された装置に対
する通信信号を絶えず検出するようにプログラムされ
る。ステップ７３５に示すように、装置登録情報に基づ
いて、ドックは、受信装置に話すための出力通信チャネ
ルを構成する。このステップにおいて、後の配信のため
にデータをドック上に記憶すべきかどうかを示すstore_
flagが初期化される。ステップ７４０において、構成さ
れた出力チャネルを利用してドックが受信装置と通信を
確立できるかどうかに関する判定が行われる。その装置
と通信が確立できない場合、処理はステップ７４５に進
み、ここでは、通信されるデータが後の配信のためにド
ック内に記憶されることを暗示するようにstore_flagが
設定される。その装置と通信が確立できる場合、ステッ
プ７４７においてドック／ルータは、データを記憶する
ための必要な通信バッファを割り振り、必要なコード変
換アルゴリズムをロードし、通信に必要な全てのハード
ウェア・コンポーネントを電源投入しプログラムする。
ステップ７５０に示すように、ドックは次いで、割り振
られたバッファ内に記憶するために入力チャネルを介し
て送信装置からの通信を受信し始める。通信される全て
のパケットに対して、そのパケットの正しい受信を確認
する肯定応答が送信装置に通信されることを理解された
い。さらにステップ７５２においてパケットは、登録処
理（図７）中に受信した、受信装置のパラメータに従っ
てさらにコード変換することができる。図９に続くと、
スマート・パーベイシブ・ドック／ルータは、受信した
パケットを指定された出力プロトコルに変換し、全ての
必要なヘッダ、誤り制御コード、パケット情報等を加え
る。
【００３１】図９のステップ７６０に進むと、受信装置
が通信を受信する準備ができる時刻までドック内にデー
タを記憶することを示すようにstore flagが設定済みで
あるかどうか、に関して判定が行われる。store_flagが
設定済みであれば、ステップ７６２において、受信した
パケットがドックの通信バッファ内に記憶され、処理は
入力チャネル上の次のパケットを受信するために図８の
ステップ７５０に戻る。ステップ７６０においてstore_
flagが設定済みでない場合、処理は、ステップ７６５に
進み、ここではパケットが出力通信チャネル上に送出さ
れる。次いでステップ７７０において、パケットが誤り
なしで受信されたことを示す肯定応答を受信装置からド
ックが受信したかどうかに関して判定が行われる。その
ような肯定応答を受信しなかった場合、処理はステップ
７６５に戻り、ここでパケットが再送信される。ドック
が肯定応答を受信した場合、ステップ７７５において、
そのパケットが、送信装置から受信すべき最終パケット
てあったかどうかに関して判定が行われる。そのパケッ
トが受信すべき最終パケットでない場合、処理は、入力
チャネル上の次のパケットを受信するために、図８のス
テップ７５０に戻る。他方、そのパケットが、受信すべ
き最終パケットである場合、ステップ７８０において入
力通信チャネルが閉鎖され、ステップ７８２において、
データをドック内に記憶すべきであることを示すように
store flagが設定済みかどうかに関して判定が行われ
る。store_flagが設定済みでない場合、処理はさらに他
の通信を検出するために、図８のステップ７３０に戻
る。しかしstore_flagが設定済みであれば、ステップ７
８５、７８６において、受信装置がドックの範囲内にあ
りパケット通信を受信する準備ができているかどうかを
定期的にチェックする処理が、スマート・パーベイシブ
・ドック／ルータによって起動される。ステップ７８６
において、受信装置がパケットを受信する準備ができて
いると判定されると、ステップ７８９においてstore_fl
agがリセットされ、処理は、パケットを装置に通信する
ためにステップ７６５に戻る。
【００３２】本発明をその例示的かつあらかじめ形成さ
れた実施形態に関して具体的に示し述べて来たが、首記
の請求の範囲によってのみ制限されるべき本発明の精神
および範囲から逸脱することなく、形態および詳細にお
ける前述および他の変更をその中に加えることができる
ことを、当業者は理解するであろう。
【００３３】まとめとして、本発明の構成に関して以下
の事項を開示する。
【００３４】（１）第１通信プロトコルに従って第１通
信装置により通信されたデータ信号を受信する１つまた
は複数の第１インタフェース装置と、第２通信プロトコ
ルに従って前記受信されたデータ信号をデータ信号に変
換するフォーマット・コンバータ装置と、前記第２プロ
トコルに従って前記データ信号を第２通信装置に出力す
る１つまたは複数の第２インタフェース装置とを備え、
それにより前記第１および第２通信装置におけるマルチ
プロトコル・サポートの必要性をなくすプロトコル・コ
ンバータ装置。 （２）１つまたは複数の前記第１および第２インタフェ
ース装置が、無線通信プロトコルに従ってデータ信号の
受信および出力をサポートする、上記（１）に記載のプ
ロトコル・コンバータ。 （３）第１および第２通信プロトコルが、Infrared Dat
a Association（ＩｒＤＡ）通信プロトコルを含む、上
記（１）に記載のプロトコル・コンバータ。 （４）第１および第２通信プロトコルが、BlueTooth無
線周波数（ＲＦ）通信標準を含む、上記（１）に記載の
プロトコル・コンバータ。 （５）第１および第２通信プロトコルが、ＩＥＥＥ８０
２．１１通信標準を含む、上記（１）に記載のプロトコ
ル・コンバータ。 （６）第１および第２通信プロトコルが、ユニバーサル
・シリアル・バス通信プロトコルを含む、上記（１）に
記載のプロトコル・コンバータ。 （７）第１および第２通信プロトコルが、ＩＥＥＥ Fir
ewire通信プロトコルを含む、上記（１）に記載のプロ
トコル・コンバータ。 （８）第１および第２インタフェース装置が、ＲＦモデ
ム通信標準をサポートする、上記（１）に記載のプロト
コル・コンバータ。 （９）第１データ・コンテンツ・フォーマットをサポー
トできない前記第２通信装置に出力するために、前記第
１通信装置から送信された前記第１フォーマットで受信
したデータ・コンテンツを第２フォーマットのデータ・
コンテンツに変換するコンテンツ・トランスコーダ装置
をさらに備える、上記（１）に記載のプロトコル・コン
バータ。 （１０）前記第２通信装置が、無線通信を受信する無線
データ・レシーバ装置を実現する着用可能腕時計装置を
含み、前記コンテンツ・トランスコーダ装置が、ハイパ
ーテキスト・マークアップ言語フォーマットを含む第１
データ・コンテンツ・フォーマットを、前記着用可能腕
時計装置によって受信するための無線マークアップ言語
を含む第２データ・コンテンツ・フォーマットに変換す
る、上記（９）に記載のプロトコル・コンバータ。 （１１）第１通信プロトコルに従ってデータ信号を受信
する第１インタフェース装置を選択し、第２通信プロト
コルに従ってデータ信号を出力する第２インタフェース
装置を選択する機構をさらに備える、上記（１）に記載
のプロトコル・コンバータ。 （１２）メッセージを第２装置に出力する前に、第１装
置から受信したデータ信号に関連付けられた前記メッセ
ージを記憶するバッファ装置をさらに備える、上記
（１）に記載のプロトコル・コンバータ。 （１３）第１電力レベルによって受信したデータ信号が
第２電力レベルによる出力信号に変換される電力変換を
実行する機構をさらに備える、上記（１）に記載のプロ
トコル・コンバータ。 （１４）第１通信プロトコルに従って通信され、第１通
信装置により送信されたデータ信号を受信するステップ
と、第２通信プロトコルに従って前記受信されたデータ
信号をデータ信号に変換するステップと、第２通信装置
による受信のために前記第２プロトコルに従って前記デ
ータ信号を出力するステップとを含むデータ・プロトコ
ル変換のための方法であって、前記プロトコル・コンバ
ータ装置が前記第１および第２通信装置におけるマルチ
プロトコル・サポートの必要性をなくす方法。 （１５）１つまたは複数の前記第１および第２インタフ
ェース装置が、無線通信プロトコルに従ってデータ信号
の受信および出力をサポートする、上記（１４）に記載
の方法。 （１６）第１および第２通信プロトコルが、Infrared D
ata Association（ＩｒＤＡ）通信プロトコルを含む上
記（１４）に記載の方法。 （１７）第１および第２通信プロトコルが、BlueTooth
無線周波数（ＲＦ）通信標準を含む上記（１４）に記載
の方法。 （１８）第１および第２通信プロトコルが、ＩＥＥＥ８
０２．１１通信標準を含む、上記（１４）に記載の方
法。 （１９）第１および第２通信プロトコルが、ユニバーサ
ル・シリアル・バス通信プロトコルを含む、上記（１
４）に記載の方法。 （２０）第１および第２通信プロトコルが、ＩＥＥＥ F
irewire通信プロトコルを含む、上記（１４）に記載の
方法。 （２１）第１および第２インタフェース装置が、ＲＦモ
デム通信標準をサポートする上記（１４）に記載の方
法。 （２２）第１データ・コンテンツ・フォーマットをサポ
ートできない前記第２通信装置に出力するために、前記
第１通信装置から送信された前記第１フォーマットで受
信したデータ・コンテンツを、第２フォーマットのデー
タ・コンテンツに変換するステップをさらに含む、上記
（１４）に記載の方法。 （２３）前記第２通信装置が、無線通信を受信するため
の無線データ・レシーバ装置を実現する着用可能腕時計
装置を含み、前記変換ステップが、ハイパーテキスト・
マークアップ言語フォーマットを含む第１データ・コン
テンツ・フォーマットを、前記着用可能腕時計装置によ
って受信するための無線マークアップ言語を含む第２デ
ータ・コンテンツ・フォーマットに変換することを含
む、上記（２２）に記載の方法。 （２４）第１通信プロトコルに従ってデータ信号を受信
する第１インタフェース装置のユーザ選択を表す入力信
号を受信するステップと、第２通信プロトコルに従って
データ信号を出力する第２インタフェース装置のユーザ
選択を表す入力信号を受信するステップとをさらに含
む、上記（１４）に記載の方法。 （２５）メッセージを第２装置に出力する前に、第１装
置から受信したデータ信号に関連付けられた前記メッセ
ージを記憶するステップをさらに含む、上記（１４）に
記載の方法。 （２６）第１電力レベルに従って受信したデータ信号が
第２電力レベルによる出力信号に変換される電力変換を
実行するステップをさらに含む、上記（１４）に記載の
方法。 （２７）データ・プロトコル変換のための方法ステップ
を実行するための、マシンにより実行可能な命令のプロ
グラムを有形に実現する、マシンにより読取り可能なプ
ログラム記憶装置であって、前記方法ステップが、第１
通信プロトコルに従って通信され、第１通信装置により
送信されたデータ信号を受信するステップと、第２通信
プロトコルに従って前記受信されたデータ信号をデータ
信号に変換するステップと、第２通信装置によって受信
するために前記第２プロトコルに従って前記データ信号
を出力するステップとを含み、前記プロトコル・コンバ
ータ装置が前記第１および第２通信装置におけるマルチ
プロトコル・サポートの必要性をなくす、マシンにより
読取り可能なプログラム記憶装置。 （２８）１つまたは複数の前記第１および第２インタフ
ェース装置が、無線通信プロトコルに従ってデータ信号
の受信および出力をサポートする、上記（２７）に記載
のマシンにより読取り可能なプログラム記憶装置。 （２９）第１および第２通信プロトコルが、Infrared D
ata Association（ＩｒＤＡ）通信プロトコルを含む、
上記（２７）に記載のマシンにより読取り可能なプログ
ラム記憶装置。 （３０）第１および第２通信プロトコルが、BlueTooth
無線周波数（ＲＦ）通信標準を含む、上記（２７）に記
載のマシンにより読取り可能なプログラム記憶装置。 （３１）第１および第２通信プロトコルが、ＩＥＥＥ８
０２．１１通信標準を含む、上記（２７）に記載のマシ
ンにより読取り可能なプログラム記憶装置。 （３２）第１および第２通信プロトコルが、ユニバーサ
ル・シリアル・バス通信プロトコルを含む、上記（２
７）に記載のマシンにより読取り可能なプログラム記憶
装置。 （３３）第１および第２通信プロトコルが、ＩＥＥＥ F
irewire通信プロトコルを含む、上記（２７）に記載の
マシンにより読取り可能なプログラム記憶装置。 （３４）第１および第２インタフェース装置が、ＲＦモ
デム通信標準をサポートする、上記（２７）に記載のマ
シンにより読取り可能なプログラム記憶装置。 （３５）第１データ・コンテンツ・フォーマットをサポ
ートできない前記第２通信装置に出力するために、前記
第１通信装置から送信された前記第１フォーマットで受
信したデータ・コンテンツを、第２フォーマットのデー
タ・コンテンツに変換するステップをさらに含む、上記
（２７）に記載のマシンにより読取り可能なプログラム
記憶装置。 （３６）前記第２通信装置が、無線通信を受信するため
の無線データ・レシーバ装置を実現する着用可能腕時計
装置を含み、前記変換するステップが、前記着用可能腕
時計装置によって受信するために、ハイパーテキスト・
マークアップ言語フォーマットを含む第１データ・コン
テンツ・フォーマットを、無線マークアップ言語を含む
第２データ・コンテンツ・フォーマットに変換すること
を含む、上記（３５）に記載のマシンにより読取り可能
なプログラム記憶装置。 （３７）前記方法ステップが、第１通信プロトコルに従
ってデータ信号を受信するための第１インタフェース装
置のユーザ選択を表す入力信号を受信するステップと、
第２通信プロトコルに従ってデータ信号を出力するため
の第２インタフェース装置のユーザ選択を表す入力信号
を受信するステップとをさらに含む、上記（２７）に記
載のマシンにより読取り可能なプログラム記憶装置。 （３８）メッセージを第２装置に出力する前に、第１装
置から受信したデータ信号に関連付けられた前記メッセ
ージを記憶するステップを、前記方法ステップがさらに
含む、上記（２７）に記載の方法。 （３９）第１電力レベルに従って受信したデータ信号が
第２電力レベルによる出力信号に変換される電力変換を
実行するステップを、前記方法ステップがさらに含む、
上記（２４）に記載のマシンにより読取り可能なプログ
ラム記憶装置。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の着用可能情報アクセス腕時計装置を概
念的に示す図である。
【図２】本発明の動的スクロール装置を実現する腕時計
装置１０のハードウェア・アーキテクチャを示す詳細ブ
ロック図である。
【図３】腕時計装置１０のためのソフトウェア・アーキ
テクチャ２００を示す図である。
【図４】腕時計装置において提供される個人情報管理ア
プリケーションを起動する選択可能アイコンの各メニュ
ー・リングを提供するＯＬＥＤシステム・ディスプレイ
３００の例を示す図である。
【図５】腕時計装置において提供される個人情報管理ア
プリケーションを起動する選択可能アイコンの各メニュ
ー・リングを提供するＯＬＥＤシステム・ディスプレイ
４００の例を示す図である。
【図６】本発明の好ましい実施形態によるオン・ザ・フ
ライ通信プロトコル変換を実行するスマート・パーベイ
シブ・ドック／ルータ５００を示すブロック図である。
【図７】ドックが装置の代わりにデータを受信すること
ができるように、その装置をスマート・パーベイシブ・
ドック／ルータに登録する登録処理を示す流れ図であ
る。
【図８】本発明のスマート・パーベイシブ・ドック／ル
ータのオペレーションを示す流れ図である。
【図９】本発明のスマート・パーベイシブ・ドック／ル
ータのオペレーションを示す流れ図である。
【符号の説明】
５００ スマート・パーベイシブ・ドック ５０２ ＩｒＤＡイン ５０４ ＢＴイン ５０５ ＲＦ／モデム・イン ５０６ ８０２．１１イン ５０８ ＵＳＢイン ５１２ ＩｒＤＡアウト ５１４ ＢＴアウト ５１５ ＲＦ／モデム・アウト ５１６ ８０２．１１アウト ５１８ ＵＳＢアウト ５２０ フォーマット・コンバータ ５３０ コンテンツ・トランスコーダ ５５０ バッテリ・チャージャ ５６０ ディスプレイ ５７５ コンパクト・フラッシュ・スロット
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Claims (39)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】第１通信プロトコルに従って第１通信装置
    により通信されたデータ信号を受信する１つまたは複数
    の第１インタフェース装置と、 第２通信プロトコルに従って前記受信されたデータ信号
    をデータ信号に変換するフォーマット・コンバータ装置
    と、 前記第２プロトコルに従って前記データ信号を第２通信
    装置に出力する１つまたは複数の第２インタフェース装
    置とを備え、それにより前記第１および第２通信装置に
    おけるマルチプロトコル・サポートの必要性をなくすプ
    ロトコル・コンバータ装置。
  2. 【請求項２】１つまたは複数の前記第１および第２イン
    タフェース装置が、無線通信プロトコルに従ってデータ
    信号の受信および出力をサポートする、請求項１に記載
    のプロトコル・コンバータ。
  3. 【請求項３】第１および第２通信プロトコルが、Infrar
    ed Data Association（ＩｒＤＡ）通信プロトコルを含
    む、請求項１に記載のプロトコル・コンバータ。
  4. 【請求項４】第１および第２通信プロトコルが、BlueTo
    oth無線周波数（ＲＦ）通信標準を含む、請求項１に記
    載のプロトコル・コンバータ。
  5. 【請求項５】第１および第２通信プロトコルが、ＩＥＥ
    Ｅ８０２．１１通信標準を含む、請求項１に記載のプロ
    トコル・コンバータ。
  6. 【請求項６】第１および第２通信プロトコルが、ユニバ
    ーサル・シリアル・バス通信プロトコルを含む、請求項
    １に記載のプロトコル・コンバータ。
  7. 【請求項７】第１および第２通信プロトコルが、ＩＥＥ
    Ｅ Firewire通信プロトコルを含む、請求項１に記載の
    プロトコル・コンバータ。
  8. 【請求項８】第１および第２インタフェース装置が、Ｒ
    Ｆモデム通信標準をサポートする、請求項１に記載のプ
    ロトコル・コンバータ。
  9. 【請求項９】第１データ・コンテンツ・フォーマットを
    サポートできない前記第２通信装置に出力するために、
    前記第１通信装置から送信された前記第１フォーマット
    で受信したデータ・コンテンツを第２フォーマットのデ
    ータ・コンテンツに変換するコンテンツ・トランスコー
    ダ装置をさらに備える、請求項１に記載のプロトコル・
    コンバータ。
  10. 【請求項１０】前記第２通信装置が、無線通信を受信す
    る無線データ・レシーバ装置を実現する着用可能腕時計
    装置を含み、前記コンテンツ・トランスコーダ装置が、
    ハイパーテキスト・マークアップ言語フォーマットを含
    む第１データ・コンテンツ・フォーマットを、前記着用
    可能腕時計装置によって受信するための無線マークアッ
    プ言語を含む第２データ・コンテンツ・フォーマットに
    変換する、請求項９に記載のプロトコル・コンバータ。
  11. 【請求項１１】第１通信プロトコルに従ってデータ信号
    を受信する第１インタフェース装置を選択し、第２通信
    プロトコルに従ってデータ信号を出力する第２インタフ
    ェース装置を選択する機構をさらに備える、請求項１に
    記載のプロトコル・コンバータ。
  12. 【請求項１２】メッセージを第２装置に出力する前に、
    第１装置から受信したデータ信号に関連付けられた前記
    メッセージを記憶するバッファ装置をさらに備える、請
    求項１に記載のプロトコル・コンバータ。
  13. 【請求項１３】第１電力レベルによって受信したデータ
    信号が第２電力レベルによる出力信号に変換される電力
    変換を実行する機構をさらに備える、請求項１に記載の
    プロトコル・コンバータ。
  14. 【請求項１４】第１通信プロトコルに従って通信され、
    第１通信装置により送信されたデータ信号を受信するス
    テップと、 第２通信プロトコルに従って前記受信されたデータ信号
    をデータ信号に変換するステップと、 第２通信装置による受信のために前記第２プロトコルに
    従って前記データ信号を出力するステップとを含むデー
    タ・プロトコル変換のための方法であって、前記プロト
    コル・コンバータ装置が前記第１および第２通信装置に
    おけるマルチプロトコル・サポートの必要性をなくす方
    法。
  15. 【請求項１５】１つまたは複数の前記第１および第２イ
    ンタフェース装置が、無線通信プロトコルに従ってデー
    タ信号の受信および出力をサポートする、請求項１４に
    記載の方法。
  16. 【請求項１６】第１および第２通信プロトコルが、Infr
    ared Data Association（ＩｒＤＡ）通信プロトコルを
    含む請求項１４に記載の方法。
  17. 【請求項１７】第１および第２通信プロトコルが、Blue
    Tooth無線周波数（ＲＦ）通信標準を含む請求項１４に
    記載の方法。
  18. 【請求項１８】第１および第２通信プロトコルが、ＩＥ
    ＥＥ８０２．１１通信標準を含む、請求項１４に記載の
    方法。
  19. 【請求項１９】第１および第２通信プロトコルが、ユニ
    バーサル・シリアル・バス通信プロトコルを含む、請求
    項１４に記載の方法。
  20. 【請求項２０】第１および第２通信プロトコルが、ＩＥ
    ＥＥ Firewire通信プロトコルを含む、請求項１４に記
    載の方法。
  21. 【請求項２１】第１および第２インタフェース装置が、
    ＲＦモデム通信標準をサポートする請求項１４に記載の
    方法。
  22. 【請求項２２】第１データ・コンテンツ・フォーマット
    をサポートできない前記第２通信装置に出力するため
    に、前記第１通信装置から送信された前記第１フォーマ
    ットで受信したデータ・コンテンツを、第２フォーマッ
    トのデータ・コンテンツに変換するステップをさらに含
    む、請求項１４に記載の方法。
  23. 【請求項２３】前記第２通信装置が、無線通信を受信す
    るための無線データ・レシーバ装置を実現する着用可能
    腕時計装置を含み、前記変換ステップが、ハイパーテキ
    スト・マークアップ言語フォーマットを含む第１データ
    ・コンテンツ・フォーマットを、前記着用可能腕時計装
    置によって受信するための無線マークアップ言語を含む
    第２データ・コンテンツ・フォーマットに変換すること
    を含む、請求項２２に記載の方法。
  24. 【請求項２４】第１通信プロトコルに従ってデータ信号
    を受信する第１インタフェース装置のユーザ選択を表す
    入力信号を受信するステップと、第２通信プロトコルに
    従ってデータ信号を出力する第２インタフェース装置の
    ユーザ選択を表す入力信号を受信するステップとをさら
    に含む、請求項１４に記載の方法。
  25. 【請求項２５】メッセージを第２装置に出力する前に、
    第１装置から受信したデータ信号に関連付けられた前記
    メッセージを記憶するステップをさらに含む、請求項１
    ４に記載の方法。
  26. 【請求項２６】第１電力レベルに従って受信したデータ
    信号が第２電力レベルによる出力信号に変換される電力
    変換を実行するステップをさらに含む、請求項１４に記
    載の方法。
  27. 【請求項２７】データ・プロトコル変換のための方法ス
    テップを実行するための、マシンにより実行可能な命令
    のプログラムを有形に実現する、マシンにより読取り可
    能なプログラム記憶装置であって、前記方法ステップ
    が、 第１通信プロトコルに従って通信され、第１通信装置に
    より送信されたデータ信号を受信するステップと、 第２通信プロトコルに従って前記受信されたデータ信号
    をデータ信号に変換するステップと、 第２通信装置によって受信するために前記第２プロトコ
    ルに従って前記データ信号を出力するステップとを含
    み、前記プロトコル・コンバータ装置が前記第１および
    第２通信装置におけるマルチプロトコル・サポートの必
    要性をなくす、マシンにより読取り可能なプログラム記
    憶装置。
  28. 【請求項２８】１つまたは複数の前記第１および第２イ
    ンタフェース装置が、無線通信プロトコルに従ってデー
    タ信号の受信および出力をサポートする、請求項２７に
    記載のマシンにより読取り可能なプログラム記憶装置。
  29. 【請求項２９】第１および第２通信プロトコルが、Infr
    ared Data Association（ＩｒＤＡ）通信プロトコルを
    含む、請求項２７に記載のマシンにより読取り可能なプ
    ログラム記憶装置。
  30. 【請求項３０】第１および第２通信プロトコルが、Blue
    Tooth無線周波数（ＲＦ）通信標準を含む、請求項２７
    に記載のマシンにより読取り可能なプログラム記憶装
    置。
  31. 【請求項３１】第１および第２通信プロトコルが、ＩＥ
    ＥＥ８０２．１１通信標準を含む、請求項２７に記載の
    マシンにより読取り可能なプログラム記憶装置。
  32. 【請求項３２】第１および第２通信プロトコルが、ユニ
    バーサル・シリアル・バス通信プロトコルを含む、請求
    項２７に記載のマシンにより読取り可能なプログラム記
    憶装置。
  33. 【請求項３３】第１および第２通信プロトコルが、ＩＥ
    ＥＥ Firewire通信プロトコルを含む、請求項２７に記
    載のマシンにより読取り可能なプログラム記憶装置。
  34. 【請求項３４】第１および第２インタフェース装置が、
    ＲＦモデム通信標準をサポートする、請求項２７に記載
    のマシンにより読取り可能なプログラム記憶装置。
  35. 【請求項３５】第１データ・コンテンツ・フォーマット
    をサポートできない前記第２通信装置に出力するため
    に、前記第１通信装置から送信された前記第１フォーマ
    ットで受信したデータ・コンテンツを、第２フォーマッ
    トのデータ・コンテンツに変換するステップをさらに含
    む、請求項２７に記載のマシンにより読取り可能なプロ
    グラム記憶装置。
  36. 【請求項３６】前記第２通信装置が、無線通信を受信す
    るための無線データ・レシーバ装置を実現する着用可能
    腕時計装置を含み、前記変換するステップが、前記着用
    可能腕時計装置によって受信するために、ハイパーテキ
    スト・マークアップ言語フォーマットを含む第１データ
    ・コンテンツ・フォーマットを、無線マークアップ言語
    を含む第２データ・コンテンツ・フォーマットに変換す
    ることを含む、請求項３５に記載のマシンにより読取り
    可能なプログラム記憶装置。
  37. 【請求項３７】前記方法ステップが、 第１通信プロトコルに従ってデータ信号を受信するため
    の第１インタフェース装置のユーザ選択を表す入力信号
    を受信するステップと、第２通信プロトコルに従ってデ
    ータ信号を出力するための第２インタフェース装置のユ
    ーザ選択を表す入力信号を受信するステップとをさらに
    含む、請求項２７に記載のマシンにより読取り可能なプ
    ログラム記憶装置。
  38. 【請求項３８】メッセージを第２装置に出力する前に、
    第１装置から受信したデータ信号に関連付けられた前記
    メッセージを記憶するステップを、前記方法ステップが
    さらに含む、請求項２７に記載の方法。
  39. 【請求項３９】第１電力レベルに従って受信したデータ
    信号が第２電力レベルによる出力信号に変換される電力
    変換を実行するステップを、前記方法ステップがさらに
    含む、請求項２４に記載のマシンにより読取り可能なプ
    ログラム記憶装置。
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