JP2002064156A - 半導体装置の製造方法 - Google Patents

半導体装置の製造方法

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JP2002064156A
JP2002064156A JP2001159169A JP2001159169A JP2002064156A JP 2002064156 A JP2002064156 A JP 2002064156A JP 2001159169 A JP2001159169 A JP 2001159169A JP 2001159169 A JP2001159169 A JP 2001159169A JP 2002064156 A JP2002064156 A JP 2002064156A
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gate
film
forming
mos transistor
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Izuo Iida
伊豆雄 飯田
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Sanyo Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】不揮発性メモリセルの特性を変動させることな
く、不揮発性メモリセルと高耐圧MOSトランジスタと
を同一半導体チップ上に形成する。 【解決手段】スプリット型の不揮発性メモリセルの浮遊
ゲート14上に形成される酸化膜12の形成工程、及び
浮遊ゲート14と酸化膜上に形成されるトンネル絶縁膜
16の形成工程を利用して、MOSトランジスタのゲー
ト絶縁膜を同時に形成した。MOSトランジスタのゲー
ト絶縁膜13は、酸化膜12とトンネル絶縁膜16が積
層された膜によって形成される。これにより、製造プロ
セス全体の熱処理量に全く変化が無く、最適化された不
揮発性メモリの特性の変動を伴うことは無い。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、絶縁された浮遊ゲ
ートと制御ゲートを有する不揮発性メモリセルトランジ
スタと、単一の絶縁ゲートを有するMOSトランジスタ
とを同一半導体基板上に備える半導体装置の製造方法に
関し、特に、不揮発性メモリセルトランジスタの特性を
変化させることなく、高耐圧MOSトランジスタを同一
半導体基板上に集積化することを可能にした半導体装置
の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】LSIメモリにおいて、マスクROM,
PROM(Programmable ROM),EPROM(Erasa
ble and Programmable ROM),EEPROM(Elect
ricalErasable and Programmable ROM)等の不揮発
性半導体メモリが知られている。
【0003】特に、EPROMやEEPROMでは、浮
遊ゲート(Floating Gate)に電荷を蓄積し、電荷の有
無による閾値電圧の変化を制御ゲートによって検出する
ことで、データの記憶を行う。また、EEPROMに
は、メモリチップ全体でデータの消去を行うか、あるい
は、不揮発性半導体メモリセルアレイを任意のブロック
に分けてその各ブロック単位でデータの消去を行うフラ
ッシュEEPROM(フラッシュメモリとも称す)があ
る。
【0004】フラッシュEEPROMを構成する不揮発
性半導体メモリセルは、スプリットゲート型とスタック
トゲート型に大きく分類される。スプリットゲート型の
フラッシュEEPROMは、WO92/18980(G1
1C 13/00)に開示されている。図7に、同公報(WO9
2/18980)に記載されているスプリットゲート型
不揮発性半導体メモリセル101の断面構造を示す。
【0005】例えば、P型単結晶シリコン基板102上
にN型のソースSおよびドレインDが形成されている。
ソースSとドレインDに挟まれたチャネルCH上に、第
1の絶縁膜103を介して浮遊ゲートFGが形成されて
いる。浮遊ゲートFG上に第2の絶縁膜104を介して
制御ゲートCGが形成されている。
【0006】制御ゲートCGの一部は、第1の絶縁膜1
03を介してチャネルCH上に配置され、選択ゲート1
05を構成している。第2の絶縁膜104(いわゆる、
トンネル絶縁膜)に囲まれた浮遊ゲートFGにホットエ
レクトロン(hot electron)を注入することによりデータ
の記憶を行う。
【0007】一方、制御ゲートCGに所定の電圧を加え
ることにより、浮遊ゲートFGから第2の絶縁膜104
を通して、トンネル電流(tunnel current)を流すこと
により、浮遊ゲートFGに蓄えられたデータを消去す
る。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、近年では上
述したフラッシュEEPROMをロジックICやマイク
ロコンピュータなどに搭載したシステムが急速に開発さ
れつつある。そのようなシステムLSI、例えば5V電
源で動作するマイクロコンピュータにおいて、その入出
力回路に10V程度の外部信号が入力される場合があ
る。そのため、高耐圧MOSトランジスタを新たに付加
する必要があった。
【0009】この高耐圧MOSトランジスタは、同一の
チップ上に形成されるコンベンショナル・タイプのMO
Sトランジスタに比して、高いゲート耐圧を有するトラ
ンジスタである。
【0010】また、フラッシュEEPROMを搭載した
マイクロコンピュータに、さらに別の機能を持った高電
源電圧で動作する回路を内蔵化することが検討されてい
る。例えば、携帯電話用のシステムではリチウム電池の
制御回路を1チップのマイクロコンピュータ上に搭載す
る場合がある。この制御回路では、30V程度の高い電
圧が、その制御回路を構成するMOSトランジスタに印
加されるので、さらに耐圧(ゲート耐圧、ソース・ドレ
イン間耐圧)を向上させた高耐圧MOSトランジスタを
同一チップ上に集積化する必要が生じている。
【0011】高耐圧MOSトランジスタ(例えば30V
耐圧)では、ゲート電極(Gate Electrode)に30Vと
いう高い電圧が印加されるので、マイクロコンピュータ
の論理回路部分を構成するコンベンショナル・タイプの
MOSトランジスタ(例えば5V耐圧)に比して厚いゲ
ート絶縁膜が必要である。
【0012】しかし、高耐圧MOSトランジスタ専用の
ゲート酸化工程を追加すると、プロセスの熱処理量が増
加し、不揮発性メモリセルの特性、例えばしきい値電圧
(Threshold Voltage)やメモリセル電流値が変動して
しまうという問題があった。
【0013】そこで、本発明の目的は、不揮発性メモリ
セルの特性を変動させることなく、不揮発性メモリセル
と高耐圧MOSトランジスタとを同一半導体チップ上に
形成する製造方法を提供することである。
【0014】また、本発明の他の目的は、製造工数を増
加させることなく、不揮発性メモリセルと高耐圧MOS
トランジスタとを同一半導体チップ上に形成する製造方
法を提供することである。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明は、基本的には不
揮発性メモリの製造工程に本来的に含まれた酸化工程
(CVD工程を含む)を利用して高耐圧MOSトランジ
スタのゲート絶縁膜を形成することを図ったものであ
る。
【0016】高耐圧MOSトランジスタのゲート絶縁膜
は要求される耐圧に応じて、厚く形成する必要がある。
そこで、本発明は、スプリット型の不揮発性メモリセル
の浮遊ゲート上に形成される酸化膜の形成工程、及び浮
遊ゲートと酸化膜上に形成されるトンネル絶縁膜の形成
工程を利用して、MOSトランジスタのゲート絶縁膜を
同時に形成した。
【0017】これにより、MOSトランジスタのゲート
絶縁膜は、上記酸化膜とトンネル絶縁膜とが積層された
膜によって形成される。本発明者の検討によれば、これ
は30V程度の耐圧を実現するのに十分である。また、
このMOSトランジスタのゲート絶縁膜を形成するため
の酸化工程は、本来的に不揮発性メモリセルの製造工程
に含まれているので、製造プロセス全体の熱処理量に全
く変化が無く、最適化された不揮発性メモリの特性の変
動を伴うことは無い。
【0018】また、上記トンネル絶縁膜は必要に応じて
選択的に除去することにより、MOSトランジスタのゲ
ート絶縁膜は、上記酸化膜によってのみ形成することが
できる。これにより、MOSトランジスタのゲート絶縁
膜はトンネル絶縁膜の分だけ薄く形成されることにな
る。すなわち、MOSトランジスタのゲート絶縁膜の膜
厚には、必要とされる耐圧特性に応じて、製造工程上の
2つの選択肢が用意される。
【0019】
【発明の実施の形態】次に、本発明の第1の実施形態に
よる半導体装置の製造方法について図面を参照しながら
説明する。図1乃至図6は、各工程における半導体装置
の断面図である。
【0020】図1において、左に高耐圧MOSトランジ
スタ形成領域、右にメモリセル形成領域が夫々示されて
いる(以下、図2〜図6において同様である)。
【0021】p型シリコン基板1の表面にn−型ソース
層2、n−型ドレイン層3が離間して形成される。この
n−型ソース層2とn−型ドレイン層3との間のp型シ
リコン基板1の表面がチャネル領域4となる。
【0022】n−型ソース層2、n−型ドレイン層3
は、特に限定されないが、リンをドーズ量1×1013
cm2の条件でp型シリコン基板1にイオン注入しその
後温度1000℃、約3時間、熱拡散することにより、
約3μmの深さに形成される。
【0023】その後、フィールド熱酸化膜(Field Oxid
e film)5、6は、選択酸化法(Selective Oxidation M
ethod)によって形成される。これは、いわゆるロコス
(LOCOS)と呼ばれているものである。これらのフ
ィールド熱酸化膜5、6は400nm程度の膜厚を有し
ている。フィールド熱酸化膜5は、n−型ソース層2及
びn−型ドレイン層3の領域内に含まれ、ゲート・ソー
ス間、ゲート・ドレイン間耐圧を向上するためのロコス
である。フィールド熱酸化膜6は素子分離用(Element
Isolation)のロコスである。
【0024】この後、メモリセル領域を含む全面に8n
m程度の薄いゲート絶縁膜7を熱酸化により形成する。
さらに、LPCVD法により全面に約200nmのリン
がドープされたポリシリコン層8を形成する。ここで、
ポリシリコン層8に代えて、アモルファスシリコン層を
用いてもよい。
【0025】そして、フォトリソグラフィ技術により、
高耐圧MOSトランジスタのゲート絶縁膜形成領域に開
口部9Aを有するフォトレジスト層9を形成し、このフ
ォトレジスト層9をマスクとして、ゲート絶縁膜形成領
域上のポリシリコン層8をエッチングして除去する。
【0026】次に、図2に示すように、フォトレジスト
層9を除去した後、LPCVD法により全面に約20n
mのシリコン窒化膜(Silicon Nitride、Si3N4)10を
堆積する。このとき、エッチングされたポリシリコン層
8の側面8Aはシリコン窒化膜10によって被覆され
る。シリコン窒化膜10は後述する熱酸化工程において
耐酸化膜として働く。
【0027】次に、図3に示すように、フォトリソグラ
フィ技術により、ゲート絶縁膜形成領域に開口部を有す
るフォトレジスト層11を形成し、このフォトレジスト
層11をマスクとしてシリコン窒化膜10をエッチング
し除去する。このとき、ポリシリコン層8の側面8Aは
シリコン窒化膜10によって被覆された状態を維持する
ように、フォトレジスト層11の開口部の端の位置を調
整する。
【0028】次に、図4に示すように、フォトレジスト
層11を除去した後に、熱酸化により、浮遊ゲート形成
領域上にロコス形状の酸化膜12(SiO2)を形成する。
この酸化膜13は、後述するように、制御ゲート17と
浮遊ゲート14との容量結合を弱めるために厚く形成さ
れる。
【0029】また、この酸化膜12は約150nmの膜
厚となるように酸化条件(温度、時間)が調整される。
すなわち、酸化膜12は、シリコン窒化膜10を耐酸化
性マスクとして用いた、いわゆる選択酸化により形成さ
れる。また、この熱酸化工程により同時に、高耐圧MO
Sトランジスタ形成領域に約150nmの膜厚の厚いゲ
ート絶縁膜13が形成される。
【0030】このとき、ポリシリコン層8の側面8Aを
シリコン窒化膜10によって被覆しているので、この側
面8Aが酸化されることが防止される。もし、ポリシリ
コン層8の側面8Aが酸化されると、後の工程でポリシ
リコン層8を除去すると、酸化膜片が残存してしまう。
そして、この酸化膜片が剥がれるとダストが発生する。
本工程では、ポリシリコン層8の側面8Aは、シリコン
窒化膜10によって被覆されているので、側面8Aが酸
化されることが防止される。
【0031】次に、シリコン窒化膜10を除去した後
に、図5に示すようにロコス形状の酸化膜12をマスク
としてポリシリコン層8をエッチングすると、ロコス形
状の酸化膜12下に浮遊ゲート14が形成される。ポリ
シリコン層8のエッチング方法としては、例えば完全異
方性エッチング法(Anisotropic Etching)を用いること
が高いエッチング精度を得るために好ましい。この場
合、エッチングガスとしては、例えばHBr,Cl2の混合ガ
スが用いられる。
【0032】その結果、浮遊ゲート14の角部14Aは
先鋭な形状に加工されるので、後に説明するように、浮
遊ゲート14から制御ゲートへのトンネル電流が流れや
すくなる。
【0033】次に、図6に示すように、ヒ素のイオン注
入、熱拡散により、浮遊ゲート14の一端に自己整合
(self-aligned)したn+型ソース拡散層15を形成す
る。さらに、不揮発性メモリセルの浮遊ゲート14及び
酸化膜12を被覆するように、約20nmのトンネル絶
縁膜16を形成する。ここで、トンネル絶縁膜16は熱
酸化及びCVD法により形成する。
【0034】これにより、浮遊ゲート14の上面及び側
面はトンネル絶縁膜16によって被覆される。このトン
ネル絶縁膜16は全面に形成される。したがって、高耐
圧MOSトランジスタの厚いゲート絶縁膜13上にトン
ネル絶縁膜16が重ねて形成されるので、その分高耐圧
MOSトランジスタのゲート絶縁膜の実効的な膜厚を厚
くすることができる。
【0035】また、厚いゲート絶縁膜13上に形成され
たトンネル絶縁膜16を選択的にエッチングする工程を
設けることにより、高耐圧MOSトランジスタのゲート
絶縁膜の膜厚は、厚いゲート絶縁膜13の膜厚に等しく
なる。
【0036】ここで、コンベンショナル・タイプのMO
Sトランジスタについても、同一のシリコン基板1上に
形成される。このコンベンショナル・タイプのMOSト
ランジスタのゲート絶縁膜としては、上記の薄いゲート
絶縁膜7が利用される。そのために、薄いゲート絶縁膜
7上に重ねて形成されるトンネル絶縁膜16を選択的に
エッチングして除去する。このエッチング工程は、上記
の厚いゲート絶縁膜13上に形成されたトンネル絶縁膜
16を選択的にエッチングする工程と同時に行うことが
できる。
【0037】その後、シリコン基板1の表面を通常の方
法で洗浄処理する。そして、LPCVD法により全面に
200nm程度のリンドープされたポリシリコン層を形
成する。
【0038】そして、フォトリソグラフィ技術により、
ポリシリコン層を選択的にエッチングして、不揮発性メ
モリセルの制御ゲート17、高耐圧MOSトランジスタ
のゲート18を形成する。不揮発性メモリセルの制御ゲ
ート17は、浮遊ゲート14上からp型シリコン基板1
上に延びた領域に形成される。
【0039】その後、ヒ素のイオン注入により、不揮発
性メモリルのn+型ドレイン領域19、高耐圧MOSト
ランジスタのn+型ソース拡散層20、n+型ドレイン
拡散層21を形成する。
【0040】以上の製造工程により、不揮発性メモリセ
ルと高耐圧MOSトランジスタとを同一のシリコン基板
1上に形成することができる。以下で、この不揮発性メ
モリセルの動作を簡単に説明する。
【0041】不揮発性メモリセルにデータ書き込む時に
は、例えば制御ゲート17は接地され、n+型ソース拡
散層15には相対的に高電圧が印加される。n+型ソー
ス拡散層15と浮遊ゲート14は強く容量結合している
ので、n+ドレイン拡散層19から流れ出たチャネルホ
ットエレクロンは浮遊ゲート14に注入される。
【0042】データ消去の時は、n+型ソース拡散層1
5及びn+ドレイン拡散層19を接地すると共に、制御
ゲート17に高電圧が印加される。これにより、浮遊ゲ
ート14のエレクトロンはトンネル絶縁膜16を貫通す
るトンネル電流となって制御ゲート17に流入される。
このとき、浮遊ゲート14の角部14Aが先鋭な形状に
加工されているので、トンネル電流が流れやすく、消去
効率を向上している。
【0043】ここで、酸化膜12の役割は制御ゲート1
7と浮遊ゲート14との容量結合を弱めることである。
これにより、浮遊ゲート14とn+型ソース拡散層15
との容量結合は相対的に強められる。これにより、デー
タ書き込み時に、n+型ソース拡散層15に高電圧が印
加されると、浮遊ゲート14の電位は容量結合によって
高められる。これにより、浮遊ゲート14へのホットエ
レクトロン注入の効率が向上する。
【0044】一方、データ消去時には制御ゲート14に
高電圧が印加されると、浮遊ゲート14の電位はn+型
ソース拡散層15の電位に近づく。これにより、制御ゲ
ート17と浮遊ゲート14との間には高電界が生じる。
したがって、浮遊ゲート14から制御ゲート17へ大き
なトンネル電流が流れるために、データの消去効率が向
上する。
【0045】このように不揮発性メモリセルは浮遊ゲー
ト14のエレクトロンの蓄積状態に応じたチャネル伝導
率の変化によって1または0の2値データ(あるいは多
値データ)を記憶し、且つこれらのデータは消去可能と
なる。
【0046】一方、高耐圧MOSトランジスタでは、ゲ
ート絶縁膜13が150nm程度と厚く形成されてい
る。また、n+型ソース拡散層20、n+型ドレイン拡
散層21とゲート電極18の間に厚いロコス膜5が介在
しており、さらに、n+型ソース拡散層20、n+型ド
レイン拡散層21は低濃度のn−型ソース層2、n−型
ドレイン層3内に形成されているので、ソース、ドレイ
ン、ゲートのいずれの端子に30V程度の高電圧が印加
されても耐えられる。
【0047】また、ゲート絶縁膜13は酸化膜12の形
成用の熱酸化工程を利用して形成しているので、不揮発
性メモリセル形成のために最適化された熱処理量に変化
がない。そのため、不揮発性メモリセルの特性が変動す
ることが防止される。
【0048】また、上記熱酸化工程時に、ポリシリコン
層8の側面8Aをシリコン窒化膜10によって被覆して
いるので、この側面8Aが酸化されることが防止され、
側面8Aの酸化された膜がロコス膜5上に残り、ダスト
の発生原因となったり、上層に形成される層間絶縁膜の
平坦性を阻害することが防止される。
【0049】次に、本発明の第2の実施形態による半導
体装置の製造方法について図面を参照しながら説明す
る。図7乃至図11は、各工程における半導体装置の断
面図である。
【0050】図7において、左に高耐圧MOSトランジ
スタ形成領域、右にメモリセル形成領域が夫々示されて
いる(以下、図7〜図11において同様である)。
【0051】p型シリコン基板1の表面にn−型ソース
層2、n−型ドレイン層3が離間して形成される。この
n−型ソース層2とn−型ドレイン層3との間のp型シ
リコン基板1の表面がチャネル領域4となる。
【0052】n−型ソース層2、n−型ドレイン層3
は、例えばリンをドーズ量1×1013/cm2の条件で
p型シリコン基板1にイオン注入し、その後温度100
0℃、約3時間、熱拡散することにより、約3μmの深
さに形成される。
【0053】その後、フィールド熱酸化膜(Field Oxid
e film)5、6は、選択酸化法(Selective Oxida tion
Method)によって形成される。これは、いわゆるロコス
(LOCOS)と呼ばれているものである。これらのフ
ィールド熱酸化膜5、6は400nm程度の膜厚を有し
ている。フィールド熱酸化膜5は、n−型ソース層2及
びn−型ドレイン層3の領域内に含まれ、ゲート・ソー
ス間、ゲート・ドレイン間耐圧を向上するためのロコス
である。フィールド熱酸化膜6は素子分離用(Element
Isolation)のロコスである。
【0054】この後、メモリセル領域を含む全面に8n
m程度のゲート絶縁膜7を熱酸化により形成する。さら
に、LPCVD法により全面に約200nmのリンドー
プされたポリシリコン層8を形成する。ここまでは、第
1の実施形態と全く同様である。
【0055】本実施形態では、その後、ポリシリコン層
8上に、約20nmのシリコン窒化膜SNをLPCVD
法により形成する。そして、フォトリソグラフィ技術に
より不揮発性メモリセルの浮遊ゲート形成領域を露出し
たフォトレジスト層PR1を形成し、エッチングにより
この領域上のシリコン窒化膜SNを除去する。
【0056】次に、図8に示すように、フォトレジスト
層PR1を除去した後、高耐圧MOSトランジスタ形成
領域に開口部PRHを有するフォトレジスト層PR2を
形成し、高耐圧MOSトランジスタ形成領域のポリシリ
コン層8、シリコン窒化膜SNを除去する。
【0057】次に、図9に示すように、フォトレジスト
層PR2を除去した後に、熱酸化により、浮遊ゲート形
成領域上にロコス形状の約150nmの膜厚の酸化膜1
2を形成する。すなわち、酸化膜12は、シリコン窒化
膜10を耐酸化性マスクとして用いた、いわゆる選択酸
化により形成される。また、この熱酸化工程により同時
に、高耐圧MOSトランジスタ形成領域に約150nm
の膜厚の厚いゲート絶縁膜13が形成される。
【0058】また、この熱酸化により同時に、高耐圧M
OSトランジスタ形成領域に約150nmの膜厚のゲー
ト絶縁膜13が形成される。このとき、ポリシリコン層
8の側面8Aが酸化されることにより酸化膜片OHが形
成される。
【0059】次に、シリコン窒化膜SNを、熱リン酸を
用いて除去する。そして、図10に示すようにロコス形
状の酸化膜12をマスクとしてポリシリコン層8をエッ
チングすると、ロコス形状の酸化膜12下に浮遊ゲート
14が形成される。
【0060】その結果、浮遊ゲート14の角部14Aは
先鋭な形状に加工されるので、後に説明するように、浮
遊ゲート14から制御ゲートへのトンネル電流が流れや
すくなる。また、本実施形態では、ロコス膜5上には酸
化膜片OHが残存している。
【0061】次に、図11に示すように、ヒ素のイオン
注入、熱拡散により、浮遊ゲート14のソース側の一端
に自己整合したn+型ソース拡散層15を形成する。さ
らに不揮発性メモリセルの浮遊ゲート14及び酸化膜1
2を被覆するように、約20nmのトンネル絶縁膜16
を形成する。ここで、トンネル絶縁膜17は熱酸化及び
CVD法により形成する。その後、LPCVD法により
全面に200nm程度のリンドープされたポリシリコン
層を形成する。
【0062】これにより、浮遊ゲート14の上面及び側
面はトンネル絶縁膜16によって被覆される。このトン
ネル絶縁膜16は全面に形成される。したがって、高耐
圧MOSトランジスタの厚いゲート絶縁膜13上にトン
ネル絶縁膜16が重ねて形成されるので、その分高耐圧
MOSトランジスタのゲート絶縁膜の実効的な膜厚を厚
くすることができる。
【0063】また、厚いゲート絶縁膜13上に形成され
たトンネル絶縁膜16を選択的にエッチングする工程を
設けることにより、高耐圧MOSトランジスタのゲート
絶縁膜の膜厚は、厚いゲート絶縁膜13の膜厚に等しく
なる。
【0064】ここで、コンベンショナル・タイプのMO
Sトランジスタについても、同一のシリコン基板1上に
形成される。このコンベンショナル・タイプのMOSト
ランジスタのゲート絶縁膜としては、上記の薄いゲート
絶縁膜7が利用される。そのために、薄いゲート絶縁膜
7上に重ねて形成されるトンネル絶縁膜16を選択的に
エッチングして除去する。このエッチング工程は、上記
の厚いゲート絶縁膜13上に形成されたトンネル絶縁膜
16を選択的にエッチングする工程と同時に行うことが
できる。
【0065】その後、シリコン基板1の表面を通常の方
法で洗浄処理する。そして、LPCVD法により全面に
200nm程度のリンドープされたポリシリコン層を形
成する。
【0066】そして、フォトリソグラフィ技術により、
ポリシリコン層をエッチングして不揮発性メモリセルの
制御ゲート17、高耐圧MOSトランジスタのゲート電
極19を形成する。
【0067】ここで、高耐圧MOSトランジスタのゲー
ト電極18は、ゲート絶縁膜13とロコス膜5の一部上
であって、ロコス膜5上の酸化膜片OHをカバーするよ
うに形成する。酸化膜片14を制御ゲート17でカバー
することにより、酸化膜片OHが剥がれてダストの原因
となることが防止される。
【0068】不揮発性メモリセルの制御ゲート17は、
浮遊ゲート14上からp型シリコン基板1上に延びた領
域に形成される。この後、ヒ素のイオン注入により、不
揮発性メモリルのn+型ドレイン領域19、高耐圧MO
Sトランジスタのn+型ソース拡散層20、n+型ドレ
イン拡散層21を形成する。
【0069】本実施形態では、ポリシリコン層8上にシ
リコン窒化膜SNを積層して形成した後に、高耐圧トラ
ンジスタのゲート絶縁膜形成領域上のポリシリコン層8
をエッチング除去している点で、第1の実施形態と相違
する。そのため、その後の熱酸化時に、ポリシリコン層
8の側面が酸化される結果、ロコス膜5上に酸化膜片O
Hが残存する。この残存した酸化膜片OHは剥離しやす
く、ダストの原因となる。そこで、酸化膜片OHをゲー
ト電極18でカバーすることにより、酸化膜片OHの剥
離を防止している。
【0070】なお、不揮発性メモリセルの動作、及び高
耐圧MOSトランジスタの耐圧特性については第1の実
施形態と同様のため、説明を省略する。
【0071】
【発明の効果】このように、本発明によれば、不揮発性
メモリセルの特性を変動させることなく、不揮発性メモ
リセルと高耐圧MOSトランジスタとを同一半導体チッ
プ上に形成することができる。
【0072】また、第1のシリコン層の側面を耐酸化膜
で被覆した状態で、熱酸化により浮遊ゲート形成領域上
にロコス形状の酸化膜を形成すると共に、MOSトラン
ジスタ形成領域にゲート絶縁膜を形成しているので、第
1のシリコン層の側面が酸化されないので、その側面が
酸化されることによるダストの発生や、上層に形成され
る層間絶縁膜の平坦性が阻害されることが防止される。
【0073】また、第1のシリコン層の側面を耐酸化膜
で被覆しない状態で、熱酸化により浮遊ゲート形成領域
上にロコス形状の酸化膜を形成すると共に、MOSトラ
ンジスタ形成領域にゲート絶縁膜を形成する場合には、
第1のシリコン層の側面が酸化されるため、酸化膜片が
形成される。しかしながら、後の制御ゲートの形成工程
において、この酸化膜片を覆うように制御ゲートを形成
することにより、酸化膜片の剥離を防止することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態による半導体装置の製
造方法を示す断面図である。
【図2】本発明の第1の実施形態による半導体装置の製
造方法を示す断面図である。
【図3】本発明の第1の実施形態による半導体装置の製
造方法を示す断面図である。
【図4】本発明の第1の実施形態による半導体装置の製
造方法を示す断面図である。
【図5】本発明の第1の実施形態による半導体装置の製
造方法を示す断面図である。
【図6】本発明の第1の実施形態による半導体装置の製
造方法を示す断面図である。
【図7】本発明の第2の実施形態による半導体装置の製
造方法を示す断面図である。
【図8】本発明の第2の実施形態による半導体装置の製
造方法を示す断面図である。
【図9】本発明の第2の実施形態による半導体装置の製
造方法を示す断面図である。
【図10】本発明の第2の実施形態による半導体装置の
製造方法を示す断面図である。
【図11】本発明の第2の実施形態による半導体装置の
製造方法を示す断面図である。
【図12】スプリットゲート型不揮発性半導体メモリセ
ルの断面図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5F083 EP02 EP15 EP25 EP43 EP53 ER02 ER17 ER22 NA02 PR03 PR07 PR10 PR12 PR44 PR54 ZA04 ZA05 ZA06 ZA07 ZA08 5F101 BA03 BA04 BA07 BA15 BA24 BA36 BB04 BC03 BC11 BD27 BD37 BE05 BE07 BH03 BH14 BH21

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 浮遊ゲート上に酸化膜を介して積層され
    た制御ゲートを有する不揮発性メモリセルトランジスタ
    と、MOSトランジスタとを同一半導体基板上に備える
    半導体装置の製造方法において、 前記不揮発性メモリセルトランジスタの浮遊ゲート上の
    酸化膜と前記MOSトランジスタのゲート絶縁膜とを同
    一の熱酸化工程で同時に形成することを特徴とする半導
    体装置の製造方法。
  2. 【請求項2】 浮遊ゲート上に酸化膜を介して積層され
    た制御ゲートを有する不揮発性メモリセルトランジスタ
    と、MOSトランジスタとを同一半導体基板上に備える
    半導体装置の製造方法において、 半導体基板上にシリコン層を形成する工程と、 前記MOSトランジスタのゲート絶縁膜の形成領域上の
    前記シリコン層を除去する工程と、 前記不揮発性メモリセルトランジスタの制御ゲートの形
    成領域及び前記MOSトランジスタのゲート絶縁膜の形
    成領域を除いて前記半導体基板上に耐酸化膜を形成する
    工程と、 熱酸化により浮遊ゲートの形成領域上に酸化膜を形成す
    ると共に前記MOSトランジスタの形成領域にゲート絶
    縁膜を形成する工程と、 残存した耐酸化膜を除去する工程と、を有し、 これにより前記不揮発性メモリセルトランジスタの浮遊
    ゲート上の酸化膜と前記MOSトランジスタのゲート絶
    縁膜とを同時に形成することを特徴とする半導体装置の
    製造方法。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の半導体装置の製造方法
    において、前記耐酸化膜はシリコン窒化膜であることを
    特徴とする半導体装置の製造方法。
  4. 【請求項4】 浮遊ゲート上に酸化膜を介して積層され
    た制御ゲートを有する不揮発性メモリセルトランジスタ
    と、MOSトランジスタとを同一半導体基板上に備える
    半導体装置の製造方法において、 半導体基板上に第1のシリコン層を形成する工程と、 前記MOSトランジスタのゲート絶縁膜の形成領域上に
    形成された前記第1のシリコン層を選択的にエッチング
    することにより除去する工程と、 前記選択的なエッチングにより露出された第1のシリコ
    ン層の側面を含む半導体基板の全面を耐酸化膜で被覆す
    る工程と、 前記浮遊ゲートの形成領域上の耐酸化膜を選択的に除去
    すると共に前記不揮発性メモリセルトランジスタの浮遊
    ゲートの形成領域上の前記耐酸化膜を選択的に除去する
    工程と、 熱酸化により前記浮遊ゲートの形成領域上に酸化膜を形
    成すると共に前記MOSトランジスタの形成領域上にゲ
    ート絶縁膜を形成する工程と、 残存した耐酸化膜を除去する工程と、 前記酸化膜をマスクとして、残存した前記第1のシリコ
    ン層を除去することにより前記不揮発性メモリセルトラ
    ンジスタの浮遊ゲートを形成する工程と、 前記MOSトランジスタの形成領域にゲート絶縁膜上を
    含む半導体基板上の全面に前記不揮発性メモリセルのト
    ンネル絶縁膜を形成する工程と、 前記半導体基板上の全面に第2のシリコン層を形成する
    工程と、 この第2のシリコン層を選択的にエッチングすることに
    より、前記不揮発性メモリセルの制御ゲート及びMOS
    トランジスタのゲートを同時に形成する工程と、を有す
    ることを特徴とする半導体装置の製造方法。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載の半導体装置の製造方法
    において、前記MOSトランジスタの形成領域のゲート
    絶縁膜上に形成された前記トンネル絶縁膜を選択的に除
    去する工程を含むことを特徴とする半導体装置の製造方
    法。
  6. 【請求項6】 請求項4、5に記載の半導体装置の製造
    方法において、 前記耐酸化膜はシリコン窒化膜であることを特徴とする
    半導体装置の製造方法。
  7. 【請求項7】 浮遊ゲート上に酸化膜を介して積層され
    た制御ゲートを有する不揮発性メモリセルトランジスタ
    と、MOSトランジスタとを同一半導体基板上に備える
    半導体装置の製造方法において、 半導体基板上に第1のシリコン層を形成する工程と、 前記第1のシリコン層上に耐酸化膜を形成する工程と、 前記浮遊ゲートの形成領域上の耐酸化膜を選択的に除去
    する工程と、 前記MOSトランジスタのゲート絶縁膜の形成領域上の
    第1のシリコン層を選択的にエッチングすることにより
    除去する工程と、 熱酸化により浮遊ゲート形成領域上に酸化膜、前記MO
    Sトランジスタの形成領域上にゲート絶縁膜及び前記第
    1のシリコン層の側面に酸化膜片を形成する工程と、 残存した耐酸化膜を除去する工程と、 前記酸化膜をマスクとして、残存した前記第1のシリコ
    ン層を除去することにより前記不揮発性メモリセルトラ
    ンジスタの浮遊ゲートを形成する工程と、 前記MOSトランジスタの形成領域にゲート絶縁膜上を
    含む半導体基板上の全面に前記不揮発性メモリセルのト
    ンネル絶縁膜を形成する工程と、 前記半導体基板上の全面に第2のシリコン層を形成する
    工程と、 この第2のシリコン層を選択的にエッチングすることに
    より、前記不揮発性メモリセルの制御ゲート及び前記M
    OSトランジスタのゲートを同時に形成する工程と、を
    有することを特徴とする半導体装置の製造方法。
  8. 【請求項8】 請求項7に記載の半導体装置の製造方法
    において、前記MOSトランジスタのゲートを、前記酸
    化膜片を被覆するように形成することを特徴とする半導
    体装置の製造方法。
  9. 【請求項9】 請求項7に記載の半導体装置の製造方法
    において、前記MOSトランジスタの形成領域のゲート
    絶縁膜上に形成された前記トンネル絶縁膜を選択的に除
    去する工程を含むことを特徴とする半導体装置の製造方
    法。
  10. 【請求項10】 請求項7、8、9に記載の半導体装置
    の製造方法において、前記耐酸化膜はシリコン窒化膜で
    あることを特徴とする半導体装置の製造方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007165766A (ja) * 2005-12-16 2007-06-28 Seiko Epson Corp 半導体装置の製造方法及び半導体装置
JP2007165767A (ja) * 2005-12-16 2007-06-28 Seiko Epson Corp 半導体装置の製造方法及び半導体装置
KR100777525B1 (ko) 2005-10-06 2007-11-16 산요덴키가부시키가이샤 반도체 장치의 제조 방법

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JP2007165766A (ja) * 2005-12-16 2007-06-28 Seiko Epson Corp 半導体装置の製造方法及び半導体装置
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