JP2002063993A - 放電灯駆動装置 - Google Patents

放電灯駆動装置

Info

Publication number
JP2002063993A
JP2002063993A JP2001074389A JP2001074389A JP2002063993A JP 2002063993 A JP2002063993 A JP 2002063993A JP 2001074389 A JP2001074389 A JP 2001074389A JP 2001074389 A JP2001074389 A JP 2001074389A JP 2002063993 A JP2002063993 A JP 2002063993A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
discharge lamp
driving
pressure discharge
period
driving device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2001074389A
Other languages
English (en)
Inventor
Akira Fujii
章 藤井
Katsuhide Akimoto
克英 秋元
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Corp
Original Assignee
Denso Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Denso Corp filed Critical Denso Corp
Priority to JP2001074389A priority Critical patent/JP2002063993A/ja
Priority to FR0107307A priority patent/FR2810190A1/fr
Priority to DE10127783A priority patent/DE10127783A1/de
Priority to US09/874,957 priority patent/US6531830B2/en
Publication of JP2002063993A publication Critical patent/JP2002063993A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05BELECTRIC HEATING; ELECTRIC LIGHT SOURCES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; CIRCUIT ARRANGEMENTS FOR ELECTRIC LIGHT SOURCES, IN GENERAL
    • H05B41/00Circuit arrangements or apparatus for igniting or operating discharge lamps
    • H05B41/14Circuit arrangements
    • H05B41/26Circuit arrangements in which the lamp is fed by power derived from dc by means of a converter, e.g. by high-voltage dc
    • H05B41/28Circuit arrangements in which the lamp is fed by power derived from dc by means of a converter, e.g. by high-voltage dc using static converters
    • H05B41/288Circuit arrangements in which the lamp is fed by power derived from dc by means of a converter, e.g. by high-voltage dc using static converters with semiconductor devices and specially adapted for lamps without preheating electrodes, e.g. for high-intensity discharge lamps, high-pressure mercury or sodium lamps or low-pressure sodium lamps
    • H05B41/2881Load circuits; Control thereof
    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05BELECTRIC HEATING; ELECTRIC LIGHT SOURCES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; CIRCUIT ARRANGEMENTS FOR ELECTRIC LIGHT SOURCES, IN GENERAL
    • H05B41/00Circuit arrangements or apparatus for igniting or operating discharge lamps
    • H05B41/14Circuit arrangements
    • H05B41/26Circuit arrangements in which the lamp is fed by power derived from dc by means of a converter, e.g. by high-voltage dc
    • H05B41/28Circuit arrangements in which the lamp is fed by power derived from dc by means of a converter, e.g. by high-voltage dc using static converters
    • H05B41/288Circuit arrangements in which the lamp is fed by power derived from dc by means of a converter, e.g. by high-voltage dc using static converters with semiconductor devices and specially adapted for lamps without preheating electrodes, e.g. for high-intensity discharge lamps, high-pressure mercury or sodium lamps or low-pressure sodium lamps
    • H05B41/2881Load circuits; Control thereof
    • H05B41/2882Load circuits; Control thereof the control resulting from an action on the static converter
    • H05B41/2883Load circuits; Control thereof the control resulting from an action on the static converter the controlled element being a DC/AC converter in the final stage, e.g. by harmonic mode starting
    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05BELECTRIC HEATING; ELECTRIC LIGHT SOURCES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; CIRCUIT ARRANGEMENTS FOR ELECTRIC LIGHT SOURCES, IN GENERAL
    • H05B41/00Circuit arrangements or apparatus for igniting or operating discharge lamps
    • H05B41/14Circuit arrangements
    • H05B41/36Controlling
    • H05B41/38Controlling the intensity of light
    • H05B41/382Controlling the intensity of light during the transitional start-up phase
    • H05B41/386Controlling the intensity of light during the transitional start-up phase for speeding-up the lighting-up
    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05BELECTRIC HEATING; ELECTRIC LIGHT SOURCES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; CIRCUIT ARRANGEMENTS FOR ELECTRIC LIGHT SOURCES, IN GENERAL
    • H05B41/00Circuit arrangements or apparatus for igniting or operating discharge lamps
    • H05B41/14Circuit arrangements
    • H05B41/36Controlling
    • H05B41/38Controlling the intensity of light
    • H05B41/382Controlling the intensity of light during the transitional start-up phase
    • H05B41/388Controlling the intensity of light during the transitional start-up phase for a transition from glow to arc

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Circuit Arrangements For Discharge Lamps (AREA)
  • Discharge-Lamp Control Circuits And Pulse- Feed Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 高圧放電灯であるメタルハライドランプが安
定点灯期に移行するまでの時間を短縮することである。 【解決手段】 駆動周波数可変に構成されて圧電トラン
ス3を介してメタルハライドランプ5を駆動する駆動手
段2の駆動周波数を設定する設定回路として、安定点灯
期に先立つ立ち上がり期間におけるメタルハライドラン
プ5への供給電流を規定する駆動周波数を設定する設定
回路42aを設け、この時の供給電流が、設定回路42
cにより規定される安定点灯期における供給電流よりも
大きな値となるようにすることで、安定点灯期に比して
インピーダンスが低い立ち上がり期間に、短時間で十分
な電力量をメタルハライドランプ5に供給し、安定点灯
期に移行するのを速める。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は圧電トランスを介し
てメタルハライドランプを駆動する放電灯駆動装置に関
し、特に点灯開始後の給電制御に関する。
【0002】
【従来の技術】高圧放電灯には放電灯駆動装置が付設さ
れ、高圧放電灯内を絶縁破壊して点灯を開始するととも
に、その後に高圧放電灯に所定の給電を行う。図16は
従来の高圧放電灯駆動装置の一例を示すもので、バッテ
リ等の電源801からトランス802の一次側巻線80
21に給電され、この給電は、PWM回路803により
制御されるトランジスタ804により断続して行われ
る。点灯開始用には、前記トランス802の一次側巻線
8021への給電によりトランス802の二次側巻線8
022に高電圧が発生しコンデンサ805が充電され
る。コンデンサ805の充電電圧が所定値を越えると、
コンデンサ805に直列に設けられた放電ギャップ80
6および始動用トランス807を介して始動用電圧が高
圧放電灯9に印加されて点灯を開始する。
【0003】一方、点灯開始後の給電用には、トランス
802の別の二次側巻線8023に整流回路808が設
けられて、バッテリ801の直流低電圧を直流高電圧に
変換するDC−DCコンバータを構成し、この直流高電
圧が点灯開始後にインバータ回路809により交流に変
換されて所定の周波数にて高圧放電灯9に印加される。
【0004】高圧放電灯9は絶縁破壊された状態で点灯
するため高圧放電灯9への印加電圧が高く、放電灯駆動
装置は前記のごとく昇圧トランス802,807を備え
ている。しかし、図例のような巻線式のトランスは形状
が大きく、十分には低背化の要請に応え得ない。そこ
で、近年、PZT等の圧電作用を利用した圧電トランス
が注目されている。
【0005】圧電トランスは、広い周波数域でフラット
な特性を示す巻線トランスと比べると圧電トランスの共
振周波数を中心とする単頭形の周波数特性を示す。この
圧電トランスを備えた放電灯駆動装置として、特開平1
1−97758号公報には、高圧放電灯である冷陰極蛍
光灯の駆動周波数を可変に構成したものが記載されてい
る。この技術では、点灯開始時には駆動周波数を無負荷
時の共振周波数近傍に設定する。また、点灯後は高圧放
電灯に略一定の電流が流れるように駆動周波数を制御す
ることで、圧電トランスの周波数特性が温度により変動
しても輝度の変動が抑えられるようにしている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記特
開平11−97758号公報記載の放電灯駆動装置を、
車両用のヘッドランプ等に用いられる高輝度のメタルハ
ライドランプに適用した場合、点灯開始から安定点灯す
るまでに時間がかかるという問題がある。
【0007】本発明は上記実情に鑑みなされたもので、
メタルハライドランプを短時間で安定点灯期に移行せし
めることのできる放電灯駆動装置を提供することを目的
とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明で
は、高圧放電灯と接続される圧電トランスと、前記圧電
トランスを介して前記高圧放電灯を駆動する駆動手段で
あって、駆動状態が可変に構成され駆動状態に応じて高
圧放電灯への給電量を設定自在な駆動手段と、該駆動手
段を制御して前記駆動状態を切り替え前記高圧放電灯を
点灯作動せしめる点灯制御手段とを具備し、前記高圧放
電灯であるメタルハライドランプの駆動に用いられる放
電灯駆動装置において、前記点灯制御手段を、前記高圧
放電灯が安定点灯期に移行する前の立ち上がり期間に
は、前記駆動状態を、前記立ち上がり期間後に前記高圧
放電灯に供給される電流よりも大きな電流を与える駆動
状態に設定する構成とする。
【0009】メタルハライドランプは安定点灯に移行す
る前に安定点灯期よりもインピーダンスが低い立ち上が
り期間があり、本発明では、立ち上がり期間に、安定点
灯期に高圧放電灯に供給される電流値よりも大きな電流
を与えることになる。この立ち上がり期間の長さは期間
中の高圧放電灯への供給電力が大きいほど短くなる。圧
電トランスは定電流源として機能することから、従来の
ように、立ち上がり期間よりもインピーダンスが高い安
定点灯期間に合わせて供給電流を与えると、安定点灯す
るまでは低電力で推移することとなり安定点灯に到達す
るのが遅れる。これに対して本発明では、立ち上がり期
間に高圧放電灯に短時間で十分な電力量が供給されるか
ら立ち上がり期間が短縮され、速やかに安定点灯期に移
行せしめることができる。
【0010】請求項2記載の発明では、請求項1の発明
の構成において、前記点灯制御手段を、前記高圧放電灯
のインピーダンスを検出するインピーダンス検出手段
と、検出された前記インピーダンスが予め設定した所定
値を越えると、越えた時点を前記立ち上がり期間の終期
と判じ、前記駆動状態を前記立ち上がり期間の駆動状態
から前記安定点灯期の駆動状態に切り替える駆動状態切
り替え手段とを具備する構成とする。
【0011】高圧放電灯のインピーダンスを直接検出す
るので、高圧放電灯の状態、例えばコールドスタートで
あると否とに関わらず、また、高圧放電灯間ばらつきに
よらず、立ち上がり期間を脱して安定点灯期に移行した
ことが正確に知られる。
【0012】請求項3記載の発明では、請求項1または
2の発明の構成において、前記点灯制御手段を、前記立
ち上がり期間の前期における前記高圧放電灯への供給電
流が前記立ち上がり期間の後期における供給電流よりも
小さくなるように前記駆動状態を設定する構成とする。
【0013】点灯開始直後におけるメタルハライドラン
プのインピーダンスは、点灯開始直後にある程度低下す
ると、そこからは比較的緩やかに低下する傾向を示す。
したがって、立ち上がり期間の初期にはインピーダンス
が相対的に高い期間がある。立ち上がり期間前期の高圧
放電灯への供給電流を立ち上がり期間後期よりも小さく
することで、過剰な電力印加で高圧放電灯に過度の負担
が生じないようにすることができる。
【0014】請求項4記載の発明では、請求項3の発明
の構成において、前記点灯制御手段を、前記高圧放電灯
のインピーダンスを検出するインピーダンス検出手段
と、検出されたインピーダンスが予め設定した所定値を
下回ると、下回った時点を前記立ち上がり期間前期と前
記立ち上がり期間後期とを画する時期と判じ、前記駆動
状態を前記立ち上がり期間前期の駆動状態から前記立ち
上がり期間後期の駆動状態に切り替える駆動状態切り替
え手段とを具備する構成とする。
【0015】高圧放電灯のインピーダンスを直接検出す
るので、高圧放電灯の状態、例えばコールドスタートで
あると否とに関わらず、また、高圧放電灯間ばらつきに
よらず、前記立ち上がり期間前期の駆動状態から前記立
ち上がり期間後期の駆動状態に切り替える適正な時期を
知ることができ、短時間で、かつ高圧放電灯に負担をか
けることなく、安定点灯期に移行することができる。
【0016】請求項5記載の発明では、請求項1または
2の発明の構成において、前記点灯制御手段を、前記立
ち上がり期間には、前記高圧放電灯に供給される電力
が、前記立ち上がり期間後に前記高圧放電灯に供給され
る電力に向かって漸次、減少するように前記駆動状態を
設定する構成とする。
【0017】メタルハライドランプは立ち上がり期間に
おいて単位供給電力当たりの全光束が時間とともに増大
する。高圧放電灯に供給される電力を、前記立ち上がり
期間後に前記高圧放電灯に供給される電力に向かって漸
次、減少するように供給せしめることで、立ち上がり期
間における全光束の変化が滑らかになる。
【0018】請求項6記載の発明では、請求項1ないし
5の発明の構成において、前記駆動手段を、前記駆動状
態として駆動周波数が可変である構成とする。
【0019】駆動周波数を変化させると、点灯状態を維
持したまま高圧放電灯への供給電力を大きく変えること
ができる。所期の供給電力を得るのが容易で、調光範囲
を広くとることができる。
【0020】請求項7記載の発明では、請求項6の発明
の構成において、前記点灯制御手段を、所定範囲内で変
化する調光信号を入力として前記安定点灯期における前
記駆動周波数を所定範囲で設定し、前記高圧放電灯の輝
度を調整する構成とする。
【0021】高圧放電灯の印加電圧は供給電流が減少し
ても大きくは低下せず、点灯を維持する電流範囲は広
い。したがって、圧電トランスの単頭形の周波数特性を
利用して駆動周波数を変化させることで高圧放電灯への
供給電力を広範囲で調整できる。
【0022】請求項8記載の発明では、請求項6または
7の発明の構成において、前記駆動周波数を前記圧電ト
ランスの共振周波数よりも高い側で設定する。
【0023】圧電トランスから高圧放電灯への印加電圧
および印加電力の駆動周波数に対する特性は単頭形のプ
ロファイルを示すが、印加電圧等がピークとなる周波数
に対して高周波数側の方が低周波数側よりもゆるやかな
曲線となるから、駆動周波数の誤差や変動に対して安定
的に所期の印加電圧等を得ることができる。
【0024】請求項9記載の発明では、請求項1ないし
5の発明の構成において、前記駆動手段を、前記駆動状
態として駆動電圧が可変である構成とする。
【0025】駆動電圧は駆動手段の増幅率等で容易に制
御可能であり、構成を簡単にできる。
【0026】
【発明の実施の形態】(第1実施形態)図1に本発明の
第1実施形態になる放電灯駆動装置の構成を示す。放電
灯駆動装置1により駆動される高圧放電灯5にはメタル
ハライドランプが用いられる。放電灯駆動装置1は可変
周波数発振回路21と、可変周波数発振回路21ととも
に駆動手段2を構成する駆動回路22を備え、圧電トラ
ンス3に出力する交流電力を発生する。可変周波数発振
回路21は電圧制御発振器が用いられ、周波数切り替え
手段である切り替え回路41からの電圧信号により発振
周波数が設定される。駆動回路22は電力増幅器等で構
成され、可変周波数発振回路21の出力信号を所定振幅
の交流電力に変換する。圧電トランス3は例えば一般的
なローゼン型の構成のものが用いられ得る。
【0027】高圧放電灯5には直列に第1の検出抵抗4
3が接続され、この直列接続された高圧放電灯5および
第1の検出抵抗43に並列に第2の検出抵抗44が接続
されている。これらの検出抵抗43,44の端子間電圧
として与えられる検出信号はそれぞれ切り替え回路41
に入力している。第1の検出抵抗43からは高圧放電灯
5に供給される電流が検出され、第2の検出抵抗44か
らは高圧放電灯5への印加電圧が検出される。
【0028】切り替え回路41は、第1の検出抵抗43
により検出された供給電流から高圧放電灯5に電流が流
れているか否か、すなわち絶縁破壊が発生したか否かを
判断し、点灯開始を知る。また、第1および第2の検出
抵抗43,44はともにインピーダンス検出手段を構成
し、切り替え回路41は、検出された印加電圧を検出さ
れた供給電流により除して高圧放電灯5のインピーダン
スを求める。
【0029】切り替え回路41には、可変周波数発振回
路21の発振周波数を規定する電圧を発生する第1、第
2、第3の設定回路42a,42b,42cの出力が入
力しており、切り替え回路41は、前記検出抵抗43,
44からの検出信号に基づいていずれかの設定回路42
a〜42cからの出力電圧を可変周波数発振回路21に
出力する。第1の設定回路42aは点灯を開始せしめる
ためのものであり、第2の設定回路42bは点灯開始後
の立ち上がり期間の給電用のものであり、第3の設定回
路42cは立ち上がり期間後の安定点灯期の給電用のも
のである。切り替え回路41は、点灯開始時には可変周
波数発振回路21を第1の設定回路42aと接続してお
り、点灯開始を知ると第1の設定回路42aから第2の
設定回路42bに切り替え、高圧放電灯5の前記インピ
ーダンスが所定値を越えると、その時点を前記立ち上が
り期間の終期と判断して第2の設定回路42bから第3
の設定回路42cに切り替える。
【0030】図2に点灯開始後の高圧放電灯のインピー
ダンスの経時変化の具体例を示す。図中、本放電灯駆動
装置1の駆動対象であるメタルハライドランプとともに
冷陰極管についても併せて示している。なお、メタルハ
ライドランプの具体例はフィリップス社製D2Sバルブ
の計測値を示している(以下の説明において同じ)。冷
陰極管では、インピーダンスは点灯が開始されて短時間
のうちに低下して、即、一定するのに対して、メタルハ
ライドランプは点灯開始後、短時間のうちに低下するの
は冷陰極管と同様であるが、やや時間をおいてインピー
ダンスが上昇して点灯が安定する。具体例では10Ωか
ら100Ω程度まで上昇する。前記インピーダンスの所
定値はかかるメタルハライドランプのインピーダンスの
増加を検出し得る値に設定する。
【0031】第1、第2、第3の設定回路42a〜42
cの出力電圧により規定される駆動周波数fa ,fb ,
fc について説明する。図3は駆動周波数と圧電トラン
ス3の出力電圧すなわち高圧放電灯5への印加電圧およ
び印加電力を示すもので、これら電圧および電力の曲線
は単頭形のプロファイルを示す。圧電トランス3の負荷
インピーダンスが高いほどすなわち高圧放電灯5のイン
ピーダンスが高いほど、ピーク部が高周波数側にずれる
とともにピーク値は高くなる。高圧放電灯5のインピー
ダンスが最も高い値Aをとる時すなわち高圧放電灯5が
非放電状態の時には、電圧曲線は最も高周波数側にあ
る。そして、高圧放電灯5は、点灯を開始するとインピ
ーダンスが点灯開始時よりも低下するから、電力曲線は
ピーク部が低周波数側にずれる。そして、立ち上がり期
間を経て安定点灯期に入ると、インピーダンスが上昇
し、電力曲線はピーク部がやや高周波数側に戻る。図中
には、高圧放電灯5のインピーダンスが立ち上がり期間
における代表値Bのときの電力曲線、安定点灯期におけ
るインピーダンスCのときの電力曲線を示している。駆
動周波数fa ,fb ,fc は、実際の圧電トランス3お
よびメタルハライドランプ5についての前記電圧曲線お
よび電力曲線を予め実験等で得ておき、得られた電圧曲
線および電力曲線に基づいて、要求される電圧値および
電力値が得られるように設定する。
【0032】第1の設定回路42aは、固定された定電
圧を出力する構成となっており、例えばバッテリ電圧を
分割して出力する回路が用いられる。この場合、出力電
圧の高精度化のためにツェナーダイオードや温度補償抵
抗等を用い得るのは勿論である。駆動周波数fa は、前
記インピーダンスAをとる時の電圧曲線に基づいて、圧
電トランス3の出力電圧が絶縁破壊可能な最低電圧(始
動電圧)を越えるように与える。前記インピーダンスA
は具体例では15MΩであり、始動電圧は13kVpp
ある。
【0033】なお、駆動周波数fa を、電圧がピーク値
をとる共振周波数よりも高周波数側に設定しているが、
これは次の理由による。前掲図3はピーク部をはさみ対
称に描いているが実際にはピーク部をはさみ低周波数側
では急峻で高周波数側では緩やかな曲線となる。したが
って、駆動周波数fa を共振周波数よりも高周波数側に
設定することで、設定回路の出力電圧が多少変動しても
安定的に圧電トランス3の出力電圧を始動電圧以上にす
ることができる。
【0034】第2の設定回路42bも、固定された定電
圧を出力する構成となっており、第1の設定回路と同様
にバッテリ電圧を分割して出力する回路が用いられる。
駆動周波数fb は次のように設定する。図4に点灯開始
後の供給電流値が異なる場合の圧電トランス3の出力電
力の経時変化を示す。圧電トランス3は定電流電源とし
て機能するので、高圧放電灯5のインピーダンスが上昇
すると圧電トランス3の出力電力が増大する(立ち上が
り期間の終了)。ここで、立ち上がり期間における電流
値を多くすると速やかに安定点灯期に移行することが分
かる。したがって、駆動周波数fb は、これにより規定
される供給電流が、後述する第3の設定回路42cによ
り調整される安定点灯期における供給電流の最大値より
も大きな値をとるように設定する。これにより、高圧放
電灯5を速やかに安定点灯せしめることができる。
【0035】この安定点灯までの時間と印加電力の関係
を表したのが図5である。高圧放電灯5への印加電力が
大きいほど、すなわち供給電流が大きいほど安定点灯時
間は短くなるが、高圧放電灯5に過度の負担をかけない
上限値を考慮して立ち上がり期間の電力値を求め、駆動
周波数fb は、前記インピーダンスBをとる時の電圧曲
線に基づいて、前記電力値が得られるように与える。な
お、具体例では、インピーダンスBを15Ωとして、例
えば安定点灯時間が4秒以下となるように供給電力を6
5W〜70Wとする。この供給電力65W〜70Wは、
高圧放電灯5が故障のおそれがある75Wよりも余裕が
あり、望ましい。
【0036】なお、駆動周波数fb も、印加電力のピー
ク部に対して高周波数側に設定することで安定的に一定
した印加電力が得られる。
【0037】第3の設定回路は第1、第2の検出抵抗4
3,44の検出信号および調光信号を入力として構成さ
れる。調光信号は例えば使用者により操作される輝度調
整スイッチの強弱の設定に対応する信号である。第3の
設定回路42cは出力電圧が可変に構成されている。例
えばD/A変換器等を用いて出力電圧が可変となってい
る。また、第3の設定回路42cは、第1の検出抵抗4
3により検出された供給電流に、第2の検出抵抗44に
より検出された印加電圧を乗じることで高圧放電灯5へ
の印加電力を求めるようになっており、この印加電力
が、前記調光信号に応じたものとなるように駆動周波数
fc を増減し印加電力を調整する。
【0038】駆動周波数fc は、前記インピーダンスC
をとる時の電力曲線に基づいて与える。前記駆動周波数
fc もピーク部に対して高周波数側に設定することで安
定的に一定した供給電力が得られるようにすることがで
きる。
【0039】ここで、駆動周波数により印加電力を制御
して輝度を調整するので次の効果がある。これを図6、
図7により説明する。図6は本放電灯駆動装置1の駆動
周波数を変えた時の駆動周波数と出力電力との関係を示
し、図7は駆動周波数は一定で圧電トランスへの駆動電
圧の振幅を変えた時の高圧放電灯への入力電圧と出力電
力との関係を示している。駆動電圧の振幅を変える調光
制御では、出力電力が15Wまで下がるとそれ以上は点
灯を持続できずに消灯し、ダイナミックレンジが35W
〜15Wしかない。これに対して本放電灯駆動装置1に
よれば、駆動周波数を上げていくと略出力電力が0近傍
に達するまでスムーズに低下し、ダイナミックレンジが
75W〜0.7Wと広い。これは、圧電トランスが駆動
周波数と負荷インピーダンスに応じて出力電流が変化す
る一種の電流源であること、および高圧放電灯5は供給
電流が低下するとインピーダンスが増加する性質がある
ことから、駆動周波数の掃引により圧電トランス3への
入力電圧の振幅の変化を伴わずに供給電流を減らすこと
によっては、高圧放電灯5の印加電圧が大きく減じられ
ず、高圧放電灯5が放電状態を保ち得る印加電圧に維持
することが可能であるためと認められる。
【0040】このように、本高圧放電灯駆動装置1で
は、上記のごとく、安定点灯するまでのインピーダンス
が低い始動期間において安定点灯後の印加電力に匹敵す
る電力が高圧放電灯5に印加されるように駆動周波数を
設定しているので、高圧放電灯5に短時間で十分な電力
量が供給されて速やかに安定点灯に移行する。
【0041】なお、第2の設定回路42bから第3の設
定回路42cへの切り替え時期の検出すなわち始動期間
の終期の検出は、2つの検出抵抗43,44により高圧
放電灯5のインピーダンスを求めて行い、高圧放電灯の
状態、例えばコールドスタートであると否とに関わら
ず、また、高圧放電灯間ばらつきによらず、立ち上がり
期間を脱して安定点灯期に移行したことが正確に知られ
るようにしているが、実質的に高圧放電灯5のインピー
ダンスの変化が知られるものであればよい。例えば、高
圧放電灯5のインピーダンスの上昇に応じた高圧放電灯
5の印加電圧の変化に基づいて行ってもよいし、さらに
構成を簡略化するには、切り替え回路において、点灯開
始後の経過時間をカウントして点灯開始から所定時間が
経過した時点を立ち上がり期間の終期と判じるのもよ
い。
【0042】また、第3の設定回路42cは検出された
高圧放電灯5への印加電力と調光信号に応じて可変周波
数発振回路21への出力電圧を調整する構成となってい
るが、要求される輝度の安定性によっては調光信号にの
み応じて電圧を設定する構成でもよく、調光信号が高い
輝度を要求するほど第3の設定回路の出力電圧により規
定される駆動周波数が高圧放電灯への高い供給電力値を
与えるようにする。また、輝度が一定でよければ第3の
設定回路は他の設定回路のごとく出力電圧が固定の構成
でもよい。
【0043】(第2実施形態)図8に本発明の第2の実
施形態になる放電灯駆動装置の構成を示す。本放電灯駆
動装置1Aは、図1の構成において第4の設定回路42
dを設けるとともに、切り替え回路41Aの構成を別の
構成に代えたものである。図中、第1実施形態と同じ番
号を付した部分は第1実施形態と同じ作動をするので第
1実施形態との相違点を中心に説明する。
【0044】第1〜第4の設定回路42a〜42dおよ
び検出抵抗43,44とともに点灯制御手段4Aを構成
する切り替え回路41Aは、基本的な構成は第1実施形
態のものと同じで、点灯開始時には可変周波数発振回路
21を第1の設定回路42aと接続し、点灯開始を知る
と、第1の設定回路42aから第2の設定回路42bに
切り替えるに先立ち、先ず第1の設定回路42aから第
4の設定回路42dに切り替え、前記インピーダンスが
所定値を越えると第4の設定回路42dから前記第2の
設定回路42bに切り替えるようになっている。このよ
うに、立ち上がり期間における駆動周波数が、立ち上が
り期間の前期には第4の設定回路42dによる駆動周波
数に設定され、立ち上がり期間の後期には第2の設定回
路42bによる駆動周波数に設定される。なお、第4の
設定回路42dから第2の設定回路42bへの切り替え
時期を判じるためのインピーダンスの所定値は、例えば
第2の設定回路42bから第3の設定回路42cへの切
り替え時期を判じる所定値と同じ値とすることもでき
る。
【0045】第4の設定回路42dにより設定される駆
動周波数fd について説明する。図9は点灯開始直後の
高圧放電灯5のインピーダンス変化を示すもので、点灯
開始後、前記のごとくインピーダンスは低い値(前記
B)まで低下するが、その様子を詳細にみると、インピ
ーダンスは一気に最低値よりもやや高い値まで低下した
ところで低下速度が鈍り、漸次、前記最低値に向けて低
下する。すなわち、最低値に落ちつくまでに、安定点灯
期のインピーダンス値に近いインピーダンスの期間が比
較的長く続くことになる。具体例では、インピーダンス
は一気に100Ω程度まで低下し、そこから100ms
程度かけて漸次10Ω程度まで低下する。
【0046】図10は前掲図3に、この立ち上がり期間
の初期におけるインピーダンスの代表値D(具体例では
例えば100Ω)の時の電力曲線を加えたものである。
立ち上がり期間前期においては前記のごとく高圧放電灯
5のインピーダンスDはやや高く、電力曲線は、インピ
ーダンスC時よりもピーク値が大きく、かつ、ピーク部
がやや高周波数側にシフトしている。このため、高圧放
電灯5のインピーダンスがやや高めに推移する時間によ
っては、第2の設定回路42bで規定される駆動周波数
fb では供給電力が過剰となり高圧放電灯5に負担がか
かるおそれがある。そこで、駆動周波数fd は、高圧放
電灯5のインピーダンスがやや高めに推移する始動期間
前期に、過剰な電力が高圧放電灯5に印加されないよう
に設定する。例えば高圧放電灯5のインピーダンスDが
100Ωとしたとき印加電力が65W程度となるように
設定する。
【0047】本実施形態によれば、立ち上がり期間前期
において電流値が抑えられて過剰な電力が印加されるの
が回避され、高圧放電灯に負担をかけることなく短時間
で高圧放電灯5に十分な電力量を供給することができ
る。
【0048】なお、第4の設定回路42dから第2の設
定回路42bへの切り替えはインピーンダンスを検出す
ることで行っているが、点灯開始後の経過時間をカウン
トして予め設定した所定時間の経過時点で第2の設定回
路42bへ切り替えるのもよい。ここで、前記所定時間
は実験により高圧放電灯5のインピーダンスが略最低値
まで低下するのに要する時間を求めておき、この時間に
基づいて設定すればよい。具体例では100msで10
Ω程度に低下するので100ms程度に設定することが
できる。
【0049】(第3実施形態)図11に本発明の第3の
実施形態になる放電灯駆動装置の構成を示す。本放電灯
駆動装置1Bは、図1の構成において第2の設定回路4
2bに代えて第2の設定回路(A)42e、第2の設定
回路(B)42fを設けるとともに、切り替え回路41
Bの構成を別の構成に代えて、点灯制御手段4Bを構成
したものである。図中、第1実施形態と同じ番号を付し
た部分は第1実施形態と同じ作動をするので第1実施形
態との相違点を中心に説明する。
【0050】切り替え回路41Bは、検出抵抗43,4
4による検出電流および検出電圧を入力として構成され
ており、検出電流および検出電圧から得られる高圧放電
灯5のインピーダンスに基づいて、可変周波数発振回路
21の発振周波数を規定する電圧を、第1の設定回路4
2a、第2の設定回路(A)42e、第2の設定回路
(B)42f、第3の設定回路42cの出力電圧の中か
ら選択し切り替える。すなわち、点灯開始後、第1の設
定回路42aから第2の設定回路(A)42eに切り替
えられる。そして漸増するインピーダンスが予め設定し
た所定値に達すると、第2設定回路(A)42eから第
2設定回路(B)42fに切り替える。次いで、インピ
ーダンスが安定点灯期のインピーダンスCに達すると第
3設定回路42cに切り替える。第2設定回路(A)4
2eから第2設定回路(B)42fに切り替えるインピ
ーダンスは、前記インピーダンスCよりも低い値に設定
される。
【0051】第2設定回路(A)42eの出力電圧で規
定される駆動周波数は高圧放電灯5への印加電力が65
W程度になるように設定し、第2設定回路(B)42f
の出力電圧で規定される駆動周波数は前記印加電力が5
0W程度になるように設定する。
【0052】これにより、立ち上がり期間中に高圧放電
灯5への印加電力が、安定点灯期における印加電力35
Wに向かって段階的に減少することになる。
【0053】これにより次の効果を奏する。発明者らが
立ち上がり期間におけるメタルハライドランプの挙動に
ついて鋭意実験研究を重ねたところ、単位印加電力当た
りの全光束が時間とともに増大した後、緩やかに低下し
安定するという知見を得た。例えば、立ち上がり期間中
における高圧放電灯5への供給電力が一定に推移する
と、高圧放電灯5の全光束が大きく増大し、これを見る
者に眩惑感を与える場合あることが認められた。本実施
形態では、立ち上がり期間における高圧放電灯5への供
給電力が安定点灯期の印加電力に向かって漸減するの
で、全光束の増大が緩和され、眩惑感を防止することが
できる。
【0054】なお、第2設定回路(A)42eから第2
設定回路(B)42fに切り替えるインピーダンスの値
や、第2設定回路(A)42e、第2設定回路(B)4
2fのそれぞれの出力電圧によって、立ち上がり期間中
の高圧放電灯5への印加電力の漸減パターンが異なり、
眩惑感の防止効果も異なる。したがって、前記インピー
ダンスの値や出力電圧は予め実験的に適正値を求めてお
くのがよい。
【0055】なお、本実施形態では立ち上がり期間中に
おける高圧放電灯5への印加電力を2段階に変化するよ
うにしたが、第2の設定回路を増設し、切り替え回路
を、高圧放電灯5のインピーダンスが漸増して複数の所
定値を順次、越えていくごとに第2の設定回路を切り替
えていくようにしてもよい。この場合、高圧放電灯5へ
の印加電力が、安定点灯期における供給電力に向かって
小刻みに漸減し、全光束の経時変化が滑らかなものにな
る。
【0056】(第4実施形態)図12に本発明の第4の
実施形態になる放電灯駆動装置の構成を示す。本放電灯
駆動装置1Cは、図1の構成において、切り替え回路お
よび設定回路に代えて、マイクロコンピュータ等により
構成されたECU45、D/A変換器46およびA/D
変換器47とを設けて、点灯制御手段4Cを構成したも
のである。前記各実施形態との相違点を中心に説明す
る。
【0057】D/A変換器46は可変周波数発振回路2
1に、その発振周波数を規定する電圧(以下、駆動周波
数設定電圧)を出力するもので、駆動周波数設定電圧は
ECU45からのデジタルデータ(以下、駆動周波数設
定データという)により与えられる。また、A/D変換
器47には調光信号が入力し、調光信号に応じたデジタ
ルデータ(以下、調光データという)がA/D変換器4
7からECU45に入力する。
【0058】ECU45には、検出抵抗43,44によ
る検出電流および検出電圧が入力しており、ECU45
の制御プログラム上で検出電流の大きさに基づいて高圧
放電灯5の点灯の開始を検出するとともに、点灯開始後
には高圧放電灯5のインピーダンスを演算する。そし
て、インピーダンスの値に応じて、D/A変換器46に
所定の駆動周波数設定データを出力する。
【0059】この駆動周波数設定データは、高圧放電灯
5を点灯せしめる際には、可変周波数発振回路21の発
振周波数が、高圧放電灯5に点灯可能な電圧を印加し得
る周波数fa となるように設定される。また、点灯開始
後の立ち上がり期間には、インピーダンスが大きいほど
高圧放電灯5に小さな供給電力が与えられる発振周波数
となるように設定され、高圧放電灯5のインピーダンス
が漸増するに伴って印加電力が、安定点灯期への移行時
の電力値に向かって漸減するようになっている。
【0060】具体的には、駆動周波数設定データを切り
換えるインピーダンスが数段階に予め設定されており、
ECU45のROMには、当該インピーダンスと駆動周
波数設定データとの対応関係がマップとして記憶してあ
る。そして所定周期で立ち上がるECUのメインルーチ
ンではインピーダンスの演算を行うとともに、予め設定
された前記インピーダンスのいずれかを越えたか否かを
判断し、越えると、その旨のフラグを立てる。フラグが
立つと、D/A変換器46への出力を、前記マップに基
づいて当該インピーダンスに対応する周波数設定データ
に更新する。
【0061】ここで、マップは第3実施形態と同様に、
予め全光束の急増による眩惑作用の抑制を考慮して実験
的に求めておく。
【0062】そして、立ち上がり期間の終期を規定する
インピーダンスに達し、高圧放電灯5に、安定点灯期へ
の移行時の所定電力が印加されるようになると、以後
は、A/D変換器47からの調光データに基づいて駆動
周波数設定データが調整される。駆動周波数設定データ
は、検出電流と検出電圧とを乗じて得た検出電力が調光
データしたがって調光信号に応じた目標電力になるよう
に設定される。
【0063】本実施形態によれば、立ち上がり期間にお
ける全光束の変化がより滑らかになる。なお、この滑ら
かさは、駆動周波数設定データを更新するインピーダン
スの段階数やD/A変換器46の解像度に依存するが、
D/A変換器46の解像度については4ビット程度のも
のでも十分である。
【0064】なお、所定の制御周期で制御プログラムが
起動するごとに、そのときのインピーダンスに応じた駆
動周波数設定データに更新するのもよい。
【0065】なお、本実施形態では、第3実施形態のご
とく立ち上がり期間における高圧放電灯5への印加電力
が漸減するようにしているが、第2実施形態のごとく、
立ち上がり期間前期における高圧放電灯5への供給電流
が立ち上がり期間後期よりも低くなるように、駆動周波
数設定データを設定して、立ち上がり期間前期において
高圧放電灯5への印加電力が過大にならないようにする
のもよい。具体的には、点灯開始後、演算したインピー
ダンスが予め設定したインピーダンス値(第2実施形態
のデータでいえば10Ω程度)まで低下するまでは前記
マップによらずに、駆動周波数設定データを設定すれば
よい。
【0066】また、簡単に、インピーダンスが前記予め
設定したインピーダンス値まで低下した後の駆動周波数
設定データをも一定にして、インピーダンスが前記予め
設定したインピーダンス値まで低下する前後で駆動周波
数設定データが二段階に変化するようにしてもよく、こ
の場合は、前記眩惑防止効果を得られないが、第2実施
形態と実質的に等価な構成となる。また、立ち上がり期
間中の駆動周波数設定データを一定とすれば第1実施形
態と実質的に等価な構成となる。
【0067】(第5実施形態)図13に本発明の第5の
実施形態になる放電灯駆動装置の構成を示す。図中、第
1実施形態と同じ作動をする部分については第1実施形
態と同じ番号を付して第1実施形態との相違点を中心に
説明する。本放電灯駆動装置1Dは、発振周波数が固定
の発振回路21Aの出力が、発振回路21Aとともに駆
動手段2Aを構成する駆動回路22Aに入力する。駆動
回路22Aは増幅器を中心に構成され、出力が圧電トラ
ンス3に入力する。
【0068】駆動回路22Aは増幅率が切り替え自在に
構成されて、高圧放電灯5への駆動電圧が可変としてあ
る。増幅率は駆動回路22Aに入力する増幅率設定信号
の大きさに応じて設定される。増幅率設定信号は、第1
の設定回路42g、第2の設定回路42h、第3の設定
回路42iの出力電圧として与えられ、切り替え回路4
1Dが、設定回路42g〜42iのいずれかを選択して
駆動回路22Aと接続する。
【0069】設定回路42g,42iは出力電圧値が固
定で、設定回路42gにより設定される増幅率は、高圧
放電灯5に絶縁破壊可能な電圧が印加し得る増幅率であ
り、設定回路42hにより設定される増幅率は、安定点
灯期に移行する時の供給電流よりも大きな電流が高圧放
電灯5に流し得る増幅率である。設定回路42iは、調
光信号とともに、検出抵抗43,44による検出電流お
よび検出電圧を入力として構成され、検出電流と検出電
圧とを乗じて得た印加電力が調光信号により規定される
目標電力になるように、出力電圧を制御する。
【0070】また、切り替え回路41Dは前記検出電流
および検出電圧を入力として構成され、第1実施形態の
切り替え回路と同様に、点灯開始および立ち上がり期間
の終期を判断して、点灯開始時に第1の設定回路42g
から第2の設定回路42hに、立ち上がり期間の終期に
第2の設定回路42hから第2の設定回路42iに切り
替える。切り替え回路41D、設定回路42g〜42
i、検出抵抗43,44により点灯制御手段4Dを構成
する。
【0071】なお、高圧放電灯5の駆動電圧の設定範囲
は点灯開始後には図7に示したように点灯可能な電圧値
の範囲を考慮して設定するのは勿論である。
【0072】これにより、第1実施形態と同様に、立ち
上がり期間内に十分な電力量が高圧放電灯に供給され
て、高圧放電灯が早期に立ち上がる。
【0073】(第6実施形態)図14に本発明の第6の
実施形態になる放電灯駆動装置の構成を示す。図中、第
1実施形態と同じ作動をする部分については第1実施形
態と同じ番号を付して第1実施形態との相違点を中心に
説明する。
【0074】本放電灯駆動装置1Eは、可変周波数発振
回路21とともに駆動手段2Bを構成する駆動回路22
Aが、第5実施形態の駆動回路と同様に増幅率設定信号
により駆動電圧が可変に構成されている。
【0075】また、駆動周波数を切り替える切り替え回
路(以下、切り替え回路を駆動周波数切り替え回路とい
う)41とともに、別の切り替え回路41aが設けられ
て、点灯制御手段4Eが構成されている。別の切り替え
回路41aは、駆動周波数切り替え回路41と同様に、
検出抵抗43,44による検出電流および検出電圧を入
力として構成され、立ち上がり期間における高圧放電灯
5のインピーダンスを演算して、インピーダンスに応じ
て増幅率設定信号したがって高圧放電灯5の駆動電圧を
設定する。ここで、前記第3実施形態のように、高圧放
電灯5への印加電力が安定期の印加電力に向かって漸減
するように駆動回路22Aの増幅率が与えられるように
設定する(以下、別の切り替え回路を駆動電圧切り替え
回路という)。
【0076】また、安定期間に入ると、第3実施形態と
同様に増幅率は調光信号に応じた値に設定される。
【0077】このように、高圧放電灯5の駆動周波数と
駆動電圧とのいずれをも可変に構成して、駆動周波数と
駆動電圧との組み合わせて高圧放電灯5への供給電流を
制御するのもよい。なお、立ち上がり期間中の全光束の
変化を滑らかにすることに駆動電圧の変化を用いている
が、立ち上がり期間への切り替えや、安定点灯期間への
切り替えを駆動電圧を不連続に変えることで行ってもよ
い。
【0078】なお、本実施形態は第4実施形態のごとく
切り替え回路41,41a等の要部をマイクロコンピュ
ータを中心に構成してもよい。
【0079】なお、前記各実施形態は単一の圧電トラン
ス3により高圧放電灯5に給電する構成としているが、
図15に示すように、複数(図例では2)の圧電トラン
ス3a,3bを並列に接続して複数の圧電トランス3
a,3bにより高圧放電灯5に給電する構成としてもよ
い。図例の放電灯駆動装置1Fは第1実施形態の構成に
おいて圧電トランスを複数にしているが、他の実施形態
の構成においても適用できるのは勿論である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の放電灯駆動装置を示す構成図である。
【図2】前記放電灯駆動装置の作動を説明する高圧放電
灯のインピーダンスの経時変化を示すグラフである。
【図3】前記放電灯駆動装置の作動を説明する圧電トラ
ンスの周波数特性を示すグラフである。
【図4】前記放電灯駆動装置の作動を説明する圧電トラ
ンスの出力電力の経時変化を示すグラフである。
【図5】前記放電灯駆動装置の作動を説明する高圧放電
灯への印加電力と安定点灯時間の関係を示すグラフであ
る。
【図6】前記放電灯駆動装置の作動を説明する高圧放電
灯の駆動周波数と出力電力の関係を示すグラフである。
【図7】前記放電灯駆動装置の調光制御と比較する従来
の調光制御を説明する高圧放電灯の入力電圧と出力電力
の関係を示すグラフである。
【図8】本発明の第2の放電灯駆動装置を示す構成図で
ある。
【図9】前記放電灯駆動装置の作動を説明する高圧放電
灯のインピーダンスの経時変化を示すグラフである。
【図10】前記放電灯駆動装置の作動を説明する圧電ト
ランスの周波数特性を示すグラフである。
【図11】本発明の第3の放電灯駆動装置を示す構成図
である。
【図12】本発明の第4の放電灯駆動装置を示す構成図
である。
【図13】本発明の第5の放電灯駆動装置を示す構成図
である。
【図14】本発明の第6の放電灯駆動装置を示す構成図
である。
【図15】本発明の放電灯駆動装置の変形例を示す構成
図である。
【図16】従来の放電灯駆動装置の構成図である。
【符号の説明】
1,1A,1B,1C,1D,1E,1F 放電灯駆動
装置 2,2A 駆動手段 21 可変周波数発振回路 21A 発振回路 22,22A 駆動回路 3,3a,3b 圧電トランス 4,4A,4B,4C,4D,4E 点灯制御手段 41,41A,41B,41D,41a 切り替え回路
(駆動状態切り替え手段) 42a 第1の設定回路 42b 第2の設定回路 42c 第3の設定回路 42d 第4の設定回路 42e 第2の設定回路(A) 42f 第2の設定回路(B) 42g 第1の設定回路 42h 第2の設定回路 42i 第3の設定回路 43 検出抵抗(インピーダンス検出手段) 44 検出抵抗(インピーダンス検出手段) 5 高圧放電灯
フロントページの続き Fターム(参考) 3K072 AA13 BC07 CA16 DD03 DE02 HA03 HA06 HB06 3K098 CC41 DD35 EE13 EE14 EE35 EE37 FF04 FF14

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 高圧放電灯と接続される圧電トランス
    と、前記圧電トランスを介して前記高圧放電灯を駆動す
    る駆動手段であって、駆動状態が可変に構成され駆動状
    態に応じて高圧放電灯への給電量を設定自在な駆動手段
    と、該駆動手段を制御して前記駆動状態を切り替え前記
    高圧放電灯を点灯作動せしめる点灯制御手段とを具備
    し、前記高圧放電灯であるメタルハライドランプの駆動
    に用いられる放電灯駆動装置において、 前記点灯制御手段を、前記高圧放電灯が安定点灯期に移
    行する前の立ち上がり期間には、前記駆動状態を、前記
    立ち上がり期間後に前記高圧放電灯に供給される電流よ
    りも大きな電流を与える駆動状態に設定する構成とした
    ことを特徴とする放電灯駆動装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の放電灯駆動装置におい
    て、前記点灯制御手段を、 前記高圧放電灯のインピーダンスを検出するインピーダ
    ンス検出手段と、 検出された前記インピーダンスが予め設定した所定値を
    越えると、越えた時点を前記立ち上がり期間の終期と判
    じ、前記駆動状態を前記立ち上がり期間の駆動状態から
    前記安定点灯期の駆動状態に切り替える駆動状態切り替
    え手段とを具備する構成とした放電灯駆動装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または2いずれか記載の放電灯
    駆動装置において、前記点灯制御手段を、前記立ち上が
    り期間の前期における前記高圧放電灯への供給電流が前
    記立ち上がり期間の後期における供給電流よりも小さく
    なるように前記駆動状態を設定する構成とした放電灯駆
    動装置。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の放電灯駆動装置におい
    て、前記点灯制御手段を、 前記高圧放電灯のインピーダンスを検出するインピーダ
    ンス検出手段と、 検出されたインピーダンスが予め設定した所定値を下回
    ると、下回った時点を前記立ち上がり期間前期と前記立
    ち上がり期間後期とを画する時期と判じ、前記駆動状態
    を前記立ち上がり期間前期の駆動状態から前記立ち上が
    り期間後期の駆動状態に切り替える駆動状態切り替え手
    段とを具備する構成とした放電灯駆動装置。
  5. 【請求項5】 請求項1または2いずれか記載の放電灯
    駆動装置において、前記点灯制御手段を、前記立ち上が
    り期間には、前記高圧放電灯に供給される電力が、前記
    立ち上がり期間後に前記高圧放電灯に供給される電力に
    向かって漸次、減少するように前記駆動状態を設定する
    構成としたことを特徴とする放電灯駆動装置。
  6. 【請求項6】 請求項1ないし5いずれか記載の放電灯
    駆動装置において、前記駆動手段を、前記駆動状態とし
    て駆動周波数が可変である構成とした放電灯駆動装置。
  7. 【請求項7】 請求項6記載の放電灯駆動装置におい
    て、前記点灯制御手段を、 所定範囲内で変化する調光信号を入力として前記安定点
    灯期における前記駆動周波数を所定範囲で設定し、前記
    高圧放電灯の輝度を調整する構成とした放電灯駆動装
    置。
  8. 【請求項8】 請求項6または7いずれか記載の放電灯
    駆動装置において、前記駆動周波数を前記圧電トランス
    の共振周波数よりも高い側で設定する放電灯駆動装置。
  9. 【請求項9】 請求項1ないし5いずれか記載の放電灯
    駆動装置において、前記駆動手段を、前記駆動状態とし
    て駆動電圧が可変である構成とした放電灯駆動装置。
JP2001074389A 2000-06-08 2001-03-15 放電灯駆動装置 Withdrawn JP2002063993A (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001074389A JP2002063993A (ja) 2000-06-08 2001-03-15 放電灯駆動装置
FR0107307A FR2810190A1 (fr) 2000-06-08 2001-06-05 Dispositif d'excitation d'une lampe a decharge
DE10127783A DE10127783A1 (de) 2000-06-08 2001-06-07 Endladungslampenansteuergerät
US09/874,957 US6531830B2 (en) 2000-06-08 2001-06-07 Discharge-lamp drive apparatus

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000-171967 2000-06-08
JP2000171967 2000-06-08
JP2001074389A JP2002063993A (ja) 2000-06-08 2001-03-15 放電灯駆動装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002063993A true JP2002063993A (ja) 2002-02-28

Family

ID=26593548

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001074389A Withdrawn JP2002063993A (ja) 2000-06-08 2001-03-15 放電灯駆動装置

Country Status (4)

Country Link
US (1) US6531830B2 (ja)
JP (1) JP2002063993A (ja)
DE (1) DE10127783A1 (ja)
FR (1) FR2810190A1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007005022A (ja) * 2005-06-21 2007-01-11 Mitsubishi Electric Corp 放電灯点灯装置

Families Citing this family (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3950598B2 (ja) * 1999-10-28 2007-08-01 日本電気株式会社 冷陰極管光源を有するスキャナ
JP4247868B2 (ja) * 2001-09-25 2009-04-02 Tdk株式会社 放電灯点灯装置及び放電灯装置
US7034800B2 (en) * 2001-11-14 2006-04-25 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Driving circuit and driving method for piezoelectric transformer, backlight apparatus, liquid crystal display apparatus, liquid crystal monitor, and liquid crystal TV
US20030169291A1 (en) * 2002-03-05 2003-09-11 Kenji Nakata Desktop conference method and desktop conference system for performance of semiconductor device process or semiconductor manufacturing apparatus utilizing communication lines
KR100900463B1 (ko) * 2002-12-06 2009-06-02 삼성전자주식회사 전원공급장치 및 이를 이용한 액정표시장치
US20060097651A1 (en) * 2002-12-20 2006-05-11 Winston Couwenberg Supply apparatus for high pressure lamps
WO2004057930A1 (en) * 2002-12-20 2004-07-08 Koninklijke Philips Electronics N.V. Apparatus for igniting a high pressure gas discharge lamp
TWI254267B (en) * 2003-11-17 2006-05-01 Hon Hai Prec Ind Co Ltd Dimming control method and lighting system employing the same
TWI229573B (en) * 2003-12-10 2005-03-11 Li Shiou Ying Digital dimming control device and control method thereof
US7208879B2 (en) * 2004-05-10 2007-04-24 Harison Toshiba Lighting Corporation Lighting apparatus for discharge lamp
DE602005024317D1 (de) * 2005-04-18 2010-12-02 Freescale Semiconductor Inc Stromtreiberschaltung und verfahren zu ihrem betrieb
US7855517B2 (en) * 2005-04-18 2010-12-21 Freescale Semiconductor, Inc. Current driver circuit and method of operation therefor
US20100301702A1 (en) * 2009-05-27 2010-12-02 General Electric Company High gain miniature power supply for plasma generation

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2730506B2 (ja) * 1995-02-27 1998-03-25 日本電気株式会社 圧電トランスを用いたdc/dcコンバータ
JP2757810B2 (ja) * 1995-03-08 1998-05-25 日本電気株式会社 電源装置
JP2842526B2 (ja) * 1996-08-01 1999-01-06 日本電気株式会社 圧電トランスの駆動回路
JP3063645B2 (ja) * 1996-10-24 2000-07-12 日本電気株式会社 圧電トランスの駆動回路
JP3446993B2 (ja) * 1997-09-22 2003-09-16 松下電器産業株式会社 圧電トランス駆動回路
JP2000036395A (ja) * 1998-07-17 2000-02-02 Sony Corp 圧電インバータ回路及び圧電トランスに印加される電圧の周波数制御方法
JP2000268988A (ja) * 1999-03-18 2000-09-29 Nippon Soken Inc 放電灯駆動装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007005022A (ja) * 2005-06-21 2007-01-11 Mitsubishi Electric Corp 放電灯点灯装置

Also Published As

Publication number Publication date
US6531830B2 (en) 2003-03-11
FR2810190A1 (fr) 2001-12-14
US20020014865A1 (en) 2002-02-07
DE10127783A1 (de) 2001-12-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6864645B2 (en) Method and circuit for driving a gas discharge lamp
EP1768468A2 (en) High intensity discharge lamp lighting device and illumination apparatus
US7339329B2 (en) Dimmable ballast for an electrodeless discharge lamp
JP2002063993A (ja) 放電灯駆動装置
US8115405B2 (en) High pressure discharge lamp lighting device and luminaire using same
JPH065376A (ja) 放電灯点灯装置
WO2005053364A1 (ja) 無電極放電ランプ点灯装置および照明器具
JP2008098074A (ja) 高圧放電灯点灯装置
JP2001196196A (ja) 放電灯点灯方法及び放電灯点灯装置
JPH11262256A (ja) 電源装置及び放電灯点灯装置
JP5030021B2 (ja) 高圧放電灯点灯装置及び光源装置並びにその制御方法
GB2421645A (en) Gas discharge lamp drive circuitry
JP4178465B2 (ja) 高圧放電ランプ点灯装置および照明器具
US7626341B2 (en) Discharge lamp lighting apparatus
JP3326955B2 (ja) 放電灯点灯装置
JP6558018B2 (ja) 放電灯駆動装置、光源装置、プロジェクター、および放電灯駆動方法
JP3400472B2 (ja) 調光用放電ランプ点灯装置
JP2004288375A (ja) 高圧放電灯点灯装置
JP5712359B2 (ja) 放電灯点灯装置および放電灯点灯装置を備える照明器具
JP4605551B2 (ja) 高圧放電灯点灯装置及び高圧放電灯の点灯方法
JP2011060703A (ja) ランプ点灯装置
JPH0745378A (ja) 放電灯点灯装置
JP2010232064A (ja) 放電灯点灯装置,照明装置
JP3945715B2 (ja) 照明用点灯装置
JPH0645081A (ja) 放電灯点灯装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070509

A761 Written withdrawal of application

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761

Effective date: 20090702